JPH11235946A - 生コンミキサー車 - Google Patents

生コンミキサー車

Info

Publication number
JPH11235946A
JPH11235946A JP5627898A JP5627898A JPH11235946A JP H11235946 A JPH11235946 A JP H11235946A JP 5627898 A JP5627898 A JP 5627898A JP 5627898 A JP5627898 A JP 5627898A JP H11235946 A JPH11235946 A JP H11235946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ready
mixed concrete
opening
rotary drum
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5627898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Yamamoto
洋三 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5627898A priority Critical patent/JPH11235946A/ja
Publication of JPH11235946A publication Critical patent/JPH11235946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C5/00Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions
    • B28C5/42Apparatus specially adapted for being mounted on vehicles with provision for mixing during transport
    • B28C5/4272Apparatus specially adapted for being mounted on vehicles with provision for mixing during transport with rotating drum rotating about a horizontal or inclined axis, e.g. comprising tilting or raising means for the drum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体に搭載された回転ドラムを、開口部を下
に向けたり、上に向けるといった傾動ができるようにし
て、生コンの供給及び排出が簡単かつ十分にできるよう
にすると共に、生コン排出後の洗滌に伴う洗滌水につい
ても、これを簡単かつ十分に排水でき、又、生コンの収
容量や走行条件等に対応して回転ドラムの傾斜角度を任
意に可変することができるようにした生コンミキサー車
の提供。 【解決手段】 内部に収容した生コンを撹拌するための
回転ドラム2が車体1に搭載されている生コンミキサー
車において、回転ドラムを、一端に形成されている開口
部20を上向きにした上向き位置と、開口部を下向きに
した下向き位置との間で傾動させると共に、この傾動範
囲内で回転ドラムを位置決め固定するためのドラム傾動
装置6が設けられている構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生コンクリート
(生コン)の運搬に使用される生コンミキサー車(トラ
ックアジテータ)に関する。
【0002】
【従来の技術】生コンミキサー車は、内部に収容した生
コンを撹拌するための回転ドラムが車体に搭載されたも
ので、この回転ドラムに生コンを収容し、この生コンを
回転ドラムにより撹拌しながら所定の工事現場に運搬す
るのに使用されている。
【0003】従来、生コンミキサー車の回転ドラムは、
一端に形成された開口部が上向きになる傾斜状態で車体
に固定されていた。従って、この回転ドラムが、開口部
を下に向けたり、上に向けるといった傾動はできないも
のであった。
【0004】又、従来、回転ドラムの開口部に蓋体が設
けられているものは見受けられない。構造的に見ても、
開口部内に侵入して生コン供給シュート等が配設されて
おり、これらが邪魔になるため、蓋体を設けること自体
が不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように回転ドラムが開口部を上向きにした傾斜状態で車
体に固定されていると、この上向き傾斜状態のままで開
口部から生コンを供給し、又、生コンを回転ドラム外に
排出する場合も上向き傾斜状態のままで開口部から排出
しなければならない。これでは、生コン供給時には問題
がないとしても、生コン排出時には回転ドラムの底に溜
った生コンを開口部まで上方に移動させなければならな
い。このため、従来では回転ドラムの内部に底部から開
口部に亘って撹拌板を螺旋状に取り付け、そして、回転
ドラムを逆転させながら撹拌板の螺旋によって生コンを
開口部まで上方に移動させるようにしていた。これで
は、撹拌板の構造が複雑になるし、また、回転ドラム内
に残る生コンの残量が多くなってしまうという問題があ
った。
【0006】又、生コンを排出したのちは、回転ドラム
の内部を水で洗滌する必要があるが、従来では、この洗
滌水についても、回転ドラム内に残る洗滌水の残量が多
く、このため、次に供給する生コンの水セメント比に与
える影響が大きくなるという問題があった。
【0007】又、従来のように回転ドラムが開口部を上
向きにした傾斜状態で車体に固定されていると、急な坂
道を登坂する際、車体が斜めになる分だけ水平レベルに
対して回転ドラムの傾斜が緩くなる。従って、回転ドラ
ム内に開口部の近くまで生コンを収容している場合に
は、これが開口部からこぼれ出てしまう。これを防ぐた
めには、生コンの収容量を予め制限しなければならず、
それだけ生コンの運搬量が減少してしまうという問題も
あった。
【0008】尚、夏季等、特に気温が高い時期には、回
転ドラム内が高温になり、内部に収容した生コンの水分
が開口部を通して蒸発したり、熱によって生コンの凝固
が進むなど、運搬時の品質低下が問題となっている。こ
のため、水の代わりに氷を用いたり、冷却した水を用い
て低温の生コンを製造する技術がある。しかしながら、
この場合でも、回転ドラムの開口部が開放したままであ
ると、この開口部から冷気が逃げ、生コンの温度が短時
間のうちに上昇し、所期の効果が薄れてしまうという問
題がある。
【0009】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、車体に搭載された回転ドラ
ムを、開口部を下に向けたり、上に向けるといった傾動
ができるようにして、生コンの供給及び排出が簡単かつ
十分にできるようにすると共に、生コン排出後の洗滌に
伴う洗滌水についても、これを簡単かつ十分に排水で
き、又、生コンの収容量や走行条件等に対応して回転ド
ラムの傾斜角度を任意に可変することができるようにし
た生コンミキサー車を提供することを第1の課題として
いる。
【0010】又、この第1の課題の課題に加えて、回転
ドラムの開口部に蓋体を設けることにより、水分の蒸発
を防止することができ、また、低温の生コンを収容した
場合に冷気が開口部から逃げるのを防止して低温を維持
できるようにした生コンミキサー車を提供することを第
2の課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の生コンミキサー車(請求項1)は、
内部に収容した生コンを撹拌するための回転ドラムが車
体に搭載されている生コンミキサー車において、前記回
転ドラムを、一端に形成されている開口部を上向きにし
た上向き位置と、開口部を下向きにした下向き位置との
間で傾動させると共に、この傾動範囲内で回転ドラムを
位置決め固定するためのドラム傾動装置が設けられてい
る構成とした。
【0012】この生コンミキサー車(請求項1)では、
ドラム傾動装置の作動によって、回転ドラムを上向き位
置(直立位置を含む)と、下向き位置との間で自在に位
置決めすることができる。従って、生コンを供給する際
には、回転ドラムを上向き位置にして生コンを直接に開
口部から供給することができる。これにより、従来のよ
うに生コン供給シュートを開口部に設ける必要がなくな
る。又、生コンを排出する際には、回転ドラムを下向き
位置にして開口部から生コンを排出することができる。
尚、走行時には生コンの収容量や走行条件等に対応して
回転ドラムの傾斜角度を設定することができる。又、生
コン排出後の洗滌に際し、回転ドラムを下向き位置にす
れば、洗滌水を簡単かつ十分に排水することができ、回
転ドラム内に残る洗滌水の残量を減少させることができ
る。
【0013】次に、上記第2の課題を解決するために、
本発明の生コンミキサー車(請求項2)は、請求項1記
載の生コンミキサー車において、回転ドラムの開口部に
装着するための蓋体を備えている構成とした。
【0014】この生コンミキサー車(請求項2)では、
開口部に蓋体を装着することにより、回転ドラムの内部
が密封される。従って、回転ドラム内に生コンを収容し
たのち、開口部に蓋体を装着すれば、生コンの水分が開
口部を通して蒸発するのを防止できるし、又、低温の生
コンを収容した場合に冷気が開口部から逃げるのを防止
でき、低温を維持することができる。尚、このように開
口部に蓋体を装着することができるのは、回転ドラムを
上向き位置にすれば開口部から直接に生コンを供給でき
るからで、即ち、従来のように生コン供給シュートを開
口部に装備する必要がなくなり、この生コン供給シュー
トの存在が蓋体を装着する際の邪魔にならないからであ
る。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面により
詳述する。図1〜図4は実施の第1形態を示すもので、
図1は回転ドラムを上向き位置に位置決めした状態の生
コンミキサー車を示す側面図、図2は回転ドラムを下向
き位置に位置決めした状態の生コンミキサー車を示す側
面図、図3は回転ドラムを上向き位置と下向き位置の間
に位置決めした状態の生コンミキサー車を示す側面図、
図4は図3のA−A断面図である。
【0016】この生コンミキサー車は、車体1の前部に
運転席10が設けられ、この運転席10の後側におい
て、車体1の後部に生コンクリートを収容するための回
転ドラム2が搭載されている。
【0017】前記回転ドラム2は、後端に開口部20が
形成され、前端が閉鎖された円筒状ドラムに形成され、
その内周面に撹拌板21が突設されている。尚、この撹
拌板21の数や取り付け位置や取り付け角度等は任意設
計事項である。ただ、回転ドラム2が正逆回転すること
に対応して、撹拌板21の両板面22,22が回転ドラ
ム2の内周面23に対して鈍角θになるように形成され
ている。これにより、回転ドラム2の正転時及び逆転時
のいずれの場合でも、撹拌板21と内周面23との隅部
に生コンが溜ることがないようにしている。
【0018】又、この回転ドラム2は、ドラム中心軸C
を中心として回転(正逆転)することにより、内部に収
容した生コンを撹拌板21によって撹拌するもので、そ
の回転駆動構造は、回転ドラム2の前端面(底面)の中
心に連結された支軸30がフレーム5に軸支されると共
に、この支軸30がフレーム5に固定された油圧モータ
40に連結されている。尚、この油圧モータ40は車体
1に取り付けられた油圧ポンプ41にフレキシブルな油
圧ホースで接続され、この油圧モータ40及び油圧ポン
プ41を含む油圧回路は、生コンミキサー車用の一般的
な回路構成になっている。
【0019】又、この回転ドラム2の支持構造は、前記
支軸30がフレーム5に軸支されることで前部が回転可
能に支持され、又、回転ドラム2の後側部に環状レール
24が突設され、この環状レール24がフレーム5に取
り付けられた3個の支持ローラ31により支えられるこ
とで後部が回転可能に支持されたものとなっている。
【0020】又、前記回転ドラム2は、ドラム傾動装置
6の作動により、開口部20を上向きにした上向き位置
(図1の位置)と、開口部20を下向きにした下向き位
置(図2の位置)との間で傾動すると共に、この傾動範
囲内で位置決め固定される。前記ドラム傾動装置6は、
車体1に固定されたブラケット11に前記フレーム5が
支軸50を支点として傾動可能に軸着されると共に、フ
レーム5と車体1との間に油圧シリンダ60が設けられ
た構造となっている。従って、油圧シリンダ60を短縮
すると、回転ドラム2及び油圧モータ40を伴いながら
フレーム5の後側が上昇し、回転ドラム2が上向き位置
に傾動する。また、油圧シリンダ60を伸長すると、回
転ドラム2及び油圧モータ40を伴いながらフレーム5
の後側が下降し、回転ドラム2が下向き位置に傾動す
る。そして、油圧シリンダ60を停止すれば、その位置
で回転ドラム2が位置決め固定される。尚、図中12は
生コン排出シュートで、車体1の後部に取り付けられ、
回転ドラム2が下向き位置に傾動した状態で、開口部2
0の下方に位置する。
【0021】従って、この生コンミキサー車では、生コ
ンを供給する際には、油圧シリンダ60により回転ドラ
ム2を上向き位置に位置決めすれば、この状態で開口部
20から生コンを直接に供給することができる。これに
より、従来のように生コン供給シュートを開口部20に
設ける必要がなくなる。
【0022】又、生コンを排出する際には、油圧シリン
ダ60により回転ドラム2を下向き位置に位置決めすれ
ば、この状態で開口部20から生コンを自然の流れによ
って排出することができる。この排出に際し、回転ドラ
ム2を回転させながら排出させることもできるし、ま
た、油圧シリンダ60により回転ドラム2を上下に揺動
させて排出を促進させることもできる。
【0023】又、回転ドラム2の傾斜角度は油圧シリン
ダ60により任意に設定できるため、走行時には生コン
の収容量や走行条件等に対応して回転ドラム2の傾斜角
度を設定することができる。
【0024】又、生コン排出後の洗滌に際し、回転ドラ
ム2を下向き位置にすれば、洗滌後の水を簡単かつ十分
に排水することができ、回転ドラム2の内部に残る洗滌
水の残量を減少することができる。尚、車体1に水タン
クを装備すると共に、この水タンクから配管したホース
の吐水口を開口部20に臨ませておけば(後述する蓋体
等にホースの吐水口を取り付けるようにしてもよい)、
生コン排出後に水タンクからホースを介して回転ドラム
2内に自動的に水を入れることができる。そして、回転
ドラム2を回転させたり、上下に傾動させながら工場に
戻れば、その戻りに要する走行時間を有効に利用して回
転ドラム2の内部を洗滌することができる。
【0025】次に、図5は実施の第2形態を示すもの
で、生コンミキサー車に搭載された回転ドラムの後部を
示す側面図である。この実施の第2形態では、回転ドラ
ム2の開口部20に蓋体7が設けられている点に特徴が
ある。尚、実施の第1形態と同一構成については図面の
符号を同一にして、その説明を省略する。
【0026】前記蓋体7は、回転ドラム2の開口部20
を覆うように円形板に形成され、その周囲にフランジ7
0が形成され、このフランジ70の内面にゴムシール7
1が貼付られている。そして、この蓋体7は開閉装置8
により開口部20に対して開閉可能に装着される。
【0027】前記開閉装置8は、基端が支軸80によっ
てフレーム5に軸着されたアーム81を備え、このアー
ム81の先端に蓋体7の中心がベアリング72を介して
回転可能に取り付けられている。又、アーム81の支軸
80にはピニオン82が取り付けられ、このピニオン8
2に噛み合うウオームギア83がフレーム5に取り付け
られた駆動モータ84(油圧モータや電動モータ等)に
連結された構造となっている。従って、駆動モータ84
を一方に回転させると、ウオームギヤ83とピニオン8
2を介してアーム81が上昇し、仮想線で示すように蓋
体7が開口部20から外れて開口部20が開放する。
尚、この蓋体7の開放度合いは駆動モータ84の作動時
間を調節するによって自在に設定できる。又、駆動モー
タ84を逆回転させると、ウオームギヤ83とピニオン
82を介してアーム81が下降し、実線で示すように蓋
体7が開口部20に装着される。
【0028】尚、この蓋体7の装着状態で回転ドラム2
が回転しても、蓋体7がアーム81に対して回転可能で
あるため、回転ドラム2は蓋体7を装着したまま支障な
く回転することができるし、又、開閉装置8がフレーム
5に取り付けられているため、回転ドラム2は蓋体7を
装着したまま上向き位置と下向き位置との間を支障なく
傾動することができる。
【0029】従って、この生コンミキサー車では、開口
部20に蓋体7を装着することにより回転ドラム2の内
部を密封することができる。従って、回転ドラム2内に
生コンを収容したのち、開口部20に蓋体7を装着すれ
ば、生コンの水分が開口部20を通して蒸発するのを防
止できるし、又、低温の生コンを収容した場合に冷気が
開口部20から逃げるのを防止でき、低温を維持するこ
とができる。
【0030】尚、上記のように開口部20に蓋体7を装
着することができるのは、従来のように生コン供給シュ
ートを開口部20に装備する必要がなくなり、この生コ
ン供給シュートの存在が蓋体7を装着する際の邪魔にな
らないからである。
【0031】次に、図6は実施の第3形態を示すもの
で、生コンミキサー車を示す側面図である。尚、実施の
第1形態及び第2形態と同一構成については図面の符号
を同一にして、その説明を省略する。
【0032】この生コンミキサー車では、回転ドラム2
の回転駆動構造が、回転ドラム2の外周に設けられた環
状ラック90と、この環状ラック90に噛合する状態で
車体1のブラケット11に軸支されたピニオン91と、
そのピニオン軸92にプーリ93,94及びベルト95
で連結する状態で車体1に設けられた駆動モータ96と
で構成されている。
【0033】又、この回転ドラム2の支持構造は、回転
ドラム2の前端面の中心が支軸30によりフレーム5に
固定されることで前部が回転可能に支持され、又、回転
ドラム2の後側部に突設された環状レール24がフレー
ム5に取り付けられた3個の支持ローラ31により支持
されることで後部が回転可能に支持されたものとなって
いる。
【0034】従って、駆動モータ96を作動させると、
プーリ93,94及びベルト95を介してピニオン91
が回転し、これに噛合する環状ラック90の回転により
回転ドラム2がドラム中心軸Cを中心として回転(正逆
転)し、内部に収容した生コンを撹拌板21によって撹
拌する。
【0035】尚、ドラム傾動装置6は、フレーム5が前
記ピニオン軸92と同軸上に回動可能に支持されると共
に、前記実施の第1形態と同様に、フレーム5と車体1
の間に油圧シリンダ60が設けられた構造となってい
る。
【0036】又、蓋体7の開閉装置8は、アーム81の
支軸80に作動腕85が突設され、この作動腕85とフ
レーム5の間に油圧シリンダ86が設けられた構造とな
っている。従って、油圧シリンダ86が伸長した状態で
は蓋体7が実線で示すように開口部20に装着され、他
方、油圧シリンダ86が短縮した状態では蓋体7が仮想
線で示すように開口部20から外れて開口部20が開放
する。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成は、これに限定されることはな
い。例えば、回転ドラムの回転駆動構造にチエン掛け駆
動等を用いてもよいし、また、ドラム傾動装置にピニオ
ンとウオームギアを用るいるなど、油圧モータや油圧シ
リンダ等を用い、この動力を適宜の機構で伝達すればよ
い。又、蓋体の開閉装置についても同様に、適宜の機構
を採用できる。
【0038】又、回転ドラムの形状についても、底部を
球状面に形成して丸みを持たせるようにしてもよい。
又、回転ドラムの支持構造について、回転ドラムの前端
面の中心を支軸でフレームに支持するだけの構造とし、
実施の形態で示した環状レールと支持ローラを省略する
こともできる。
【0039】又、回転ドラムの内部に収容された生コン
の撹拌手段としては、実施の形態で示したように、回転
ドラムの内周面に撹拌板を突設する以外に、例えば、回
転ドラムの底部を貫通して回転ドラムの内部に撹拌軸を
設け、この撹拌軸に撹拌羽根を取り付けると共に、フレ
ームに取り付けた駆動モータを回転軸に連結し、この駆
動モータにより撹拌軸を回転させて、撹拌羽根により回
転ドラムの内部に収容した生コンを撹拌させるようにし
てもよい。尚、この撹拌羽根を設けた撹拌軸による撹拌
手段は、実施の形態で示した撹拌板と併用してもよい、
単独で用いてもよい。
【0040】又、蓋体について、実施の形態では開閉装
置によって自動的に開閉する構造としたが、手動によっ
て開閉させたり、又、蓋体を開口部から分離した別部材
として用意し、これを手作業で開口部に着脱させるよう
にしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明(請求
項1)の生コンミキサー車にあっては、ドラム傾動装置
の作動によって、回転ドラムを上向き位置と、下向き位
置との間で自在に位置決めすることができる。従って、
回転ドラムを上向き位置にして生コンを直接に開口部か
ら供給することができるため、従来のように生コン供給
シュートを開口部に設ける必要がなくなる。又、生コン
を排出する際には、回転ドラムを下向き位置にして開口
部から生コンを自然の流れによって排出することができ
る。又、走行時には生コンの収容量や走行条件等に対応
して回転ドラムの傾斜角度を任意に設定できるという効
果が得られる。
【0042】又、生コン排出後の洗滌に際し、回転ドラ
ムを下向き位置にすれば、洗滌後の水を簡単かつ十分に
排水することができ、回転ドラムの内部に残る洗滌水の
残量を減少できるという効果が得られる。
【0043】又、本発明(請求項2)の生コンミキサー
車にあっては、開口部に蓋体を装着することにより、回
転ドラムの内部を密封することができる。従って、回転
ドラム内に生コンを収容したのち、開口部に蓋体を装着
すれば、生コンの水分が開口部を通して蒸発するのを防
止できるし、又、低温の生コンを収容した場合に冷気が
開口部から逃げるのを防止でき、低温を維持できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の第1形態であって、回転ドラムを上向き
位置に位置決めした状態の生コンミキサー車を示す側面
図である。
【図2】回転ドラムを下向き位置に位置決めした状態の
生コンミキサー車を示す側面図である。
【図3】回転ドラムを上向き位置と下向き位置の間に位
置決めした状態の生コンミキサー車を示す側面図であ
る。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】実施の第2形態を示すもので、生コンミキサー
車に搭載された回転ドラムの後部を示す側面図である。
【図6】実施の第3形態を示すもので、生コンミキサー
車を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 回転ドラム 20 開口部 6 ドラム傾動装置 7 蓋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収容した生コンを撹拌するための
    回転ドラムが車体に搭載されている生コンミキサー車に
    おいて、 前記回転ドラムを、一端に形成されている開口部を上向
    きにした上向き位置と、開口部を下向きにした下向き位
    置との間で傾動させると共に、この傾動範囲内で回転ド
    ラムを位置決め固定するためのドラム傾動装置が設けら
    れていることを特徴とした生コンミキサー車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の生コンミキサー車におい
    て、回転ドラムの開口部に装着するための蓋体を備えて
    いることを特徴とした生コンミキサー車。
JP5627898A 1998-02-19 1998-02-19 生コンミキサー車 Pending JPH11235946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5627898A JPH11235946A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 生コンミキサー車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5627898A JPH11235946A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 生コンミキサー車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11235946A true JPH11235946A (ja) 1999-08-31

Family

ID=13022631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5627898A Pending JPH11235946A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 生コンミキサー車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11235946A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1205112A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-15 Armor Inox Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
FR2816482A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-17 Armor Inox Sa Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
FR2816483A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-17 Armor Inox Sa Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
CN101929246A (zh) * 2010-08-30 2010-12-29 中国一冶集团有限公司 采用具有缓冲卸料、空斗复位的轨道小车运送混凝土方法
CN103132698A (zh) * 2013-02-28 2013-06-05 徐工集团工程机械股份有限公司 回转机构以及工程机械
CN104385461A (zh) * 2014-11-20 2015-03-04 徐州徐工施维英机械有限公司 一种搅拌运输车
CN105563656A (zh) * 2015-12-23 2016-05-11 北汽福田汽车股份有限公司 一种混凝土搅拌车
CN105965692A (zh) * 2016-05-04 2016-09-28 黄宇龙 一种搅拌运输车
WO2017028783A1 (zh) * 2015-08-18 2017-02-23 合肥工业大学 一种混凝土搅拌运输车

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1205112A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-15 Armor Inox Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
FR2816482A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-17 Armor Inox Sa Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
FR2816483A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-17 Armor Inox Sa Baratte de traitement pour produits alimentaires tels que des viandes ou des poissons
CN101929246A (zh) * 2010-08-30 2010-12-29 中国一冶集团有限公司 采用具有缓冲卸料、空斗复位的轨道小车运送混凝土方法
CN103132698A (zh) * 2013-02-28 2013-06-05 徐工集团工程机械股份有限公司 回转机构以及工程机械
CN104385461A (zh) * 2014-11-20 2015-03-04 徐州徐工施维英机械有限公司 一种搅拌运输车
WO2017028783A1 (zh) * 2015-08-18 2017-02-23 合肥工业大学 一种混凝土搅拌运输车
US10099402B2 (en) 2015-08-18 2018-10-16 Hefei University Of Technology Vehicle capable of stirring concrete during transportation
CN105563656A (zh) * 2015-12-23 2016-05-11 北汽福田汽车股份有限公司 一种混凝土搅拌车
CN105563656B (zh) * 2015-12-23 2018-01-19 北汽福田汽车股份有限公司 一种混凝土搅拌车
CN105965692A (zh) * 2016-05-04 2016-09-28 黄宇龙 一种搅拌运输车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11235946A (ja) 生コンミキサー車
JP2004113407A (ja) 洗米炊飯装置
WO2017047298A1 (ja) ミキサ車
US5556202A (en) Pivotly mounted drum type mixer
JP2001321653A (ja) 混合装置
JPS5942107Y2 (ja) 撹拌装置における撹拌ドラムの傾斜調整装置
JP2004361056A (ja) 冷却装置
CN215963050U (zh) 一种污水处理加料用搅拌装置
JPH0451856Y2 (ja)
JP2001089276A (ja) コンポスト製造装置
JPS6017227Y2 (ja) 撹拌装置における撹拌ドラムの傾斜調整装置
RU191343U1 (ru) Смеситель
CN218166922U (zh) 一种立式搅拌罐
JPH0632805Y2 (ja) 混合機
JPH1043614A (ja) 電気洗米器
JPH04215536A (ja) 天井カバーの開閉装置
JPH09142195A (ja) 洗濯機を具備した車両
US1780956A (en) Concrete-mixing apparatus
CN110179316A (zh) 一种电机驱动式自动翻转出料炒锅
JPS5811353Y2 (ja) 業務用バツチ式洗濯機のドラム開口部回転支承装置
JPH0947671A (ja) 洗米機
JPS6134032Y2 (ja)
JPS6134030Y2 (ja)
JP2003180145A (ja) コンバイン
JPH10192162A (ja) 洗米機