JP2552878B2 - 遊星運動混合機 - Google Patents
遊星運動混合機Info
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/80—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
- B01F27/95—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with stirrers having planetary motion, i.e. rotating about their own axis and about a sun axis
- B01F27/953—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with stirrers having planetary motion, i.e. rotating about their own axis and about a sun axis using only helical stirrers
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- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
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- B01F27/11—Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
- B01F27/114—Helically shaped stirrers, i.e. stirrers comprising a helically shaped band or helically shaped band sections
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- B01F27/23—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders characterised by the orientation or disposition of the rotor axis
- B01F27/232—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders characterised by the orientation or disposition of the rotor axis with two or more rotation axes
- B01F27/2324—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders characterised by the orientation or disposition of the rotor axis with two or more rotation axes planetary
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、撹拌用スクリューに遊星運動を与えて容器
内の流体や粉体等を撹拌混合するための遊星運動混合機
に関する。
内の流体や粉体等を撹拌混合するための遊星運動混合機
に関する。
［従来の技術］ 食品工業や化学工業等の分野においては、容器内に入
れられた固体や液体の物質（以下、これを「被混合物」
と言う）を均一に撹拌混合させるのに、容器内で遊星運
動を行うスクリューを設けておき、スクリューを自転し
つつ遊星運動させる混合機が用いられている。その内、
本発明との関係では特開昭46−5347号、実公昭50−3884
2号、実公昭54−20126号の混合機が近似する。
れられた固体や液体の物質（以下、これを「被混合物」
と言う）を均一に撹拌混合させるのに、容器内で遊星運
動を行うスクリューを設けておき、スクリューを自転し
つつ遊星運動させる混合機が用いられている。その内、
本発明との関係では特開昭46−5347号、実公昭50−3884
2号、実公昭54−20126号の混合機が近似する。
これら従来混合機は、何れもが逆円錐状をした容器内
にスクリューを配置し、容器の上部でスクリューの上部
を自在継手を介して駆動源に接続し、スクリューの下部
を容器内の底部に軸支させた構造、即ち、容器内の上下
部分でスクリューの上下端を支持し、更に第１と第２の
駆動源の回転運動でスクリューを遊星運動させつつ自転
する構造である。
にスクリューを配置し、容器の上部でスクリューの上部
を自在継手を介して駆動源に接続し、スクリューの下部
を容器内の底部に軸支させた構造、即ち、容器内の上下
部分でスクリューの上下端を支持し、更に第１と第２の
駆動源の回転運動でスクリューを遊星運動させつつ自転
する構造である。
［発明が解決しようとする課題］ 上記従来構成のものでは、逆円錐状容器内の底部にス
クリューの下部を回転可能に支持している部分が存在し
ているので、容器底部にあって真下に排出用開口を形成
し難く、例えば、特開昭46−5347号の如く容器底部の真
下に排出用開口を設定する場合にその開口面積が制約さ
れる。このため、被混合物を容器内から排出するときの
効率が悪く、また洗浄等も行い難くなり、作業性の点で
問題となる。なお、容器内の底部にスクリューの下部軸
支部等が存在するので、軸支部等に被混合物が付着し、
故障を誘発し易いと言う問題点もある。
クリューの下部を回転可能に支持している部分が存在し
ているので、容器底部にあって真下に排出用開口を形成
し難く、例えば、特開昭46−5347号の如く容器底部の真
下に排出用開口を設定する場合にその開口面積が制約さ
れる。このため、被混合物を容器内から排出するときの
効率が悪く、また洗浄等も行い難くなり、作業性の点で
問題となる。なお、容器内の底部にスクリューの下部軸
支部等が存在するので、軸支部等に被混合物が付着し、
故障を誘発し易いと言う問題点もある。
本発明の目的は、以上の問題点を解消し、スクリュー
を容器の底部で支持しなくてもよい構造にすることによ
り、被混合物の排出効率を良好にでき、また洗浄等の作
業も行い易くできるようにした混合機を提供することに
ある。
を容器の底部で支持しなくてもよい構造にすることによ
り、被混合物の排出効率を良好にでき、また洗浄等の作
業も行い易くできるようにした混合機を提供することに
ある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明は、逆円錐状の容器上
部に第１駆動源及び第２駆動源を設置し、前記第１駆動
源により回転され、かつ容器の中心線と略一致するよう
配置された第１軸と、容器内にあって第１軸にその一端
側を一体回転可能に固定した第１サポートアームと、該
第１サポートアームの他端側に回転自在に支持された第
２軸と、該第２軸にその一端側を回転自在に取り付けた
第２サポートアームと、該第２サポートアームの他端側
に回転自在に支持された撹拌用スクリューと、前記第１
軸を遊挿している固定保持部に固定された固定保持部側
歯車及び前記第２軸を遊挿している回転自在な中空軸に
固定された中空軸側歯車とからなる遊星運動輪列とを備
え、前記スクリューが第１駆動源の回転運動を利用して
いる遊星運動すると同時に、前記第２駆動源の回転運動
を利用して自転する遊星運動混合機であって、前記スク
リューは、第２サポートアームの他端側にその上端側を
片持状に支持されていると共に、その下端ないし下端延
長線が第１軸及び第２軸の軸延長線の交差する位置を通
る状態に傾斜してなる。
部に第１駆動源及び第２駆動源を設置し、前記第１駆動
源により回転され、かつ容器の中心線と略一致するよう
配置された第１軸と、容器内にあって第１軸にその一端
側を一体回転可能に固定した第１サポートアームと、該
第１サポートアームの他端側に回転自在に支持された第
２軸と、該第２軸にその一端側を回転自在に取り付けた
第２サポートアームと、該第２サポートアームの他端側
に回転自在に支持された撹拌用スクリューと、前記第１
軸を遊挿している固定保持部に固定された固定保持部側
歯車及び前記第２軸を遊挿している回転自在な中空軸に
固定された中空軸側歯車とからなる遊星運動輪列とを備
え、前記スクリューが第１駆動源の回転運動を利用して
いる遊星運動すると同時に、前記第２駆動源の回転運動
を利用して自転する遊星運動混合機であって、前記スク
リューは、第２サポートアームの他端側にその上端側を
片持状に支持されていると共に、その下端ないし下端延
長線が第１軸及び第２軸の軸延長線の交差する位置を通
る状態に傾斜してなる。
また、前記スクリューの自転は、第２駆動源により回
転する歯車に噛合して前記固定保持部を回転中心として
回転される歯車と、該歯車に噛合するよう第２軸の上端
に固定された歯車及び第２軸の下端に固定された歯車
と、該歯車に噛合するよう前記スクリューに固定された
歯車とからなる回転輪列を介して行う。この場合、前記
回転輪列をする各歯車は全て傘歯車を用いることが好ま
しい。
転する歯車に噛合して前記固定保持部を回転中心として
回転される歯車と、該歯車に噛合するよう第２軸の上端
に固定された歯車及び第２軸の下端に固定された歯車
と、該歯車に噛合するよう前記スクリューに固定された
歯車とからなる回転輪列を介して行う。この場合、前記
回転輪列をする各歯車は全て傘歯車を用いることが好ま
しい。
［作用］ 第１駆動源により第１軸が回転されると、第１軸を中
心として第１サポートアームも一体に回転し、同時に第
２軸が第１軸の回りを第１サポートアームと共に旋回移
動する。この第２軸の旋回移動時には、遊星運動輪列を
介して第２サポートアームが第２軸を中心として旋回運
動する。また、第２駆動源で回転される歯車及び回転輪
列を介してスクリューに自転作用を与える。
心として第１サポートアームも一体に回転し、同時に第
２軸が第１軸の回りを第１サポートアームと共に旋回移
動する。この第２軸の旋回移動時には、遊星運動輪列を
介して第２サポートアームが第２軸を中心として旋回運
動する。また、第２駆動源で回転される歯車及び回転輪
列を介してスクリューに自転作用を与える。
［実施例］ 以下、本発明を図面の実施例について説明する。
本発明に係る遊星運動混合機１は、逆円錐状の容器２
の上端にあって着脱可能に開閉する蓋体３に設置されて
いて、スクリュー５が第１駆動源４の回転運動により遊
星運動輪列６などを介して遊星運動すると共に、同時に
第２駆動源15の回転運動により回転輪列16などを介して
自転するものである。
の上端にあって着脱可能に開閉する蓋体３に設置されて
いて、スクリュー５が第１駆動源４の回転運動により遊
星運動輪列６などを介して遊星運動すると共に、同時に
第２駆動源15の回転運動により回転輪列16などを介して
自転するものである。
（第１駆動源の動力伝達構造） 第１駆動源４は、蓋体３の略中心にその出力軸4aを下
向に突出した状態で蓋体３上に設置されたハウジング3a
上に取り付けられている。第１駆動源４の下側には筒状
の固定保持部７が、蓋体３を貫通した状態で配置されて
いる。固定保持部７には、軸受を介して第１軸８が回転
自在に貫通されている。第１軸８の上端は出力軸4aに一
体回転可能に連結している。ここで、出力軸4aの中心線
と第１軸８の軸延長線ないしは中心線は、蓋体３の閉状
態で容器２の中心線01と略一致するよう設定されてい
る。
向に突出した状態で蓋体３上に設置されたハウジング3a
上に取り付けられている。第１駆動源４の下側には筒状
の固定保持部７が、蓋体３を貫通した状態で配置されて
いる。固定保持部７には、軸受を介して第１軸８が回転
自在に貫通されている。第１軸８の上端は出力軸4aに一
体回転可能に連結している。ここで、出力軸4aの中心線
と第１軸８の軸延長線ないしは中心線は、蓋体３の閉状
態で容器２の中心線01と略一致するよう設定されてい
る。
また、第１軸８の下端側は固定保持部７の下面より突
出されている。この突出下端部には、第１サポートアー
ム９がその一端側を固定することにより一体回転可能に
連結されている。第１サポートアーム９は、その他端側
に上下方向に貫通された孔9aを有している。孔9aには中
空軸10が軸受を介して回転自在に取り付けられている。
そして、前記遊星運動輪列６は、固定保持部７の下端面
に固定されている固定側である傘歯車11と、中空軸10の
上端側に一体に固定された可動側である傘歯車12とで構
成されている。
出されている。この突出下端部には、第１サポートアー
ム９がその一端側を固定することにより一体回転可能に
連結されている。第１サポートアーム９は、その他端側
に上下方向に貫通された孔9aを有している。孔9aには中
空軸10が軸受を介して回転自在に取り付けられている。
そして、前記遊星運動輪列６は、固定保持部７の下端面
に固定されている固定側である傘歯車11と、中空軸10の
上端側に一体に固定された可動側である傘歯車12とで構
成されている。
更に、中空軸10の下端外周には、第２サポートアーム
13がその一端側を固定することにより一体回転可能に連
結されている。第２サポートアーム13は、その他端側に
上下方向に貫通された孔13aを有している。孔13aには混
合軸用ホルダー14が軸受を介して回転自在に取り付けら
れている。混合軸用ホルダー14にはスクリュー５がその
上端を固定することにより、片持ち状に取り付けられて
いる。スクリュー５はその下端が容器２の底部2Aの符号
ａに向かって所定の傾斜角で突出されている。
13がその一端側を固定することにより一体回転可能に連
結されている。第２サポートアーム13は、その他端側に
上下方向に貫通された孔13aを有している。孔13aには混
合軸用ホルダー14が軸受を介して回転自在に取り付けら
れている。混合軸用ホルダー14にはスクリュー５がその
上端を固定することにより、片持ち状に取り付けられて
いる。スクリュー５はその下端が容器２の底部2Aの符号
ａに向かって所定の傾斜角で突出されている。
加えて、中空軸10には後述する第２軸19が軸受を介し
貫通して回転自在に取り付けられている。ここで、第２
軸19の軸延長線ないしは中心線02は、容器２の底部2Aの
符号ａで示す位置（第１図参照）で、容器２の中心線01
と交差する状態に設定されている。スクリュー５の軸延
長線（下端）ないしは中心線03は、符号ａにおいて、中
心線01,02と交差する状態に設定されている。
貫通して回転自在に取り付けられている。ここで、第２
軸19の軸延長線ないしは中心線02は、容器２の底部2Aの
符号ａで示す位置（第１図参照）で、容器２の中心線01
と交差する状態に設定されている。スクリュー５の軸延
長線（下端）ないしは中心線03は、符号ａにおいて、中
心線01,02と交差する状態に設定されている。
（第２駆動源の動力伝達構造） 第２駆動源15は、ハウジング3a上にあってその出力軸
15aをハウジング内に突出した状態で取り付けられてい
る。出力軸15aの突出周囲には平歯車17が固定されてい
る。平歯車17は、固定保持部７の下側外周に軸受を介し
て回転自在に取り付けられた平歯車18と噛合している。
そして、スクリュー５を自転する回転輪列16は、平歯車
18の下面に同軸かつ一体的に設けられた傘歯車21と、第
２軸19の上端に同軸に固定された傘歯車21と噛合する傘
歯車20と、第２軸19の下端に固定された傘歯車22と、混
合軸用ホルダー14の外周に固定されて傘歯車22と噛合す
る傘歯車23とから構成されている。
15aをハウジング内に突出した状態で取り付けられてい
る。出力軸15aの突出周囲には平歯車17が固定されてい
る。平歯車17は、固定保持部７の下側外周に軸受を介し
て回転自在に取り付けられた平歯車18と噛合している。
そして、スクリュー５を自転する回転輪列16は、平歯車
18の下面に同軸かつ一体的に設けられた傘歯車21と、第
２軸19の上端に同軸に固定された傘歯車21と噛合する傘
歯車20と、第２軸19の下端に固定された傘歯車22と、混
合軸用ホルダー14の外周に固定されて傘歯車22と噛合す
る傘歯車23とから構成されている。
（動作説明） 先ず、容器２内に被混合物を入れた後、第１駆動源４
及び第２駆動源15を回転させる。すると、第１駆動源４
の回転運動が、出力軸4aを介して第１軸８に伝達され、
第１軸８が第１サポートアーム９と共に回転する。この
回転により、第２軸19は第１軸８の回りを旋回移動す
る。第２軸19の旋回移動時には、遊星運動輪列６を構成
している固定側である傘歯車11と、可動側である傘歯車
12とが噛合しているので、第２サポートアーム13が混合
軸用ホルダー14及びスクリュー５と共に第２軸19を中心
として旋回運動する。
及び第２駆動源15を回転させる。すると、第１駆動源４
の回転運動が、出力軸4aを介して第１軸８に伝達され、
第１軸８が第１サポートアーム９と共に回転する。この
回転により、第２軸19は第１軸８の回りを旋回移動す
る。第２軸19の旋回移動時には、遊星運動輪列６を構成
している固定側である傘歯車11と、可動側である傘歯車
12とが噛合しているので、第２サポートアーム13が混合
軸用ホルダー14及びスクリュー５と共に第２軸19を中心
として旋回運動する。
これに対し、第２駆動源15の回転運動は、出力軸15a
を介して平歯車17及び平歯車18を伝達された後、回転輪
列16のうち傘歯車21及び傘歯車20を介して第２軸19に伝
達され、更に傘歯車22及び傘歯車23とを介してスクリュ
ー５が中心線03を軸心として回転、すなわち自転するの
である。
を介して平歯車17及び平歯車18を伝達された後、回転輪
列16のうち傘歯車21及び傘歯車20を介して第２軸19に伝
達され、更に傘歯車22及び傘歯車23とを介してスクリュ
ー５が中心線03を軸心として回転、すなわち自転するの
である。
従って、本発明構成によれば、第１駆動源４の動力伝
達系と、第２駆動源15の動力伝達系とが組み合わされる
ことによって、スクリュー５に遊星運動と自転とが与え
られ、これら各運動により被混合物を効率よく撹拌して
混合することが可能となる。そして、本発明では、スク
リュー５が混合軸用ホルダー14を介して第２サポートア
ーム13で片持状に支持されており、容器２を除いた全て
の動力伝達系の駆動部品を蓋体３側に設けているので、
容器２の底部2Aの真下から被混合物を排出させることが
可能になる。このため、容器２内の被混合物を排出させ
たり、あるいは容器２内を洗浄したりするときにおける
作業が簡略化される。また、被混合物と動力伝達系との
接触が少ないので、被混合物に起因する機械の故障を構
造的に起き難くなる。
達系と、第２駆動源15の動力伝達系とが組み合わされる
ことによって、スクリュー５に遊星運動と自転とが与え
られ、これら各運動により被混合物を効率よく撹拌して
混合することが可能となる。そして、本発明では、スク
リュー５が混合軸用ホルダー14を介して第２サポートア
ーム13で片持状に支持されており、容器２を除いた全て
の動力伝達系の駆動部品を蓋体３側に設けているので、
容器２の底部2Aの真下から被混合物を排出させることが
可能になる。このため、容器２内の被混合物を排出させ
たり、あるいは容器２内を洗浄したりするときにおける
作業が簡略化される。また、被混合物と動力伝達系との
接触が少ないので、被混合物に起因する機械の故障を構
造的に起き難くなる。
なお、上記実施例において、遊星運動輪列６及び回転
輪列16を形成する歯車群は、垂直な第１軸８に対して、
第２軸19及び混合軸用ホルダー14を中心線02,03で示す
状態に傾斜させるためそれぞれの軸19,14の傾斜に応じ
た傘歯車を用いているが、これら歯車の組み合わせは、
上記のような軸19,14の傾斜に適合するものであれば、
傘歯車と平歯車の組み合わせであっても差し支えないも
のである。このように、本発明は上記実施例に限定され
るものではない。
輪列16を形成する歯車群は、垂直な第１軸８に対して、
第２軸19及び混合軸用ホルダー14を中心線02,03で示す
状態に傾斜させるためそれぞれの軸19,14の傾斜に応じ
た傘歯車を用いているが、これら歯車の組み合わせは、
上記のような軸19,14の傾斜に適合するものであれば、
傘歯車と平歯車の組み合わせであっても差し支えないも
のである。このように、本発明は上記実施例に限定され
るものではない。
［発明の効果］ 以上説明したとおり、本発明に係る遊星運動混合機
は、スクリューが第２サポートアームに片持状で支持さ
れているので、従来構造のようにスクリューの下端を容
器の底部で支持しなくてもよく、これによって容器の底
部から被混合物の排出を効率よく行うことが可能にな
る。同様に、駆動系統が被混合物に接触することもない
ので、被混合物を排出させたり洗浄したりするときにお
ける作業を簡略化できるとともに、機械の故障を減らす
ことができる。
は、スクリューが第２サポートアームに片持状で支持さ
れているので、従来構造のようにスクリューの下端を容
器の底部で支持しなくてもよく、これによって容器の底
部から被混合物の排出を効率よく行うことが可能にな
る。同様に、駆動系統が被混合物に接触することもない
ので、被混合物を排出させたり洗浄したりするときにお
ける作業を簡略化できるとともに、機械の故障を減らす
ことができる。
第１図及び第２図は本発明に係る遊星運動混合機の一実
施例を示すもので、第１図はその中央縦断面図、第２図
はその要部拡大断面図である。 １……遊星運動混合機 ２……容器 ３……蓋体 ４……第１駆動源 ５……スクリュー ６……遊星運動輪列 ８……第１軸 ９……第１サポートアーム 10……中空軸 11,12……遊星運動輪列を構成する傘歯車 13……第２サポートアーム 15……第２駆動源 16……回転輪列 19……第２軸 20,21,22……回転輪列を構成する傘歯車 01,02,03……中心線。
施例を示すもので、第１図はその中央縦断面図、第２図
はその要部拡大断面図である。 １……遊星運動混合機 ２……容器 ３……蓋体 ４……第１駆動源 ５……スクリュー ６……遊星運動輪列 ８……第１軸 ９……第１サポートアーム 10……中空軸 11,12……遊星運動輪列を構成する傘歯車 13……第２サポートアーム 15……第２駆動源 16……回転輪列 19……第２軸 20,21,22……回転輪列を構成する傘歯車 01,02,03……中心線。
Claims (3)
- 【請求項１】逆円錐状の容器上部に第１駆動源及び第２
駆動源を設置し、前記第１駆動源により回転され、かつ
容器の中心線と略一致するように配置された第１軸と、
容器内にあって第１軸にその一端側を一体回転可能に固
定した第１サポートアームと、該第１サポートアームの
他端側に回転自在に支持された第２軸と、該第２軸にそ
の一端側を回転自在に取り付けた第２サポートアーム
と、該第２サポートアームの他端側に回転自在に支持さ
れた撹拌用スクリューと、前記第１軸を遊挿している固
定保持部に固定された固定保持部側歯車及び前記第２軸
を遊挿している回転自在な中空軸に固定された中空軸側
歯車とからなる遊星運動輪列とを備え、前記スクリュー
が第１駆動源の回転運動を利用して遊星運動すると同時
に、前記第２駆動源の回転運動を利用して自転する遊星
運動混合機であって、 前記スクリューは、第２サポートアームの他端側にその
上端側を片持状に支持されていると共に、その下端ない
しは下端延長線が第１軸及び第２軸の軸延長線の交差す
る位置を通る状態に傾斜してなることを特徴とする遊星
運動混合器。 - 【請求項２】スクリューの自転が、第２駆動源により回
転する歯車に噛合して前記固定保持部を回転中心として
回転される歯車と、該歯車に噛合するよう第２軸の上端
に固定された歯車及び第２軸の下端に固定された歯車
と、該歯車に噛合するよう前記スクリューに固定された
歯車とからなる回転輪列を介して行われる特許請求の範
囲第（１）項記載の遊星運動混合機。 - 【請求項３】前記回転輪列を構成する各歯車が、全て傘
歯車である特許請求の範囲第（２）項記載の遊星運動混
合機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62221863A JP2552878B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 遊星運動混合機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62221863A JP2552878B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 遊星運動混合機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6467234A JPS6467234A (en) | 1989-03-13 |
| JP2552878B2 true JP2552878B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16773369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62221863A Expired - Fee Related JP2552878B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 遊星運動混合機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552878B2 (ja) |
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1987
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