JPH0631961B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH0631961B2
JPH0631961B2 JP57203705A JP20370582A JPH0631961B2 JP H0631961 B2 JPH0631961 B2 JP H0631961B2 JP 57203705 A JP57203705 A JP 57203705A JP 20370582 A JP20370582 A JP 20370582A JP H0631961 B2 JPH0631961 B2 JP H0631961B2
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JP57203705A
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明男 今村
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、楽譜等により予め与えられる演奏情報によ
つてテンポ、音色等の各制御要素が自動設定されるとと
もに、演奏者のつまみ操作によつてこれらの制御要素の
変更が可能な自動演奏装置に関する。
発明の背景 従来、この種の装置として、外部から与えられる楽譜テ
ータ等の記録データに従つて自動演奏のテンポ、音色等
を自動設定し、その後パネル面のマニユアル操作子によ
り上記設定状態を変更するものが知られている(特開昭
57−94797号)。
ところで、このような自動演奏装置において、外部から
の上記記録データによる各制御要素の自動設定はパネル
面の操作子状態とは全く関りなく行なわれ、かつつまみ
が僅かでも操作されると設定値はこのつまみが操作され
たマニユアル操作子の設定値に書き換えられてしまい、
特に前記記録データとマニユアル操作子の設定値との食
い違いが大きい場合、制御要素の設定値が大きく変動し
てしまい、非常に好ましくない状態になるという不都合
があつた。
この発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、自動
演奏装置において、ミスタッチ等によるマニュアル操作
子の僅かな制御量の変化による誤動作を防止することに
ある。
発明の構成 この目的を達成するためこの発明では、楽曲を自動演奏
するための演奏データおよび自動演奏を制御するための
制御データを記憶する記憶手段と、この記憶手段から前
記演奏データおよび制御データを順次読み出して出力す
る読出手段と、この出力された演奏データおよび制御デ
ータに基づき楽音を発生する楽音発生手段とを具備する
自動演奏装置において、操作に応じて連続的に出力値が
変化する操作子と、前記操作子の出力値の変化を検出し
この変化量が所定値以上であるとき、前記楽音発生手段
に与えられる制御データを前記操作子の出力値に応じた
制御量に切り換える制御量変更制御手段とを設けるよう
にしている。
すなわち、本願発明は、楽曲を自動演奏するための演奏
データ(音高データ,符長データ)と共に自動演奏を制
御するための標準的制御データを予め記憶し、この制御
データに基づき自動演奏のテンポ、音色等の制御要素を
自動設定するようにした自動演奏装置において、連続的
に出力値が変化するマニュアル操作子の出力値の変化を
検出して、この出力値の変化量が所定値以上であると
き、予め記憶された標準的制御データをマニュアル操作
子の出力値に応じた制御量に切り換えるようにしたもの
である。言い換えるならば、標準的制御データからマニ
ュアル操作子の出力値への切換えに不感帯を設けるよう
にしたものである。
これによって、次のような効果が得られる。
演奏データと共に予め記憶された制御データは、自動
演奏の制御要素として最適かつ標準的なデータであるの
が一般的であり、この標準的制御データを使って自動演
奏するのが本来の状態であるから、標準的制御データを
変更するということは希である。また、一旦標準的制御
データからマニュアル操作子の出力データに切り換えて
しまうと、マニュアル操作子の操作でしか制御要素を設
定できなくなるので、切換え前の標準的制御データに戻
そうとしても、その設定は困難である。しかるに、この
標準的なデータからマニュアル操作子データへの切換え
は、演奏者が切換えを本当に意識したときのみ行うべき
であり、本願発明によれば、誤操作等によって簡単に切
り換えられることなく、操作者がマニュアル操作子の操
作によって、標準的制御データによる制御から操作子デ
ータによる制御への変更を意識したときのみ確実に切り
換えることができる。
標準的制御データからマニュアル操作子の制御データ
に切り換える際、その直前マニュアル操作子がいかなる
操作状態にあるか(いかなる制御データを設定している
か)は、まちまちであり、標準的制御データとマニュア
ル操作子の制御データとの間に大きな差があることがあ
る。このとき、操作子を操作して標準的制御データから
マニュアル操作子の制御データに切り換わると、制御要
素は瞬時に極端な変化を起こすので、本願発明は、この
ような事態が、誤操作によって生じることなく、操作者
が瞬時に極端な変化を意図したときのみ確実に切り換え
ることができるようにしたものである。
実施例の説明 以下図面によりこの発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の1実施例に係る自動演奏装置のブロ
ック構成を示す。この自動演奏装置は、楽譜1に形成さ
れた磁気ストライプ1aに記録された音高、符長、テン
ポおよび音色の各データを楽譜データ読取装置2で読み
取り、これらの読取データに基づき、メロデイ音、リズ
ム音、伴奏者等の自動演奏を行なうものである。
楽譜データ読取装置2は楽譜1の磁気ストライプ1aに
記録されたデータを読み取り、読み取つた音高、符長、
テンポ、音色等のデータをランダム・アクセス・メモリ
(RAM)からなるデータメモリ3に送出するととも
に、これらのデータの順序、または記録データ中の同期
信号、ストローブ信号もしくはアドレス信号等に基づい
て前記読取データが書き込まれるべきアドレスデータを
作成し、アドレス制御回路4に送出する。
アドレス制御回路4は、メモリ3へのデータ書込および
メモリ3からのデータ読出を制御するもので、アドレス
カウンタを内蔵している。書込の際、このアドレスカウ
ンタは楽譜データ読取装置2からのアドレスデータに従
つてセツトされメモリ3をアドレスする。
メモリ3には、楽譜データ読取装置2の出力データフオ
ーマツトに対応するフオーマツトでデータが格納され
る。第2図にメモリ3のデータフォーマットの1例を示
す。すなわち、先頭アドレスにその楽曲を演奏するのに
最も標準的なテンポのデータが格納され、続いて音色デ
ータ、さらに多数の音高および符長データが格納され
る。なお、これらの各データにはそれぞれのデータ種類
を示す識別マークが付されており、以降の各回路はこの
識別マークにより受け取るべきデータを識別する。ま
た、音高および符長データは対になつており、1対の音
高および符長データが楽譜1上の1個の音譜に対応す
る。さらに、これらの音高・符長データ対の間に別のテ
ンポおよび音色データを適宜配置することができる。
メモリ3に楽譜1の記録データが書き込まれた後、図示
しないスタートセツトスイツチがオンされると、アドレ
ス制御回路4は、アドレスカウンタがリセツトされ、メ
モリ3の先頭アドレスに格納されたテンポデータを読み
出す。テンポ制御データ変更回路5は、メモリ3からの
読出データがテンポデータであることをこのデータに付
された識別マークによつて判別して取り込み、テンポ発
振器6の分周比または発振周波数を制御する。テンポ発
振器6はテンポ制御データ変更回路5に取り込まれたテ
ンポデータに対応する周波数のテンポクロツクTCLを
発生する。
アドレス制御回路4は、さらに識別マーク検出回路を備
えており、メモリ3から読み出されたデータが符長デー
タでないときはアドレスカウンタを歩進する。従つて、
このスタートセツト時、メモリ3からはテンポデータに
続いて音色、音高および符長データまで順次読み出され
る。これらのデータは識別マークにより、それぞれ音色
データCRが音色制御データ変更回路7に、音高データ
TNが楽音形成回路8に、そして符長データTLが符長
カウンタ9に取り込まれる。
楽音形成回路8は、取り込んだ音高データTNおよび音
色制御データ変更回路7から供給される音色データCR
に基づく音高および音色の楽音信号を形成し、この楽音
信号は増巾器11およびスピーカ12等からなるサウン
ドシステム13を介して発音される。
符長カウンタ9は、テンポ発振器6の発生するテンポク
ロツクTCLを常時カウントしており、メモリ3から符
長データが読み出される度にリセツトされるとともに符
長データに対応する値を計数するとステツプ信号NEX
Tを発生する。
このステツプ信号NEXTによりアドレス制御回路4の
アドレスカウンタが歩進されてメモリ3から次のデータ
が読み出される。そしてこのデータが符長データTLで
ないときはアドレスカウンタが次々に歩進され、次の符
長データTLが読み出された状態で符長カウンタ9から
の次のステツプ信号NEXTを待機する。以後、ステツ
プ信号NEXTが発生するたびにメモリ3に格納された
データが順次読み出される。
リズム装置14は、テンポ発振器6の発生するテンポク
ロツクTCLに従つてリズム音信号を発生する。このリ
ズム音信号も楽音信号とともにサウンドシステム13を
介して発音される。
なお、このように所定のテンポクロツクに従つてリズム
音を発生する装置、および前述のように音高データおよ
び音色データに基づいて楽音を形成する装置としては周
知の種々のものを用いることができるので、詳細な構成
説明についてはここでは省略する。
(テンポ制御データ変更回路5の詳細動作説明) 第3図はテンポ制御データ変更回路5の詳細ブロツク構
成を示す。同図において、前述のスタートセツト時、レ
ジスタ21にはテンポつまみ15(第1図)の操作子情
報MTPが格納されている。また、メモリ3(第1図)
からテンポデータTMPが読み出されたとき、識別マー
ク検出回路22は出力“1”を発生し、この出力“1”
はセレクタ23に入力Aを選択する選択信号として加え
られるとともにオア回路24を介してレジスタ25のロ
ード信号として加えられる。このため、テンポデータT
MPはセレクタ23を介してレジスタ25に取り込ま
れ、以後このテンポデータTMPは制御データCNDと
してテンポ発振器6(第1図)に供給されている。
第1図の自動演奏装置において、前述のようにメモリ3
から各データが順次読み出され、これらのデータに基づ
いてメロデイ音、リズム音等が自動演奏されていると
き、操作つまみ例えばテンポつまみ15が操作される
と、第3図において、このテンポつまみ15からの操作
子情報MTPはレジスタ21に取り込まれるとともに減
算器26に供給される。レジスタ21はこの時点では、
まだ、旧操作子情報MTP′を出力しており、減算器2
6はこのレジスタ21からの旧操作子情報MTP′とテ
ンポつまみ15からの新たな操作子情報MTPとの差Δ
Xを算出し出力する。しきい値検知回路27は差ΔXが
所定の値Wを超えた場合のみ出力“1”を発生するもの
で、テンポつまみ15に誤つて触れた程度の操作子情報
の変化では出力“1”を発生しない。このように操作子
情報の変化に対して前記所定値Wの不感帯を設けること
がこの発明の最大の特徴である。
メモリ3(第1図)がテンポデータTMPを出力してい
ないときは識別マーク検出回路22の出力が“0”であ
るから、セレクタ23は、入力Bを選択している。この
ため操作子情報はセレクタ23を介してレジスタ25に
供給されている。従つて、前述のようにテンポつまみ1
5をその操作子情報MTPの変化分Δが前記所定値Wを
超える程度に操作されると、しきい値検知回路27の出
力“1”がオア回路24を介してレジスタ25のロード
信号入力端子に供給され、この時の操作子情報MTPが
レジスタ25に取り込まれ、続いてテンポ発振器6(第
1図)に新たなテンポ制御データCNDとして供給され
る。このため、テンポ発振器6はテンポつまみ15すな
わちマニユアルテンポ操作子の設定値に応じた周波数の
テンポクロツクTCLを発生する。
なお、音色制御データ変更回路7(第1図)は、テンポ
制御データ変更回路5に対し、テンポデータの代りに音
色データを取り扱う点を除いて全く同様に構成されるの
で、説明は省略する。
以上のようにこの発明によると、各操作つまみの操作量
が所定量より少ないときは各制御データが変更されない
ように不感帯を設けているため、特に誤操作によつてつ
まみが僅かに移動した場合、制御データすなわちテンポ
音色等が不用意かつ大巾に変化することを防止すること
ができ、従つてこのような事態の発生による音楽として
の不都合を除去することができる。
なお、上述においては、テンポおよび音色を制御する場
合について述べたが、この発明は他の例えば音量等を制
御する場合に適用することができるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の1実施例に係る自動演奏装置のブロ
ツク構成図、 第2図は第1図の自動演奏装置におけるデータメモリの
データフオーマツト図、 そして第3図は第1図の自動演奏装置におけるテンポ制
御データ変更回路および音色制御データ変更回路の共通
の詳細ブロツク構成図である。 1……音譜、1a……磁気ストライプ、2……楽譜デー
タ読取装置、3……データメモリ、4……アドレス制御
回路、5……テンポ制御データ変更回路、6……テンポ
発振器、7……音色制御データ変更回路、8……楽音形
成回路、9……符長データ、13……サウンドシステ
ム、14……リズム装置、21,25……レジスタ、2
2……識別マーク検出回路、23……セレクタ、26…
…減算器、27……しきい値検知回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽曲を自動演奏するための演奏データおよ
    び自動演奏を制御するための制御データを記憶する記憶
    手段と、この記憶手段から前記演奏データおよび制御デ
    ータを順次読み出して出力する読出手段と、この出力さ
    れた演奏データおよび制御データに基づき楽音を発生す
    る楽音発生手段とを具備する自動演奏装置において、 操作に応じて連続的に出力値が変化する操作子と、 前記操作子の出力値の変化を検出しこの変化量が所定値
    以上であるとき、前記楽音発生手段に与えられる制御デ
    ータを前記操作子の出力値に応じた制御量に切り換える
    制御量変更制御手段と を設けたことを特徴とする自動演奏装置。
JP57203705A 1982-11-22 1982-11-22 自動演奏装置 Expired - Lifetime JPH0631961B2 (ja)

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JP57203705A JPH0631961B2 (ja) 1982-11-22 1982-11-22 自動演奏装置

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JPS5994791A JPS5994791A (ja) 1984-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3025261U (ja) * 1995-11-29 1996-06-11 茂樹 佐野 工 具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59837B2 (ja) * 1978-09-13 1984-01-09 ヤマハ株式会社 電子楽器の鍵タッチデ−タ発生回路
JPS5794797A (en) * 1980-12-04 1982-06-12 Nippon Musical Instruments Mfg Automatic player for electronic musical instrument

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JP3025261U (ja) * 1995-11-29 1996-06-11 茂樹 佐野 工 具

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