JPH06321462A - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置Info
- Publication number
- JPH06321462A JPH06321462A JP13515893A JP13515893A JPH06321462A JP H06321462 A JPH06321462 A JP H06321462A JP 13515893 A JP13515893 A JP 13515893A JP 13515893 A JP13515893 A JP 13515893A JP H06321462 A JPH06321462 A JP H06321462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- car
- building
- parking
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 立体駐車場付きのビルディングにおいて人と
車が共用できる昇降装置を提供することにより、設備の
小規模化と設備面積の省スペース化を図れるようにす
る。 【構成】 エレベータによって車を昇降させ、立体的に
設けられた駐車スペースに車を駐車できる立体駐車場を
備えたビルディングにおいて、車用のエレベータボック
ス3の下部に人が昇降するエレベータボックス4を一体
に固設し、この一体なエレベータボックス3,4を一つ
の昇降路7に対して昇降させる構成としてある。
車が共用できる昇降装置を提供することにより、設備の
小規模化と設備面積の省スペース化を図れるようにす
る。 【構成】 エレベータによって車を昇降させ、立体的に
設けられた駐車スペースに車を駐車できる立体駐車場を
備えたビルディングにおいて、車用のエレベータボック
ス3の下部に人が昇降するエレベータボックス4を一体
に固設し、この一体なエレベータボックス3,4を一つ
の昇降路7に対して昇降させる構成としてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場を備えたビ
ルディングに用いられる昇降装置に関し、特に人と車を
昇降させる機能をハイブリッド化させた昇降装置に関す
る。
ルディングに用いられる昇降装置に関し、特に人と車を
昇降させる機能をハイブリッド化させた昇降装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】都市交通機能の円滑化を図るには、路上
駐車をできるだけなくすことが重要であり、駐車場を増
設することでこの問題が解決される。この観点から、立
体駐車場施設の設置や立体駐車場を備えたビルディング
の建設が進められている。ところで、従来の立体駐車場
付きのビルディングでは、車を駐車スペースに昇降せる
ためのエレベータと人の乗り降りするエレベータとが別
々に設けられている。
駐車をできるだけなくすことが重要であり、駐車場を増
設することでこの問題が解決される。この観点から、立
体駐車場施設の設置や立体駐車場を備えたビルディング
の建設が進められている。ところで、従来の立体駐車場
付きのビルディングでは、車を駐車スペースに昇降せる
ためのエレベータと人の乗り降りするエレベータとが別
々に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、立体駐車
場を備えたビルディングでは、車用のエレベータと人用
のエレベータトを別々に設けているため、設備が大掛か
りになるとともに、ビルディングの占有面積に占める設
備面積の省スペースが図れないという問題があった。
場を備えたビルディングでは、車用のエレベータと人用
のエレベータトを別々に設けているため、設備が大掛か
りになるとともに、ビルディングの占有面積に占める設
備面積の省スペースが図れないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、立体駐車
場付きのビルディングにおいて人と車が共用できる昇降
装置を提供することにより、設備の小規模化と設備面積
の省スペース化を図れるようにすることを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、立体駐車
場付きのビルディングにおいて人と車が共用できる昇降
装置を提供することにより、設備の小規模化と設備面積
の省スペース化を図れるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、エレベータによって車を昇降させ、立体
的に設けられた駐車スペースに車を駐車できる立体駐車
場を備えたビルディングにおいて、車用のエレベータボ
ックスの上部または下部に人が昇降できるエレベータボ
ックスを一体に固設し、この一体なエレベータボックス
を一つの昇降路に対して昇降させる構成としてある。
に本発明では、エレベータによって車を昇降させ、立体
的に設けられた駐車スペースに車を駐車できる立体駐車
場を備えたビルディングにおいて、車用のエレベータボ
ックスの上部または下部に人が昇降できるエレベータボ
ックスを一体に固設し、この一体なエレベータボックス
を一つの昇降路に対して昇降させる構成としてある。
【0006】
【実施例】以下、本発明による昇降装置の具体的な実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。図1に、この昇降
装置を備えるビルディングの正面図を示し、図2にこの
ビルディングの1階部分の昇降口の正面図を示す。この
図で、ビルディング1の1階には、人と車が出入りする
ホールが設けられており、このホールの奥まった位置に
エレベータの昇降口2が設置されている。この昇降装置
では、図3乃至図5に示すように、車用のエレベータボ
ックス3の上部に人用のエレベータボックス4が一体に
固設されている。車用のエレベータボックス3の左右上
面部には、この装置の最上部分(ビルディング内の最上
位置)に設置されている巻上げ機5から延びるワイヤ6
が固定されており、この巻上げ機5によって2つのエレ
ベータボックス3,4が一体に昇降される。
例を図面に基づいて詳細に説明する。図1に、この昇降
装置を備えるビルディングの正面図を示し、図2にこの
ビルディングの1階部分の昇降口の正面図を示す。この
図で、ビルディング1の1階には、人と車が出入りする
ホールが設けられており、このホールの奥まった位置に
エレベータの昇降口2が設置されている。この昇降装置
では、図3乃至図5に示すように、車用のエレベータボ
ックス3の上部に人用のエレベータボックス4が一体に
固設されている。車用のエレベータボックス3の左右上
面部には、この装置の最上部分(ビルディング内の最上
位置)に設置されている巻上げ機5から延びるワイヤ6
が固定されており、この巻上げ機5によって2つのエレ
ベータボックス3,4が一体に昇降される。
【0007】上下方向に設けられたエレベータボックス
3,4の昇降路7の両側には、車を駐車しておくための
複数段のパレット8が設置されている。駐車スペース1
8となるこのパレット8に車を駐車させるには、公知の
技術を用いて行なえる。この実施例では、エレベータボ
ックス3内の車20を搬台9とともに駆動装置19によ
って一側のパレット8に横方向に移動することにより行
なっている。パレット8上の車20をエレベータボック
ス3内に戻すには、駆動装置19を逆方向に作動させ、
搬台9とともに車20をエレベータボックス3内に戻
す。
3,4の昇降路7の両側には、車を駐車しておくための
複数段のパレット8が設置されている。駐車スペース1
8となるこのパレット8に車を駐車させるには、公知の
技術を用いて行なえる。この実施例では、エレベータボ
ックス3内の車20を搬台9とともに駆動装置19によ
って一側のパレット8に横方向に移動することにより行
なっている。パレット8上の車20をエレベータボック
ス3内に戻すには、駆動装置19を逆方向に作動させ、
搬台9とともに車20をエレベータボックス3内に戻
す。
【0008】1階の昇降口2はこの実施例の場合、両開
き4枚扉10a,10b,11a,11bによって構成
されている。車を駐車されようとする場合は、操作盤1
2を操作して車用のエレベータボックス3を1階の昇降
口2位置に呼び戻す。この時左右2枚の扉10a,10
b,11a,11bがそれぞれ両側に開かれ、昇降口2
が開放される。エレベータボックス3内の搬台9に車1
2を運び入れた後は、車から降りて操作盤12を操作す
ることで、空きの駐車スペースに自動的に車を駐車させ
ることができる。このとき操作盤12からは、自身の認
識番号も入力する。駐車している車を昇降口2に戻すに
は、操作盤12から認識番号を入力するとともに、呼戻
しボタンを押す。なお、駐車スペース18に車を駐車さ
せるときの操作盤12における操作と車を呼び戻す際の
操作をIDカードによって一括して行なうこともでき
る。また、車に乗車したまま車内からの無線信号の指示
によって駐車に必要な操作を行なえるようにしてもよ
い。
き4枚扉10a,10b,11a,11bによって構成
されている。車を駐車されようとする場合は、操作盤1
2を操作して車用のエレベータボックス3を1階の昇降
口2位置に呼び戻す。この時左右2枚の扉10a,10
b,11a,11bがそれぞれ両側に開かれ、昇降口2
が開放される。エレベータボックス3内の搬台9に車1
2を運び入れた後は、車から降りて操作盤12を操作す
ることで、空きの駐車スペースに自動的に車を駐車させ
ることができる。このとき操作盤12からは、自身の認
識番号も入力する。駐車している車を昇降口2に戻すに
は、操作盤12から認識番号を入力するとともに、呼戻
しボタンを押す。なお、駐車スペース18に車を駐車さ
せるときの操作盤12における操作と車を呼び戻す際の
操作をIDカードによって一括して行なうこともでき
る。また、車に乗車したまま車内からの無線信号の指示
によって駐車に必要な操作を行なえるようにしてもよ
い。
【0009】人がエレベータに乗り降りするには、通常
のエレベータの操作により行なうことができる。この場
合、1階の昇降口2に人用のエレベータボックス4を呼
び戻したとき、車用のエレベータボックス3は地下1階
に設けられた格納スペース13に収容される。このと
き、昇降口2の扉は中央の2枚の扉10b,11bだけ
が左右に開かれる。人を昇降させる際、エレベータボッ
クス4は各階のエレベータホール14に設置されている
昇降扉15の位置に停止する。各階には、エレベータホ
ール14に面して事務所または居住スペース16が設け
られいる。
のエレベータの操作により行なうことができる。この場
合、1階の昇降口2に人用のエレベータボックス4を呼
び戻したとき、車用のエレベータボックス3は地下1階
に設けられた格納スペース13に収容される。このと
き、昇降口2の扉は中央の2枚の扉10b,11bだけ
が左右に開かれる。人を昇降させる際、エレベータボッ
クス4は各階のエレベータホール14に設置されている
昇降扉15の位置に停止する。各階には、エレベータホ
ール14に面して事務所または居住スペース16が設け
られいる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立体駐車場を備えたビルディングにおいて人と車のエレ
ベータを共用することにより、昇降設備を小規模化でき
るとともに、ビルディングの占有面積に占める設備面積
を省スペース化することができる。これにより、立体駐
車場付きのビルディングの建設費をコストダウンするこ
とができ、このようなビルディングの建設を進めること
で、駐車スペースを確保することができ、都市交通機能
の円滑化を図れる。
立体駐車場を備えたビルディングにおいて人と車のエレ
ベータを共用することにより、昇降設備を小規模化でき
るとともに、ビルディングの占有面積に占める設備面積
を省スペース化することができる。これにより、立体駐
車場付きのビルディングの建設費をコストダウンするこ
とができ、このようなビルディングの建設を進めること
で、駐車スペースを確保することができ、都市交通機能
の円滑化を図れる。
【図1】本発明による昇降装置を備えたビルディングの
正面図である。
正面図である。
【図2】このビルディングの1階の昇降口部分を示す正
面図である。
面図である。
【図3】昇降装置の要部を示す正面図である。
【図4】昇降装置の正面図である。
【図5】昇降装置の側面図である。
【図6】このビルディングの見取り図である。
1 立体駐車場付きのビルディング 2 昇降口 3 エレベータボックス 4 エレベータボックス 5 巻上げ機 6 ワイヤ 7 昇降路 8 パレット 9 搬台 10a,10b,11a,11b 扉 12 制御盤 13 格納スペース 14 エレベータホール 15 昇降扉 16 事務所または居住スペース 18 駐車スペース 19 駆動装置 20 車
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータによって車を昇降させ、立体
的に設けられた駐車スペースに車を駐車できる立体駐車
場を備えたビルディングにおいて、 車用のエレベータボックスの上部または下部に人が昇降
するエレベータボックスを一体に固設し、この一体なエ
レベータボックスを一つの昇降路に対して昇降させるこ
とを特徴とする昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13515893A JPH06321462A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13515893A JPH06321462A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321462A true JPH06321462A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15145178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13515893A Pending JPH06321462A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108487731A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-09-04 | 宁波高新区登高洁具科技有限公司 | 一种楼层式停车场 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13515893A patent/JPH06321462A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108487731A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-09-04 | 宁波高新区登高洁具科技有限公司 | 一种楼层式停车场 |
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