JPH06327040A - 交換局間無効保留トランク解除方式と該方式による交換局 - Google Patents

交換局間無効保留トランク解除方式と該方式による交換局

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JPH06327040A
JPH06327040A JP10936893A JP10936893A JPH06327040A JP H06327040 A JPH06327040 A JP H06327040A JP 10936893 A JP10936893 A JP 10936893A JP 10936893 A JP10936893 A JP 10936893A JP H06327040 A JPH06327040 A JP H06327040A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無効保留の発生原因となるトランクが相手局
に収容されるトランクにある場合にもこれを解除するこ
とのできる交換局間無効保留トランク解除方式を実現す
ること。 【構成】 トランクを強制復旧させる監視トランクを具
備する交換局間で無効保留トランクが発生したときに行
われる交換局間無効保留トランク解除方式であって、自
局側に無効保留トランクの発生が確認されると、該無効
保留トランクの強制復旧を自局側監視トランクに行わせ
るとともに、空トランク回線を利用して相手局側の監視
トランクを起動し、無効保留トランクに対向する相手局
側のトランクを強制復旧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の交換局からなる
交換網で行われるトランク制御方式に関し、特に、無効
保留が生じたトランクを強制復旧させる際の交換局間無
効保留トランク解除方式に関する。
【0002】
【従来の技術】交換網は、複数の交換局を中継線によっ
て結ぶことにより形成される。交換局は、入トランク、
出トランク、入トランクと出トランクとの間の接続を行
う交換機、交換機の動作状態を検出し、交換局内の接続
を制御するプロセッサおよび各トランクを強制復旧させ
る機能を有する監視トランク等により構成されている。
【0003】上記のような交換局を構成する入トランク
や出トランクには、中継線自身のノイズ、中継線線路抵
抗の変動、交換機電源電圧の変動等の様々な要因によっ
て、実際にはトランクが使用されていないにも関わら
ず、あたかも使用されているかのような状態となる無効
保留が発生することがある。
【0004】無効保留が発生すると、当然そのトランク
を使用する回線は使用中の状態となってしまい、一般の
通話に使用することが出来なくなってしまう。
【0005】従来、このような無効保留が発生したトラ
ンクの解除は、該トランクが置かれている局毎に個別に
行われていた。プロセッサは交換機を介して各トランク
の使用状況のサーチを周期的に行って無効保留状態にあ
るトランクの検出を行い、無効保留状態にあるトランク
を検出すると、無効保留が発生したこととそのトランク
番号を示す通知を保守者に対して行う。交換機の保守者
は、該通知に示される番号のトランクを強制的に復旧さ
せるコマンド入力を端末を介して交換機に行い、監視ト
ランクは該コマンドの入力に応じて無効保留状態にある
トランクを強制復旧させてこれを解除する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の交換網
においては、無効保留が生じたトランクを強制復旧させ
ることは、該回線を収容する局で行うこととされ、中継
線で結ばれる対向局に収容されたトランクに無効保留が
発生した場合には、これを強制復旧させることができな
かった。このため、自局のトランクに生じた無効保留を
解除しても、無効保留の原因が対向局側にある場合に
は、上記のトランクに該当する回線が完全に解除されな
いことや、また、一時的に解除されても再び無効保留に
なってしまうという問題点がある。
【0007】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、無効保留の発
生原因となるトランクが相手局に収容されるトランクに
ある場合にもこれを解除することのできる交換局間無効
保留トランク解除方式を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の交換局間無効保
留トランク解除方式は、トランクを強制復旧させる監視
トランクを具備する交換局間で無効保留トランクが発生
したときに行われる交換局間無効保留トランク解除方式
であって、自局側に無効保留トランクの発生が確認され
ると、該無効保留トランクの強制復旧を自局側監視トラ
ンクに行わせるとともに、空トランク回線を利用して相
手局側の監視トランクを起動し、無効保留トランクに対
向する相手局側のトランクを強制復旧させることを特徴
とする。
【0009】本発明の交換局は、入トランクと出トラン
クとの間の接続を行う交換機と、各トランクを強制復旧
させる監視トランクを具備する交換局において、監視ト
ランクは、自局の出トランクの無効保留を確認した場合
には、該無効保留トランクを強制復旧させるとともに空
トランク回線を利用して相手局側の監視トランクに接続
してこれを起動させ、さらに、自局側の無効保留が発生
したトランクの位置情報を送出し、また、他の交換局の
監視トランクによって起動され、無効保留が発生したト
ランクの位置情報が通知された場合には、無効保留が発
生した出トランクに対応する自局の入トランクを強制復
旧させることを特徴とする。
【0010】この場合、監視トランクと入トランクを接
続する際のバイパス経路となる試験リンクを設けてもよ
い。
【0011】
【作用】自局の出トランクに無効保留が発生した場合に
は、該出トランクに自局側監視トランクによる強制復旧
が行われる。一方、該出トランクに対応する相手局の入
トランクには相手局の監視トランクによる強制復旧が行
われ、回線の復旧が確実になされる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明の交換局間無効保留トラン
ク解除方式による交換システムの一実施例の構成を示す
ブロック図、図2は図1に示した交換システムにおいて
無効保留のトランクが発生したときの強制復旧動作を示
すフローチャートである。
【0014】本実施例は、交換局10と交換局20とに
よる交換システムを示すものである。交換局10は、入
トランク121,122,・・・,12n、出トランク1
1,132,・・・,13n、これらの各トランクの接
続を実行する交換機11、交換機11を介して各トラン
クの強制復旧を実行する監視トランク14、監視トラン
ク14と各入トランクとのバイパス経路を形成する試験
リンク15、交換局10の動作や接続状態を制御するプ
ロセッサ16、該プロセッサ16の制御手順や各出トラ
ンクの交換機11内における収容位置や稼動状態を記憶
するメモリ17から構成されている。
【0015】交換局20を構成する交換機21、入トラ
ンク221,222,・・・,22n、出トランク231
232,・・・,23n、監視トランク24、試験リンク
25、プロセッサ26およびメモリ27も交換局10を
構成する交換機11、監視トランク入トランク121
122,・・・,12n、出トランク131,132,・・
・,13n、14、試験リンク15、プロセッサ16お
よびメモリ17と同様である。また、各監視トランク1
4,24のそれぞれは、空回線を使って相手局と接続す
るための加入者番号送出回路、受信回路、トランク動作
状態監視回路および回線解除信号送出回路を具備してい
る。
【0016】交換局10を構成する出トランク131
132,・・・,13nと交換局20を構成する入トラン
ク221,222,・・・,22nはそれぞれ中継線3
1,322,・・・,32nを介して結ばれており、こ
れにより交換局10と交換局20による交換網が形成さ
れている。
【0017】次に、本実施例の動作について図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、以下の説明にお
いては交換局10を自局側とし、交換局20を相手局と
して説明する。
【0018】図1中の交換局10に収容される出トラン
ク132が何等かの要因によって無効保留となる(ステ
ップS1)。プロセッサ16は、メモリ17の記憶内容
から各トランクの稼動状態を周期的にサーチしており、
前回のサーチ内容と比較することにより出トランク13
2が無効保留状態にあると判断し、このことを監視トラ
ンク14に通知する(ステップS2)。該通知を受けた
監視トランク14は、相手局と交信し、無効保留が発生
した出トランク132に対向する相手局の入トランク2
2を強制復旧させる。これを実行するために、まず、
自局(交換局10)内で同一ルート(交換局20と接続
する)である他の空回線をサーチするとともに、上記の
プロセッサ16からの通知内に含まれる無効保留トラン
クの収容位置情報を抽出する(ステップS3)。ステッ
プS3にて空の出トランク131を認識した監視トラン
ク14は、試験リンク15、入トランク122および交
換機11を介して出トランク131を捕捉し、接続する
(ステップS4)。
【0019】次に、監視トランク14は相手局(交換局
20)の監視トランク24との接続に必要なダイアルパ
ルスとステップS3にて抽出した無効保留トランクの収
容位置情報を送出する(ステップS5)。これにより監
視トランク14と監視トランク24が接続され、監視ト
ランク24が起動する(ステップS6)。
【0020】監視トランク24は、監視トランク14の
送出内容から交換局10で無効保留状態となった出トラ
ンク132の収容位置を認識するとともに、プロセッサ
26を介してメモリ27の記憶内容を参照して出トラン
ク132に対向する入トランク222の収容される位置情
報を抽出しする(ステップS7)。
【0021】この後、監視トランク24は試験リンク2
5を介して入トランク222と接続し(ステップS
8)、その動作状態が正常であるかを確認する(ステッ
プS9)。監視トランク24は、入トランク222の動
作が異常であり、無効保留であることが確認された場合
には、入トランク222を強制復旧させるための回線解
除信号を送出し(ステップS10)、回線を復旧させる
(ステップS12)。また、ステップS9で入トランク
222の動作が正常であることが確認された場合には、
一定時間の後に入トランク222との接続を切り離した
後に回線を復旧させる(ステップS12)。
【0022】以上説明したように本実施例においては、
無効保留トランクが発生した場合に、自局側の無効保留
トランクを強制復旧させるとともに、該トランクに対向
する相手局側のトランクの動作状態が確認され、その結
果に応じて強制復旧が行われるので、無効保留の原因が
相手局側のトランクにある場合にも確実に回線を復旧さ
せることができる。
【0023】なお、本実施例に示した試験リンクは、監
視トランクと入トランクとの接続を容易とするために設
けたものであり、これを設けたことにより制御プログラ
ムの構成を簡略化することが可能となった。また、試験
リンクを設けることなく、従来からの交換局の構成を用
いて本発明の方式を実現するためにはプロセッサの接続
制御のみを変更し、交換機を介して監視トランクと入ト
ランクを接続することが考えられ、このように構成して
もよい。この場合には、接続制御プログラムが複雑とな
るが、装置構成が簡単なものとなるという利点がある。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0025】請求項1記載の方式および請求項2に記載
のものにおいては、無効保留が発生した場合には自局の
トランクのみならず、このトランクに対応する相手局側
のトランクにも強制復旧が行われるので、無効保留の発
生原因となるトランクが相手局に収容されるトランクに
ある場合にもこれを解除することができ、回線の復旧を
確実に行うことができる効果がある。
【0026】請求項3に記載のものにおいては、上記効
果を奏する交換局を複雑な制御プログラムを必要とする
ことなく実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換局間無効保留トランク解除方式に
よる交換システムの一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した交換システムにおいて無効保留の
トランクが発生したときの強制復旧動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10,20 交換局 11,21 交換機 121,122,・・・,12n、221,222,・・
・,22n 入トランク 131,132,・・・,13n、231,232,・・
・,23n 出トランク 14,24 監視トランク 15,25 試験リンク 16,26 プロセッサ 17,27 メモリ 311,312,・・・,31n 中継線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクを強制復旧させる監視トランク
    を具備する交換局間で無効保留トランクが発生したとき
    に行われる交換局間無効保留トランク解除方式であっ
    て、 自局側に無効保留トランクの発生が確認されると、該無
    効保留トランクの強制復旧を自局側監視トランクに行わ
    せるとともに、空トランク回線を利用して相手局側の監
    視トランクを起動し、無効保留トランクに対向する相手
    局側のトランクを強制復旧させることを特徴とする交換
    局間無効保留トランク解除方式。
  2. 【請求項2】 入トランクと出トランクとの間の接続を
    行う交換機と、各トランクを強制復旧させる監視トラン
    クを具備する交換局において、 前記監視トランクは、自局の出トランクの無効保留を確
    認した場合には、該無効保留トランクを強制復旧させる
    とともに空トランク回線を利用して相手局側の監視トラ
    ンクに接続してこれを起動させ、さらに、自局側の無効
    保留が発生したトランクの位置情報を送出し、また、他
    の交換局の監視トランクによって起動され、無効保留が
    発生したトランクの位置情報が通知された場合には、無
    効保留が発生した出トランクに対応する自局の入トラン
    クを強制復旧させることを特徴とする交換局。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の交換局において、 監視トランクと入トランクを接続する際のバイパス経路
    となる試験リンクが設けられていることを特徴とする交
    換局。
JP10936893A 1993-05-11 1993-05-11 交換局間無効保留トランク解除方法と該方法による交換局 Expired - Lifetime JP2669297B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324424B1 (ko) * 1999-12-23 2002-02-27 박종섭 장시간 불복구호에 대한 자동 진단 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324424B1 (ko) * 1999-12-23 2002-02-27 박종섭 장시간 불복구호에 대한 자동 진단 방법

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