JPH0632633Y2 - キャラクターの動作機構 - Google Patents

キャラクターの動作機構

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JPH0632633Y2
JPH0632633Y2 JP10356889U JP10356889U JPH0632633Y2 JP H0632633 Y2 JPH0632633 Y2 JP H0632633Y2 JP 10356889 U JP10356889 U JP 10356889U JP 10356889 U JP10356889 U JP 10356889U JP H0632633 Y2 JPH0632633 Y2 JP H0632633Y2
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JP
Japan
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character
thread
plate
motor
support shaft
Prior art date
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JP10356889U
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JPH0342589U (ja
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昭巳 小林
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Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてインテリアクロックに係るものであ
り、詳しくは往復運動するキャラクターの方向転換機構
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の回転運動を直線運動とする動作機構とし
ては、ラックギヤ又はクランク等の機構があり、又、キ
ャラクター動作機構に於いては移動しながら他の動作を
するものとして支軸に回転板とリブ・カムとピン等の連
繋機構があった。(参考文献特に無し) (考案が解決しようとする課題) 従来の技術で述べたもののうち前者に於いては、いずれ
も動作範囲に対し2倍以上のメカニズムスペースを要
し、キャラクターの動作範囲は限られたものであった。
又、後者に於いては部品精度及び組立精度を要するもの
で動作方向に応じて方向転回をするものは他に例を見な
いものであった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に、鑑み
てなされたものであり、キャラクターの往復運動及び方
向転回を低トルクモーターでも駆動可能としコンパクト
なメカニズムスペースでもって広範囲に応用可能とした
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案に於けるキャラクタ
ーの動作機構は、二個のプーリーに糸を掛け、モーター
により該糸に連結したキャラクターを直線方向での往復
運動をする機構に於いて、糸のキャラクター部分への連
結部である糸止板に移動板と偏角回動自在の支点と二個
の糸固定部とを設け、この三点で糸止板を支持すること
で該糸のテンション負荷を軽減し、又、キャラクターの
支軸をL字型にしベース板接触面とのフリクションで該
キャラクターは常に進行方向へと方向転回する機構を有
するものである。
(作用) 上記の様に構成された機構は、モーターの駆動によって
プーリーに巻かれた糸を介してキャラクターが牽引され
ると該キャラクターの支軸とベース面との間のフリクシ
ョンでもって常にキャラクターは進行方向へ向き、該キ
ャラクターが停止した場合、モーターの慣性によって更
に糸は引き込まれるように働き、三点支持した支点を中
心にして糸の固定位置が狭められ糸の張力を増すこと
で、モーターは公知のトランジスタモーターの動作機構
により反転起動を行う。
又、前記キャラクターのL字型の支軸の先端部は該キャ
ラクターの支持部の軸方向より位置が離れているため、
キャラクターの動作に対し先端部はフリクションにより
支持部を支点とし動作方向の後方に位置することとな
り、該キャラクターは往復運動に対し常に追従動作をす
ることが出来る。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、第1図乃至
第6図に於いて、1はキャラクターであり、各部材を構
成するためのベース板2上に載置せしめてある。3は一
定の負荷を与えれば反転し、両方向へ回転可能に成した
モーターであり、該モーター3の出力軸3Aを前記ベー
ス板2の略中央にて上面へ突出せしめ、該出力軸3Aに
は駆動プーリー4を嵌着してある。該駆動プーリー4は
糸6を介して前記キャラクター1を駆動するためのもの
である。5は前記ベース板2の両サイドに軸着せしめた
プーリーで、前記糸6の動作方向を定めると共に、モー
ター3の動力をキャラクター1に伝達するためのもので
ある。前記糸6はモーター3の動力をキャラクター1に
伝達するためのものである処の駆動プーリー4を一周捲
回してからベース板2の両サイドのプーリー5を半捲回
し、糸止板7の糸固定部7a、7bに該糸6の両端を一
定の張力にて張設固定してある。又、糸止板7に突出せ
しめた支点、ピン10を介して回動可能に移動板8に取
付けてある。
8Aは移動板8の両端に設けた糸6案内用のガイド穴で
ある。
而して、前記三点で支持された糸止板7により糸6の張
力変換及び動力を伝達することとなり、又、前記移動板
8とキャラクター1とを支持及び駆動する。
9は前記移動板8を停止せしめるストッパーであり、前
記キャラクター1の移動距離及びモーター3の反転位置
範囲を設定するためのものである。
11は上部に前記キャラクター1を取付けた支軸で該支
軸11を移動板8の支持部13に回動可能に支持し、該
支軸11の先端部12は前記ベース板2との接触フリク
ションを軽くする如く曲面形状Rに形成してある。而し
て、キャラクター1及び支軸11全重量はベース板2に
対し先端部12により支受されるものとなる。
次に第2図に於ける動作は、先ずモーター3が矢標a方
向に回転した場合、駆動プーリー4に捲かれた糸6は矢
標c方向に引かれ、移動板8及びキャラクター1は矢標
e方向へと移動し、次第にストッパー9に到達し前記移
動板8は停止すると共に前記モーター3も停止するが、
糸6の張力により該モーター3は矢標b方向に反転す
る。
又、前記移動板8も矢標f方向へと動作移動し、而し
て、ストッパー(9,9)間で往復運動を繰り返すこと
が出来る。
次に上記に続いて、第2、3と4図を用いて、板止板7
の作用と糸6の張力による変換動作を説明する。先ず移
動板8が矢標e又はf方向に移動している場合は、第3
図の如く板止板7が図中符号Pで示す中心線上に位置す
るように糸6の張力を予め設定せしめてある。そこで、
駆動プーリー4が矢標b方向に回転し、移動板8が矢標
f方向に移動し図中左に位置するストッパー9で停止し
た場合には、第4図の如く糸6はモーター3の矢標b方
向への慣性トルクによって更に引き込まれると同時に糸
止板7はピン10を支点として中心線Pより図中左に傾
く。そのため、糸6の固定位置である糸固定部7aと7
b間の間隔が、=Δだけ狭められる結果、
糸6の張力が増し駆動プーリー4のスリップを防止しな
がら該糸止板7は中心線P上に戻ろうとする動作を起こ
し、その張力によりモーター3には矢標a方向へのトル
クが作用する。そのトルクが上記の慣性トルクを越えた
ところで、モーター3が瞬時停止し直ちに反転起動を行
い、移動板8は矢標e方向に移動する。
次に第5図に於けるキャラクター1の方向転回機構の動
作は、前記支軸11の先端部12に移動板8の支持部1
3の軸方向から外れた位置にあるので、移動板8の移動
に対し、該先端部12はベース板2との間のフリクショ
ンによって移動方向とは反対側へ位置付けされ、又、移
動板8がストッパー9に当接して反転移動する瞬間には
第6図に示す如く該先端部12は支持部13を支点とし
て移動方向に対し反対側後方へ方向転回すべくキャラク
ター1の往復運動に対し常に追従動作する。
(考案の効果) 本考案は上記の如く構成されているので下記の如き効果
を奏する。
請求項1に於いて、キャラクターの往復運動及び方向転
回を糸のテンション負荷を軽減することで低トルクモー
ターでの駆動を可能とし、又、広範囲に応用することが
できる効果がある。
請求項2に於いては、簡単な機構でもって常にキャラク
ターの進行方向へ追従転回することができるので動作性
が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品を示す斜視図、第2図は同じく平面
図、第3図及び第4図は糸の張力変換機構を示す平面
図、第5図はキャラクターの方向転回機構の要部を示す
側面図、第6図(a)乃至(b)はキャラクターの方向
転回動作を説明する側面図である。 1……キャラクター、3……モーター、2……ベース
板、5……プーリー、6……糸、7……糸止板、8……
移動板、9……ストッパー、11……支軸、12……先
端部、13……支持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース板2の両サイドに設けた二個のプー
    リー5に糸6を半捲係架し、モーター3によって該糸6
    に取付けたキャラクター1を直進往復運動する機構に於
    いて、該キャラクター1の移動板8に糸止板7の一端に
    設けた支点を偏角回動自在に枢着せしめ該糸止板7の他
    端両サイド二箇所に前記糸6の両端を固定せしめて、上
    記三点で該糸止板7を支持すると共に、該移動板8をベ
    ース板2の両サイドにあるストッパー9間に移動規制せ
    しめたキャラクターの動作機構。
  2. 【請求項2】前記移動板8の支持部13にキャラクター
    1の支軸11を遊嵌せしめると共に、該支軸11をL字
    型と成し、その先端部12をベース板2に摺接せしめた
    請求項1記載のキャラクターの動作機構。
JP10356889U 1989-09-05 1989-09-05 キャラクターの動作機構 Expired - Lifetime JPH0632633Y2 (ja)

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JP10356889U JPH0632633Y2 (ja) 1989-09-05 1989-09-05 キャラクターの動作機構

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JP10356889U JPH0632633Y2 (ja) 1989-09-05 1989-09-05 キャラクターの動作機構

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JPH0342589U JPH0342589U (ja) 1991-04-22
JPH0632633Y2 true JPH0632633Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31652398

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JP10356889U Expired - Lifetime JPH0632633Y2 (ja) 1989-09-05 1989-09-05 キャラクターの動作機構

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JP4558424B2 (ja) * 2004-09-07 2010-10-06 日本ぱちんこ部品株式会社 遊技機用演出装置及びそれを用いた遊技機
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JPH0342589U (ja) 1991-04-22

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