JPH0546886Y2 - - Google Patents

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JPH0546886Y2
JPH0546886Y2 JP3870489U JP3870489U JPH0546886Y2 JP H0546886 Y2 JPH0546886 Y2 JP H0546886Y2 JP 3870489 U JP3870489 U JP 3870489U JP 3870489 U JP3870489 U JP 3870489U JP H0546886 Y2 JPH0546886 Y2 JP H0546886Y2
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JP
Japan
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chute
handle
tightening bolt
tightening
bolt
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ミキサ車の後部に水平方向に旋回自
在に配設されたシユートの固縛装置に関する。
(従来の技術) 従来、ミキサ車のシユート固縛装置としては、
実公昭62−18407号公報に記載のものが知られて
いる。
これは、第7図及び第8図に示すように、シユ
ートaにブラケツトbを介して連設された縦軸c
を車台の後端部に設けられた支持体dに嵌挿支持
することで、該シユートaが水平方向に旋回自在
に支持されている。そして、前記支持体dに形成
された開口部d1にはヒンジeを中心に開閉可能
な押さえ金fが設けられ、この押さえ金fにボル
トgを介して連設されたハンドルhの回動操作に
より押さえ金fを縦軸cに圧接してこの縦軸cを
固定し、この結果、縦軸cに連設されたシユート
aの旋回を固縛するように構成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のシユート固縛装置で
は、摩耗によるボルトgの取り替えを可能にする
ためにボルトgが押さえ金fに固定されておら
ず、このためボルトgがハンドルhと一緒に回つ
てしまうことがあり、締め付け時には作業者がボ
ルトgを固定支持した状態でハンドルhを回動し
なければならず手間がかかつた。
また、長期的な使用によるボルトgの摩耗が大
きいため、この摩耗により締め付けに必要なハン
ドルhの回動量が変化することになる。ここで、
このハンドルhは他の部材が隣接した狭いスペー
スに配置されていることが多く、これによつてハ
ンドルhの回動領域が規制されていることが多
い。よつて、ボルトgの摩耗により締め付けに必
要なハンドルhの回動量が大きくなることでこの
ハンドルhが他の部材と干渉し、十分な締め付け
が行えないと言う不具合が生じていた。
(課題を解決するための手段) 本考案のミキサ車のシユート固縛装置は、車台
上に回転自在に搭載されたミキサドラムの後端下
方に該ミキサドラムから排出される流動体を搬送
するシユートが設けられ、車台の後部に設けられ
た支持体に前記シユートに連設された回転体が旋
回自在に支持されたミキサ車において、前記回転
体には締付ボルトがその先端部を前記支持体と圧
接するように螺装され、この締付ボルトの頭部に
ハンドルが着脱自在に装着されてなるものであ
る。
(作用) ハンドルを付勢手段の付勢力に抗して締付ボル
トの頭部から離脱させることで、ハンドルのみを
任意の位置まで回動できるとともに、締付ボルト
を手で締め付けることができる。例えば、締付ボ
ルトの先端部が摩耗した場合、ハンドルを締付ボ
ルトから分離させて締付ボルトを締め付け方向に
適量送り込んだ後、再びハンドルを締付ボルトの
頭部に装着するだけでシユートの固縛に必要なハ
ンドルの回動範囲を簡単に元の状態に戻すことが
できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図及び第2図はミキサ車の全体構成を示し
ている。
車台1上には、ミキサドラム2が円周方向に回
転自在に搭載されている。ミキサドラム2は、車
台1に設けられた図示しない駆動装置により正逆
方向に回転されるように構成されており、ミキサ
ドラム2の回転により内部に具備された螺旋状の
ブレード(図示省略)の作用で生コンクリートの
投入、混練、排出を行うようになされている。ミ
キサドラム2の後端には、生コンクリートをミキ
サドラム2内に投入するホツパ3が配置されてお
り、このホツパ3の下端が前記ブレードの後端に
取付けられたチヤージングシリンダ(図示省略)
に連設されている。また、ホツパ3の下方には左
右に一対のスクープ6がV字状に設けられ、この
スクープ6はミキサドラム2の回転によりブレー
ドの後端から排出される生コンクリートを受け
る。さらに、スクープ6の下方にはこのスクープ
6で受けた生コンクリートを排出するシユート7
が配設されている。なお、第2図中における符号
8はシユート7の先端部に折りたたみ自在に設け
られたサブシユートである。
シユート7は、車台1の後部に後方へ突設され
た支持体15に水平方向に旋回自在に支持されて
いる。詳しくは、第3図に示すように、支持体1
5の先端部に筒孔部16が垂直に形成されるとと
もに、シユート7にブラケツト8を介して連設さ
れた回転体1例の縦軸支11がこの筒孔部16に
回転自在に嵌入されている。筒孔部16の上端周
縁には円盤状の支持部17が固設されている。ま
た、前記縦軸11の上部にはフランジ12が設け
られ、このフランジ12の下面周縁部の適所には
取付片13が前記支持部17の外周面と対向して
設けられている。
そして、フランジ12の上面に前記ブラケツト
8の下端部が固設されるとともに、ブラケツト8
の上端部にシユート7の上部が枢支されており、
シユート7はこの枢支部を中心に上下方向に回動
自在に支持されている。また、第3図中の符号18
は回転体10の縦軸11の下端とシユート7の下
部間に連設された連設部材である。
さらに、前記回転体10にはシユート7の旋回
動作を固縛するためのシユート固縛装置20が設
けられている。このシユート固縛装置20は、第
4図に示すように、先端部21aを支持部17の
外周面に圧接するよう回転体10の取付片13に
螺装された締付ボルト21と、この締付ボルト2
1の頭部21bに着脱自在に装着されたハンドル
22と、ハンドル22と回転体10の取付片13
間に介装されたスプリング25(付勢手段)とか
ら構成されている。
ハンドル22は、第4図及び第5図に示すよう
に、先端部に凹部23が形成されるとともに、こ
の凹部23の底面に挿通孔24が形成されてお
り、この挿通孔24に締付ボルト21の軸部21
cが挿通されるとともに、凹部23に頭部21b
が保持されている。凹部23はいわゆる箱スパナ
のボツクス部に形成されており、この凹部23が
締付ボルト21に頭部21bの外周部と嵌合する
ことでハンドル22が締付ボルト21と円周方向
に一体的になる。そして、このハンドル22はス
プリング25によつて締付ボルト21の頭部21
bと嵌合する方向に常に付勢されている。
次に、以上のように構成されたシユート固縛装
置20の動作について説明する。
ハンドル22を第4図乃至第6図に示す垂下位
置より略水平位置まで締め付け方向に略1/4だけ
回動させると、締付ボルト21の先端部21aが
支持部17の外周面に送りだされて圧接する。こ
れにより回転体10が支持部17に固定された状
態となり、この結果、シユート7の旋回を固縛す
る。このように、締付ボルト21の先端部21a
を支持部17の外周面に圧接することでシユート
7の旋回を固縛しているため、シユート7を任意
の旋回位置で固縛することができる。ここで、ハ
ンドル22はスプリング25によつて締付ボルト
21の頭部21bと嵌合する方向に常に付勢され
ているので、締付ボルト21が空回りすることな
くハンドル22の回動に確実に対応する。また、
走行時の振動等による締付ボルト21の脱落を防
止することもできる。
また、取付スペースの都合でハンドル22を全
回動(360度)できないことがあるが、もし前記
のようなハンドル22の略1/4の回動で十分に締
め付けられなかつた場合には第6図に示すよう
に、ハンドル22をスプリング25の付勢力に抗
して回転体10の取付片13の外周面側(矢符A
方向)に移動させることによつて締付ボルト21
の頭部21bから離脱させることができ、この離
脱状態でハンドル22のみを元の垂下位置まで戻
し、この後ハンドル22を再び締付ボルト21の
頭部21bに嵌合させた後に回動させる(必要な
ら適数回繰り返す)ことにより、確実に締め付け
ることができる。このようにして締付ボルト21
を締め付けることができるため、ハンドル22を
少し回すだけ、すなわち操作しやすい範囲で締付
ボルト21を十分に締め付けることができる。
また、長期の使用により締付ボルト21の先端
部21aが摩耗した場合には、上述のように、ハ
ンドル22を締付ボルト21の頭部21bから離
脱させる。そして、締付ボルト21を手で締め付
け方向へ回し、この締付ボルト21の先端部21
aを摩耗した分だけ支持部17に当接させた後、
ハンドル22を締付ボルト21の頭部21bに再
び装着して回動させればよい。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、ハンドル
と締付ボルトの頭部とを離脱させることで、ハン
ドルだけを任意の位置まで回動させることができ
るとともに、締付ボルトも手で任意の位置まで回
転させることができるため、操作しやすい範囲で
ハンドルを回動させることによつてスペースが狭
い所でも十分に締付ボルトを締め付けることがで
きる。また、ハンドルがスプリングにより締付ボ
ルトに装着されていると、締め付け時に空回りす
ることがなく作業を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第
1図はミキサ車の全体構成を示す側面図、第2図
は同背面図、第3図はシユート固縛装置を示す側
面図、第4図はシユート固縛装置を示す拡大断面
図、第5図はシユート固縛装置を示す拡大正面
図、第6図はシユート固縛装置の使用を説明する
説明図、第7図及び第8図は従来のシユート固縛
装置を示し、第7図は従来のシユート固縛装置を
示す側面図、第8図は第7図における−断面
図である。 1……車台、2……ミキサドラム、7……シユ
ート、10……回転体、15……支持体、20…
…シユート固縛装置、21……締付ボルト、22
……ハンドル、25……スプリング(付勢手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車台上に回転自在に搭載されたミキサドラム
    の後端下方に該ミキサドラムから排出される流
    動体を搬送するシユートが設けられ、車台の後
    部に設けられた支持体に前記シユートに連設さ
    れた回転体が旋回自在に支持されたミキサ車に
    おいて、 前記回転体には締付ボルトがその先端部を前
    記支持体と圧接するように螺装され、この締付
    ボルトの頭部にハンドルが着脱自在に装着され
    てなることを特徴とするミキサ車のシユート固
    縛装置。 2 前記ハンドルが付勢手段によつて締付ボルト
    の頭部に装着するように付勢されてなる請求項
    1記載のミキサ車のシユート固縛装置。
JP3870489U 1989-03-31 1989-03-31 Expired - Lifetime JPH0546886Y2 (ja)

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JP3870489U JPH0546886Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

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JP3870489U JPH0546886Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

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JPH02127406U JPH02127406U (ja) 1990-10-19
JPH0546886Y2 true JPH0546886Y2 (ja) 1993-12-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547709Y2 (ja) * 1990-10-23 1997-09-17 カヤバ工業株式会社 コンクリートミキサ車のシユート旋回装置

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JPH02127406U (ja) 1990-10-19

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