JPH06321339A - チップ状部品供給装置 - Google Patents

チップ状部品供給装置

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JPH06321339A
JPH06321339A JP13687793A JP13687793A JPH06321339A JP H06321339 A JPH06321339 A JP H06321339A JP 13687793 A JP13687793 A JP 13687793A JP 13687793 A JP13687793 A JP 13687793A JP H06321339 A JPH06321339 A JP H06321339A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 扁平形状チップ状部品であっても、部品排出
パイプに一定の姿勢に列べて順次供給を可能とする。 【構成】 バルク状にチップ状部品aを収納する容器1
と、この容器1の底面を貫通するようスライド自在に貫
挿された部品排出パイプ49と、前記容器1と部品排出
パイプ49とを相対的に往復スライドさせる駆動機構と
を備える。部品排出パイプ49は容器の底部に挿入され
た上端面が同パイプの中心軸に対して傾いた傾斜面とな
っており、この上端面に内部通孔49bが開口してお
り、この開口部49aを通るよう傾斜に沿って溝49c
が形成されている。内部通孔49aの横断面形状は、扁
平直方体状のチップ状部品aの端面形状に対応する矩形
であると共に、その上端において上側の溝49cに連な
る縁部はテーパ状となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ状部品をバルク
状に収納した容器から、同チップ部品を部品排出パイプ
に一列に取り出し、送り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化、チップ化が進
み、それに伴い、特に円柱形や角柱形のチップ状電子部
品では、それら部品を容器にバルク状に収容した供給形
態が多用されるようになっている。そして、チップ状電
子部品をプリント基板上に搭載するマウント装置では、
容器にバルク状に収容されたチップ状部品を、容器から
1つずつ取り出して供給するチップ状部品供給装置が使
用される。最近では、円柱形状、角柱形状のチップ部品
のみならず、様々な形状のチップ状部品をバルク形態で
供給することが検討されている。
【0003】バルク状に収容されたチップ状部品を供給
するチップ状部品供給装置としては、上下動するホッパ
ーユニットが一般に知られている。このホッパーユニッ
トは、底面にすり鉢状の勾配を有する容器を用い、この
容器にチップ状部品をバルク状に収容し、容器の底から
収容されたチップ状部品の中に部品排出パイプをスライ
ド自在に挿入し、ケースを上下動させることで、部品排
出パイプにチップ状部品を一列に取り出して供給するも
のである。このような従来のホッパーユニットにおける
部品排出パイプとしては、チップ状部品がその内部の通
孔に入り込みやすいように、上端面を斜めに形成したも
のが一般に使用される。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、前述のよ
うに上端面を斜めに形成しただけの従来の部品排出パイ
プでは、円柱形のチップ状部品や、端面が正方形の角柱
形のチップ状部品をその内部通孔に入り込ませるのが容
易であるが、端面が長方形の扁平直方体状のチップ状部
品を上端の開口部から内部通孔に円滑に入り込ませるこ
とはできない。また、内部通孔にチップ状部品を入り込
ませることができたとしても、内部通孔内でのチップ状
部品の方向性はまちまちとなり、整列させて目的の位置
にチップ状部品を供給することは困難である。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
み、扁平形状チップ状部品であっても、部品排出パイプ
に一定の姿勢に列べて順次供給可能なチップ状部品供給
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明では、
前記の目的を達成するため、バルク状にチップ状部品a
を収納する容器1と、この容器1の底面を貫通するよう
スライド自在に貫挿された部品排出パイプ49と、前記
容器1と部品排出パイプ49とを相対的に往復スライド
させる駆動機構とを有するチップ状部品供給装置におい
て、部品排出パイプ49は容器1の底部に挿入された上
端面が同パイプの中心軸に対して傾いた傾斜面となって
おり、この上端面に内部通孔49bが開口しており、こ
の開口部49aを通るよう少なくともその上側に前記傾
斜面に沿う溝49cを有することを特徴とするチップ状
部品供給装置を提供する。
【0007】この場合において、部品排出パイプ49の
上端面であって、その内部通孔49bの開口部49aよ
りも下側にも溝49cが設けられているのがよい。ま
た、部品排出パイプ49の上端面の溝49cの幅は、扁
平直方体状のチップ状部品aの幅よりも狭く、扁平直方
体状のチップ状部品aの厚さの2倍よりも狭いのがよ
い。さらに、内部通孔49aの横断面形状は、扁平直方
体状のチップ状部品aの端面形状に対応する矩形である
と共に、その上端において上側の溝49cに連なる縁部
はテーパ状となっているのがよい。
【0008】
【作用】前記本発明によるチップ状部品供給装置では、
部品部品排出パイプ49の上端面は傾斜面となっている
ので、同部品排出パイプ49が容器1に対して相対的に
上に移動すると、部品排出パイプ49の上端面付近にあ
る偏平直方体形のチップ状部品aは、その傾斜面に沿っ
て下に滑り落ちようとする。その際、チップ状部品aが
部品排出パイプ49の上端面に設けられた溝49cに嵌
まり込むが、このときチップ状部品aは最も安定した状
態、つまりその長辺部分が溝49cに嵌まり込んだ状態
となる。そして、溝49cに沿って滑り落ち、その途中
にある内部通孔49bの開口部49aから同内部通孔4
9bの中に縦に入り込む。
【0009】なお、部品排出パイプ49の上端面であっ
て、その内部通孔49bの開口部49aよりも下側にも
溝49cが設けられている場合、開口部49aより下側
の溝49cに嵌まり込んだチップ状部品aは、部品排出
パイプ49が容器1に対して相対的に下方に移動する際
に溝49cに沿って部品排出パイプ49の上端面を相対
的に滑り上がり、前記開口部49aから内部通孔49b
に入り込む。
【0010】また、前記溝49cの幅を扁平直方体状の
チップ状部品aの幅よりも狭くすると、チップ部品aの
全体が溝49cに嵌まり込むことがなく、確実にその一
方の長辺側のみが溝49cに嵌まり込む。さらに、前記
溝49cの幅をチップ状部品aの厚さの2倍よりも狭く
することにより、溝49cに複数のチップ状部品aが同
時に嵌まり込んでしまうことがなくなる。
【0011】内部通孔49bの横断面形状を矩形とする
ことにより、その中に収納されたチップ状部品aが何れ
も同じ方向に向いた姿勢で整列供給することができる。
また、内部通孔49aの上端側の上側の溝49cに連な
る縁部がテーパ状となっていることにより、チップ状部
品aが内部通孔49bに入り込みやすく、溝49cに沿
って斜めになった状態から、縦方向の内部通孔49bに
円滑に回転して落し込むことができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
しながら具体的に説明する。本発明が適用されるチップ
状部品のマウント装置全体の概要が図7に示されてい
る。すなわち、チップ状部品をバルク状に収納した容器
1が複数配置され、これにチューブ10を介してエスケ
ープメントである送出部11が接続されている。さら
に、この送出部11の下にディストリビュータ2が配置
されている。
【0013】このディストリビュータ2は、前記送出部
11の下に固定された上側のベース23と、この下に平
行に配置された下側のベース22とを有し、これらのベ
ース22、23の間にチップ状部品を案内、搬送する可
撓性の案内チューブ21が配管されている。この案内チ
ューブ21は、前記送出部11の部品排出口と下側のベ
ース22の通孔(図示せず)とを結ぶよう配管されてい
る。そして、この下側のベース22の通孔は、チップ状
部品を配線基板に搭載しようとする位置に合わせて開設
されており、この通孔の位置は、テンプレート6の収納
凹部61に対応している。
【0014】ベース22の下には、チップ状部品aの回
路基板への搭載位置に合わせて収納凹部61を設けたテ
ンプレート6が挿入され、固定される。このとき、前記
案内チューブ21の下端に通じるベース22の通孔が、
テンプレート6の各々の収納凹部61の上に配設され
る。さらに、ベース22の下にテンプレート6が挿入さ
れたとき、その下にバキュームケース4が当てられ、容
器1から案内チューブ21及び収納凹部61を経て吸気
ダクト5から吸引される空気の流れが形成される。
【0015】テンプレート6の収納凹部61に収納され
たチップ状部品を回路基板bに移動し、搭載するための
部品移載手段が備えられており、この部品移載手段とし
ては、通常ダクト81を介して吸引ポンプ(図示せず)
に接続され、前記収納凹部61から電子部品を吸引して
保持する形式の吸着ユニット8が使用される。例えば、
この吸着ユニット8の下面には、テンプレート6上の収
納凹部61の位置に各々対応して吸着ヘッド(図示せ
ず)が突設され、負圧に維持されたその先端部にチップ
状部品を吸着、保持する。回路基板bは、コンベア7等
の搬送手段によって搬送され、一旦吸着ユニット8の真
下で位置決め、停止された後、次に送られる。
【0016】このようなチップ状部品マウント装置に用
いられる本発明の実施例による部品供給装置が図5及び
図6に示されている。この部品供給装置は、底面にすり
鉢状の勾配を有し、チップ状部品aがバルク状に収納さ
れる容器1が複数備えられ、図5では、その1つが示さ
れている。この容器1の底面が最も低くなった中央部に
縦に通孔が開設され、この通孔から部品排出パイプ49
の上端がスライド自在に嵌め込まれ、同パイプ49の上
端が容器1の中に挿入されている。図示の場合、部品排
出パイプ49は、容器1の中心軸にほぼ一致するよう挿
入され、その上端面は斜となっている。
【0017】前記ベース部材35の底面中央部から突設
されたスライド部材37がガイド部材36の凹部にスラ
イド自在に嵌合している。また、前記容器1の上部にア
ーム45が取り付けられ、このアーム45に、ブラケッ
ト46を介して上下駆動機構(図示せず)が連結され
る。これにより、前記ガイド部材36に案内されて、容
器1が上下に往復駆動される。
【0018】前記部品排出パイプ49の下端には、ディ
ストリビュータ2の案内パイプ21に通じる部品搬送パ
イプ10へチップ状部品aを1つずつ逃がすエスケープ
メント機構が設けられている。すなわち、前記部品排出
パイプ49の下端の下に分離スライダ54が配置され、
この分離スライダ54は、その下のフレーム35に図5
において左右方向にスライド自在に支持されている。さ
らに、フレーム35には、部品搬送パイプ10が連結さ
れいる。前記分離スライダ54の上端面に凹部が形成さ
れ、この凹部に前記部品排出パイプ49の下端が配置さ
れ、この部品排出パイプ49の下端をストッパとして、
分離スライダ54が図1において所定のストロークで左
右に移動できるようになっている。
【0019】この分離スライダ54の前記凹部の一方の
端にチップ状部品aが1つだけ入る深さの貫通孔54a
が設けられている。また、この分離スライダ54にエア
シリンダ等のアクチュエータ62が連結されると共に、
分離スライダ54と前記ガイド部材37の下部との間に
バネ58が係装されている。このアクチュエータ62と
バネ58との作用により、分離スライダ54は、フレー
ム35に案内されて、図5において左右にスライドす
る。そのスライドするストロークは、前記貫通孔54a
が部品排出パイプ49の下端開口部の直下にある位置
と、フレーム35に連結された部品搬送パイプ10の上
端開口部の真上の位置との間である。
【0020】このようなチップ状部品供給装置を用いて
供給するチップ状部品aの外観の例を図4に示してあ
る。このチップ状部品aは、ほぼ直方体であるが、その
厚みHは、長さL及び幅Wに比べて小さく、偏平形をな
している。このようなチップ状部品aを供給するのに好
適な本発明によるチップ状供給装置では、部品排出パイ
プ49の上端が例えば、図1に示すような形状となって
いる。
【0021】図1から明らかなように、部品排出パイプ
49は、外周が円形で、その上端面は傾斜面となってい
る。この部品排出パイプ49の内部には、その軸方向に
チップ状部品aの形状に対応した横断面が長方形の内部
通孔49bを有している。この内部通孔49aは、部品
排出パイプ49の中心軸からややずれて設けられてお
り、その上端の開口部49aは、部品排出パイプ49a
の上端面の中央より傾斜に沿ってやや下側寄りの位置に
開口している。
【0022】この部品排出パイプ49の上端面には、前
記開口部49aを通るように、約60度の交差角を有す
るV字状の溝49cが状端面の傾斜に沿って直線状に形
成されている。この溝49cの幅は、チップ状部品aの
幅Wよりも狭く、チップ状部品aの厚さHの2倍よりも
狭くなるように設けるのがよい。また、内部通孔49b
の上端部の上方の溝49cに連なる周面は、開口部49
aが広くなるようにテーパを有している。内部通孔49
bの上端開口部は溝49cに沿って長い矩形であり、そ
の短辺の長さは、溝49cの幅よりも広くなっている。
さらに、溝49cと開口部49aとの角部を含む部品排
出パイプ49の上端面に表れる角部には、何れも面取り
施されている。
【0023】この部品供給装置では、図5に矢印で示す
容器1の上下動に伴い、その中に収納されたチップ状部
品aが部品排出パイプ49の中に縦に一列になって取り
出される。ここの場合に、既に述べたように、部品排出
パイプ49の上端面は傾斜面となっているので、同部品
排出パイプ49が容器1に対して相対的に上に移動する
と、部品排出パイプ49の上端面付近にある偏平直方体
形のチップ状部品aは、その傾斜面に沿って下に滑り落
ちようとする。その際、チップ状部品aの一部が部品排
出パイプ49の上端面に設けられた溝49cに嵌まり込
む。
【0024】いま、チップ状部品aが図2で示すよう
に、その一端側が開口部49aより上側の溝49cに嵌
まり込んだとする。この状態のチップ状部品aは、傾斜
している溝49aの上に立った姿勢であるため、不安定
である。そのため、図2(b)に矢印で示すようにチッ
プ状部品aが倒れ、最も安定した状態、つまりその長辺
部分が溝49cに嵌まり込んだ状態となる。そして、こ
のチップ状部品aは溝49cに沿って滑り落ち、その途
中にある内部通孔49bの開口部49aでテーパ面に沿
って回転し、その一端側からから内部通孔49bの中に
入り込み、下方へ落下する。
【0025】また、部品排出パイプ49の上端面の内部
通孔49bの開口部49aよりも下側の溝49cにチッ
プ状部品aが嵌まり込んだ場合も、チップ状部品aは部
品排出パイプ49が容器1に対して相対的に下方に移動
する際に、溝49cに沿って部品排出パイプ49の上端
面を滑り上がり、前記開口部49aから内部通孔49b
に入り込む。なお、図示の実施例では、開口部49a
は、部品排出パイプ49の上端面の傾斜に沿ってその下
側寄りに開口しているので、開口部49aより上側の溝
49cを長くし、下側の溝49cを短くすることができ
る。これにより、チップ状部品aが上側の溝49cに沿
って開口部49aから内部通孔49bに入り込み易く、
チップ状部品aの内部通孔49aへの入り込みが円滑に
行われる。
【0026】また、溝49cが直線状に形成されている
ので、チップ状部品aが溝49cに沿って円滑に滑り落
ちる。溝49cをV字状溝とすると、偏平立方体形状の
チップ状部品aが溝49cの両面に沿って斜めになった
状態で溝49cに沿って滑り落ち、開口部49aから内
部通孔49bに入り込む。このため、チップ状部品aが
内部通孔49bに入り込む際に、チップ状部品aが開口
部49aの縁でほぼ点接触状態でその向きを縦方向に変
えるので、チップ部品aを容易に内部通孔49bに入り
込ませることができる。
【0027】さらに、前記溝49cの幅を扁平直方体状
のチップ状部品aの幅よりも狭くしているため、チップ
部品aの全体が溝49cに嵌まり込むことがなく、確実
にその一方の長辺側のみが溝49cに嵌まり込む。ま
た、前記溝49cの幅をチップ状部品aの厚さの2倍よ
りも狭くしていることにより、溝49cに複数のチップ
状部品aが同時に嵌まり込んでしまうこともなくなる。
内部通孔49bの横断面形状はチップ状部品aの端面形
状に対応した矩形であり、従って、その中に入り込んだ
チップ状部品aは、何れも同じ方向に向いた姿勢で下方
へ落ちていく。
【0028】このようにして、部品排出パイプ49の内
部通孔49bに沿ってチップ状部品aが縦に連なって下
方へ排出される状態において、図5に示すアクチュエー
タ62の動作により、分離スライダ54が右方向にスラ
イドし、図5に示すように、その貫通孔54aが部品排
出パイプ49の真下の位置に移動すると、部品排出パイ
プ49から貫通孔54aの中に1つのチップ状部品aが
収納される。次に、アクチュエータ62及びバネ58の
作動により、分離スライダ54が左方向にスライドし、
その貫通孔54aがフレーム35に連結された部品搬送
パイプ10の上端の真上に移動すると、1つのチップ状
部品aが部品搬送パイプ10に落し込まれ、そのチップ
状部品aが同パイプ10に沿って所定の位置に供給され
る。次に、分離スライダ54が図5に示す元の位置に復
帰し、以下同様の動作が繰り返される。これにより、チ
ップ状部品aが1個ずつ繰り返し部品搬送パイプ10か
ら送り出される。
【0029】図3は、部品排出パイプ49の上端面の他
の形状の例を示すものである。図3(a)では、部品排
出パイプ49の上端面の溝49cがV字形ではなく、底
面が平坦な逆台形の溝となっており、同図(b)では、
部品排出パイプ49の上端面の溝49cが半円形の溝と
なっている。何れの場合も、前記実施例と概ね同様の動
作が確保される。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、扁
平角柱状のチップ状部品であっても、ばら積み状態から
所定の姿勢で整列された状態で供給できるようになり、
そのようなチップ状部品の自動供給を図れるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるチップ状部品供給装置の
部品排出パイプの上端を示す要部斜視図とそのB−B線
断面図である。
【図2】同部品供給装置の部品排出パイプの上端面での
チップ状部品の動きを示す縦断正面断面図と縦断側面断
面図である。
【図3】同部品供給装置の部品排出パイプの上端の他の
形状の例を示す縦断正面断面図である。
【図4】同部品供給装置で供給されるチップ状回路部品
の例を示す外観斜視図である。
【図5】同チップ状部品供給装置の容器とエスケープメ
ント機構部分を示す要部縦断側面図である。
【図6】同チップ状部品供給装置の容器とエスケープメ
ント機構部分を示す要部分解斜視図である。
【図7】同チップ状部品供給装置が使用されるチップマ
ウンタの概略斜視図である。
【符号の説明】
10 部品搬送パイプ 49 部品排出パイプ 49a 部品排出パイプの内部通孔の開口部 49b 部品排出パイプの内部通孔 49c 部品排出パイプの上端面の溝 54 分離スライダ 54a 分離スライダの貫通孔 62 アクチュエータ a チップ状部品

Claims (5)

    【整理番号】 0050286−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルク状にチップ状部品(a)を収納す
    る容器(1)と、この容器(1)の底面を貫通するよう
    スライド自在に貫挿された部品排出パイプ(49)と、
    前記容器(1)と部品排出パイプ(49)とを相対的に
    往復スライドさせる駆動機構とを有するチップ状部品供
    給装置において、部品排出パイプ(49)は容器(1)
    の底部に挿入された上端面が同パイプ(49)の中心軸
    に対して傾いた傾斜面となっており、この上端面に内部
    通孔(49b)が開口しており、この開口部(49a)
    を通るよう少なくともその上側に前記傾斜面に沿う溝
    (49c)を有することを特徴とするチップ状部品供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1のチップ状部品供給装置に
    おいて、部品排出パイプ(49)の上端面であって、そ
    の内部通孔(49b)の開口部(49a)よりも下側に
    も溝(49c)が設けられていることを特徴とするチッ
    プ状部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2のチップ状部品供
    給装置において、部品排出パイプ(49)の上端面の溝
    (49c)の幅は、扁平直方体状のチップ状部品aの幅
    よりも狭いことを特徴とするチップ状部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1〜3の何れかのチップ状部
    品供給装置において、部品排出パイプ(49)の上端面
    の溝(49c)の幅は、扁平直方体状のチップ状部品
    (a)の厚さの2倍よりも狭いことを特徴とするチップ
    状部品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜4の何れかのチップ状部
    品供給装置において、内部通孔(49a)の横断面形状
    は、扁平直方体状のチップ状部品(a)の端面形状に対
    応する矩形であると共に、その上端において上側の溝
    (49c)に連なる縁部はテーパ状となっていることを
    特徴とするチップ状部品供給装置。
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