JP2564256Y2 - 粉粒体フィーダにおけるスクレーパ - Google Patents

粉粒体フィーダにおけるスクレーパ

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JP2564256Y2
JP2564256Y2 JP1068193U JP1068193U JP2564256Y2 JP 2564256 Y2 JP2564256 Y2 JP 2564256Y2 JP 1068193 U JP1068193 U JP 1068193U JP 1068193 U JP1068193 U JP 1068193U JP 2564256 Y2 JP2564256 Y2 JP 2564256Y2
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scraper
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rotating
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修 吉川
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修 吉川
吉川 博文
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は粉粒体サークルフィーダの
排出口直上に設けられる回転羽根上の残留粉粒体スクレ
ーパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来粉粒体フィーダには羽根上に残留し
て回転する粉粒体を掻き落すため排出口直上後部にスク
レーパが設置されている。このスクレーパは、粉粒体の
種類によっては使用されない場合がある。又、排出口が
複数個ある粉粒体フィーダでは各々の排出口を単独で使
用することがある。
【0003】上記理由によりスクレーパを使用しない場
合には、粉粒体の外周部(輪状移送空間)への詰りを防
止するため取外すか折畳む必要がありその操作は点検窓
から行われていた。又、点検窓が閉じていればスクレー
パの状態が外からは判らないため操作ミスによるトラブ
ルの要因となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本案は使用されないス
クレーパを外部から容易に折畳むことができる装置を得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案は有底外筒の底板上に粉粒体払出間隙を介して内
筒が設けられ、上記外筒と内筒との間に粉粒体輪状移送
通路が設けられ、底板の中心部に突設した直立回転軸に
複数の中央回転羽根を設け、該回転羽根の外端に上記外
筒の内周に沿って回転する回転リングが設けられ、該リ
ングに底板の中央部に向う複数の外周回転羽根が設けら
れ、かつ上記通路に排出口が設けられた粉粒体フィーダ
において、排出口の直上に中央回転羽根及び外周回転羽
根上の残留粉粒体掻き落し用スクレーパが設けられ、該
スクレーパが昇降自在であって上記外筒の外側に該スク
レーパの昇降操作装置及び操作位置自己保持装置を設け
てなる粉粒体フィーダにおけるスクレーパ上記スクレー
パが水平回転軸の回りに昇降回動自在であり、昇降操作
装置が水平回転軸の外端に設けた手動ハンドルである上
記考案記載の粉粒体フィーダにおけるスクレーパによっ
て構成される。
【0006】
【作用】直立回転軸13を回動して中央回転羽根2、回
転リング14及び外周回転羽根3を矢印a方向に回動
し、内筒10から払出間隙tを経て粉粒体輪状移送通路
11に払い出された粉粒体15を矢印a方向に移送し、
排出口9の前部からこれを排出する。
【0007】排出口9を通過する上記回転羽根2、3の
上面に残留する粉粒体15は排出口9の直上の掻き落し
用スクレーパ4の下端縁によって排出口9内に掻き落さ
れる。
【0008】上記スクレーパ4を使用しない場合は外筒
1の外側にある昇降操作装置5を操作することによって
該スクレーパ4を上昇させ、上昇操作位置に自己保持装
置6によって保持する。
【0009】手動ハンドル8によって水平回転軸7及び
スクレーパ4を上方に回動させ、回動位置に自己保持さ
せることができ、排出口9の直上のスクレーパ4は上方
に折畳まれた状態が保持され該スクレーパ4による輪状
移送通路11の詰り現象は無くなる。
【0010】
【実施例】直立円筒形の有底外筒1の底板12の上部に
粉粒体払出間隙tを介して内筒10を配置し、外筒1の
上端と内筒10の中程外周とを接続板16で接続して内
外筒1、10間に粉粒体輪状移送通路11を形成し、該
通路11には粉粒体15の排出口9が設けられる。
【0011】内筒10の上端にはホッパ下端開口部17
への取付フランジ10’が設けられ接続板16によって
一体となった内外筒1、10をホッパ下端開口部17に
支持することができる(図7)。
【0012】底板12の中心部上面には直立回転軸13
の上端部を突設し、下面に駆動減速機18及び駆動用モ
ータ19が設けられる。直立回転軸13には複数の中央
回転羽根2(スポーク)のボス部を接続し、該羽根2の
先端部を外筒1の内面部に延長し、これを外筒1の内周
に沿って配置した回転リング14に接続し、かつ該リン
グ14には底板12の中央部に向う外周回転羽根3(図
5)が複数設けられ粉粒体フィーダが形成される。
【0013】上記排出口9の終端寄り直上に中央及び外
周回転羽根2、3上の残留粉粒体掻き落し用スクレーパ
4を配設する。このスクレーパ4は昇降回動自在に形成
され上昇によって上記通路11は開かれる。
【0014】上記スクレーパ4は図1〜図4に示される
ように接続板16に垂設され下端を上記回転羽根2、3
の直上に臨ませる。このスクレーパ4は上下に分割さ
れ、下部4’を水平回転軸7の回りに昇降回動自在(折
畳自在)に形成することができる。
【0015】水平回転軸7は外筒1に設けた軸受20に
支持され、軸受20の外側に突出した外端に手動ハンド
ル8を設けてスクレーパ4の昇降操作装置5を形成し、
軸受20の外周に円板21を設け、手動ハンドル8の腕
8’に円板21に向って発条で押圧される摺動ピン22
を設け、該ピン22の回動線上にスクレーパ位置決め用
ピン孔23、23’を穿設して操作位置自己保持装置6
を形成する。
【0016】上記スクレーパ4は昇降回動自在のものを
説明したが、昇降摺動自在に形成することが可能であ
る。
【0017】尚図中24で示すものは摺動ピン22の操
作ノブ、8’はハンドル8のグリップ、25はスクレー
パ上部背面補強板、26はスクレーパ下部4’のストッ
パである。
【0018】
【考案の効果】本案は上述のように構成したので上記粉
粒体フィーダにおいて、粉粒体輪状移送通路11の排出
口9の直上に設けた残留粉粒体掻き落し用スクレーパ4
を昇降自在とし、該スクレーパ4を必要としない場合に
昇降操作を機外から行い得るばかりでなく、上昇位置に
スクレーパ4を自己保持させ得て操作を容易にかつ安全
確実に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の粉粒体フィーダにおけるスクレーパの正
面図である。
【図2】上記スクレーパの左側面図である。
【図3】上記スクレーパを上昇回動させて折畳んだ状態
の正面図である。
【図4】図3に示すスクレーパの左側面図である。
【図5】図1の横断平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】全体正面図である。
【符号の説明】
1 有底外筒 2 中央回転羽根 3 外周回転羽根 4 残留粉粒体掻き落し用スクレーパ 5 昇降操作装置 6 操作位置自己保持装置 7 水平回転軸 8 手動ハンドル 9 排出口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底外筒の底板上に粉粒体払出間隙を介
    して内筒が設けられ、上記外筒と内筒との間に粉粒体輪
    状移送通路が設けられ、底板の中心部に突設した直立回
    転軸に複数の中央回転羽根を設け、該回転羽根の外端に
    上記外筒の内周に沿って回転する回転リングが設けら
    れ、該リングに底板の中央部に向う複数の外周回転羽根
    が設けられ、かつ上記通路に排出口が設けられた粉粒体
    フィーダにおいて、排出口の直上に中央回転羽根及び外
    周回転羽根上の残留粉粒体掻き落し用スクレーパが設け
    られ、該スクレーパが昇降自在であって上記外筒の外側
    に該スクレーパの昇降操作装置及び操作位置自己保持装
    置を設けてなる粉粒体フィーダにおけるスクレーパ。
  2. 【請求項2】 上記スクレーパが水平回転軸の回りに昇
    降回動自在であり、昇降操作装置が水平回転軸の外端に
    設けた手動ハンドルである請求項(1) 記載の粉粒体フィ
    ーダにおけるスクレーパ。
JP1068193U 1993-03-12 1993-03-12 粉粒体フィーダにおけるスクレーパ Expired - Fee Related JP2564256Y2 (ja)

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JPH0672987U JPH0672987U (ja) 1994-10-11
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