JPH09142195A - 洗濯機を具備した車両 - Google Patents

洗濯機を具備した車両

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JPH09142195A
JPH09142195A JP32806395A JP32806395A JPH09142195A JP H09142195 A JPH09142195 A JP H09142195A JP 32806395 A JP32806395 A JP 32806395A JP 32806395 A JP32806395 A JP 32806395A JP H09142195 A JPH09142195 A JP H09142195A
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JP
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washing tub
washing
vehicle
washing machine
stirring blade
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Takashi Shiga
隆 志賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停車中だけでなく、振動を受ける走行中にお
いても安定的に洗濯することのできる、洗濯機を具備し
た車両を提供する。 【構成】 車両の下部スペースに、攪拌翼7を内蔵した
横長筒状の洗濯槽9と、該洗濯槽9に給水する給水用タ
ンク11と、洗濯槽9からの排水を溜める排水用タンク
12とを直列に配置する。前記攪拌翼7は、横長のもの
であり、その両端が洗濯槽の両端中央部に軸支され、洗
濯槽の軸線回りに強制回転せしめられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックやバス等
の車両乗務員の衣服等の洗濯を行うことのできる洗濯機
を具備した車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長距離トラックやバス等は、2〜3日の
旅程で運行される場合が多々あり、この場合に乗務員の
衣服の洗濯が問題となっていた。特に長距離トラックの
場合には、運転を交代して昼夜を通して運行されること
が多く、宿泊先で洗濯をすることもできないのが現状で
あった。又宿泊所を利用するバスの乗務員にしても、宿
泊所が必ずしも洗濯機(コインランドリー)を具えてい
るものではないので、随時洗濯ができるものではなかっ
た。その他、野外工事(山中の道路工事やダム工事等)
に使用される運搬車や特殊機動車についても、その宿泊
設備の水は飲料水として貴重であり、車両乗務員の衣服
の洗濯に用いることが出来難い場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、通
常の家庭用の洗濯機を車両にそのまま搭載して利用する
ことを考えたが、使用する水の確保に問題がある。又洗
浄水を直接排水管に放水する構成を採用するため、停車
中であれば適宜の排水溝に排水することも可能である
が、走行中においては排水が問題となって便利に使用で
きない。更に車両搭載の場合は、床に定置して用いる場
合に比較して多大の振動を受けることになるため、その
振動対策も必要となる。加えて、洗濯物の出し入れの容
易性にも配慮する必要がある。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑み、車両の走
行中にも洗濯を可能とする車両専用の洗濯機を具え、乗
務員の衣服を洗濯することができるようにした、洗濯機
を具備した車両の提供を目的とするものである。又、洗
濯後の温風乾燥や振動対策、洗濯物の出し入れの容易性
にも配慮された、洗濯機を具備した車両の提供を目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る洗濯機を具
備した車両(以下車両という)は、前記目的を達成する
べく以下の手段を採用する。
【0006】即ち本発明に係る車両(トラックやバスそ
の他特殊作業車等を含む)は、攪拌翼を内蔵する洗濯槽
と、前記攪拌翼を駆動する電動モータと、前記洗濯槽に
対する給水のための給水用タンクと、前記洗濯槽からの
排水を溜める排水用タンクとを具える洗濯機を車両の一
部に有することを特徴とするものである。
【0007】本発明に係る車両はより好ましくは、攪拌
翼を内蔵する横長の筒状に構成された洗濯槽と、該洗濯
槽に対する給水のための給水用タンクと、該洗濯槽から
の排水を溜める排水用タンクとが直列に配置され、且
つ、前記攪拌翼を駆動する電動モータと、前記洗濯槽か
ら排水タンクへの排水を行う排水用ポンプとが付設され
てなる洗濯機を、車両の一部に有することを特徴とする
ものである。
【0008】前記車両において、攪拌翼は、横長の筒状
に構成された前記洗濯槽の両端中央部に、水平な軸線回
りに回転可能に軸支された両端の回転軸と、洗濯槽の半
径方向に突出する翼片の複数を所要角度ピッチで具え且
つ該翼片の基端部分をなす中央部が該回転軸に固定され
た保持部材と、該対向する翼片相互を連結する平行した
複数本の棒状体とからなる両持ち構造に構成し、両回転
軸の回転に伴い、該攪拌翼が洗濯槽内でその軸線回りに
回転するように構成するのがよい。
【0009】前記車両において、洗濯機を車両の下部ス
ペースに設置することとし、前記攪拌翼を、横長の筒状
に構成された前記洗濯槽の両端中央部に、水平な軸線回
りに回転可能に軸支された両端の回転軸と、洗濯槽の直
径方向に長い真っ直ぐの棒状或いは板状に形成され、且
つその長さ方向中央部が該回転軸の端部に固定された保
持部材と、該対向する保持部材の端部相互を連結する平
行した2本の棒状体とからなる、両持ち構造に構成し、
両回転軸の回転に伴い、該攪拌翼を洗濯槽内でその軸線
回りに回転可能とするのがよい。
【0010】前記各車両において、洗濯槽に送風管を連
結し、該送風管に温風発生源を連設するのがよい。この
場合、該送風管を排水管に連結するのがよい。
【0011】洗濯槽を、横長の筒状に構成した場合、洗
濯槽の車両外方側の側面部に洗濯物出し入れ口を設け、
これを開閉蓋で開閉可能とするのがよい。
【0012】本発明に係る車両のより好ましい態様は、
攪拌翼を内蔵する横長の筒状に構成された洗濯槽と、該
洗濯槽に対する給水のための給水用タンクと、該洗濯槽
からの排水を溜める排水用タンクとが直列に配置され、
且つ、前記攪拌翼を駆動する電動モータと、前記給水用
タンクの水を前記洗濯槽に送り込む給水用ポンプと、洗
濯槽から排水タンクへの排水を行う排水用ポンプとが付
設されてなる洗濯機を、車両の下部スペースに設置して
なり、前記攪拌翼は、前記横長筒状の洗濯槽の両端中央
部に、水平な軸線回りに回転可能に軸支された両端の回
転軸と、洗濯槽の直径方向に長い真っ直ぐの棒状或いは
板状に形成され、且つその長さ方向中央部が該回転軸の
端部に固定された保持部材と、該対向する保持部材の端
部相互を連結する平行した2本の棒状体とからなる、両
持ち構造に構成されており、前記回転軸の回転に伴い、
該攪拌翼を洗濯槽内でその軸線回りに回転可能としてな
り、又洗濯槽の車両外方側の側面部に洗濯物出し入れ口
を設け、これを開閉蓋で開閉可能とすると共に、洗濯槽
に連結された排水管に送風管を連結し、該送風管を温風
発生源に連設したことを特徴とするものである。
【0013】本発明に係る車両が、対向する保持部材の
端部相互を平行する2本の棒状体で連結してなる攪拌翼
を具える場合、上に位置する棒状体が、洗濯物出し入れ
口の上縁より上側に位置し、且つ下に位置する棒状体
が、洗濯槽の下端よりも奥側に位置するように保持部材
が傾斜状態で停止するよう、構成するのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において本発明に係る、洗濯
機を具備した車両1は、トラックとしての車両2の荷台
の下部スペース3に、支持枠5に支持させて洗濯機6を
設置してなるものである。
【0015】該洗濯機6は、図2〜5に示すように、攪
拌翼7を内蔵する横長の円筒状に構成された洗濯槽9
を、基台10の中央部に配置すると共に、その両側に、
該洗濯槽9に対する給水のための立方体状をなす給水用
タンク11と、該洗濯槽9からの排水を溜める立方体状
をなす排水用タンク12とを配置してなるものである。
該給水用タンク11や排水用タンク12の容量は、例え
ば、一回の洗濯(濯ぎを含む)として好適と考えられる
150リットル程度に設定されている。
【0016】そして、前記洗濯槽9の側面部と給水用タ
ンクの底部分とは給水管13で連結されると共に、洗濯
槽9の底部中央部位は前後に分岐しており(図4)、そ
の後側分岐部15と排水用タンク12の上部分とは排水
管16で連結されている。この給水管13及び排水管1
6には、夫々、給水用ポンプ17と排水用ポンプ19が
介装せしめられている。
【0017】又、前側分岐部20に送風管21を連結
し、該送風管21の端部を、図示しない温風発生手段に
連設しており、該温風発生手段からの温風を、前記送風
管21を介して洗濯槽9に送給可能としている。なお前
記分岐部分20には、公知のドレン用バルブ(図示せ
ず)が付設される。前記温風発生手段は、例えば、トラ
ックのエンジンのラジエーターとそのファン(図示せ
ず)で構成し、その放熱を利用する構成の他、専用の温
風発生機によってもよい。
【0018】前記排水用タンク12の底部分には、排水
パイプ22が傾倒自在に連結されており、図2に一点鎖
線で示すように下方に倒した状態で、溜まった洗浄排液
を外部に排出する。なお、この排水パイプ22を可撓性
のホースに代え、これを排水用タンク12の底部分に連
結する構成としてもよい。又洗濯槽9の、車両外方側の
側面部23に洗濯物出し入れ口25(図5)が設けら
れ、これを開閉蓋26で開閉可能としてなる。この開閉
蓋26は、その下縁部27が、前記洗濯物出し入れ口の
下縁部にヒンジ29で連結され、下方に倒れるように開
くことができる。
【0019】前記攪拌翼7は、図3〜5に示す構成を有
し、前記横長円筒状をなす前記洗濯槽9の両端中央部
に、水平な軸線回りに回転可能となるよう軸受30,3
0に支持された回転軸31、31と、洗濯槽の直径方向
に長く且つその長さ方向中央部が該回転軸の端部に固定
された板状をなし且つその長さ方向中央部が該回転軸3
1の端部に固定された保持部材32と、該対向する保持
部材32,32の端部(洗濯機の半径方向に突出する翼
片33,33の端部)相互を連結する平行した2本の棒
状体34,34と、からなる両持ち構造に構成されてお
り、後ろの回転軸31aの端部にはスプロケット35が
固設されている(図3)。そして、減速電動機36の回
転軸に固設したスプロケット37と前記スプロケット3
5との間にチェーン39が巻装されており、電動モータ
40の所要の回転に伴うチェーン駆動によって、前記攪
拌翼7が洗濯槽の軸線回りに所要速度で回転する。なお
前記チェーン駆動に代えてベルト伝導機構を採用しても
よい。又前記電動モータは、車両のバッテリーを用いて
駆動される他、別途電源を有してもよい。
【0020】然して、前記開閉蓋26を、図5に一点鎖
線で示すように開いて洗濯物出し入れ口25より、所定
量の洗濯物と洗剤を投入する。その後、開閉蓋26を閉
じ、給水用ポンプ17を駆動して、給水用タンク11か
ら所定量の水を洗濯槽9に注ぎ込む。然る後、電動モー
タ40を駆動して攪拌翼7を回転させることにより、車
両が走行中であっても洗濯を行うことができる。洗濯完
了後、ドレンバルブを開放する同時に排水用ポンプ19
を駆動して、排水を排水用タンク12に溜める。この排
水は、適宜の時期に適宜の排水溝に放出する。その後、
ドレンバルブの閉鎖と、給水用ポンプ17、攪拌翼7、
排水用ポンプ19の夫々の駆動によって濯ぎを行って
後、ドレンバルブを開放した状態で、前記温風発生手段
を用いて送風管21から温風を送り込み、洗濯槽9の内
部の洗濯物を強制乾燥させる。こうした一連の洗濯工程
は、トラックの走行中においても行いうる。
【0021】例えば図5に示すように、攪拌翼7を、上
に位置する棒状体34が洗濯物出し入れ口25の上縁に
近接し、且つ下に位置する棒状体が洗濯槽の下端よりも
奥側に位置するように、保持部材32を傾斜状態で停止
させる構成とすることにより、洗濯物出し入れ口25を
大きく開放させることができると共に、洗濯槽の底部分
に下の棒状体34aが存在しない状態となし得、これに
より洗濯物の出し入れが容易となる。
【0022】その他の実施の形態 本発明において、横長の筒状に構成された洗濯槽
は、その断面形態が円形であるので好ましいが、四角形
や六角形等の角形或いは楕円形であってよい。
【0023】 攪拌翼は、攪拌作用を呈するものであ
れば、前記実施の形態で示したものの他、通常の羽根や
棒状体、突起体であってもよい。特に攪拌翼を、前記実
施の形態におけるように、その長さ方向両端が回転軸に
固定されてなる両持ち構造とする場合は、図6〜7で示
すように、保持部材32を三股状や四つ股状に形成し、
その翼片33、33の端部相互を棒状体34で連結した
構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 車両常務員の衣服等を随時洗濯することができ、そ
の際、排水用タンクを具えるために、車両が走行中であ
っても洗濯を行うことができる利点がある。
【0025】 洗濯槽を横長の筒状に構成し、この洗
濯槽と給水用タンクと排水用タンクとを直列に配置する
ときは、洗濯機をコンパクトにユニット化できる。従っ
て、例えばトラックにおいては荷台の下部空間、又バス
の場合には座席の下部空間等、車両の下部スペースを有
効に活用してこれを設置できる利点がある。
【0026】 攪拌翼を両持ち構造に構成する場合
は、車両走行時の振動が激しい場合であっても該攪拌翼
を安定的に回転させることができる。従って、片持ち支
持の攪拌翼を採用する場合に比し、回転翼のブレによっ
てそれが洗濯槽内面に接触する恐れを未然に回避でき
る。このことは、攪拌翼のブレによって、洗濯物が、洗
濯槽の内面と攪拌翼との間に挟まれて引きちぎれるとい
った不測の事態を回避できることを意味する。このよう
に構成することにより、停車中だけでなく振動を受ける
走行中においても洗濯できる利点がある。特に前記保持
部材を、洗濯槽の直径方向に長い真っ直ぐの棒状或いは
板状に構成し、その端部相互を平行した二本の棒状体で
連結した構成とすることにより、優れた攪拌機能を発揮
させ得るのみならず、棒状体の数が少ない故に洗濯物を
出し入れしやすい利点がある。
【0027】 洗濯槽に送風管を連結し、該送風管に
温風発生源を連設した構成とするときは、洗浄後の衣服
等を、そのままの状態で乾燥工程に移行させることがで
き、車両走行中に乾燥を済ませうる利点がある。
【0028】 特に排水管を、洗浄水の排水のためと
温風発生源からの温風の送給ために兼用することによ
り、全体としての構造の簡素化、コスト低減を期しう
る。
【0029】 給水用タンクの水を洗濯槽に送り込む
給水用ポンプを付設することにより、給水を迅速に行い
得ると共に、給水用タンクの水を残すことなく使いきる
ことができ、スペース的に搭載水量制限を受ける車両と
して、その水を有効活用できることになる。
【0030】 洗濯機を車両の下部スペースに配置
し、且つ洗濯槽の車両外方側の側面部に洗濯物出し入れ
用の開閉蓋を設けることにより、車両外方側からの洗濯
物の出し入れを楽に行いうる利点がある。この場合特
に、保持部材を、洗濯槽の直径方向に長い真っ直ぐの棒
状或いは板状に形成し、上に位置する棒状体が、洗濯物
出し入れ口の上縁より上側に位置し、且つ下に位置する
棒状体が、洗濯槽の下端よりも奥側に位置するよう、保
持部材が傾斜状態で停止するように構成したときは、車
両外方側からの洗濯物の出し入れを一層容易に行いうる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機を具えた車両を説明する側面図
である。
【図2】洗濯機の構成を説明する斜視図である。
【図3】洗濯機の構成を説明する一部欠切斜視図であ
る。
【図4】その縦断面図である。
【図5】その横断面図である。
【図6】攪拌翼の他の態様を示す断面図である。
【図7】攪拌翼のその他の態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機を具備した車両 6 洗濯機 7 攪拌翼 9 洗濯槽 11 給水用タンク 12 排水用タンク 13 給水管 16 排水管 17 給水用ポンプ 19 排水用ポンプ 25 洗濯物出し入れ口 21 送風管 26 開閉蓋 30 軸受 31 回転軸 32 保持部材 33 棒状体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攪拌翼を内蔵する洗濯槽と、前記攪拌翼
    を駆動する電動モータと、前記洗濯槽に対する給水のた
    めの給水用タンクと、前記洗濯槽からの排水を溜める排
    水用タンクとを具える洗濯機を車両の一部に有すること
    を特徴とする洗濯機を具備した車両。
  2. 【請求項2】 攪拌翼を内蔵する横長の筒状に構成され
    た洗濯槽と、該洗濯槽に対する給水のための給水用タン
    クと、該洗濯槽からの排水を溜める排水用タンクとが直
    列に配置され、且つ、前記攪拌翼を駆動する電動モータ
    と、前記洗濯槽から排水タンクへの排水を行う排水用ポ
    ンプとが付設されてなる洗濯機を、車両の一部に有する
    ことを特徴とする洗濯機を具備した車両。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の洗濯機を具備した車両に
    おいて、攪拌翼は、横長の筒状に構成された洗濯槽の両
    端中央部に、水平な軸線回りに回転可能に軸支された両
    端の回転軸と、洗濯槽の半径方向に突出する翼片の複数
    を所要角度ピッチで具え且つ該翼片の基端部分をなす中
    央部が該回転軸に固定された保持部材と、該対向する翼
    片相互を連結する平行した複数本の棒状体とからなる両
    持ち構造に構成されており、両回転軸の回転に伴い、該
    攪拌翼を洗濯槽内でその軸線回りに回転可能としたこと
    を特徴とする洗濯機を具備した車両。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の洗濯機を具備した車両に
    おいて、洗濯機が車両の下部スペースに設置されてな
    り、その攪拌翼は、横長の筒状に構成された洗濯槽の両
    端中央部に、水平な軸線回りに回転可能に軸支された両
    端の回転軸と、洗濯槽の直径方向に長い真っ直ぐの棒状
    或いは板状に形成され、且つその長さ方向中央部が該回
    転軸の端部に固定された保持部材と、該対向する保持部
    材の端部相互を連結する平行した2本の棒状体とからな
    る、両持ち構造に構成されており、両回転軸の回転に伴
    い、該攪拌翼を洗濯槽内でその軸線回りに回転可能とし
    たことを特徴とする洗濯機を具備した車両。
  5. 【請求項5】 洗濯槽に送風管が連結され、該送風管に
    温風発生源が連設されていることを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載の洗濯機を具備した車両。
  6. 【請求項6】 送風管が排水管に連結されていることを
    特徴とする請求項5記載の洗濯機を具備した車両。
  7. 【請求項7】 洗濯槽の車両外方側の側面部に洗濯物出
    し入れ口を設け、これを開閉蓋で開閉可能としたことを
    特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の洗濯機を具備
    した車両。
  8. 【請求項8】 攪拌翼を内蔵する横長の筒状に構成され
    た洗濯槽と、該洗濯槽に対する給水のための給水用タン
    クと、前記洗濯槽からの排水を溜める排水用タンクとが
    直列に配置され、且つ、前記攪拌翼を駆動する電動モー
    タと、前記給水用タンクの水を前記洗濯槽に送り込む給
    水用ポンプと、洗濯槽から排水タンクへの排水を行う排
    水用ポンプとが付設されてなる洗濯機を、車両の下部ス
    ペースに設置してなり、 前記攪拌翼は、前記横長筒状の洗濯槽の両端中央部に、
    水平な軸線回りに回転可能に軸支された両端の回転軸
    と、洗濯槽の直径方向に長い真っ直ぐの棒状或いは板状
    に形成され、且つその長さ方向中央部が該回転軸の端部
    に固定された保持部材と、該対向する保持部材の端部相
    互を連結する平行した2本の棒状体とからなる、両持ち
    構造に構成されており、前記回転軸の回転に伴い、該攪
    拌翼を洗濯槽内でその軸線回りに回転可能としてなり、 又洗濯槽の車両外方側の側面部に洗濯物出し入れ口を設
    け、これを開閉蓋で開閉可能とすると共に、洗濯槽に連
    結された排水管に送風管を連結し、該送風管を温風発生
    源に連設したことを特徴とする洗濯機を具備した車両。
  9. 【請求項9】 上に位置する棒状体が、洗濯物出し入れ
    口の上縁より上側に位置し、且つ下に位置する棒状体
    が、洗濯槽の下端よりも奥側に位置するよう、保持部材
    が傾斜状態で停止するように構成したことを特徴とする
    請求項4又は8記載の洗濯機を具備した車両。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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