JPH0632541Y2 - パイプの接続構造 - Google Patents

パイプの接続構造

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JPH0632541Y2
JPH0632541Y2 JP1988137808U JP13780888U JPH0632541Y2 JP H0632541 Y2 JPH0632541 Y2 JP H0632541Y2 JP 1988137808 U JP1988137808 U JP 1988137808U JP 13780888 U JP13780888 U JP 13780888U JP H0632541 Y2 JPH0632541 Y2 JP H0632541Y2
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義行 鬼沢
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エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2本のパイプを着脱自在に接続するための、
パイプの接続構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、2本のパイプを接続する構造として、第3図
に示すものが知られている。
すなわち、第3図は、自動車の排ガス用の2次空気導入
装置(1)内に設置したリードバルブ(3)を試験対象とし
て、該リードバルブ(3)が背圧に対してどのように作動
するか、を試験する試験装置の接続治具(6)(8)部分を描
いたものであって、この例においては、上部接続治具
(6)の上端部に形成したパイプ部(7)と、2次空気導入装
置(1)のボディ(2)に設定した接続ポート(4)のパイプ部
(5)が、本考案による改良の対象となる接続構造を構成
している。
上記試験装置は、接続治具(6)に2次空気導入装置(1)を
接続し、測定エア供給ポート(9)からリードバルブ(3)の
背面側に所定圧力のエアを供給して、該エアの流れが停
まればリードバルブ(3)のシール作動が完全であること
が判り、エアの流れが若干量でも継続すればリードバル
ブ(3)に洩れがあることが判る、というものであって、
これに伴なって、前記パイプ部(5)(7)の接続構造には、
治具(6)と2次空気導入装置(1)の接続が試験時だけの暫
定的なものであることから着脱自在であることと、エア
を洩らさないようなシール性能が要求される。
上記要求を請けて、2本のパイプ(5)(7)を接続する手段
として最も簡単なものは 双方のパイプ(5)(7)の口径にある程度の差がある場合
は、両パイプ(5)(7)の口径を互いに嵌合して、間にパッ
キンなどのシール材を介装する、 双方のパイプ(5)(7)の少なくとも口部外径寸法が近似
している場合は、両パイプ(5)(7)を直列に並べた上で、
その外周にゴム製の接続ホースを嵌着する、 ことであるが、このの手段には次のような問題があ
る。
すなわち、2次空気導入装置(1)のボディ(2)は、一般
に、アルミダイキャストによって成形され、その表面
は、ゴム材の弾性を利用した圧接によってはシールする
ことができない程の、粗面となっている。したがってパ
ッキンや接続ホースをつかう上記の手段では、接続
部の十分なシール性を確保することができない。
以上のことを前提として、これまで多用されてきた接続
構造が、第3図に示すものである。
すなわち、この接続構造では、双方のパイプ(5)(7)を直
接つなぐのを止めて、両パイプ(5)(7)の間にアタッチメ
ント(10)を介装し、該アタッチメント(10)の一端(図に
おいて上端)を、ボディ(2)側のパイプ(5)に雌ねじがあ
ることを利用して、雄ねじ(11)を形成して該パイプ(5)
に螺合するとともに、該アタッチメント(10)の他端(図
において下端)を、その表面を平滑に仕上げて接続ホー
ス(12)と嵌合させている。前記螺合部には、該部をシー
ルするためのパッキン(13)が介装されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示した従来技術については、次の問題が指摘さ
れる。すなわち試験の毎にアタッチメント(10)をねじ付
けたり接続ホース(12)を嵌めたりしなければならないと
ともに、試験が終わる毎にアタッチメント(10)や接続ホ
ース(12)を順次外さなければならず、その着脱作業がき
わめて煩雑で、かつ時間がかかる問題がある。
本考案は以上の点に鑑み、着脱が容易であるとともに十
分なシール性を有する、新規なパイプの接続構造を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、口径の異なる2本
のパイプを着脱自在に接続する構造において、大径のパ
イプの口部内周に環状を呈する可撓材製のシール部材を
配置し、前記シール部材は、軸線方向の両端に前記大径
のパイプに固着される固着部を有するとともに軸線方向
の中央に薄肉部を有しており、前記固着部が前記大径の
パイプの内周面に設けた凹部に嵌め込まれており、前記
シール部材の内周に小径のパイプを挿入し、前記シール
部材と前記大径のパイプの間に圧力を導入し、前記薄肉
部を内周方向へ膨出変形させて前記小径のパイプに圧接
させることにした。
〔作用〕
可撓材製のシール部材に圧力をかけて、このシール部材
を強制的に膨出変形させると、相手材に対する圧接力
(締付力)を格段に増大させることができる。本考案
は、この点に着目して、可撓材製のシール部材をアルミ
ダイキャスト製の相手材に直接、圧接させるものであ
る。シール部材は、その軸線方向の中央に設けた薄肉部
が膨出変形して相手材に圧接するが、軸線方向の端部に
設けた固着部も凹部側壁に押し付けられ、この押付けに
よる変形の限りにおいて、径方向内方へ膨出変形して相
手材に圧接する。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、上記従来技術に係る第3図に対応して、2次
空気導入装置(1)のリードバルブ(3)を試験する試験装置
の接続治具(6)(8)部分を示しており、上部接続治具(6)
のパイプ部(7)は、少なくともその口部に関する限り、
ボディ(2)側のパイプ部(5)より大径に設定されて、その
内周にボディ(2)側のパイプ部(5)を嵌合し得るようにな
っている。
第2図に拡大して示すように、上部接続治具(6)のパイ
プ部(7)の内周に、環状を呈するゴム状弾性材製のシー
ル部材(14)が配置されている。このシール部材(14)は、
軸線方向(図上上下方向)の両端にそれぞれ固着部(15)
を有するとともに軸線方向の中央に薄肉部(16)を有して
おり、このうち両端の固着部(15)だけが適宜凹凸を係合
させたり接着剤を使ったりして上部接続治具(6)の内周
面に設けた環状の凹部(6a)に固着されており、中央の薄
肉部(16)は接続治具(6)に直接には固着されておらず、
この薄肉部(16)と接続治具(6)の間に所定圧力のエアを
導入し得るよう、接続治具(6)にシールエア供給ポート
(17)が設けられている。このポート(17)はホース(18)を
介して図示しないエア供給源に接続されている。またシ
ール部材(14)の常態における内径寸法は、ボディ(2)側
のパイプ部(5)を無理なく押し込める程度の大きさに設
定されている。
上記構成の接続構造は、その接続に際して、シール部材
(14)の内周にボディ(2)側のパイプ部(5)を差し込んでか
らシール用エアを導入するだけで済み、またこのエアを
抜くだけで両パイプ部(5)(7)を離すことができる。シー
ル用エアを導入した時点で、シール部材(14)の薄肉部(1
6)は内周方向へ向けて強制的に変形せしめられ、アルミ
ダイキャスト製のボディ(2)側のパイプ部(5)に強く圧接
して十分なシール作用を奏する。第2図のlは、膨出す
る部分の長さを示している。また軸線方向の一端部(図
上下端部)に設けた固着部(15)がシール用エアの導入に
伴って凹部(6a)の側壁(6b)に押し付けられ、この押付け
による変形の限りにおいて、径方向内方へ膨出変形して
パイプ部(5)に圧接する。したがってこの固着部(15)が
凹部(6a)の側壁(6b)に押し付けられることにより、シー
ル用エアの漏洩を防止するとともに、この固着部(15)が
パイプ部(5)に圧接することにより、これによっても両
パイプ部(5)(7)の間をシールことが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、充分なシール力
を確保した上で、着脱作業を簡単にし、作業に要する手
間と時間を省くことができる。上記したように本考案に
おいては、圧力の導入により径方向内方へ大きく膨出変
形する薄肉部と、軸方向への押付けによる変形の限りに
おいて径方向内方へ膨出変形する固着部とが相俟って大
きなシール効果が発揮される。尚、シール部材は大径の
パイプに一体化され、製造が容易なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る接続構造の断面図、第2
図は同要部拡大図、第3図は従来例に係る接続構造の断
面図である。 (1)……2次空気導入口、(2)……ボディ (3)……リードバルブ、(4)……接続ポート (5)(7)……パイプ部、(6)(8)……接続治具、(6a)……凹
部、(6b)……側壁 (9)……測定エア供給ポート、(10)……アタッチメント (12)……接続ホース、(14)……シール部材 (15)……固着部、(16)……薄肉部、(17)……シールエア
供給ポート (18)……ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口径の異なる2本のパイプ(5)(7)を着脱自
    在に接続する構造において、大径のパイプ(7)の口部内
    周に環状を呈する可撓材製のシール部材(14)を配置し、 前記シール部材(14)は、軸線方向の両端に前記大径のパ
    イプ(7)に固着される固着部(15)を有するとともに軸線
    方向の中央に薄肉部(16)を有しており、前記固着部(15)
    が前記大径のパイプ(7)の内周面に設けた凹部(6a)に嵌
    め込まれており、 前記シール部材(14)の内周に小径のパイプ(5)を挿入
    し、前記シール部材(14)と前記大径のパイプ(7)の間に
    圧力を導入し、前記薄肉部(16)を内周方向へ膨出変形さ
    せて前記小径のパイプ(5)に圧接させることを特徴とす
    るパイプの接続構造。
JP1988137808U 1988-10-24 1988-10-24 パイプの接続構造 Expired - Lifetime JPH0632541Y2 (ja)

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JP1988137808U JPH0632541Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 パイプの接続構造

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JPH0258191U JPH0258191U (ja) 1990-04-26
JPH0632541Y2 true JPH0632541Y2 (ja) 1994-08-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5516214U (ja) * 1978-07-13 1980-02-01
JPH0532699Y2 (ja) * 1985-07-09 1993-08-20

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JPH0258191U (ja) 1990-04-26

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