JPH0632459A - 貨物車両の荷役装置 - Google Patents
貨物車両の荷役装置Info
- Publication number
- JPH0632459A JPH0632459A JP19105092A JP19105092A JPH0632459A JP H0632459 A JPH0632459 A JP H0632459A JP 19105092 A JP19105092 A JP 19105092A JP 19105092 A JP19105092 A JP 19105092A JP H0632459 A JPH0632459 A JP H0632459A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loading
- unloading
- warehouse
- cargo
- floor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 倉庫の敷地面積を増加させることなく積卸口
を増設し、貨物車両を増車して、荷の積卸しの能率を向
上させ、取扱量を増加させる。 【構成】 貨物車両の荷役装置は、複数階に荷の積卸口
13,23を備えた倉庫2に近接して、各階の積卸口1
3,23に臨む駐車床12、22を有する昇降式駐車装
置10を設けている。荷の搬出入の際、昇降式駐車装置
10には、駐車床12、22にそれぞれ所望の貨物車両
1を駐車させて、各階のフロア14、24との間で同時
に荷の積卸しを行う。
を増設し、貨物車両を増車して、荷の積卸しの能率を向
上させ、取扱量を増加させる。 【構成】 貨物車両の荷役装置は、複数階に荷の積卸口
13,23を備えた倉庫2に近接して、各階の積卸口1
3,23に臨む駐車床12、22を有する昇降式駐車装
置10を設けている。荷の搬出入の際、昇降式駐車装置
10には、駐車床12、22にそれぞれ所望の貨物車両
1を駐車させて、各階のフロア14、24との間で同時
に荷の積卸しを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、倉庫におけるトラック
等の貨物車両の荷の積卸し作業の能率を向上させる貨物
車両の荷役装置に関する。
等の貨物車両の荷の積卸し作業の能率を向上させる貨物
車両の荷役装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来、トラック等の
貨物車両1から倉庫2へ荷を搬入したり、倉庫2から貨
物車両1へ荷を積込んだりするための荷の積卸口3は、
倉庫2の1階に設けられており、荷の搬出入の際には、
貨物車両1を倉庫2の積卸口3に近接して停車させ、そ
の荷台1Dと1階のフロア4との間にブリッジ5を掛渡
して、フォークリフト(図示略)で荷の積卸しを行う
か、或いは、フロア4上に設けた搬出入コンベア6、横
持コンベア7を用いて荷の積卸しを行っていた。
貨物車両1から倉庫2へ荷を搬入したり、倉庫2から貨
物車両1へ荷を積込んだりするための荷の積卸口3は、
倉庫2の1階に設けられており、荷の搬出入の際には、
貨物車両1を倉庫2の積卸口3に近接して停車させ、そ
の荷台1Dと1階のフロア4との間にブリッジ5を掛渡
して、フォークリフト(図示略)で荷の積卸しを行う
か、或いは、フロア4上に設けた搬出入コンベア6、横
持コンベア7を用いて荷の積卸しを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような倉庫で、荷
の取扱量が増加すると、貨物車両の増車や倉庫と積卸口
の増設等が必要になる。貨物車両を増車するには、法的
規制により駐車のための倉庫ヤード面積を増加させなけ
ればならず、倉庫の積卸口を増設するには、敷地面積を
増加させなければならない。
の取扱量が増加すると、貨物車両の増車や倉庫と積卸口
の増設等が必要になる。貨物車両を増車するには、法的
規制により駐車のための倉庫ヤード面積を増加させなけ
ればならず、倉庫の積卸口を増設するには、敷地面積を
増加させなければならない。
【0004】しかしながら、近年の地価の高騰により、
土地の購入取得は極めて困難となっており、貨物車両の
増車や倉庫と積卸口の増設に支障を来している。仮に倉
庫のみを立体化し複数階にしても、荷の積卸しを1階だ
けで行ったのでは、荷の収容能力は増大できても積卸し
の能率が悪く、また上方階への運搬も必要で取扱量を増
加させることはできない。
土地の購入取得は極めて困難となっており、貨物車両の
増車や倉庫と積卸口の増設に支障を来している。仮に倉
庫のみを立体化し複数階にしても、荷の積卸しを1階だ
けで行ったのでは、荷の収容能力は増大できても積卸し
の能率が悪く、また上方階への運搬も必要で取扱量を増
加させることはできない。
【0005】本発明は、倉庫における貨物車両の荷の積
卸し作業についての上記問題を解決するものであって、
敷地面積を増加させることなく積卸口を増設し、貨物車
両を増車することができ、荷の積卸しの能率を向上さ
せ、倉庫の取扱量の増加を可能とする貨物車両の荷役装
置を提供することを目的とする。
卸し作業についての上記問題を解決するものであって、
敷地面積を増加させることなく積卸口を増設し、貨物車
両を増車することができ、荷の積卸しの能率を向上さ
せ、倉庫の取扱量の増加を可能とする貨物車両の荷役装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の貨物車両の荷役
装置は、上記課題を解決するため、複数階に荷の積卸口
を備えた倉庫に近接して、各階の積卸口に臨む駐車床を
有する昇降式駐車装置を設けている。
装置は、上記課題を解決するため、複数階に荷の積卸口
を備えた倉庫に近接して、各階の積卸口に臨む駐車床を
有する昇降式駐車装置を設けている。
【0007】
【作用】荷の搬出入の際、昇降式駐車装置には、倉庫の
複数階の積卸口に臨む駐車床にそれぞれ所望の貨物車両
を駐車させて、その荷台と各階のフロアとの間で同時に
荷の積卸しを行うことができる。
複数階の積卸口に臨む駐車床にそれぞれ所望の貨物車両
を駐車させて、その荷台と各階のフロアとの間で同時に
荷の積卸しを行うことができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例である貨物車両の荷
役装置の側面図、図2は倉庫の敷地と倉庫ヤードの平面
配置状態の説明図である。この実施例では、倉庫2は2
階建てであり、この倉庫2の1階と2階に、それぞれ貨
物車両1から倉庫2へ荷を搬入したり、倉庫2から貨物
車両1へ荷を積込んだりするための荷の積卸口13、2
3が設けられていて、この倉庫2に近接して、昇降式駐
車装置10が設けられている。
役装置の側面図、図2は倉庫の敷地と倉庫ヤードの平面
配置状態の説明図である。この実施例では、倉庫2は2
階建てであり、この倉庫2の1階と2階に、それぞれ貨
物車両1から倉庫2へ荷を搬入したり、倉庫2から貨物
車両1へ荷を積込んだりするための荷の積卸口13、2
3が設けられていて、この倉庫2に近接して、昇降式駐
車装置10が設けられている。
【0009】この昇降式駐車装置10は、巻上装置11
によって昇降し、2階の積卸口23に臨む駐車床22を
4床並列に備えており、その下部は貨物車両1が自走し
て出入し1階の積卸口13に臨む駐車床12になってい
る。倉庫2の1階と2階のフロア14、24には、それ
ぞれ貨物車両1の荷台1Dとの間に掛渡すためのブリッ
ジ15、25と、荷の積卸しを行うための搬出入コンベ
ア16、26とが設けられている。この搬出入コンベア
16、26は、公知の伸縮コンベアであり、荷の積卸し
の際は貨物車両1の荷台1Dの位置まで伸長することが
できる。
によって昇降し、2階の積卸口23に臨む駐車床22を
4床並列に備えており、その下部は貨物車両1が自走し
て出入し1階の積卸口13に臨む駐車床12になってい
る。倉庫2の1階と2階のフロア14、24には、それ
ぞれ貨物車両1の荷台1Dとの間に掛渡すためのブリッ
ジ15、25と、荷の積卸しを行うための搬出入コンベ
ア16、26とが設けられている。この搬出入コンベア
16、26は、公知の伸縮コンベアであり、荷の積卸し
の際は貨物車両1の荷台1Dの位置まで伸長することが
できる。
【0010】荷の搬出入の際は、倉庫2の2階で荷の積
卸しを行う貨物車両1は昇降式駐車装置10の駐車床2
2に乗入れ、巻上装置11によって駐車床22を上昇さ
せて2階の積卸口23に臨ませ固定した後、搬出入コン
ベア26で積卸しを行う。倉庫2の1階で荷の積卸しを
行う貨物車両1は、自走して貨物車両1の荷台1Dを1
階の積卸口13に臨ませて停車させ、搬出入コンベア1
6で積卸しを行う。
卸しを行う貨物車両1は昇降式駐車装置10の駐車床2
2に乗入れ、巻上装置11によって駐車床22を上昇さ
せて2階の積卸口23に臨ませ固定した後、搬出入コン
ベア26で積卸しを行う。倉庫2の1階で荷の積卸しを
行う貨物車両1は、自走して貨物車両1の荷台1Dを1
階の積卸口13に臨ませて停車させ、搬出入コンベア1
6で積卸しを行う。
【0011】この昇降式駐車装置10は、振止装置、落
下防止装置等の安全装置(図示略)を備えており、1階
と2階で同時に荷役作業を行うことができるため、荷の
積卸しの能率を向上させ、倉庫の取扱量の増加が可能と
なる。また、倉庫2が平屋の場合、倉庫2を2階に改造
し昇降式駐車装置10を設けることにより、図3の斜線
で示す区域Aが倉庫ヤード30の一部として利用可能と
なり、新たな土地を購入することなく貨物車両1を増車
させることができるようになる。
下防止装置等の安全装置(図示略)を備えており、1階
と2階で同時に荷役作業を行うことができるため、荷の
積卸しの能率を向上させ、倉庫の取扱量の増加が可能と
なる。また、倉庫2が平屋の場合、倉庫2を2階に改造
し昇降式駐車装置10を設けることにより、図3の斜線
で示す区域Aが倉庫ヤード30の一部として利用可能と
なり、新たな土地を購入することなく貨物車両1を増車
させることができるようになる。
【0012】なお、この実施例では、倉庫と昇降式駐車
装置とを2階としているが、これを高層の倉庫と昇降式
駐車装置とすることにより、更に収容能力と取扱量を増
加させることもできる。
装置とを2階としているが、これを高層の倉庫と昇降式
駐車装置とすることにより、更に収容能力と取扱量を増
加させることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の貨物車両
の荷役装置は、敷地面積を増加させることなく積卸口を
増設し、駐車面積を確保して貨物車両を増車することが
でき、荷の積卸しの能率を向上させ、倉庫の取扱量の増
加を可能とする。
の荷役装置は、敷地面積を増加させることなく積卸口を
増設し、駐車面積を確保して貨物車両を増車することが
でき、荷の積卸しの能率を向上させ、倉庫の取扱量の増
加を可能とする。
【図1】本発明の一実施例である貨物車両の荷役装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】倉庫と倉庫ヤードの平面配置状態の説明図であ
る。
る。
【図3】従来の貨物車両の荷役装置の側面図である。
1 貨物車両 2 倉庫 10 昇降式駐車装置 11 巻上装置 12 駐車床 13 積卸口 14 フロア 15 ブリッジ 16 搬出入コンベア 22 駐車床 23 積卸口 24 フロア 25 ブリッジ 26 搬出入コンベア 30 倉庫ヤード
Claims (1)
- 【請求項1】 複数階に荷の積卸口を備えた倉庫に近接
して、各階の積卸口に臨む駐車床を有する昇降式駐車装
置を設けてなる貨物車両の荷役装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19105092A JPH0632459A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 貨物車両の荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19105092A JPH0632459A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 貨物車両の荷役装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632459A true JPH0632459A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16268063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19105092A Pending JPH0632459A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 貨物車両の荷役装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632459A (ja) |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP19105092A patent/JPH0632459A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010306 |