JPH0632180B2 - 円盤状磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

円盤状磁気記録媒体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、円盤状磁気記録媒体に関し、さらに詳しく
は、中央にセンターコアを具備した円盤状磁気記録媒体
の製造方法に関する。
[発明の技術的背景] 近年、ビデオフロッピー用の記録媒体として比較的径の
小さい円盤状の磁気記録媒体が開発されている。
この円盤状磁気記録媒体の支持体や中央のセンターコア
には合成樹脂が使用されており、適度な柔軟性を有する
半面、熱収縮による寸法変化を起こす欠点がある。
この熱収縮は磁気記録媒体が、高温の雰囲気で使用、保
存、輸送されるときに起こる不可逆な寸法変化を指して
いる。
この寸法変化が記録と再生との間で起こると、いわゆる
トラッキングずれを生じ、再生出力を低下させたり、著
しい場合は再生不能となる。
この熱収縮を避けるため、使用する支持体の熱収縮率を
予め低減させて磁気記録媒体の製造を行なうか、または
磁気記録媒体の製造時、すなわち磁性層の塗布前または
塗布後に連続的に長尺のウエブを加熱処理することが提
案されている。
また、長尺のウエブロールをロール形態のまま熱処理す
ることも提案されている。
しかしながら、連続的な長尺のウエブの処理では、幅方
向の熱収縮は低下できるが、長手方向の熱収縮を小さく
することはできない。
また、ロール形態のままで加熱処理すると、やはり長手
方向の熱収縮が残るし、巻芯近くとロール外周部とでは
内圧が異なり、熱収縮に差がでてきてしまう。
これらの改良方法として、特開昭59−12733号公
報によれば、予め支持体を原反ロールからシート状に裁
断し、これを複数枚重ね合わせた状態で加熱処理を行な
うことにより、熱収縮を低減できるとしている。
この方法は、磁気ディスクの中心にセンターコアを具備
しないフロッピーディスク(8インチ、5インチ等)な
どでは効果は認められるが、前記の中心に合成樹脂製の
センターコアを具備した磁気ディスク(ビデオフロッピ
ー等)などでは、加熱処理を施していないセンターコア
の熱収縮があるため充分に改良されているとは言えな
い。
[発明の目的] 本発明は、中央に合成樹脂製のセンターコアを具備した
円盤状磁気記録媒体の改良された製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
特に、寸法安定性の優れたセンターコアを具備した円盤
状磁気記録媒体を製造する方法を提供することを目的と
するものである。
[発明の要旨] 本発明は、非磁性支持体表面に磁性層を設けた後、これ
を中央に円形孔部を備えた円盤状に打ち抜き、次いでそ
の中央孔部に合成樹脂製のセンターコアを含む機構部品
を装着させることから成る円盤状磁気記録媒体の製造方
法において、該センターコアを含む機構部品を磁性層を
有する該非磁性支持体に装着する前に、磁性層を有する
該非磁性支持体と少なくともセンターコアとをそれぞれ
独立して加熱処理を行なうことを特徴とする円盤状磁気
記録媒体の製造方法にある。
[発明の詳細な記述] 磁気記録媒体は、通常、非磁性支持体上に磁性塗料を塗
設し、所望により磁場配向処理、硬化処理および表面平
滑化処理などを行なったのち、所望の形状に裁断するこ
とにより製造される。
本発明のセンターコアを具備した円盤状磁気記録媒体の
製造方法について詳しく説明すると、例えば以下のよう
に製造される。
先ず、非磁性支持体に磁性層が設けられる。
該非磁性支持体は長尺の原反ロール状であっても良い
し、それを裁断したシート状であっても良い。また、す
でに該非磁性支持体は熱処理が行なわれていても良い。
非磁性支持体は、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレンナフタレートのポリエステル類、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリア
セテート、セルロースジアセテート等のセルロース誘導
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系
樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミドなどの合成樹脂からなるフィルムもしく
はシート;アルミニウム、銅等の非磁性金属箔;ステン
レス箔などの金属箔;紙、セラミックシート等から選ば
れる。
これらの支持体は、その厚さが10〜55μmの範囲に
あることが望ましい。
磁性層は、強磁性粉末などの粉状成分と、この粒状成分
が分散している結合剤からなる。結合剤は、樹脂成分
と、さらに所望により配合される硬化剤とにより構成さ
れている。
磁性層の塗設は、通常の方法に従って行なうことができ
る。たとえば、樹脂成分および強磁性粉末並びに所望に
より配合される研磨材および硬化剤などの磁性層形成成
分を溶剤と共に混練分散して磁性塗料を調製し、この磁
性塗料を非磁性支持体上にリバースロールコート、ある
いはスピンコート等で塗布する方法を利用することがで
きる。
樹脂成分は、従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂ま
たは反応型樹脂やこれらの混合物が使用される。樹脂成
分の例としては、塩化ビニル系共重合体(例、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビ
ニルアルコール共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ア
クリル酸共重合体、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル・アクリロニトリル共重合体、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、−SONaまたは−SO
aなどの極性基およびエポキシ基が導入された塩化ビニ
ル系共重合体)、ニトロセルロース樹脂などのセルロー
ス誘導体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ
樹脂、ポリウレタン系樹脂(例、ポリエステルポリウレ
タン樹脂、−SONaまたは−SONaなどの極性
基が導入されたポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート
ポリウレタン樹脂)を挙げることができる。
また、硬化剤を使用する場合、通常は、ポリイソシアネ
ート化合物が用いられる。ポリイソシアネート化合物
は、通常ポリウレタン系樹脂等の硬化剤成分として使用
されているもののなかから選択される。
また、電子線照射による硬化処理を行なう場合には、反
応性二重結合を有する化合物(例、ウレタンアクリレー
ト)を使用すことができる。
本発明に使用される磁性粉末には特に制限はない。例と
しては、γ−Fe、Co含有のγ−Fe
Fe、Co含有のFe、CrO、Co−
Ni−P合金、Fe−Co−Ni合金、等公知の強磁性
粉末を挙げることができる。
上記の樹脂成分、硬化剤および強磁性粉末を、通常磁性
塗料の調製の際に使用されている溶剤(例、メチルエチ
ルケトン、ジオキサン、シクロヘキサノン、酢酸エチ
ル)と共に混練分散して磁性塗料とする。混練分散は通
常の方法に従って行なうことができる。
なお、磁性塗料は、上記成分以外に、研磨材(例、α−
Al、Cr)、帯電防止剤(例、カーボン
ブラック)、潤滑剤(例、脂肪酸、脂肪酸エステル、シ
リコーンオイル)、分散剤など通常使用されている添加
剤あるいは充填材(剤)を含むものであってもよいこと
は勿論である。
塗布された支持体は、所望により磁気配向処理、そして
カレンダー処理が行なわれ、続いて、磁性層が硬化さ
れ、そして磁性層が設けられたシート状支持体から中央
に円形孔部を備えた円盤状磁気記録媒体が打ち抜かれ
る。
その後、通常は、上記磁性層を設けたシート状支持体か
ら打ち抜かれた中央に円形孔部を備えた円盤状磁気記録
媒体(以下メディアシートと言う)に基本的に合成樹脂
製センターコア、アッパーコアおよび両面接着リングか
ら成る機構部品(センターコアを含む機構部品)を組み
込むことによってセンターコアを具備した円盤状磁気記
録媒体が製造される。
上記センターコア、アッパーコアおよび両面接着リング
から成る機構部品に使用される合成樹脂は、例えば、ポ
リカーボネート;ABS樹脂,ポリスチレン等スチレン
系樹脂;ポリアセタール等から選ばれる。
本発明の製造方法においては、メディアシートにセンタ
ーコアを含む機構部品を組み込む前に、メディアシート
とセンターコアを別個に加熱処理することが必要であ
る。この場合、センターコアを含む機構部品も全て別個
に、すなわちセンターコア、アッパーコアおよび両面接
着リングをそれぞれ別個に加熱処理を行なうことが好ま
しい。この加熱処理条件としては、温度が50〜100
℃、湿度が20〜80%RHおよび処理時間が12〜1
00時間の範囲で行なわれることが好ましい。さらに好
ましくは、温度が60〜90℃、湿度が50〜80%R
Hおよび処理時間が48〜72時間の範囲である。
温度が100℃を越えるとメディアシートの平面性が損
なわれる傾向があり、50℃未満では充分な加熱処理が
行なわれない。
また、湿度については、高い方が熱収縮性を下げる効果
は、加温との相乗効果から良好であるが、80%RHを
越えると結露し易くなり適当でない。しかし、20%R
H未満では加熱処理の効果が充分でない。
前記加熱処理されたメディアシートに、同じく加熱処理
されたセンターコアを含む機構部品を、センターコア、
両面接着リング、メディアシートそしてアッパーコアの
順序で重ね、組み立て、接着することにより、センター
コアを具備した円盤状磁気記録媒体が製造される。
[発明の効果] 本発明のメディアシートに組み込まれるセンターコア、
アッパーコアおよび両面接着リングを主構成要素とした
機構部品は、ビデオフロッピーディスク(以下センター
コア等の機構部品を具備した円盤状磁気記録媒体の意味
で使用する)において次のような働きをしている。ビデ
オフロッピーディスクに書き込みおよび呼び出しを行な
う際に、センターコア等は、ディスクを回転軸に固定さ
せ、ディスクの回転を円滑にさせている。従って、セン
ターコア等の機構部品とメディアシート熱収縮性に違い
があると、トラッキングのずれやスキュー特性の劣化等
を起こし易くなる。
本発明のビデオフロッピーディスクの製造方法によれ
ば、メディアシートとセンターコアをそれぞれ別個に加
熱処理を施すことで、上記センターコア等の機械部品と
メディアシート熱収縮性の違いを大幅に減少させること
により、ビデオフロッピーディスクを高温または高温多
湿の雰囲気で、使用、保存あるいは輸送をした場合に問
題となる寸法安定性、トラッキングのずれおよびスキュ
ー特性を、平面性を損なうことなく改良することができ
る。
これは、円盤状に打ち抜かれた該非磁性支持体と該セン
ターコアを含む機構部品をそれぞれ別個に加熱処理を施
した方が、それらを組み立てた後に加熱処理をすること
により、それぞれが独立していて他の熱収縮の影響を受
けないため、熱収縮率を下げることができるからと考え
られる。
次に、本発明の実施例および比較例を示す。なお、実施
例および比較例中の「部」との表示は、「重量部」を示
すものである。
[実施例1] 下記の磁性塗料組成物をボールミルで均一になるまで混
練分散して磁性塗料を調製した。
磁性塗料組成 強磁性金属微粉末 1000部 (組成:Fe96wt%,Ni4wt% 、 比表面積:45m2/g) 塩化ビニル・酢酸ビニル・ 無水マレイン酸共重合体 97部 (400 ×110A、日本ゼオン(株)製) ポリウレタン系樹脂 35部 (ニツポランN-2304、 日本ポリウレタン(株)製) ポリイソシアネート化合物 75部 (コロネートL 日本ポリウレタン(株)製) カーボンブラック 10部 (平均粒子径:0.04μm) Cr 100部 (平均粒子径:0.33μm) アルミステアレート 100部 ブトキシエチルステアレート 15部 メチルエチルケトン 1740部 シクロヘキサノン 1160部 上記磁性塗料を、厚さ32μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム支持体両面に、乾燥後の磁性層の厚さが
4μmになるように塗布した。
次に乾燥後、カレンダー処理、硬化処理を行ない磁性層
が設けられたポリエチレンテレフタレートフィルム支持
体から中央に12mmの円形孔部を備えた47mmの円
盤状磁気記録媒体(メディアシート)を打ち抜いた。
この後メディアシートとセンターコア、アッパーコアお
よび両面接着リングをそれぞれ別個に、温度が60℃、
湿度が20%RHおよび処理時間が48時間の条件で加
熱処理を行なった後、メディアシートにセンターコア等
を組み込んでビデオフロッピーディスクを製造した。
[比較例1] 実施例1における加熱処理工程とセンターコア組み込み
工程を以下のように変更した以外実施例1と同様に行な
った。メディアシートのみを温度が60℃、湿度が20
%RHおよび処理時間が48時間の条件で熱処理を行な
った後、メディアシートにセンターコア等を組み込んで
ビデオフロッピーディスクを製造した。
[比較例2] 実施例1における加熱処理工程とセンターコア組み込み
工程を以下のように変更した以外実施例1と同様に行な
った。メディアシートにセンターコア等を組み込んでか
ら、温度が60℃、湿度が20%RHおよび処理時間が
48時間の条件で熱処理を行ないビデオフロッピーディ
スクを製造した。
[実施例2] 実施例1における加熱処理条件を、温度が60℃、湿度
が80%RHおよび処理時間が48時間に変更した以外
実施例1と同様にビデオフロッピーディスクを製造し
た。
[比較例3] 実施例1における加熱処理工程とセンターコア組み込み
工程を以下のように変更した以外実施例1と同様に行な
った。メディアシートにセンターコア等を組み込んでか
ら、温度が60℃、湿度が80%RHおよび処理時間が
48時間の条件で熱処理を行ないビデオフロッピーディ
スクを製造した。
[実施例3] 実施例1における加熱処理条件を、温度が60℃、湿度
が80%RHおよび処理時間が72時間に変更した以外
実施例1と同様にビデオフロッピーディスクを製造し
た。
[実施例4] 実施例1における加熱処理条件を、温度が60℃、湿度
が80%RHおよび処理時間が72時間に変更した以外
実施例1と同様にビデオフロッピーディスクを製造し
た。
[実施例5] 実施例1における加熱処理条件を、温度が90℃、湿度
が80%RHおよび処理時間が72時間に変更した以外
実施例1と同様にビデオフロッピーディスクを製造し
た。
[実施例6] 実施例1における加熱処理条件を、温度が60℃、湿度
が50%RHおよび処理時間が72時間に変更した以外
実施例1と同様にビデオフロッピーディスクを製造し
た。
尚、センターコア等機構部品に使用した合成樹脂は、実
施例4のみABS樹脂で、他はポリカーボネートであっ
た。
[ビデオフロッピーディスクの評価] 以上より得られたビデオフロッピーディスクについて、
下記の測定方法にてその性能を調べた。
測定方法 1)スキュー増加、トラッキングずれ ビデオフロッピーディスクを温度23℃、湿度50%R
Hの雰囲気で記録後、温度60℃、湿度80%RHの環
境に72時間保存し、次に取り出して温度23℃、湿度
50%RHの雰囲気に24時間放置後、スキューの測定
およびトラッキング径のずれを測定した。
2)平面性 ビデオフロッピーディスクを回転させ、光学的に平面性
を計測した。
評価:AA:使用可、BB:やや凹凸あり、 CC:使用不可 その結果を第1表に示す。
比較例1が示すように、メディアシートのみの加熱処理
では、平面性は損なわれないが、スキュー増加、トラッ
キングずれについては、充分な性能は得られない。
比較例2、3は、メディアシートにセンターコア等を組
み込んだ後加熱処理を行なった例であるが、スキュー増
加、トラッキングずれの比較的良好な加熱条件では平面
性が悪く使用不可であった。
実施例の場合、低温、低湿ではスキュー増加、トラッキ
ングずれがやや劣る例もあるが、その他の加熱条件の例
では平面性を損なうことなく、スキュー増加、トラッキ
ングずれが良好である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体表面に磁性層を設けた後、こ
    れを中央に円形孔部を備えた円盤状に打ち抜き、次いで
    その中央孔部に合成樹脂製のセンターコアを含む機構部
    品を装着させることから成る円盤状磁気記録媒体の製造
    方法において、該センターコアを含む機構部品を磁性層
    を有する該非磁性支持体に装着する前に、磁性層を有す
    る該非磁性支持体と少なくともセンターコアとをそれぞ
    れ独立して加熱処理を行なうことを特徴とする円盤状磁
    気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】上記加熱処理を、磁性層を有する該非磁性
    支持体、およびセンターコアを含む機構部品の各部品を
    各個独立して行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の円盤状磁気記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】加熱処理が、温度が50〜100℃、湿度
    が20〜80%RH、処理時間が12〜100時間の範
    囲で行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の円盤状磁気記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】加熱処理が、温度が60〜90℃、湿度が
    50〜80%RHおよび処理時間が48〜72時間の範
    囲で行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の円盤状磁気記録媒体の製造方法。
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