JPH06319823A - 防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置 - Google Patents
防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置Info
- Publication number
- JPH06319823A JPH06319823A JP11082993A JP11082993A JPH06319823A JP H06319823 A JPH06319823 A JP H06319823A JP 11082993 A JP11082993 A JP 11082993A JP 11082993 A JP11082993 A JP 11082993A JP H06319823 A JPH06319823 A JP H06319823A
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- JP
- Japan
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- fire
- passage
- small
- small door
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防火扉への小扉の取り付けを作業能率良く行な
えるようにする。 【構成】建物の通路を遮断すべく通路の壁面に沿って通
路を開いた状態と、通路を閉じた状態との間で鉛直軸芯
の周りで回動自在に前記壁面に取り付けられる防火扉1
の下端部に消防用ホース通過孔となる切り欠き部4を形
成し、この切り欠き部4には防火扉1にビス6にて固定
されるフレーム7と、このフレーム7に回動自在に支持
された小扉9とからなる小扉ユニット5を設けてなり、
小扉ユニット5のフレーム7を防火扉1にビス止めする
だけで防火扉1への小扉9の取り付けを行なえるように
した。
えるようにする。 【構成】建物の通路を遮断すべく通路の壁面に沿って通
路を開いた状態と、通路を閉じた状態との間で鉛直軸芯
の周りで回動自在に前記壁面に取り付けられる防火扉1
の下端部に消防用ホース通過孔となる切り欠き部4を形
成し、この切り欠き部4には防火扉1にビス6にて固定
されるフレーム7と、このフレーム7に回動自在に支持
された小扉9とからなる小扉ユニット5を設けてなり、
小扉ユニット5のフレーム7を防火扉1にビス止めする
だけで防火扉1への小扉9の取り付けを行なえるように
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内に設けられる防
火扉における消防用ホース通過孔開閉装置に関するもの
である。
火扉における消防用ホース通過孔開閉装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から建物内には火災時における煙の
広がりを防止するために防火扉が設けられている。火災
時には建物内に消防用ホースが引き回され、前記防火扉
を閉じた状態で消防用ホースを引き回すためには防火扉
の一部に消防用ホース通過孔となる開閉自在な小扉が設
けられている。
広がりを防止するために防火扉が設けられている。火災
時には建物内に消防用ホースが引き回され、前記防火扉
を閉じた状態で消防用ホースを引き回すためには防火扉
の一部に消防用ホース通過孔となる開閉自在な小扉が設
けられている。
【0003】この従来の防火扉に対する小扉の取り付け
は、小扉取り付け用のヒンジ部材を防火扉に溶接し、こ
のヒンジ部材に対して小扉をビス止めにて取り付けてい
るのが現状である。
は、小扉取り付け用のヒンジ部材を防火扉に溶接し、こ
のヒンジ部材に対して小扉をビス止めにて取り付けてい
るのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では防火扉の製作現場などでヒンジ部材を溶接
する作業が必要であり、このヒンジ部材に小扉をビス止
めしなければならず、防火扉への小扉の取り付けに手間
を要するという問題があった。
来の構成では防火扉の製作現場などでヒンジ部材を溶接
する作業が必要であり、このヒンジ部材に小扉をビス止
めしなければならず、防火扉への小扉の取り付けに手間
を要するという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、防火扉への小扉の取り付けを作業能率良く行なえる
ようにすることを目的とするものである。
で、防火扉への小扉の取り付けを作業能率良く行なえる
ようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、建物の通路を遮断すべく通路の壁面に沿っ
て通路を開いた状態と、通路を閉じた状態との間で鉛直
軸芯の周りで回動自在に前記壁面に取り付けられる防火
扉の下端部に消防用ホース通過孔となる切り欠き部を形
成し、この切り欠き部には防火扉にビスにて固定される
フレームと、このフレームに回動自在に支持された小扉
とからなる小扉ユニットを設けてなるものである。
に本発明は、建物の通路を遮断すべく通路の壁面に沿っ
て通路を開いた状態と、通路を閉じた状態との間で鉛直
軸芯の周りで回動自在に前記壁面に取り付けられる防火
扉の下端部に消防用ホース通過孔となる切り欠き部を形
成し、この切り欠き部には防火扉にビスにて固定される
フレームと、このフレームに回動自在に支持された小扉
とからなる小扉ユニットを設けてなるものである。
【0007】
【作用】この構成により、小扉ユニットのフレームを防
火扉にビス止めするだけで防火扉への小扉の取り付けが
行なえ、作業能率の向上を図ることができる。
火扉にビス止めするだけで防火扉への小扉の取り付けが
行なえ、作業能率の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図7において、1は建物の通路
の壁面2に沿って通路を開いた状態と、通路を閉じた状
態との間で鉛直軸芯の周りで回動自在に前記壁面2に蝶
番3により取り付けられた防火扉で、前記蝶番3による
取り付け側端部とは反対側の防火扉1の端部の下端部に
矩形の切り欠き部4が形成されている。この切り欠き部
4は火災時に前記防火扉1を閉じた状態で消防用ホース
を引き回すための消防用ホース通過孔となる。
づいて説明する。図1〜図7において、1は建物の通路
の壁面2に沿って通路を開いた状態と、通路を閉じた状
態との間で鉛直軸芯の周りで回動自在に前記壁面2に蝶
番3により取り付けられた防火扉で、前記蝶番3による
取り付け側端部とは反対側の防火扉1の端部の下端部に
矩形の切り欠き部4が形成されている。この切り欠き部
4は火災時に前記防火扉1を閉じた状態で消防用ホース
を引き回すための消防用ホース通過孔となる。
【0009】5は前記切り欠き部4に位置して防火扉1
にビス6にて固定される小扉ユニットで、この小扉ユニ
ット5は防火扉1にビス6にて固定されるフレーム7
と、このフレーム7に蝶番8により鉛直軸芯の周りで回
動自在に支持された小扉9と、この小扉9を閉じた状態
で保持すべく前記フレーム7に取り付けられたマグネッ
トによる吸着装置10とを備えている。さらに詳しくは、
前記フレーム7は正面形状並びに断面形状がL型で、こ
のフレーム7と小扉9を繋ぐ蝶番8には小扉9を閉じる
方向に付勢するばね11が設けられている。また、前記小
扉9には前記フレーム7側の吸着装置10に対向する位置
に磁性板12が取り付けられている。なお、前記防火扉1
の閉塞方向の付勢力は前記小扉9の閉塞方向の付勢力よ
りも強くしてある。
にビス6にて固定される小扉ユニットで、この小扉ユニ
ット5は防火扉1にビス6にて固定されるフレーム7
と、このフレーム7に蝶番8により鉛直軸芯の周りで回
動自在に支持された小扉9と、この小扉9を閉じた状態
で保持すべく前記フレーム7に取り付けられたマグネッ
トによる吸着装置10とを備えている。さらに詳しくは、
前記フレーム7は正面形状並びに断面形状がL型で、こ
のフレーム7と小扉9を繋ぐ蝶番8には小扉9を閉じる
方向に付勢するばね11が設けられている。また、前記小
扉9には前記フレーム7側の吸着装置10に対向する位置
に磁性板12が取り付けられている。なお、前記防火扉1
の閉塞方向の付勢力は前記小扉9の閉塞方向の付勢力よ
りも強くしてある。
【0010】上記構成において、小扉ユニット5を取り
付けた防火扉1は通常時は図1に示すように建物の壁面
2に沿って通路を開いた状態にあり、火災が発生したと
きは防火扉1が閉じられて通路を遮断する。防火扉1が
閉じられる前に通路内に消防用ホース13が引き回されて
いると、防火扉1を閉じた状態において小扉ユニット5
が来る位置に消防用ホース13を引き寄せておく。その
後、防火扉1が閉動すると、防火扉1が閉じる手前で小
扉ユニット5の小扉9が消防用ホース13に当たって小扉
9が押し開かれながら防火扉1は完全に閉じられる。こ
のように防火扉1が閉じる過程で小扉ユニット5の小扉
9が消防用ホース13に当たって小扉9が押し開かれるの
は、防火扉1の閉塞方向の付勢力を小扉9の閉塞方向の
付勢力よりも強くしてあるからである。
付けた防火扉1は通常時は図1に示すように建物の壁面
2に沿って通路を開いた状態にあり、火災が発生したと
きは防火扉1が閉じられて通路を遮断する。防火扉1が
閉じられる前に通路内に消防用ホース13が引き回されて
いると、防火扉1を閉じた状態において小扉ユニット5
が来る位置に消防用ホース13を引き寄せておく。その
後、防火扉1が閉動すると、防火扉1が閉じる手前で小
扉ユニット5の小扉9が消防用ホース13に当たって小扉
9が押し開かれながら防火扉1は完全に閉じられる。こ
のように防火扉1が閉じる過程で小扉ユニット5の小扉
9が消防用ホース13に当たって小扉9が押し開かれるの
は、防火扉1の閉塞方向の付勢力を小扉9の閉塞方向の
付勢力よりも強くしてあるからである。
【0011】ところで、前記の第1実施例では防火扉1
の前記蝶番3による取り付け側端部とは反対側の防火扉
1の端部の下端部に矩形の切り欠き部4を形成し、この
切り欠き部4に小扉ユニット5を位置させて防火扉1に
取り付けているが、小扉ユニット5の取り付け位置は防
火扉1の幅方向のどの位置であっても良い。また、小扉
ユニット5の小扉9をフレーム7に鉛直軸芯の周りで回
動自在に支持してあるが、小扉9を水平軸芯の周りで回
動自在に支持するようにしても良い。
の前記蝶番3による取り付け側端部とは反対側の防火扉
1の端部の下端部に矩形の切り欠き部4を形成し、この
切り欠き部4に小扉ユニット5を位置させて防火扉1に
取り付けているが、小扉ユニット5の取り付け位置は防
火扉1の幅方向のどの位置であっても良い。また、小扉
ユニット5の小扉9をフレーム7に鉛直軸芯の周りで回
動自在に支持してあるが、小扉9を水平軸芯の周りで回
動自在に支持するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小扉ユニ
ットのフレームを防火扉にビス止めするだけで防火扉へ
の小扉の取り付けが行なえ、作業能率の向上を図ること
ができる。
ットのフレームを防火扉にビス止めするだけで防火扉へ
の小扉の取り付けが行なえ、作業能率の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における防火扉の設置状態を
示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
【図2】同防火扉に取り付けられる小扉ユニットの斜視
図である。
図である。
【図3】同小扉ユニットの正面図である。
【図4】同小扉ユニットを防火扉に取り付けた状態を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図5】同小扉ユニットを防火扉に取り付けた状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図6】同防火扉が閉じる途中の状態を示す概略平面図
である。
である。
【図7】同防火扉が完全に閉じた状態を示す概略平面図
である。
である。
【符号の説明】 1 防火扉 2 壁面 3 蝶番 4 切り欠き部 5 小扉ユニット 6 ビス 7 フレーム 8 蝶番 9 小扉 10 吸着装置 11 ばね 12 磁性板 13 消防用ホース
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の通路を遮断すべく通路の壁面に沿
って通路を開いた状態と、通路を閉じた状態との間で鉛
直軸芯の周りで回動自在に前記壁面に取り付けられる防
火扉の下端部に消防用ホース通過孔となる切り欠き部を
形成し、この切り欠き部には防火扉にビスにて固定され
るフレームと、このフレームに回動自在に支持された小
扉とからなる小扉ユニットを設けてなることを特徴とす
る防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082993A JPH06319823A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082993A JPH06319823A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319823A true JPH06319823A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14545721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11082993A Pending JPH06319823A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 防火扉における消防用ホース通過孔開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319823A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100518093B1 (ko) * | 2002-10-22 | 2005-10-04 | 황명호 | 방화용 살수장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582294B2 (ja) * | 1980-10-22 | 1983-01-14 | 敏男 榎 | 連続地下壁の築造工法 |
JPS5811094B2 (ja) * | 1976-07-15 | 1983-03-01 | 日立照明株式会社 | コイル装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP11082993A patent/JPH06319823A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811094B2 (ja) * | 1976-07-15 | 1983-03-01 | 日立照明株式会社 | コイル装置の製造方法 |
JPS582294B2 (ja) * | 1980-10-22 | 1983-01-14 | 敏男 榎 | 連続地下壁の築造工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100518093B1 (ko) * | 2002-10-22 | 2005-10-04 | 황명호 | 방화용 살수장치 |
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