JPH06327725A - 寝 具 - Google Patents
寝 具Info
- Publication number
- JPH06327725A JPH06327725A JP5142671A JP14267193A JPH06327725A JP H06327725 A JPH06327725 A JP H06327725A JP 5142671 A JP5142671 A JP 5142671A JP 14267193 A JP14267193 A JP 14267193A JP H06327725 A JPH06327725 A JP H06327725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bedding
- parts
- activated carbon
- mites
- cushion member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 老人用や病人用の寝具の場合、内側素材のか
たよりを自ら整えさせることが難しく、看護スタッフが
注意しながら寝具の点検を行い片寄りがあればそれを調
整している。また従来の寝具は、こまめに手入れしない
とダニの繁殖により気管支や肺臓を冒すことがあった。
そこで本発明の目的は、脱臭や衛生上の難を伴うこと無
く、特に老人や病人に適用する寝具の手入れをより容易
にする点にある。 ［構成］ 縦長の袋ケースにクッション材を配置し、該
クッション材の上側部分に活性炭を充填して杆状の寝具
パーツを形成する一方、この寝具パーツを横並びに連接
固定する。また、ダニによる衛生上の問題を解決するた
め、寝具パーツの表面を孔径０．８ミクロン以下の微多
孔フィルム素地によって被覆する。
たよりを自ら整えさせることが難しく、看護スタッフが
注意しながら寝具の点検を行い片寄りがあればそれを調
整している。また従来の寝具は、こまめに手入れしない
とダニの繁殖により気管支や肺臓を冒すことがあった。
そこで本発明の目的は、脱臭や衛生上の難を伴うこと無
く、特に老人や病人に適用する寝具の手入れをより容易
にする点にある。 ［構成］ 縦長の袋ケースにクッション材を配置し、該
クッション材の上側部分に活性炭を充填して杆状の寝具
パーツを形成する一方、この寝具パーツを横並びに連接
固定する。また、ダニによる衛生上の問題を解決するた
め、寝具パーツの表面を孔径０．８ミクロン以下の微多
孔フィルム素地によって被覆する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は布団、枕等の寝具に係
り、特に活性炭を封入した寝具類に関する。
り、特に活性炭を封入した寝具類に関する。
【０００２】
【従来の技術】ふとんや枕は体臭が染み着きやすいた
め、病院や老人ホームでは特有の臭いを消すために頻繁
に洗濯を行い、またクレゾールによる拭き掃除等を行
う。一方、活性炭は強い脱臭効果があることが知られて
おり、本出願人は、この活性炭の持つ脱臭効果に着目
し、活性炭を封入した布団を提案した（特許出願平成３
年７月２日；整理番号Ｕ６２８６６−１０７）。
め、病院や老人ホームでは特有の臭いを消すために頻繁
に洗濯を行い、またクレゾールによる拭き掃除等を行
う。一方、活性炭は強い脱臭効果があることが知られて
おり、本出願人は、この活性炭の持つ脱臭効果に着目
し、活性炭を封入した布団を提案した（特許出願平成３
年７月２日；整理番号Ｕ６２８６６−１０７）。
【０００３】これは、図５に示すように、不織布の袋体
１に炭素粉末材２を封入して単体３を成形し、この単体
３を複数並設して布団５を構成するものである。炭素粉
末材２は老人や病人の体臭を吸収する作用を営むため、
この布団５を用いた病院や老人ホームでは、施設特有の
臭いが格段に軽減しており、利用者の間で高い評価を得
ている。
１に炭素粉末材２を封入して単体３を成形し、この単体
３を複数並設して布団５を構成するものである。炭素粉
末材２は老人や病人の体臭を吸収する作用を営むため、
この布団５を用いた病院や老人ホームでは、施設特有の
臭いが格段に軽減しており、利用者の間で高い評価を得
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
布団は、使用者の体重により炭素粉末材が片寄り、使用
感が悪くなるという問題がある。一般の枕や布団でも綿
や羽毛がかたよることはあるが、これら場合には使用者
が寝具をもちあげて片寄りを調整することも出来る。し
かし老人用や病人用の寝具の場合、内側素材のかたより
を自ら整えさせることが難しい場合が少なくなく、看護
スタッフが注意しながら適当な期間ごとに寝具の点検を
行い片寄りがあればそれを調整している。ところが病人
や老人はわずかな事柄でもスタッフに頼る傾向があり、
看護スタッフは布団の調整など重労働が絶えない。
布団は、使用者の体重により炭素粉末材が片寄り、使用
感が悪くなるという問題がある。一般の枕や布団でも綿
や羽毛がかたよることはあるが、これら場合には使用者
が寝具をもちあげて片寄りを調整することも出来る。し
かし老人用や病人用の寝具の場合、内側素材のかたより
を自ら整えさせることが難しい場合が少なくなく、看護
スタッフが注意しながら適当な期間ごとに寝具の点検を
行い片寄りがあればそれを調整している。ところが病人
や老人はわずかな事柄でもスタッフに頼る傾向があり、
看護スタッフは布団の調整など重労働が絶えない。
【０００５】また従来の寝具一般は、こまめに手入れし
ないとダニの繁殖により気管支や肺臓を冒すことがあっ
た。小児喘息等がその例である。ダニは寝具の綿や羽毛
に住みつき、６０℃以上の高温に曝されるか掃除機によ
って吸引されないかぎりその繁殖を続ける。健常人の健
康を害することも知られているが、特に老人や病人のよ
うに体力が衰えている人にとっては深刻な問題となる。
ないとダニの繁殖により気管支や肺臓を冒すことがあっ
た。小児喘息等がその例である。ダニは寝具の綿や羽毛
に住みつき、６０℃以上の高温に曝されるか掃除機によ
って吸引されないかぎりその繁殖を続ける。健常人の健
康を害することも知られているが、特に老人や病人のよ
うに体力が衰えている人にとっては深刻な問題となる。
【０００６】そこで本発明の目的は、脱臭や衛生上の難
を伴うこと無く、特に老人や病人に適用する寝具の手入
れをより容易にする点にある。
を伴うこと無く、特に老人や病人に適用する寝具の手入
れをより容易にする点にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して従来
の問題を解決するため、本発明に係る寝具は、縦長の袋
ケースにクッション材を配置し、該クッション材の上側
部分に活性炭を充填して杆状の寝具パーツを形成する一
方、この寝具パーツを横並びに連接固定する。また、ダ
ニによる衛生上の問題を解決するため、寝具パーツの表
面を孔径０．８ミクロン以下の微多孔フィルム素地によ
って被覆する。
の問題を解決するため、本発明に係る寝具は、縦長の袋
ケースにクッション材を配置し、該クッション材の上側
部分に活性炭を充填して杆状の寝具パーツを形成する一
方、この寝具パーツを横並びに連接固定する。また、ダ
ニによる衛生上の問題を解決するため、寝具パーツの表
面を孔径０．８ミクロン以下の微多孔フィルム素地によ
って被覆する。
【０００８】
【作用】袋体の底部にクッション材を配し、その上側に
活性炭を封入した場合、横臥者の体重によってクッショ
ン材が凹むため、活性材は上下方向に動くだけで左右に
広がって逃げることはない。つまり活性炭は、クッショ
ン材の動きにともなって上下に移動するだけであり、左
右に片寄るという動きを呈さない。
活性炭を封入した場合、横臥者の体重によってクッショ
ン材が凹むため、活性材は上下方向に動くだけで左右に
広がって逃げることはない。つまり活性炭は、クッショ
ン材の動きにともなって上下に移動するだけであり、左
右に片寄るという動きを呈さない。
【０００９】またこの寝具パーツを孔径０．８ミクロン
以下の微多孔フィルムで被覆した場合、ダニの大きさよ
りも被覆膜の孔径が小さいため、ダニは寝具表面に出て
くることが出来ない。仮に製造時にダニがクッション材
等に付着しても、ダニは表面に出られず、従って使用者
の呼吸系に入り込むこともない。微小な孔ではあっても
被覆膜は多数の呼吸孔を備えるから、汗などを気化吸収
することは可能であり一般の布地製寝具のもつ吸湿機能
を損なうこともない。
以下の微多孔フィルムで被覆した場合、ダニの大きさよ
りも被覆膜の孔径が小さいため、ダニは寝具表面に出て
くることが出来ない。仮に製造時にダニがクッション材
等に付着しても、ダニは表面に出られず、従って使用者
の呼吸系に入り込むこともない。微小な孔ではあっても
被覆膜は多数の呼吸孔を備えるから、汗などを気化吸収
することは可能であり一般の布地製寝具のもつ吸湿機能
を損なうこともない。
【００１０】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図２は本発明に係る敷布団の一例を示すもの
である。この敷布団１０は、横長筒状の寝具パーツ１２
を多数備え、各寝具パーツ１２を横並びに並設してな
る。
説明する。図２は本発明に係る敷布団の一例を示すもの
である。この敷布団１０は、横長筒状の寝具パーツ１２
を多数備え、各寝具パーツ１２を横並びに並設してな
る。
【００１１】各寝具パーツ１２は、図１に示すように、
断面略半円形状の袋体１５にウレタンホーム１６と活性
炭１７を封入したものである。袋体１５の素材は、例え
ば不織布の表面に０．８μｍ以下の孔径を多数備えるい
わゆる微多孔性フィルムを貼着した素材を用いる。この
ような素材としては例えば商品名エクセポール（三菱化
成）がある。これはフィルム孔径が０．０７μｍ以下で
あり、水分子を遮断する一方で気化ガスを透過するか
ら、通気性の点で従来の布団シーツに較べて遜色がな
い。
断面略半円形状の袋体１５にウレタンホーム１６と活性
炭１７を封入したものである。袋体１５の素材は、例え
ば不織布の表面に０．８μｍ以下の孔径を多数備えるい
わゆる微多孔性フィルムを貼着した素材を用いる。この
ような素材としては例えば商品名エクセポール（三菱化
成）がある。これはフィルム孔径が０．０７μｍ以下で
あり、水分子を遮断する一方で気化ガスを透過するか
ら、通気性の点で従来の布団シーツに較べて遜色がな
い。
【００１２】各寝具パーツ１２は、図３に示すような、
配列シート２０に納めてある。この配列シート２０は、
各寝具パーツ１２を納めることの出来る複数の袋部２１
を備え、この袋部２１に寝具パーツ１２を挿入して開口
端部を閉じる。開口の閉じ方は、縫製、熱蒸着などその
手段を問わない。配列シート２０は、肌触り等の感触が
良好である限りその素材を問わない。
配列シート２０に納めてある。この配列シート２０は、
各寝具パーツ１２を納めることの出来る複数の袋部２１
を備え、この袋部２１に寝具パーツ１２を挿入して開口
端部を閉じる。開口の閉じ方は、縫製、熱蒸着などその
手段を問わない。配列シート２０は、肌触り等の感触が
良好である限りその素材を問わない。
【００１３】前記寝具パーツ１２は、布団の横幅寸法に
応じてその長さを設定するので、通常の場合は約９０〜
１１０ｃｍ程度である。ダブルベッド等、特に寸法の大
きな場合はその横幅寸法に合わせる。縦幅は特に限定さ
れないが、通常の布団の場合は約６〜８ｃｍ程度であ
る。袋体１５に挿入するウレタンホーム１６の肉厚は、
例えば１〜２ｃｍである。活性炭１７は、袋体１５内部
を完全に満たし出来るだけ余分な隙間が生じないよう充
填する。活性炭１７の充填量は、図１に示す上下幅で約
３ｃｍ程度に設定するのが望ましい。
応じてその長さを設定するので、通常の場合は約９０〜
１１０ｃｍ程度である。ダブルベッド等、特に寸法の大
きな場合はその横幅寸法に合わせる。縦幅は特に限定さ
れないが、通常の布団の場合は約６〜８ｃｍ程度であ
る。袋体１５に挿入するウレタンホーム１６の肉厚は、
例えば１〜２ｃｍである。活性炭１７は、袋体１５内部
を完全に満たし出来るだけ余分な隙間が生じないよう充
填する。活性炭１７の充填量は、図１に示す上下幅で約
３ｃｍ程度に設定するのが望ましい。
【００１４】この敷布団１０によれば、横臥時の体重を
各寝具パーツ１２が分散して受け、各寝具パーツ１２の
ウレタンホーム１６は適当に分散された荷重によって凹
む。このように弾性のあるウレタンホーム１６の上側に
充填されているため、活性炭１７はウレタンホーム１６
の動きに従動して下降し、横方向には逃げない。この結
果、同一箇所に体重が繰返しかかっても活性炭１７は横
に逃げず、いつでも片寄りのない状態で敷布団１０を使
用することが出来る。
各寝具パーツ１２が分散して受け、各寝具パーツ１２の
ウレタンホーム１６は適当に分散された荷重によって凹
む。このように弾性のあるウレタンホーム１６の上側に
充填されているため、活性炭１７はウレタンホーム１６
の動きに従動して下降し、横方向には逃げない。この結
果、同一箇所に体重が繰返しかかっても活性炭１７は横
に逃げず、いつでも片寄りのない状態で敷布団１０を使
用することが出来る。
【００１５】また敷布団１０は、横長の寝具パーツ１２
を横並びに並設してあり、各寝具パーツ１２は断面形状
略半円形を呈しているため、使用者の体重は各寝具パー
ツ１２の頂部付近で支えることが出来る。病人や老人
等、横臥時間が長い場合は、身体全面を接触させると床
ずれの問題が生じるが、このように接触面を分散させる
ことで床ずれの発生を格段に軽減出来る。
を横並びに並設してあり、各寝具パーツ１２は断面形状
略半円形を呈しているため、使用者の体重は各寝具パー
ツ１２の頂部付近で支えることが出来る。病人や老人
等、横臥時間が長い場合は、身体全面を接触させると床
ずれの問題が生じるが、このように接触面を分散させる
ことで床ずれの発生を格段に軽減出来る。
【００１６】また各寝具パーツ１２の袋体１５に微多孔
フィルム素地を用いることにより、ダニの害を防止でき
る。小児喘息を含めた呼吸器系の障害は、就寝時にダニ
を吸い込むことによって惹起される場合が少なくなく、
とくに老人や病人のように体力が低下している場合は、
ダニを吸い込むことで生命に危険が及ぶ場合もある。寝
具はダニの住処となりやすく、手入れを怠ると繁殖した
ダニが呼吸するたびに気管支に入り込み激しい発作を引
き起こすからである。ところがダニはせいぜい体長０．
８μｍ程度であるから、これよりも小さな開孔からは出
入り出来ない。商品名エクセポールのように開孔孔径が
０．８μｍ以下の微多孔フィルム素地を用いた場合、ダ
ニは自由な出入りができず、就寝者の呼吸まわりに浮遊
することもない。
フィルム素地を用いることにより、ダニの害を防止でき
る。小児喘息を含めた呼吸器系の障害は、就寝時にダニ
を吸い込むことによって惹起される場合が少なくなく、
とくに老人や病人のように体力が低下している場合は、
ダニを吸い込むことで生命に危険が及ぶ場合もある。寝
具はダニの住処となりやすく、手入れを怠ると繁殖した
ダニが呼吸するたびに気管支に入り込み激しい発作を引
き起こすからである。ところがダニはせいぜい体長０．
８μｍ程度であるから、これよりも小さな開孔からは出
入り出来ない。商品名エクセポールのように開孔孔径が
０．８μｍ以下の微多孔フィルム素地を用いた場合、ダ
ニは自由な出入りができず、就寝者の呼吸まわりに浮遊
することもない。
【００１７】以上要するに、この敷布団１０によれば、
活性炭によって老人臭や病人臭を解消できる以外に、活
性炭１７の片寄りがなく常に快適な使用感を得られ、し
かも床ずれや呼吸器系障害の問題を解消出来る。
活性炭によって老人臭や病人臭を解消できる以外に、活
性炭１７の片寄りがなく常に快適な使用感を得られ、し
かも床ずれや呼吸器系障害の問題を解消出来る。
【００１８】なお、本発明に係る寝具は前記実施例のも
のに限られない。まず、寝具を構成する寝具パーツの形
状は適宜変更できる。老人病人の場合は、床ずれの問題
があるので断面半円形状の筒状パーツを使用するのが望
ましいが、健常人の寝具としては、断面略方形の角柱パ
ーツを用いても良い。各寝具パーツは、一本で横幅をも
たせなくても二分割、或いは三分割以上に横寸法を短寸
に設定してもよい。
のに限られない。まず、寝具を構成する寝具パーツの形
状は適宜変更できる。老人病人の場合は、床ずれの問題
があるので断面半円形状の筒状パーツを使用するのが望
ましいが、健常人の寝具としては、断面略方形の角柱パ
ーツを用いても良い。各寝具パーツは、一本で横幅をも
たせなくても二分割、或いは三分割以上に横寸法を短寸
に設定してもよい。
【００１９】クッション材はウレタンホームに限らず、
荷重により凹む弾力性を保つ限りその他の樹脂系素材、
或いは綿などの天然素材を用いても良い。また前記実施
例ではクッション材を固定させなかったが、被覆する袋
体との間で縫製を行う等、装着時に固定を行っても良
い。また本明細書でいう活性炭は基本的には炭素系粉末
剤を意味するが、これは脱臭効果のある低コストの粉粒
素材を代表させているだけで、使用素材を限定する趣旨
ではない。粉粒体であって脱臭作用がある限り、炭素粉
末以外の多孔性吸着素材を使用して構わない。例えば微
小空隙を多数備える金属性物質（ポーラスメタル）等で
ある。
荷重により凹む弾力性を保つ限りその他の樹脂系素材、
或いは綿などの天然素材を用いても良い。また前記実施
例ではクッション材を固定させなかったが、被覆する袋
体との間で縫製を行う等、装着時に固定を行っても良
い。また本明細書でいう活性炭は基本的には炭素系粉末
剤を意味するが、これは脱臭効果のある低コストの粉粒
素材を代表させているだけで、使用素材を限定する趣旨
ではない。粉粒体であって脱臭作用がある限り、炭素粉
末以外の多孔性吸着素材を使用して構わない。例えば微
小空隙を多数備える金属性物質（ポーラスメタル）等で
ある。
【００２０】また寝具パーツに封入する活性素材は、脱
臭作用を営む素材だけに限定されない。各種の粉粒セラ
ミックを混入使用することが出来る。適用可能なセラミ
ック素材としては、例えば所謂二価三価鉄塩、プラチナ
含有繊維、高熱焼却灰等である。二価三価鉄塩は優れた
抗菌作用を持ち、プラチナ含有繊維はクラスター分断に
よって細胞体液を清浄化する。高熱焼却灰は、低コスト
で生産できる一方、二価三価鉄塩やプラチナ繊維に匹敵
する抗菌清浄作用を営む。これらセラミックは現在のと
ころその作用原理は解明されていないが、特有の電磁波
周波数が体内水分に影響して水分子を分断し、また分子
の回転方向を磁性整列させることによって組織を活性す
るものとして理解されている。勿論、防臭効果も促進さ
れる。
臭作用を営む素材だけに限定されない。各種の粉粒セラ
ミックを混入使用することが出来る。適用可能なセラミ
ック素材としては、例えば所謂二価三価鉄塩、プラチナ
含有繊維、高熱焼却灰等である。二価三価鉄塩は優れた
抗菌作用を持ち、プラチナ含有繊維はクラスター分断に
よって細胞体液を清浄化する。高熱焼却灰は、低コスト
で生産できる一方、二価三価鉄塩やプラチナ繊維に匹敵
する抗菌清浄作用を営む。これらセラミックは現在のと
ころその作用原理は解明されていないが、特有の電磁波
周波数が体内水分に影響して水分子を分断し、また分子
の回転方向を磁性整列させることによって組織を活性す
るものとして理解されている。勿論、防臭効果も促進さ
れる。
【００２１】またダニの浮遊を防止する素材を用いる場
合、寝具パーツの袋体を微多孔フィルムで成形しても良
いが、寝具パーツを入れる配列シート（２０）側を微多
孔フィルムで成形しても良い。寝具パーツ（１２）また
は配列シート（２０）のいずれか一方、または両方に孔
径０．８μｍ以下の微多孔フィルムを用いればダニの害
を防止できる。
合、寝具パーツの袋体を微多孔フィルムで成形しても良
いが、寝具パーツを入れる配列シート（２０）側を微多
孔フィルムで成形しても良い。寝具パーツ（１２）また
は配列シート（２０）のいずれか一方、または両方に孔
径０．８μｍ以下の微多孔フィルムを用いればダニの害
を防止できる。
【００２２】勿論、本発明に係る寝具の構成はその適用
範囲を敷布団に限定されない。まくら、かけ布団、ベッ
トのマットレス、或いはソファーマットレス、畳、椅子
などにも適用できる。防臭効果があり経年使用によって
も表面の凹みが生じないからである。枕の場合は、例え
ば図４に示すように、配列シート４０に寝具パーツ４１
を挿入し、これを折曲げて縫製する等である。ベットに
適用した場合は、体臭のきつい外国人の臭いも防止で
き、常に衛生的な環境を提供することが可能となる。
範囲を敷布団に限定されない。まくら、かけ布団、ベッ
トのマットレス、或いはソファーマットレス、畳、椅子
などにも適用できる。防臭効果があり経年使用によって
も表面の凹みが生じないからである。枕の場合は、例え
ば図４に示すように、配列シート４０に寝具パーツ４１
を挿入し、これを折曲げて縫製する等である。ベットに
適用した場合は、体臭のきつい外国人の臭いも防止で
き、常に衛生的な環境を提供することが可能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る寝具に
よれば、寝具の手入れを要することなく、防臭および衛
生性を確保できる。
よれば、寝具の手入れを要することなく、防臭および衛
生性を確保できる。
【図１】本発明に係る寝具パーツの一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る寝具の一例を示す斜視図である。
【図３】本発明に係る配列シートの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図４】本発明に係る枕の一例を示す斜視図である。
【図５】従来の布団の一例を示す断面図である。
１０ 敷布団 １２ 寝具パーツ １５ 袋体 １６ ウレタンホーム １７ 活性炭 ２０ 配列シート ２１ 袋部
Claims (2)
- 【請求項１】縦長の袋ケースにクッション材を配置し、
該クッション材の上側部分に活性炭を充填して杆状の寝
具パーツを形成する一方、この寝具パーツを横並びに連
接固定したことを特徴とする寝具。 - 【請求項２】請求項１に記載した寝具パーツは、その表
面を孔径０．８ミクロン以下の微多孔フィルム素地によ
って被覆されることを特徴とする寝具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5142671A JPH06327725A (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 寝 具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5142671A JPH06327725A (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 寝 具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327725A true JPH06327725A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15320800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5142671A Withdrawn JPH06327725A (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 寝 具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327725A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687433A1 (en) * | 1994-06-14 | 1995-12-20 | Takashima Co., Ltd. | Bedding articles |
-
1993
- 1993-05-22 JP JP5142671A patent/JPH06327725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687433A1 (en) * | 1994-06-14 | 1995-12-20 | Takashima Co., Ltd. | Bedding articles |
| US5706535A (en) * | 1994-06-14 | 1998-01-13 | Takashima Co., Ltd. | Bedding articles with pockets containing deodorizer elements |
| US5918333A (en) * | 1994-06-14 | 1999-07-06 | Takashima Co. Ltd. | Pillow with pockets containing deodorizer |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20170035216A1 (en) | Cushioning device | |
| TWM612680U (zh) | 彈簧床墊 | |
| JP3531032B2 (ja) | 薄厚クッション積層体 | |
| JPH06327725A (ja) | 寝 具 | |
| JPH07136041A (ja) | 活性シートマット | |
| JP4120866B2 (ja) | 寝装具 | |
| JP2001137076A (ja) | 寝 具 | |
| JP3087403U (ja) | 介護用座布団 | |
| JP3055006U (ja) | 褥瘡防止用寝具 | |
| JP2886073B2 (ja) | 敷 物 | |
| JP3847272B2 (ja) | 消臭・脱臭剤とそれを使用した消臭・脱臭効果を有する物品、臭気低減システム及び臭気低減方法 | |
| JP2502707Y2 (ja) | 炭を詰め物として使用した寝具 | |
| CN220631675U (zh) | 一种长期保持卫生阻螨抗菌的节能型健康床垫结构 | |
| CN214129163U (zh) | 一种用于功能性护理床的床垫 | |
| JP3465147B2 (ja) | 介護用床ズレ防止健康寝具マット | |
| JP2002065407A (ja) | クッション性に優れた敷き寝具 | |
| JP3017459U (ja) | マット | |
| JP6918719B2 (ja) | 中材保護用側地 | |
| JPH06316014A (ja) | 吸水・除湿シート、吸水・除湿シートを被着した椅子、吸水・除湿シートを被着した布団又はベット、シート。 | |
| JPH10313979A (ja) | マット | |
| KR20160041586A (ko) | 의료용 친환경 매트리스 | |
| CN112402146A (zh) | 一种用于功能性护理床的床垫 | |
| JPS6351808A (ja) | 敷布団 | |
| JPS62224313A (ja) | 寝具 | |
| JPH0345714Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |