JPH0321572Y2 - - Google Patents

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JPH0321572Y2
JPH0321572Y2 JP1985135061U JP13506185U JPH0321572Y2 JP H0321572 Y2 JPH0321572 Y2 JP H0321572Y2 JP 1985135061 U JP1985135061 U JP 1985135061U JP 13506185 U JP13506185 U JP 13506185U JP H0321572 Y2 JPH0321572 Y2 JP H0321572Y2
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panel
face plate
fitting groove
engaging
vertical
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JP1985135061U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、一般住宅などの洗面脱衣室ユニツ
ト、浴室ユニツト、トイレユニツトなどにおい
て、直交する壁体を構成する場合に使用する接続
パネルに関するものである。
〈従来の技術〉 住宅などの洗面脱衣室、浴室、トイレなどはユ
ニツト化が進み、これらの施工は、工場で予め作
成したユニツトを施工現場に搬送し、現場で組立
てている。そして、ユニツトの壁の隅部は、2枚
の壁パネルを直角に突き合わせ、突き合わせ部分
に適宜間隔でアングル金具などの固定金具をあて
がつてネジ等で止着している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、前記のような固定金具を用いて組立て
ていたのでは、部品点数が多く、組立に手間と時
間を要し、作業能率が極めて悪い。また、固定金
具は、壁パネル裏側で止着しなければならないの
で、隣接する部屋の壁が予め完成していると作業
ができない。従つて、前記のようなユニツトは増
築や改築には利用できない。更に、一旦組立てた
ユニツトの分解は容易でなく、壁パネルの交換は
できない。
また、2枚のパネルを直角に組み立てる技術と
して、特開昭54−124516号公報に記載の構成があ
る。
しかし、前記した公報に記載のものは隅部の外
面に中空な柱状部材が突出状に存在するので、柱
状部材の幅だけ無駄なスペースが必要なばかりで
なく、建築物の室内のユニツト用として使用する
ことができないし、組立て強度が極めて少ない。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、前記に鑑み提案されたもので、第1
板材の表面に第1面板を貼着して第1パネルを構
成し、前記第1面板の側縁部には、前記第1面板
の端縁を逆L字状に屈曲して垂直部及び縦片を形
成し、前記縦片と第1面板の側縁部との間に第1
嵌合溝を有する第1充填材を嵌着するとともに、
前記第1面板の端縁部と前記第1充填体の表面と
の間に空間部を形成して雄型係合部を構成し、ま
た、第2板材の表面に第2面板を貼着して第2パ
ネルを構成し、前記第2面板の側縁部を階段状に
屈曲して縦面部、平行部及び外側縦面部を形成
し、前記外側縦面部には、第2嵌合溝を有する第
2充填体を設けた鉤型の係合桟を接続し若しくは
一体状に設けて、第2嵌合溝を前記平行部に向け
開口させるとともに、平行部と第2充填体との間
に係合空部を形成して構成した雌型係合部を第2
パネルの側縁部に設け、前記雄型係合部と雌型係
合部とを互いに嵌合して第1嵌合溝と第2嵌合溝
とに楔体を打ち込むこと様にしたものである。
〈作用〉 前記した構成により、楔体を各パネルの嵌合溝
間に打ち込むと、対向空隙が拡大されようとし、
雄型係合部と雌型係合部とが互いに密着して、第
1パネルと第2パネルとを強固に接続することが
できる。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。本考案の接続パネルは、一側に縦方向の雄型
係合部1を有する第1パネル2、一側に縦方向の
雌型係合部3を有する第2パネル4及び雄型係合
部1と雌型係合部3との間に打ち込む楔体5とか
らなる。
前記した第1パネル2は、例えばステンレス鋼
板を屈曲成形して一端に雄型係合部1を設けたも
のである。前記雄型係合部1は、例えば第1面板
6の側縁部を裏面側に逆L字状に屈曲して、垂直
部7及び小幅の縦片8を形成し、縦片8と第1面
板6との間に、第1嵌合溝9を有する第1充填体
10を嵌着した構成である。そして、第1面板6
の上縁部を裏面側に屈曲して水平部11を設け、
該水平部11の先端を立上げて立片12を形成す
る。第1パネル2の裏面側の垂直部7及び水平部
11で囲まれる部分には、前記第1充填体10に
沿つた縦長の空間部13が構成されるように板材
14を貼着し、前記した第1嵌合溝9を前記した
板材14の端縁に向かつて開口させる。更に、前
記水平部11には、空間部13に開口する長孔1
5を開設し、該長孔15の端部を前記第1嵌合溝
9に連通させる。
尚、前記第1充填体10及び板材14としては
硬質発泡ポリウレタンなどの樹脂発泡材や発泡コ
ンクリートなどを利用することができる。
他方、雌型係合部3を一側縁に有する第2パネ
ル4は、例えばステンレス鋼板を屈曲成形したも
ので、第2面板16の側縁部を裏面側に階段状に
折曲げて内側縦面部17を介して第2面板16に
平行する平行部18を設けると共に、更に裏面側
に曲げた外側縦面部19を設ける。そして、外側
縦面部19には前記第2面板16と同じ材質から
なる鉤型の係合桟20の係合側面部21の側縁を
スポツト溶接などで接続する。係合桟20の先端
は前記平行部18に対向するように折曲げて鉤面
部22を形成し、鉤面部22の先端を平行部18
方向に曲げて爪片23を形成する。爪片23と係
合側面部21の内側には、平行部18に向いて開
口する第2嵌合溝24を有する第2充填体25を
嵌着する。従つて、第2パネル4の端部には、平
行部18と第2充填材25とに挟まれ、係合側面
部21の相対する側が開放した係合空間26を有
する雌型係合部3が形成される。また、第2面板
16の上縁部を裏面側に屈曲して水平部27を設
け、該水平部27の先端を立上げて立片28を形
成する。水平部27の端部は、前記内側縦面部1
7、平行部18、外側縦面部19に対応して階段
状に切欠いてあり、第2面板16の裏面には第2
板材29が貼着してある。
前記ような第1パネル2と第2パネル4とを用
いて直交する壁体を構成するには、先ず、一方の
パネル、例えば第2パネル4を柱や胴差しなどに
適宜手段で固定する。そして、雄型係合部1を有
する第1パネル2の縦片8を、雌型係合部3を有
する第2パネル4の係合空間26内に挿入すると
共に、第2パネル4の爪片23を第1パネル2の
空間部13内に挿入し、縦片8の外面と係合桟2
0の係合側面部21の内面とを密着させ、また爪
片23の外面と第1面板6の内面とを密着させ
る。
このようにすると、第1パネル2と第2パネル
4とが略々直交する状態になり、雄型係合部1の
第1充填材10と雌型係合部3の第2充填体25
とが対向し、対向空隙30が生じる(第3図)。
従つて、第1嵌合溝9と第2嵌合溝24とが対
向し、前記対向空隙30に第1パネル2の長孔1
5が連通する。ここで、合成樹脂などからなる楔
体5を上方より長孔15に通して第1嵌合溝9及
び第2嵌合溝24に打ち込むと、対向空隙30が
拡大されようとするが、第2パネル4が固定され
ているので、鉤面部22は動くことができず、従
つて雄型係合部1の垂直部7の外面が雌型係合部
3の平行部18の内面に押圧密着し、また、雄型
係合部1の先端部分が雌型係合部3の内側縦面部
17と係合側面部21の間に嵌合する。このた
め、第1パネル2と第2パネル4とが直交状に強
固に接続される。
前記のような接続パネルによれば、第1パネル
2の雄型係合部1と第2パネル4の雌型係合部3
とを互いに挿入し、楔体5を打ち込むだけで両パ
ネルを直交状に強固に接合できる。そして、両パ
ネルの間には隙間が生じないので、浴室の壁パネ
ルに用いるような場合にも特別な防水処理を施す
必要がない。また、楔体5を抜取れば、容易に分
解することもできるので、パネルの交換も容易で
あり、更に、板材を貼着したパネルにあつては、
断熱、遮音効果が増加する。
第4図は、第2パネルの他の実施例を示すもの
で、第2面板31の側縁に一旦裏面側に凹んだ平
行部32を介して係合側面部33を形成し、更に
鉤面部34、爪片35を形成し、第2嵌合溝36
を有する第2充填体37を嵌着して雌型係合部3
8を構成してもよい。このようにすれば、係合桟
をスポツト溶接することなく。雌型係合部38を
設けることができ、簡便な第2パネルを得ること
が可能となる。
尚、1枚のパネルの両端に、雄型係合部と雌型
係合部とを形成し、隣接するパネルを互いに接続
すれば、4枚のパネルで一室の壁を構成すること
ができる。そして、水平部11又は27に天井板
を載置固定すれば、簡単に4枚のパネルと天井板
とで囲まれた室を形成できる。
〈考案の効果〉 本考案の接続パネルは、2枚のパネルを直交状
に容易に接続することができ、接続作業は雌型係
合部と雄型係合部とを互いに挿入し、両者の間に
楔体を打ち込むという極めて簡単な作業である。
また、接続したパネルの間に隙間が生じないので
防水処理など他の作業を必要としないし、体裁が
著しく良好になり、室内の美観が損なわれない。
更に、本考案のパネルは2枚のパネルを接続した
隅部には外側にも内側にも突出部が存在しないの
で、建築物の内面に取付ける場合に無駄なスペー
スを必要とすることがなく、しかも接続強度が著
しく高くて構成が簡単で、容易に作成することが
でき、楔体を外せば分解も可能であるからパネル
の交換もできる。そして、本考案は、浴室を始め
トイレ、洗面脱衣室など各種ユニツトの壁に用い
ることのできる実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
分解状態の斜視図、第2図は同上の横断面図、第
3図は組立状態の横断面図、第4図は第2パネル
の他の実施例を示す横断面図である。 1は雄型係合部、2は第1パネル、3は雌型係
合部、4は第2パネル、5は楔体、6は第1面
板、7は垂直部、8は縦片、9は第1嵌合溝、1
0は第1充填体、13は空間部、14は第1板
材、16は第2面板、17は縦面部、18は平行
部、19は外側縦面部、20は係合桟、24は第
2嵌合溝、25は第2充填体、29は第2板材で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1板材14の表面に第1面板6を貼着して第
    1パネル2を構成し、 前記第1面板6の側縁部には、前記第1面板6
    の端縁を逆L字状に屈曲して垂直部7及び縦片8
    を形成し、前記縦片8と第1面板6の側縁部との
    間に第1嵌合溝9を有する第1充填材10を嵌着
    するとともに、前記第1面板6の端縁部と前記第
    1充填体10の表面との間に空間部13を形成し
    て雄型係合部1を構成し、 また、第2板材29の表面に第2面板16を貼
    着して第2パネル4を構成し、 前記第2面板16の側縁部を階段状に屈曲して
    縦面部17、平行部18及び外側縦面部19を形
    成し、 前記外側縦面部19には、第2嵌合溝24,3
    6を有する第2充填体25,37を設けた鉤型の
    係合桟20を接続し若しくは一体状に設け、鉤型
    の第2嵌合溝24を前記平行部18に向け開口さ
    せるとともに、平行部18と第2充填体25との
    間に係合空部を形成して構成した雌型係合部3を
    第2パネル4の側縁部に設け、 前記雄型係合部1と雌型係合部3とを互いに嵌
    合して第1嵌合溝9と第2嵌合溝24とに楔体5
    を打ち込むことを特徴とする接続パネル。
JP1985135061U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0321572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985135061U JPH0321572Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JP1985135061U JPH0321572Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6246746U JPS6246746U (ja) 1987-03-23
JPH0321572Y2 true JPH0321572Y2 (ja) 1991-05-10

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ID=31036887

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JP1985135061U Expired JPH0321572Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54124516A (en) * 1978-02-23 1979-09-27 Westinghouse Electric Corp Joint for connecting panel portion material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54124516A (en) * 1978-02-23 1979-09-27 Westinghouse Electric Corp Joint for connecting panel portion material

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6246746U (ja) 1987-03-23

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