JPH11151433A - パテ状物質混合装置 - Google Patents

パテ状物質混合装置

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JPH11151433A
JPH11151433A JP9361610A JP36161097A JPH11151433A JP H11151433 A JPH11151433 A JP H11151433A JP 9361610 A JP9361610 A JP 9361610A JP 36161097 A JP36161097 A JP 36161097A JP H11151433 A JPH11151433 A JP H11151433A
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JP
Japan
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container
blade
stirring blade
putty
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP9361610A
Other languages
English (en)
Inventor
Isoroku Okazaki
五十六 岡崎
Tsutomu Matsuo
勉 松尾
Yasuo Ito
保雄 伊藤
Mitsuhisa Sakamoto
光央 坂本
Sadao Kamiryo
定夫 上良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konishi Co Ltd
Showa Kikai Shoji Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
Showa Kikai Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パテ状物質を入れた容器を基台に取り付けた
モーターを利用して自転させ容器内に臨ませた羽根で攪
拌混合する装置において、容器を公転させても攪拌羽根
をこれに追随させて円滑に混合できるようにすること。 【解決手段】 モーターの自転軸に固定した偏芯盤、偏
芯盤に固定した容器保持手段、偏芯盤の外側で支持させ
て水平方向での揺動を可能とした支持杆、支持杆に取り
付けた攪拌羽根、攪拌羽根側へ付勢させられるように支
持杆に取り付けたローラとからなり、ローラの付勢力に
よって容器の側壁を攪拌羽根側へ押圧させた状態で容器
を自転公転させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、パテ状物質を入れた容器を基台
に取り付けたモーターを利用して自転させ容器内に臨ま
せた羽根で攪拌混合する装置に関するもので、入れた容
器を下向きにしても物質が落ちてこない程度の高粘度を
有する水中硬化型接着剤、水性パテ、シーラント等の物
質を混合する場合に使用される。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の高粘度のパテ状物質
を混合する場合には、ドラム回転式のハードミキサーが
使用されている。このミキサーでは、逆T字形の攪拌羽
根を回転するドラム内に水平方向で揺動(首振り)でき
るように配置し、ドラムの底部からパテ状物質を混合さ
せるようになっている。しかしながら、ドラムの回転が
単純であるためにドラム内での攪拌力が弱くなってしま
い、撹拌に15〜20分程度要して作業効率が悪くなる
問題が残されていた。
【0003】
【技術的課題】本発明は、パテ状物質を入れた容器を基
台に取り付けたモーターを利用して自転させ容器内に臨
ませた羽根で攪拌混合する装置において、容器を公転さ
せても攪拌羽根をこれに追随させて円滑に混合できるよ
うにすることを課題としたものである。
【0004】
【技術的手段】この技術的課題を解決するための技術的
手段は、(イ)モーターの自転軸に固定した偏芯盤、
(ロ)偏芯盤に固定した容器保持手段、(ハ)偏芯盤の
外側で支持させて水平方向での揺動を可能とした支持
杆、(ニ)支持杆に取り付けた攪拌羽根、(ホ)攪拌羽
根側へ付勢させられるように支持杆に取り付けたローラ
とからなり、(ヘ)ローラの付勢力によって容器の側壁
を攪拌羽根側へ押圧させた状態で容器を自転公転させる
こと、である。
【0005】容器保持手段は、モーターによって回転す
る偏芯盤上に固定されているため、この保持手段によっ
て保持される容器は、モーターの駆動によって自転公転
することになる。容器内に臨ませられている撹拌羽根
は、偏芯盤の外側で支持させて水平方向での揺動を可能
とした支持杆に取りつけてあり、自転公転する容器内に
おいて横方向での移動が可能となる。支持杆には撹拌羽
根側へ付勢させられるようにローラが取りつけてあり、
保持手段に保持させた容器の側壁を撹拌羽根とローラと
の間に位置させることによって、容器の側壁が撹拌羽根
側へ押圧させられ、容器が自転公転しても攪拌羽根は若
干その角度を変化させながら容器の変位に追随し、容器
内のパテ状物質を円滑に混合することになる。
【0006】撹拌羽根を容器の中心部寄りに直立させた
軸体、容器の側壁に沿うエッジを有する羽根部材、軸体
と羽根の下端部で支持させ容器の底壁に沿うエッジを有
する羽根部材とで構成した場合には(請求項2参照)、
容器の自転公転によって中心部よりの軸体がその位置を
変化させるため、容器の中心部の物質が円滑に混合させ
られることになる。側壁に沿うエッジを有する羽根部材
は、ローラの付勢力によって常時容器の側壁に接触する
状態となり、容器が自転公転をしても側壁近傍のパテ状
物質は確実に掻きとられ、また底部近傍のパテ状物質も
羽根部材によって掻きとられることになる。したがっ
て、パテ状物質は、中心部、側壁、底壁の各位置におい
て強制的に移動させられるため、円滑に混合させられる
ことになる。なお、容器の中心部寄りに直立させた軸体
の中間部にコ字形の屈曲部を設ける(請求項3参照)
と、容器の自転公転に対応してその位置を変化させる軸
体が、その中間屈曲部の運動軌跡がより一層複雑とな
り、容器の中心部のパテ状物質をより効果的に混合させ
ることになる。中間部の屈曲方向は、屈曲部の軸芯が容
器の回転軸と同一とならない限り、いずれの方向へ向け
て屈曲させても良い。
【0007】ローラの容器に対する付勢力を解除した場
合には、攪拌羽根の横方向への大幅な移動が可能とな
る。そのため、容器の自転公転中に支持杆を操作して攪
拌羽根を横方向に移動させることが可能となり、上記し
たパテ状物質を手動で混合させることができる。この場
合、必要に応じて支持杆に補助杆を連結して手動による
操作性を高めることが望ましい。軸体の中間部にコ字形
の屈曲部を設けた撹拌羽根(請求項3参照)を使用する
場合には、軸体の上部が容器の側壁に沿わないために、
混合途中に容器の開口縁近傍に位置しているパテ状物質
は押されずに軸体の屈曲部を乗り越えることができ、容
器から脱出してしまうおそれはない。
【0008】
【発明の効果】容器を公転させても攪拌羽根をこれに追
随させられる結果、容器内のパテ状物質を効率良く確実
に攪拌することができる利点がある。
【0009】
【実施の形態】図1は本発明に係る混合装置の右側面
図、図2は平面図である。支持脚2、3によって支えら
れている基台1の下部には、駆動源としてのモーター5
が駆動軸6を上向きにしてその先端部が基台1上に臨む
ように固定している。基台1の上方には円盤11が配置
してあって、その中心を前記モーターの駆動軸6の軸芯
からずらせて駆動軸6に固定してあり、円盤11は偏芯
状態でモーター5によって回転されることになる。円盤
11には、パテ状物質を投入する容器10を円盤11に
固定するための保持具12を取りつけていて、締めつけ
金具13等によって保持具12に固定された容器10
は、モーターの回転に伴って自転しながら公転を行うこ
とになる。なお、この実施形態では、保持具12の一部
を容器の把手15内に臨ませ、確実に容器10を保持し
て自転公転できるようにしている。
【0010】基台1の背面側にはパイプ21を直立状態
に固定し、その中にL字状に屈曲させた支持杆22の基
端部を回転自在に挿入させてあり、支持杆22の先端部
側が水平方向で揺動するようになっている。支持杆22
の先端部には撹拌羽根31を下向きに固定してあって、
保持された容器10内に臨ませている。この攪拌羽根3
1は、本実施形態では図4、5に示した形態のものを使
用しており、支持杆22に固定した横杆32の基端部に
軸体33を、先端部に容器10の側壁との接触エッジ3
6を設けた羽根35をそれぞれ下向きに固定し、下端部
に容器10の底壁との接触エッジ38を設けた羽根37
を軸体33と羽根35の下端部で支持させていて、軸体
33は中間部に横杆32とは直角方向に形成したコ字形
の屈曲部34を設けた構成となっている。
【0011】支持杆22の先端上部には、L字状の揺動
杆25の基端部を枢着させ、その先端部手前にはローラ
29を自転を自在に支持させた支持板28を枢着させ、
先端屈曲部26に取り付けたバネ27によって支持板2
8を押圧することによって、ローラ29は攪拌羽根31
側へ付勢されている。この実施形態では、ローラ29は
羽根35のエッジ36の外側に配置してあり、両者の間
に介在する容器10の側壁を押圧して側壁が常時エッジ
36と接触するようになっている。なお、後述するよう
に、本発明に係る装置を手動で混合させる場合には、揺
動杆25を上方へ揺動させて容器10と接触しない状態
に置くことになる。
【0012】モーター5を駆動すると、偏芯させた円盤
11に保持させた容器10は、自転しながら図3(a)
〜(d)に示したように公転を行う。ローラ29によっ
て容器10の側壁は羽根のエッジ36側へ押圧されてい
るが、ローラ29及ぴ撹拌羽根25をとりつけている支
持杆22は水平方向での揺動が可能となっているため、
容器10が自転公転をしても支持杆22が水平方向で移
動してエッジ36を常時容器の側壁と接触できるように
なっている。
【0013】図6は手動式で混合を行う場合の平面の略
図を示したもので、前記したように、揺動杆25を上方
で反転させてローラ29を容器10から離れた位置に静
止させている。なお、この揺動杆25を取り外しを可能
にして支持杆22に取りつけた場合には、揺動杆25を
外して手動混合を行うことになる。図1、6において一
点鎖線で示した部分23は、支持杆22に連結させた補
助杆であり、自転公転を行う容器10に対して補助杆2
3で攪拌羽根31を移動させ、羽根35のエッジ36や
軸体33の屈曲部34を側壁と接触させながら容器10
内のパテ状物質を混合させることになる。
【0014】なお、この実施形態において使用している
容器10は、底面をくり抜いて側壁下端部から内側に向
かって係止緑を突設し、その内側に図示しない円板を挿
入した形態のものを使用しており、パテ状物質を混合し
た後に円板を外側から押圧することによって混合物を容
器10から容易に取り出せるようにしている。また図面
の実施形態では、支持脚3の外側にはキャスター7を取
り付けると共に基台1に把手8を取り付けてあり、装置
を背面側へ傾斜させるとキャスター7か接地するため、
把手8を利用して装置を軽快に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る混合装置の右側面図
【図2】本発明に係る混合装置の平面図
【図3】容器の自転公転状態を示す平面略図
【図4】攪拌羽根の平面図
【図5】攪拌羽根の右側面図
【図6】手動混合状態を示す平面略図
【符号の説明】
1基台、 5モーター、 10容器、 11偏芯円
盤、 12保持具、 22支持杆、25横杆、 29ロ
ーラ、 31攪拌羽根、 33軸体、 34屈曲部、
36、38エッジ、
フロントページの続き (72)発明者 松尾 勉 大阪府大阪市中央区道修町1丁目6番10号 コニシ株 式会社内 (72)発明者 伊藤 保雄 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目7番9号 コニシ株式会 社大阪研究所内 (72)発明者 坂本 光央 大阪府大阪市住之江区北加賀屋1丁目3番 23号 昭和 機械商事株式会社内 (72)発明者 上良 定夫 大阪府大阪市住之江区北加賀屋1丁目3番 23号 昭和 機械商事株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パテ状物質を入れた容器を基台に取り付
    けたモーターを利用して自転させ容器内に臨ませた羽根
    で攪拌混合する装置において、モーターの自転軸に固定
    した偏芯盤、偏芯盤に固定した容器保持手段、偏芯盤の
    外側で支持させて水平方向での揺動を可能とした支持
    杆、支持杆に取り付けた攪拌羽根、攪拌羽根側へ付勢さ
    せられるように支持杆に取り付けたローラとからなり、
    ローラの付勢力によって容器の側壁を攪拌羽根側へ押圧
    させた状態で容器を自転公転させる混合装置。
  2. 【請求項2】 攪拌羽根が容器の中心部寄りに直立させ
    た軸体、容器の側壁に沿うエッジを有する羽根部材、軸
    体と羽根の下端部で支持させ容器の底壁に沿うエッジを
    有する羽根部材とからなる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 軸体の中間部にコ字形の屈曲部を設けた
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 ローラの付勢力を解除可能に取りつけて
    ある請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 側壁の下端部から内側に向けて突設した
    係止縁に係止させた円板で底壁を構成した請求項1又は
    2に記載の容器。
JP9361610A 1997-11-18 1997-11-18 パテ状物質混合装置 Pending JPH11151433A (ja)

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JPH11151433A true JPH11151433A (ja) 1999-06-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166155A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Kyokuto Sanki Co Ltd パテ混合装置
CN111420597A (zh) * 2020-06-09 2020-07-17 山东惠森造纸助剂股份有限公司 造纸助剂用存放装置
WO2021000635A1 (zh) * 2019-07-02 2021-01-07 江苏集创原子团簇科技研究院有限公司 纳米材料混合装置

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CN111420597B (zh) * 2020-06-09 2020-10-30 山东惠森造纸助剂股份有限公司 造纸助剂用存放装置

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