JP2993393B2 - 障害加入者回路切換装置 - Google Patents

障害加入者回路切換装置

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JP2993393B2
JP2993393B2 JP7089793A JP8979395A JP2993393B2 JP 2993393 B2 JP2993393 B2 JP 2993393B2 JP 7089793 A JP7089793 A JP 7089793A JP 8979395 A JP8979395 A JP 8979395A JP 2993393 B2 JP2993393 B2 JP 2993393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話器など通信装置の
接続される加入者回線とのインターフェイス回路として
加入者収容装置や交換機に設けられる加入者回路の障害
に対処するための障害加入者回路切換装置に係わり、特
に加入者回路に生じた障害を検出しこれに接続されてい
る加入者回線を障害のない加入者回路に切り換え接続す
る障害加入者回路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の加入者回線を収容する加入者収容
装置や交換機には、加入者回線との間でインターフェイ
スをとるための回路としての加入者回路が設けられてい
る。加入者回路は、呼の設定や発着信の制御を行う機能
を備えており、各加入者回線ごとに用意されている。加
入者回路に障害が発生すると、これに接続されている加
入者回線を通じて通信を行うことができなくなる。この
ため、加入者回路に障害が発生したことを検出して、障
害の発生した加入者回路に接続されていた加入者回線を
他の加入者回路に切り換えることが行われている。
【0003】特開平2−90767号公報には、予備の
加入者回路を予め用意しておき、現用の加入者回路に障
害が生じたとき予備の加入者回路に切り換える障害加入
者回路切換装置が開示されている。また、特開平4−1
50133号公報には、加入者回路に障害が生じている
かどうかを通信の有無に係わらず常に監視し、障害の生
じた加入者回路を予備の加入者回路に切り換える障害加
入者回路切換装置が開示されている。
【0004】このように障害が発生したときに切り換え
る予備の加入者回路を予め用意する障害加入者回路切換
装置のほかに、現用の加入者回路の中から空き状態の加
入者回路を検出し、これを障害の発生した加入者回路に
代えて用いる障害加入者回路切換装置がある。この装置
では、障害が発生したときに空き状態の加入者回路を検
索するようになっている。加入者回線は常に通信中の状
態に有るわけではないので、空き状態の加入者回線を利
用することで予備の加入者回路が不要になり装置の簡略
化が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−90767
号公報あるいは特開平4−150133号公報に開示さ
れている障害加入者回路切換装置では、加入者回路に障
害が発生したときに予備の加入者回路に切り換えるよう
になっている。このため、予め用意してある予備の加入
者回路よりも多くの加入者回路に故障が生じた場合には
対応できないという問題がある。また、予備の加入者回
路が故障した場合には、通信が途絶えてしまうという問
題がある。
【0006】また、障害の発生した加入者回路に接続さ
れていた加入者回線を空き状態の加入者回路に切り換え
接続する障害加入者切換装置では、空き状態の加入者回
路に相当する数だけの障害発生に対応することができ
る。また、切り換え先の加入者回路に障害が発生したと
きには、これを他の空き状態の加入者回路に切り換える
ことができる。しかしながら、切り換え後にその加入者
回路に元々接続されていた加入者回線からのアクセスが
生じた場合には、元の加入者回線からのアクセスに対処
することができないという問題がある。
【0007】そこで本発明の目的は、障害の発生した加
入者回路の代わりに用いた空き状態の加入者回路に元々
接続されていた加入者回線からのアクセスがあってもこ
れに対処できる障害加入者回路切換装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)1対1に接続された加入者回線との間で信号
の入出力を行う複数の加入者回路と、(ロ)これら加入
者回路に障害が発生したことを検出する障害検出手段
と、(ハ)加入者回線からアクセスされていない空き状
態の加入者回路を検出する空き加入者回路検出手段と、
(ニ)障害検出手段によって障害の発生が検出されたと
き空き状態の加入者回路に障害の発生した加入者回路と
接続されていた加入者回線を切り換え接続する第1の切
換接続手段と、(ホ)この第1の切換接続手段によって
障害の発生した加入者回路の代用として切り換え接続さ
れた加入者回線の切り換え先となった加入者回路に元々
接続されていた加入者回線からのアクセスの有無を検出
するアクセス検出手段と、(ヘ)このアクセス検出手段
によって切り換え先の加入者回路に元々接続されていた
加入者回線からアクセスの有ることが検出されたときそ
の加入者回線を空き状態の加入者回路に切り換え接続す
る第2の切換接続手段とを障害加入者回路切換装置に具
備させている。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、障害の
発生した加入者回路に接続されていた加入者回線を、空
き状態の加入者回路に切り換え接続している。また、
の障害の発生した加入者回路の代用として空き状態であ
切り換え先の加入者回路に元々接続されていた加入者
回線からアクセスが発生したとき、この加入者回線を空
き状態の加入者回路に切り換え接続している。これによ
り、障害の発生した加入者回路の代わりに用いられた加
入者回路に元々接続されていた加入者回線から切り換え
後にアクセスが発生しても、この加入者回線による通信
を確保することができる。
【0010】請求項2記載の発明では、(イ)1対1に
接続された加入者回線との間で信号の入出力を行う複数
の加入者回路と、(ロ)これら加入者回路に障害が発生
したことを検出する障害検出手段と、(ハ)この障害検
出手段によって障害の発生が検出されたとき加入者回線
からアクセスされていない空き状態の加入者回路を検出
する第1の空き加入者回路検出手段と、(ニ)この第1
の空き加入者回路検出手段により検出された空き状態の
加入者回路に障害の発生した加入者回路と接続されてい
た加入者回線を切り換え接続する第1の切換接続手段
と、(ホ)この第1の切換接続手段により障害の発生し
た加入者回路に接続されていた加入者回線を空き状態の
加入者回路に切り換え接続した以後この障害の発生した
加入者回路に接続されていた加入者回線の切り換え先と
なった加入者回路に元々接続されていた加入者回線から
のアクセスの有無を検出するアクセス検出手段と、
(ヘ)このアクセス検出手段によって切り換え先の加入
者回路に元々接続されていた加入者回線からアクセスの
有ることが検出されたとき空き状態の加入者回路を検出
する第2の空き加入者回路検出手段と、(ト)この第2
の空き加入者回路検出手段によって検出された空き状態
の加入者回路にアクセス検出手段によりアクセスのある
ことの検出された加入者回線を切り換え接続する第2の
切換接続手段とを障害加入者回路切換装置に具備させて
いる。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、加入者
回路の切り換えを行った以後、障害の発生した加入者回
路に接続されていた加入者回線の切り換え先の加入者回
路に元々接続されていた加入者回線からのアクセスの発
生の有無を検出している。切り換えた後だけアクセスの
有無を検出しているので、検出のための処理の負担を少
なくすることができる。
【0012】請求項3記載の発明では、空き加入者回路
検出手段は、加入者回線からのアクセスの有無を検出す
る加入者アクセス検出手段と、切り換え先にされた加入
者回路を記憶する切換先加入者回路記憶手段とを備え、
アクセスの無い加入者回線に接続されておりかつ切り換
え先にされていない加入者回路を空き状態の加入者回路
として検出するようになっている。
【0013】すなわち請求項3記載の発明では、切り換
え先の加入者回路を記憶しておき、加入者回線からのア
クセスが無くかつ切り換え先とされていない加入者回路
を空き状態の加入者回路として検出している。加入者回
線からのアクセスの有無は、たとえば加入者回線に接続
されている通信装置のオンフック状態とオフフック状態
を判別することで認識できるので空き状態の加入者回路
を容易に検出することができる。
【0014】請求項4記載の発明では、第1および第2
の空き加入者回路検出手段は、加入者回線からのアクセ
スの有無を検出する加入者アクセス検出手段と、切り換
え先にされた加入者回路を記憶する切換先加入者回路記
憶手段とをそれぞれ備え、アクセスの無い加入者回線に
接続されておりかつ切り換え先にされていない加入者回
路を空き状態の加入者回路として検出するようになって
いる。
【0015】すなわち請求項4記載の発明では、切り換
え先の加入者回路を記憶しておき、加入者回線からのア
クセスが無くかつ切り換え先とされていない加入者回路
を空き状態の加入者回路として検出している。加入者回
線からのアクセスの有無は、たとえば加入者回線に接続
されている通信装置のオンフック状態とオフフック状態
を判別することで認識できるので空き状態の加入者回路
を容易に検出することができる。
【0016】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例における障害加
入者回路切換装置の構成の概要を表わしたものである。
加入者111 〜11N はそれぞれ加入者回線121 〜1
Nを通じて加入者回路網13と接続されている。加入
者回路網13は、救済用アクセス検出回路14と、加入
者回線121 〜12N の入出回路としての加入者回路1
1 〜15N と、加入者回線121 〜12N の接続先と
なる加入者回路151〜15N を切り換える切換回路1
6とから構成されている。救済用アクセス検出回路14
は、加入者回線121 〜12N からアクセスされている
かどうかを検出する回路である。アクセスの有無は加入
者回線に接続されている加入者がオンフック状態にある
のかオフフック状態にあるのかを判別することによって
検出している。加入者回路151 〜15N はそれぞれ故
障が生じたときに、所定の故障情報信号を出力するよう
になっている。
【0018】加入者回路151 〜15N は加入者制御装
置17に接続されている。加入者制御装置17は、故障
の生じた加入者回路に接続されてた加入者回線を他の加
入者回路に接続するための切換指示を切換回路16に出
力する回路である。時分割スイッチ18は、各加入者回
線を通じて送受信される信号を時分割多重化、あるいは
時分割多重化された信号を分離する回路である。中央制
御処理装置19は、障害加入者回路切換装置における各
種制御の中枢的機能を果たす回路装置である。
【0019】加入者制御装置17は、加入者回路151
〜15N から出力される故障情報信号を中央制御処理装
置19に送る機能を備えている。中央制御処理装置19
は、各種制御の中枢的役割を持つ図示しないCPU(中
央処理装置)と、プログラムや各種固定的データを格納
した図示しないROM(リード・オンリ・メモリ)を備
えている。また、プログラムの実行中に一時的に必要と
なるデータを格納するための図示しないRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)を備えている。中央制御処理装
置19は、救済用アクセス検出回路14と接続されてお
り、各加入者からのアクセスの有無を認識する。また、
加入者制御装置17から送られてくる故障情報信号によ
り、加入者回路の故障の有無を識別できるようになって
いる。
【0020】図2は、図1に示した障害加入者回路切換
装置が障害の生じた加入者回路の切換を行う際の動作の
流れを表わしたものである。中央制御処理装置19は、
加入者制御装置17を通じて各加入者回路151 〜15
N から故障情報信号が到来するかどうかを監視している
(ステップS101)。故障情報信号が到来したときは
(ステップS101;Y)、救済用アクセス検出回路1
4の検出状態から空き状態の加入者回路を検索する(ス
テップS102)。中央制御処理装置19は、故障の生
じた加入者回路に接続されていた加入者回線を、空き状
態の加入者回路のいずれかに接続するための指示を加入
者制御装置17に出力する。加入者制御装置17はこの
指示を切換回路16に送る。これにより切換回路16
は、故障した加入者回路に接続されていた加入者回線
を、中央制御処理装置19によって選択された空き状態
の加入者回路に切り換え接続する(ステップS10
3)。
【0021】その後、中央制御処理装置19は、救済用
アクセス検出回路14の検出状態を読み取る(ステップ
S104)。これを基に故障した加入者回路の代用とし
て加入者回線の切り換え先となった加入者回路に元々接
続されていた加入者回線からのアクセスが到来したか否
かを調べる(ステップS105)。元々接続されていた
加入者回線からアクセスが到来していない間は(ステッ
プS105;N)、繰り返し救済用アクセス検出回路1
4の検出状態を調べる。アクセスが到来したときは(ス
テップS105;Y)、救済用アクセス検出回路14の
検出状態を基にして、空き状態の加入者回路を検索する
(ステップS106)。故障した加入者回路の代用とし
て加入者回線の切り換え先となった加入者回路に元々接
続されていた加入者回線を、検索により見い出した空き
状態の加入者回路に切り換え接続する(ステップS10
7)。中央制御処理装置19から加入者制御装置17に
対して切り換えの指示が出され、加入者制御装置17に
より切換回路16が制御される。
【0022】中央制御処理装置19は、障害の生じた加
入者回路および切り換え先とした加入者回路を記憶して
いる。そして、救済用アクセス検出回路14によってア
クセスの無いことが検出された加入者回線に初期状態で
対応付けられていた加入者回路であって、切り換え先と
されていない加入者回路を空き状態の加入者回路として
検出するようになっている。このように加入者回線のア
クセス状態を、救済用アクセス検出回路14の出力を直
接、中央制御処理装置19に入力することにより、加入
者回路からのスキャン情報や故障情報などを含む加入者
情報を、加入者制御装置17および時分割スイッチ18
を介してから空き加入者を探す必要が無い。このため、
中央制御処理装置19の空き加入者回線および空き加入
者回路の検索や切り換え接続処理の負担を少なくするこ
とができる。
【0023】図3は、切換回路により加入者回路を切り
換えた状態の一例を表わしたものである。図1と同一の
部分には同一の符号を付してある。初期状態では、切換
回路16は、加入者回線121 〜12N を図中で添字の
等しい加入者回路151 〜15N にそれぞれ接続してい
るものとする。また、図中×印は、この部分で加入者回
線と加入者回路との接続が切り離されたことを示してい
る。まず、加入者回路151 が故障したとする。故障の
生じたことを表わした故障情報信号は、加入者制御装置
17を通じて中央制御処理装置19に送られる。これを
受けて中央制御処理装置19は、救済用アクセス検出回
路14の検出状態を調べ、空き状態の加入者回線を調べ
る。ここでは、12N が空き状態であったものとする。
このとき中央制御処理装置19は、加入者回線121
加入者回路15N に切り換え接続するための指示を加入
者制御装置17に出力する。
【0024】加入者制御装置17を通じて切り換えの指
示は切換回路16に入力される。これにより加入者回線
121 は、×印31の箇所で加入者回路151 との接続
が断たれ、加入者回路151 に切り換え接続される。
【0025】次に、加入者回路152 および加入者回路
153 も故障したものとする。中央制御処理装置19は
救済用アクセス検出回路14の検出状態を基に、加入者
回線122 を×印32の箇所で加入者回路152 との接
続を断し、そのとき空き状態であった加入者124 に対
応する加入者回路154 に切り換え接続が行われる。ま
た加入者回線123 は、同様に×印33の箇所で加入者
回路153 との接続が断たれ、障害の発生の時点で空き
状態であった加入者125 に対応する加入者回路155
に切り換え接続が行われる。このように、2以上の加入
者回路に故障が生じても、空き状態の加入者回路が存在
すればこれらに対処することができ、通信を確保するこ
とができる。
【0026】故障によって加入者回線の接続される加入
者回路を切り換えた以降は、中央制御処理装置19は、
救済用アクセス検出回路14による検出状態の監視を常
に行う。これにより、切り換え先となった加入者回路に
初期状態で接続されてた加入者回線からアクセスが発生
したことを直ちに検出することができる。たとえば、加
入者回線122 の切り換え先となった加入者回路154
に対応する加入者回線124 からアクセスが到来したと
する。このとき中央制御処理装置19は、救済用アクセ
ス検出回路14の検出状態を基に、空き状態の加入者回
路を捜し出す。ここで加入者回線126 が空き状態であ
るとすると、加入者回線124 は×印34の箇所で加入
者回路154 との接続が断たれ、加入者回路156 に切
り換え接続される。同様に加入者回線125 からアクセ
スが発生したときは、×印35の箇所で加入者回路15
5 との接続が断たれ、加入者回路157 に切り換え接続
される。
【0027】このように、故障した加入者回路の代用と
して加入者回線の切り換え先となった加入者回路に元々
接続されていた加入者回線からアクセスが発生しても、
救済用アクセス検出回路を常時監視することでアクセス
の発生を検知することができる。また、アクセスの発生
した加入者回線を空き状態の加入者回路に切り換え接続
したので、この加入者回線においても通信を確保するこ
とができる。すなわち中央制御処理装置19は、時分割
スイッチ18を制御して、空き状態であった加入者回路
を介して呼処理制御を行うことができる。たとえば、加
入者111 との間で通信を行う場合、時分割スイッチ1
8は、加入者回路15N に割り当ててあるタイムスロッ
トにより加入者111 と通信を行うことになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、障害の発生した加入者回路に接続されていた
加入者回線を、空き状態の加入者回路に切り換え接続し
ている。これにより、予備の加入者回路を設ける必要が
無く、装置の構成を簡略化できるとともに、空き状態の
加入者回路の数に相当するだけの障害の発生に対処する
ことができる。また、この障害の発生した加入者回路の
代用として空き状態である切り換え先の加入者回路に元
々接続されていた加入者回線からアクセスが発生したと
き、この加入者回線を空き状態の加入者回路に切り換え
接続している。これにより、障害の発生した加入者回路
の代わりに用いられた加入者回路に元々接続されていた
加入者回線から切り換え後にアクセスが発生しても、こ
の加入者回線についての呼処理に支障をきたすことなく
通信を行うことができる。
【0029】また請求項2記載の発明によれば、加入者
回路の切り換えを行った以後、障害の発生した加入者回
路に接続されていた加入者回線の切り換え先の加入者回
路に元々接続されていた加入者回線からのアクセスの発
生の有無を検出している。このように切り換えた後だけ
加入者回線からのアクセスの有無を検出しているので、
検出のための処理の負担を少なくすることができる。
【0030】さらに請求項3または請求項4記載の発明
によれば、切り換え先の加入者回路を記憶しておき、こ
れと加入者回線からのアクセスが有無を基に空き状態の
加入者回路として検出している。加入者回線からのアク
セスの有無は、たとえば加入者回線に接続されている通
信装置のオンフック状態とオフフック状態を表わすスキ
ャン信号によって検出することができる。またアクセス
の有無は、切換接続手段や加入者回路を経由せずにその
前段で検出できるので、空き状態の加入者回路の検出を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における障害加入者回路切換
装置の構成の概要を表わしたブロック図である。
【図2】図1に示した障害加入者回路切換装置が障害の
生じた加入者回路の切換を行う際の動作の流れを表わし
た流れ図である。
【図3】切換回路により加入者回路を切り換えた状態の
一例を表わした説明図である。
【符号の説明】
11 加入者 12 加入者回線 13 加入者回路網 14 救済用アクセス検出回路 15 加入者回路 16 切換回路 17 加入者制御装置 18 時分割スイッチ 19 中央制御処理装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/08 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 1/20 - 1/26 H04Q 3/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対1に接続された加入者回線との間で
    信号の入出力を行う複数の加入者回路と、 これら加入者回路に障害が発生したことを検出する障害
    検出手段と、 前記加入者回線からアクセスされていない空き状態の加
    入者回路を検出する空き加入者回路検出手段と、 前記障害検出手段によって障害の発生が検出されたとき
    空き状態の加入者回路に障害の発生した加入者回路と接
    続されていた加入者回線を切り換え接続する第1の切換
    接続手段と、この第1の切換接続手段によって前記障害の発生した加
    入者回路の代用として切り換え接続された 加入者回線の
    切り換え先となった加入者回路に元々接続されていた加
    入者回線からのアクセスの有無を検出するアクセス検出
    手段と、 このアクセス検出手段によって切り換え先の加入者回路
    に元々接続されていた加入者回線からアクセスの有るこ
    とが検出されたときその加入者回線を空き状態の加入者
    回路に切り換え接続する第2の切換接続手段とを具備す
    ることを特徴とする障害加入者回路切換装置。
  2. 【請求項2】 1対1に接続された加入者回線との間で
    信号の入出力を行う複数の加入者回路と、 これら加入者回路に障害が発生したことを検出する障害
    検出手段と、 この障害検出手段によって障害の発生が検出されたとき
    加入者回線からアクセスされていない空き状態の加入者
    回路を検出する第1の空き加入者回路検出手段と、 この第1の空き加入者回路検出手段により検出された空
    き状態の加入者回路に障害の発生した加入者回路と接続
    されていた加入者回線を切り換え接続する第1の切換接
    続手段と、 この第1の切換接続手段により障害の発生した加入者回
    路に接続されていた加入者回線を空き状態の加入者回路
    に切り換え接続した以後この障害の発生した加入者回路
    に接続されていた加入者回線の切り換え先となった加入
    者回路に元々接続されていた加入者回線からのアクセス
    の有無を検出するアクセス検出手段と、 このアクセス検出手段によって切り換え先の加入者回路
    に元々接続されていた加入者回線からアクセスの有るこ
    とが検出されたとき空き状態の加入者回路を検出する第
    2の空き加入者回路検出手段と、 この第2の空き加入者回路検出手段によって検出された
    空き状態の加入者回路に前記アクセス検出手段によりア
    クセスのあることの検出された加入者回線を切り換え接
    続する第2の切り換え接続手段とを具備することを特徴
    とする障害加入者回路切換装置。
  3. 【請求項3】 前記空き加入者回路検出手段は、加入者
    回線からのアクセスの有無を検出する加入者アクセス検
    出手段と、切り換え先にされた加入者回路を記憶する切
    換先加入者回路記憶手段とを備え、アクセスの無い加入
    者回線に接続されておりかつ切り換え先にされていない
    加入者回路を空き状態の加入者回路として検出すること
    を特徴とする請求項1記載の障害加入者回路切換装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の空き加入者回路検
    出手段は、加入者回線からのアクセスの有無を検出する
    加入者アクセス検出手段と、切り換え先にされた加入者
    回路を記憶する切換先加入者回路記憶手段とをそれぞれ
    備え、アクセスの無い加入者回線に接続されておりかつ
    切り換え先にされていない加入者回路を空き状態の加入
    者回路として検出することを特徴とする請求項2記載の
    障害加入者回路切換装置。
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