JPH06318684A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH06318684A
JPH06318684A JP10809193A JP10809193A JPH06318684A JP H06318684 A JPH06318684 A JP H06318684A JP 10809193 A JP10809193 A JP 10809193A JP 10809193 A JP10809193 A JP 10809193A JP H06318684 A JPH06318684 A JP H06318684A
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JP
Japan
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memory cell
diffusion layer
well diffusion
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JP10809193A
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Masahiro Mizuno
雅博 水野
Naoki Moriya
直樹 守谷
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NAND型不揮発性メモリセルブロックを構
成する複数個のメモリセルにデータを同時に書き込むこ
とができてデータの書き込みに要する時間を著しく短縮
することができる不揮発性半導体メモリ装置を提供す
る。 【構成】 n型基板14にはp型ウエル拡散層16a,
16b,16cが相互に分離して形成されている。これ
らのウエル拡散層16a,16b,16cには例えば4
個の不揮発性メモリセルが設けられており、これら4個
のメモリセルによりNAND型メモリセルブロックが構
成されている。また、各ウエル拡散層16a,16b,
16cには、ウエル拡散層電圧印加手段により個別的に
電圧が印加できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの書き換えが可
能であると共に書き込まれたデータの保持に電力を必要
としない不揮発性半導体メモリ装置に関し、特にNAN
D型の不揮発性半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フローティングゲートを備えた複数のメ
モリセルで構成された不揮発性半導体メモリ装置は、前
記メモリセルの回路構成の相違からNAND型とNOR
型とに分類される。NAND型不揮発性半導体メモリ装
置は各メモリセル毎のコンタクトを省略し、1本のビッ
ト線で複数のメモリセルを一括して制御する方式で、各
メモリセルを構成するソース及びドレインは直列に接続
されている(例えば、特開昭63−266883号)。
このような方式では、各メモリセル毎にコンタクトホー
ルを形成する必要がないため、高集積化が可能である等
の利点がある。
【0003】図2(a)は従来のNAND型不揮発性半
導体メモリ装置を示す断面図、図2(b)は同じくその
平面図である。基板14(例えば、n型シリコン基板)
の表面にはp型ウエル拡散層16が選択的に形成されて
おり、この拡散層16の表面にはn+型拡散層19,2
0,21,22,27及びp+型拡散層17が適長間隔
をおいて形成されている。また、基板14の表面には、
p型ウエル拡散層16から若干離隔してn+ 型拡散層1
5が形成されている。更に、基板14上には絶縁膜11
が形成されている。
【0004】n+型拡散層19,20間、n+型拡散層2
0,21間、n+ 型拡散層21,22間及びn+ 型拡散
層22,27間の各領域の上方には、夫々フローティン
グゲート23,24,25,26が配設されている。ま
た、これらのフローティングゲート23,24,25,
26の上方には、夫々コントロールゲート33,34,
35,36が配設されている。なお、これらのフローテ
ィングゲート23,24,25,26及びコントロール
ゲート33,34,35,36はいずれも絶縁膜11に
埋め込まれて形成されている。
【0005】メモリセルは、ソース領域及びドレイン領
域である2つのn+ 型拡散層と、これらの拡散層間の上
方に配置されたフローティングゲート及びコントロール
ゲートにより構成される。例えば、メモリセル3は、n
+ 型拡散層19,20と、フローティングゲート23
と、コントロールゲート33とにより構成されている。
これと同様に、n+ 型拡散層20,21,22,27
と、フローティングゲート24,25,26とコントロ
ールゲート34,35,36とにより、メモリセル4,
5,6が構成されている。これらのメモリセル3,4,
5,6は、隣接するメモリセルとソース領域及びドレイ
ン領域を共有している。即ち、これらのメモリセルは電
気的に直列接続されており、NAND型メモリセルブロ
ックを構成している。
【0006】メモリセル3のソース領域であるn+ 型拡
散層19及びメモリセル6のドレイン領域であるn+
拡散層27は、夫々絶縁膜11に選択的に形成されたコ
ンタクトホール2,8を介してソース線1及びビット線
7に接続されている。また、p+ 型拡散層17は、絶縁
膜11に選択的に形成されたコンタクトホール10を介
してウエル電位制御線9に接続されており、n+ 型拡散
層15はコンタクトホール13を介して基板電位制御線
12に接続されている。
【0007】図2(b)に示すように、ウエル拡散層1
6には、例えば12個のメモリセル3a〜3c,4a〜
4c,5a〜5c,6a〜6cが行列状に配列されて形
成されており、これらのメモリセルにより3組のNAN
D型メモリセルブロックが構成されている。即ち、メモ
リセル3a,4a,5a,6aはソース線1とビット線
7aとの間に直列に接続されて1組のメモリセルブロッ
クを構成し、メモリセル3b,4b,5b,6bはソー
ス線1とビット線7bとの間に直列に接続されて1組の
メモリセルブロックを構成し、メモリセル3c,4c,
5c,6cはソース線1とビット線7cとの間に直列に
接続されて1組のメモリセルブロックを構成している。
なお、図2(b)において、添字a,b,cは、図の上
段、中段又は下段の各メモリセルブロックの構成部分で
あることを示す。そして、p+ 型拡散層17及びn+
拡散層15も、各メモリセルブロックについて1個づつ
設けられている。p+ 型拡散層17a〜17cはいずれ
も同一のウエル電位制御線9に接続されており、n+
散層15a〜15cはいずれも同一の基板電位制御線1
2に接続されている。また、コントロールゲート33,
34,35,36は、夫々列方向に配列されたメモリセ
ルに対して共通となるように配設されている。
【0008】次に、このように構成された従来の不揮発
性半導体メモリ装置の動作について説明する。
【0009】先ず、メモリセルに書き込まれているデー
タを消去する場合は、ウエル拡散層16に20Vの電圧
を印加し、コントロールゲート33,34,35,36
を接地する。これにより、メモリセル3a〜3c,4a
〜4c,5a〜5c,6a〜6cのフローティングゲー
ト23a〜26a,23b〜26b,23c〜26cか
らチャネル領域に電子が引き抜かれ、データが消去され
る。
【0010】次に、メモリセルにデータを書き込む場合
は、ソース線1を開放状態にし、ウエル拡散層16を接
地する。例えば、メモリセル4bに“1”を書き込む
(データ“1”のインプット)とすると、コントロール
ゲート34に例えば20Vの電圧を印加し、ビット線7
bを接地電位にする。これにより、メモリセル4bのフ
ローティングゲート24bとチャネル領域との間の電位
差が大きくなり、チャネル領域からフローティングゲー
ト24bに電子が注入されて、データの書き込みが行わ
れる。このとき、メモリセル4b以外のメモリセルに対
する書き込みを防止する必要がある。そこで、ビット線
7a及び7cに例えば7Vの中間電圧を印加すると共
に、コントロールゲート33,35及び36にも例えば
7Vの中間電圧を印加する。これにより、メモリセル4
a及び4cのコントロールゲートとチャネル領域との間
の電位差は低減され、これらのメモリセル4a,4cに
対する書き込みは回避される。また、このとき、メモリ
セル4a及び4cとビット線を共有するメモリセル3
a,5a,6a,3c,5c及び6cは、コントロール
ゲート33,35,36に中間電圧が印加されているた
め、オン状態となり、伝達ゲートとして作用する。
【0011】次に、メモリセルからデータを読み出す場
合について説明する。例えば、メモリセル4bを選択し
てこのメモリセル4bからデータを読み出すとすると、
コントロールゲート34を接地し、他のコントロールゲ
ート33,35,36には5Vの電位を印加する。これ
により、仮にメモリセル4bにデータ“1”がインプッ
トされていればメモリセル4bにはチャネルが生じ、デ
ータ“1”がインプットされていなければチャネルが生
じない。一方、メモリセル4bと同一のメモリブロック
内のメモリセル3b,5b及び6bはオン状態であり、
伝達ゲートとして作用するため、メモリセル4bのデー
タが“1”ならばビット線4bに電流が流れ、メモリセ
ル4bのデータが“0”であれば、ビット線4bには電
流が流れない。このようにしてデータの読み出しが行わ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のNAND型不揮発性半導体メモリ装置において
は、同一のメモリセルブロック内の複数のメモリセルに
同時にデータの書き込みができないため、データの書き
込みに要する時間が長いという問題点がある。即ち、例
えば、メモリセル4bにデータを書き込む場合、コント
ロールゲート34に高電圧を印加すると共にコントロー
ルゲート33,35及び36に中間電圧を印加する必要
がある。従って、メモリセル3b,5b及び6bでは書
き込みに必要な高電圧を確保することができない。この
ため、同一のメモリセルブロック内の複数のメモリセル
に書き込みを行うには、そのメモリセルの数に応じた書
き込み時間が必要である。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ソース線とビット線との間に直列接続され
た複数個のメモリセルに同時にデータを書き込むことが
できる不揮発性半導体メモリ装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体メモリ装置は、半導体基板の表面に選択的に形成さ
れた複数個のウエル拡散層と、各ウエル拡散層に設けら
れたNAND型メモリセルブロックと、前記複数個のウ
エル拡散層に個別的に電圧を印加することが可能のウエ
ル拡散層電圧印加手段とを有し、前記NAND型メモリ
セルブロックは各ウエル拡散層の表面に適長間隔をおい
て形成された複数個のソース・ドレイン領域とこれらの
ソース・ドレイン領域の間の上方に配設された複数個の
コントロールゲートとにより構成された複数個の不揮発
性メモリセルが直列接続されたものであることを特徴と
する。
【0015】
【作用】本発明においては、半導体基板の表面に複数個
のウエル拡散層が設けられており、各ウエル拡散層には
複数個の不揮発性メモリセルが直列接続されてなるNA
ND型メモリセルブロックが設けられている。また、本
発明においては、前記複数個のウエル拡散層に個別的に
電圧を印加することが可能のウエル拡散層電圧印加手段
を備えている。このように構成された本発明に係る不揮
発性半導体メモリ装置において、前記NAND型メモリ
セルブロック内の複数のメモリセルに同時にデータを書
き込む際の動作について、以下に説明する。
【0016】メモリセルにデータを書き込む場合は、基
板を接地電位にすると共に、ウエル拡散層電圧印加手段
により、データを書き込むべきメモリセルが設けられて
いるウエル拡散層に例えば−8Vの負の中間電圧を印加
し、他のウエル拡散層を例えば接地電位とする。また、
前記メモリセルブロックを構成するメモリセルのうち、
データを書き込む(データ“1”を書き込む)べきメモ
リセルのコントロールゲートに例えば7Vの中間電位を
印加し、書き込みを行わないメモリセルのコントロール
ゲートを接地電位とする。そうすると、データを書き込
むべきメモリセルでは、コントロールゲートとチャネル
領域との間の電位差が約15Vとなるため、チャネル領
域からフローティングゲートに電子が注入され、データ
“1”が書き込まれる。一方、コントロールゲートが接
地電圧であるメモリセルにおいては、コントロールゲー
トとチャネル領域との間の電位差が約8Vと小さいた
め、フローティングゲートに電子が注入されることはな
い。また、他のウエル拡散層においては、ウエル拡散層
が接地電位であるため、コントロールゲートに7Vの正
の中間電圧が印加されていても、フローティングゲート
に電子が注入されることはない。このようにして、本発
明に係る不揮発性半導体メモリ装置においては、同一の
ウエル拡散層内に形成された複数個のメモリセルに同時
にデータを書き込むことができる。
【0017】なお、ウエル拡散層は、不純物濃度が低い
ため高抵抗であり、リーク電流により電圧降下が生じて
ウエル拡散層の長さ方向に対し電位勾配が発生する。従
って、各メモリセルに対するデータの消去及び書き込み
の際に、各メモリセルのフローティングゲートに注入さ
れる電荷量及び各メモリセルのフローティングゲートか
ら引き抜く電荷量にバラツキが発生しやすい。そこで、
ウエル拡散層の内部であって各メモリセルのソース・ド
レイン領域の下方に、これらのソース・ドレイン領域の
配列方向に延びる高濃度不純物拡散層(埋込層)を設け
ると、リーク電流が生じても電位勾配を小さくすること
ができて、各メモリセルのフローティングゲートに注入
される電荷量及び各メモリセルのフローティングゲート
から引き抜く電荷量のバラツキを抑制することができ
る。従って、前記ウエル拡散層の下部には、前記ソース
・ドレイン領域の配列方向に延びる高純度不純物拡散層
が設けられていることが好ましい。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について、添付の図面
を参照して説明する。図1(a)は本発明の実施例に係
る不揮発性半導体メモリ装置を示す断面図、図1(b)
は同じくその平面図である。半導体基板14は例えばn
型シリコン基板であり、この半導体基板14の表面には
上面視で矩形状の複数個(図では3個)のp型ウエル拡
散層16(16a〜16c)が相互に平行に配列されて
形成されている。また、半導体基板14の表面には、各
ウエル拡散層16から若干離隔して、n+ 型拡散層15
(15a〜15c)が形成されている。
【0019】各ウエル拡散層16の下部には、ウエル拡
散層16の長手方向に延びるp+ 型埋込層18が設けら
れている。また、各ウエル拡散層16の表面には、n+
型拡散層(ソース・ドレイン領域)19,20,21,
22,27及びp+ 型拡散層17が適長間隔をおいて且
つウエル拡散層16の長手方向に配列されて形成されて
いる。p+型拡散層17は、上述のp+型埋込層18に連
絡しており、両者は電気的に接続されている。
【0020】基板14上には絶縁層11が形成されてい
る。n+型拡散層19,20間、n+型拡散層20,21
間、n+型拡散層21,22間及びn+型拡散層22,2
7間の各領域の上方には夫々フローティングゲート2
3,24,25,26が配列されており、これらのフロ
ーティングゲート23,24,25,26の上方には夫
々コントロールゲート33,34,35,36が配設さ
れている。なお、これらのフローティングゲート23,
24,25,26及びコントロールゲート33,34,
35,36はいずれも絶縁膜11に埋め込まれて形成さ
れている。これらのn+ 型拡散層19,20,21,2
2,27、フローティングゲート23,24,25,2
6及びコントロールゲート33,34,35,36によ
り4個の不揮発性メモリセル3,4,5,6が構成され
ている。また、これらの4個の不揮発性メモリセル3,
4,5,6により、NAND型メモリセルブロックが構
成されている。
【0021】n+ 型拡散層19,27は、夫々絶縁膜1
1に選択的に形成されたコンタクトホール2,8を介し
てソース線1及びビット線7(7a,7b,7c)に接
続されている。また、p+ 型拡散層17は、絶縁膜11
に選択的に形成されたコンタクトホール10を介してウ
エル電位制御線9(9a,9b,9c)に接続されてお
り、n+ 型拡散層15(15a,15b,15c)はコ
ンタクトホール13を介して基板電位制御線12に接続
されている。
【0022】ウエル拡散層16a,16b,16cに夫
々接続されたウエル電位制御線9a,9b,9cは、い
ずれもウエル拡散層電圧印加手段に接続されており、こ
のウエル拡散層電圧印加手段により個別的に電圧が印加
されるようになっている。
【0023】次に、本実施例に係る不揮発性半導体メモ
リ装置の動作について説明する。
【0024】例えば、中段のNAND型メモリセルブロ
ックの各メモリセルにデータを書き込む場合、ソース線
1及びビット線7bを開放状態にすると共に、基板電位
制御線12を接地して基板14を接地電圧にする。ま
た、ウエル電位制御線9bには−8Vの負の中間電圧を
印加し、他のウエル電位制御線9a及び9cは接地電圧
にする。仮に、メモリセル3b,4b,5b及び6bに
夫々“1”,“0”,“1”及び“0”のデータを書き
込むとすると、コントロールゲート33,34,35及
び36に夫々7V,0V,7V及び0Vの電圧を印加す
る。これにより、チャネルとコントロールゲートとの電
位差が約15Vとなるメモリセル3b,5bのフローテ
ィングゲート23b及び25bには電子が注入され、チ
ャネルとコントロールゲートとの電位差が約8Vと小さ
いメモリセル4b,6bのフローティングゲート24b
及び26bには電子が注入されず、このNAND型メモ
リセルブロック内の複数個のメモリに同時にデータが書
き込まれる。この場合に、他のNAND型メモリセルブ
ロックのウエル拡散層の電位は0Vであるので、データ
の書き込みは行われない。
【0025】次に、例えば中段のNAND型メモリセル
ブロックに対してのみデータの消去を行う場合について
説明する。この場合、ソース線1及びビット線7bに5
Vの電圧を印加し、コントロールゲート33,34,3
5,37に−8Vの電圧を印加する。また、ウエル電位
制御線9bには5Vの電圧を印加する。このように各部
に電圧を印加することにより、メモリセル3b,4b,
5b,6bのフローティングゲート23b,24b,2
5b及び26bの電子を基板側に引き抜くことができ、
メモリセル3b,4b,5b,6bのデータのみが消去
される。
【0026】次いで、読み出し時の動作について説明す
る。この場合、ソース線1、ウエル電位制御線9b及び
基板電位制御線12を接地する。また、ビット線7bに
は負荷抵抗を介して5Vの電圧を印加する。読み取り動
作を行うメモリセルとして例えば、メモリセル4bを選
択したとすると、コントロールゲート34を接地し、他
のコントロールゲート33,35,36には5Vの電圧
を印加する。選択したメモリセルに仮に“0”が記憶さ
れているとすると、メモリセル4bはオフ状態となって
おり、その結果ビット線7bには約5Vの電圧が出力さ
れる。また、仮に選択メモリセルに“1”が記憶されて
いた場合、メモリセル4bはオン状態になっておりビッ
ト線9には接地電位が出力される。このようにして、デ
ータの読み出しが実行される。
【0027】本実施例においては、1個のウエル拡散層
に対し1組のNAND型メモリセルブロックが設けられ
ており、各ウエル拡散層に個別的に電圧が印加されるた
め、1組のNAND型メモリセルブロック内の複数個の
メモリセルに同時にデータを書き込むことができて、デ
ータ書き込み時間を著しく短縮することができる。ま
た、特定のNAND型メモリセルブロックのデータのみ
を消去することが可能であるという利点もある。更に、
本実施例においては、ウエル拡散層の下部に埋込層が設
けられているため、リーク電流が生じた場合のウエル拡
散層内の電圧勾配が小さく、データ書き込み時に各メモ
リセルのフローティングゲートに注入される電荷量及び
データ消去時に各メモリセルから引き抜かれる電荷量の
バラツキを抑制することができるという効果もある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る不揮発
性半導体メモリ装置は、半導体基板の表面に複数個のウ
エル拡散層が設けられていると共に、各ウエル拡散層に
は複数個の不揮発性メモリセルからなるNAND型メモ
リセルブロックが設けられており、前記複数個のウエル
拡散層に個別的に電圧を印加することが可能のウエル拡
散層電圧印加手段を備えているから、同一のメモリセル
ブロック内の複数のメモリセルに同時にデータを書き込
むことができ、データの書き込みに要する時間を著しく
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は夫々本発明の実施例に係る不
揮発性半導体メモリ装置を示す断面図及び平面図であ
る。
【図2】(a),(b)は夫々従来の不揮発性半導体メ
モリ装置を示す断面図及び平面図である。
【符号の説明】
1;ソース線 2,8,10,13;コンタクトホール 3,3a,3b,3c,4,4a,4b,4c,5,5
a,5b,5c,6,6a,6b,6c;メモリセル 7,7a,7b,7c;ビット線 9,9a,9b,9c;ウエル電位制御線 11;絶縁層 12;基板電位制御線 14;基板 15,15a,15b,15c,17,17a,17
b,17c;拡散層 16,16a,16b,16c;ウエル拡散層 18;埋込層 19,20,21,22,27;ソース・ドレイン 23,23a,23b,23c,24,24a,24
b,24c,25,25a,25b,25c,26,2
6a,26b,26c;フローティングゲート 33,34,35,36;コントロールゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 16/06 6866−5L G11C 17/00 309 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に選択的に形成された
    複数個のウエル拡散層と、各ウエル拡散層に設けられた
    NAND型メモリセルブロックと、前記複数個のウエル
    拡散層に個別的に電圧を印加することが可能のウエル拡
    散層電圧印加手段とを有し、前記NAND型メモリセル
    ブロックは各ウエル拡散層の表面に適長間隔をおいて形
    成された複数個のソース・ドレイン領域と、これらのソ
    ース・ドレイン領域の間の上方に配設された複数個のフ
    ローティングゲート及びコントロールゲートとにより構
    成された複数個の不揮発性メモリセルが直列接続された
    ものであることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ウエル拡散層の内部であって前記ソ
    ース・ドレイン領域の下方に、前記ソース・ドレイン領
    域の配列方向に延びる高濃度不純物拡散層が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体
    メモリ装置。
JP10809193A 1993-05-10 1993-05-10 不揮発性半導体メモリ装置 Pending JPH06318684A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050003164A (ko) * 2003-06-30 2005-01-10 나노솔루션주식회사 구리분말 제조방법
KR100533773B1 (ko) * 1999-04-20 2005-12-06 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 셀 어레이
KR100764060B1 (ko) * 2006-09-29 2007-10-09 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리 장치 및 시스템 그리고 그것을 위한메모리 셀 어레이 구조
JP2008270838A (ja) * 1994-07-01 2008-11-06 Spansion Llc 電気経路およびメモリセルのフローティングゲートから電荷を消去する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7733696B2 (en) 2006-09-29 2010-06-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile memory devices including local control gates on multiple isolated well regions and related methods and systems

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