JPH06329997A - シリコーンゴムによる基材の接着方法 - Google Patents

シリコーンゴムによる基材の接着方法

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JPH06329997A
JPH06329997A JP5139332A JP13933293A JPH06329997A JP H06329997 A JPH06329997 A JP H06329997A JP 5139332 A JP5139332 A JP 5139332A JP 13933293 A JP13933293 A JP 13933293A JP H06329997 A JPH06329997 A JP H06329997A
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silicone rubber
silicone
gel
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rubber composition
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JP5139332A
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Masayuki Onishi
正之 大西
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱により架橋する成分と湿気により架橋す
る成分からなるシリコーンゴム組成物により基材と他の
基材を接着する際、そのセット時間を大幅に短縮でき、
かつ、これらの基材をシリコーンゴムにより良好に接着
することができる、シリコーンゴムによる基材の接着方
法を提供する。 【構成】 加熱により架橋する成分と湿気により架橋
する成分からなるシリコーンゴム組成物を基材に塗布し
た後、この組成物を加熱してゲル状シリコーンとし、次
いでこのゲル状シリコーンに他の基材を密着した後、こ
のゲル状シリコーンを湿気により架橋してシリコーンゴ
ムにすることを特徴とする、シリコーンゴムによる基材
の接着方法、および加熱により架橋する成分と湿気に
より架橋する成分からなるシリコーンゴム組成物を基材
と他の基材の間に充填した後、この組成物を加熱してゲ
ル状シリコーンとし、次いでこのゲル状シリコーンを湿
気により架橋してシリコーンゴムにすることを特徴とす
る、シリコーンゴムによる基材の接着方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコーンゴムによる
基材の接着方法に関し、詳しくは、加熱により架橋する
成分と湿気により架橋する成分からなるシリコーンゴム
組成物を用いて基材と他の基材を接着する際、そのセッ
ト時間を大幅に短縮でき、かつ、これらの基材をシリコ
ーンゴムにより良好に接着することができる、シリコー
ンゴムによる基材の接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湿気により架橋するシリコーンゴム組成
物は、室温において、空気中の湿気により架橋し、この
組成物が架橋により硬化する途上で接触する各種の基材
をシリコーンゴムにより良好に接着することができるの
で、建築分野においては窓ガラスとアルミサッシ枠の接
着、窓ガラスと窓ガラスの接着、モルタルとタイルの接
着、自動車分野においてはオイルパンとエンジン本体の
シール接着、自動車用電子回路の部品の基板上への固
定、ライト用ガラスとライト本体との接着、自動車ガラ
スと自動車本体の接着、電子・電子分野においては電子
回路の部品の基板上への固定等産業上あらゆる分野の接
着工程で使用されている。
【0003】このような湿気により架橋するシリコーン
ゴム組成物としては、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジオルガノポリシロキサンとオルガノトリアル
コキシシラン、オルガノトリアセトキシシランもしくは
オルガノトリオキシムシランと硬化触媒からなるシリコ
ーンゴム組成物;分子鎖両末端がトリアルコキシシロキ
シ基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンとオルガノ
トリアルコキシシラン、オルガノトリアセトキシシラン
もしくはオルガノトリオキシムシランと硬化触媒からな
るシリコーンゴム組成物(特開昭61−247756号
公報および特開昭62−252456号公報参照)が例
示される。
【0004】しかし、このような湿気により架橋するシ
リコーンゴム組成物は、空気中の湿気に接触する部分よ
り架橋が進行するため、その深部まで架橋するには長い
時間が必要であり、特に、この組成物を用いて基材と他
の基材を連続的に接着する工程においては、接着部が移
動その他の取扱に耐え、次の工程に移せる程度に架橋す
るまでの時間(セット時間)が長いという問題があっ
た。
【0005】一方、加熱により架橋するシリコーンゴム
組成物は、加熱によりその深部まで短時間に架橋するこ
とができることから、型取り材、ポッティング材等に使
用されている。
【0006】このような加熱により架橋するシリコーン
ゴム組成物としては、一分子中に少なくとも2個のアル
ケニル基を有するジオルガノポリシロキサンと一分子中
に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオ
ルガノポリシロキサンとヒドロシリル化反応用触媒から
なる付加反応架橋型のシリコーンゴム組成物;ジオルガ
ノポリシロキサンと有機過酸化物からなるパーオキサイ
ド架橋型のシリコーンゴム組成物が例示される。
【0007】しかし、このような加熱により架橋するシ
リコーンゴム組成物は、一般に接着性が乏しく、この組
成物を用いて基材と他の基材を連続的に接着する工程に
おいては、予めこれらの基材をプライマー処理する必要
があり、接着工程が煩雑であるという問題があった。
【0008】このような加熱により架橋するシリコーン
ゴム組成物の接着性を改良する試みとして、加熱により
架橋する成分と湿気により架橋する成分からなるシリコ
ーンゴム組成物が提案されている。このようなシリコー
ンゴム組成物としては、例えば、分子鎖両末端がシラノ
ール基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンとオルガ
ノトリアセトキシシランからなる湿気により架橋するシ
リコーンゴム組成物と、オルガノポリシロキサンと有機
過酸化物からなる加熱により架橋するシリコーンゴム組
成物とを均一に配合してなるシリコーンゴム組成物(特
開昭52−18756号公報参照)および分子鎖両末端
がシラノール基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン
とアミドシランと有機過酸化物からなるシリコーンゴム
組成物(特開昭62−109852号公報参照)が挙げ
られる。
【0009】しかし、加熱により架橋する成分と湿気に
より架橋する成分からなるシリコーンゴム組成物を用い
て基材と他の基材を連続的に接着する工程において、通
常の接着方法、例えば、この組成物を基材に塗布し、次
いでこの組成物を加熱してシリコーンゴムとする接着方
法によると、セット時間が長く、かつ、これらの基材と
シリコーンゴムの接着特性が十分に満足できるものでは
ないという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記問題
を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0011】すなわち、本発明の目的は、加熱により架
橋する成分と湿気により架橋する成分からなるシリコー
ンゴム組成物を用いて基材と他の基材を接着する際、そ
のセット時間を大幅に短縮でき、かつ、これらの基材を
シリコーンゴムにより良好に接着することができる、シ
リコーンゴムによる基材の接着方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段およびその作用】本願第一
発明は、加熱により架橋する成分と湿気により架橋する
成分からなるシリコーンゴム組成物を基材に塗布した
後、この組成物を加熱してゲル状シリコーンとし、次い
でこのゲル状シリコーンに他の基材を密着した後、この
ゲル状シリコーンを湿気により架橋してシリコーンゴム
にすることを特徴とする、シリコーンゴムによる基材の
接着方法に関し、さらに、本願第二発明は、加熱により
架橋する成分と湿気により架橋する成分からなるシリコ
ーンゴム組成物を基材と他の基材の間に充填した後、こ
の組成物を加熱してゲル状シリコーンとし、次いでこの
ゲル状シリコーンを湿気により架橋してシリコーンゴム
にすることを特徴とする、シリコーンゴムによる基材の
接着方法に関する。
【0013】以下、本発明の接着方法について詳細に説
明する。
【0014】本発明の接着方法において、加熱により架
橋する成分と湿気により架橋する成分からなるシリコー
ンゴム組成物は特に限定されず、このようなシリコーン
ゴム組成物として具体的には、特開昭52−18756
号により提案された、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジオルガノポリシロキサンとオルガノトリアセ
トキシシランからなる湿気により架橋するシリコーンゴ
ム組成物と、オルガノポリシロキサンと有機過酸化物か
らなる加熱により架橋するシリコーンゴム組成物とを均
一に配合してなるシリコーンゴム組成物、および特開昭
62−109852号により提案された、分子鎖両末端
がシラノール基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン
とアミドシランと有機過酸化物からなるシリコーンゴム
組成物の他に、分子鎖両末端がシラノール基で封鎖され
たジオルガノポリシロキサンとオルガノトリアルコキシ
シラン、オルガノトリアセトキシシランもしくはオルガ
ノトリオキシムシランと硬化触媒からなるシリコーンゴ
ム組成物または分子鎖両末端がトリアルコキシシロキシ
基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンとオルガノト
リアルコキシシラン、オルガノトリアセトキシシランも
しくはオルガノトリオキシムシランと硬化触媒等の湿気
により架橋するシリコーンゴム組成物と、一分子中に少
なくとも2個のアルケニル基を有するジオルガノポリシ
ロキサンと一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合
水素原子を有するオルガノポリシロキサンとヒドロシリ
ル化反応用触媒からなる付加反応架橋型のシリコーンゴ
ム組成物またはジオルガノポリシロキサンと有機過酸化
物からなるパーオキサイド架橋型のシリコーンゴム組成
物等の加熱により架橋するシリコーンゴム組成物とを均
一に配合してなるシリコーンゴム組成物が例示される。
このようなシリコーンゴム組成物は一液型、二液型もし
くはそれ以上の部分からなるものであってもよいく、二
液型もしくはそれ以上の部分からなるシリコーンゴム組
成物は、使用する直前に配合することが好ましい。ま
た、このようなシリコーンゴム組成物には、煙霧状シリ
カ,結晶性シリカ,焼成シリカ,湿式シリカ,酸化チタ
ン等の無機質充填材;カーボンブラック,酸化鉄等の顔
料;難燃剤,耐熱剤等を配合していてもよい。
【0015】また、本発明の接着方法において、シリコ
ーンゴムにより接着する基材は特に限定されず、このよ
うな基材として具体的には、ガラス,陶器,磁器,モル
タル,コンクリート,スレート等の無機系基材;銅,ア
ルミニウム,鉄,ステンレススチール等の金属基材;ポ
リカーボネート樹脂(PC樹脂),ポリアリレート樹脂
(PAR樹脂),ポリスチレン樹脂,ポリエステル樹
脂,ポリブチレン樹脂,アクリル樹脂,メタクリル樹
脂,フェノール樹脂,エポキシ樹脂,ポリブチレンテレ
フタレート樹脂(PBT樹脂),ポリフェニレンオキサ
イド樹脂,ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS樹
脂),ポリアミド樹脂,アクリロニトリル・ブタジエン
・スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂),ポリイミド樹
脂,天然ゴム,合成ゴム,シリコーンゴム等の有機系基
材が例示され、またこれらの基材で被覆されてなる成形
品、例えば、コンデンサー,電気抵抗,樹脂封止半導体
素子等の電子部品が例示される。本発明の接着方法は、
耐熱性の低い有機系基材を接着する方法として好適であ
り、例えば、ポリカーボネート樹脂(PC樹脂),アク
リル樹脂,メタクリル樹脂,ポリフェニレンスルファイ
ド樹脂(PPS樹脂)等の有機系基材またはこれらの基
材で被覆されてなる成形品を接着する方法として好適で
ある。
【0016】はじめに、本願第一発明の接着方法につい
て詳細に説明する。本願第一発明の接着方法では、はじ
めに加熱により架橋する成分と湿気により架橋する成分
からなるシリコーンゴム組成物を基材に塗布する。この
シリコーンゴム組成物を基材に塗布する方法は特に限定
されず、チューブ,カートリッジからの押しだし塗布,
ディスペンサによる塗布等が例示される。
【0017】次いで、基材に塗布したシリコーンゴム組
成物を加熱してゲル状シリコーンを形成する。本願第一
発明の接着方法において、ゲル状シリコーンを形成する
ための加熱温度は特に限定されず、この組成物をゲル状
シリコーンとするに十分な温度であればよく、具体的に
は、この組成物中にアルケニル基を有するオルガノポリ
シロキサンとケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ポリシロキサンとヒドロシリル化反応用触媒を配合して
いる場合には、40〜200℃の範囲であることが好ま
しく、特に80〜150℃の範囲であることが好まし
く、またこの組成物が有機過酸化物を配合している場合
には、80〜250℃の範囲であることが好ましく、特
に100〜200℃の範囲であることが好ましい。ま
た、本願第一発明の接着方法において、この組成物を加
熱する方法は特に限定されず、例えば、この組成物を塗
布してなる基材を熱風循環式オーブン中に放置する方法
および基材に塗布されたこの組成物に遠赤外線を照射す
る方法等が挙げられる。
【0018】本願第一発明の接着方法において、このシ
リコーンゴム組成物を加熱して得られるゲル状シリコー
ンの物理特性は特に限定されず、流動性を有しないゲル
状シリコーンであればよい。このようなゲル状シリコー
ンの物理特性として具体的には、JIS K 2220
に規定される稠度の値(1/4コーン)が10〜150
の範囲であるか、またはJIS K 2207に規定さ
れる針入度の値が10〜600の範囲であることが好ま
しい。
【0019】続いて、このゲル状シリコーンに他の基材
を密着することにより、他の基材をゲル状シリコーンを
介して基材に保持することができ、さらにこのゲル状シ
リコーンが湿気により架橋する途上で、接着部が移動そ
の他の取扱に耐え、これらの基材およびこのゲル状シリ
コーンが外部応力を受けても、これらの基材の接着位置
のずれや脱落を生じ難くすることができる。
【0020】最後に、これらの基材の間にあるこのゲル
状シリコーンを湿気により架橋してシリコーンゴムとす
る。このゲル状シリコーンを架橋させるための条件は特
に限定されず、例えば、室温、湿気存在下で放置すれば
よく、特殊な装置等必要はないが、高温高湿に調節した
装置内でこのゲル状シリコーンの架橋を促進することが
できる。
【0021】本願第一発明の接着方法において、このゲ
ル状シリコーンを架橋して得られるシリコーンゴムの物
理特性は特に限定されず、これらの基材を接着保持する
ことができる程度の物理特性を有するシリコーンゴムで
あればよい。このようなシリコーンゴムの物理特性とし
て具体的には、JIS K 6301に規定される硬さ
(スプリング式A形)が4〜80の範囲であることが好
ましい。
【0022】続いて、本願第二発明の接着方法について
詳細に説明する。本願第二発明の接着方法では、はじめ
に加熱により架橋する成分と湿気により架橋する成分か
らなるシリコーンゴム組成物を基材と他の基材との間に
充填する。この組成物をこれらの基材の間に充填する方
法は特に限定されず、チューブ,カートリッジからの押
しだし塗布,ディスペンサによる塗布等が例示される。
【0023】次いで、これらの基材の間に充填したシリ
コーンゴム組成物を加熱してゲル状シリコーンを形成す
る。本願第二発明の接着方法において、ゲル状シリコー
ンを形成するための加熱温度は特に限定されず、この組
成物をゲル状シリコーンとするに十分な温度であればよ
く、具体的には、この組成物中にアルケニル基を有する
オルガノポリシロキサンとケイ素原子結合水素原子を有
するオルガノポリシロキサンとヒドロシリル化反応用触
媒を配合している場合には、40〜200℃の範囲であ
ることが好ましく、特に80〜150℃の範囲であるこ
とが好ましく、またこの組成物が有機過酸化物を配合し
ている場合には、80〜250℃の範囲であることが好
ましく、特に100〜200℃の範囲であることが好ま
しい。また、本願第二発明の接着方法において、この組
成物を加熱する方法は特に限定されず、この組成物を充
填したこれらの基材を熱風循環式オーブン中に放置する
方法およびこれらの基材の間に充填したこの組成物に遠
赤外線を照射する方法等が挙げられる。
【0024】本願第二発明の接着方法において、このシ
リコーンゴム組成物を加熱して得られるゲル状シリコー
ンの物理特性は特に限定されず、流動性を有しないゲル
状シリコーンであればよい。このようなゲル状シリコー
ンの物理特性として具体的には、JIS K 2220
に規定される稠度の値(1/4コーン)が10〜150
の範囲であるか、またはJIS K 2207に規定さ
れる針入度の値が10〜600の範囲であることが好ま
しい。
【0025】本願第二発明の接着方法においては、この
ゲル状シリコーンが湿気により架橋する途上で、接着部
が移動その他の取扱に耐え、これらの基材およびこのゲ
ル状シリコーンが外部応力を受けても、これらの基材の
接着位置のずれや脱落を生じ難くすることができる。
【0026】最後に、これらの基材の間にあるゲル状シ
リコーンを湿気により架橋してシリコーンゴムとする。
このゲル状シリコーンを架橋させるための条件は特に限
定されず、例えば、室温、湿気存在下で放置すればよ
く、特殊な装置等必要はないが、高温高湿に調節した装
置内でこのゲル状シリコーンの架橋を促進することがで
きる。
【0027】本願第二発明の接着方法において、このゲ
ル状シリコーンを架橋して得られるシリコーンゴムの物
理特性は特に限定されず、これらの基材を接着保持する
ことができる程度に物理強度を有するシリコーンゴムで
あればよい。このようなシリコーンゴムの物理特性とし
て具体的には、JIS K 6301に規定される硬さ
(スプリング式A形)が4〜80の範囲であることが好
ましい。
【0028】本発明の接着方法によると、加熱により架
橋する成分と湿気により架橋する成分からなるシリコー
ンゴム組成物を用いて基材と他の基材を接着する際、そ
のセット時間を大幅に短縮でき、かつこれらの基材をシ
リコーンゴムにより良好に接着することができるので、
電気・電子・情報機器産業、機械産業、自動車産業、ゴ
ム・プラスチック産業、繊維・織物産業、医療機器産業
等における連続的な接着工程で用いた場合には、その生
産性が飛躍的に向上する。
【0029】
【実施例】本発明の接着方法を実施例により詳細に説明
する。なお、実施例中、粘度の値は25℃において測定
した値である。また、ゲル状シリコーンの針入度、シリ
コーンゴムの硬度、シリコーンゴムの接着特性(接着力
および接着性)は次のようにして測定した。 ○ゲル状シリコーンの針入度:JIS K 2207に
規定された針入度試験方法に従って測定した。 ○シリコーンゴムの硬度:JIS K 6301に規定
されたスプリング式硬さ試験(A形)に従って測定し
た。 ○シリコーンゴムの接着力:JIS K 6850に規
定されたラップシェア試験に準じて、シリコーンゴムの
アルミニウム板に対する接着力を測定した。 ○シリコーンゴムの接着性:JIS K 6850に規
定されたラップシェア試験後のシリコーンゴムの状態を
観察し、シリコーンゴムが凝集破壊した場合を○、一部
凝集破壊した場合を△、界面剥離した場合を×で示し
た。
【0030】
【参考例1】粘度が15,000センチポイズであり、
分子鎖両末端がトリメトキシシロキシ基で封鎖されたジ
メチルポリシロキサン50重量部と粘度が12,000
センチポイズであり、分子鎖両末端がジメチルビニルシ
ロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量
部の混合物に、BET比表面積が110m2/gであ
り、ヘキサメチルジシラザンにより表面処理されてなる
乾式シリカ10重量部、粘度が10センチポイズであ
り、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された
ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン
共重合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量は0.7重
量%である。)1重量部、塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液(塩化白金酸の配合量は、上記の分子鎖両
末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチル
ポリシロキサンに対して、塩化白金酸中の白金金属が1
0ppmとなる量である。)、メチルトリメトキシシラン
2重量部、テトラブチルチタネート1重量部を添加し、
これらを湿気遮断下で均一に混合してシリコーンゴム組
成物(I)を調製した。
【0031】このシリコーンゴム組成物(I)を乾燥窒素
雰囲気下、100℃の熱風循環式オーブン中で60分間
放置して得られたゲル状シリコーンの針入度を測定し
た。また、このゲル状シリコーンをさらに20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して得られたシリコーンゴ
ムの硬さを測定した。これらの結果を表1に示した。
【0032】
【参考例2】粘度が12,000センチポイズであり、
分子鎖両末端がメチルジメトキシシロキシ基で封鎖され
たジメチルポリシロキサン70重量部と粘度が12,0
00センチポイズであり、分子鎖両末端がジメチルビニ
ルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン30
重量部の混合物に、石英微粉末30重量部、2,4ジク
ロルベンゾイルパーオキサイド1重量部、メチルトリメ
トキシシラン2重量部、ジイソプロポキシ−ビス(アセ
ト酢酸エチル)チタン0.3重量部を添加し、これらを
均一に混合してシリコーンゴム組成物(II)を調製した。
【0033】このシリコーンゴム組成物(II)を乾燥窒素
雰囲気下、120℃の熱風循環式オーブン中に30分間
放置して得られたゲル状シリコーンの針入度を測定し
た。また、このゲル状シリコーンをさらに20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して得られたシリコーンゴ
ムの硬さを測定した。これらの結果を表1に示した。
【0034】
【参考例3】粘度が12,000センチポイズであり、
分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメ
チルポリシロキサン50重量部と粘度が12,000セ
ンチポイズであり、分子鎖両末端がジメチルビニルシロ
キシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部
の混合物に、BET比表面積が110m2/gであり、
ヘキサメチルジシラザンにより表面処理されてなる乾式
シリカ10重量部、粘度が10センチポイズであり、分
子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチ
ルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合
体(ケイ素原子結合水素原子の含有量は0.7重量%で
ある。)1重量部、塩化白金酸のイソプロピルアルコー
ル溶液(塩化白金酸の配合量は、上記の分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサンに対して、塩化白金酸中の白金金属が10ppm
となる量である。)、メチルトリメトキシシラン2重量
部、テトラブチルチタネート1重量部を添加し、これら
を湿気遮断下で均一に混合してシリコーンゴム組成物(I
II)を調製した。
【0035】このシリコーンゴム組成物(III)を乾燥窒
素雰囲気下、100℃の熱風循環式オーブン中で60分
間放置して得られたゲル状シリコーンの針入度を測定し
た。また、このゲル状シリコーンをさらに20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して得られたシリコーンゴ
ムの硬さを測定した。これらの結果を表1に示した。
【0036】
【参考例4】粘度が15,000センチポイズであり、
分子鎖両末端がトリメトキシシロキシ基で封鎖されたジ
メチルポリシロキサン50重量部と粘度が12,000
センチポイズであり、分子鎖両末端がトリメチルシロキ
シ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部の
混合物に、BET比表面積が110m2/gであり、ヘ
キサメチルジシラザンにより表面処理されてなる乾式シ
リカ10重量部、粘度が10センチポイズであり、分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ケイ素原子結合水素原子の含有量は0.7重量%であ
る。)1重量部、塩化白金酸のイソプロピルアルコール
溶液(塩化白金酸の配合量は、上記の分子鎖両末端がト
リメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサ
ンに対して、塩化白金酸中の白金金属が10ppmとなる
量である。)、メチルトリメトキシシラン2重量部、テ
トラブチルチタネート1重量部を添加し、これらを湿気
遮断下で均一に混合してシリコーンゴム組成物(IV)を調
製した。
【0037】このシリコーンゴム組成物(IV)を乾燥窒素
雰囲気下、100℃の熱風循環式オーブン中で60分間
放置して得られたゲル状シリコーンの針入度を測定し
た。また、このゲル状シリコーンをさらに20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して得られたシリコーンゴ
ムの硬さを測定した。これらの結果を表1に示した。
【0038】
【表1】
【0039】
【実施例1】参考例1で調製したシリコーンゴム組成物
(I)をアルミニウム板に塗布し、次いでこれを乾燥窒素
雰囲気下、100℃の熱風循環式オーブン中で60分間
放置して、アルミニウム板上にゲル状シリコーンを形成
した。次いで、このゲル状シリコーンの表面に表2に記
載した基材を密着させた。これらの基材はゲル状シリコ
ーンに密着し、容易にゲル状シリコーンから脱離したり
ずれたりすることがなかった。このゲル状シリコーンを
介してアルミニウム板に保持された基材を、20℃、5
5%RHの条件下で7日間放置して、アルミニウム板と
基材とをシリコーンゴムにより接着した。シリコーンゴ
ムによるアルミニウム板と基材との接着力および接着性
を測定し、その結果を表2に記載した。
【0040】
【比較例1】参考例1で調製したシリコーンゴム組成物
(I)をアルミニウム板に塗布し、次いで、このシリコー
ンゴム組成物の表面に表2に記載した基材を密着させ
た。このシリコーンゴム組成物を介してアルミニウム板
に保持された基材を、20℃、55%RHの条件下で7
日間放置して、アルミニウム板と基材をシリコーンゴム
により接着した。しかし、一部の基材は移動や硬化途中
でアルミニウム板からずれて接着されていた。シリコー
ンゴムによるアルミニウム板と基材との接着力および接
着性を測定し、その結果を表2に記載した。
【0041】
【実施例2】参考例1で調製したシリコーンゴム組成物
(I)をアルミニウム板と表2に記載した基材の間におの
おの充填した。これらのアルミニウム板と基材の間に充
填したシリコーンゴム組成物を乾燥窒素雰囲気下、10
0℃の熱風循環式オーブン中で60分間放置してゲル状
シリコーンを形成した。これらの基材はゲル状シリコー
ンに密着し、容易にゲル状シリコーンから脱離したりず
れたりすることがなかった。このゲル状シリコーンを介
してアルミニウム板に保持された基材を、20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して、アルミニウム板と基
材とをシリコーンゴムにより接着した。シリコーンゴム
によるアルミニウム板と基材との接着力および接着性を
測定し、その結果を表2に記載した。
【0042】
【比較例2】参考例3で調製したシリコーンゴム組成物
(III)をアルミニウム板と表2に記載した基材の間にお
のおの充填した。これらのアルミニウム板と基材の間に
充填したシリコーンゴム組成物を乾燥窒素雰囲気下、1
00℃の熱風循環式オーブン中で60分間放置してゲル
状シリコーンを形成した。これらの基材はゲル状シリコ
ーンに密着し、容易にゲル状シリコーンから脱離したり
ずれたりすることがなかった。このゲル状シリコーンを
介してアルミニウム板に保持された基材を、20℃、5
5%RHの条件下で7日間放置したが、これ以上硬化は
進行しなかった。ゲル状シリコーンによりアルミニウム
板と基材との接着力および接着性を測定し、その結果を
表2に記載した。
【0043】
【比較例3】参考例4で調製したシリコーンゴム組成物
(IV)をアルミニウム板と表2に記載した基材の間におの
おの充填した。これらのアルミニウム板と基材の間に充
填したシリコーンゴム組成物を乾燥窒素雰囲気下、10
0℃の熱風循環式オーブン中に60分間放置したが硬化
しなかった。これらの基材を、20℃、55%RHの条
件下で7日間放置して、アルミニウム板と基材とをシリ
コーンゴムにより接着した。しかし、一部の基材は移動
や硬化途中でアルミニウム板からずれて接着されてい
た。シリコーンゴムによるアルミニウム板と基材との接
着力および接着性を測定し、その結果を表2に記載し
た。
【0044】
【実施例3】参考例2で調製したシリコーンゴム組成物
(II)をアルミニウム板と表2に記載した基材の間におの
おの充填した。これらのアルミニウム板と基材の間に充
填したシリコーンゴム組成物を乾燥窒素雰囲気下、12
0℃の熱風循環式オーブン中に30分間放置してゲル状
シリコーンを形成した。これらの基材はゲル状シリコー
ンに密着し、容易にゲル状シリコーンから脱離したりず
れたりすることがなかった。このゲル状シリコーンを介
してアルミニウム板に保持された基材を、20℃、55
%RHの条件下で7日間放置して、アルミニウム板と基
材とをシリコーンゴムにより接着した。シリコーンゴム
によるアルミニウム板と基材との接着力および接着性を
測定し、その結果を表2に記載した。
【0045】
【実施例4】参考例2で調製したシリコーンゴム組成物
(II)をアルミニウム板に塗布し、次いでこれを乾燥窒素
雰囲気下、120℃の熱風循環式オーブン中で30分間
放置して、アルミニウム板上にゲル状シリコーンを形成
した。次いで、このゲル状シリコーンの表面に表2に記
載した基材を密着させた。これらの基材はゲル状シリコ
ーンに密着し、容易にゲル状シリコーンから脱離したり
ずれたりすることがなかった。このゲル状シリコーンを
介してアルミニウム板に保持された基材を、20℃、5
5%RHの条件下で7日間放置して、アルミニウム板と
基材とをシリコーンゴムにより接着した。シリコーンゴ
ムによるアルミニウム板と基材との接着力および接着性
を測定し、その結果を表2に記載した。
【0046】
【比較例4】参考例2で調製したシリコーンゴム組成物
(II)をアルミニウム板と表2に記載した基材の間におの
おの充填した。これらのアルミニウム板と基材の間に充
填したシリコーンゴム組成物を20℃、55%RHの条
件下で7日間放置して、アルミニウム板と基材とをシリ
コーンゴムにより接着した。しかし、一部の基材は移動
や硬化途中でアルミニウム板からずれて接着されてい
た。シリコーンゴムによるアルミニウム板と基材との接
着力および接着性を測定し、その結果を表2に記載し
た。
【0047】
【比較例5】比較例4で調製した、アルミニウム板と基
材をシリコーンゴムにより接着したものを、さらに12
0℃の熱風循環式オーブン中で30分間放置した。この
シリコーンゴムによるアルミニウム板と基材との接着力
および接着性を測定し、その結果を表2に記載した。
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明の接着方法は、加熱により架橋す
る成分と湿気により架橋する成分からなるシリコーンゴ
ム組成物を用いて基材と他の基材を接着する際、そのセ
ット時間を大幅に短縮でき、かつ、これらの基材をシリ
コーンゴムにより良好に接着することができるという特
徴を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱により架橋する成分と湿気により架
    橋する成分からなるシリコーンゴム組成物を基材に塗布
    した後、この組成物を加熱してゲル状シリコーンとし、
    次いでこのゲル状シリコーンに他の基材を密着した後、
    このゲル状シリコーンを湿気により架橋してシリコーン
    ゴムにすることを特徴とする、シリコーンゴムによる基
    材の接着方法。
  2. 【請求項2】 加熱により架橋する成分と湿気により架
    橋する成分からなるシリコーンゴム組成物を基材と他の
    基材の間に充填した後、この組成物を加熱してゲル状シ
    リコーンとし、次いでこのゲル状シリコーンを湿気によ
    り架橋してシリコーンゴムにすることを特徴とする、シ
    リコーンゴムによる基材の接着方法。
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