JPH06320794A - プリントヘッドの駆動方法 - Google Patents

プリントヘッドの駆動方法

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JPH06320794A
JPH06320794A JP11027193A JP11027193A JPH06320794A JP H06320794 A JPH06320794 A JP H06320794A JP 11027193 A JP11027193 A JP 11027193A JP 11027193 A JP11027193 A JP 11027193A JP H06320794 A JPH06320794 A JP H06320794A
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JP11027193A
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Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ドット長の変化を抑制する。 【構成】 1ライン分のデータが入力された場合には、
これをRAMに記憶し、次の1ライン分の入力の際に、
記憶されている1ライン分のデータを読み出して印字を
行う。ここで、1ラインの印字の際に、印字データを2
0回読み出す。すなわち、STOUT信号に示すよう
に、基本印字、補正印字4回、基本印字という印字サイ
クルを4回行う。なお、基本印字は基本パルスの長さの
印字であり、4回の補正印字はその長さの比が8、4、
2、1である4つの補正パルスの長さの印字である。こ
のため、4ビットの補正データの各ビットの1、0で補
正パルスによる印字を行うか否かを決定することで補正
印字が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドット毎の印字データ
により、印字を行うプリントヘッド、特にそのドット毎
の印字むらの補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーマルプリンタやLEDプ
リンタが利用されており、これらのプリンタにおいて
は、印字ドット毎の「1」、「0」のデータに応じて、
印字が行われる。例えば、LEDプリンタにおいては、
1行分のドット数に応じてLEDが整列配置され、印字
データに応じてLEDに通電することによって印字が行
われる。
【0003】このようなLEDプリンタにおいては、L
EDの特性の相違等に基づいて、LEDヘッドの光量ば
らつきが生じ、印字濃度(印字強度特性)にばらつきが
発生する。このため、光量のばらつきを補正する手法が
各種提案されている。
【0004】例えば、特公平2−43634号公報で
は、LED光量のばらつきに対応する補正データをPR
OMに記憶しておき、この補正データに基づいて、発光
時間を制御することが示されている。これによって、L
EDの光量ばらつきを補正して、ばらつきのない印字を
行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、各印字ドットのドット長が変化してしまうという問
題点があった。すなわち、LEDからの光によって印字
ドットが書き込まれる感光ドラムは、LEDの発光時間
中も移動している。このため、LEDの発光時間を変更
すると、これによってドット長が変化する。
【0006】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、時間を変更してもドット
長の変化しないプリントヘッドの駆動方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の印字要
素の駆動してドット毎の印字を行うと共に、各印字要素
の駆動時間を制御して印字むらを補正するプリントヘッ
ドの駆動方法であって、所定長さの基本パルスに基づい
て印字要素を駆動して印字を行う基本印字工程と、各印
字要素の印字強度特性に応じて定められる長さの補正パ
ルスに基づいて印字要素を駆動して印字を行う補正印字
工程と、を含み、1つのドットの印字において、上記基
本印字工程および補正印字工程を複数回繰り返すことを
特徴とする。
【0008】また、1つのドットの印字の最後に基本印
字工程を実施することを特徴とする。
【0009】また、上記補正印字工程における補正パル
スの長さは、補正データに基づいて決定され、この補正
データは複数ビットのバイナリデータであり、補正パル
スは補正データの各ビットに対応した長さの単位補正パ
ルスの組み合わせて構成され、順次送られてくる補正デ
ータの各ビットのデータに応じて単位補正パルスを出力
を制御することを特徴とする。
【0010】
【作用】このように、本発明によれば、印字データその
ままの印字および補正データによる印字を1つのドット
の印字に対し複数回行う。従って、補正データによる印
字のあるなしによるドット長の変化等を効果的に防止す
ることができる。また、補正データによる印字を印字デ
ータのみによる基本印字によって挟み込むことによっ
て、ドット長の変化を確実に抑制することができる。さ
らに、補正データを複数の単位補正パルスによる印字に
分けることにより、特に効果的に印字を行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明を実施するプリントヘッ
ドの要部構成を示すブロック図である。印字データであ
るDATA1は、1行分のドットデータとしてシリアル
入力されてくる。この例では、1行が、2560ドット
であるため、2560個の「1」、「0」が入力されて
くる。そして、このDATA1は、シリアルパラレル変
換器10に入力され、8ビットのパラレルデータに変換
される。変換されたデータは、データセレクタ12を介
し、RAM2又はRAM3に入力される。RAM2、R
AM3は、それぞれ2560ビットのデータを記憶でき
るものであり、この例では320ワード×8ビット=2
560ビットの構成を有している。データセレクタ12
から入力されるデータは、D0〜D7のデータ入力端子
から入力される。また、このRAM2、RAM3は、ア
ドレス端子A0〜A8に入力される値によってアクセス
アドレスが決定される。さらに、RAM2、RAM3
は、反転WE端子を有しており、ここへの入力がLレベ
ルであった場合に、書き込み可能となる。また、反転C
E端子は、常にアースに接続されているため、このRA
M2、RAM3は常にアクセス可能な状態となってい
る。
【0012】また、印字データの1行分の切れ目を示す
信号TOGGLEがトグルFF14に入力される。そこ
で、このトグルFF14は、1行分のデータが入力され
る度に、HとLを繰り返す信号となる。そして、このト
グルFF14からの信号がスイッチ16に入力され、こ
のスイッチ16はRAM2、RAM3の反転WE端子に
相補的な信号を送る。そこで、RAM2又はRAM3の
いずれかの反転WE端子にLの信号が入力され、RAM
2又はRAM3のいずれか一方が書き込み可能状態とな
り、他方が読み出し状態となる。
【0013】さらに、トグルFF14からの信号はデー
タセレクタ12に接続されており、データセレクタ12
は、トグルFF14からの信号に応じて、データ書き込
み可能となっているRAM2、又はRAM3にシリアル
パラレル変換器10から入力されてくる印字データを入
力する。
【0014】また、印字データDATA1のシリアル入
力に同期したクロック信号CLK1がライトカウンタ1
8に入力される。従って、このライトカウンタ18は、
印字データの入力タイミングに応じたカウント値を有す
る。そして、このカウント値によってRAM1、RAM
2の書き込みアドレスを指定するが、上述のようにRA
M2、RAM3は8ビット毎のアドレスを有しており、
ここに入力されるデータは8ビットのパラレルデータで
ある。そこで、ライトカウンタ18はCLK1のカウン
トによって、印字データが8個入力されるたびに1イン
クリメントするものとなっている。
【0015】そして、このライトカウンタ18のカウン
ト値は、アドレスセレクタ20を介しRAM2又はRA
M3のアドレス端子に入力される。すなわち、アドレス
セレクタ20には、トグルFF14からの信号が供給さ
れており、ライトカウンタ18からのカウント値をデー
タ書き込み用となっているRAM2又はRAM3に供給
する。このようにして、DATA1から入力される印字
データがRAM2又はRAM3に1行分ずつ交互に書き
込まれることとなる。
【0016】また、読み出しタイミングを決定するクロ
ックであるCLK2が、リードカウンタ22に入力され
る。リードカウンタ22は、アドレスセレクタ20を介
しRAM2又はRAM3に接続されており、読み出し用
となっているRAM2又はRAM3にリードカウンタ2
2のカウント値が供給され、そのアドレスのデータが読
み出される。また、RAM2及びRAM3のデータ端子
には、データセレクタ24が接続されており、このデー
タセレクタ24はトグルFF14からの信号によって切
り替えられる。すなわち、このデータセレクタ24は、
RAM2又はRAM3のうち読み出し用となっているも
のを選択し読み出されたデータをデータ端子D0〜D7
に出力する。このようにして、RAM2又はRAM3の
いずれか一方に印字データを書き込み他方から書き込ま
れている印字データを読み出すことができる。
【0017】ここで、RAM2、RAM3からのデータ
の読み出しは、四分割して行う。すなわち、RAM2、
RAM3の320ワードについて四分割し、80ワード
毎のブロックを形成しておく。そして、リードカウンタ
22からの0の供給によって、0〜7、80〜87、1
60〜167、240〜247の番地のデータを読み出
し、パラレルシリアル変換回路26a、26b、26
c、26dに供給する。次に、リードカウンタ22の出
力に応じ、RAMから8〜15、88〜95、168〜
175、248〜255のアドレスのデータをそれぞれ
パラレルシリアル変換回路26a〜26dに入力する。
なお、このような入力アドレスと読み出しアドレスの関
係は、所定のデコーダ等によって達成できる。このよう
にしてリードカウンタ22の0〜79のアドレス指定に
より、RAM2またはRAM3の2560ビットのデー
タが読み出される。
【0018】また、このRAM2,RAM3から読み出
されるデータは、8ビットのデータであるため、パラレ
ルシリアル変換回路26a〜26dは、それぞれシリア
ルデータに変換して、アンドゲート28a〜28dにそ
れぞれ供給する。従って、このアンドゲート28a〜2
8dは、それぞれ0〜639、640〜1279、12
80〜1919、1920〜2555ドットに対応する
印字データを順次受け入れることとなる。
【0019】一方、RAM1には、2560個のLED
における発光量のばらつきを補正するための補正データ
が記憶されている。この補正データは、4ビットのデー
タであり、一つのドットについて16段階の補正値が記
憶されている。そして、RAM1は、図2に示すよう
に、補正データをMSB、3ビット目、2ビット目、L
SBの4つに分けてそれぞれ別に記憶している。すなわ
ち、補正データは、データラインDATA2から、シリ
アルデータとして、MSB、3ビット目、2ビット目、
LSBの順でそれぞれ2560個ずつ入力されてくる。
そして、シリアルパラレル変換回路30が、これを8ビ
ットのデータに変換しRAM1に記憶する。一方、ライ
トカウンタ32にはCLK2が入力されており、補正デ
ータの入力に同期したカウントを行う。そして、このラ
イトカウンタ32のカウント値はアドレスセレクタ34
を介しRAM1に供給される。そして、このライトカウ
ンタ32にカウント値で特定されるアドレスにデータが
書き込まれる。
【0020】なお、LEDの補正データは、LEDヘッ
ドのそれぞれのLEDについて製品作成時に検査を行
い、その検査結果に基づいて所定のROMに書き込んで
おく。そして、電源投入時に、このROMから補正デー
タを読み出しDATA2よりRAM1に入力する。
【0021】一方、補正データの読み出しは、リードカ
ウンタ36のアドレス指定によって行う。すなわち、リ
ードカウンタ36のアドレス値がアドレスセレクタ34
を介しRAM1のアドレス端子に入力される。そこで、
アクセスされたアドレスのデータがRAM1のデータ端
子から読み出され、これがデータセレクタ36に供給さ
れる。ここで、このデータセレクタ36にはリードカウ
ンタ36からの値が入力されており、データセレクタ3
6は、RAM1の呼び出しデータの中から4つの値を順
次選択して出力する。すなわち、読み出された2560
の印字ドットの0〜7、640〜647、1280〜1
287、1920〜1927についての補正データのM
SBを順次選択して出力し、次のタイミングでは、8〜
15、641〜655、1288〜1285、1928
〜1935の補正データのMSBデータを順次出力す
る。これによってRAM2又はRAM3から読み出され
るデータとこれに対応するデータがRAM1から読み出
されることとなる。
【0022】そして、データセレクタ36からの出力
は、オアゲート38a〜38dを介しアンドゲート28
a〜28dに入力される。従って、RAM2又はRAM
3から読み出された各LED2560個に対する印字デ
ータとこのLEDについての補正データのアンドが28
a〜28dにおいて取られ、補正されたデータがDOU
T1〜DOUT4から出力される。また、補正データは
4ビットであり、MSBの読み出した終わった場合に
は、順次3ビット目、2ビット目、LSBのデータを同
様に読み出す。
【0023】一方、オアゲート38a〜38dには、補
正ON/OFF信号発生器40からのPATH信号が供
給されている。そこで、この補正ON/OFF信号発生
器40からのPATH信号がHであった場合には、オア
ゲート38a〜38dの出力はHに固定される。そこ
で、このときにはアンドゲート28a〜28dから単に
印字データだけがそのまま出力される。一方、補正ON
/OFF信号発生器40からのPATH信号がLであっ
た場合には、データセレクタ36から出力される補正デ
ータがアンドゲート28a〜28dに供給され、印字デ
ータと補正データのアンドの結果がここから出力され
る。
【0024】ここで、クロックジェネレータ42は、パ
ラレルシリアル変換回路26a〜26dからの出力のタ
イミングを示すクロックを発生するものであり、リード
カウンタ36は、このクロックジェネレータ42からの
信号をカウントして読み出しアドレスを決定する。そし
て、このクロックジェネレータ42からの出力は、アン
ドゲート44を介しリードカウンタ22に入力される。
そして、このアンドゲート44には、補正ON/OFF
信号発生器40からのPATH信号も入力されている。
そして、PATH信号は、反転されてアンドゲート44
に入力される。そこで、PATH信号がLの場合はクロ
ックジェネレータ42からの信号は出力されない。そこ
で、この場合にはリードカウンタ36のカウントが中止
され、補正データの出力が中止される。
【0025】このようにして、PATH信号のH出力に
よって、補正データの出力を禁止することができる。従
って、この状態で、印字データのみの印字を行い、PA
TH信号のL出力によって補正データと印字データのア
ンド処理の結果の信号を出力することができる。
【0026】次に、アンドゲート28a〜28dの出力
を受け、LEDの発光を制御するドライブ回路を図2に
示す。このように、入力されてくるDOUT1〜DOU
T3のデータは、これを受け入れ記憶する4つのシフト
レジスタ60a〜60dに入力される。なお、このシフ
トレジスタ60a〜60dに入力される信号は、RAM
1,2,3の読出しクロックと同期していなければなら
ない。このため、これらシフトレジスタ60a〜60d
には、CKOUTが供給されている。そこで、図1にお
けるアンドゲート28a〜28dから出力される信号
が、4つのシフトレジスタ60a〜60dのそれぞれに
入力され、1ライン分の印字データがここに記憶される
こととなる。
【0027】そして、シフトレジスタ60a〜60dに
記憶された印字データは、1ライン分のデータが揃った
段階で発せられるLAOUT信号によってラッチ回路6
2に記憶される。このラッチ回路62は、ナンドゲート
64を介しFET66のゲートに接続されている。そし
て、このFET66の一端が電源VDDに接続され、他
端がLED68に接続されている。そして、ナンドゲー
ト64、FET66、LED68は、1ライン分のドッ
トに対応した数だけ設けられている。そこで、ラッチ6
2に記憶されている1ライン分のデータに対応してFE
T66がオンオフし、対応するLED68が発光する。
なお、ナンドゲート64には、STOUT信号が供給さ
れ、このSTOUT信号がハイになっている期間だけF
ET66に電流が流通され、LED68が発光される。
【0028】次に、この実施例の全体動作について図4
のタイミングチャートに基づいて説明する。印字データ
は、1ライン分毎にシリアルデータとして出力され、D
IN1ラインから送られてくる。そして、この時のデー
タのクロックがCLK信号であり、印字データと共にこ
のクロック信号が供給される。また、1ライン分のデー
タの終了時に1つのパルスを有するSTART(TOG
GLE)信号も入力されてくる。そして、この1ライン
分の印字データは、RAM2またはRAM3に記憶され
る。すなわち、CLK信号によってライトカウンタ18
がカウントを開始し、このカウント値に応じてRAM2
またはRAM3のいずれか1つのRAMが選択され、そ
のRAMにおけるライトカウンタ18のカウント値で特
定されるアドレスに印字データが書き込まれる。
【0029】一方、この書き込みが行われている間に、
他のRAMからは印字データの読み出しが行われる。す
なわち、読み出し側のRAM2または3からCKOUT
により印字データが読み出される。ここで、CKOUT
の出力開始と同時に、PATH信号が所定期間だけHと
なる。このPATH信号は補正ON/OFF信号発生回
路40の出力であり、このPATH信号がHの期間は、
1ライン分のデータの読出しが終了するまでの期間であ
る。なお、PATH信号は、リードカウンタ40の値が
所定値に達した際に立ち下げるようにすると良い。
【0030】そして、CKOUTにより1ライン分のデ
ータの出力が終った段階でLAOUT信号にパルスが出
力され、この信号によって図3におけるラッチ62に1
ライン分のデータがラッチ62にラッチされる。そし
て、このような動作はDIN1ラインからの1ライン分
の印字データの入力に対し20回行われる。一方、RA
M1からのデータ読出しは、印字データ記憶部2からの
読出しと同一の読出しクロックCKOUTによって行わ
れるが、RAM1からの読出しの場合には、PATH信
号がHの場合に、読出しが禁止されている。すなわち、
図4に示すように、1回目、6回目、11回目、16回
目の印字データの読出しの際には、補正データの読出し
が行われない。そこで、この1、6、11、16回目の
印字データはそのままシフトレジスタ60a〜60dに
記憶され、これに応じた基本印字が行われる。
【0031】一方、2〜5、7〜10、12〜15、1
7〜20回目の読出しの際には、図1におけるアンドゲ
ート28a〜28dにおいてRAM1から読み出された
補正データと印字データのアンドがとられる。そして、
RAM1からの読出しは、印字データの2回目の読出し
に対し、図2に示すデータ記憶アドレス0〜639に記
憶されているNo.0ドット〜No.2559ドットま
での補正データのMSBのデータが出力される。従っ
て、アンドゲート28a〜28dにおいては、それぞれ
対応するドットの印字データと対応するドットの補正デ
ータのMSBのアンドがとられる。そして、3回目の印
字データの読み出し、すなわち2回目の補正データの読
出しの際には、補正データの3ビット目、4回目の印字
データの読出しの際には補正データの2ビット目、5回
目の印字データの読出しの際には、補正データのLSB
のデータがそれぞれ読み出され、それぞれ対応する印字
データとアンド処理されてこれがLED駆動回路に供給
される。そして、基本印字、4回の補正印字、基本印字
のサイクルを4回繰り返す。
【0032】LED駆動回路のナンドゲート14に供給
されるSTOUT信号は、印字データの1回目及び6回
目の読出しに対応した際には、基本的な印字分の長さを
有するパルス(基本パルス)であり、2回目から5回目
に対しては、その長さが順次2分の1になる長さとなっ
ている。従って、補正データの4ビットに対応して、そ
れぞれの長さの電流供給が行われる。そこで、補正デー
タ4ビットによって0〜15の大きさの値が決定され、
これに対応した長さの電流供給が行われる。そこで、も
ともと発光量の大きなLED68に対しては、補正デー
タが小さくセットされ、これに応じて短い時間の発光が
行われ、光量の少ないLED68に対しては、補正デー
タとして大きな値がセットされ、これに応じて長い時間
の補正データによる発光が行われる。
【0033】ここで、6回目の印字データの読出しによ
る印字を行うのは、印字におけるドット長を同一にする
ためである。すなわち、LED68が発光している間に
も、感光ドラムは移動しており、発光の時間が異なれ
ば、感光している位置も異なることとなる。従って、基
本印字の後に補正データによる印字を行えば、補正デー
タの値によってドット長が変化することになる。ところ
が、本実施例によれば、6回目に補正データによらない
基本印字を行うとともに、これを4回繰り返す。そこ
で、時間的な補正によっても、ドット長を同一とでき、
鮮明なドットを生成することができる。
【0034】なお、BUSY信号がHの間は、データが
セット中であることを示しており、この期間は次のデー
タのセットのための信号、例えばSTART信号の出力
はしない。また、STOUTの出力は、このBUSY信
号を見てタイミングをとっている。
【0035】通電時間(パルス幅)で光量ばらつき補正
を行う場合、印字ドットの副操作方向(感光ドラムの移
動方向)の長さが大きく変わったり、印字ドットの補正
部シャープさが欠けたりする。
【0036】例えば、印字密度300DPI、印字周期
2.1msec、最大補正パルス幅0.62msecの
条件で印字を行った場合、感光ドラムが走行しているた
め、補正パルスのないときのドットサイズが縦×横=8
4.7μm×84.7μm(ここで、84.7μm=2
5.4mm/300)であれば、補正パルスによって縦
のサイズが、 84.7μm×0.62msec/2.1msec=2
5μm だけ長くなってしまう。
【0037】一方、本実施例によれば、印字データのみ
の印字、補正データの印字を4回繰り返すため、印字ド
ット長は補正データによる印字のあるなしではほとんど
影響を受けない。特に、1ドットの印字を20回の印字
データの読み出しに基づく印字とするため、補正データ
のあるなしによる影響はほとんど無視できる。ここで、
このような多数回の印字を可能とするため本実施例で
は、印字データの読み出しを並列読み出しとしている。
このような並列読み出しにより、読み出しスピードを早
くでき、多数回の読み出しが可能となる。なお、この例
における1ラインの印字は2.1msecであり、1回
(基本印字2回、補正印字4回)の印字は0.505m
secである。
【0038】さらに、4回の印字は、常に基本パルスに
よる印字が最初と最後に配置され、その間に補正パルス
による印字がある。このため、基本パルスによる印字に
よって所定間隔の印字が維持され、ドット長が保持され
ると共に補正データに基づく印字のあるなしによる1ド
ット中の印字強度の変化も抑制することができる。
【0039】なお、上述の説明においては、LEDプリ
ンタについてのみ説明したが、サーマルプリンタ、LE
Dプリンタ、プラズマディスプレイなどの電流制御にも
本実施例の装置を利用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字データそのままの印字および補正データによる印字
を1つのドットの印字に対し複数回行う。従って、補正
データによる印字のあるなしによるドット長の変化等を
効果的に防止することができる。特に、補正データによ
る印字を印字データのみによる印字によって挟み込むこ
とによって、ドット長の変化を確実に抑制することがで
きる。さらに、補正データを複数回に分けて印字するこ
とにより、効果的に印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】RAM1の構成を示す説明図である。
【図3】LEDの駆動回路の構成を示す図である。
【図4】印字動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,2,3 RAM 12,24,36 データセレクタ 28a〜28d アンドゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字要素の駆動してドット毎の印
    字を行うと共に、各印字要素の駆動時間を制御して印字
    むらを補正するプリントヘッドの駆動方法であって、 所定長さの基本パルスに基づいて印字要素を駆動して印
    字を行う基本印字工程と、 各印字要素の印字強度特性に応じて定められる長さの補
    正パルスに基づいて印字要素を駆動して印字を行う補正
    印字工程と、 を含み、 1つのドットの印字において、上記基本印字工程および
    補正印字工程を複数回繰り返すことを特徴とするプリン
    トヘッドの駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 1つのドットの印字の最後に基本印字工程を実施するこ
    とを特徴とするプリントヘッドの駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の方法において、 上記補正印字工程における補正パルスの長さは、補正デ
    ータに基づいて決定され、 この補正データは複数ビットのバイナリデータであり、
    補正パルスは補正データの各ビットに対応した長さの単
    位補正パルスの組み合わせて構成され、順次送られてく
    る補正データの各ビットのデータに応じて単位補正パル
    スを出力を制御することを特徴とするプリントヘッドの
    駆動方法。
JP11027193A 1993-05-12 1993-05-12 プリントヘッドの駆動方法 Pending JPH06320794A (ja)

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JP11027193A JPH06320794A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 プリントヘッドの駆動方法

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JP11027193A JPH06320794A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 プリントヘッドの駆動方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194661A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 書込制御装置

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JP2011194661A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 書込制御装置

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