JPH06318420A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH06318420A
JPH06318420A JP10683693A JP10683693A JPH06318420A JP H06318420 A JPH06318420 A JP H06318420A JP 10683693 A JP10683693 A JP 10683693A JP 10683693 A JP10683693 A JP 10683693A JP H06318420 A JPH06318420 A JP H06318420A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から操作するまでは容易にリセットがか
からないようにしたスイッチ装置を得る。 【構成】 プランジャ13をソレノイドで吸引すると共
に、第1,第2の接点板15,16及びこれらの接点板
を押圧するリセットスイッチを設ける。OFFのときプ
ランジャが吸引されても、第1の接点板15で阻止され
る。ここでリセットスイッチ17を押圧すると、第1,
第2の接点板15,16は離れたまま移動され、プラン
ジャは阻止を解除されて第1の接点板15を規制する。
押圧を解除すると接点15a,16aが接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃焼システムの安全装
置等に用いることのできるスイッチ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は燃焼システムの安全装置における
従来のリレーを用いたスイッチ装置を示す構成図であ
り、図において、101は電源、102は起動用及びリ
セット用のスイッチ、103は燃焼室等に設けられた生
ガスセンサや火炎センサの検出に基づいて開放される停
止スイッチ、104はリレーコイル、105はリレーコ
イル104への通電により閉ざされるスイッチ、106
は燃焼システム、107はその燃焼システム106の電
源、108はリレーコイル104への通電により閉ざさ
れるスイッチである
【0003】次に動作について説明する。起動のためス
イッチ102の押釦を押すと、電源101からの電流が
スイッチ102、停止スイッチ103及びリレーコイル
104に流れる。これによりスイッチ105,108が
閉ざされて燃焼システム106が起動され、バーナが着
火される。スイッチ102は押釦の押圧を解除すると開
放されるが、スイッチ105によって通電状態が保持さ
れる。
【0004】この状態で上記生ガスセンサが生ガスを検
出したり、あるいは火炎センサがバーテの火炎が消えた
ことを検出すると、停止スイッチ103が開かれてリレ
ーコイル104への通電が断たれ、システムは動作を停
止する。この後、停止スイッチ103が動作した原因を
除去した後、停止スイッチ103を再び閉じてからスイ
ッチ102を再び閉じることにより、システムは動作を
復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチ装置は
以上のように構成されているので、スイッチ102に接
触不良や配線のゆるみ等があると、振動や温度による反
り等によって容易にONからOFFへあるいはOFFか
らONに変ることがある。このため、スイッチ102が
誤ってONになっている状態で停止スイッチ103が動
作した原因を除去すると同時にいきなり燃焼システムが
起動するので、使用者等が燃焼室の傍で点検等を行って
いた場合は危険になることがある。また、落雷等の一時
的な停電によりバーナが失火すると、生ガスが燃焼室に
流れ込み、電源が復帰したときスイッチ102がONに
なっていると、バーナが着火されて爆発を起こすおそれ
がある。
【0006】また、一般に従来のリレーはラッチ式も含
めて全てリレーコイルへの通電により、動作・非動作の
状態を得るようにしている。このため、異常等によりリ
レーが一旦OFFになっても再びリセットスイッチによ
り通電すると、自動的に正常状態としてのON状態にな
ることが多い。即ち、異常なときに動作するリレーが、
異常を取り除かない状態でもリセットスイッチを押せば
復帰してしまうことになる。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、リレーのON/OFFの状態を
明確にすると共に、人間が外部から操作するまでは復帰
することのできないスイッチ装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスイッチ
装置はソレノイドにより吸引されるプランジャと関連し
て互いの移動を規制する第1の接点板と、この第1の接
点板と接触・離間するように成された第2の接点板と、
これらの第1,第2の接点板を離間させた状態で強制的
押圧移動させ、元の位置に復帰したとき第1,第2の接
点板を接触させるように成されたリセットスイッチとを
設けている。
【0009】
【作用】この発明におけるスイッチ装置は、異常等によ
りソレノイドへの通電が断たれ、プランジャの吸引が解
除されて第1,第2の接点板が離間し、OFFとなって
から再びソレノイドが通電されプランジャが吸引されて
も、第1の接点板によりプランジャは規制されてOFF
状態が保持される。次にリセットスイッチを押圧するこ
とにより第1,第2の接点板はOFF状態のまま移動さ
せられ、押圧を解除してリセットスイッチが元の位置に
復帰したとき、第1,第2の接点板が接触してON状態
となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明によるスイッチ装置及びスイッチ
装置を適用した燃焼システムを示す構成図である。図1
において、1はスイッチ装置、2は燃焼装置であり、電
磁弁から成るガスバルブ21、その弁体22、弁体22
を閉じる方向に付勢するバネ23、燃焼ガス供給用のパ
イプ24、バーナ25、燃焼室26、水を加熱して湯を
作る熱交換器27、排気ダクト28、バーナ25の火炎
29の有無を検出する火炎センサ30、排気ダクト28
に設けた生ガスセンサ31等により構成されている。
【0011】3はガスバルブ21等を駆動する駆動装
置、4は駆動装置3の電源であり、スイッチ装置1によ
りON/OFFされる。5は上記生ガスセンサ31、火
炎センサ30の出力からシステムの異常を判断する異常
状態判断部、6は異常の判断に応じてスイッチ装置1を
動作させて電源4をOFFにすると共に警報を発生する
異常時電源OFF装置、7は警報をリセットするスイッ
チである。
【0012】次にスイッチ装置1の構成について説明す
る。11はコア、12はコア11に巻回されたコイル
で、異常時電源OFF装置6により通電され、コア11
と共にソレノイドを構成する。13はソレノイドに吸引
されるプランジャで、ヒンジ13aを中心として回動す
る。14はプランジャ13を図の上方に付勢するバネで
ある。
【0013】15は板バネ等から成る第1の接点板で、
接点15aを有すると共に90°近く屈曲された屈曲部
15bが形成され、また支点aを中心として回動する。
16は板バネ等から成る第2の接点板で、接点16aを
有すると共に、屈曲部16bが形成され、また支点bを
中心として回動する。
【0014】17はリセットスイッチで、押釦17a、
軸17b、押圧部17cが一体的に設けられ、これらを
上方に付勢するバネ17dが設けられている。押圧部1
7cは第1,第2の接点板15,16の先端部に接触
し、これらをストロークlで押圧するように成されてい
る。
【0015】次に上記構成による動作について説明す
る。図1は異常等によって電源OFFとなっている状態
を示している。即ち、接点15aと16aとが離れてい
てスイッチ装置1はOFFで、電源4がOFFとなって
いる。従って、ガスバルブ21は弁体22を閉ざしてい
る。この状態で、異常の原因を除去した後、異常時電源
OFF装置6のスイッチを操作してスイッチ装置1のコ
イル12に通電する。
【0016】これによってコア11が磁化され、プラン
ジャ13が吸引されてヒンジ14を支点として図の時計
方向に回動するが、第1の接点板15の屈曲部15bの
ためにプランジャ13はA点で阻止され、点線で示す位
置で停止する。
【0017】次に、リセットスイッチ17の押釦17a
を指で押圧すると、押圧部17cが第1,第2の接点板
15,16の先端部を滑り降りながらこれらの接点板を
押圧し、このため図2(a)のように第1,第2の接点
板15,16は図の矢印で示す方向に支点a,bを中心
に回動する。
【0018】そして、押圧部17cが所定のストローク
lを下降すると、第1,第2の接点板15,16はさら
に回動し、図2(b)のようにプランジャ13は第1の
接点板15による阻止を解除されてソレノイドにより吸
引され、バネ14と釣り合う位置まで回動する。ここま
では接点15aと16aとは離れており、スイッチ装置
1はOFF状態を保持している。
【0019】次に、押釦17aから指を離して押圧を解
除すると、図2(c)のように、押圧部17cはバネ1
7dにより元の位置まで上昇する。このとき、第2の接
点板16は押圧が解除され、その板バネの弾力で矢印で
示すように回動して元の位置に復帰するが、第1の接点
板15は押圧が解除されてもプランジャ13に当接して
復帰を阻止される。このため接点15aと16aとが接
触して電気的接続が成され、電源4がONとなって駆動
装置3に電源が供給される。
【0020】従って、ガスバルブ21の弁体22がバネ
23により下降し、弁が開いてガスが供給される。また
着火装置(図示せず)が駆動されてバーナ29が着火さ
れ、燃焼が開始される。
【0021】この燃焼状態において火炎センサ30が火
炎が消えたことを検出するか、あるいは生ガスセンサ3
1がガスを検出して異常状態判断部5が異常状態である
ことを判断すると、異常時電源OFF装置6が動作して
コイル12への通電をしゃ断する。これによって、コア
11の磁化がなくなり、プランジャ13の吸引が解除さ
れ、このプランジャ13はバネ14によって反時計方向
に元の位置まで上昇回動する。このため、第1の接点板
15のプランジャ13による阻止が解除され、この第1
の接点板15はその板バネの弾力により元の位置まで復
帰して再び図1の状態になり、スイッチ装置1はOFF
となる。
【0022】以上によれば、スイッチ装置1は一旦OF
Fになると、外部からコイル12に通電してもONには
ならない。そしてリセットスイッチ17の押釦17aを
押し、所定のストロークだけ押し下げた後、押圧を解除
し、元の位置に復帰したときに始めてONになる。従っ
て異常の原因が除去されてコイル12が通電されても、
ガスが供給されて燃焼が開始されるようなことがなくな
る。また、コイル12とプランジャ13との距離を大き
くすることにより、コア11が自力でプランジャ13を
吸引して不測にOFFからONになってしまうことを防
止することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、プランジャと第1の
接点板とを関連させると共に、リセットスイッチにより
第1,第2の接点板を離間したまま押圧移動させ、リセ
ットスイッチを復帰したとき、第1,第2の接点板を接
触させるように構成したので、OFF状態からプランジ
ャが吸引されてもリセットスイッチを押圧し、その押圧
を解除してからでないとON状態にならないようにする
ことができる。このため安全装置等に用いた場合にたや
すくリセットがかかって不測にON状態となって危険を
招くようなことを防止することができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるスイッチ装置及びスイッチ装置
を用いた燃焼システムを示す構成図である。
【図2】スイッチ装置の動作を示す構成図である。
【図3】従来のスイッチ装置を用いた燃焼システムの安
全装置を示す構成図である。
【符号の説明】 1 スイッチ装置 11 コア(ソレノイド) 12 コイル(ソレノイド) 13 プランジャ 15 第1の接点板 16 第2の接点板 17 リセットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドと、上記ソレノイドにより吸
    引されて移動するプランジャと、上記プランジャと関連
    してそれぞれ所定の位置において互いの移動を規制する
    ように成された第1の接点板と、上記第1の接点板と接
    触・離間するように成された第2の接点板と、上記第
    1,第2の接点板を離間させた状態で強制的に押圧移動
    させ、元の位置に復帰したとき第1,第2の接点板を接
    触させるように成されたリセットスイッチとを備えたス
    イッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008516382A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 操作ケーブルを備えたボタン
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