JP2862297B2 - 論理レベル比較回路 - Google Patents

論理レベル比較回路

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JP2862297B2
JP2862297B2 JP1325284A JP32528489A JP2862297B2 JP 2862297 B2 JP2862297 B2 JP 2862297B2 JP 1325284 A JP1325284 A JP 1325284A JP 32528489 A JP32528489 A JP 32528489A JP 2862297 B2 JP2862297 B2 JP 2862297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えばICテスタの交流機能試験に用いら
れ、入力データを基準値とコンパレータで比較し、その
表示出力をラッチし、そのラッチから入力データが高レ
ベルか低レベルかを示す比較結果として出力とする論理
レベル比較回路に関する。
「従来の技術」 例えばICテスタにおいて被試験IC素子11に試験パター
ンを印加し、その時の被試験IC素子11の出力データをコ
ンパレータ12で端子13の基準電圧Vrと比較し、そのコン
パレータ12の出力を端子14からのラッチクロック(スト
ローブ)でラッチ15にラッチし、ラッチ15の出力を、被
試験IC素子11の出力データの基準電圧Vrとの比較結果、
つまり出力データが高レベルであるか低レベルであるか
の判定結果とする。このラッチ15の出力はICテスタのデ
ジタル系回路へ供給され、例えば期待値パタンと論理比
較される。
「発明が解決しようとする課題」 第7図Aの線16に示すようにコンパレータ12の入力デ
ータが低レベルから高レベルへ立上る途中の時点t1に基
準電圧Vrを越えたとすると、コンパレータ12の出力は曲
線17で示すように、時点t1から時間tLHだけ遅れて低レ
ベルから高レベルになり、この高レベルが安定するに必
要な最小時間tS1の後にラッチクロックP1でラッチする
と、入力データの時点t1のレベルがラッチ15に高レベル
としてラッチされる。つまり入力データが低レベルから
高レベルに変化した時に、その変化時点t1から、その変
化を正しくラッチ15に取り込むことができるまでの最小
時間はTLH=tLH+tS1となり、ラッチクロックP1はそれ
よりもTLHだけ前の時点t1の入力データの比較結果を取
り込んだことになる。一方、第7図Bの線18に示すよう
に、コンパレータ12の入力データが高レベルから低レベ
ルに立下る途中の時点t1に基準電圧Vr以下になったとす
ると、コンパレータ12の出力は曲線19で示すように、時
点t1から時間tLHだけ遅れて高レベルから低レベルにな
り、この低レベルが安定するに必要な最小時間tS2の後
にラッチクロックP2でラッチすると、入力データの時点
t1のレベルがラッチ15に低レベルとしてラッチされる。
つまり入力データが高レベルから低レベルに変化した時
に、その変化時点t1から、その変化を正しくラッチ15に
取り込むことができるまでの最小時間はTLH=tHL+tS2
となり、ラッチクロックP2はそれよりもTLHだけ前の時
点t1の入力データの比較結果を取り込んだことになる。
これら最小時間TLH,THLは一般には異なった値であ
り、仮にTLH<THLの場合に、時点t1における入力データ
の比較結果を取り込みたいために、時点t1からTLH遅れ
たラッチクロックP1のタイミングで高レベルから低レベ
ルに変化する入力データに対するコンパレータ12の出力
をラッチ15にラッチすると、Δt(=THL−TLH)だけ、
時点t1より前の入力データの状態をラッチ15にラッチし
てしまい、誤った比較結果を出力することになる。この
ため従来においてはTLHとTHLとの差が小さい高価なコン
パレータおよびラッチを使用して、取り込みたい時点の
入力データのレベルの比較結果がなるべく正しく得られ
るようにしていた。
この発明の目的は安価なコンパレータ、ラッチを用い
て目的とする時点での入力データの基準値との比較結果
を出力することができる論理レベル比較回路を提供する
ことにある。
「課題を解決するための手段」 この発明の論理レベル比較回路は、入力データと基準
値とを比較するコンパレータと、そのコンパレータの出
力がラッチクロックでラッチされる第1ラッチと、上記
ラッチクロックを遅延する遅延素子と、その遅延素子で
遅延されたラッチクロックにより上記コンパレータの出
力がラッチされる第2ラッチと、上記第1、第2ラッチ
の各出力が供給されるアンド回路と、上記第1、第2ラ
ッチの各出力が供給されるオア回路と、上記アンド回路
の出力と上記オア回路の出力との何れかを選択して比較
結果として出力する選択回路とを有し、上記入力データ
が低レベルから高レベルに変化した時に、その変化時点
から、その変化を正しくラッチに取り込むことができる
までの最小時間TLHと、上記入力データが高レベルから
低レベルに変化した時に、その変化時点から、その変化
を正しくラッチに取り込むことができるまでの最小時間
THLとの差|TLH−THL|を上記遅延素子の遅延量とさ
れ、上記TLHが上記THLよりも小さい時は上記アンド回路
の出力が上記選択回路で選択され、上記TLHが上記THL
りも大きい時は上記オア回路の出力が上記選択回路で選
択されている。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す。例えば被試験IC素
子11からのデータがコンパレータ12で端子13からの基準
電圧Vrと比較され、コンパレータ12の出力はフリップフ
ロップよりなる第1ラッチ21に端子14からのラッチクロ
ックでラッチされ、端子14からのラッチクロックは遅延
素子22へも供給され、遅延素子22で遅延されたラッチク
ロックによりコンパレータ12の出力がフリップフロップ
よりなる第2ラッチ23にラッチされる。第1ラッチ21、
第2ラッチ23の各出力はアンド回路24へ供給されると共
にオア回路25へも供給され、アンド回路24の出力および
オア回路25の出力は選択回路26内のゲート27,28へそれ
ぞれ供給され、ゲート27,28の各出力はオアゲート29へ
供給され、ゲート27に端子31から選択信号が供給され、
この選択信号の反転信号がゲート28へ供給される。選択
回路26から選択信号に応じてアンド回路24またはオア回
路25の出力が比較結果として出力され、例えばICテスタ
のデジタル系回路で供給される。
入力データが低レベルから高レベルに変化した時に、
その変化時点から、その変化を正しくラッチに取り込む
ことができるまでの最小時間TLHと、入力データが高レ
ベルから低レベルに変化した時に、その変化時点から、
その変化を正しくラッチに取り込むことができるまでの
最小時間THLとの差|TLH−THL|を遅延素子22の遅延量
とする。
次に遅延素子22の遅延量の設定手順と、端子31に与え
る選択信号の決定とを説明する。まず遅延素子22の遅延
量をゼロとして、コンパレータ12の入力端子32に基準ク
ロックを与え、端子14のラッチクロックの位相を徐々に
変化(スイープ)させる。この時の第1、第2ラッチ2
1,23の出力を監視して基準クロックの立上りからラッチ
の出力が高レベルとなるまでの最小時間、つまりT
LHと、基準クロックの立下りからラッチの出力が低レベ
ルとなるまでの最小時間、つまりTHLとの何れが大きい
かを調べる。
次にTLH<THLの場合は、第2図Aに示すように入力端
子32に低レベルから高レベルに立上るデータを入力し、
その時得られるコンパータ12の出力(第2図B)の高レ
ベルを正しく第1ラッチ21に取り込むことができる最も
早いタイミングのラッチクロックP1を求め、次に端子14
のラッチクロックをこのラッチクロックP1のタイミング
に保持した状態で、入力端子32に第2図Cに示すように
高レベルから低レベルに立下るデータを入力し、第2ラ
ッチ23の出力を端子33より監視し、その時得られるコン
パレータ12の出力(第2図D)の低レベルを正しく第2
ラッチ23に取り込むことができるまで遅延素子22の遅延
量を増加させ、その時の遅延量D1を保持させる。つま
り、第1ラッチ21に与えられるラッチクロックP1と第2
ラッチ23に与えられる遅延ラッチクロックP2との時間差
がD1となり、かつD1=THL−TLHとなる。またこの時、つ
まりTHL>TLHの時は端子31の選択信号Sを高レベルHに
する。
TLH>THLの場合は、第3図Aに示すように入力端子32
に高レベルから低レベルに変化するデータを入力し、そ
の時得られるコンパレータ12の出力(第3図B)の低レ
ベルを正しく第1ラッチ21に取り込むことができる最も
早いタイミングのラッチクロックP1を求め、次に端子14
のラッチクロックをラッチクロックP1のタイミングに保
持した状態で、入力端子32に第3図Cに示すように低レ
ベルから高レベルに立上るデータを入力し、その時得ら
れるコンパレータ12の出力(第3図D)の高レベルを正
しく第2ラッチ23に取り込むことができるまで遅延素子
22の遅延量を増加させ、その時の遅延量D2を保持させ
る。つまり、第1ラッチ21に与えられるラッチクロック
P1と第2ラッチ23に与えられる遅延ラッチクロックP2
の時間差がD2となり、かつD2=TLH−THLとなる。またこ
の時、つまりTHL<TLHの時は端子31の選択信号Sを低レ
ベルLにする。
このようにするとTLH<THLの場合は選択信号Sにより
アンド回路24の出力が選択され、第1ラッチ21の出力
と、第2ラッチ23の出力とにより、選択回路26の出力
(比較結果)Eは第4図に示すようになる。第1、第2
ラッチ21,23の各出力がHの場合は、EはHとなり、入
力データが低レベルから高レベルに立上ってしまった状
態を出力し、このラッチクロックP1で決まる。つまり第
8図Aに示すごとく、コンパレータ13の出力が低レベル
から高レベルに変化してしまってから、ラッチクロック
P1で第1ラッチ21の出力がHになり、次いでラッチクロ
ックP2で第2ラッチ23の出力がHになり、従ってEの出
力はHとなってこのデータが出力される。第1ラッチ21
の出力がHで第2ラッチ23の出力がLの場合は、入力デ
ータが高レベルから低レベルに立下り、その時の高レベ
ルをP1で、低レベルをP2で取り込んだ状態で、立下り時
にはラッチクロックはP2による取り込みが優先し、Eは
Lとなっている。つまり第8図Bに示すごとく、コンパ
レータ12の出力が高レベルから低レベルに変化する過程
において、ラッチクロックP1で第1ラッチ21の出力がH
のままであり、次いでラッチクロックP2で第2ラッチ23
の出力がLになり、従ってEの出力はLとなってこのデ
ータが出力される。第1、第2ラッチ21,23の各出力が
Lの場合は、EはLとなり、入力データが高レベルから
低レベルになってしまった状態である。つまり第8図C
に示すごとく、コンパレータ12の出力が高レベルから低
レベルに変化してしまってから、ラッチクロックP1で第
1ラッチ21の出力がLになり、次いでラッチクロックP2
で第2ラッチ23の出力がLになり、従ってEの出力がL
となってこのデータが出力される。第1ラッチ21の出力
がL、第2ラッチ23の出力がHの場合はEはLとなり、
入力データが低レベルから高レベルに立上り、その低レ
ベルをラッチクロックP1で取り込み、高レベルをラッチ
クロックP2で取り込んだ状態で、立上り時にはラッチク
ロックP1による取り込みが優先し、EはLとなってい
る。つまり第8図Dに示すごとく、コンパレータ12の出
力が低レベルから高レベルに変化する過程において、ラ
ッチクロックP1で第1ラッチ21の出力がLのままであ
り、次いでラッチクロックP2で第2ラッチ23の出力がH
になり、Eの出力はLとなってこのデータが出力される
(このような場合は別途の手段でこのデータの廃棄やラ
ッチクロックP1の位相調整等の処理が必要となる。)。
このようにTLHがTHLよりも小さい場合は、第8図Aと第
8図Dに示すごとく、立り上がりの入力データはラッチ
クロックP1で取り込まれた状態が比較結果として出力さ
れ、第8図Bと第8図Cに示すごとく、立ち下がりの入
力データはラッチクロックP2で取り込まれた状態が比較
結果として出力され、常に目的とするタイミングに対す
る入力データの基準値との比較結果を出力することがで
きる。
TLH>THLの場合は選択信号Sによりオア回路25の出力
が選択され、第1ラッチ21の出力と、第2ラッチ23の出
力とにより、選択回路26の出力(比較結果)Eは第5図
に示すようになる。第1ラッチ21の出力がL、第2ラッ
チ23の出力がHの場合は立上り入力データの低レベルを
P1で第1ラッチ21に取り込み、高レベルをP2で第2ラッ
チ23に取り込んだ状態でP2による取り込みが優先し、比
較結果はHとなる。つまり第8図Dに示すごとく、コン
パレータ12の出力が低レベルから高レベルに変化する過
程において、ラッチクロックP1で第1ラッチ21の出力が
Lのままであり、次いでラッチクロックP2で第2ラッチ
23の出力がHになり、従ってEの出力はHとなってこの
データが出力される。第1ラッチ21の出力がH、第2ラ
ッチ23の出力がLの場合は立下り入力データの高レベル
をP1で第1ラッチ21に取り込み、低レベルをP2で第2ラ
ッチ23に取り込んだ状態でP1による取り込みが優先し、
比較結果はHとなる。つまり第8図Bに示すごとく、コ
ンパレータ12の出力が高レベルから低レベルに変化する
過程において、ラッチクロックP1で第1ラッチ21の出力
がHのままであり、次いでラッチクロックP2で第2ラッ
チ23の出力がLになり、Eの出力はHとなってこのデー
タが出力される。このようにTLHがTHLよりも大きい場合
は、第8図Dに示すごとく、立ち上がりの入力データは
ラッチクロックP2で取り込まれた状態が比較結果として
出力され、第8図Bに示すごとく、立ち下がりの入力デ
ータはラッチクロックP1で取り込まれた状態が比較結果
として出力され、常に目的とするタイミングに対する入
力データの基準値との比較結果を出力することができ
る。
「発明の効果」 以上述べたように、この発明によれば入力データの立
上りから、高レベルを検出できるまでの最小時間T
LHと、入力データの立下りから、低レベルを検出できる
までの最小時間THLとが異なっていても、常に目的とす
るタイミングに対する入力データの基準値との比較結果
を得ることができ、従ってコンパレータ12、第1、第2
ラッチ21,23として安価なものを使用することができ、
その他の回路要素も安価なものでよいから、全体として
安価でしかも精確な比較結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
TLH<THLの場合の遅延量の決定を説明するための図、第
3図はTLH>THLの場合の遅延量の決定を説明するための
図、第4図はTLH<THLの場合の第1、第2ラッチの各出
力と比較結果の関係を示す図、第5図はTLH>THLの場合
の第1、第2ラッチの各出力と比較結果の関係を示す
図、第6図は従来の論理レベル比較回路を示すブロック
図、第7図は立上りデータと立下りデータとの各比較結
果が得られるまでの時間を説明するための図、第8図は
コンパレータ12の出力とラッチクロックP1、P2とのタイ
ミングを示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データと基準値とを比較するコンパレ
    ータと、 そのコンパレータの出力がラッチクロックでラッチされ
    る第1ラッチと、 上記ラッチクロックを遅延する遅延素子と、 その遅延素子で遅延されたラッチクロックにより上記コ
    ンパレータの出力がラッチされる第2ラッチと、 上記第1、第2ラッチの各出力が供給されるアンド回路
    と、 上記第1、第2ラッチの各出力が供給されるオア回路
    と、 上記アンド回路の出力と上記オア回路の出力との何れか
    を選択して比較結果として出力する選択回路とを有し、 上記入力データが低レベルから高レベルに変化した時
    に、その変化時点から、その変化を正しくラッチに取り
    込むことができるまでの最小時間TLHと、上記入力デー
    タが高レベルから低レベルに変化した時に、その変化時
    点から、その変化を正しくラッチに取り込むことができ
    るまでの最小時間THLとの差|TLH−THL|を上記遅延素
    子の遅延量とされ、 上記TLHが上記THLよりも小さい時は上記アンド回路の出
    力が上記選択回路でが選択され、上記TLHが上記THLより
    も大きい時は上記オア回路の出力が上記選択回路で選択
    されている論理レベル比較回路。
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JP4549280B2 (ja) * 2005-11-07 2010-09-22 富士通株式会社 設計支援装置、設計支援方法、および設計支援プログラム
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CN115954827A (zh) * 2022-12-30 2023-04-11 浙江大华技术股份有限公司 保护电路及电子装置

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