JP2781859B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2781859B2
JP2781859B2 JP6121892A JP6121892A JP2781859B2 JP 2781859 B2 JP2781859 B2 JP 2781859B2 JP 6121892 A JP6121892 A JP 6121892A JP 6121892 A JP6121892 A JP 6121892A JP 2781859 B2 JP2781859 B2 JP 2781859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
print data
line
image forming
drive signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6121892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05221021A (ja
Inventor
俊次 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP6121892A priority Critical patent/JP2781859B2/ja
Publication of JPH05221021A publication Critical patent/JPH05221021A/ja
Priority to US08/674,590 priority patent/US5671002A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2781859B2 publication Critical patent/JP2781859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はLEDプリントヘッドや
サーマルヘッド等の画像形成装置に関し、特に階調印画
の実現に関する。
【0002】
【従来技術】画像形成装置としては、LEDプリントヘ
ッドや、サーマルヘッド、液晶シャッタアレイプリント
ヘッド、ELプリントヘッド、プラズマプリントヘッド
等が知られている。このような画像形成装置では、LE
Dやサーマルヘッドの発熱素子、液晶シャッタアレイヘ
ッドの液晶シャッタ素子等の画像形成素子を主走査方向
に沿って多数配列して、印画部を形成する。
【0003】画像形成装置に対する要求の1つは階調印
画の実現であり、モノクロ印画の場合で例えば16ビッ
ト階調、フルカラー印画の場合で例えば256ビット階
調が要求される。画像形成装置に対する他の要求は高速
化であり、例えばA4300DPI(300ドット/イ
ンチ)の解像度で毎分10枚以上の印画速度が要求され
ている。しかしながら高速印画が容易で、かつ階調印画
に適した画像形成装置は知られていない。
【0004】ここで関連する先行技術を示すと、例えば
実公平2−1983号公報は、LEDプリントヘッドの
ストローブ時間を10段階に可変にすることを提案して
いる。ここでストローブ時間を可変にする目的は、LE
D毎の出力ばらつきの補正である。そしてストローブ時
間を印画濃度に沿って変化させるようにすれば、階調印
画が可能になる。しかし画像形成素子毎にストローブ時
間を制御することは困難である。次にストローブ時間に
よる階調印画の実現は、高速プリンタには不適である。
例えば毎分10枚の印画速度で、LEDアレイ毎の印画
時間を32μ秒とした場合に256階調を目的とする
と、ストローブ時間の制御単位は0.125μ秒で、デ
ータ転送周波数は512MHzとなる。512MHzで
多数のLED毎にストローブをオン/オフすることは高
速の並列演算器を必要とし、実現が困難である。かりに
32μ秒の印画時間を16段階に分割して16階調を実
現する場合でも、制御回路はかなり複雑になる。このた
めには画像形成素子毎に16ビットの高速メモリーを割
り当て、クロック毎にメモリーの印画データを読み出し
て印画データを供給する必要が生じる。
【0005】これ以外に、特公平2−21829号公報
は、各画像形成素子に語長4ビットの印画データを供給
し、2ビットでLEDの発光出力を補正し、2ビットで
階調印画を行うことを提案している。ここでの階調印画
の実現方法も、ストローブ時間を印画データによって変
化させることである。
【0006】
【発明の課題】この発明の課題は、高速印画に適し、容
易に高分解能で階調印画できる、画像形成装置を提供す
ることにある。
【0007】
【発明の構成】この発明の画像形成装置は、1ラインの
印画を副走査方向に沿って多数のサブラインに分割して
印画するようにした、画像形成装置において、主走査方
向に沿って多数の画像形成素子を配列した印画部と、前
記の各画像形成素子に対する印画データを、サブライン
当り1ビットのデータで発生させるための印画データ発
生部と、該印画データに従ってオン/オフする駆動信号
を前記の各画像形成素子に供給するための、駆動信号発
生回路を設けるとともに、該駆動信号発生回路には、駆
動信号の大きさを前記サブライン毎に変更するためのマ
ルチプレクサを接続し、印画データ発生部では、前記サ
ブライン毎に独立した印画データを発生させるようにし
たことを特徴とする(請求項1)。
【0008】またこの発明の画像形成装置は、1ライン
の印画を副走査方向に沿って多数のサブラインに分割し
て印画するようにした画像形成装置において、主走査方
向に沿って複数のLEDアレイを配列した印画部と、該
印画部の各LEDに対する印画データをサブライン毎に
1ビットのデータで発生させるための印画データ発生部
と、印画データ発生部で発生させた印画データに従って
オン/オフする駆動電流を前記印画部の各LEDに供給
するための駆動信号発生回路を設けるとともに、該駆動
信号発生回路には、駆動電流の大きさを前記サブライン
毎に変更するためのマルチプレクサを接続し、印画デー
タ発生部では前記サブライン毎に異なる印画データを発
生させるようにしたことを特徴とする(請求項2)。
【0009】ここで前記の各サブラインをそれぞれ複数
のミクロラインに分割するとともに、1つのサブライン
の中ではミクロラインにかかわらず駆動信号発生回路か
らの駆動電流を一定とし、印画データ発生部ではミクロ
ライン毎に異なる印画データを発生させても良い。これ
は請求項2の発明に、サブラインのミクロラインへの分
割による階調度の増加を組み合わせたものである。
【0010】好ましくは駆動信号発生回路を複数個設
け、印画データ発生部では駆動信号発生回路毎に異なる
印画データを供給し、各駆動信号発生回路からの駆動電
流を重ね合わせて、印画部の各LEDに供給する。1個
の駆動信号発生回路で駆動電流を多段階に制御すること
には限界がある。例えば1個の駆動信号発生回路で25
6段階に、駆動電流を変化させることは難しい。これに
対して例えば各16段階に駆動電流が可変な駆動信号発
生回路を2個用いれば、合計で256階調での印画が可
能になる。
【0011】
【発明の作用】この発明では、マルチプレクサにより駆
動信号発生回路の駆動信号の大きさを切り替える。LE
Dプリントヘッドやサーマルヘッド等の電流駆動のヘッ
ドでは駆動信号は例えば電流信号とし、液晶シャッタア
レイヘッド等の電圧駆動のヘッドでは電圧型の駆動信号
を用いる。駆動信号の大きさは、マルチプレクサを用い
るので、高速に切り替えることができる。そして例えば
サブライン1では大きさ1の駆動信号を用い、サブライ
ン2では駆動信号の大きさを2とし、サブライン3では
大きさを4とし、サブライン4では大きさを8とすれ
ば、4つのサブラインで、0〜15の16階調が実現で
きる。なおここで示した駆動信号の大きさは相対値であ
る。
【0012】
【実施例】図1〜図4に、LEDプリントヘッドを例に
実施例を示す。図1において、2は制御回路で、プリン
タ本体、例えばプリンタ本体のCPUから、例えば8M
Hzのクロック信号とリセット信号とを受け取る。SR
1は例えば64ビットのシフトレジスタで、プリンタ本
体から8MHzでシリアルに印画データを受け取る。L
1は例えば64ビットのラッチ回路、4は定電流電源
で、64個の定電流電源回路A1〜A64からなる。定
電流電源4は駆動信号発生回路の例である。定電流電源
4の出力電流はマルチプレクサM1により切り替え可能
であり、マルチプレクサM1にはR1〜R4の4つの出
力決定抵抗を接続する。そして定電流電源4の出力電流
は、マルチプレクサM1での抵抗R1〜R4の切り替え
により、例えば1mA〜8mAの範囲で可変にできる。
【0013】6はデータバスで、例えば64本のバスラ
インからなり、8はLEDアレイでバスライン6に沿っ
て例えば40個のLEDアレイ8を配置する。また各L
EDアレイ8には例えば64個のLEDアレイを集積化
する。
【0014】10はアレイ選択回路で、LEDアレイ8
の1個を選択して駆動し、12は8MHzのクロック信
号を1/4に分周するための分周回路である。
【0015】図2に制御回路2の詳細を示す。図におい
て、21は例えば64進のカウンタで、22はデコー
ダ、23は4進のカウンター、24はフリップフロッ
プ、25,26はアンド回路である。
【0016】実施例の動作を説明する。最初にプリンタ
本体からヘッドへのデータ入力について説明する。16
階調の印画を実現するためには、各LEDに対し語長4
ビットの印画データが必要である。これを語長4ビット
のデータのままで画像形成装置に入力すると、画像形成
装置では最下位ビットのデータを取り出して処理し、次
いで次のビットのデータを順に処理し、最後に最上位の
ビットのデータを取り出して処理する必要がある。この
ようなビットスライス処理はメモリーを必要とし、実施
例ではメモリーの節約のためビットスライス処理はプリ
ンタ本体で行うこととした。プリンタ本体では語長4ビ
ットの印画データのうち、例えば最初に最下位のビット
のデータをLED64個分ヘッドに転送し、次いで重み
2のビットのデータを転送し、さらに重み4のデータの
転送し、最後に重み8の最上位のデータを転送すること
にした。
【0017】実施例では、語長4ビットの印画データを
4つのサブラインに分割して印画する。即ちサブライン
1では、最下位のビットを定電流回路A1〜A64から
の例えば1mAの発光電流で駆動する。次いでサブライ
ン2では、次の準位の印画データを例えば2mAの発光
電流で駆動する。サブライン3では例えば4mAの発光
電流で駆動し、最上位のサブライン4では8mAの発光
電流で駆動する。
【0018】階調印画では大量のデータを扱うので、プ
リンタ本体とのデータ転送速度が重要となる。例えば解
像度300DPIでA4用紙に印画するためには、印画
ドット数は約9Mビットとなる。これに階調度16に対
応する語長4ビットをかけると、A4用紙1枚当りのデ
ータ量は36Mビットとなる。プリンタ本体とのデータ
転送周波数の上限を20MHzとすると、1枚のA4用
紙に対するデータ転送時間は1.8秒で、印画速度の上
限は毎分32枚(A4)となる。また実施例のようにデ
ータ転送速度を8MHzとすると、毎分当りの印画速度
はA4用紙で13枚となる。
【0019】図3に実施例の動作波形を示す。プリンタ
本体では4ビットの階調印画データをビット毎にスライ
スし、最初に最下位ビットをLEDプリントヘッドに入
力し、最後に最上位ビットをプリントヘッドに入力す
る。入力された印画データを各ビット毎にシフトレジス
タSR1に記憶する。制御回路2ではクロック信号の数
をカウンタ21でカウントし、64クロックをカウント
するとFF24をセットすると共に、4進のカウンタ2
3に入力する。デコーダ22ではカウンタ21の出力を
デコードし、64個のデータの入力毎にアンド回路26
を動作させて、シフトレジスタSR1の印画データをラ
ッチ回路L1にラッチする。ラッチの直後に、アンド回
路25でデコーダ22の信号によりストローブ信号を発
生させる。印画データの最下位ビットの印画がサブライ
ン1であり、最上位ビットの印画がサブライン4であ
る。このように実施例では、語長4ビットの印画データ
を4つのサブラインに分割して重み毎に印画する。マル
チプレクサM1の状態は制御回路2が64個のクロック
をカウントする毎に変化し、サブライン1では抵抗R1
を用い、サブライン2では抵抗R2を、サブライン3で
は抵抗R3を、最上位のサブライン4では抵抗R4を用
いる。これに伴って定電流回路A1〜A64の出力電流
は、サブライン1では例えば1mA、サブライン2では
例えば2mA、サブライン3では例えば4mA、サブラ
イン4では例えば8mAとなる。この結果LEDアレイ
8に加わる発光電流の積算値は相対値で0〜15の16
段階に変化し、16階調の印画が実現できる。またアレ
イ選択回路10では、分周回路12でクロック信号を1
/4に分周して制御し、サブライン1〜サブライン4の
4つのサブラインの印画が終了する毎にLEDアレイ8
を1個ずつ順に切り替えて駆動する。
【0020】なお1個のLEDアレイ8に対して、サブ
ライン1〜サブライン4の印画を連続して行うのではな
く、主走査方向に配置した40個の全LEDアレイ8に
対して、サブライン1の印画を終了した後にサブライン
2の印画に移行しても良い。しかしこのようにするとプ
リンタ本体に大量のメモリーが必要となるので、好まし
くはない。即ちサブライン方向に沿って40個のLED
アレイ8を連続して走査するためには、プリンタ本体に
2560×4の約10Kビットのメモリーを要し、これ
をビットスライスして呼び出す必要がある。これに対し
て図1の実施例では、プリンタ本体に必要とするメモリ
ーの規模が少規模ですむ。
【0021】図4に実施例でのデータ構造を示す。16
階調の印画データは語長4ビットで表現することができ
る。このうち最下位のビットa4に対してはサブライン
1で1mAの発光電流により駆動し、次の順位のデータ
a3に対してはサブライン2で2mAの発光電流で駆動
し、次の順位の印画データa2に対してはサブライン3
で4mAの発光電流で駆動する。そして最上位の印画デ
ータa1に対してはサブライン4で8mAの発光電流で
駆動する。各サブラインで加える発光電流を加算する
と、1mA刻みの0〜15mAとなり、16階調を実現
できる。
【0022】
【変形例】図5、図6に1つのサブラインをさらに3つ
のミクロラインに分割し、各ミクロラインでのストロー
ブ信号の幅を変化させて階調度を増加させるようにした
実施例を示す。またこの実施例では、印画データのビッ
トスライス処理をLEDプリントヘッド側で行うことと
した。
【0023】図5に回路の変更部を示し、これ以外の部
分は図1の回路と同様である。図5において、3は新た
な制御回路で、1つのサブラインを3つのミクロライン
に分割し、ミクロライン毎に幅の異なるストローブ信号
を発生する。ストローブ信号の幅は、相対値で例えばミ
クロライン1に対しては1、ミクロライン2に対しては
2、ミクロライン3に対しては4とする。次にシフトレ
ジスタには、例えば192×3ビットのシフトレジスタ
SR3を用い、プリンタ本体から3ビットパラレルに8
MHzの周波数で印画データを入力する。
【0024】図6に変形例の動作を示す。プリンタ本体
は、3ビットパラレルに3つのミクロラインに対する印
画データを同時に入力し、入力は最下位のサブライン1
から最上位のサブライン4への順に行う。制御回路3
は、ミクロライン毎にラッチ信号を発生し、ミクロライ
ン1ではシフトレジスタSR3の最下位ビットLSBの
番地1〜64のデータをラッチ回路L1にラッチする。
またミクロライン2では、シフトレジスタSR3の中位
のビットの番地65〜128のデータをラッチ回路L1
にラッチする。そしてミクロライン3では、シフトレジ
スタSR3の最上位ビットの番地129〜192のデー
タをラッチ回路L1に入力する。
【0025】これに対するストローブ信号の幅は、例え
ばミクロライン1では8クロック分であり、ミクロライ
ン2では16クロック分、ミクロライン3では32クロ
ック分となる。1つのサブラインに対するクロックの数
は64個であり、残りの8クロックの時間は信号の切り
替えに用いる。マルチプレクサM1は図1の実施例と同
様に動作し、サブライン1ではミクロラインの相違によ
らず1mAの電流を定電流回路A1〜A64から出力さ
せる。またサブライン2では2mAの出力電流を取り出
し、サブライン3では4mA、最上位のサブライン4で
は8mAの電流を出力させる。
【0026】印画データはミクロライン毎に異なるの
で、1つのサブラインの中でストローブ時間の幅を変え
ることにより1,2,3,4,5,6,7の7階調を実
現できる。これにサブライン1〜4での15階調を加え
ると合計105階調を実現できる。
【0027】図7に定電流電源4の動作特性を示す。図
において横軸は出力電圧であり、縦軸は各定電流回路A
1〜A64毎の出力電流である。図には、出力決定抵抗
の値を100KΩ〜280KΩに変化させた際の出力電
流の変化を示した。図のように、定電流回路A1〜A6
4の出力は出力決定抵抗R1〜R4の値により変化し、
マルチプレクサM1でこれらを切り替えることにより同
一の電源4で出力電流を変化させることができる。また
マルチプレクサM1での出力決定抵抗の切り替えは高速
でかつ容易に行うことができ、プリンタの高速化に対応
できる。図5には4種類の出力決定抵抗R1〜R4を示
したが、抵抗の種類を増やせば容易に階調度を増加させ
ることができる。
【0028】
【実施例2】図8に、256階調を実現するようにした
実施例を示す。図において、13は新たな制御回路、S
R4はプリンタ本体からの入力バッファ用のシフトレジ
スタで、設けなくても良い。またSR2は64ビットの
シフトレジスタ、L2は64ビットのラッチ回路、5は
定電流電源で、B1〜B64はその個別の定電流回路で
ある。さらにM2はマルチプレクサで、R5〜R8は定
電流電源5の出力決定用抵抗である。さらに7はデータ
バスで、定電流電源4と定電流電源5からの出力電流を
重ね合わせてLEDアレイ8に供給するようにしたもの
である。11はアレイ選択回路である。
【0029】この実施例の動作を説明する。図示しない
プリンタ本体からは、階調データと各ドット毎の印画の
有無を示す印画データとが転送されてくる。印画は1ラ
インの印画を4つのサブラインに分割して行い、各サブ
ラインに対し階調度を割り当てる。また各サブラインに
対し定電流電源4からの出力電流(上位データ)と定電
流電源5からの出力電流(下位データ)とを重ね合わせ
る。定電流電源4,5の出力はサブライン毎にマルチプ
レクサM1,M2で切り替え、この切り替えにはプリン
タ本体からの階調データを用いる。この結果各サブライ
ンには、マルチプレクサM1で指定した階調度に対する
出力と、マルチプレクサM2で指定した階調度に対する
出力の、2つの重ね合わせの出力が現れる。また印画デ
ータは、各サブライン毎に、かつ定電流電源4側と定電
流電源5側のそれぞれに付いて指定する。この結果1つ
のサブラインに対して必要なデータは、マルチプレクサ
M1,M2への制御信号からなる階調データと、128
個(64個×2)の印画データである。
【0030】実施例で実現する階調度は、256階調の
8ビットデータである。このデータを仮にMSB側をa
1,LSB側をa8の、(a1,a2,a3,a4,a
5,a6,a7,a8)とすると、上位4ビットの(a
1,a2,a3,a4)を定電流電源4側で処理し、下
位4ビット(a5,a6,a7,a8)を定電流電源5
側で処理する。そこで例えばサブライン1ではデータ
(a1,a5)を処理し、マルチプレクサM1でデータ
a1に対する出力電流を選択し,マルチプレクサM2で
データa2に対する出力電流を選択する。同様にしてサ
ブライン2ではデータ(a2,a6)を処理し、サブラ
イン3ではデータ(a3,a7)を処理し、サブライン
4ではデータ(a4,a8)を処理する。印画データは
各サブラインについて、ドット毎にかつ定電流電源4,
5のそれぞれの側について指定するので、合計8ビット
256階調の印画が実現できる。
【0031】この実施例は、図1〜図5の16階調の実
施例について、マルチプレクサM2,シフトレジスタS
R2,ラッチ回路L2,定電流電源5を増設したものに
等しい。そして256階調の8ビットデータの上位4ビ
ット16階調をマルチプレクサM1,シフトレジスタS
R1,ラッチ回路L1,定電流電源4で実現し、下位4
ビットをマルチプレクサM2,シフトレジスタSR2,
ラッチ回路L2,定電流電源5で実現すれば、256階
調が達成できる。そしてこのために実施例では、2つの
定電流電源4,5からの出力の重ね合わせを用いた。な
おシフトレジスタSR1,SR2を図3のシフトレジス
タSR3に変更し、ミクロラインの処理を併用すれば階
調度を更に向上させることができる。
【0032】ここではLEDプリントヘッドを例に実施
例を示したが、サーマルヘッドの場合も同様であり、L
EDアレイ8を発熱素子のアレイに変えれば同様に実施
できる。また液晶シャッタアレイプリントヘッドの場合
は、LEDアレイ8を液晶シャッタアレイに変更し、定
電流電源A1〜A64からの電流駆動信号に変えて電圧
駆動信号を加えれば良い。実施例では駆動の種類を時分
割駆動としたが、スタチック駆動でも同様に実施でき
る。
【0033】
【発明の効果】この発明では、副走査方向のサブライン
毎にマルチプレクサで駆動信号の大きさを制御すること
により、容易に階調印画を実現できる。マルチプレクサ
による駆動信号の大きさの切り替えを用いるのできめ細
かく滑らかに駆動信号の大きさを変化させることがで
き、かつ高速印画にも容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のLEDプリントヘッドのブロック
【図2】 図1の実施例の制御回路のブロック図
【図3】 図1の実施例のLEDアレイ1ブロック分
の動作波形図
【図4】 図1の実施例のデータ構造を示す図
【図5】 図1の実施例を変形したプリントヘッド
の、要部ブロック図
【図6】 図5の変形例のLEDアレイ1ブロック分
の動作波形図
【図7】 図1の実施例に用いた定電流電源の動作特
性図
【図8】 2つの定電流電源の出力の重ね合わせを用
いて階調度を増加させた、実施例のLEDプリントヘッ
ドのブロック図
【符号の説明】
2,3,13 制御回路 4,5 定電流電源 6,7 バスライン 8 LEDアレイ 10 ブロック選択回路 12 1/4分周回路 SR1〜SR4 シフトレジスタ L1,L2 ラッチ回路 A1〜A64 定電流回路 B1〜B64 定電流回路 M1,M2 マルチプレクサ R1〜R8 抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/23 103 // H01L 33/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 B41J 2/52 H04N 1/036 H04N 1/23 103 H01L 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ラインの印画を、副走査方向に沿って
    多数のサブラインに分割して印画するようにした、画像
    形成装置において、 主走査方向に沿って多数の画像形成素子を配列した印画
    部と、 前記の各画像形成素子に対する印画データを、サブライ
    ン当り1ビットのデータで発生させるための印画データ
    発生部と、 該印画データに従ってオン/オフする駆動信号を前記の
    各画像形成素子に供給するための、駆動信号発生回路を
    設けるとともに、 該駆動信号発生回路には、駆動信号の大きさを前記サブ
    ライン毎に変更するためのマルチプレクサを接続し、 印画データ発生部では、前記サブライン毎に独立した印
    画データを発生させるようにしたことを特徴とする、画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 1ラインの印画を、副走査方向に沿って
    多数のサブラインに分割して印画するようにした、画像
    形成装置において、 主走査方向に沿って複数のLEDアレイを配列した印画
    部と、 前記の各LEDに対する印画データを、サブライン当り
    1ビットのデータで発生させるための印画データ発生部
    と、 前記の印画データに従ってオン/オフする駆動電流を前
    記の各LEDに供給するための、駆動信号発生回路を設
    けるとともに、 該駆動信号発生回路には、駆動電流の大きさを前記サブ
    ライン毎に変更するためのマルチプレクサを接続し、 印画データ発生部では前記サブライン毎に独立した印画
    データを発生させるようにしたことを特徴とする、画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記の各サブラインをそれぞれ複数のミ
    クロラインに分割するとともに、 1つのサブラインの中ではミクロラインにかかわらず駆
    動信号発生回路からの駆動電流を一定とし、 印画データ発生部では前記ミクロライン毎に独立した印
    画データを発生させるようにしたことを特徴とする、請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記の駆動信号発生回路を複数個設ける
    とともに、 印画データ発生部では駆動信号発生回路毎に独立に印画
    データを供給し、 各駆動信号発生回路からの駆動電流を重ね合わせて、印
    画部の各LEDに供給するようにしたことを特徴とす
    る、請求項2に記載の画像形成装置。
JP6121892A 1992-01-31 1992-02-14 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2781859B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6121892A JP2781859B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 画像形成装置
US08/674,590 US5671002A (en) 1992-01-31 1996-06-27 Print head with multiplexed resistances controlling supply of current to image blocks

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6121892A JP2781859B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05221021A JPH05221021A (ja) 1993-08-31
JP2781859B2 true JP2781859B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=13164848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6121892A Expired - Fee Related JP2781859B2 (ja) 1992-01-31 1992-02-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2781859B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014425A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置
US7602411B2 (en) 2003-06-12 2009-10-13 Oki Data Corporation Image forming apparatus
JP2006187895A (ja) 2005-01-04 2006-07-20 Seiko Epson Corp 露光装置及び画像形成装置
JP2007083652A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Oki Data Corp 駆動装置、ledアレイ及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05221021A (ja) 1993-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4563693A (en) Gradation recorder
JPS62256574A (ja) 印写装置
US4543644A (en) Control circuit for matrix-driven recording
JP2781859B2 (ja) 画像形成装置
JP3043550B2 (ja) プリンタの階調データ処理方法及びその装置
EP1070593B1 (en) Thermal printer and method of controlling it
US5089831A (en) Block-divided driving apparatus of gradation thermal printhead
EP0215471B1 (en) Thermal recording apparatus
JPH0790642B2 (ja) サ−マルプリンタ
US4611217A (en) Thermal transfer color gradation printing apparatus
KR940003639B1 (ko) 열전사 감열기록기기의 면적계조 제어장치와 방법
JP2838015B2 (ja) プリントヘッド
US5629731A (en) Thermal printing apparatus having a thermal print head and line buffer
US4984092A (en) Halftone image gradation data converted to bit-train data with data retained after thresholding converted to pulse-train data
US5528275A (en) Gradational printing method
JP2001130042A (ja) サーマルヘッドの駆動制御方法及び装置
JP3034792B2 (ja) 熱転写ヘッドの発熱方法及びこれに適合した発熱制御装置
JP2506623B2 (ja) プリンタにおける階調制御装置
JP3179962B2 (ja) Ledアレイの駆動制御回路
JP2943408B2 (ja) 熱転写式画像形成装置
JPS60104344A (ja) ドットマトリクスプリンタの印字パタ−ン生成回路
KR0138340B1 (ko) 열전사헤드의 발열방법 및 이에 적합한 발열제어장치
JPH05177872A (ja) ドット画像出力装置における階調制御方法
JPH0829602B2 (ja) 濃度階調制御型プリンタ
JPH05212902A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees