JPH063215U - サイドセンサの取付構造 - Google Patents

サイドセンサの取付構造

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JPH063215U
JPH063215U JP4285292U JP4285292U JPH063215U JP H063215 U JPH063215 U JP H063215U JP 4285292 U JP4285292 U JP 4285292U JP 4285292 U JP4285292 U JP 4285292U JP H063215 U JPH063215 U JP H063215U
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JP
Japan
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sensor
rice cooking
cooking container
side sensor
inner case
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Application number
JP4285292U
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English (en)
Inventor
彰博 好田
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイドセンサを作業性良く、炊飯温度が正確
に測定できるように取り付ける。 【構成】 内胴16には取付孔16aが形成されてい
る。該取付孔16aに配設されるセンサホルダ24に
は、サイドセンサ23が炊飯容器18の上下外面にそれ
ぞれ直角に当接するように取り付けられている。特に、
下方のサイドセンサ23は炊飯容器18の底部近傍の湾
曲部外面の法線方向に圧接している。予め、前記サイド
センサ23を取付孔16aに配設しておき、センサホル
ダ24を内胴16に取り付ければ、一度に2つのサイド
センサ23を取り付けることができ、両サイドセンサ2
3は炊飯容器18の外面に対して直角に当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炊飯器,電気鍋等の調理容器に設けられるサイドセンサの取付構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば炊飯器には、炊飯容器(内鍋)の温度を検出するために温度セン サが設けられている。この温度センサは容器収容室の底板あるいは側板(内胴) に設けられ、内胴に設ける場合の取付構造は、例えば、図6に示すようになって いる。
【0003】 すなわち、内胴1にはセンサ2の外径と同径の貫通孔1aが形成されている。 貫通孔1aの周囲には略同径の中心孔3aを有する取付リング3が内胴1の外側 面に固定されている。一方、センサ2は先端面がカバー4に覆われた保持部5内 にサーミスタ2aを設けたものであり、この保持部5はケース6に嵌め込まれ、 スプリング7によってケース6から突出するように付勢されている。
【0004】 前記センサ2は、内胴1の外側から貫通孔1aに挿入し、ケース6の外面に形 成された係止部6aを取付リング3の中心孔3aの内縁に係止して固定されてい る。 ところで、誘導加熱型炊飯容器では、誘導加熱による渦電流で炊飯容器の底外 表面の温度が非常に高いので、センサ2を内胴1に設ける場合には、底面からの 距離,炊飯量等の違いにより、1箇所に設けるだけでは炊飯温度を正確に検出す ることができない。このため、前記センサ2は図7に示すように内胴1の上下2 箇所に設けるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記センサの取付構造では、内胴1に取付リング3をスポット 溶接により固定する必要があるため、製作が困難である。 また、一対のセンサ2を別個に内胴1に取り付けなければならず、取付作業が 面倒となる。
【0006】 さらに、図7に示すように、内胴1の下方側に取り付けられるセンサ2は、炊 飯量が少ない場合でも検出できるように、炊飯容器8の下方湾曲部に圧接させる 必要があるが、必ずしも炊飯容器の外面に直角に当接せず、正確に炊飯温度を測 定できない。しかも、この位置では内胴1と炊飯容器8との間の距離が大きいた め、上方のものとは異なる形状(内胴1からの突出量の大きいもの)としなけれ ばならず、部品点数が多くなる。 本考案は前記問題点に鑑み、作業性良く、炊飯温度が正確に測定できるように 取り付けることのできるサイドセンサの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、容器本体の内胴から内方に一対のサイドセ ンサを突出させ、該サイドセンサを前記内胴内に収容される炊飯容器の上下外側 面にそれぞれ圧接するようにしたサイドセンサの取付構造において、前記内胴に 形成した取付孔にセンサホルダを取り付け、該センサホルダに前記一対のサイド センサを上下に所定間隔で配設するとともに、これらのサイドセンサのうち下方 のサイドセンサを炊飯容器の底部近傍の湾曲部に、その法線方向に圧接するよう に取り付ける一方、上方のサイドセンサを炊飯容器の外側面に直角に圧接するよ うに取り付けたものである。
【0008】
【作用】
本考案では、センサホルダを取付孔に配設すれば、一度に2つのサイドセンサ を取り付けることができ、両センサは炊飯容器の外面に対して直角に当接する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例について図1ないし図5に従って説明する。 図1に示す誘導加熱型炊飯器は、炊飯器本体11と、この炊飯器本体11にヒ ンジ軸11aを中心として回動自在に設けられた蓋体12とからなっている。 炊飯器本体11は、底板および側板を形成する外胴13と、この外胴13の上 端に強制嵌合された肩体14と、前記外胴13内に収容された皿形の保護枠15 と、上端が前記肩体14に嵌合し、下端が前記保護枠15に嵌合する筒状の金属 製内胴16とから構成されている。
【0010】 前記肩体14,保護枠15および内胴16で形成された容器収容部17内には 炊飯容器18が収容されている。前記保護枠15の下方には外胴13に取り付け られたフェライト取付台19が位置している。取付台19の上面には、前記保護 枠15との間に誘導加熱コイル20が配設され、取付台19の下面には都合8本 のフェライト21が放射状に取り付けられている(図5参照)。このフェライト 21はコイル20に通電した際に発生する磁力線が前記電子部品に及ぶのを防止 するためのものである。
【0011】 内胴16には略長方形の取付孔16aが穿設されるとともに、この取付孔16 aを除く部分には保温用のヒータ22が配設されている。前記取付孔16aには 、下記する取付構造により、一対のサイドセンサ23,23が上下にそれぞれ取 り付けられたセンサホルダ24が嵌め込まれている。保護枠15の外縁部にはア ルミニウム製の反射板25が設けられ、雑音の漏洩を防止している。
【0012】 炊飯器本体11の下方空間部には図示しないトランジスタ等の電子部品が実装 されたIH基板26が収容されている。このIH基板26は多数の放熱フィン2 7を有するとともに、ファン28が回転自在に取り付けられている。ファン28 はモータ29により回転し、底板に形成した複数の空気孔13aを介して空気を 吸引し、前記電子部品を冷却するようになっている。なお、30は電子部品バッ クアップ用の電池を設けた電池基板で、炊飯器本体11の下方空間部の後方側に 配設されている(図5参照)。
【0013】 炊飯器本体11の前方空間部には基板ホルダ31が収容されている。この基板 ホルダ31は、炊飯器本体11の下方側に位置する垂直面部31aと、上方側に 位置する傾斜面部31bとからなり、基板32a,32bがそれぞれ固定されて いる。傾斜面部31bに固定された基板32bには炊飯スイッチ33a等の3つ のスイッチが実装されるとともに、LCDスペーサ34を介してLCD35が取 り付けられている。LCD35は炊飯器本体11の上端前方部に設けたパネル3 6から目視可能となっている。
【0014】 以下、本考案に係るサイドセンサの取付構造を詳細に説明する。 この取付構造では、図2に示すように、内胴16には上下方向に延びる略長方 形状の取付孔16aが形成されている。この取付孔16aの長辺縁部には上下2 箇所に一対の係止片40が内胴16の外方側に延設されている。
【0015】 サイドセンサ23は鍔部23aを有し、この鍔部23aからコードガイド部2 3bが延びている。止め具41は、ねじ止め用孔42を有する鍔部43を備えた 筒状で、スリット44が設けられることにより弾性変形して前記ガイド部23b に外装されるようになっている。
【0016】 センサホルダ24は略長方形の板状で、外縁部には前記係止片40が挿通され る係止孔46がそれぞれ形成されている。このセンサホルダ24の内面、すなわ ち内胴16の内方に臨む面は、図3に示すように、内胴16内に収容される炊飯 容器18の外面、特に、その底部近傍の湾曲部の外表面に沿った形状となってい る。センサホルダ24にはセンサ取付孔47が上下にそれぞれ穿設され、下方側 のセンサ取付孔47は斜め上方に向かっている。つまり、センサ取付孔47は、 その中心線が内胴16内に収容される炊飯容器18の底部近傍の湾曲部外面の法 線方向に一致するように形成されている。各センサ取付孔47の両側にはねじ止 め部48が形成されている。
【0017】 前記サイドセンサ23は次のようにして組み付ける。 すなわち、まずサイドセンサ23のコードガイド部23bにスプリング45お よび止め具41を外装し、この止め具41を前記センサホルダ24にねじ止めす る。サイドセンサ23は、その鍔部23aがスプリング45によって押圧される ことにより、センサホルダ24から突出するように付勢される。同様にして、他 方のガイドセンサ23を取り付けた後、センサホルダ24を取付孔16aに配設 し、係止孔46に内胴16の係止片40を挿通して折り曲げる。
【0018】 この状態では、各サイドセンサ23は内胴16から内方に突出し、収容される 炊飯容器18の外面に対して直角に圧接する(図3参照)。特に、下方のサイド センサ23は底部近傍の湾曲部外面の法線方向と一致するように直角に圧接する 。 次に、炊飯容器18を内胴16内に収容すると、図4に示すように、前記サイ ドセンサ23と内胴16の他の2箇所に設けた位置決めゴム49とによって炊飯 容器18は中心に位置決めされる。
【0019】 このように、予めセンサホルダ24に一対のサイドセンサ23が取り付けられ るので、内胴16に一度に組み付けることができ、作業性が向上する。また、各 サイドセンサ23を1枚のセンサホルダ24に取り付けるようにしているので、 両者の位置精度を高めることができる。また、上方のサイドセンサ23は勿論、 下方のサイドセンサ23もを炊飯容器18の外面に対して正確に直角に圧接させ ることができ、炊飯容器18を介して内部温度を精度良く検出することが可能と なる。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るサイドセンサの取付構造によれ ば、センサホルダにより一対のサイドセンサを一度に取り付けることができる。 また、サイドセンサは炊飯容器の外面に直交して圧接するように固定されている ので、炊飯容器の温度を正確に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る炊飯器の断面図である。
【図2】 図1の部分分解斜視図である。
【図3】 図2の組付後の断面図である。
【図4】 サイドセンサおよび位置決め用ゴムの取付位
置を示す図である。
【図5】 図1の底面図である。
【図6】 従来例に係るサイドセンサの取付構造を示す
分解断面斜視図である。
【図7】 従来例に係るサイドセンサの取付構造を示す
部分断面図である。
【符号の説明】
11…炊飯器本体、16…内胴、16…取付孔、23…
サイドセンサ、18…炊飯容器、23…サイドセンサ、
24…センサホルダ、34…LCDスペーサ、35…L
CD、36…パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の内胴から内方に一対のサイド
    センサを突出させ、該サイドセンサを前記内胴内に収容
    される炊飯容器の上下外側面にそれぞれ圧接するように
    したサイドセンサの取付構造において、 前記内胴に形成した取付孔にセンサホルダを取り付け、
    該センサホルダに前記一対のサイドセンサを上下に所定
    間隔で配設するとともに、これらのサイドセンサのうち
    下方のサイドセンサを炊飯容器の底部近傍の湾曲部に、
    その法線方向に圧接するように取り付ける一方、上方の
    サイドセンサを炊飯容器の外側面に直角に圧接するよう
    に取り付けたことを特徴とするサイドセンサの取付構
    造。
JP4285292U 1992-06-22 1992-06-22 サイドセンサの取付構造 Pending JPH063215U (ja)

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JP4285292U Pending JPH063215U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 サイドセンサの取付構造

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JP (1) JPH063215U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021010459A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 象印マホービン株式会社 炊飯器
JP2021013443A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 象印マホービン株式会社 調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021010459A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 象印マホービン株式会社 炊飯器
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