JPH0732779Y2 - 駐車場付き建物 - Google Patents
駐車場付き建物Info
- Publication number
- JPH0732779Y2 JPH0732779Y2 JP1989022947U JP2294789U JPH0732779Y2 JP H0732779 Y2 JPH0732779 Y2 JP H0732779Y2 JP 1989022947 U JP1989022947 U JP 1989022947U JP 2294789 U JP2294789 U JP 2294789U JP H0732779 Y2 JPH0732779 Y2 JP H0732779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- parking lot
- propelled carriage
- parking
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば高層住宅などの建物において、特定
の階の全域または一部を駐車場とした駐車場付き建物に
関するものである。
の階の全域または一部を駐車場とした駐車場付き建物に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の駐車場としては、建物の屋上を駐車場に
するとともに、この屋上と地上との間で車を移送するエ
レベータを設けておき、運転者または管理者が車を運転
してエレベータに乗り込み、そしてエレベータによって
屋上まで車を移送したのち、再度、車を屋上で運転して
駐車部に停車させることで駐車を行っていた。そして出
車は逆操作によって行っていた。
するとともに、この屋上と地上との間で車を移送するエ
レベータを設けておき、運転者または管理者が車を運転
してエレベータに乗り込み、そしてエレベータによって
屋上まで車を移送したのち、再度、車を屋上で運転して
駐車部に停車させることで駐車を行っていた。そして出
車は逆操作によって行っていた。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、運転者または管理者が地上と
屋上との間で行き来しなければならず、面倒であり、ま
た管理者が運転するときには最低2名の管理者が常駐し
ていなければならない。さらに屋上で車を運転すること
は大気汚染で問題となり、特に最上階の住人の大気汚染
ならびに騒音の被害は大となる。しかも大気汚染と騒音
の問題から、たとえば高層住宅の中間の階を駐車場にす
ることはできなかった。
屋上との間で行き来しなければならず、面倒であり、ま
た管理者が運転するときには最低2名の管理者が常駐し
ていなければならない。さらに屋上で車を運転すること
は大気汚染で問題となり、特に最上階の住人の大気汚染
ならびに騒音の被害は大となる。しかも大気汚染と騒音
の問題から、たとえば高層住宅の中間の階を駐車場にす
ることはできなかった。
本考案の目的とするところは、特定の階を駐車場にし
得、そして駐車場と地上側との間での車の移動は、運転
者や管理者が運転(行き来)することなく行える駐車場
付き建物を提供する点にある。
得、そして駐車場と地上側との間での車の移動は、運転
者や管理者が運転(行き来)することなく行える駐車場
付き建物を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の駐車場付き建物は、
複数階からなる建物の特定の階の全域または一部を駐車
場とし、この駐車場と車出入口との間で車を移送するエ
レベータを設け、前記駐車場には一定経路上を走行自在
な自走台車を設けるとともに、前記一定経路の側部に複
数の駐車部を形成し、前記自走台車は、一定経路上で走
行させる走行装置と、一定経路上と駐車部との間で横移
動させる横行装置とを有し、これら走行装置と横行装置
とのうち少なくとも一方を、昇降作動部を介して自走台
車に取付け、さらに前記自走台車の上部に車持上げ装置
を設けている。
複数階からなる建物の特定の階の全域または一部を駐車
場とし、この駐車場と車出入口との間で車を移送するエ
レベータを設け、前記駐車場には一定経路上を走行自在
な自走台車を設けるとともに、前記一定経路の側部に複
数の駐車部を形成し、前記自走台車は、一定経路上で走
行させる走行装置と、一定経路上と駐車部との間で横移
動させる横行装置とを有し、これら走行装置と横行装置
とのうち少なくとも一方を、昇降作動部を介して自走台
車に取付け、さらに前記自走台車の上部に車持上げ装置
を設けている。
作用 かかる本考案の構成によると、運転者または管理人は、
車を運転して車出入口からエレベータに乗り込んだの
ち、車から降りるとともにエレベータから出る。そして
管理室の操作盤をスタート操作することで、まずエレベ
ータにより車を目的とする特定の階まで移送し、このエ
レベータ内の車を自動台車に受け取らせる。この受け取
りは、車の下に自走台車を位置させた状態で車持上げ装
置を上昇作動させることで行える。これにより車輪はエ
レベータの床面から上昇する。次いで自走台車を走行装
置の作動により一定経路上で走行させ、目的とする空の
駐車場の側方で停止させる。
車を運転して車出入口からエレベータに乗り込んだの
ち、車から降りるとともにエレベータから出る。そして
管理室の操作盤をスタート操作することで、まずエレベ
ータにより車を目的とする特定の階まで移送し、このエ
レベータ内の車を自動台車に受け取らせる。この受け取
りは、車の下に自走台車を位置させた状態で車持上げ装
置を上昇作動させることで行える。これにより車輪はエ
レベータの床面から上昇する。次いで自走台車を走行装
置の作動により一定経路上で走行させ、目的とする空の
駐車場の側方で停止させる。
そして昇降作動部の作動により走行装置と横行装置との
うち少なくとも一方を昇降して、横行装置を作用位置に
また走行装置を非作用位置にすることで、自走台車を横
行装置の作動により、一定経路に対して横方向に移動さ
せ、車を駐車部内に位置させる。次いで車持上げ装置を
下降して車を着地させたのち、自走台車を一定経路上に
退出させる。これにより車を運転することなく目的とす
る特定の階の駐車場に駐車し得、また逆操作により車の
出車(出庫)を行える。
うち少なくとも一方を昇降して、横行装置を作用位置に
また走行装置を非作用位置にすることで、自走台車を横
行装置の作動により、一定経路に対して横方向に移動さ
せ、車を駐車部内に位置させる。次いで車持上げ装置を
下降して車を着地させたのち、自走台車を一定経路上に
退出させる。これにより車を運転することなく目的とす
る特定の階の駐車場に駐車し得、また逆操作により車の
出車(出庫)を行える。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。
明する。
第1図〜第3図において1は建物の一例である高層住宅
で、たとえば地上に7階51A,51B,51C,51D,51E,51F,51G,
地下に3階51H,51I,51Jが形成される。そして地下の3
階51H,51I,51Jの全て、ならびに地上における1階51Aの
全域と5階51Eの一部とが駐車場52に特定されており、
また地上の残り部分は横方向で複数に区画形成された居
住部2に形成される。
で、たとえば地上に7階51A,51B,51C,51D,51E,51F,51G,
地下に3階51H,51I,51Jが形成される。そして地下の3
階51H,51I,51Jの全て、ならびに地上における1階51Aの
全域と5階51Eの一部とが駐車場52に特定されており、
また地上の残り部分は横方向で複数に区画形成された居
住部2に形成される。
この高層住宅1の側部には、住人用とは別に車移送用の
エレベータ3が設備される。このエレベータ3は、外壁
体4や昇降台5A,5Bに昇降駆動装置6などからなり、開
閉扉を有する車出入口7は地上8に連通し、また開閉扉
を有する上下で複数箇所の入出庫口9は各駐車場52なら
びに屋上10に連通している。なお地上8側には管理室11
が設けられ、ここにはコンピュータ制御の操作盤12が設
けられる。
エレベータ3が設備される。このエレベータ3は、外壁
体4や昇降台5A,5Bに昇降駆動装置6などからなり、開
閉扉を有する車出入口7は地上8に連通し、また開閉扉
を有する上下で複数箇所の入出庫口9は各駐車場52なら
びに屋上10に連通している。なお地上8側には管理室11
が設けられ、ここにはコンピュータ制御の操作盤12が設
けられる。
各駐車場52には一定経路13上を走行自在な自走台車14が
設けられる。ここで一定経路13は左右一対の2条形成を
示しているが、これは1条であってもよく、また3条以
上であってもよい。前記エレベータ3は上下二台の昇降
台5A,5Bを有しているが、これら昇降台5A,5Bは衝突しな
いように昇降がコンピュータ制御されるものである。な
お一台の昇降台形式であってもよい。
設けられる。ここで一定経路13は左右一対の2条形成を
示しているが、これは1条であってもよく、また3条以
上であってもよい。前記エレベータ3は上下二台の昇降
台5A,5Bを有しているが、これら昇降台5A,5Bは衝突しな
いように昇降がコンピュータ制御されるものである。な
お一台の昇降台形式であってもよい。
前記自走台車14は第3図〜第6図に示すように、その本
体21の下部の前後にそれぞれ左右一対の走行車輪22を有
し、これら走行車輪22の適宜なものに連動する走行駆動
装置23を設けることで走行装置24を構成する。そして一
定経路13に沿って左右一対の走行用レール15を配設し、
これら走行用レール15に走行車輪22を載置させること
で、自走台車14は一定経路13上を往復走行自在となる。
さらに本体21は、前後にそれぞれ左右一対の横行車輪25
を有し、これら横行車輪25は昇降作動部26を介して本体
21に取付けるとともに、横行車輪25の適宜なものに連動
する横行駆動装置27を設けることで横行装置28を構成す
る。
体21の下部の前後にそれぞれ左右一対の走行車輪22を有
し、これら走行車輪22の適宜なものに連動する走行駆動
装置23を設けることで走行装置24を構成する。そして一
定経路13に沿って左右一対の走行用レール15を配設し、
これら走行用レール15に走行車輪22を載置させること
で、自走台車14は一定経路13上を往復走行自在となる。
さらに本体21は、前後にそれぞれ左右一対の横行車輪25
を有し、これら横行車輪25は昇降作動部26を介して本体
21に取付けるとともに、横行車輪25の適宜なものに連動
する横行駆動装置27を設けることで横行装置28を構成す
る。
そして本体21の上部には車持上げ装置29が設けられる。
この車持上げ装置29は、本体21の中央部に設けた上向き
の昇降作動部30と、この昇降作動部30の上端に取付けた
昇降台31と、この昇降台31の下面と本体21との間に設け
たガイド部32と、前記昇降台31上に設けた左右一対の持
上げバー33とからなり、この持上げバー33が車41のシャ
ーシ42に下部から当接自在となる。43は車輪を示す。な
お自走台車14の走行や各部の作動装置の作動は電気形式
や油圧形式で行われる。
この車持上げ装置29は、本体21の中央部に設けた上向き
の昇降作動部30と、この昇降作動部30の上端に取付けた
昇降台31と、この昇降台31の下面と本体21との間に設け
たガイド部32と、前記昇降台31上に設けた左右一対の持
上げバー33とからなり、この持上げバー33が車41のシャ
ーシ42に下部から当接自在となる。43は車輪を示す。な
お自走台車14の走行や各部の作動装置の作動は電気形式
や油圧形式で行われる。
前記一定経路13の側部には複数の駐車部35が形成され
る。各駐車部35は、前記走行用レール15に直交する一対
の横行用レール36を有し、前記自走台車14は、一定経路
13とは直交する横行経路37上で横行自在となる。そして
各駐車部35には、前輪用と後輪用との一対の車輪受け部
38が形成され、これら車輪受け部38の下方で本体21が横
行自在となる。
る。各駐車部35は、前記走行用レール15に直交する一対
の横行用レール36を有し、前記自走台車14は、一定経路
13とは直交する横行経路37上で横行自在となる。そして
各駐車部35には、前輪用と後輪用との一対の車輪受け部
38が形成され、これら車輪受け部38の下方で本体21が横
行自在となる。
前記駐車場52において、エレベータ3の入出庫口9と両
一定経路13との間には、車41をいずれかの一定経路13に
振分けるトラバーサ45が設けられる。このトラバーサ45
は、一定経路13とは直交状の振分け経路46上をレール47
に案内されて移動自在であり、さらに昇降台5A,5B上の
レール48と両一定経路13の走行用レール15との間で自走
台車14を行き来させるための中継レール49を有する。な
お一定経路13を1条形成としたときにはトラバーサ45を
省略することができる。
一定経路13との間には、車41をいずれかの一定経路13に
振分けるトラバーサ45が設けられる。このトラバーサ45
は、一定経路13とは直交状の振分け経路46上をレール47
に案内されて移動自在であり、さらに昇降台5A,5B上の
レール48と両一定経路13の走行用レール15との間で自走
台車14を行き来させるための中継レール49を有する。な
お一定経路13を1条形成としたときにはトラバーサ45を
省略することができる。
次に上記実施例において駐車場52への入車作業を説明す
る。
る。
入車しようとする車41を運転してきた運転者または管理
人は、管理室11の操作盤12を操作する。この操作は、エ
レベータ3のいずれかの昇降台5A,5Bを地上8側に位置
させるものであり、さらには期間契約車のときには該当
番地に、また一時預り車のときには空番地に、それぞれ
自動的に入車し得るように作業パターンを設定する。
人は、管理室11の操作盤12を操作する。この操作は、エ
レベータ3のいずれかの昇降台5A,5Bを地上8側に位置
させるものであり、さらには期間契約車のときには該当
番地に、また一時預り車のときには空番地に、それぞれ
自動的に入車し得るように作業パターンを設定する。
昇降台5A,5Bが地上8側に達し車出入口7の扉が開動し
た状態で、運転者または管理人は、車41を運転してエレ
ベータ3に乗り込んだのち、車41から降りるとともにエ
レベータ3から出る。そして管理室11の操作盤12をスタ
ート操作することで、まずエレベータ3により車41を、
駐車場52のある階51A,51E,51H〜51Jのうち目的とする階
まで移送する。
た状態で、運転者または管理人は、車41を運転してエレ
ベータ3に乗り込んだのち、車41から降りるとともにエ
レベータ3から出る。そして管理室11の操作盤12をスタ
ート操作することで、まずエレベータ3により車41を、
駐車場52のある階51A,51E,51H〜51Jのうち目的とする階
まで移送する。
入出庫口9の開閉扉を開けたとき、すでにトラバーサ45
が対向して停止している。さらにトラサーバ45の中継レ
ール49上には空の自走台車14が停止しており、また自走
台車14の持上げバー38は下降限にある。この状態で自走
台車14を、中経レール49上からレール48上へと走行させ
て、昇降台5A,5B上に、すなわち車41の下方に位置させ
る。
が対向して停止している。さらにトラサーバ45の中継レ
ール49上には空の自走台車14が停止しており、また自走
台車14の持上げバー38は下降限にある。この状態で自走
台車14を、中経レール49上からレール48上へと走行させ
て、昇降台5A,5B上に、すなわち車41の下方に位置させ
る。
次いで昇降作動部30を作動させ、昇降台31を介して持上
げバー33を上昇させる。これにより持上げバー33がシャ
ーシ42の下面に当接し、このシャーシ42を介して車41の
持上げを行う。次いで自走台車14をレール48上から中継
レール49上へと走行させて、車41をトラバーサ45上に移
す。そしてトラバーサ45が対向している一定経路13に自
走台車14を移すときにはそのままで、また別の一定経路
13に自走台車14を移すときにはトラバーサ45を振分け経
路46上で移動させる。次いで自走台車14を、走行装置24
の作動により中経レール49上から走行用レール15上へと
走行させ、以て一定経路13上で走行させる。
げバー33を上昇させる。これにより持上げバー33がシャ
ーシ42の下面に当接し、このシャーシ42を介して車41の
持上げを行う。次いで自走台車14をレール48上から中継
レール49上へと走行させて、車41をトラバーサ45上に移
す。そしてトラバーサ45が対向している一定経路13に自
走台車14を移すときにはそのままで、また別の一定経路
13に自走台車14を移すときにはトラバーサ45を振分け経
路46上で移動させる。次いで自走台車14を、走行装置24
の作動により中経レール49上から走行用レール15上へと
走行させ、以て一定経路13上で走行させる。
なおトラバーサ45は、その中継レール49の部分をレール
長さ方向(一定経路13と同じ方向)に移動自在として、
走行用レール15やレール48に対して接続分離自在として
いる。
長さ方向(一定経路13と同じ方向)に移動自在として、
走行用レール15やレール48に対して接続分離自在として
いる。
前述のように一定経路13上を走行する自走台車14は、目
的とする番地の駐車部35の側方で停止される。次いで横
行装置28の昇降作動部26を作動させ、横行車輪25を横行
用レール36に当接させるとともに、走行車輪22を走行用
レール15から上方へ離間させる。そして横行駆動装置27
を作動させ、自走台車14を横行経路37上で走行させて車
41を駐車部35に移入させる。次いで車持上げ装置29を逆
作動させて持上げバー33を下降させ、その車輪43を車輪
受け部38に着地させる。その後、自走台車14を一定経路
13上に退出させることで、車41を運転することなく、目
的とする階の駐車場52でかつ目的とする駐車部35に駐車
(入庫)し得る。また逆操作により車41の出車(出庫)
を行える。
的とする番地の駐車部35の側方で停止される。次いで横
行装置28の昇降作動部26を作動させ、横行車輪25を横行
用レール36に当接させるとともに、走行車輪22を走行用
レール15から上方へ離間させる。そして横行駆動装置27
を作動させ、自走台車14を横行経路37上で走行させて車
41を駐車部35に移入させる。次いで車持上げ装置29を逆
作動させて持上げバー33を下降させ、その車輪43を車輪
受け部38に着地させる。その後、自走台車14を一定経路
13上に退出させることで、車41を運転することなく、目
的とする階の駐車場52でかつ目的とする駐車部35に駐車
(入庫)し得る。また逆操作により車41の出車(出庫)
を行える。
なお自走台車14に対する給電や信号授受は、集電形式、
ケーブル形式などで行われる。
ケーブル形式などで行われる。
上記実施例では、たとえば5階51Eの一部を駐車場52と
しているが、これは必要台数の増加に応じて全域を駐車
場52に拡張することができ、さらには他の階の居住部2
の一部または全部を駐車場52に変更することができると
ともに、屋上10を駐車場52にすることもできる。
しているが、これは必要台数の増加に応じて全域を駐車
場52に拡張することができ、さらには他の階の居住部2
の一部または全部を駐車場52に変更することができると
ともに、屋上10を駐車場52にすることもできる。
前記エレベータ3は高層住宅1の内部に設けても外部に
設けてもよく、また第2図の仮想線で示すように複数基
を設けることによって、スピード化、効率化をはかるこ
とができる。
設けてもよく、また第2図の仮想線で示すように複数基
を設けることによって、スピード化、効率化をはかるこ
とができる。
上記実施例では自走台車14を一定経路13に対して直交す
る方向の横行経路37上で移動させているが、これは第7
図に示すように、一定経路13に対して傾斜する方向の横
行経路37上で移動させる駐車パターンも可能である。ま
た各階において駐車場52を二層形式としているが、これ
は一層であってもよく、さらに使用経過に伴って二層に
増設する形式であってもよい。
る方向の横行経路37上で移動させているが、これは第7
図に示すように、一定経路13に対して傾斜する方向の横
行経路37上で移動させる駐車パターンも可能である。ま
た各階において駐車場52を二層形式としているが、これ
は一層であってもよく、さらに使用経過に伴って二層に
増設する形式であってもよい。
上記実施例では各経路13,37,46の部分を凹入形成してい
るが、これは自走台車14の嵩(高さ)を低く形成するこ
とにより、凹入形成することなく、走行面と駐車部35と
を同一の面に、すなわち駐車場52をフラトに形成し得
る。
るが、これは自走台車14の嵩(高さ)を低く形成するこ
とにより、凹入形成することなく、走行面と駐車部35と
を同一の面に、すなわち駐車場52をフラトに形成し得
る。
また第8図に示すように脚55を有するパレット56を利用
したときにも、駐車場52はフラットに形成し得る。
したときにも、駐車場52はフラットに形成し得る。
考案の効果 上記構成の本考案によると、目的とする階の駐車場と車
出入口との間での車の移動は、運転者や管理者が運転
(行き来)することなく行うことができ、これにより駐
車作用を簡素化できるとともに管理者の人員を削減で
き、人災の発生を減少できる。さらに駐車場で車の運転
を行わず、さらに自走台車は電気形式で作動させ得るこ
とから、大気汚染、特に近接階の住人に対する大気汚染
の問題は全く生ぜず、しかも自走台車はさほど音を発生
しないことから騒音の問題も生じないことになる。そし
て自走台車は、走行装置と横行装置とを有することか
ら、全体の構成、制御を簡素化できるとともに、電気配
線なども容易に旋工できる。
出入口との間での車の移動は、運転者や管理者が運転
(行き来)することなく行うことができ、これにより駐
車作用を簡素化できるとともに管理者の人員を削減で
き、人災の発生を減少できる。さらに駐車場で車の運転
を行わず、さらに自走台車は電気形式で作動させ得るこ
とから、大気汚染、特に近接階の住人に対する大気汚染
の問題は全く生ぜず、しかも自走台車はさほど音を発生
しないことから騒音の問題も生じないことになる。そし
て自走台車は、走行装置と横行装置とを有することか
ら、全体の構成、制御を簡素化できるとともに、電気配
線なども容易に旋工できる。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は建
物の一部切欠き正面図、第2図は同一部切欠き平面図、
第3図は駐車場におけ横断平面図、第4は同要部の平面
図、第5図は第4におけるV−V矢視図、第6図はVI−
VI矢視図、第7図は別の実施例を示す概略横断平面図、
第8図は別の実施例を示す要部の正面図である。 1……高層住宅(建物)、2……居住部、3……エレベ
ータ、5A,5B……昇降台、7……車出入口、8……地
上、10……屋上、11……管理室、12……操作盤、13……
一定経路、14……自走台車、15……走行用レール、22…
…走行車輪、24……走行装置、25……横行車輪、28……
横行装置、29……車持上げ装置、33……持上げバー、35
……駐車部、36……横行用レール、37……横行経路、41
……車、42……シャーシ、45……トラバーサ、46……振
分け経路、51A〜51J……階、52……駐車場、56……パレ
ット。
物の一部切欠き正面図、第2図は同一部切欠き平面図、
第3図は駐車場におけ横断平面図、第4は同要部の平面
図、第5図は第4におけるV−V矢視図、第6図はVI−
VI矢視図、第7図は別の実施例を示す概略横断平面図、
第8図は別の実施例を示す要部の正面図である。 1……高層住宅(建物)、2……居住部、3……エレベ
ータ、5A,5B……昇降台、7……車出入口、8……地
上、10……屋上、11……管理室、12……操作盤、13……
一定経路、14……自走台車、15……走行用レール、22…
…走行車輪、24……走行装置、25……横行車輪、28……
横行装置、29……車持上げ装置、33……持上げバー、35
……駐車部、36……横行用レール、37……横行経路、41
……車、42……シャーシ、45……トラバーサ、46……振
分け経路、51A〜51J……階、52……駐車場、56……パレ
ット。
Claims (1)
- 【請求項1】複数階からなる建物の特定の階の全域また
は一部を駐車場とし、この駐車場と車出入口との間で車
を移送するエレベータを設け、前記駐車場には一定経路
上を走行自在な自走台車を設けるとともに、前記一定経
路の側部に複数の駐車部を形成し、前記自走台車は、一
定経路上で走行させる走行装置と、一定経路上と駐車部
との間で横移動させる横行装置とを有し、これら走行装
置と横行装置とのうち少なくとも一方を、昇降作動部を
介して自走台車に取付け、さらに前記自走台車の上部に
車持上げ装置を設けたことを特徴とする駐車場付き建
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989022947U JPH0732779Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 駐車場付き建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1989022947U JPH0732779Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 駐車場付き建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02113666U JPH02113666U (ja) | 1990-09-11 |
JPH0732779Y2 true JPH0732779Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31241521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1989022947U Expired - Lifetime JPH0732779Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 駐車場付き建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0732779Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4827829A (ja) * | 1971-08-11 | 1973-04-12 | ||
JPH0354535Y2 (ja) * | 1987-07-13 | 1991-12-02 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1989022947U patent/JPH0732779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02113666U (ja) | 1990-09-11 |
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