JPH0631892B2 - 放射線画像変換媒体 - Google Patents

放射線画像変換媒体

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JPH0631892B2
JPH0631892B2 JP60156345A JP15634585A JPH0631892B2 JP H0631892 B2 JPH0631892 B2 JP H0631892B2 JP 60156345 A JP60156345 A JP 60156345A JP 15634585 A JP15634585 A JP 15634585A JP H0631892 B2 JPH0631892 B2 JP H0631892B2
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phosphor layer
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亜紀子 加野
久憲 土野
幸二 網谷
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は放射線エネルギーの大小によって蛍光体層に形
成される放射線画像の潜像を可視化する画像変換媒体に
関し、特にX線写真撮影に用いられる蛍光体層を有する
画像変換スクリーンに関する。
(発明の背景) 医学用X線写真の撮影に於ては、被写体を通過したX線
の波長を、ハロゲン化銀感光材料の感光波長域に変換す
るため、一旦該X線を蛍光体スクリーンに吸収せしめX
線刺戟によって発生する前記感光波長域の蛍光の強弱に
従って感光させ現像処理によってX線画像が作成され
る。
前記蛍光体スクリーンは用途によって、直接撮影用増感
スクリーン(intensifying screen,一般に増感紙と呼ば
れる)及び間接撮影用蛍光スクリーン(fluorescent sc
reen,一般に蛍光板と呼ばれる)があり、X線によって
蛍光を発する蛍光体を、X線撮影に支障のない支持体上
に塗設し、更に形成された蛍光体層を保護層で被覆した
ものである。
増感紙は撮影に使用するXレイフィルムがフィルム支持
体の表裏に夫々感光層が塗設されているので夫々の感光
層に増感紙を宛がい受光効率を上げており、蛍光板に於
てはX線遮断のためにカメラ側に鉛入りガラスを設けて
いる。
前記増感紙及び蛍光板(以後一括してスクリーンと称
す)共にX線が人体等の被写体を通過し、強弱のパター
ンを有する画像X線束となり、該画像X線束が蛍光体層
に吸収され該層の蛍光体粒子を刺激して蛍光を生じて画
像蛍光束となり、該画像蛍光束にXレイフィルムが感光
し、固定画像を形成する仲介をするものである。
該スクリーンに要求される特性としては、効率のよい画
像変換を行うための感度、残光の長短等の発光特性及び
耐用性がある。
スクリーンの耐用性は手操作の場合には3年程度、機械
搬送の場合でも2年程度が通常要求され、蛍光体層の損
傷からの保護には保護層が設けられる。
更に耐用性の大きな問題としては、蛍光体が一般的に湿
度に弱い点から、タングステン酸カルシウム或は適当な
付活素を含むカドリニウム化合物等比較的湿度に強い蛍
光体が実用的に選ばれ、感度或は蛍光スペクトル等の要
求は犠牲にされている状況であり防湿についての技術が
望まれている。
即ち、蛍光体層が水分を吸着すると前記スクリーンのX
線感度が低下したりあるいはX線画像の画質の劣化をも
たらすため、前記蛍光体層に水分が到達しないよう保護
する必要がある。
従来のスクリーンにおいては、上記の問題の解決を図る
ため、スクリーンの支持体上の蛍光体層面を被覆する保
護層を設ける方法がとられてきた。
この保護層は、たとえば、特開昭59-42500号に記述され
ているように、保護層用塗布液を蛍光体層上に直接塗布
して形成されるか、あるいは、あらかじめ別途形成した
保護層を蛍光体層上に接着する方法により形成されてい
る。
特願昭60-18934号に於て本発明者等は、放射線照射およ
び/または加熱によって重縮合あるいは架橋反応して硬
化する樹脂素材すなわちモノマー、オリゴマーあるいは
ポリマー(以下これらを放射線硬化型樹脂あるいは熱硬
化型樹脂と称する。)を含有する保護層用塗布液を輝尽
性蛍光体層上に塗布した後、放射線の照射および/また
は加熱により前記樹脂素材を硬化させて保護層を形成す
る方法を提案している。
スクリーンの長寿命化を達成するために、特に耐湿性の
点でのよりいっそうの改良が望まれているが、前記保護
層の透湿性を低下させるための方法に関してはほとんど
検討されていないのが現状である。
(発明の目的) 本発明は、蛍光体を用いた放射線画像変換媒体における
前述のような現状に鑑みてなされたものであり、本発明
の目的は蛍光体層への水分の浸透が小さく長期間にわた
り良好な状態で使用が可能である放照線画像変換媒体、
特にX線画像変換スクリーンを提供することにある。
(発明の構成) 前記した本発明の目的は、支持体上に蛍光体層及び保護
層を有する放射線画像変換媒体に於て、該保護層が互に
吸湿性の異る少くとも2つの層を有することを特徴とす
る放射線画像変換媒体によって達成される。
ここで「吸湿性が異なる」という表現は具体的には以下
のような意味である。すなわち、保護層が、A,B2層
よりなるとすれば、該A層とB層とで吸湿性が異なると
いうことは、前記スクリーンが通常の使用方法において
暴されると考えうるある気温のもとでのA層の平衡吸湿
等温曲線が該気温のもとでのB層の平衡吸湿等温曲線と
一致しないということを表している。
以下、本発明を詳細に説明する。
第1図(1)に、本発明のスクリーンの構造例を断面図と
して示す。11は支持体、12は蛍光体層、13aおよび13b
は保護層であり、蛍光体層に接する13aは相対的に吸湿
性の大きい保護層を、そして最も外側の13bは相対的に
吸湿性の小さい保護層を表している。保護層を第1図
(1)のごとき層構成にすることによりスクリーンの耐湿
性を大幅に向上することができとくに好ましい。すなわ
ち、スクリーンの外部に存在する水あるいは水蒸気はま
ず保護層13bによりスクリーン内部への浸透を阻止され
る。しかし保護層13bが水分を完全に遮断することは不
可能であり、常にある程度の水分透過量が存在する。そ
の水分透過量は、一般に外界と保護層13bの内側との湿
度差に比例して増大する。保護層13bを透過した水分は
保護層13aの表面に到達するが、保護層13aはその吸湿
性が大きいため、前記水分を層の13bと接する側の表面
および層の内部において保持し、蛍光体層への水分の到
達を防ぐ機能を果たす。結果として前記蛍光体層の吸水
による劣化は従来のスクリーンに比べて著しく減少す
る。
さらに、第1図(1)に示す層構造を有する複合保護層
は、保護層用材料の適切な選択により、13b→13aの方
向の透湿度がひじょうに小さくかつ13a→13bの方向の
透湿度が比較的大きい性質を有する複合保護層とするこ
とができ好ましい。一般に吸湿性の小さい膜は透湿係数
の湿度依存性が小さく、吸湿性の大きい膜は透湿係数の
湿度依存性が大きいという性質を有する。したがって保
護層13bは透湿係数の湿度依存性が小さく保護層13aは
透湿係数の湿度依存性が大であるため、両者の複合系は
よく知られている複合膜の透湿の二面性を示す。すなわ
ち13bが高湿側に接するように配した場合の透湿度は13
aを高湿側においた場合の透湿度より小となる。保護層
用材料の適切な組み合わせにより両透湿度間の差を拡大
すれば、耐湿性にすぐれ、かつ蛍光体層が水分を吸収し
た場合には低湿度の外気に暴すことにより速やかに該水
分を放出するスクリーンを作製することができる。
第1図(2)に、本発明のスクリーンの構造の別の一例を
示す。第1図(2)に示すスクリーンは、蛍光体層に接す
る相対的に吸湿性の小さい保護層13bと、その外側の相
対的に吸湿性の大きい保護層13aとを有する。前記スク
リーンの外界に存在する水分は吸湿性の大きい保護層13
aの表面および内部で保持され、さらに保護層13aが保
持しきれずに透過した水分は吸湿性の小さい保護層13b
により蛍光体層への浸透を阻止される。保護層13bはと
くに透湿性の小さい材料より成ることが好ましい。ま
た、保護層13aの外側にさらに透湿性の小さいもうひと
つの保護層を設けてもよい。
本発明のスクリーンの構造は、第1図に示した例に限る
ものではない。
本発明のスクリーンにおいて、蛍光体層の表面を被覆す
る二層以上の保護層のうち少なくとも最も外側の保護層
は表面硬度の高い層であることが好ましい。表面硬度の
高い保護層を設けることにより、前記スクリーンが繰り
返し使用中にスクリーン搬送系その他の機械部分等から
受ける物理的衝撃による傷の発生と、それに伴う得られ
るX線画像の画質の劣化を防止することができる。
また、保護層の設置される面は蛍光体層の支持体側と反
対側の面(スクリーン表面と称する)に限らずスクリー
ン周辺の厚み断面(スクリーン側面と称する)あるいは
蛍光体層側とは反対側の支持体面(スクリーン裏面と称
する)に設けてもよい。その際、たとえばスクリーン表
面を被覆する保護層とスクリーン裏面を被覆する保護層
とは同一の構造を有する必要はない。
以上に述べたような好ましい特性を持った本発明のスク
リーンは、たとえば以下に述べるような方法に従い、支
持体上に蛍光体層を形成した後に該蛍光体層上その他の
面に少なくとも二層の所望の保護層を形成あるいは付設
することにより製造することができる。
本発明のスクリーンにおいて用いられる支持体としては
各種高分子材料、ガラス、X線透過に実用上支障のない
金属等が用いられる。特に情報記録材料としての取り扱
い上可撓性のあるシートあるいはウェブに加工できるも
のが好適であり、この点から例えばセルロースアセテー
トフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミド
フィルム、トリアセテートフィルム、ポリカーボネイト
フィルム等のプラスチックフィルム、アルミニウム、
鉄、銅、クロム等の金属示シートが好ましい。
また、これら支持体の層厚は用いる支持体の材質等によ
って異なるが、一般的には80μm〜1000μmであり、取り
扱い上の点から、さらに好ましくは80μm〜500μmであ
る。
これら支持体の表面は滑面であってもよいし、蛍光体層
との接着性を向上させる目的でマット面としてもよい。
また、支持体の表面は凹凸面としてもよいし、隔絶され
た微小タイル状板を敷きつめた構造或はハニーカム構造
としてもよい。
さらに、これら支持体は、蛍光体層との接着性を向上さ
せる目的で蛍光体層が設けられる面に下引層を設けても
よい。
本発明のスクリーンにおいて蛍光体とは、最初の光もし
くは高エネルギー放射線が照射された後に、蛍光を発し
或は光的、熱的、機械的、化学的または電気的等の刺激
(輝尽励起)により、最初の光もしくは高エネルギーの
放射線の照射量に対応した輝尽発光を示す蛍光体を含ん
で言う。
本発明に用いられる蛍光体としては、従来知られている
CaWO4、Gd2O2SiTb或はZnSiAg等をはじめとして、特開昭
50-116168号、同51-80190号、同52-115685号、特公昭55
-33560号、同55-34400号、同56-3395号、同56-46514
号、同58-2640号等に開示された蛍光体、或は特開昭48-
80487号、同58-80488号、同48-80489号、同51-29889
号、同52-30487号、同53-39277号、同54-47883号、同55
-12142号、同55-160078号及び同57-148285号等に開示さ
れた蛍光体が用いられる。
本発明のスクリーンに用いられる蛍光体を具体的に例示
すれば Y2O2S:Tb、Gd2O2S:Tb、La2O2S:Tb、(Y,Gd)2O2S:T
b、(Y,Gd)2O2S:Tb,Tm、Y2O2S:Eu、Gd2O2S:Eu、(Y,G
d)2O2S:Eu、Y2O3:Eu、Gd2O3:Eu、(Y,Gd)2O2:Eu、YV
O4:Eu、YPO4:Tb、GdPO4:Tb、LaPO4:Tb、YPO4:Eu、
LaOBr:Tb、LaOBr:Tb,Tm、LaOBr:Ce、LaOCl:Tb、LaO
Cl:Tb:Tm、LaOCl:Ce、GdOBr:Tb、GdOCl:Tb、CaW
O4、CaWO4:Pb、MgWO4、BaSO4:Pb、BaSO4:Eu2+、(Ba,
Sr)SO4:Eu2+、Ba3(PO4)2:Eu2+、(Ba,Sr)3(PO4)2:Eu
2+、BaFCl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFCl:Eu2+,Tb、BaFB
r:Eu2+,Tb、BaF2,BaCl2,KCl:Eu2+、BaF2,BaCl2,BaS
O4,KCl:Eu2+、(Ba,Mg)F2,BaCl2,KCl:Eu2+、CsI:Na、
CsI:Tl、NaI、ZnS:Ag、(Zn,Cd)S:Ag、ZnS:Cu,Zn
S:Cu,Al、(Zn,Cd)S:Cu、(Zn,Cd)S:Cu,Al、(Zn,Cd)
S:Au,Al、HfP2O7:Cu等のX線用蛍光体があげられる。
使用する蛍光体の平均粒子径は、蛍光体の感度や粒状性
を考慮して、平均粒子径0.1〜100μm、好ましくは1〜3
0μmのものが用いられる。これら蛍光体は混用されても
よい。
本発明のスクリーンにおいて、一般的には上述の蛍光体
は蒸着等の気相堆積法によるか或は適当な結着剤中に分
散され塗設される。該結着剤としては、例えばゼラチン
の如き蛋白質、デキストランの如きポリサッカライド又
はアラビアゴム、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニ
ル、ニトロセルロース、エチルセルロース、塩化ビニリ
デン−塩化ビニルコポリマー、ポリメチルメタクリレー
ト、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリウレタ
ン、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアル
コール等のような通常層形成に用いられる結着剤が使用
される。一般に結着剤は蛍光体1重量部に対して0.01乃
至1重量部の範囲で使用される。しかしながら得られる
スクリーン感度と鮮鋭度の点では結着剤は少ない方が好
ましく、塗布の容易さとの兼合いから0.03乃至0.2重量
部の範囲がより好ましい。
また特願昭59-196365号において提案されているよう
に、気相堆積法によって蛍光体層が結着剤を含有しない
構造としてもよい。結着剤を含有しない蛍光体層の形成
方法としては、以下のような方法があげられる。
第1の方法として蒸着法がある。該方法に於ては、まず
支持体を蒸着装置内に設置した後装置内を排気して10-6
Torr程度の真空度とする。次いで、前記蛍光体の少なく
とも一つを抵抗加熱法、エレクトロンビーム法等の方法
で加熱蒸発させて前記支持体表面に蛍光体を所望の厚さ
に堆積させる。
この結果、結着剤を含有しない蛍光体層が形成される
が、前記蒸着工程では複数回に分けて蛍光体層を形成す
ることも可能である。また、前記蒸着工程では複数の抵
抗加熱器あるいはエレクトロンビームを用いて共蒸着を
行うことも可能である。
また、前記蒸着法においては、蛍光体原料を複数の抵抗
加熱器あるいはエレクトロンビームを用いて共蒸着し、
支持体上で目的とする蛍光体を合成すると同時に蛍光体
層を形成することも可能である。
さらに前記蒸着法においては、蒸着時、必要に応じて被
蒸着物を冷却あるいは加熱してもよい。また、蒸着終了
後蛍光体層を加熱処理してもよい。
第2の方法としてスパッタ法がある。該方法において
は、蒸着法と同様に支持体をスパッタ装置内に設置した
後装置内を一旦排気して10-6Torr程度の真空度とし、次
いでスパッタ用のガスとしてAr,Ne等の不活性ガスをス
パッタ装置内に導入して10-3Torr程度のガス圧とする。
次に、前記蛍光体をターゲットとして、スパッタリング
することにより、前記支持体表面に蛍光体を所望の厚さ
に堆積させる。
前記スパッタ工程では蒸着法と同様に複数回に分けて蛍
光体層を形成することも可能であるし、また、それぞれ
異った蛍光体からなる複数のターゲットを用いて、同時
あるいは順次、前記ターゲットをスパッタリングして蛍
光体層を形成することも可能である。
前記スパゲッタ法においては、複数の蛍光体原料をター
ゲットとして用い、これを同時あるいは順次スパッタリ
ングして、支持体上で目的とする蛍光体を合成すると同
時に蛍光体層を形成することも可能である。また、前記
スパッタ法においては、必要に応じてO2,H2等のガスを
導入して反応性スパッタを行ってもよい。
さらに、前記スパッタ法においては、スパッタ時必要に
応じて被蒸着物を冷却あるいは加熱してもよい。また、
スパッタ終了後蛍光体層を加熱処理してもよい。
第3の方法としてCVD法がある。該方法は目的とする
蛍光体あるいは蛍光体原料を含有する有機金属化合物を
熱、高周波電力等のエネルギーで分解することにより、
支持体上に結着剤を含有しない蛍光体層を得る。
第4の方法として吹き着け法がある。該方法は蛍光体粉
末を粘着層上に吹き着けることにより支持体上に結着剤
を含有しない蛍光体層を得る。
本発明のスクリーンの蛍光体層の層厚は、目的とするス
クリーンの放射線に対する感度、蛍光体の種類等によっ
て異なるが、結着剤を含有しない場合で10μm〜1000μm
の範囲、さらに好ましくは20μm〜800μmの範囲から選
ばれるのが好ましく、結着剤を含有する場合で10μm〜1
000μmの範囲、さらに好ましくは50μm〜500μmの範
囲、更に好ましくは90μm〜300μmの範囲から選ばれる
のが好ましい。
次に、蛍光体層の支持体側とは反対側の面および必要に
応じてその他の面い保護層を設ける。保護層の形成方法
としては以下に述べるような方法が用いられる。
第1の方法として、特開昭59-42500号に開示されている
ように透明性の高い高分子物質を適当な溶媒に溶解して
調整した溶液を保護層を設置すべき面に塗布し、乾燥さ
せて保護層を形成する方法がある。
第2の方法として、同じく特開昭59-42500号に開示され
ているように透明な高分子物質より成る薄膜の片面に適
当な接着剤を付与し、保護層を設置すべき面に接着する
方法がある。
第1の方法および第2の方法において用いられる保護層
用材料としては、たとえば酢酸セルロース、ニトロセル
ロース、エチルセルロースなどのセルローズ誘導体、あ
るいはポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルアリルア
ルコール、ポリメチルビニルケトン、セルロースジアセ
テート、セルローストリアセテート、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリグリシ
ン、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアミン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド(ナイロン)、ポリ四フッ化エチレン、ポリ三フッ化
一塩化エチレン、ポリプロピレン、四フッ化エチレン−
六フッ化プロピレン共重合体、ポリビニルイソブチルエ
ーテル、ポリスチレンなどがあげられる。
第3の方法としては、特願昭60-18934号に述べられてい
るように、放射線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の少な
くともいずれか一方を含有する塗布液を保護層を設置す
べき面に塗布し特願昭60-18934号に示したような装置を
用いて紫外線あるいは電子線などの放射線の照射および
/または加熱を施して前記塗布液を硬化させる方法があ
る。
前記放射線硬化型樹脂としては、不飽和二重結合を有す
る化合物またはこれを含む組成物であればよく、このよ
うな化合物は、好ましくは、不飽和二重結合を2個以上
有するプレポリマーおよび/またはオリゴマーであり、
さらに、これらに不飽和二重結合を有する単量体(ビニ
ルモノマー)を反応性希釈剤として含有させることがで
きる。
不飽和二重結合を2個以上有するプレポリマーまたはオ
リゴマーの具体例としては下記のようなものがある。
1)不飽和ポリエステル 2)変性不飽和ポリエステル ウレタン変性不飽和ポリエステル、アクリルウレタン変
性不飽和ポリエステルおよび末端にアクリル基を有する
液状の不飽和ポリエステル。
3)アクリル系ポリマー ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、シ
リコンアクリレートおよびウレタンアクリレート 4)ブタジエン系ポリマー 5)エポキシ系ポリマー 脂肪族ポリオールのポリグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールA(あるいはF、S)ジグリシジルエーテル、ジ
カルボン酸エポキシシクロヘキシルアルキルおよびシク
ロペンテンオキシド基1個または2個以上を含有するエ
ポキシド。
6)ポリチオール・ポリエン樹脂 また、本発明に関わる前記熱硬化型樹脂の具体例として
は、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂
等があげられる。以上に述べた放射線硬化型樹脂および
熱硬化型樹脂は単独または2種以上混合して用いてもか
まわない。
前記放射線硬化型樹脂および/または熱硬化樹脂である
プレポリマーに、必要に応じて反応性希釈剤であるビニ
ルモノマー、非反応性バインダー、架橋剤、光重合開始
剤、光増感剤、貯蔵安定剤および接着性改良剤その他の
添加剤を混合して分散し、保護層用塗布液を作成する。
ここで、組成物の粘度を低下させ、かつ放射線硬化速度
を向上させる効果をもつ前記反応性希釈剤の具体例とし
ては以下のようなものがある。
a)単官能モノマー メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルメタアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタアクリレート、グリシジルメタアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレートなど b)2官能モノマー 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘ
キサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコ
ール、1,4−ブタンジオールアクリレート、エチレン
グリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、
ジビニルベンゼンなど c)3官能以上のモノマー トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート、エチレンジアミンのアクリル酸エステルな
ど 前記保護層用塗布液には、放射線照射および加熱により
硬化しないバインダーを必要に応じて含有させてもよ
い。たとえばセルロースエステル、ポリビニルブチラー
ル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、スチロール−アクリル酸共重合体などである。
前記保護層用塗布液を硬化させる手段として紫外線照射
を用いる場合には、紫外線エネルギーを吸収して樹脂の
重合反応を開始させる触媒である光重合開始剤を必要に
応じて添加してもよく、さらに該光重合開始剤の効果を
促進する目的で光増感剤を添加してもよい。
前記光重合開始剤としては、カルボニル化合物が多く用
いられ、その具体例としてはベンゾインイソプロピル、
イソブチルエーテルなどのベンゾインエーテル系化合
物、エンゾフエノン、0−ベンゾイルメチルベンゾエー
トなどのベンゾフェノン系化合物、アセトフェノン、ト
リクロロアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェ
ノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジ
メトキシ−2−フェニルアセトフェノンなどのアセトフ
ェノン系化合物、2−クロロチオキサントン、2−アル
キルチオキサントンなどのチオキサントン系化合物、お
よび2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2
−ヒドロキシ−4′−イソプロピル−2−メチルプロピ
オフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トンなどの化合物があげられる。
また、とくにエポキシ系ポリマーに対する光重合開始剤
としては芳香族オニウム塩、すなわち、ルイス酸ジアゾ
ニウム塩などのジアゾニウム塩、ヘキサフルオロリン酸
トリフェニルフェナシルホスホニウムなどのホスホニウ
ム塩、テトラフルオロホウ酸トリフェニルスルホニウ
ム、ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウムな
どのスルホニウム塩および塩化ジフェニルヨードニウム
などのヨードニウム塩などが有用である。その他にもイ
オウ化合物、アゾ化合物、ハロゲン化合物および有機過
酸化物等が光重合開始剤として用いられる。
前記光重合開始剤は単独で用いてもよいし2種以上混合
してもよい。
また、光増感剤の例としてはアミン、尿素、ニトリルお
よびイオウ、リン、窒素、塩素などの化合物があげられ
る。
前記第1の方法、第2の方法または第3の方法により形
成される保護層の一層の膜厚は1μm〜100μm程度、さ
らに好ましくは2μm〜10μm程度の範囲にあることが好
ましい。
第4の方法としては、SiO,SiC,SiN,Al
等の無機物質層を真空蒸着法、スパッタ法等によ
り形成する方法がある。前記無機物質層の層厚は0.1μm
〜100μm程度が好ましい。
本発明のスクリーンにおける少なくとも二層の保護層群
は、そのすべてが同一の形成方法により形成されている
必要はない。本発明のスクリーンは支持体上に蛍光体層
を設けた後に該蛍光体層上に複数の保護層を順次形成し
て製造してもよいし、あらかじめ形成した多層構造の保
護層を前記蛍光体層上に付設して製造してもよい。ある
いは保護層上に蛍光体層を形成した後、支持体を設ける
手順をとってもよい。
本発明のスクリーンにおいて、保護層は互いに吸湿性の
異なる二つ以上の層の組み合わせより成る。前記保護層
のうち、相対的に吸湿性の小さい保護層用に用いられる
材料としては、たとえばポリエチレン、ポリ四フッ化エ
チレン、ポリ三フッ化一塩化エチレン、ポリプロピレ
ン、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、
ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルイソブチルエーテル、
ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニリデン−塩化ビ
ニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重
合体、塩化ビニリデン−イソブチレン共重合体、ポリス
チレン、エポキシ系ポリマーの一部およびアクリル系ポ
リマーの一部などが好ましい。また、相対的に吸湿性の
大きい保護層用に用いられる材料としては、たとえばポ
リビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリグリシ
ン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアミン、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート、ナイロン4、ナイロン
6、ナイロン12、ナイロン66、ポリ酢酸ビニル、ポリメ
チルアリルアルコールなどが好ましい。
本発明の実施態様中とくに好ましいのは、前記吸湿性の
小さい保護層用の材料として挙げた一群の材料の中から
少なくとも一種類を選び、また前記吸湿性の大きい保護
層用の材料として挙げた一群の材料の中から少なくとも
一種類を選んで、前者を外側、後者を内側すなわち、蛍
光体層に接する側に配置した複合保護層を有するスクリ
ーンである。
(実施例) 次に、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 十分乾燥させた厚さ5μmのナイロン6フィルムと厚さ
5μmの塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体フィルム
とエポキシ変性ポリオレフィン系接着剤により貼り合わ
せ、2層より成る保護層を作成した。次に、平均粒径5
μmのLaOBr:Ce蛍光体8重量部およびポリビニルブチラ
ール(結着剤)1重量部をシクロヘサキノン(溶剤)を
用いて混合分散して蛍光体塗布液とした。該蛍光体塗布
液を前記保護層のナイロン6面に蛍光体塗布重量がおよ
そ40mg/cm2となるように均一に塗布し、一昼夜放置して
蛍光体層を形成し、さらにこの蛍光体層上に厚さ約200
μmのポリエチレンテレフタレート支持体を接着し、本
発明のスクリーンAを製造した。
実施例2 十分乾燥させた厚さ10μmのポリビニルアルコールフィ
ルムを第1の保護層とし、その片面に実施例1に示した
材料および方法を用いて蛍光体層を形成した。さらに実
施例1に示した支持体と同様のものを前記蛍光体層上に
接着した。
次に、下記の組成物をボールミルにて分散して第2の保
護層用塗布液を作成した。
ビスフェノールAグルシジルエーテル 75重量% 3,4−エポキシシクロヘキシル メチルカルボキシレート 18重量% トリアリルスルホニウムヘキサフルオロ アンチモン塩 7重量% このようにして作成した保護層用塗布液を、前記第1の
保護層上にドクターコータで被覆厚が5μmとなるよう
に塗布した。この塗布層に、出力80W/cmの高圧水銀灯
により10秒間紫外線を照射し、完全に硬化させて第2の
保護層を作成し、本発明のスクリーンBを製造した。
実施例3 厚さ3μmのポリプロピレンフィルムと厚さ3μmのポリ
酢酸ビニルフィルムとをポリエステル系接着剤により貼
り合わせ、2層より成る保護層を作成した。次に、前記
保護層のポリプロピレンフィルム面に、実施例1に示し
た材料および方法を用いて蛍光体層を形成した。さらに
実施例1に示した支持体と同様のものを前記蛍光体層上
に接着し、本発明のスクリーンCを製造した。
比較例1 厚さ5μmの塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体フィ
ルムを保護層とし、その片面に実施例1に示した材料お
よび方法を用いて蛍光体層を形成した。さらに実施例1
に示した支持体と同様のものを前記蛍光体層上に接着
し、比較のスクリーンDを製造した。
比較例2 実施例1で用いた支持体と同様のものに実施例1に示し
た材料および方法を用いて蛍光体層を形成した。次に、
該蛍光体層上に実施例2で作成した第2の保護層用塗布
液と同様の保護層用塗布液をドクターコータで被覆厚が
5μmとなるように塗布した。この塗布層に、出力80W
/cmの高圧水銀灯により10秒間紫外線を照照し、完全に
硬化させて保護層を作成し、比較のスクリーンEを製造
した。
比較例3 厚さ3μmのポリプロピレンフィルムを保護層とし、そ
の片面に、実施例1に示した材料および方法を用いて蛍
光体層を形成した。さらに実施例1に示した支持体と同
様のものを前記蛍光体層上に接着し、比較のスクリーン
Fを製造した。
以上のようにして製造した本発明のスクリーンA,B,
Cおよび比較のスクリーンD,E,Fを乾燥ボックス内
に2日間放置したのち、放射線に対する感度を測定し
た。次に、これらのスクリーンを気温50℃、相対湿度80
%の恒温恒湿槽内に350時間放置して強制劣化させ、さ
らに再び乾燥ボックス内に5時間置き、その間の放射線
感度の変化を、最初に測定したそれぞれの放射線感度を
1とした場合の相対感度で表した。その結果を第2図に
示す。
第2図より明らかなように、本発明のスクリーンA,B
およびCは、比較のスクリーンD,EおよびFに比べて
蛍光体層の吸湿による放射線感度の低下が小さい。特に
本発明のスクリーンAおよびBは耐湿性にひじょうに優
れている。さらに、本発明のスクリーンAおよびBは、
低湿度の外気に暴したときの感度の回復が速い。
(発明の効果) 以上述べてきたように、本発明のスクリーンはその保護
層が互いに吸湿性の異なる二つ以上の層からなる多層構
造を有しているため、耐湿性に優れ、長期間にわたり良
好な状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスクリーンの基本的構造を示す断面
図である。第2図は、本発明のスクリーンおよび従来の
スクリーンを恒温恒湿槽内に放置した場合の放射線感度
の変化の様子を示した図である。 11…支持体、12…輝尽性蛍光体層 13a及び13b…保護層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に蛍光体層及び保護層を有する放
    射線画像変換媒体に於て、該保護層が互に吸湿性の異る
    少くとも2つの層を有することを特徴とする放射線画像
    変換媒体。
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