JPH0631727B2 - ノイズ除去能力を有するパルス計測回路 - Google Patents

ノイズ除去能力を有するパルス計測回路

Info

Publication number
JPH0631727B2
JPH0631727B2 JP61105918A JP10591886A JPH0631727B2 JP H0631727 B2 JPH0631727 B2 JP H0631727B2 JP 61105918 A JP61105918 A JP 61105918A JP 10591886 A JP10591886 A JP 10591886A JP H0631727 B2 JPH0631727 B2 JP H0631727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
noise
circuit
interrupt
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61105918A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62261986A (ja
Inventor
義孝 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP61105918A priority Critical patent/JPH0631727B2/ja
Publication of JPS62261986A publication Critical patent/JPS62261986A/ja
Publication of JPH0631727B2 publication Critical patent/JPH0631727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、入力信号の時間間隔を計測するパルス計測回
路に関し、特に入力信号に含まれているノイズの除去能
力にすぐれたパルス計測回路に関する。
従来の技術 従来この種のパルス計測回路は、入力信号をノイズ除去
回路に入力し、ノイズ除去回路の出力信号によってカウ
ンタの内容をキャプチャレジスタにラッチすると共に、
同じノイズ除去回路の出力信号によって割込みを発生
し、キャプチャしたデータをマイクロコンピュータが割
込み処理で読み出す構成となっていた。
第2図は従来のパルス計測回路の構成を示すブロック図
である。入力信号ISはノイズ除去回路7に入力される
と、所定のパルス幅以下のノイズ成分が除去されてキャ
プチャ信号CAPとして出力される。カウンタ4はカウ
ントクロックCCLKをクロックとしてアップカウント
を行う。キャプチャレジスタ5はノイズ除去回路7から
出力されたキャプチャ信号CAPのアクティブエッジで
カウンタ4のカウント内容をラッチすなわちキャプチャ
する。また、キャプチャレジスタ5は、読み出し信号R
Dがアクティブの時に、バスライン6にその記憶してい
るデータを出力する。一方、ノイズ除去回路7から出力
されたキャプチャ信号CAPは、割込み回路3にも入力
され、キャプチャ信号CAPのアクティブエッジで割込
みが発生する。
発明が解決しようとする問題点 一般に、パルス計測回路の入力信号には多くのノイズ成
分が含まれている。従って、パルス計測回路の入力部
で、そのノイズ成分を除去して、本物の信号によっての
みキャプチャ動作が行われるようにしなければならな
い。
ここで、入力信号のノイズを除去するノイズ除去回路
は、入力信号を遅延する遅延回路と、入力信号と遅延回
路の出力信号とを入力とする信号判定回路とで構成して
いる。従って、ノイズ除去回路の出力信号は、入力信号
に対して、時間おくれを有する。特に、比較的パルス幅
の広いノイズ成分も除去するためには、遅延回路をディ
ジタルサンプリングによる遅延回路で構成するのが望ま
しいが、入力信号はディジタルサンプリングとは非同期
に変化するため、ノイズ除去回路の出力の時間おくれは
入力信号に対して一定ではないく、ジッタを生じてしま
う。
このように、入力信号に対して時間おくれが一定ではな
い信号によって、カウンタの内容をキャプチャしたとし
ても、キャプチャした値は真の値からずれているという
欠点があった。
ディジタルサンプリングの同期を短くすることもできる
が、そうした場合はパルス幅の広いノイズ成分を除去す
ることが不可能であるため、ノイズ成分によってキャプ
チャが行われる結果、誤動作を生じてしまう。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明のパルス計測回路
は、入力信号のノイズを除去し割込み信号を出力する第
1のノイズ除去回路と、外割込み信号により割込みを発
生する割込み制御回路と、前記入力信号のノイズを除去
しキャプチャ信号を出力する第2のノイズ除去回路と、
クロック信号をカウントするカウンタと、前記キャプチ
ャ信号によって前記カウンタの内容をラッチするキャプ
チャレジスタとを具備している。
作用 本発明は、割込み信号を出力するノイズ除去回路とキャ
プチャ信号を出力するノイズ除去回路を分離したことを
特徴とする。
割込み信号を出力するノイズ除去回路は、ジッタはある
がノイズのパルス幅のいかんにかかわらず完全にノイズ
を除去できる構成となっている。これに対し、キャプチ
ャ信号を出力するノイズ除去回路は広いパルス幅のノイ
ズは除去できないが、ジッタのない信号を出力する構成
となっている。
ノイズの完全に除去された割込み信号を用いて割込みを
行うことにより誤りなくパルス間隔の測定を行うことが
できる。
実施例 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。入力信
号ISは、第1のノイズ除去回路1と、第2のノイズ除
去回路2に同時に入力される。すると、第1のノイズ除
去回路1は入力のノイズ成分を除去して割込み信号IN
Tを割込み制御回路3に向けて出力する。一方、第2の
ノイズ除去回路2は入力のノイズ成分を除去してキャプ
チャ信号CAPを出力する。
カウンタ4はカウントクロックCCLKをクロックとし
てアップカウントを行っている。このカウンタ4のカウ
ント内容はキャプチャ信号CAPのアクティブエッジで
キャプチャレジスタ5にキャプチャされる。キャプチャ
レジスタ6は、読出し信号RDにより、記憶しているデ
ータをバスライン6に出力する。
第3図は第1のノイズ除去回路1の詳細を示すブロック
図である。
入力信号ISはまず第1のサンプル回路31に入力され
る。この第1のサンプル回路31は、サンプリングクロッ
クSCLKをクロック入力とし、入力信号ISを遅延し
て第1のサンプル信号SMP1を出力する。このサンプ
ル信号SMP1が入力される第2のサンプル回路はサン
プリングクロックSCLKをクロック入力とし、第1の
サンプル信号SMP1を遅延して第2のサンプル信号S
MP2を出力する。信号判定回路33は第1のサンプル信
号SMP1及び第2のサンプル信号SMP2を入力と
し、割込み信号INTを出力する。
ここで第1及び第2のサンプル回路31、32は、サンプリ
ングクロックSCLKのたち上がりエッジで入力データ
をサンプルする。遅延時間は、おのおのサンプリングク
ロックSCLKの1周期分である。また、第1の信号判
定回路33は、2つの入力信号が共にハイレベルになった
時にハイレベルを出力し、その後、その状態を保持し、
2つの入力信号が共にロウレベルになった時にロウレベ
ルを出力し、その後その状態を保持するRSフリップフ
ロップ回路で構成している。
第4図は、入力信号ISを入力として、入力のノイズ成
分を除去し、キャプチャ信号CAPを出力する第2のノ
イズ除去回路2の詳細を示すブロック図である。
入力信号ISはまずアナグディレイ回路41に入力され
る。入力信号ISは所定時間tだけ遅延させられ、遅
延信号DLとして出力される。第2の信号判定回路42は
入力信号ISと遅延信号DLとを入力とし、キャプチャ
信号CAPを出力する。
第2の信号判定回路42の動作は第1の信号判定回路33の
動作と同一である。本実施例のアナログディレイ回路41
の遅延時間tは、前記サンプリングクロックSCLK
の周期に比べてごく短く設定している。
第5図は、第3図の第1のノイズ除去回路1と第4図の
第2のノイズ除去回路2におけるノイズ除去のタイミン
グを示したタイムチャートである。以下このタイムチャ
ートを用いて上記ノイズ回路の動作を説明する。
第5図に示した入力信号ISには第1の信号S1及び第
2の信号S2と、比較的パルス幅の広い第1のノイズN
1及びパルス幅の狭い第2のノイズN2とが含まれてい
る。
このときの第1のノイズ除去回路1の動作を以下に説明
する。
第1の信号S1及び第2の信号S2は、サンプリング周
期に比較してパルス幅が広い。このため第1のサンプリ
ング信号SMP1と第2のサンプリング信号SMP2と
が同時にハイレベルとなる時間があるので、割込み信号
INTが出力される。ただし、割込み信号INTは入力
信号ISから最小でサンプリング周期の1倍から最大で
2倍まで遅延する。この値は一定ではないため、ジッタ
を生じる。
これに対し、第1のノイズN1及び第2のノイズN2は
サンプリング周期に比較してパルス幅が狭い。このため
第1のサンプリング信号SMP1と第2のサンプリング
信号SMP2とが同時にハイレベルとはならないので、
割込み信号INTは出力されず、ノイズとして除去され
る。
次に第2のノイズ除去回路2の動作を以下に説明する。
第1の信号S1及び第1のノイズN1及び第2の信号S
2のパルス幅は、アナログディレイ回路41の遅延時間と
比べて広い。このため、第1の信号S1、第1のノイズ
N1及び第2の信号S2の3者と遅延信号DLが同時に
ハイレベルとなる瞬間があるのでキャプチャ信号CAP
が出力される。ここで、キャプチャ信号CAPは入力信
号ISからアナログディレイ回路41の遅延時間分、すな
わちtだけ常に遅れているためジッタは生じない。
第2のノイズN2のパルス幅は、アナログディレイ回路
41の遅延時間と比べて狭いため、キャプチャ信号CAP
は出力されず、ノイズとして除去される。
以上述べたように、本実施例においては、割込み信号I
NTは入力信号ISに対する遅れが一定でないためジッ
タがある。しかし、ノイズはそのパルス幅の広い狭いに
かかわりなく確実に除去されている。これとは反対に、
キャプチャ信号CAPからは、狭いパルス幅のノイズを
除くことはできるが広いパルス幅のノイズを除くことは
できない。しかしキャプチャ信号CAPは入力信号IS
に対する遅れが一定であるためジッタがない信号にする
ことができる。
第6図は本実施例のパルス計測回路の動作を示すタイム
チャートである。以下このタイムチャートを用いて本発
明のパルス計測回路の動作、すなわち第1の信号S1と
第2の信号S2との時間間隔tを測る動作を説明す
る。
第2のノイズ除去回路2の出力であるキャプチャ信号C
APからは第2のノイズ除去回路2によって第2のノイ
ズN2が除去されている。このため第1の信号S1及び
第1のノイズN1及び第2の信号S2のたち上がりエッ
ジでカウンタ4のカウント内容がキャプチャレジスタ5
にラッチされる。ここで、第1の信号S1の時のカウン
タ4のカウントデータはm1、第1のノイズN1の時は
m2、第2の信号S2の時はm3とする。
これに対し、第1のノイズ除去回路1の出力である割込
み信号INTは、第1のノイズ除去回路1によって、第
1のノイズN1及び第2のノイズN2が除去されてい
る。このため第1の信号S1及び第2の信号S2のたち
上がりエッジで割込みを発生する。
次に本実施例のパルス計測回路を内蔵したマイクロコン
ピュータを例にして、そのプログラム処理について説明
する。
マイクロコンピュータは、第1の信号S1によって発生
した割込み信号INTにより、割込み処理を開始する。
このときキャプチャレジスタ5のデータm1を読み出
し、メモリにそのデータを格納する。次に、第2の信号
S2によって発生した割込み信号INTにより割込み処
理を開始する。今度はキャプチャレジスタ5のデータm
3を読み出す。先にメモリに格納したキャプチャデータ
m1との差分である(m3−m1)を計算すれば、第1
の信号S1と第2の信号S2との時間間隔tが求ま
る。
このとき第1のノイズN1によってキャプチャされたデ
ータm2は第1のノイズ除去回路1によって除去されて
いるので、割込み処理が行われないため無視される。従
ってこのようなノイズによって時間間隔tが誤って測
定されることは起こりえない。
発明の効果 以上説明したように本発明は、割込み信号を出力する第
1のノイズ除去回路とキャプチャ信号を出力する第2の
ノイズ除去回路とを分離して、それぞれに最も適したノ
イズ除去回路の構成としてある。
第1のノイズ除去回路により完全にノイズを除去された
割込み信号を用いての割込み処理によってキャプチャデ
ータの差分を計算すればノイズによっても誤作動しない
パルス計測回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパルス計測回路のブロック図、第2図
は従来のパルス計測回路のブロック図、第3図及び第4
図は本発明のパルス計測回路に用いられるノイズ除去回
路のブロック図、第5図は本発明のノイズ除去回路の動
作を示すタイムチャート、第6図は本実施例のパルス計
測回路の動作を示すタイムチャートである。 (主な参照番号、符号) 1……第1のノイズ除去回路、 2……第2のノイズ除去回路、 3……割込み制御回路、 4……カウンタ、 5……キャプチャレジスタ、 6……バスライン、 7……ノイズ除去回路、 31……第1のサンプル回路、 32……第2のサンプル回路、 33……第1の信号判定回路、 41……アナログディレイ回路、 42……第2の信号判定回路、 IS……入力信号、 INT……割込み信号、 CAP……キャプチャ信号、 CCLK……カウントクロック、 RD……読み出し信号、 SCLK……サンプリングクロック、 SMP1……第1のサンプル信号、 SMP2……第2のサンプル信号、 DL……遅延信号、 S1……第1の信号、 S2……第2の信号、 N1……第1のノイズ、 N2……第2のノイズ、 t……遅延時間、 t……時間間隔、 m1、m2、m3……カウントデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のノイズを除去して第1および第
    2の出力信号を発生するノイズ除去回路と、前記第1の
    出力信号により割込みを発生する割込み制御回路と、ク
    ロック信号をカウントするカウンタと、前記第2の出力
    信号によって前記カウンタの内容をラッチするキャプチ
    ャレジスタとを備え、前記ノイズ除去回路は、出力信号
    にジッタを含むが時間幅の広いノイズを除去する第1の
    ノイズ除去回路と、時間幅の広いノイズは除去できない
    が出力信号にジッタを含まない第2のノイズ除去回路か
    らなり、前記第1のノイズ除去回路が前記第1の出力信
    号を発生し、前記第2のノイズ除去回路が前記第2の出
    力信号を発生することを特徴とするパルス計測回路。
JP61105918A 1986-05-08 1986-05-08 ノイズ除去能力を有するパルス計測回路 Expired - Fee Related JPH0631727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105918A JPH0631727B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 ノイズ除去能力を有するパルス計測回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105918A JPH0631727B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 ノイズ除去能力を有するパルス計測回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62261986A JPS62261986A (ja) 1987-11-14
JPH0631727B2 true JPH0631727B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=14420243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61105918A Expired - Fee Related JPH0631727B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 ノイズ除去能力を有するパルス計測回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0631727B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2666529B2 (ja) * 1990-07-12 1997-10-22 日本電気株式会社 雑音除去回路
JP4755123B2 (ja) * 2007-02-19 2011-08-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 情報処理装置の動作モード制御回路及び情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62261986A (ja) 1987-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4541105A (en) Counting apparatus and method for frequency sampling
JP3220029B2 (ja) 入力信号読み取り回路
JPH0631727B2 (ja) ノイズ除去能力を有するパルス計測回路
EP0393716B1 (en) Delay circuit
EP0628913A1 (en) Interrupt signal detection circuit
JPH0133052B2 (ja)
JP2644112B2 (ja) Fifo試験診断回路
JP2862297B2 (ja) 論理レベル比較回路
JP2606458Y2 (ja) 信号レベル監視回路
JP2638337B2 (ja) エラーカウンタ回路
JP2620170B2 (ja) 信号断検出回路
US6492858B1 (en) Semiconductor integrated circuit and method for generating a control signal therefor
JP2613916B2 (ja) データ非周期読出し回路
JP3088144B2 (ja) Fifoリセット回路
JPS62131637A (ja) タイミングジツタ測定方式
JP2864779B2 (ja) パルス入力回路
JPH03137713A (ja) 入力回路
JP2002026704A (ja) クロック異常検出装置及びその方法
JPH0714143B2 (ja) バツフアオシレ−タ回路
JPH0540140A (ja) パルス入力回路
JPH05243923A (ja) 雑音除去回路
JPH0450989B2 (ja)
JPH05152974A (ja) クロツクノイズ除去回路
JPH0378586B2 (ja)
JPH0120393B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees