JP2504193Y2 - シ―リング材用攪拌機 - Google Patents
シ―リング材用攪拌機Info
- Publication number
- JP2504193Y2 JP2504193Y2 JP1992065881U JP6588192U JP2504193Y2 JP 2504193 Y2 JP2504193 Y2 JP 2504193Y2 JP 1992065881 U JP1992065881 U JP 1992065881U JP 6588192 U JP6588192 U JP 6588192U JP 2504193 Y2 JP2504193 Y2 JP 2504193Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- stirrer
- time
- agitator
- stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【０００１】この考案は建築工事等に使用するシーリン
グ材の攪拌機に関する。
グ材の攪拌機に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記シーリング材を使用するにあたって
は、シーリング基材とそれを硬化させる硬化剤を２液も
しくは３液混ぜてシーリング材を得る作業が必要であ
り、そのための装置としてシーリング材を攪拌する回転
羽根及びその回転羽根を駆動する動力機構を有するシー
リング材用攪拌機が従来公知であった。
は、シーリング基材とそれを硬化させる硬化剤を２液も
しくは３液混ぜてシーリング材を得る作業が必要であ
り、そのための装置としてシーリング材を攪拌する回転
羽根及びその回転羽根を駆動する動力機構を有するシー
リング材用攪拌機が従来公知であった。
【０００３】そしてこの場合、作業者は先ずシーリング
基材と硬化剤を収容した容器に攪拌機をセットし、所要
時間攪拌した後、得られたシーリング材を吐出ガンに充
填し、所望のシーリング作業を行っていた。
基材と硬化剤を収容した容器に攪拌機をセットし、所要
時間攪拌した後、得られたシーリング材を吐出ガンに充
填し、所望のシーリング作業を行っていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところが、一度攪拌し
たシーリング材は当然のことながら経時硬化し、所要時
間内にシーリング作業を完了しないと得られたシーリン
グ材が硬化してそれ以上の作業は不可能であった。即
ち、シーリング材は作り留めはできず、硬化時間内に使
い切る程度の量毎に混合攪拌する作業が必要であった。
たシーリング材は当然のことながら経時硬化し、所要時
間内にシーリング作業を完了しないと得られたシーリン
グ材が硬化してそれ以上の作業は不可能であった。即
ち、シーリング材は作り留めはできず、硬化時間内に使
い切る程度の量毎に混合攪拌する作業が必要であった。
【０００５】従って、作業者は容器内のシーリング材を
使い切るとシーリング現場から攪拌機の場所まで戻り、
新たなシーリング材を攪拌する必要があり、この攪拌時
間の間作業を中断して待たなければならず、作業効率が
悪いという問題点があった。
使い切るとシーリング現場から攪拌機の場所まで戻り、
新たなシーリング材を攪拌する必要があり、この攪拌時
間の間作業を中断して待たなければならず、作業効率が
悪いという問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案は以上の如き従
来技術の問題点を解消した攪拌機を提供することを目的
として創作されたものである。
来技術の問題点を解消した攪拌機を提供することを目的
として創作されたものである。
【０００７】即ち、この考案はシーリング材を攪拌する
回転羽根及びその回転羽根を駆動する動力機構を有する
２台の攪拌機を組み合わせて使用することを前提して構
成されており、それぞれの攪拌機には攪拌運転開始時間
及び終了時間を制御するタイマーを設け、一方の攪拌機
の攪拌運転開始時間及び終了時間を他方の攪拌機によっ
て既に攪拌したシーリング材の硬化時間内に設定できる
ようにこれらのタイマーを構成したことを特徴とする。
回転羽根及びその回転羽根を駆動する動力機構を有する
２台の攪拌機を組み合わせて使用することを前提して構
成されており、それぞれの攪拌機には攪拌運転開始時間
及び終了時間を制御するタイマーを設け、一方の攪拌機
の攪拌運転開始時間及び終了時間を他方の攪拌機によっ
て既に攪拌したシーリング材の硬化時間内に設定できる
ようにこれらのタイマーを構成したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】よって、この考案によればシーリング作業に当
たっては一方の攪拌機はタイマーにより攪拌運転終了時
間を設定して直ちに攪拌運転を開始し、他方の攪拌機は
一方の攪拌機により攪拌するシーリング材の硬化時間内
にしてシーリング材を使い切る頃に攪拌が終了するよう
にタイマーにより攪拌運転開始時間及び終了時間を設定
すれば、一方の攪拌機により攪拌したシーリング材を使
い切った作業者が攪拌機の場所まで戻ると、他方の攪拌
機により新たなシーリング材の攪拌が完了しているとい
う作用が得られる。
たっては一方の攪拌機はタイマーにより攪拌運転終了時
間を設定して直ちに攪拌運転を開始し、他方の攪拌機は
一方の攪拌機により攪拌するシーリング材の硬化時間内
にしてシーリング材を使い切る頃に攪拌が終了するよう
にタイマーにより攪拌運転開始時間及び終了時間を設定
すれば、一方の攪拌機により攪拌したシーリング材を使
い切った作業者が攪拌機の場所まで戻ると、他方の攪拌
機により新たなシーリング材の攪拌が完了しているとい
う作用が得られる。
【０００９】
【実施例】以下、この考案の具体的実施例を添付図面に
基づいて説明する。図１はこの考案の攪拌機の外観を示
す図である。この攪拌機はシーリング材を収容した容器
（通常は缶を使用）に載置可能な本体１の下方よりシー
リング材を攪拌する回転羽根３を垂設した構成よりな
り、２台１組として使用に供される。
基づいて説明する。図１はこの考案の攪拌機の外観を示
す図である。この攪拌機はシーリング材を収容した容器
（通常は缶を使用）に載置可能な本体１の下方よりシー
リング材を攪拌する回転羽根３を垂設した構成よりな
り、２台１組として使用に供される。
【００１０】上記回転羽根３はモータ２により駆動され
るものであり、このモータ２と電源４の間にはモータの
駆動を制御するタイマー５が介在される（図２参照）。
タイマー５は攪拌運転開始時間及び終了時間を制御する
機能を有し、一方の攪拌機の攪拌運転開始時間及び終了
時間を他方の攪拌機によって既に攪拌したシーリング材
の硬化時間内に設定できるように構成される。尚、この
実施例では３リットルから５リットルのシーリング材の
攪拌を想定しており、この場合攪拌に要する時間は約１
０分から１５分間であり、硬化に至るまでの時間は約１
時間から２時間である。
るものであり、このモータ２と電源４の間にはモータの
駆動を制御するタイマー５が介在される（図２参照）。
タイマー５は攪拌運転開始時間及び終了時間を制御する
機能を有し、一方の攪拌機の攪拌運転開始時間及び終了
時間を他方の攪拌機によって既に攪拌したシーリング材
の硬化時間内に設定できるように構成される。尚、この
実施例では３リットルから５リットルのシーリング材の
攪拌を想定しており、この場合攪拌に要する時間は約１
０分から１５分間であり、硬化に至るまでの時間は約１
時間から２時間である。
【００１１】図中符号７はタイマー５の運転開始時間を
設定するスイッチ、８は同じく運転終了時間を設定する
スイッチ、６はメインスイッチである。上記スイッチの
設定は一例であり、これに限定されず他の手段を採用し
得ることは勿論である。
設定するスイッチ、８は同じく運転終了時間を設定する
スイッチ、６はメインスイッチである。上記スイッチの
設定は一例であり、これに限定されず他の手段を採用し
得ることは勿論である。
【００１２】次にこの考案の攪拌機の操作例を図３のタ
イムチャートに沿って説明する。図中、ｔ１は作業開始
時間を示す。作業の開始にあたっては先ず第１攪拌機を
その攪拌終了時間をｔ２（ここではｔ１より１５分後）
に設定し、第１攪拌機により直ちにシーリング材の攪拌
運転を開始する。
イムチャートに沿って説明する。図中、ｔ１は作業開始
時間を示す。作業の開始にあたっては先ず第１攪拌機を
その攪拌終了時間をｔ２（ここではｔ１より１５分後）
に設定し、第１攪拌機により直ちにシーリング材の攪拌
運転を開始する。
【００１３】そして同時に、第１攪拌機により攪拌する
シーリング材の硬化時間内にしてシーリング材を使い切
る頃に攪拌が終了するように第２攪拌機の攪拌開始時間
をｔ３（ここではｔ１より１時間３０分後）に、攪拌終
了時間をｔ４（ここではｔ１より１時間４５分後）に設
定する。
シーリング材の硬化時間内にしてシーリング材を使い切
る頃に攪拌が終了するように第２攪拌機の攪拌開始時間
をｔ３（ここではｔ１より１時間３０分後）に、攪拌終
了時間をｔ４（ここではｔ１より１時間４５分後）に設
定する。
【００１４】その結果、第１攪拌機により攪拌したシー
リング材による作業時間を終了した（終了時間はｔ４）
作業者が攪拌機の場所まで戻ると、第２攪拌機により新
たなシーリング材の攪拌が完了しているとことになる。
よって、第２攪拌機を第１攪拌機、第１攪拌機を第２攪
拌機としてこのサイクルを繰り返せば、攪拌のために作
業を中断することなく連続してシーリング作業を行うこ
とができる。
リング材による作業時間を終了した（終了時間はｔ４）
作業者が攪拌機の場所まで戻ると、第２攪拌機により新
たなシーリング材の攪拌が完了しているとことになる。
よって、第２攪拌機を第１攪拌機、第１攪拌機を第２攪
拌機としてこのサイクルを繰り返せば、攪拌のために作
業を中断することなく連続してシーリング作業を行うこ
とができる。
【００１５】
【考案の効果】以上の構成よりなるこの考案によれば、
従来新たなシーリング材の攪拌のために作業が中断され
ていたシーリング作業が中断時間無しに連続して行うこ
とができ、シーリング作業の作業効率が著しく向上され
る効果が得られる。
従来新たなシーリング材の攪拌のために作業が中断され
ていたシーリング作業が中断時間無しに連続して行うこ
とができ、シーリング作業の作業効率が著しく向上され
る効果が得られる。
【図１】この考案のシーリング材用攪拌機の正面図。
【図２】同上、電気回路のブロック図。
【図３】同上、作用を示すタイムチャート図。
１ 攪拌機の本体 ２ モータ ３ 回転羽根 ５ タイマー
Claims (1)
- 【請求項１】 シーリング材を攪拌する回転羽根及びそ
の回転羽根を駆動する動力機構を有する２台の攪拌機の
組み合わせからなり、それぞれの攪拌機には攪拌運転開
始時間及び終了時間を制御するタイマーを設け、一方の
攪拌機の攪拌運転開始時間及び終了時間を他方の攪拌機
によって既に攪拌したシーリング材の硬化時間内に設定
できるようにこれらのタイマーを構成したことを特徴と
するシーリング材用攪拌機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992065881U JP2504193Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | シ―リング材用攪拌機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992065881U JP2504193Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | シ―リング材用攪拌機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625453U JPH0625453U (ja) | 1994-04-08 |
| JP2504193Y2 true JP2504193Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13299769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992065881U Expired - Lifetime JP2504193Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | シ―リング材用攪拌機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504193Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118292667B (zh) * | 2024-06-04 | 2024-09-03 | 山西建筑工程集团有限公司 | 一种建筑装修用的布线槽混凝土回填设备 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS526899B2 (ja) * | 1972-04-19 | 1977-02-25 | ||
| JPS6033530B2 (ja) * | 1981-07-07 | 1985-08-03 | 株式会社神戸製鋼所 | 密閉型混練機の混練制御方法 |
| JPS608132A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 車「りよう」搭載用被駆動体の駆動制御操作装置 |
| JPS6087011A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 強制練りミキサ及びコンクリ−ト混練方法 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP1992065881U patent/JP2504193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0625453U (ja) | 1994-04-08 |
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