JPH068348U - トラックにおける積卸し装置 - Google Patents

トラックにおける積卸し装置

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JPH068348U
JPH068348U JP4660092U JP4660092U JPH068348U JP H068348 U JPH068348 U JP H068348U JP 4660092 U JP4660092 U JP 4660092U JP 4660092 U JP4660092 U JP 4660092U JP H068348 U JPH068348 U JP H068348U
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JP
Japan
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unloading
loading
roller conveyor
tailgate
floor surface
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JP4660092U
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English (en)
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忠昭 福田
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Sapporo Breweries Ltd
Sapporo Holdings Ltd Japan
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Sapporo Breweries Ltd
Sapporo Holdings Ltd Japan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷台の床面にローラが上下可能の積卸し用ロ
ーラコンベヤを有するトラックにおいて、積卸し側が片
側に制約されても、フォークを使用して積卸し可能の装
置を提供する。 【構成】 積卸し用ローラコンベヤ4とほぼ直交する方
向に2本の積荷移動用ローラコンベヤ11を床面2に設
けた溝10内に着脱可能に設ける。ローラ11aの高さ
は積卸し用ローラコンベヤ4の使用時の高さより僅かに
低く、反転した時底板が床面2と同一平面をなす。ロー
ラコンベヤ11により積荷を荷台上で積込側と反対側へ
移動できる。テールゲート8の上に積卸し用ローラコン
ベヤ4と対応するローラコンベヤ12を着脱可能に設
け、後部よりテールゲートへ積込まれた積荷が容易に積
卸し用ローラコンベヤ4へ移動可能にする。故に荷台の
何れの側に積卸し側が制約されても、能率よく積卸しが
可能で、作業性が改善される。積荷ストッパ13は荷物
の脱落を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラックにおける積卸し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトラックにおける積卸し装置は、例えば図4(A)に示すよう に、三方開き型荷台31の床面2に、荷台の長手方向すなわち荷台の前部から後 部に向って設けられた4列の溝3内に積卸し用ローラコンベヤ4が固設され、貨 物の積卸し時には油圧によってローラ4aを床面2より上に上昇させ(図4(C ))、その上で貨物を荷台の前後方向に運搬できるようになっており、走行時な どローラコンベヤを使用せぬときは、油圧によりローラ4aを床面2より低く溝 内に収納するようになっている(図4(B))。
【0003】 4列の積卸し用ローラコンベヤ4は、パレット6に載せられた貨物を荷台1に 長手方向に2列並べて積載するように配列されており、これらの貨物をパレット ごと積卸しするには、フォークリフトを使用して荷台1の長手方向左右または荷 台後部から行われている。またテールゲートリフタ7を利用すれば荷台後部から の人力による積卸しが容易となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のトラックにおける積卸し装置は、三方開き型荷台の床面に、荷 台の長手方向に4列の積卸し用ローラコンベヤが設けられ、パレットを長手方向 に2列並べて積載するようになっているので、貨物の積卸しの作業場の制約から 、トラックの長手方向の左右いずれかの側に作業が限定される場合には、作業側 から遠い側のローラコンベヤ上の貨物は積卸しの距離が長くなって、機械力を使 用することができないため、作業が困難であるという欠点がある。
【0005】 また三角開き型荷台でなく、通常の荷台後部より積卸しを行う場合にも作業場 の制約から、例えば図4(A)において荷台後部の左もしくは右側のみでしか貨 物の積卸しができない場合には、他方の側の貨物の積卸し作業は困難であり、 またテールゲートリフタのテールゲートへ荷台上の貨物をパレットごと移動さ せる作業や、テールゲート上のパレットを貨物ごと荷台へ移動させる作業も困難 であるという欠点がある。
【0006】 本考案の目的は、貨物の積卸しの作業がトラックの長手方向の左右いずれの側 において行われても、作業側から遠い側の貨物の積卸しが容易で、さらに荷台上 の貨物をテールゲートへパレットごと容易に移動でき、またテールゲート上の貨 物をパレットごと荷台上へ容易に移動できる装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のトラックにおける積卸し装置は、荷台の床面に、荷台の長手方向に設 けられた溝内に固設され、貨物積卸し時に前記床面より上に各ローラが上昇して 貨物の移動が可能となり、使用せぬときは前記床面より下方に格納可能の、複数 列の積卸し用ローラコンベヤを有する、トラックにおける積卸し装置において、 床面に、積卸し用ローラコンベヤに対してほぼ直交する方向に設けられた溝内 に着脱可能に設けられ、使用時にはローラが積卸し用ローラコンベヤのローラの 上昇位置より僅かに低い位置まで床面上に突出し、使用せぬときは床面より下に 格納可能の、少なくとも2列の積荷移動用ローラコンベヤを有する。
【0008】 また、さらに荷台の後端にテールゲートリフタを有するトラックにおいて、テ ールゲートリフタのテールゲートの高さを床面に合致させたとき、積卸し用ロー ラコンベヤの使用時の高さに対応して一直線をなすように、かつ着脱可能に、テ ールゲートの上面に設けられた複数列のテールゲート用ローラコンベヤを有し、 テールゲート用ローラコンベヤの末端部に、着脱可能な積荷ストッパを有してい る。
【0009】
【作用】 荷台上に設けられた4本の積卸し用ローラコンベヤと直交する積荷移動用ロー ラコンベヤを、荷台上の溝の中に設けて、使用時には積荷移動用ローラが床面か ら僅かに上に出るようにし、積卸し用ローラコンベヤを油圧によって床面より下 に下降させたとき、積荷移動用コンベヤのローラが積卸し用ローラコンベヤ上に あったパレットを受けて、他方の積卸し用ローラコンベヤの直上に移動すること ができる。積荷移動用ローラコンベヤは、使用せぬときは裏返して溝の中に、床 面より下になるように収容でき、かつ底板が溝の蓋となる。
【0010】 テールゲート上に着脱可能に設けられるテールゲート用ローラコンベヤは、テ ールゲートリフタがテールゲートを床面と同一高さに上昇させたとき、積卸し用 ローラコンベヤと一直線をなすので、積卸し用ローラコンベヤ上のパレットを容 易にテールゲート上に移動させることができ、また反対にテールゲート上のパレ ットを容易に積卸し用ローラコンベヤ上に移動させることができる。
【0011】 テールゲート用ローラコンベヤの末端部に設けられる積荷ストッパは、テール ゲート用ローラコンベヤ上に在る積荷が後方に転落しないためのストッパの役目 をする。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の積卸し装置について図面を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案の積卸し装置の一実施例の斜視図、図2および図3は、図1の積 荷移動用ローラコンベヤ11を含む床面の部分平面図と部分断面図である。
【0014】 荷台1は、あおりまたはウイングボディー付トラックの、あおりまたはウイン グを開放した状態の荷台で、後部にテールゲートリフタ7を備えている。4本の 長手方向溝3が床面2に設けられ、各溝には積卸し用ローラコンベヤ4が固設さ れている。積卸し用ローラコンベヤ4は、使用せぬときは溝3の中に格納されて いて、ローラ4aは床面2より低い位置にあるが、使用するときには油圧シリン ダ(不図示)の作用によって床面2より高さH1 だけ上昇することができる。( 図2(B))。
【0015】 2本の積荷移動用ローラコンベヤ11が、溝3の間に、溝3とほぼ直交するよ うに設けられた2本の直交方向溝10の中に設けられる。積卸し用ローラコンベ ヤ4が4本設けられている場合には、1本の積荷移動用ローラコンベヤ11は3 個のユニットに分けられる。積荷移動用ローラコンベヤ11は、ローラ11a、 底板11bおよびローラ11aを底板11b上に保持するフレーム11cとで構 成され、溝10に着脱可能で、使用するときは底板11bが溝内に設けられた肩 部10aによって保持され、ローラ11aの上面は床面2よりH2 だけ高く、か つ積卸し用ローラコンベヤ4が上昇した高さH1 よりhだけ低い位置に在る。( 図2(B))。したがって、積卸し用ローラコンベヤ4を、その上に積荷6を載 せたまま床面2より低い位置に降下させたとき、積荷移動用ローラコンベヤ11 が床面2よりH2 の高さにあるので、ローラ11aの上に、積荷6を受けること ができて(図2(C))、積荷6を長手方向と直交する方向に移動可能となり、 他方の積卸し用コンベヤの直上へ運ぶことができる。
【0016】 積荷移動用ローラコンベヤ11を使用せぬときは、図3に示すように、上下を 反転させ、直交方向溝10の中で、底板11bを上にローラ11aを下にして、 底板11bと床面2とが同一平面となるように肩部10aで保持する。このとき 、ローラ11aは溝10の底に設けられた逃げ溝10bの中に収容される。
【0017】 積荷移動用ローラコンベヤ11は、2本一組でパレット6を荷台の長手方向と 直交する方向に移動させるように、荷台後部の床面2の上に配設されるが、必要 に応じ床面上の別の位置に設けてもよく、また設置組数を増すことも出来る。
【0018】 テールゲート用ローラコンベヤ12が、テールゲート8の上に着脱可能に、取 付ボルト12aによって取り付けられ、テールゲートリフタ7を上昇させて床面 2とテールゲート8の上面を一致させたとき、テールゲート用ローラコンベヤ1 2と積卸し用ローラコンベヤ4の高さおよび方向が合致して一直線をなすように 配設される。
【0019】 テールゲート用ローラコンベヤ12の端末部には、積荷ストッパ13がテール ゲート8に着脱可能に設けられ、テールゲート上の積荷がコンベヤ上から地上へ 脱落せぬようにストッパの役目を果す。
【0020】 次に、本実施例の積卸し装置の使用方法について説明する。図2(A)におい て、向って右側に積卸し側が限定された場合に、向って左側の2列の積卸し用ロ ーラコンベヤ上に積込みを行うには、4列の積卸し用ローラコンベヤ4を床面2 より下方に下げた後、積荷移動用ローラコンベヤ11のローラ11aを上にして 溝10の中に配置し、向って右側の2列の積卸し用ローラコンベヤ4の間にある 2列の積荷移動用ローラコンベヤ11の上に積荷パレット6を載せる。パレット 6をローラ11a上を移動させて(図2(C))、図2(A)の向って左側の2 列の積卸し用ローラコンベヤ4の上に来たとき、積卸し用ローラコンベヤ4を油 圧により上昇させると、パレット6は図2(B)に示すように左側の積卸し用ロ ーラコンベヤ4の上に載せられる。このようにして積卸し側が右側のときでも容 易に荷台の左側へ積み込むことができる。荷卸しの時はこの逆を行えばよい。
【0021】 同様にして、向って左側に積卸し側が限定された場合においても、容易に右側 の積卸し用ローラコンベヤ上へ積荷を移動させて、荷台の右側へ積み込むことが できる。荷卸しの時は積込と逆の操作を行えばよい。
【0022】 荷台1の後方より積込を行うには、テールゲート8の上のテールゲート用ロー ラコンベヤ12の上に積荷パレットを載せ、テールゲートリフタ7を操作してロ ーラコンベヤ12と積卸し用ローラコンベヤ4との中心を合致させた後、パレッ トをローラコンベヤ12上を移動させて荷台に積み込むことができる。荷台1の 上において積荷パレットを左側または右側へ積荷移動用ローラコンベヤ11を使 用して移動させることは、前記の右側または左側より積卸しする場合と同様の操 作により容易に行うことが出来る。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、荷台の床面に、荷台の長手方向の溝内に設けら れ、油圧によって昇降可能の積卸し用ローラコンベヤを有するトラックにおいて 、積卸し用ローラコンベヤに対して直交する方向に設けられた溝内に着脱可能の 積荷移動用ローラコンベヤを設けたため、積卸し側が荷台の左右いずれの側に制 約されても、容易に積荷を積荷移動用コンベヤによって積卸し側と反対の側の荷 台へ作業員1名で移動できるため、パレットごとフォークリフトを使用しての積 卸しが、荷台の左右いずれか一方の側から可能となる。すなわち、作業場の制約 から、トラックの荷台からの積卸し位置が限られたとしても、貨物自体を荷台の 所定位置(積卸し位置)に容易に移動できるので、積卸しの作業性が改善される 効果がある。
【0024】 さらに、テールゲートリフタのテールゲートに、荷台の積卸し用ローラコンベ ヤと対応するテールゲート用ローラコンベヤを設けたため、荷台の後方からテー ルゲートを使用して積荷を積卸しする場合に、フォークリフトを使用して、パレ ットごと積荷を積卸し出来るので、積卸しの作業性の改善に効果がある。積荷ス トッパは、テールゲートより積荷が後方へ脱落するのを防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図で、図1(A)はト
ラック後方より見た斜視図、図1(B)は平面略図であ
る。
【図2】図2(A)は、図1の荷台の積荷移動用ローラ
コンベヤを含む部分平面図、図2(B)は、図2(A)
のX−X線部分断面略図で、積卸し用ローラコンベヤが
上昇した状態を示し、図2(C)は、図2(B)の積卸
し用ローラコンベヤが降下した状態を示す断面略図であ
る。
【図3】図3(A)は、図1の荷台の積荷移動用ローラ
コンベヤを含む部分平面図で、積荷移動用ローラコンベ
ヤを使用せぬときの状態を示し、図3(B)は図3
(A)のY−Y線部分断面略図である。
【図4】従来の方法による積卸し装置の図で、図4
(A)はトラック後方より見た斜視図、図4(B)は積
荷運搬時、積卸し用ローラコンベヤを溝内に格納した部
分断面略図、図4(C)は積卸し時に積卸し用ローラコ
ンベヤを上昇させたときの部分断面略図である。
【符号の説明】
1 荷台 2 床面 3 長手方向溝 4 積卸し用ローラコンベヤ 4a ローラ 6 パレット/積荷 7 テールゲートリフタ 8 テールゲート 10 直交方向溝 10a 肩部 10b 逃げ溝 11 積荷移動用ローラコンベヤ 11a ローラ 11b 底板 11c フレーム 12 テールゲート用ローラコンベヤ 12a ボルト 13 積荷ストッパ 31 三方開き型荷台 h 高さの差(H1 −H2 ) H1 ,H2 , 高さ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台の床面に、前記荷台の長手方向に設
    けられた積卸し用コンベヤを有する、トラックにおける
    積卸し装置において、 前記床面に、前記積卸し用コンベヤに対してほぼ直交す
    る方向に設けられたコンベヤを有することを特徴とす
    る、トラックにおける積卸し装置。
  2. 【請求項2】 前記荷台の床面に、該荷台の長手方向に
    設けられた溝内に固設され、貨物積卸し時に前記床面よ
    り上に各ローラが上昇して貨物の移動が可能となり、使
    用せぬときは前記床面より下方に格納可能の、複数列の
    積卸し用ローラコンベヤを有する、トラックにおける積
    卸し装置において、 前記床面に、前記積卸し用ローラコンベヤに対してほぼ
    直交する方向に設けられた溝内に着脱可能に設けられ、
    使用時にはローラが積卸し用ローラコンベヤのローラの
    上昇位置より僅かに低い位置まで床面上に突出し、使用
    せぬときは床面より下に格納可能の、少なくとも2列の
    積荷移動用ローラコンベヤを有する、請求項1に記載の
    トラックにおける積卸し装置。
  3. 【請求項3】 前記トラックの後部にテールゲートリフ
    タを備え、該テールゲートリフタのテールゲートの高さ
    を前記床面に合致させたとき、前記積卸し用ローラコン
    ベヤの使用時の高さに対応して一直線をなすように、か
    つ着脱可能に、前記テールゲートの上面に設けられた複
    数列のテールゲート用ローラコンベヤを有する、請求項
    1または2に記載のトラックにおける積卸し装置。
  4. 【請求項4】 前記テールゲート用ローラコンベヤの末
    端部に、着脱可能な積荷ストッパを有する、請求項3に
    記載のトラックにおける積卸し装置。
JP4660092U 1992-07-03 1992-07-03 トラックにおける積卸し装置 Pending JPH068348U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07290374A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Hokusei Nikkei Kk 木工作業台
JP5519881B1 (ja) * 2014-01-06 2014-06-11 原電事業株式会社 運搬車
WO2019244562A1 (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 日本電産シンポ株式会社 搬送車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326723A (en) * 1976-08-26 1978-03-13 Toshiba Machine Co Ltd Method of controlling injection speed of die caster

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