JPH0429236Y2 - - Google Patents

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JPH0429236Y2
JPH0429236Y2 JP1988001578U JP157888U JPH0429236Y2 JP H0429236 Y2 JPH0429236 Y2 JP H0429236Y2 JP 1988001578 U JP1988001578 U JP 1988001578U JP 157888 U JP157888 U JP 157888U JP H0429236 Y2 JPH0429236 Y2 JP H0429236Y2
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solenoid valve
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pilot burner
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野] 本考案は、ガス器具の熱電対式の種火安全装置
等のように、微弱電流を用いる装置のスイツチ装
置に関するものであり、スイツチ内の金属接点が
雰囲気ガス等によつて劣化することを防止するた
め、常時前記接点が閉成状態にあるようにして、
各接点が雰囲気ガス中に露出することによる酸化
等の化学変化による導通不良を防止するものであ
る。
[従来技術及びその問題点] ガス器具では、燃焼不良や炎の吹き消えによる
事故を防止するため、熱電対式の種火安全装置が
普及している。これは、原理的には、第5図に示
すような構成で、点火装置又は制御装置と連動し
て開弁される電磁弁2を熱電対回路1に挿入した
ものである。
同図のものでは、点火操作に伴なつて、電磁弁
2の弁体21が開弁状態に維持され、この状態
で、種火バーナに点火すると、この種火バーナの
近傍に被加熱部13を配設した熱電対回路1には
所定の熱起電力が発生し、励磁コイル22の電磁
力によつて弁体21は開弁状態に維持されること
となる。従つて、以後は、開弁操作力を解除して
も、前記電磁力によつて弁体21は開弁状態に維
持され、逆に、種火バーナの炎が吹き消えたりす
ると、熱電対回路1の熱起電力が消失して電磁弁
2は自動的に閉弁する。このようにして、何らか
の異常によつて炎が消失した場合の安全性が確保
されるのである。
そして、最近では、この安全装置に種々の装置
が付加されており、例えば、弁体21をいつたん
開弁したあとは操作力によつて開弁状態に維持す
る必要のないようにする工夫(クイツクホールド
機構)もなされている。
このような形式の場合には、燃焼停止の際に熱
電対回路1に挿入したスイツチ11を開成して励
磁コイル22を非導通状態にし、これによつて電
磁弁2を遮断させることもある。これは、種火バ
ーナへのガス回路を遮断しても、熱電対の被加熱
部の温度が直ちには低下せず、熱電対回路1には
一定時間熱起電力が残存して電磁弁2が開弁状態
に維持され、消火操作後、直ちには、主バーナが
消火しないからである。かかる不都合を防止する
ため、消火操作と連動するスイツチ11の開成に
よつて励磁コイル22への熱起電力の供給を断
ち、消火操作と同時に主バーナを消火させる為で
ある。
ところが、この従来のスイツチ装置の場合に
は、長期使用していると、前記スイツチ11の接
点が導通不良に陥り易い。
その結果、点火操作によつて、スイツチ11の
接点が閉成状態になつたとしても、熱電対回路1
が非導通状態となつて、主バーナには点火しない
事態が生じ得る。
これは、器具を運転しないときには、前記スイ
ツチ11の接点が開成状態にあり、このときに、
接点が雰囲気中に暴露されるからであり、この条
件下でスイツチ11の接点表面に燃焼排気等が原
因となつて酸化皮膜が形成される等して、電気抵
抗が過大になるからである。
[技術的課題] 本考案は、このような、『操作部の操作によつ
て開弁し且種火バーナ点火状態ではこの種火バー
ナによつて加熱される熱電対の熱起電力によつて
電磁弁2を開弁状態に維持し、この電磁弁の下流
側のガス回路に点火用の種火用ガス回路を具備さ
せた燃焼器具であつて、操作部を初期位置に復帰
させることにより燃焼器具を消火させるもの』に
おいて、燃焼器具のバーナを消火させるための構
成を簡略化すると共に、種火バーナの点火及び消
火のために採用されるスイツチ装置の接点が燃焼
排気等の影響による導通不良が生じないようにす
ることを課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『操作部は直線方向に進退するも
のとし、電磁弁2の下流側を直接種火バーナに接
続すると共に、この電磁弁2の熱電対回路には前
記操作部と一体的に直線移動する操作移動子3と
連動して開閉されるスイツチ11を挿入し、前記
操作移動子3を最終位置にまで押込んだ運転位置
と、前記操作移動子3を復帰させてこの運転を停
止した初期位置との間で一時的にスイツチ11の
接点が開放され且両端の前記運転位置及び初期位
置では接点が閉成状態にあるように、操作移動子
3とスイツチ11とを連動させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
操作移動子3を初期位置から最終位置にまで押
込んで運転位置に移動させると、操作移動子3と
スイツチ11の連動関係によつてスイツチ11の
接点は閉成状態に維持され、このスイツチ11を
挿入した熱電対回路は導通状態となる。又、この
とき、電磁弁2の開弁によつてこの下流側に直接
接続された種火バーナへの回路が連通して点火装
置の作動によつて前記種火バーナに点火される。
次いで、運転を停止するため、操作移動子3を
引戻して初期位置に復帰させると、この移動の間
に一時的にスイツチ11の接点が開成されたあ
と、初期位置で、再び閉成状態に復帰する。前記
スイツチ11と直列に挿入された電磁弁2は熱電
対回路の熱起電力によつて開弁状態に維持される
ものであるから、操作移動子3の前記移動の際に
おけるスイツチ11の一時的な開成によつて瞬間
的に閉弁し、この閉弁後は導通状態に復帰して
も、電磁弁2は再開弁しない。従つて、電磁弁2
から直接接続された種火バーナは、この電磁弁2
の閉弁のみによつて消火される。勿論、この電磁
弁2は元弁としても機能するから、この操作によ
つてガス回路全体も遮断され、燃焼器具の運転が
停止状態となる。
又、この初期位置では、スイツチ11の接点は
閉成状態にあるから、各接点表面は相手方の接点
表面によつて被覆されており、雰囲気空気又は雰
囲気ガス中に暴露されないこととなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
熱電対回路に挿入されるスイツチ11の接点
は、初期位置から運転位置に移動する間に一時的
に雰囲気空気中に暴露されるだけであり、しか
も、運転中及び運転停止中のいずれのときにも、
接点は雰囲気空気又は雰囲気ガス中に暴露されな
いから、接点表面が酸化等によつて劣化すること
はなく、既述従来におけるような導通不良が防止
できる。
又、種火バーナへのガス回路を遮断して消火す
るためには、電磁弁2を具備する熱電対回路を遮
断するだけであるあるから、種火バーナを消火す
るための弁装置を別途用意する必要がなく、種火
バーナ消火のための構成が簡単である。
さらに、操作部を最終位置に押込んだ運転位置
と、これから復帰させた初期位置との間の移動経
路が一つとなるから、この間でスイツチ11が確
実に開成される。従つて、操作部が別経路でも復
帰される形式のように、スイツチ11が開成され
ないまま初期位置に戻る不都合が解消できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基
いて説明する。
第1図〜第3図に示す第一実施例のものは、熱
電対式の種火安全装置の消火用のスイツチ11と
して利用したものであり、この安全装置は、操作
移動子3としての操作軸30を一定ストローク押
し込むことによつて電磁弁2の弁体21が開弁せ
しめられるとともにスイツチ11の接点が閉成状
態に維持され、既述従来例と同様の作用で熱起電
力に伴なう電磁力により弁体21が開弁状態に維
持されるようになつている。特に、この実施例で
は、操作軸30は独立して復帰移動可能に構成さ
れるとともに、外力を加えない状態では初期位置
に復帰せず、弁体21の自動閉弁によつて、又
は、強制操作力によつて初期位置に復帰される構
成になつている。
この為の詳細な構成について以下に説明する。
電磁弁2は、バルブ本体10内に形成した主ガ
ス回路5内に挿入され、弁体21は弁座23に対
接している。そして、自動閉弁可能とするため、
励磁コイル22を収容したケース24と前記弁体
21との間には閉弁付勢力を付与するためのバネ
25が介装されている。
操作軸30は、前記弁体21と同軸に設けら
れ、弁体21の中央にその下流側から対向する中
間軸31に対向する。この操作軸30の側方に
は、スイツチ11としてのマイクロスイツチが配
設され、このスイツチ11のアクチエータ12が
操作軸30の側壁のカム面32と対接する。
このカム面32には、一部に凹部33が形成さ
れており、この凹部33にアクチエータ12の先
端部が嵌り込んだ状態において、スイツチ11の
接点が開成されるようになつている。従つて、他
の状態、すなわち、アクチエータ12の先端が凹
部33以外の平面部に対接している状態において
は、スイツチ11の接点が閉成状態にある。
上記した第一実施例の作用について更に詳述す
る。
第1図の状態は、器具は運転を停止した初期状
態にあり、この状態では、操作軸30は初期位置
にある。そして、この時に弁体21は閉成状態に
ある。
次いで、器具を運転させるには、第2図のよう
に、操作軸30を運転位置に押し込む。これによ
つて、操作軸30は運転位置に移動されるととも
に、弁体21はバネ25の付勢力に抗して開弁位
置に移動せしめられ、同時に点火装置が動作し
て、種火バーナに点火する。この状態を一定時間
維持すると、種火バーナの近傍に配設された被加
熱部13の温度が所定の温度に高められて熱電対
回路1には所定の熱起電力が発生し、既述の作用
で、電磁弁2は開弁状態に維持される。このと
き、中間軸31及び操作軸30は前記押し込み状
態のままにあるから、スイツチ11の接点は閉成
状態のままになつている。
この状態において、主バーナへのガス回路を開
放すると、前記種火バーナから主バーナに火移り
して主バーナが燃焼状態になる。また、炎の吹き
消え等によつて種火バーナが消火すると、熱電対
回路1の熱起電力が消失し、電磁弁2内の電磁吸
着力が消失して弁体21はバネ25の付勢力によ
つて閉弁せしめられる。このとき、操作軸30及
び中間軸31は自由状態にあるから、これらの部
材は弁体21の自動閉弁時の障害にはならない。
次に、強制的に消火するには、操作軸30を運
転位置から引き戻して初期位置に復帰させる。
これによつて、操作軸30は第3図の状態を経
て第1図の状態となる。このとき、前記第3図の
状態では、スイツチ11の接点が一時的に開成さ
れ、電磁弁2の励磁コイル22が非導通となり電
磁吸着力が消失して瞬時に弁体21は閉弁する。
次いで、操作軸30が初期位置に復帰するとその
接点が再度閉成することとなるが、前記電磁弁2
は、弁体21と一体の弁軸に連接した鉄片が電磁
石に吸着されるものであるから、操作軸30の初
期位置におけるスイツチ11の接点の閉成によつ
ては、電磁弁2は再開弁しない。
以上に詳述した実施例のものは、スイツチ11
として、常開接点を具備する構成としたが、常閉
接点を具備するスイツチを使用する場合には、第
4図に示すように、操作軸30の一側の一部に凹
部33に代えて凸部34を形成し、操作軸30を
初期位置から運転位置に移動させる間に、アクチ
エータ12が押し込まれて一時的に常閉接点が開
成されるようにするようにしてもよい。
この場合にも、操作軸30が初期位置から運転
位置に復帰する間に一時的にその接点が開成され
ることとなり、上記第一実施例と同様に機能す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の説明図、第2
図、第3図は操作軸30の位置とスイツチ11の
アクチエータ12との関係を示す説明図、第4図
は第二実施例の要部の説明図、第5図は従来例の
説明図であり、図中、 12……アクチエータ、3……操作移動子、1
1……スイツチ、30……操作軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部の操作によつて開弁し且種火バーナ点火
    状態ではこの種火バーナによつて加熱される熱電
    対の熱起電力によつて電磁弁2を開弁状態に維持
    し、この電磁弁の下流側のガス回路に点火用の種
    火用ガス回路を具備させた燃焼器具であつて、操
    作部を初期位置に復帰させることにより燃焼器具
    を消火させるものにおいて、操作部は直線方向に
    進退するものとし、電磁弁2の下流側を直接種火
    バーナに接続すると共に、この電磁弁2の熱電対
    回路には前記操作部と一体的に直線移動する操作
    移動子3と連動して開閉されるスイツチ11を挿
    入し、前記操作移動子3を最終位置にまで押込ん
    だ運転位置と、前記操作移動子3を復帰させて前
    記運転を停止させる初期位置との間で一時的にス
    イツチ11の接点が開放され且両端の前記運転位
    置及び初期位置では接点が閉成状態にあるよう
    に、操作移動子3とスイツチ11とを連動させた
    燃焼器具消火用のスイツチ装置。
JP1988001578U 1988-01-06 1988-01-08 Expired JPH0429236Y2 (ja)

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KR1019890000063A KR910005882B1 (ko) 1988-01-06 1989-01-06 유리기판위에 형성된 얇은 필름 패턴구조

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JP1988001578U JPH0429236Y2 (ja) 1988-01-08 1988-01-08

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JPH01106747U JPH01106747U (ja) 1989-07-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143128A (ja) * 1974-11-27 1975-11-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143128A (ja) * 1974-11-27 1975-11-18

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JPH01106747U (ja) 1989-07-18

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