JPH0632805Y2 - 混合機 - Google Patents

混合機

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JPH0632805Y2
JPH0632805Y2 JP1988055795U JP5579588U JPH0632805Y2 JP H0632805 Y2 JPH0632805 Y2 JP H0632805Y2 JP 1988055795 U JP1988055795 U JP 1988055795U JP 5579588 U JP5579588 U JP 5579588U JP H0632805 Y2 JPH0632805 Y2 JP H0632805Y2
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JP
Japan
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opening
motor
rotary drum
drum
mixed
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JP1988055795U
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JPH01163432U (ja
Inventor
修治 吉田
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吉徳農機株式会社
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は肥料やコンクリート材料等を混合する混合機に
関する。
[従来の技術] 従来、この種のものとして第7図に示す混合機が周知で
ある。この混合機は軸線を横設してベース1に軸着した
回転ドラム2の胴部3に被混合物Aを出入れするための
開口部4を形成すると共に、この開口部4に一端を枢着
金具5により蓋6を接続し、一方蓋6の他端を固定金具
7によって着脱自在に設け、前記回転ドラム2をスプロ
ケット8、モータ9、チェーン10を介して回転駆動でき
るようにしたものである。したがって、混合する場合は
まず蓋6を開けて開口部4より被混合物Aを投入した
後、固定金具7によって蓋6を閉じ、この後モータ9に
より回転ドラム2を回転することにより、被混合物Aが
混合される。そして固定金具7をはずして蓋6を開いた
後、開口部4を下向きとして被混合物Aを排出するもの
である。
さらに、特開昭51−7192号は、断熱室の内部に種
麹添加原料撹拌用横向回動ドラムを横軸により支持し、
同ドラムを1回転毎に急速および緩慢転動させる機構を
設け、かつ上記ドラムを間歇回転させるタイマーを同ド
ラム駆動用電動機に接続してなる自動製麹装置を開示し
ている。
[考案が解決しようとする課題] 従来技術においては、モータ9をスイッチ操作により始
動せしめ所定時間後に再びスイッチ操作によりモータ9
を停止するものであったため、例えばスイッチにより始
動した後作業員がスイッチを押し戻すのを忘れた場合、
長時間モータが回転し続ける。このため混合機のそばに
常時作業員が付いていなければならず、省力化の妨げと
なっていた。
また、従来技術においては被混合物Aを出入れする際に
固定金具7を操作しなければならず、取扱いが極めて繁
雑である問題点もある。
さらに、特開昭51−7192号に記載されている混合
装置は、タイマーにより混合時間を設定できるものの、
被混合物を排出するにはジャッキ等を使用してドラムを
傾斜させる必要があり、排出作業が繁雑であるという問
題点がある。
本考案は前記問題点に基づいて成されたものであり、回
転ドラムによる混合・排出作業の省力化を図れる混合機
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、回転ドラムに被混合物を出入れする開口部を
形成し、この開口部を覆うように覆い体を前記回転ドラ
ムに内設するとともに、この回転ドラムをベースに横架
して前記ベースに固設したモータとチェーン等の伝動装
置により接続し、かつ前記モータに該モータの作動時間
を制御するタイマーを設けたものである。
[作用] 開口部より被混合物を回転ドラムに投入した後、スイッ
チ操作によりタイマーを始動するとモータが始動して回
転ドラムが回転し、被混合物が混合される。この際、開
口部が下位から上位に回転する場合には、被混合物は常
時開口部より奥に位置し、開口部が上位から下位に回転
する場合には、被混合物は覆い体上に載置されるので、
被混合物は、開口部からは排出されない。
また、タイマーが所定時間に達するとモータが停止して
回転ドラムも自動的に停止し、続いてドラムの回転方向
を逆転すると、被混合物は回転ドラムの回転に伴い開口
部側へ送り出されて排出される。
さらに本考案においてはこのような構成の回転ドラムを
ベースに横架して前記ベースに固設したモータとチェー
ン等の伝動装置により接続し、かつ前記モータに該モー
タの作動時間を制御するタイマーを設け、回転ドラムの
回転時間を制御しているので、回転ドラムによる混合・
排出の自動化を図ることができる。
[実施例] 次に本考案の第1実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明する。
11は軸線を横設してベース12に軸着する円筒状の回転ド
ラムであって、この回転ドラム11は胴部13と両側板部13
Aから構成され、前記胴部13の適所に開口部14を形成す
る。この開口部14は回転ドラム11の半径方向と略平行に
設けられ、またこの開口部14には蓋15を設け、この蓋15
の一端を開口部14の軸線寄りに取付軸16により軸着し、
他端を自由端とし、さらに前記取付軸16の側板部13Aよ
り突出した端部に腕部17を直交して固設する。そして前
記腕部17に弾機18の一端を接続しこの弾機18の他端を側
板部13Aの適所に接続して蓋15が開口部14を閉じるよう
に付勢するか、蓋15が後述する覆い板に添設状態で固定
するか或いは閉成するか選択的に弾発するように設け
る。12Aはベース12に回動自在に設けたストッパーであ
り、該ストッパー12Aは第2図に示すように開口部14へ
被混合物Aを投入し易いように回転ドラム11を固定する
ために用いられるものであり、混合時は倒して使用する
ものである。
19は前記開口部14を覆うように回転ドラムに内設された
覆い体である覆い板であって、開口部14の奥側に一端19
Aを延設し他端19Bを胴部13に接続して、回転ドラム11
の内部と連通して開口部14の内側を覆う。この覆い板19
の外側にあらわれる部分は開閉自在な点検用蓋部20とな
っており、この蓋部20は一端20Aを枢着すると共に他端
20Bを胴部13に固設した固定金具21により着脱可能に固
定される。また前記回転ドラム11の中心部に横設した回
転軸22には従動スプロケット23を固設する。24は回転ド
ラム11に内設した混合羽根であり、胴部13より内側へや
や浮いた状態に装着したり、また螺旋状等に装着してい
る。
前記ベース12は車輪25を備えて下部を開口した基板26の
両側上に側壁27を介して支持台28を設け、該支持台28に
前記回転軸22を支持する軸受29を固設すると共に、前記
基板26上には傾斜板30を設ける。また基板26上には商用
電源(100VAC)が供給されるモータ31が設けられ、
該モータ31には歯車等減速装置32を介して駆動スプロケ
ット34が設けられ、この駆動スプロケット34と前記従動
スプロケット23にチェーン35を懸装する。これらによっ
て伝動装置33が構成される。
第4図は前記モータ31を制御する制御回路であり、第4
図(A)に示すように36は回転ドラム11の正転回数、例
えば10回転、すなわち混合時間(例えば1分〜3分間)
を設定した混合時間タイマー、37は混合後における停止
時間(例えば6秒間)を設定した停止時間タイマー、38
は停止後回転ドラム11の逆転回数、例えば10回転、すな
わち排出時間(例えば1分〜3分間)を設定した排出時
間タイマーであり、39,40,41,42はリレーであり、ま
た43は停止時間タイマー、44は電源スイッチである。
尚、これらタイマー36,37,38,43、リレー39,40,4
1,42の接点は各々の符号にA等を付している。
次に前記構成につきその作用を説明する。
あらかじめ回転ドラム11を手で廻し、ストッパー12Aに
より所定位置に固定状態とした後、蓋15を持ち上げると
弾機18により第1図の二点鎖線に示すように蓋15は蓋部
20側に押圧するように付勢され、開口部14は開成する。
そして肥料等の被混合物Aを開口部14より投入する。次
に蓋15を閉じると、該蓋15は弾機18によって開成するよ
うに付勢される。そしてストッパー12Aをはずす。
次にスイッチを開成すると混合時間タイマー36が作動し
モータ31が回転駆動し、該回転力は減速装置32、駆動ス
プロケット34、チェーン35、従動スプロケット23を介し
て回転ドラム11を時計方向に回転する。このため第3図
(A)に示すように被混合物Aは開口部14より奥側に常
時位置して回転ドラム11の回転に伴って混合できる。こ
の際被混合物Aは開口部14の奥側に位置するため開口部
14から排出しない。また開口部14が上位より下位に回転
する場合、被混合物Aは覆い板19上に載置され、そして
開口部14より排出されることなく混合できる。
このように混合した後、混合時間タイマー36の設定時間
に達すると停止時間タイマー37が作用し、モータ31が停
止する。該停止時間タイマー37の設定時間に達するとモ
ータ31における始動巻線31Aの極性を逆にするようにリ
レー39の接点39Aが切換わり同時に給電してモータ31は
逆回転する。このようにしてモータ31を逆転させて回転
ドラム11を回転すると、第3図(B)に示すように被混
合物Aは回転ドラム11の回転に伴い開口部14側へ送り出
され、そして弾機18による蓋15の不勢力に抗して蓋15を
開き混合された被混合物Aは落下する。この際の被混合
物Aの落下地点は回転ドラム11の真下よりやや手前側と
なる。すなわち蓋15を開閉するには弾機18に抗しなけれ
ばならず、接触圧が大となる間、回転ドラム11は回転
し、この結果被混合物Aは手前側に落下する。
以上のように、回転ドラム11の胴部13に開口部14を形成
すると共に、この開口部14を覆う覆い板19の一端19Aを
回転ドラム11の内側に延設し、一方覆い板19の他端19B
を回転ドラム11の内周面に接続することにより、回転ド
ラム11を反時計方向に回転すると被混合物Aが開口部14
より排出されることなく混合でき、一方混合後回転ドラ
ム11を時計方向に回転すると被混合物Aは開口部14より
自動的に排出できる。このために回転ドラムを開鎖する
蓋の開閉固定手段は必要なく、この結果被混合物Aの投
入,排出時の作業を簡単に行うことができる。
さらに、前記モータ31には混合時間タイマー36,排出時
間タイマー38を設けたことによって、電源スイッチ44を
閉成すると自動的に混合した後排出するため、混合機に
作業員が付いている必要はなく省力化を図れる。
第5図及び第6図は第2実施例を示しており、前記第1
実施例と同一部分には同一符号を付して説明する。
回転ドラム11に形成する開口部14は胴部13に沿って形成
され、すなわち周方向に形成される。この開口部14を覆
う覆い板19は開口部14に一端19Aを接続し、一方他端19
Bを間隔をおいて開口部14を覆うと共に、さらに内側に
突設し、さらに、制御回路は第6図(A)に示すように
混合時間タイマー36と停止時間タイマー37がリレー39,
40とともに設けられ、3相モータ31を制御するようにな
っている。
開口部14より被混合物Aを投入した後、電源スイッチ44
を操作すると混合時間タイマー36が作動しモータ31が回
転し回転ドラム11を回転する。
混合時間タイマー36の設定時間後停止時間タイマー37が
作用し2本の電源線が切換わる。この後電源スイッチ44
を再度押すと回転方向を逆として回転させて被混合物A
を排出するものである。
このようにモータ31を混合時間タイマー36によりその回
転時間を制御することによって、混合作業を半自動化で
き省力化を図ることができる。さらに混合時間タイマー
36の他に停止時間タイマー37を設けたことによって、正
転停止直後の逆転を防止し、モータ31等を保護できる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、シ
ーケンサー等を使ってモータを制御したりしてもよく、
種々の変形が可能である。また伝動装置は歯車,ベルト
等でもよい。
[考案の効果] 本考案は、回転ドラムに被混合物を出入れする開口部を
形成し、この開口部を覆うように覆い体を前記回転ドラ
ムに内設しているので、混合中、開口部が下位から上位
に回転する場合には、被混合物は常時開口部より奥に位
置し、開口部が上位から下位に回転する場合には、被混
合物は覆い体上に載置されるので、混合物は排出され
ず、またドラムの回転方向を逆転させると被混合物は回
転ドラムの回転に伴い開口部側へ送り出されて排出され
る。
さらに、本考案においてはこのような回転ドラムをベー
スに横架して前記ベースに固設したモータとチェーン等
の伝動装置により接続し、かつ前記モータに該モータの
作動時間を制御するタイマーを設け、回転ドラムの回転
時間を制御しているので、回転ドラムによる混合・排出
の自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は第1実施例を示しており、第1図
は縦断面図、第2図は一部切欠き斜視図、第3図(A)
は混合状態を示す断面図、第3図(B)は排出状態を示
す断面図、第4図(A)は電気回路図、第4図(B)は
同タイムチャート、第5図は第2実施例を示す断面図、
第6図(A)は同電気回路図、第6図(B)は同タイム
チャート、第7図は従来例の断面図である。 11…回転ドラム、12…ベース 14…開口部、19…覆い板 31…モータ、33…伝動装置 36…混合時間タイマー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合機を作動するモータを設けたベースに
    横架した回転ドラムと、前記回転ドラムの胴部に形成す
    る開口部と、前記回転ドラムに内設され、前記開口部の
    内側を回転ドラムの内部と連通して突設する覆い体と、
    前記回転ドラムと前記モータを接続する伝動装置と、前
    記モータに接続し該モータの作動時間を制御するタイマ
    ーとを具備したことを特徴とする混合機。
JP1988055795U 1988-04-25 1988-04-25 混合機 Expired - Lifetime JPH0632805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055795U JPH0632805Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 混合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055795U JPH0632805Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 混合機

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Publication Number Publication Date
JPH01163432U JPH01163432U (ja) 1989-11-14
JPH0632805Y2 true JPH0632805Y2 (ja) 1994-08-31

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ID=31281696

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JP1988055795U Expired - Lifetime JPH0632805Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 混合機

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