JPH06323392A - 単一サイクル型のシャフト駆動選択機構 - Google Patents
単一サイクル型のシャフト駆動選択機構Info
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- JPH06323392A JPH06323392A JP5340117A JP34011793A JPH06323392A JP H06323392 A JPH06323392 A JP H06323392A JP 5340117 A JP5340117 A JP 5340117A JP 34011793 A JP34011793 A JP 34011793A JP H06323392 A JPH06323392 A JP H06323392A
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- rotary solenoid
- shaft
- drive
- drive gear
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H27/00—Step-by-step mechanisms without freewheel members, e.g. Geneva drives
- F16H27/04—Step-by-step mechanisms without freewheel members, e.g. Geneva drives for converting continuous rotation into a step-by-step rotary movement
- F16H27/08—Step-by-step mechanisms without freewheel members, e.g. Geneva drives for converting continuous rotation into a step-by-step rotary movement with driving toothed gears with interrupted toothing
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/15—Intermittent grip type mechanical movement
- Y10T74/1503—Rotary to intermittent unidirectional motion
- Y10T74/1505—Automatically controlled
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/1987—Rotary bodies
- Y10T74/19874—Mutilated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音を発生することなく、極めて静かに動作
可能な単一サイクル型のシャフト駆動選択機構を提供す
る。 【構成】 低騒音の紙ピック機構その他の単一サイクル
機構は、駆動ギア1からの力によって解除され得る係止
位置に係止可能な回転ソレノイド15を採用することに
よって実現される。この係止位置において、駆動ギア
は、回転駆動されるシャフト7と一体であるギア3の歯
欠落部5に対面する。回転ソレノイドに与えられる電気
制御信号は、回転ソレノイドによって直接駆動されるこ
とによって前記シャフトと一体のギア11を回転するギ
ア13を介して、ギア3を回転する。駆動ギアは、1動
作サイクルの終わりに係合解除されるまで、回転ソレノ
イドの力より大きい駆動力を伝える。1動作サイクルの
終わりにおいては、回転ソレノイドの係止力によって、
機構が係止される。
可能な単一サイクル型のシャフト駆動選択機構を提供す
る。 【構成】 低騒音の紙ピック機構その他の単一サイクル
機構は、駆動ギア1からの力によって解除され得る係止
位置に係止可能な回転ソレノイド15を採用することに
よって実現される。この係止位置において、駆動ギア
は、回転駆動されるシャフト7と一体であるギア3の歯
欠落部5に対面する。回転ソレノイドに与えられる電気
制御信号は、回転ソレノイドによって直接駆動されるこ
とによって前記シャフトと一体のギア11を回転するギ
ア13を介して、ギア3を回転する。駆動ギアは、1動
作サイクルの終わりに係合解除されるまで、回転ソレノ
イドの力より大きい駆動力を伝える。1動作サイクルの
終わりにおいては、回転ソレノイドの係止力によって、
機構が係止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動力源から回転力を
受け取り、該回転力を、1動作サイクルの間において選
択的に被駆動シャフトに伝達する単一サイクル型のシャ
フト駆動選択機構に関する。この機構の主な用途は、積
層された紙の山の上端から紙を取り出すための摩擦ロー
ラを支持する紙供給シャフトを回転することである。
受け取り、該回転力を、1動作サイクルの間において選
択的に被駆動シャフトに伝達する単一サイクル型のシャ
フト駆動選択機構に関する。この機構の主な用途は、積
層された紙の山の上端から紙を取り出すための摩擦ロー
ラを支持する紙供給シャフトを回転することである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている単一サイクル機構
は、その待機状態において、他の部材に物理的に当接し
ている一の部材によって、回転状態から係止位置に係止
され、1動作サイクルの後において、これら2つの部材
によって再び係止されるようになっている。
は、その待機状態において、他の部材に物理的に当接し
ている一の部材によって、回転状態から係止位置に係止
され、1動作サイクルの後において、これら2つの部材
によって再び係止されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような物
理的な当接時における衝突は、好ましくない騒音を発生
する。1動作サイクルを開始するために前記係止を解除
する動作は、典型的には、当接した前記2つの部材を分
離する回転ソレノイドによって行われるが、この解除動
作も騒音を発生するので騒々しい。Akersらに付与され
た米国特許NO.4,940,348には、この種の機械的なシステ
ムが開示されている。しかし、ここに開示された機械的
なシステムは、騒音の抑制を指向したものではない。
理的な当接時における衝突は、好ましくない騒音を発生
する。1動作サイクルを開始するために前記係止を解除
する動作は、典型的には、当接した前記2つの部材を分
離する回転ソレノイドによって行われるが、この解除動
作も騒音を発生するので騒々しい。Akersらに付与され
た米国特許NO.4,940,348には、この種の機械的なシステ
ムが開示されている。しかし、ここに開示された機械的
なシステムは、騒音の抑制を指向したものではない。
【0004】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、騒音を発生することなく、極めて静かに動作可能な
単一サイクル型のシャフト駆動選択機構を提供しようと
するものである。
で、騒音を発生することなく、極めて静かに動作可能な
単一サイクル型のシャフト駆動選択機構を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る単一サイ
クル型のシャフト駆動選択機構は、駆動ギアと、被駆動
シャフトと、前記被駆動シャフトに一体的に取り付けら
れた第1のギアであって、該第1のギアの一部を除く部
分において、前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する
前記第1のギアと、所定の力によって解除されるまで係
止位置に係止可能な回転ソレノイドであって、その動作
を損うことなく全回転可能な前記回転ソレノイドとを具
備し、前記被駆動シャフトが、前記第1のギアの回転に
よって回転可能に取り付けられているとともに、前記回
転ソレノイドの回転によって回転可能に取り付けられて
おり、前記回転ソレノイドの係止位置が、前記駆動ギア
が前記第1のギアの前記一部に対面する位置であるよう
にするものである。
クル型のシャフト駆動選択機構は、駆動ギアと、被駆動
シャフトと、前記被駆動シャフトに一体的に取り付けら
れた第1のギアであって、該第1のギアの一部を除く部
分において、前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する
前記第1のギアと、所定の力によって解除されるまで係
止位置に係止可能な回転ソレノイドであって、その動作
を損うことなく全回転可能な前記回転ソレノイドとを具
備し、前記被駆動シャフトが、前記第1のギアの回転に
よって回転可能に取り付けられているとともに、前記回
転ソレノイドの回転によって回転可能に取り付けられて
おり、前記回転ソレノイドの係止位置が、前記駆動ギア
が前記第1のギアの前記一部に対面する位置であるよう
にするものである。
【0006】また、この発明の他の観点に従う単一サイ
クル型のシャフト駆動選択機構は、駆動ギアと、被駆動
シャフトと、前記被駆動シャフトに一体的に取り付けら
れた第1のギアであって、該第1のギアの一部を除く部
分において、前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する
前記第1のギアと、所定の力によって解除されるまで係
止位置に係止可能な回転ソレノイドであって、その動作
を損うことなく全回転可能な前記回転ソレノイドと、前
記回転ソレノイドの回転とともに回転可能に前記回転ソ
レノイドと一体に設けられた第3のギアとを具備し、前
記第2のギアおよび第3のギアが、その全周囲に係合手
段を有し、前記回転ソレノイドが前記係止位置にあると
きにおいて、前記第1のギアが前記駆動ギアから分離す
るような位置に前記一部を位置決めするようになってい
るものである。
クル型のシャフト駆動選択機構は、駆動ギアと、被駆動
シャフトと、前記被駆動シャフトに一体的に取り付けら
れた第1のギアであって、該第1のギアの一部を除く部
分において、前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する
前記第1のギアと、所定の力によって解除されるまで係
止位置に係止可能な回転ソレノイドであって、その動作
を損うことなく全回転可能な前記回転ソレノイドと、前
記回転ソレノイドの回転とともに回転可能に前記回転ソ
レノイドと一体に設けられた第3のギアとを具備し、前
記第2のギアおよび第3のギアが、その全周囲に係合手
段を有し、前記回転ソレノイドが前記係止位置にあると
きにおいて、前記第1のギアが前記駆動ギアから分離す
るような位置に前記一部を位置決めするようになってい
るものである。
【0007】
【作用】この発明は、従来の技術の課題であった騒音を
除去するため、磁気的な係止機構を採用したものであ
る。この発明は電気入力によって回転される回転装置を
備え、該装置は磁気的に提供される係止位置に係止され
るようになっている。この装置は、所定の力に屈服する
ことによって前記係止位置から解除されて動き、その
後、前記所定の力が除去された時に、自動的に係止され
るようになっている。このような装置は、Wangに付与さ
れた米国特許NO.5,097,162に開示されており、North Am
erican Phillips社のPhillips Technologiesによって
“Torquer”という商品名で販売されている。
除去するため、磁気的な係止機構を採用したものであ
る。この発明は電気入力によって回転される回転装置を
備え、該装置は磁気的に提供される係止位置に係止され
るようになっている。この装置は、所定の力に屈服する
ことによって前記係止位置から解除されて動き、その
後、前記所定の力が除去された時に、自動的に係止され
るようになっている。このような装置は、Wangに付与さ
れた米国特許NO.5,097,162に開示されており、North Am
erican Phillips社のPhillips Technologiesによって
“Torquer”という商品名で販売されている。
【0008】この発明によると、被駆動ギアは従来の単
一サイクル機構と同様な歯欠落部を有するものである
が、この歯欠落部を有するギアは、磁気的な手段または
その他の手段によって係止位置に係止可能な回転ソレノ
イドと一体に設けられている。駆動ギアは、前記被駆動
ギアにおける歯欠落部を除く部分の歯と噛合または係合
し、前記回転ソレノイドの係止位置は、前記歯欠落部を
前記駆動ギアに対面する位置に位置決めする位置であ
る。
一サイクル機構と同様な歯欠落部を有するものである
が、この歯欠落部を有するギアは、磁気的な手段または
その他の手段によって係止位置に係止可能な回転ソレノ
イドと一体に設けられている。駆動ギアは、前記被駆動
ギアにおける歯欠落部を除く部分の歯と噛合または係合
し、前記回転ソレノイドの係止位置は、前記歯欠落部を
前記駆動ギアに対面する位置に位置決めする位置であ
る。
【0009】1動作サイクルは、前記歯欠落部が前記駆
動ギアに対面する位置から離れた位置にくるのに十分な
パルスを前記回転ソレノイドに与えることによって行わ
れる。こうして、前記被駆動ギアは、前記駆動ギアと噛
合して、回転し続ける。前記回転ソレノイドの係止力
は、前記駆動ギアからのより大きな力に屈服して無効に
なり、これにより、前記回転ソレノイドは動き続ける。
動ギアに対面する位置から離れた位置にくるのに十分な
パルスを前記回転ソレノイドに与えることによって行わ
れる。こうして、前記被駆動ギアは、前記駆動ギアと噛
合して、回転し続ける。前記回転ソレノイドの係止力
は、前記駆動ギアからのより大きな力に屈服して無効に
なり、これにより、前記回転ソレノイドは動き続ける。
【0010】1動作サイクルの終わりにおいて、前記歯
欠落部は再び前記駆動ギアと対面し、これにより、前記
駆動ギアが前記被駆動ギアから分離する。こうして、前
記回転ソレノイドの係止力が有効になって、該回転ソレ
ノイドが前記係止位置に係止され、前記歯欠落部が前記
駆動ギアに対面した状態に保持され、1動作サイクルが
終了する。次の1動作サイクルは、前記回転ソレノイド
にパルスを与えることによって開始される。
欠落部は再び前記駆動ギアと対面し、これにより、前記
駆動ギアが前記被駆動ギアから分離する。こうして、前
記回転ソレノイドの係止力が有効になって、該回転ソレ
ノイドが前記係止位置に係止され、前記歯欠落部が前記
駆動ギアに対面した状態に保持され、1動作サイクルが
終了する。次の1動作サイクルは、前記回転ソレノイド
にパルスを与えることによって開始される。
【0011】上記動作は、機械的な当接または分離を伴
わないので、騒音が発生せず、大変静かである。
わないので、騒音が発生せず、大変静かである。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明を詳述す
る。図1に示す駆動ギア1は、図示しないモータその他
の駆動源からの回転力を受け取るものである。該ギア1
は、歯欠落部5を有する被駆動ギア3と噛合している。
前記ギア1は、歯欠落部5において、被駆動ギア3と噛
合することなく、自由回転する。被駆動ギア3は、シャ
フト7と一体であり、該シャフト7を介して、フレーム
9に取り付けられている。さらに、ギア11は、被駆動
ギア3およびシャフト7と一体であり、被駆動ギア3よ
り大きい。前記ギア11は、被駆動ギア3よりフレーム
9に近く設けられており、回転回転ソレノイド15と一
体であるギア13と噛合している。回転ソレノイド15
は、制御用の電気リード線17を有する。
る。図1に示す駆動ギア1は、図示しないモータその他
の駆動源からの回転力を受け取るものである。該ギア1
は、歯欠落部5を有する被駆動ギア3と噛合している。
前記ギア1は、歯欠落部5において、被駆動ギア3と噛
合することなく、自由回転する。被駆動ギア3は、シャ
フト7と一体であり、該シャフト7を介して、フレーム
9に取り付けられている。さらに、ギア11は、被駆動
ギア3およびシャフト7と一体であり、被駆動ギア3よ
り大きい。前記ギア11は、被駆動ギア3よりフレーム
9に近く設けられており、回転回転ソレノイド15と一
体であるギア13と噛合している。回転ソレノイド15
は、制御用の電気リード線17を有する。
【0013】従来の技術に関して上述したように、回転
ソレノイド15は、可変角度ステップモータとして市販
されている装置であるが、前記電気リード線17を介し
て与えられる電気パルス信号に応答して、限られた量だ
け前記ギア13を回転し、一定の有効な力によって係止
位置に動かされ、さらに、前記ギア13に加わる回転力
によって全回転可能であり、該全回転の終わりに回転止
め特性を損うことなく係止されるようになっている。
ソレノイド15は、可変角度ステップモータとして市販
されている装置であるが、前記電気リード線17を介し
て与えられる電気パルス信号に応答して、限られた量だ
け前記ギア13を回転し、一定の有効な力によって係止
位置に動かされ、さらに、前記ギア13に加わる回転力
によって全回転可能であり、該全回転の終わりに回転止
め特性を損うことなく係止されるようになっている。
【0014】図2は、この機構の平面図である。前記シ
ャフト7は、ブッシュ20によって、前記フレーム9に
おける被駆動ギア3とは反対側に支持されている。ま
た、該シャフト7は、この機構によって1回転される被
駆動シャフトである。さらに、該シャフト7は、図では
ブッシュ20を超えて延びる部分が省略されて示されて
いるが、実際上、該シャフト7によって動作させられる
部材を支持するのに必要な長さだけ延びている。例え
ば、図4の実施例に示すように、シャフト7には、Dロ
ーラ40が取り付けられてよい。その外形から名付けら
れていると思われるDローラは、該Dローラの表面によ
る摩擦接触によって、積層された紙の山から紙を取り出
すために使用される。しかし、シャフト7の回転によっ
て動作するいかなる他の機構も、この発明の範囲に属す
る。
ャフト7は、ブッシュ20によって、前記フレーム9に
おける被駆動ギア3とは反対側に支持されている。ま
た、該シャフト7は、この機構によって1回転される被
駆動シャフトである。さらに、該シャフト7は、図では
ブッシュ20を超えて延びる部分が省略されて示されて
いるが、実際上、該シャフト7によって動作させられる
部材を支持するのに必要な長さだけ延びている。例え
ば、図4の実施例に示すように、シャフト7には、Dロ
ーラ40が取り付けられてよい。その外形から名付けら
れていると思われるDローラは、該Dローラの表面によ
る摩擦接触によって、積層された紙の山から紙を取り出
すために使用される。しかし、シャフト7の回転によっ
て動作するいかなる他の機構も、この発明の範囲に属す
る。
【0015】図3は、前記歯欠落部5に対面した状態の
駆動ギア1を示す。前記回転ソレノイド15の係止力が
前記ギア13に加わるより大きな力に屈服しないかぎ
り、前記回転ソレノイド15はギア13を所定の位置に
動かす。歯欠落部5が駆動ギア1に対面すると、該駆動
ギア1は被駆動ギア3との噛合関係から解除されるの
で、被駆動ギア3に回転力が伝わらなくなる。従って、
回転ソレノイド15の係止力が勝り、この機構は図3の
係止位置に動く。
駆動ギア1を示す。前記回転ソレノイド15の係止力が
前記ギア13に加わるより大きな力に屈服しないかぎ
り、前記回転ソレノイド15はギア13を所定の位置に
動かす。歯欠落部5が駆動ギア1に対面すると、該駆動
ギア1は被駆動ギア3との噛合関係から解除されるの
で、被駆動ギア3に回転力が伝わらなくなる。従って、
回転ソレノイド15の係止力が勝り、この機構は図3の
係止位置に動く。
【0016】次にこの機構の動作を説明する。電気リー
ド線17を介して与えられる電気パルス信号によって、
前記回転ソレノイド15はギア11を回転させ、該ギア
11は、歯欠落部5が駆動ギア1から離れるのに十分な
量だけ、被駆動ギア3を回転させ、これにより、駆動ギ
ア1が被駆動ギア3の歯と噛合する。駆動ギア1は、通
常動作時において、連続的に駆動される。駆動ギア1
は、回転ソレノイド15の係止力に打ち勝つのに十分な
力で回転されるので、被駆動ギア3、シャフト7および
ギア11は回転し続ける。ギア11の歯は、ギア13の
歯と噛合することにより、前記回転ソレノイド15の内
部回転機構と一体のギア13を回転する。この回転時に
伴い、シャフト7に保持された部材が回転され、この回
転によって、紙の供給、ポンプの駆動またはその他の機
能が実行される。
ド線17を介して与えられる電気パルス信号によって、
前記回転ソレノイド15はギア11を回転させ、該ギア
11は、歯欠落部5が駆動ギア1から離れるのに十分な
量だけ、被駆動ギア3を回転させ、これにより、駆動ギ
ア1が被駆動ギア3の歯と噛合する。駆動ギア1は、通
常動作時において、連続的に駆動される。駆動ギア1
は、回転ソレノイド15の係止力に打ち勝つのに十分な
力で回転されるので、被駆動ギア3、シャフト7および
ギア11は回転し続ける。ギア11の歯は、ギア13の
歯と噛合することにより、前記回転ソレノイド15の内
部回転機構と一体のギア13を回転する。この回転時に
伴い、シャフト7に保持された部材が回転され、この回
転によって、紙の供給、ポンプの駆動またはその他の機
能が実行される。
【0017】前記シャフト7の1回転の終わりにおい
て、前記歯欠落部5は、再び、駆動ギア1に対面し、駆
動ギア1と被駆動ギア3との噛合関係が解除される。こ
うして、前記回転ソレノイド15の係止力が有効にな
り、この機構が図3の係止位置に保持される。
て、前記歯欠落部5は、再び、駆動ギア1に対面し、駆
動ギア1と被駆動ギア3との噛合関係が解除される。こ
うして、前記回転ソレノイド15の係止力が有効にな
り、この機構が図3の係止位置に保持される。
【0018】図4の実施例は、前記回転ソレノイド15
の内部回転機構の延長部である貫通シャフト42を備え
るものである。この構成により、前記シャフト42がD
ローラ42を支持するのに十分なよう回転ソレノイド1
5を設計するだけで、前記シャフト7を不要とすること
ができる。上記実施例と同様に、この機構は、回転ソレ
ノイド15にパルスを与えることによって動作し、駆動
ギア1が歯欠落部5に対面した時にその1動作サイクル
が終了する。図4は、この機構が係止位置にある状態を
示すものである。
の内部回転機構の延長部である貫通シャフト42を備え
るものである。この構成により、前記シャフト42がD
ローラ42を支持するのに十分なよう回転ソレノイド1
5を設計するだけで、前記シャフト7を不要とすること
ができる。上記実施例と同様に、この機構は、回転ソレ
ノイド15にパルスを与えることによって動作し、駆動
ギア1が歯欠落部5に対面した時にその1動作サイクル
が終了する。図4は、この機構が係止位置にある状態を
示すものである。
【0019】上記各実施例の動作は、機械的な衝突、分
離または擦れを伴うものではないので、騒音を発生する
ことなく、極めて静かに行われる。
離または擦れを伴うものではないので、騒音を発生する
ことなく、極めて静かに行われる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明は、機械的な騒
音なく、極めて静かに動作できる、という優れた効果を
奏するものである。
音なく、極めて静かに動作できる、という優れた効果を
奏するものである。
【図1】この発明の第1の実施例を示す正面図。
【図2】同実施例の平面図。
【図3】同実施例の斜視図。
【図4】この発明の第2の実施例の斜視図。
1 駆動ギア 3 被駆動ギア 5 歯欠落部 7 シャフト 11 ギア 13 ギア 15 回転ソレノイド
フロントページの続き (72)発明者 デビッド・ケー・クラフェンバック アメリカ合衆国 40383 ケンタッキー、 ヴァセイルズ、ノーサンプトン・コート 301ビー (72)発明者 モーゼン・メアファット アメリカ合衆国 40503 ケンタッキー、 レキシントン、コーンウォール・ドライブ 3431 (72)発明者 ケビン・デー・ショーディンガー アメリカ合衆国 40504 ケンタッキー、 レキシントン、デヴォンポート・ドライブ 2223、ナンバーエフ2
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動ギアと、 被駆動シャフトと、 前記被駆動シャフトに一体的に取り付けられた第1のギ
アであって、該第1のギアの一部を除く部分において、
前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する前記第1のギ
アと、 所定の力によって解除されるまで係止位置に係止可能な
回転ソレノイドであって、その動作を損うことなく全回
転可能な前記回転ソレノイドと、 を具備し、前記被駆動シャフトが、前記第1のギアの回
転によって回転可能に取り付けられているとともに、前
記回転ソレノイドの回転によって回転可能に取り付けら
れており、前記回転ソレノイドの係止位置が、前記駆動
ギアが前記第1のギアの前記一部に対面する位置である
ことを特徴とする単一サイクル型のシャフト駆動選択機
構。 - 【請求項2】 前記被駆動シャフトが、前記回転ソレノ
イドによって回転可能に取り付けられたギアと係合した
状態に前記シャフトに取り付けられた第2のギアを介し
て、前記回転ソレノイドと共に回転するよう取り付けら
れている請求項1に記載の単一サイクル型のシャフト駆
動選択機構。 - 【請求項3】 前記被駆動シャフトが、前記回転ソレノ
イドによって回転されるようになった前記回転ソレノイ
ドの内部機構の延長シャフトであることによって、前記
回転ソレノイドと共に回転可能に取り付けられている請
求項1に記載の単一サイクル型のシャフト駆動選択機
構。 - 【請求項4】 駆動ギアと、 被駆動シャフトと、 前記被駆動シャフトに一体的に取り付けられた第1のギ
アであって、該第1のギアの一部を除く部分において、
前記駆動ギアの周囲の係合手段と係合する前記第1のギ
アと、 所定の力によって解除されるまで係止位置に係止可能な
回転ソレノイドであって、その動作を損うことなく全回
転可能な前記回転ソレノイドと、 前記回転ソレノイドの回転とともに回転可能に前記回転
ソレノイドと一体に設けられた第3のギアと、 を具備し、前記第2のギアおよび第3のギアが、その全
周囲に係合手段を有し、前記回転ソレノイドが前記係止
位置にあるときにおいて、前記第1のギアが前記駆動ギ
アから分離するような位置に前記一部を位置決めするよ
うになっていることを特徴とする単一サイクル型のシャ
フト駆動選択機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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