JPH06318500A - X線発生装置 - Google Patents

X線発生装置

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JPH06318500A
JPH06318500A JP10668893A JP10668893A JPH06318500A JP H06318500 A JPH06318500 A JP H06318500A JP 10668893 A JP10668893 A JP 10668893A JP 10668893 A JP10668893 A JP 10668893A JP H06318500 A JPH06318500 A JP H06318500A
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JP
Japan
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irradiation
time
ray
cooling
tube
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JP10668893A
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English (en)
Inventor
Sumiko Kominato
須美子 小湊
Hiroshi Mizuguchi
弘 水口
Masashi Motoyama
正史 本山
Masami Tomizawa
雅美 富澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/36Temperature of anode; Brightness of image power
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
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    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/54Protecting or lifetime prediction

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、X線管に熱的ダメージを与えるこ
とがなく、効率のよい装置運用ができ、さらにオペレー
タの負担軽減を可能とすることを目的とする。 【構成】 照射時間設定手段112で設定された設定照
射時間が設定管電圧毎に予め記憶されている最大照射時
間を超える場合はその設定照射時間を最大照射時間以内
の複数の照射時間に分割し、その分割した各照射時間の
間及び最後の照射後に所要時間のクーリングを行わせる
照射制御手段1を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線管の冷却のためX
線発生を間欠的に行わせるX線発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線発生装置としては、例えば図
10に示すようなものがある。このX線発生装置は、X
線ON設定器111よりX線照射要求123が出される
と、管電圧設定器(管電圧設定手段)101に設定され
た所望の管電圧(X線管105の陽極と陰極間の電圧)
設定値121が管電圧制御部102に出力される。管電
圧制御部102は、管電圧設定値121と管電圧フィー
ドバック値122との差から一次電圧発生部103の値
を制御する。一次電圧発生部103により発生した一次
電圧は高電圧発生手段としての昇圧部104によりX線
管105が必要とする管電圧に変換され、X線管105
に所望の管電圧が印加されるようになっている。一方、
一次電圧は一次電圧分圧部106により管電圧フィード
バック値122となり、管電圧制御部102に出力され
る。この動作とは別にX線ON設定器111よりX線照
射要求123が出されると、照射時間設定器(照射時間
設定手段)112に設定された照射時間から照射時間監
視部113がダウンカウントを開始する。X線照射はX
線OFF指令器114よりX線照射停止要求125が出
されるか、あるいは照射時間計測部113のタイムアッ
プ信号124によりX線照射が停止されるまで続けられ
る。
【0003】このようなX線発生装置の動作において、
X線の発生中にはX線管105の陽極に熱が発生する。
通常のX線発生装置の場合は水あるいは油を循環させて
強制冷却を行うことで連続してX線を発生させても熱に
よるX線管の破損が生じないようになされている。しか
し、ポータブル型のX線発生装置等では冷却装置が省略
されるか簡略化されて軽量化に重点が置かれている。こ
のようなX線発生装置では、X線照射をした後にクーリ
ング(照射休止)を行ない、X線管が冷却されたら再度
X線照射をするという間欠動作をさせることが必要とな
ってくる。これに対し、従来のX線発生装置は、1回の
最大照射可能時間照射した後にX線ON設定器111よ
りX線照射要求123が出されるとすぐにX線を照射す
ることが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のX線発
生装置は次のような問題点を有していた。即ち、従来の
X線発生装置にはX線照射クーリング時間の管理機能が
組み込まれていないために、オペレータがデューティサ
イクル(X線照射時間とクーリング時間の比率)の管理
を行なう必要があった。したがって、(イ)オペレータ
がX線照射した時間を記憶して、X線照射が終了すると
その照射した時間に見合った時間が経過するまで次のX
線照射を行なわないようにしていた。(ロ)管電圧値が
異なっても一定のデューティサイクルでクーリングを行
なっていた。そのため、低い管電圧の場合、X線管の発
熱量が少ないのに最大管電圧に見合った時間のクーリン
グを行なっていたので無駄時間が多かった。(ハ)長い
期間照射を行なわなかった場合の長時間ウォームアップ
(徐々に管電圧を上昇させX線管の耐圧を高めさせる方
法のこと)を行うとき、あるいは最大許容照射時間をこ
えてX線照射をするときは、オペレータがつきっきりで
操作しなければならなかった。このようにオペレータ自
身がX線照射とクーリング時間の管理をしなくてはなら
ないため、オペレータの負担が大きかった。またこの管
理が不正確になったり、誤って操作したりすることがあ
り、このようなときはX線管にダメージを与えるおそれ
があった。
【0005】そこで、本発明は、X線管に熱的ダメージ
を与えることがなく、効率のよい装置運用ができ、さら
にはオペレータの負担を軽減することのできるX線発生
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、X線管と、該X線管に印加する
管電圧を設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段
で設定された設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管
に供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、前記X
線管によるX線の照射時間を設定する照射時間設定手段
と、該照射時間設定手段で設定された設定照射時間が設
定管電圧毎に予め記憶されている最大照射時間を超える
場合は当該設定照射時間を前記最大照射時間以内の複数
の照射時間に分割し、該分割された各照射時間の間及び
最後の照射後にX線の照射休止をさせる所要時間のクー
リングを行わせるように制御する照射制御手段とを有す
ることを要旨とする。
【0007】第2に、X線管と、該X線管に印加する管
電圧を設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で
設定された設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に
供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、X線の照
射休止であるクーリングに関する情報を表示するクーリ
ング状態表示手段と、前記X線管による一続きのX線照
射が終了したとき或いは終了する前に当該X線照射時間
と前記設定管電圧値からクーリング時間を算出してクー
リングを行わせるとともに前記X線照射の終了時点から
当該クーリング時間の間前記クーリング状態表示手段に
クーリング中であることを表示させる照射制御手段とを
有することを要旨とする。
【0008】第3に、X線管と、該X線管に印加する管
電圧を設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で
設定された設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に
供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、X線の照
射休止であるクーリング中にX線照射指令を受けたと
き、該X線照射指令を受けた時点での前記クーリングの
経過時間と前記設定管電圧値から照射許可時間を算出し
て当該照射許可時間内のX線照射を行わせるとともに該
X線照射終了後のクーリング時間を前記X線照射指令を
受けた時点での前記クーリングの残時間、許可された当
該X線照射時間及び前記設定管電圧値から算出してクー
リングを行わせる照射制御手段とを有することを要旨と
する。
【0009】第4に、X線管と、該X線管に所要値の管
電圧を供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、X
線の照射休止であるクーリングに関する情報を表示する
クーリング状態表示手段と、前回のX線照射終了時点か
らの経過時間毎の管電圧値と照射時間の一連の計画を1
つ以上記憶し、これら一連の計画におけるX線照射は複
数回に分割され、該分割された各照射の間及び最後の照
射後に所要時間のクーリングを行わせる内容からなり、
前回のX線照射終了時点からの経過時間を基に選択した
1つの前記計画に基づいてX線照射を制御するとともに
クーリング時間の間前記クーリング状態表示手段にクー
リング中であることを表示させる照射制御手段とを有す
ることを要旨とする。
【0010】第5に、X線管と、該X線管に印加する管
電圧を設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で
設定された設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に
供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、前記X線
管によるX線の照射時間を設定する照射時間設定手段
と、前記X線管の温度を検出する温度検出手段と、該温
度検出手段の検出信号を基に前記X線管のX線照射とX
線の照射休止であるクーリングの制御を行う照射制御手
段とを有することを要旨とする。
【0011】
【作用】上記構成において、第1に、設定照射時間が設
定管電圧で決まる最大照射時間を超える場合は、その設
定照射時間が最大照射時間以内の複数の照射時間に分割
され、その分割された各照射時間の間と最後の照射後
に、それぞれ所要時間のクーリングが行われる。このよ
うに、最大照射時間以内のX線照射と所要時間のクーリ
ングとが交互に繰り返されることにより、X線管に熱的
ダメージを与えることがなく、また効率のよい装置運用
が可能となる。
【0012】第2に、一続きのX線照射後、そのX線照
射時間と設定管電圧値を基に算出されたクーリング時間
だけクーリングが行われる。これにより、X線管に対す
る熱的ダメージが確実に防止されるとともに効率のよい
装置運用が可能となる。
【0013】第3に、X線照射後のクーリング中にX線
照射指令が入ったときは、当該指令を受けた時点でのそ
のクーリング経過時間と設定管電圧値を基に、1回の最
大照射可能時間を超えないような照射許可時間が算出さ
れてX線照射が行われる。そして、このX線照射終了
後、指令を受けた時点での前記クーリングの残時間と許
可されたそのX線照射時間と設定管電圧値とからクーリ
ング時間が算出されてクーリングが行われる。これによ
り、X線管に対する熱的ダメージが防止されるとともに
効率のよい装置運用が可能となる。
【0014】第4に、前回のX線照射終了時から長時間
経過後、再びX線照射が行われるときは、X線管の耐圧
を高めるため、低い管電圧から始まって所要の高い管電
圧に至るまで複数回に分割された照射とその各照射等の
間の所要時間のクーリング、即ちウォーミングアップが
必要となる。照射制御手段には、このようなウォーミン
グアップに対応した管電圧値と照射時間の一連の計画が
1つ以上記憶され、前回のX線照射終了時点からの経過
時間を基に1つの前記計画が選択されてX線照射が制御
される。これにより、前回のX線照射終了時から長時間
経過後のX線照射においても、X線管に熱的ダメージを
与えることがなく、効率のよい装置運用が可能となる。
【0015】第5に、X線照射とクーリングは、X線管
の温度を監視することによっても制御可能である。即
ち、X線管の温度が照射可能範囲内であると判定された
ときにX線照射が開始され、温度が照射可能範囲外に上
昇するとX線照射が防止されて再び照射可能温度に低下
するまでクーリングが行われる。このようなクーリング
を伴うX線照射が設定照射時間を満たすまで繰り返され
る。このように、X線管の温度監視によってもX線管に
熱的ダメージを与えることなく、効率のよい装置運用が
可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図6は、本発明の第1実施例を示す図で
ある。なお、図1及び後述の第2実施例を示す図7にお
いて前記図10における機器等と同一ないし均等のもの
は、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略
する。本実施例では、前記図10の構成に加え、照射制
御手段としての照射制御部1、管電圧に対するディレー
ティングデータ(照射時間とクーリング時間の比率)を
記憶するディレーティング記憶部2、照射時間表示器
3、通常のクーリング状態(クーリング)を表示する
クーリング状態表示部(クーリング状態表示手段)4、
次にX線照射する予定がある場合のクーリング状態(ク
ーリング)を表示するクーリング状態表示部5が設け
られている。上記照射制御部1の機能はマイクロプロセ
ッサで実現されている。従来のX線発生装置に具備され
ていた照射時間監視部113は、この照射制御部1に組
込まれている。
【0017】このような構成のX線発生装置において、
まず、オペレータの行う基本的な操作と、照射制御部1
を中心とする機能を説明する。オペレータは管電圧設定
器101に所望の管電圧を設定し、照射時間設定器11
2に所望の照射時間を設定する。またX線ON設定器1
11でX線ON指令を行う。この指令により装置はトー
タルで設定された照射時間になるX線照射を行なう。分
割照射が連続照射かは装置側で判断される。X線照射中
にX線OFF設定器114でX線OFF指令を行なうと
上記のX線ON指令が中断される。
【0018】照射制御部1は、次の規則により照射及び
クーリングのスケジュールを演算し実行する。(1)1
回の照射時間が管電圧で決る最大照射時間を超えないこ
と。最大照射時間はディレーティング記憶部2に記憶さ
れている。(2)設定照射時間が最大照射時間を超える
場合は、設定照射時間を最大照射時間ずつに分割し、そ
の各間にクーリングを入れる。(3)時間Teだけ照射
したらクーリング時間Tc(=Te・(y/x))だけ
クーリングする。(y/x)(=クーリング時間/照射
時間)はディレーティングデータで、管電圧により異な
り、ディレーティング記憶部2に記憶されている。
(4)クーリング中の表示を行なう。クーリング終了後
X線照射停止の場合(クーリング)と、引続きX線照
射を行なう場合(クーリング)で表示を変える。
(5)クーリング時にX線ON指令があった場合は、
既に済んだクーリング時間Tc11を基に照射時間Te
(=(x/y)・Tc11)だけX線照射を行なう。(x
/y)はディレーティング記憶部2に記憶されている。
X線照射終了後、この照射時間に見合ったクーリングと
前回の残りのクーリングを合せたクーリングを行なう。
(6)X線照射中、或いはクーリング中のX線ON指
令は無視する。(7)X線照射中にX線OFF指令があ
った場合はX線照射を中断し、照射時間に見合ったクー
リングを行なう。(8)クーリング中にX線OFF指
令があった場合はスケジュールを中断し、クーリングの
み行なう。
【0019】次に、図面を参照して各動作例を説明す
る。まず、図2を参照して照射時間が1回の最大照射時
間より少ない場合について説明する。照射時間をTe、
クーリング時間をTc、設定管電圧値のディレーティン
グを照射時間:クーリング時間=x:yとする。照射制
御部1は照射時間Teと管電圧値のディレーティングデ
ータから以下の式でクーリング時間Tcを求める。
【0020】 クーリング時間Tc=(y/x)×照射時間Te X線ON指令が出されると照射制御部1はX線照射を開
始すると共に照射時間のダウンカウントを開始し、その
結果を照射時間表示器3に表示する。タイムアップする
と照射時間表示器3にクーリング残時間を表示するとと
もにクーリング状態表示部4にクーリング中の表示を行
う。
【0021】次に、図3を参照して照射時間が1回の最
大照射時間を超える場合について説明する。総照射時間
をTe、n回目の照射時間をTei (i=1…n)、n
回目のクーリング時間をTci (i=1…n)、設定管
電圧値のディレーティングを照射時間:クーリング時間
=x:yとする。照射制御部1は設定された総照射時間
Teと管電圧値のディレーティングデータから以下の式
でクーリング時間Tci を求める。
【0022】
【数1】 1回目;照射時間Te1 =1回の最大照射時間max Te クーリング時間Tc1 =(y/x)×照射時間Te1 n回目;照射時間Ten =総照射時間Te −(1回の最大照射時間max Te×(n−1)) クーリング時間Tcn =(y/x)×照射時間Ten ただし、Te=Te1 +Te2 +…+Te(n-1) +Te
n Te1 =Te2 =…=Te(n-1) =max Te X線照射要求123が出されると照射制御部1はX線照
射を開始すると共に総照射時間Teのダウンカウントを
開始し、その結果を照射時間表示器3に表示する。予め
演算して求めた1回目の照射時間Te1 が完了すると照
射制御部1は自動的にX線照射をOFFする。そして照
射時間表示器3にクーリング残時間を表示するとともに
クーリング状態表示器4にクーリング中の表示と、X線
照射がクーリング時間終了後に自動的にはいることを警
告するためにクーリング状態表示器5に警告表示を行
う。クーリング時間Tc1 が完了すると照射制御部1は
再びX線照射をONする。同様にn回同じ動作を繰り返
す。ただし、最後のクーリング時間Tcn (次に自動的
にX線がはいらない場合)にはクーリング状態表示器5
にX線照射警告表示は行わない。
【0023】図4を参照してクーリング時間中にX線O
N要求がはいった場合の動作について説明する。クーリ
ング中に再びX線照射要求123がはいった時、その時
のクーリング完了している時間をTc11、完了していな
いクーリング時間をTc12とする。また、その時の設定
管電圧値のディレーティングを照射時間:クーリング時
間=x:yとすると、直ちに照射できる時間Te2 は以
下の式で求められる。
【数2】 照射可能時間Te2 =(x/y)×クーリング完了時間Tc11 このようにするのは、照射可能時間Te2 が1回の最大
照射可能時間を超えないようにするためである。照射時
間Te2 が終了すると、この照射に適合したクーリング
時間Tc21と前回の照射時間Te1 分の残りのクーリン
グ時間Tc12分だけクーリングを行う。つまり、照射制
御部1は以下の式によりクーリング時間Tc2 を求め
る。
【0024】
【数3】 クーリング時間Tc2 =前回のクーリング残時間Tc12 +((y/x)×照射時間Te2 ) その後照射制御部1は、前述の照射時間が1回の最大照
射時間より少ない場合(図2)あるいは照射時間が1回
の最大照射時間を超える場合(図3)の作用により照射
とクーリングのスケジュールを制御する。ただし、図4
は2回目の照射が1回の最大照射可能時間を超えない場
合について示してある。
【0025】図5を参照してクーリング時間中に電源を
OFFした場合について説明する。電源OFFした時の
時刻をToff 、その時のクーリング残時間をTc1 、電
源ONした時の時刻をTon、その時必要なクーリング残
時間をTc2 とする。照射制御部1はクーリング中に電
源がOFFされると、装置に組込まれた電池で作動する
時計より電源OFFした時刻Toff とその時のクーリン
グ残時間Tc1 を図1に記載されていない記憶部に記憶
する。そして再び電源がONされると照射制御部1は上
記の時計よりTonを読み取り以下の式によりクーリング
の有無およびクーリング必要時間Tc2 を求める。
【0026】
【数4】 電源OFFしていた時間T =電源ONした時間Ton−電源OFFした時間Toff クーリング必要時間Tc2 =電源OFF時のクーリング残時間Tc1 −電源OFF時間T 照射制御部1はクーリングが必要の場合、照射時間表示
部3にクーリング残時間を表示するとともに、クーリン
グ状態表示部4にクーリング中の表示を行う。
【0027】図6を参照してウォーミングアップ時の作
用を説明する。X線発生装置は長い休止時間の後、再び
X線照射をしようとするとき、低い管電圧から照射を始
め、時間をかけて徐々に高くしていく必要がある。これ
を行なわないとX線管105が放電を起し破損するおそ
れがある。この操作をウォーミングアップと云う。休止
時間が長くなるほどウォーミングアップはゆっくりと時
間をかける必要がある。本装置は、照射制御部1に休止
時間毎のウォーミングアップのシーケンスが記憶されて
おり、内蔵の時計で休止時間を判定し自動的にシーケン
スを選ぶようになっている。休止時間が長い場合、ウォ
ーミングアップは1回のX線照射ではできなくなる。ウ
ォーミングアップは低い管電圧から始め高い管電圧まで
前述した規則で照射とクーリングの繰り返しのシーケン
スで記憶されており、全て自動で行なわれる。
【0028】上述したように、本実施例によれば、以下
のような効果が得られる。(イ)オペレータが判断する
ことなく、管電圧と照射時間が設定されると自動的にX
線照射とクーリングが交互に繰り返されるので、X線管
に熱的ダメージを与えることがない。(ロ)最短時間で
無駄なくX線照射が続けられるので効率のよい装置運用
ができる。(ハ)誤って電源を切った場合でも休止時間
が完了しているかどうかを計算し、管理してくれるので
X線管に損傷を与えない。(ニ)照射制御部はマイクロ
プロセッサを用いているので回路の規模が小さくて済
む。またソフトウェアで対応できるのでフレキシブルで
ある。
【0029】なお、本実施例はクーリング状態表示器を
2つ備えているが、これを1つとし、表示状態を変える
ことでクーリング終了後照射停止する場合と引き続きX
線照射がされる場合とを区別することができる。
【0030】次いで、図7乃至図9には、本発明の第2
実施例を示す。図7に示すように、本実施例のX線発生
装置は、前記図1の構成に加え、X線管105の温度変
化を検出することのできる温度検出手段としての温度検
出部6が設けられている。
【0031】本X線発生装置の作用を、図8、図9を用
いて説明する。まず図8の場合、オペレータがX線ON
設定器111によりX線ON要求123を出すと、照射
制御部1は温度検出部6からの温度が照射可能範囲内で
あるか否かを判定し、可能範囲であるとX線照射を開始
するとともに内部に組込まれたタイマで照射時間のダウ
ンカウントを開始する。さらに照射時間表示器3に照射
時間の残時間表示を行なう。照射制御部1は温度検出部
6からの温度を常に監視しており、温度が照射可能範囲
外になると、自動的にX線照射をOFFする。そしてク
ーリング状態表示器4にクーリング中であることを表示
し、さらにクーリング終了後引き続きX線照射を行なう
場合はクーリング状態表示器5に照射警告表示を行な
う。同時に照射制御部1は温度検出部6からの温度を監
視し、再び照射可能温度に達するまで(照射可能リセッ
ト温度に達するまで)クーリングを行い続ける。そして
照射可能温度に達すると、まだ照射時間が残っている場
合は自動的にX線照射を開始する。そして同じ動作を繰
り返す。これはタイムアップになるか、X線OFF要求
125がはいるまで続けられる。ただし、次にX線照射
の予定がない場合は、クーリング状態表示器4にのみク
ーリング中であることを表示する。また照射可能温度に
はヒステリシスを持たせてある。なぜなら、X線照射可
能上限値t1 に温度が上りクーリング状態にはいる。す
ると、その上限値t1 から温度が下り始める。しかし、
その上限値以下になったからといって直ぐにX線照射が
開始されると、また上限値にたちまち達してしまいクー
リング状態になってしまう。これだとX線照射時間が非
常に短かくなり、X線管105にダメージを与えてしま
う。このためヒステリシスが持たせてある。
【0032】また図9の場合は、クーリング後にX線照
射予定がない場合のクーリング中に、再びX線ON要求
がはいった場合の例である。X線ON要求123が入る
と、まだ照射可能リセット温度t2 に達してないが直ぐ
にX線照射可能となる。そして、この後は図8の場合と
同じ作用でX線照射とクーリングを繰り返す。このよう
なケースの場合、照射可能リセット温度t2 に達してな
いとX線照射できないというアルゴリズムにも簡単に切
替えることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、設定照射時間が設定管電圧で決まる最大照射時
間を超える場合は、その設定照射時間を最大照射時間以
内の複数の照射時間に分割し、その分割された各照射時
間の間及び最後の照射後に所要時間のクーリングを行わ
せるようにしたため、最大照射時間以内のX線照射と所
要時間のクーリングが自動的に交互に繰り返されて、設
定照射時間が最大照射時間を超える場合にも、X線管に
熱的ダメージを与えることがなく、効率のよい装置運用
ができ、さらにはオペレータの負担を軽減することがで
きる。
【0034】第2に、一続きのX線照射が終了したとき
或いは終了する前にそのX線照射時間と設定管電圧値か
らクーリング時間を算出してクーリングを行わせるよう
にしたため、上記第1の発明の効果に加えて、一層確実
にX線管に対する熱的ダメージを防止することができ
る。
【0035】第3に、クーリング中にX線照射指令を受
けたとき、その指令を受けた時点でのクーリングの経過
時間と設定管電圧値から照射許可時間を算出してその照
射許可時間内のX線照射を行わせるとともに該X線照射
終了後のクーリング時間を前記の指令を受けた時点での
前記クーリングの残時間、許可された当該X線照射時間
及び設定管電圧値から算出してクーリングを行わせるよ
うにしたため、クーリング中にX線照射指令を受けたと
きも、適切なX線照射とクーリングを行なうことができ
て前記第1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0036】第4に、前回のX線照射終了時点からの経
過時間毎の管電圧値と照射時間の一連の計画を1つ以上
記憶し、これら一連の計画におけるX線照射は複数回に
分割され、その分割された各照射の間及び最後の照射後
に所要時間のクーリングを行わせる内容からなり、前回
のX線照射終了時点からの経過時間を基に選択した1つ
の前記計画に基づいてX線照射を制御するようにしたた
め、前回のX線照射終了時から長時間経過後のX線照射
においても、適切なウォーミングアップをすることがで
きて前記第1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0037】第5に、X線管の温度を検出する温度検出
手段を設け、その温度検出手段の検出信号を基にX線照
射とクーリングの制御をするようにしたため、X線管の
温度監視によっても、前記第1の発明と同様の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線発生装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】上記第1実施例における一般的なアルゴリズム
を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】上記第1実施例において照射時間が1回の最大
照射可能時間よりも長い場合のアルゴリズムを説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】上記第1実施例においてクーリング時間中にX
線照射要求が入った場合のアルゴリズムを説明するため
のタイミングチャートである。
【図5】上記第1実施例においてクーリング時間中に電
源をOFFした場合のアルゴリズムを説明するためのタ
イミングチャートである。
【図6】上記第1実施例においてウォーミングアップの
場合のアルゴリズムを説明するためのタイミングチャー
トである。
【図7】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図8】上記第2実施例における一般的なアルゴリズム
を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】上記第2実施例においてクーリング後にX線照
射予定がない場合のクーリング中にX線照射要求が入っ
た場合のアルゴリズムを説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図10】従来のX線発生装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 照射制御部(照射制御手段) 2 ディレーティング記憶部 3 照射時間表示器 4,5 クーリング状態表示器(クーリング状態表示手
段) 6 温度検出部(温度検出手段) 101 管電圧設定器(管電圧設定手段) 104 昇圧部(高電発生手段) 105 X線管 111 X線ON設定器 112 照射時間設定器(照射時間設定手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 クーリング時間Tc=(y/x)×照射時間Te X線ON指令が出されると照射制御部1はX線照射を開
始すると共に照射時間のダウンカウントを開始し、その
結果を照射時間表示器3に表示する。タイムアップする
と照射時間表示器3にクーリング残時間を表示するとと
もにクーリング状態表示部4にクーリング中の表示を行
う。尚、本実施例ではデータとしてクーリング時間を記
憶しているが、管電圧と照射時間を基に演算により算出
してもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、図3を参照して照射時間が1回の最
大照射時間を超える場合について説明する。総照射時間
をTe、i回目の照射時間をTei (i=1…n)、i
回目のクーリング時間をTci (i=1…n)、設定管
電圧値のディレーティングを照射時間:クーリング時間
=x:yとする。照射制御部1は設定された総照射時間
Teと管電圧値のディレーティングデータから以下の式
でクーリング時間Tci を求める。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【数4】 電源OFFしていた時間T =電源ONした時間Ton−電源OFFした時間Toff クーリング必要時間Tc2 =電源OFF時のクーリング残時間Tc1 −電源OFF時間T×α 照射制御部1はクーリングが必要の場合、照射時間表示
部3にクーリング残時間を表示するとともに、クーリン
グ状態表示部4にクーリング中の表示を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富澤 雅美 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管と、該X線管に印加する管電圧を
    設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で設定さ
    れた設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に供給し
    てX線を発生させる高電圧発生手段と、前記X線管によ
    るX線の照射時間を設定する照射時間設定手段と、該照
    射時間設定手段で設定された設定照射時間が設定管電圧
    毎に予め記憶されている最大照射時間を超える場合は当
    該設定照射時間を前記最大照射時間以内の複数の照射時
    間に分割し、該分割された各照射時間の間及び最後の照
    射後にX線の照射休止をさせる所要時間のクーリングを
    行わせるように制御する照射制御手段とを有することを
    特徴とするX線発生装置。
  2. 【請求項2】 X線管と、該X線管に印加する管電圧を
    設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で設定さ
    れた設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に供給し
    てX線を発生させる高電圧発生手段と、X線の照射休止
    であるクーリングに関する情報を表示するクーリング状
    態表示手段と、前記X線管による一続きのX線照射が終
    了したとき或いは終了する前に当該X線照射時間と前記
    設定管電圧値からクーリング時間を算出してクーリング
    を行わせるとともに前記X線照射の終了時点から当該ク
    ーリング時間の間前記クーリング状態表示手段にクーリ
    ング中であることを表示させる照射制御手段とを有する
    ことを特徴とするX線発生装置。
  3. 【請求項3】 X線管と、該X線管に印加する管電圧を
    設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で設定さ
    れた設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に供給し
    てX線を発生させる高電圧発生手段と、X線の照射休止
    であるクーリング中にX線照射指令を受けたとき、該X
    線照射指令を受けた時点での前記クーリングの経過時間
    と前記設定管電圧値から照射許可時間を算出して当該照
    射許可時間内のX線照射を行わせるとともに該X線照射
    終了後のクーリング時間を前記X線照射指令を受けた時
    点での前記クーリングの残時間、許可された当該X線照
    射時間及び前記設定管電圧値から算出してクーリングを
    行わせる照射制御手段とを有することを特徴とするX線
    発生装置。
  4. 【請求項4】 X線管と、該X線管に所要値の管電圧を
    供給してX線を発生させる高電圧発生手段と、X線の照
    射休止であるクーリングに関する情報を表示するクーリ
    ング状態表示手段と、前回のX線照射終了時点からの経
    過時間毎の管電圧値と照射時間の一連の計画を1つ以上
    記憶し、これら一連の計画におけるX線照射は複数回に
    分割され、該分割された各照射の間及び最後の照射後に
    所要時間のクーリングを行わせる内容からなり、前回の
    X線照射終了時点からの経過時間を基に選択した1つの
    前記計画に基づいてX線照射を制御するとともにクーリ
    ング時間の間前記クーリング状態表示手段にクーリング
    中であることを表示させる照射制御手段とを有すること
    を特徴とするX線発生装置。
  5. 【請求項5】 X線管と、該X線管に印加する管電圧を
    設定する管電圧設定手段と、該管電圧設定手段で設定さ
    れた設定管電圧値に対応した電圧を前記X線管に供給し
    てX線を発生させる高電圧発生手段と、前記X線管によ
    るX線の照射時間を設定する照射時間設定手段と、前記
    X線管の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手
    段の検出信号を基に前記X線管のX線照射とX線の照射
    休止であるクーリングの制御を行う照射制御手段とを有
    することを特徴とするX線発生装置。
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EP19940303246 EP0624052B1 (en) 1993-05-07 1994-05-05 X-ray generating system
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