JPH08117581A - 練り混ぜ装置 - Google Patents

練り混ぜ装置

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JPH08117581A
JPH08117581A JP28277094A JP28277094A JPH08117581A JP H08117581 A JPH08117581 A JP H08117581A JP 28277094 A JP28277094 A JP 28277094A JP 28277094 A JP28277094 A JP 28277094A JP H08117581 A JPH08117581 A JP H08117581A
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main body
container
axis
kneading
kneading device
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JP28277094A
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Koji Hidaka
幸治 日高
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NIPPON JITSUKOU KK
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モルタル類や2液性塗料の均一に練り混ぜ
る。 【構成】 上下方向の軸線14の回りに回転可能に本体1
に設けられその軸線と上方に開口した容器12の中心軸線
が一致するように容器を支持してその容器と共に回転す
るように回転駆動部16を設けられた容器支持台2 と、本
体に着脱可能に設けられ容器支持台上の容器内に伸延し
て容器内周面及び底面に接近した縁部を有する固定攪拌
板3 と、本体を軸線が傾斜した状態に維持する傾斜手段
5 とを具備する。固定攪拌板に代えて又は固定攪拌板と
ともに、前記本体に着脱可能に設けられ回転駆動部を有
し本体が傾斜した状態で回転軸が略上方から下方へ伸延
して先端部の攪拌体が容器支持台上の容器内に進入する
ように設けられた攪拌機4 を設けた。前記容器支持台の
回転駆動部及び攪拌機の回転駆動部の動作時間を制御す
るタイマー6 を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モルタル類、2液性樹
脂塗料等を使用に際して練り混ぜる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モルタル類や2液性樹脂塗料は、硬化時
間の関係で、使用の直前に練り混ぜられ、一般的には同
時にあまり大量を練り混ぜることは行われないから、練
り混ぜるための装置としては、市販の手持ち式攪拌機
(300〜1300rpm)が用いられている。その構
成はモータ軸を適当な長さに延長形成して先端部に攪拌
羽根を設けたもので、適当な大きさの容器(オイル缶や
ペール缶)に練り混ぜる材料の所望量を収容し、これに
攪拌羽根を挿入して回転させる。作業者はモータ側を支
持しており、攪拌状態を見ながら攪拌羽根の位置を動か
し、練り混ざり状態が適当であると判断した時点で攪拌
を止める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モルタル類の練り混ぜ
においては、例えば、微粉であるセメントや細骨材等が
混入され、これ等が容器の底面や側面に付着たものは攪
拌機の攪拌作用だけでは容易に内側へ移動せず、熟練者
でも均等に練り混ぜることは相当に困難な作業である。
また、2液性塗料の場合でも容器の隅々まで攪拌するこ
とは容易でなく、やはり均等に練り混ぜることは困難な
作業であった。いずれの場合でも練り混ぜ作業を行う人
によって、練り混ぜ時間、練り上がり状態に相当大きい
個人差が生じる。均等に練り混ぜることが行われていな
いモルタル類や2液性樹脂塗料は、施工モルタル層若し
くは塗膜に強度むらができて、本来の性能を発揮できな
い場合のある問題があった。また、十分に練り混ぜるた
めに攪拌羽根の回転数を上げると、空気を巻き込み、練
り混ぜ後の材料に気泡が多く含まれ、施工面にピンホー
ルとして現れる問題がある。本発明は、上記のような問
題のあることから、モルタル類や2液性塗料の均一な練
り上がり状態が得られる練り混ぜ装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明の手段は、上
下方向の軸線の回りに回転可能に本体に設けられその軸
線と上方に開口した容器の中心軸線が一致するように容
器を支持してその容器と共に回転するように回転駆動部
を設けられた容器支持台と、前記本体に着脱可能に設け
られ前記容器支持台上の前記容器内に伸延して容器内周
面及び底面に接近した縁部を有する固定攪拌板と、前記
本体を前記軸線が傾斜した状態に維持する傾斜手段とを
具備する。
【0005】第2の発明の手段は、上下方向の軸線の回
りに回転可能に本体に設けられその軸線と上方に開口し
た容器の中心軸線が一致するように容器を支持してその
容器と共に回転するように回転駆動部を設けられた容器
支持台と、前記本体を前記軸線が傾斜した状態に維持す
る傾斜手段と、前記本体に着脱可能に設けられ回転駆動
部を有し前記本体が傾斜した状態で回転軸が略上方から
下方へ伸延して先端部の攪拌体が前記容器支持台上の前
記容器内に進入するように設けられた攪拌機とを具備す
る。
【0006】第3の発明の手段は、第1の発明の手段の
固定攪拌板を第2の発明の手段に付加した構成のもので
ある。これらの各発明の手段において、前記傾斜手段
が、前記本体の片側に本体を前記傾斜状態とする脚を設
けてなり、その脚が本体に収納可能であり且つ収納状態
で本体が前記軸線の鉛直となる姿勢で置かれるものとす
るのがよい。また、これらの各発明の手段において、前
記傾斜手段が、前記本体を水平軸を中心に傾斜可能に支
持する基枠と、前記軸線の鉛直な状態と傾斜した状態の
夫々において前記本体を前記基枠に係止するように設け
た係止部とにより構成されているものとするのがよい。
また、回転駆動部の動作時間を制御するためにタイマー
を設けた構成とするのがよい。また、前記本体の適所に
前記タイマーで設定された時間の終了を点灯して知らせ
る表示ランプを設けたものとするのがよい。
【0007】
【作用】第1の発明の装置は、主に2液性樹脂塗料の練
り混ぜに使用するもので、材料の樹脂を収容した容器を
容器支持台に設置し、固定攪拌板を設置し、本体を所定
角度、例えば、25°とした状態で、容器支持台を低
速、例えば、60rpmで回転させると、容器が容器支
持台と共に傾いた状態で回転し、これによって容器内に
周方向の材料の流れが効果的に生じる状態となり、この
流れに対して固定状態である固定攪拌板によって容器内
が攪拌される状態になる。固定攪拌板は縁部が容器の内
周面及び底面に接近しているから、内周面及び底面に近
い位置にある、あるいは付着した材料を掻き取るように
作用して容器の隅に材料が停滞しやすい部分を効果的に
攪拌する。この状態を所定時間続けてから、回転駆動部
を停止させ、固定攪拌板を除去し、練り混ぜを終了した
樹脂塗料を容器と共に所望位置へ運んで使用する。
【0008】第2の発明の装置は、主にモルタル類を練
り混ぜる場合に使用するもので、配合割合に従ってモル
タル材料を収容した容器を容器支持台に設置し、攪拌機
を設置し、本体を所定角度、例えば、25°とした状態
で、攪拌機を低速度、例えば、400rpmで回転させ
ると共に容器支持台を低速、例えば、60rpmで回転
させると、容器が容器支持台と共に傾いた状態で回転す
ることによって容器内に周方向の流れが効果的に生じる
状態となり、この流れに対して定位置で回転する攪拌機
によって容器内全体が攪拌される状態となる。容器が回
転していないとすると、攪拌機の回転はその付近の材料
を十分に攪拌するがある程度離れた部分には攪拌作用が
及ばないけれども、容器は傾斜して回転しているから、
容器内全体が残らず攪拌されることになる。この状態を
所定時間続けてから、双方の回転駆動部を停止させ、攪
拌機を除去し、練り混ぜを終了したモルタルを容器と共
に所望位置へ運んで使用する。
【0009】第3の発明の装置は、モルタル類を練り混
ぜる場合に使用するもので、第2の発明の装置に第1の
発明における固定攪拌板を設けた構成であるから、更に
隅々まで練り混ぜ作用が及ぶ。従って、練り混ぜ作用が
優れている点で攪拌時間の短縮が可能であり、粘性の大
きいものや比重の異なるものを練り混ぜるのに適してい
る。
【0010】傾斜手段が、本体に収納可能な構成は、簡
略な構成にできる。また、本体を基枠に水平軸で支持す
る構成は、揺動自在なものを操作するので傾斜させる操
作を容易なものとすることが可能である。タイマーを設
けた構成は、予め実験によって決められた最適練り混ぜ
時間を設定して運転すれば、常に最適な練り混ぜ結果が
得られる。表示ランプを設けた構成は、作業現場では騒
音が大きい場合が多いので、光による表示が有効であ
る。
【0011】
【実施例】本発明の第1実施例を図1を用いて説明す
る。この練り混ぜ装置は、本体1に、容器支持台2、固
定攪拌板3、攪拌機4、傾斜手段5、タイマー6等を設
けたものである。本体1は、ペール缶の横断面よりも少
し大きい四角形の上部枠10を形鋼を溶接して形成し、
その枠にペール缶の高さの約半分程度の高さとなる脚部
11をパイプを屈曲させて形成したものを溶接してあ
る。この本体1の上部に容器としてのペール缶12を支
持する容器支持台2を設けてある。容器支持台2は円板
状に鋼板で形成され、その周縁部にペール缶12の下部
を嵌入させて保持できるように、短筒状の保持部13を
設けてある。この容器支持台2にペール缶12を支持し
た状態で、ペール缶12の中心軸線と一致する軸線14
を有する回転軸15を容器支持台2の下面から下方へ伸
延形成して本体1に軸受し、回転軸15の下端に回転駆
動部である低速駆動用モータ16を結合して本体1に固
定してある。容器支持台2は、練り混ぜ材料を収容した
ペール缶12を支持して、後述する傾斜手段5による傾
斜状態で回転可能であり、10〜200rpmの範囲で
変速可能である。
【0012】固定攪拌板3は、L字状に切断した鋼板1
7を同様にL字型に屈曲させた鋼パイプ18を溶接して
補強したものであり、その鋼板17の縁部が容器支持台
2上のペール缶12の内周面と底面に跨がって夫々接近
した状態に配置され、鋼パイプ18の上端部がさらに延
長形成され、ペール缶12の開口縁を跨いで屈曲して下
方へ伸延している。その下方伸延部が本体1に、一方に
(図の右方に)片寄せて上方へ突出するように設けた固
定攪拌板支持部19に固定されている。固定攪拌板支持
部19は、鋼パイプ18を嵌入できる鋼パイプを本体1
に溶接し、止めねじ20を設けたものである。この構成
は固定攪拌板3が脱着可能な構成で、止めねじを緩めて
簡単に取り外すことができ、また、取り付けることがで
きる。
【0013】攪拌機4は、市販の攪拌機と略同様なもの
で、モータからなる100〜500rpmの回転調節が
可能な回転駆動部21と、回転駆動部21の回転軸に設
けたチャック23と、チャック23で取り付けた軸24
と、その軸24の先端部に設けた攪拌体25とで構成さ
れ、攪拌機支持部26により本体1に着脱可能に固定支
持されている。攪拌機支持部26は、固定攪拌板支持部
19と隣接して同様に鋼パイプ27を直立するように溶
接し、回転駆動部21に固定した攪拌機取付け金具28
の下方伸延部を鋼パイプ27に差し込んで止めねじ29
で固定支持されている。攪拌機取付け金具28は、回転
駆動部21に固定した部材30に一体に結合されたロッ
ド部31を有し、そのロッド部31が軸24に平行に伸
延し途中で軸24から離れる方向に約30°屈曲し更に
伸延して終端している。従って、ロッド部31の端部を
鋼パイプ27に差し込んで止めねじ29で図示のように
固定支持される。すなわち、攪拌機支持部26に固定支
持された攪拌機4は、容器であるペール缶12の開口縁
の上側にチャック23が位置し軸24が斜めに伸延して
攪拌体24が容器底のチャック23の下方と反対側に達
している。この構成は、チャック23と止めねじ29を
緩めると、回転駆動部21を持ち上げることができ、こ
れによって軸24をチャック23から取り外すことがで
き、そして回転駆動部21側を鋼パイプ27内にあるロ
ッド部31を中心に回動させることができる。回転駆動
部21側はそのロッド部31を中心に90°程度回動さ
せると、ペール缶12の上側から外れ、ペール缶12を
容器支持台2から持ち上げて移動させることができるよ
うになる。
【0014】傾斜手段5は、本体1の下面に一致するよ
うに折り畳み可能な脚33を、前記固定攪拌板支持部1
9及び攪拌機支持部26を設けてある側の本体1の下面
に突出するように設けてある。図中34は脚の折り畳み
の回転中心軸である。この脚33を引き出した使用状態
(図1に仮想線で示す)では、本体1が25°傾斜する
ようになっている。従って、このとき攪拌機4の軸24
の傾斜は鉛直線に対し5°程度になる。
【0015】タイマー6は、容器支持台2の低速駆動用
モータ16及び攪拌機4の回転駆動部21の動作時間を
制御するもので、0〜20分の設定が可能であり、本体
1に設けた設定器で設定されるようになっており、35
は設定つまみ、36はスタート釦である。
【0016】このように構成された練り混ぜ装置は、次
のように練り混ぜる材料によって使い分けられる。ま
ず、2液性樹脂塗料を練り混ぜるときは、固定攪拌板3
を用い、攪拌機4は用いない。攪拌機4は取付け金具2
6と共に本体1から取り外しておく。予め、低速回転用
モータ16の回転数を62rpmとし、練り混ぜる材料
をペール缶12に収容し、固定攪拌板3を設置し、脚3
3を引き出して本体を傾斜させ、タイマー6を設定して
おいて、そして始動ボタンを押す。ペール缶12が25
°傾いた状態で軸線の回りに回転し、内部の材料がタイ
マーで設定した時間だけ練り混ぜられる。この練り混ぜ
は、傾斜したペール缶12が回転することと、ペール缶
12の内周面及び底面に接近した固定攪拌板3と、によ
り行われるから、ペール缶12内の材料が隅々まで均一
に練り混ぜられる。そしてタイマー6により最適な練り
混ぜ時間で打ち切られる。
【0017】また、樹脂モルタル(例えば、ポルトラン
ドセメント25%、砂50%、エポキシ樹脂25%)を
練り混ぜるときは、固定攪拌板3及び攪拌機4の双方を
用いる。予め、低速回転用モータ16の回転数を62r
pmとし、攪拌機4をその回転駆動部の回転数を400
rpmとして設置し、練り混ぜる材料をペール缶12に
収容し、固定攪拌板3を設置し、脚33を引き出して本
体を傾斜させ、タイマー6を設定しておいて、そして始
動ボタンを押す。この場合の練り混ぜは、傾斜したペー
ル缶12が回転することと、攪拌機4の攪拌体25が回
転することと、ペール缶12の内周面及び底面に接近し
た固定攪拌板3と、により行われるから、攪拌機4を用
いない前記の場合よりも攪拌作用が余分に加わり、ペー
ル缶12内の材料が隅々まで均一に練り混ぜられる。そ
してタイマー6により最適な練り混ぜ時間で打ち切られ
る。
【0018】この練り混ぜ装置は、練り混ぜが均一に行
われ、また、毎回の練り混ぜ結果が同じであり、従って
作業者が異なっても設定条件を同じとすれば同じ練り混
ぜ結果が得られ、これにより施工モルタル層や塗膜が常
に一定した良好な性能を発揮するものとなる。また、攪
拌機4を用いる場合、その設置状態がペール缶12に対
して傾斜しており、このため回転駆動部21がペール缶
の開口縁の上方外側に偏って位置しているから、容器支
持台2上に支持したペール缶12に対して材料を投入し
やすい。また、練り混ぜ中に内部の様子を観察し易い。
【0019】上記実施例において、固定攪拌板3及び攪
拌機4の双方を設けた構成を示したが、2液性樹脂塗料
又はこれに類似する材料の練り混ぜのみを行うような特
定の用途のものは、攪拌機4を省略してもよい。また、
モルタル類の比較的練り混ぜやすいもののみを練り混ぜ
るような特定の用途のものは、固定攪拌板3を省略する
場合もあり得る。
【0020】本発明の第2実施例を図2を用いて説明す
る。この実施例の第1実施例と異なる主な点は、前記傾
斜手段5に代えて傾斜手段9を設けた構成と、練り混ぜ
終了表示ランプ8を設けた点である。傾斜手段9は、本
体1を余裕を持って囲むような大きさで床面に安定して
載置されるように形鋼と鋼パイプを溶接して形成した直
方体状の基枠39を設け、この基枠39に水平軸44に
よって本体1を回動可能に軸支持して傾斜可能とし、軸
線14が鉛直な状態と、25°傾斜した状態とに夫々係
止できるように係止部40を設けた構成である。この場
合、本体1は第1実施例のように脚立する必要がないか
ら容器支持台2の回転駆動部16等が設けられている部
分をカバーで覆った構成でよい。係止部40は本体1の
下部に、図2(b)に示すように、両側へ突出可能に係
止軸42を設け、作業者が夫々内側から両外側へ手で押
し出すことによってばねに抗して突出してその位置に維
持され、また別に設けてある解除釦を押すことによって
前記ばねによって元の凹入位置に復帰する。本体1が前
記軸線14の鉛直な状態と、角θ(25°)傾斜した状
態とにおける係止軸42の位置に対応して、基枠39に
係合孔41、43を設けてある。本体1が軸線14の鉛
直な状態で係止軸42を押し出すと、係止軸42が係合
孔41に嵌入して本体1をその状態に係止し、また、本
体1が角θ傾斜した状態で係止軸42を係合孔43に嵌
入させると、その状態に係止する。
【0021】練り混ぜ終了表示ランプ8は、離れた位置
からでも良く見えるように明るく点灯するように設けて
あり、例えば、本体1の上面に設けてある。図示を省略
してあるが、この実施例においても第1実施例と同様
に、タイマー6を設けてあり、その設定時間が終了する
ことによって点灯するようになっている。この他の第1
実施例と同等部分は同一図面符号で示して説明を省略す
る。なお、この実施例では、第1実施例の固定拡販板支
持部19と攪拌機を支持する鋼パイプ27に代えて、1
本の鋼パイプ19aとしてあり、この鋼パイプ19aに
二又の中間支持具27aを介して固定拡販板(図示省
略)と攪拌機4を設置できるようにしてある。これは止
めねじ20aを緩めて双方を同時に着脱できるようにし
たものである。図中、29aは止めねじである。13a
はペール缶クランプ装置で、ペール缶の軸線が軸線14
に一致する状態でクランプできるようになっている。
【0022】この第2実施例の練り混ぜ装置も、前述し
た第1実施例のものと同様に練り混ぜる材料によって固
定拡販板3と攪拌機4とが使い分けられる。また、練り
混ぜ作用も、第1実施例のものと同じであり、タイマー
で最適な練り混ぜ時間経過後に練り混ぜが打ち切られる
点も同じであるが、表示ランプ8の点灯する点が異な
る。この表示ランプ8は、現場の騒音のなかでも感知で
きるから、練り混ぜ終了を確実に知ることができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、2液性
樹脂塗料を均一に練り混ぜることができ、作業者が相違
しても練り混ぜ状態に差異がなく、施工後の2液性樹脂
塗料の本来の機能を確実に発揮させる効果を奏する。請
求項2に記載の発明によれば、比較的練り混ぜやすいモ
ルタルを均一に練り混ぜることができ、作業者が相違し
ても練り混ぜ状態に差異がなく、施工後のモルタルの本
来の機能を確実に発揮させる効果を奏する。請求項3に
記載の発明によれば、練り混ぜ難い樹脂モルタルを均一
に練り混ぜることができ、作業者が相違しても練り混ぜ
状態に差異がなく、施工後のモルタルの本来の機能を確
実に発揮させる効果を奏する。請求項4に記載の発明に
よれば、簡略な構成で、コスト低減効果を奏する。請求
項5に記載の発明によれば、傾斜させる操作を容易と
し、操作性がよくなる効果を奏する。請求項6に記載の
発明によれば、最適時間で練り混ぜることができ、省力
化できる。請求項7に記載の発明によれば、騒音が大き
い作業現場でも、練り混ぜ終了を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す部分断面正面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例を示し、(a)は概略正面
図、(b)は部分省略側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 容器支持台 3 固定攪拌板 4 攪拌機 5 傾斜手段 6 タイマー 8 表示ランプ 9 傾斜手段 12 容器(ペール缶) 14 軸線 16 回転駆動部 19 固定攪拌板支持部 21 回転駆動部 23 チャック 25 攪拌体 26 攪拌機支持部 39 基枠 40 係止部 41 係合孔 42 係止軸 43 係合孔 44 水平軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向の軸線の回りに回転可能に本体
    に設けられその軸線と上方に開口した容器の中心軸線が
    一致するように容器を支持してその容器と共に回転する
    ように回転駆動部を設けられた容器支持台と、前記本体
    に着脱可能に設けられ前記容器支持台上の前記容器内に
    伸延して容器内周面及び底面に接近した縁部を有する固
    定攪拌板と、前記本体を前記軸線が傾斜した状態に維持
    する傾斜手段とを具備する練り混ぜ装置。
  2. 【請求項2】 上下方向の軸線の回りに回転可能に本体
    に設けられその軸線と上方に開口した容器の中心軸線が
    一致するように容器を支持してその容器と共に回転する
    ように回転駆動部を設けられた容器支持台と、前記本体
    を前記軸線が傾斜した状態に維持する傾斜手段と、前記
    本体に着脱可能に設けられ回転駆動部を有し前記本体が
    傾斜した状態で回転軸が略上方から下方へ伸延して先端
    部の攪拌体が前記容器支持台上の前記容器内に進入する
    ように設けられた攪拌機とを具備する練り混ぜ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の練り混ぜ装置におい
    て、前記本体に着脱可能に設けられ前記容器支持台上の
    前記容器内に伸延して容器内周面及び底面に接近した縁
    部を有する固定攪拌板を設けたことを特徴とする練り混
    ぜ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、又は請求項3に記
    載の練り混ぜ装置において、前記傾斜手段が、前記本体
    の片側に本体を前記傾斜状態とする脚を設けてなり、そ
    の脚が本体に収納可能であり且つ収納状態で本体が前記
    軸線の鉛直となる姿勢で置かれることを特徴とする練り
    混ぜ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、又は請求項3に記
    載の練り混ぜ装置において、前記傾斜手段が、前記本体
    を水平軸を中心に傾斜可能に支持する基枠と、前記軸線
    の鉛直な状態と傾斜した状態の夫々において前記本体を
    前記基枠に係止するように設けた係止部とにより構成さ
    れていることを特徴とする練り混ぜ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、又は請求項3に記
    載の練り混ぜ装置において、練り混ぜ用の回転駆動部の
    動作時間を制御するタイマーを設けたことを特徴とする
    練り混ぜ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の練り混ぜ装置におい
    て、前記本体の適所に前記タイマーで設定された時間の
    終了を点灯して知らせる表示ランプを設けたことを特徴
    とする練り混ぜ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699433B1 (ko) * 2005-06-24 2007-03-23 김형수 휴대용 모르타르 혼합기
KR100965937B1 (ko) * 2009-08-31 2010-06-24 주식회사 드림이앤씨 콘크리트 구조물 보수용 조성물 믹싱장치
CN107755069A (zh) * 2017-11-15 2018-03-06 绵阳环阳科技有限公司 一种辊压机混料系统
CN110975713A (zh) * 2020-01-03 2020-04-10 王丽华 一种建筑工地用高效节能搅拌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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