JPH0580079A - トリガ回路 - Google Patents

トリガ回路

Info

Publication number
JPH0580079A
JPH0580079A JP3267055A JP26705591A JPH0580079A JP H0580079 A JPH0580079 A JP H0580079A JP 3267055 A JP3267055 A JP 3267055A JP 26705591 A JP26705591 A JP 26705591A JP H0580079 A JPH0580079 A JP H0580079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger
output
trigger condition
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3267055A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiharu Saito
千春 斉藤
Yasuyuki Karasawa
康之 柄沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP3267055A priority Critical patent/JPH0580079A/ja
Publication of JPH0580079A publication Critical patent/JPH0580079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】時間条件でのトリガ発生を可能とする。 【構成】デジタル変換された被測定信号AとCPU4に
より設定された基準値Bとを比較する比較回路11と、
同比較回路11からの出力がCPU4により設定された
所定のトリガ条件に一致している場合にトリガ信号を出
力するトリガ条件判断回路12と、CPU4により所定
のカウント期間が設定されるカウンタ15とを備え、同
カウンタ15は、比較回路11からの出力が所定のトリ
ガ条件に一致した際にトリガ条件判断回路12から出力
されるロード信号によりカウント動作を開始し、そのカ
ウント期間中にトリガ条件判断回路12からロード信号
が出力された場合には初期値に戻され、その時点から上
記カウント期間のカウント動作を再開するとともに、上
記カウント期間と上記ロード信号の出力タイミングとの
関係によって上記トリガ条件判断回路12にトリガ出力
制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトリガ回路に関し、さ
らに詳しく言えば、例えば波形記録計の記録開始または
記録終了などの制御に適用されるトリガ回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3を参照して従来例を説明すると、こ
の種のトリガ回路1は比較回路2と、この比較回路2の
出力が所定のトリガ条件と一致した場合にトリガ信号を
出力するトリガ条件判断回路3とを備えている。
【0003】比較回路2には、中央処理装置(CPU)
4よりラッチ回路5を介して所定の基準値(トリガレベ
ル)Bが設定される。
【0004】また、トリガ条件判断回路3には、CPU
4よりトリガスロープ(立上り、立下がり)の条件が設
定される。
【0005】被測定信号は、A/D変換回路6にてデジ
タルデータに変換された後、ホールド回路7を介して比
較回路2に測定値Aとして与えられる。なお、A/D変
換回路6およびホールド回路7はCPU4に接続されて
いるタイミングコントローラ8により、その同期がとら
れている。
【0006】比較回路2は、測定値AとトリガレベルB
とを比較し、A>BもしくはA<Bのいずれかを出力す
る。
【0007】トリガ条件判断回路3は、その出力を受け
て、予め設定されたトリガ条件と一致している場合に、
トリガ信号を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設定で
きるトリガ条件は、測定値AがトリガレベルBより大き
いか、小さいかというトリガレベルの条件と、その大小
比較時の波形が立上り時なのか、立下がり時なのかとい
うトリガスロープの条件だけであり、時間についての条
件設定はできなかった。
【0009】したがって、例えば被測定信号の周波数が
変動する際にトリガをかけるようなことができなかっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の事
情に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、デジタ
ル変換された被測定信号と中央処理装置(CPU)によ
り設定された基準値とを比較する比較手段と、同比較手
段からの出力が上記CPUにより設定された所定のトリ
ガ条件に一致している場合にトリガ信号を出力するトリ
ガ条件判断回路とを備えているトリガ回路において、上
記CPUにより所定のカウント期間が設定されるカウン
タを備え、同カウンタは、上記比較手段からの出力が所
定のトリガ条件に一致した際に上記トリガ条件判断回路
から出力されるロード信号によりカウント動作を開始
し、そのカウント期間中に上記トリガ条件判断回路から
ロード信号が出力された場合には初期値に戻され、その
時点から上記カウント期間のカウント動作を再開すると
ともに、上記カウント期間と上記ロード信号の出力タイ
ミングとの関係によって上記トリガ条件判断回路にトリ
ガ出力制御信号を出力することにある。
【0011】
【作用】例えば、上記カウント期間中にトリガ条件判断
回路からロード信号が出されると、カウンタは初期値に
戻されて、再びそのカウントを繰り返す。これを繰り返
している間は、同カウンタからトリガ条件判断回路にキ
ャリー信号が出力されず、したがって、トリガ条件判断
回路からトリガ信号は出力されない。
【0012】これに対して、上記カウント期間中にロー
ド信号が出力されず、カウンタの動作が終了となると、
カウンタからトリガ条件判断回路にキャリー信号が出力
され、これにより、同トリガ条件判断回路からトリガ信
号が出力される。
【0013】これとは反対に、上記カウント期間中にト
リガ条件判断回路からロード信号が出されるたびに、カ
ウンタを初期値に戻し、それと同時にトリガ条件判断回
路からトリガ信号を出力させることもできる。
【0014】このようにして、所定のカウント期間を基
準にして、それと被測定信号の周期とを比較し、トリガ
をかけることができる。
【0015】
【実施例】図1にはこの発明に係る一実施例が示されて
いるが、同図において先に説明の従来例と同一部分には
それと同じ参照符号を付し、その説明は省略する。
【0016】このトリガ回路10は比較回路11と、ト
リガ条件判断回路12とを備えている。比較回路11に
は、CPU4よりラッチ回路14を介して所定の基準値
(トリガレベル)Bが設定される。
【0017】また、トリガ条件判断回路12には、CP
U4よりトリガ条件が設定される。その条件としては、
例えばトリガレベルより大きい時、もしくは小さい時な
どのレベル条件と、波形の立上り時もしくは立下がり時
などのスロープ条件とに加えて、この発明では時間条件
をも設定することができる。
【0018】そのため、このトリガ回路10にはカウン
タ15が備えられている。この実施例において、同カウ
ンタ15はタイミングコントローラ8から発生されるサ
ンプリングパルスをクロック信号とし、トリガ条件判断
回路12からの信号を受けて動作を開始する。
【0019】また、CPU4よりラッチ回路16を介し
てカウンタ15の初期値が設定される。この実施例にお
いて、同カウンタ15はアップカウンタであって、設定
される初期値により、そのカウント期間Tが決められ
る。
【0020】次に、図2の波形図を参照しながら、この
トリガ回路10の動作について説明する。まず、トリガ
条件判断回路12に、レベル条件として「測定値A>基
準値B」、スロープ条件として「波形の立上り時」およ
び時間条件として「上記カウント期間Tよりも長い場
合」というトリガ条件が設定されているものとする。
【0021】被測定信号は、A/D変換回路6にてデジ
タルデータに変換された後、ホールド回路7を介して比
較回路11に測定値Aとして与えられる。比較回路11
でこの測定値Aと基準値Bとの大小比較が行なわれ、A
>BもしくはA<Bのいずれかをトリガ条件判断回路1
2に出力する。
【0022】トリガ条件判断回路12では、その出力が
上記のトリガ条件と一致するかを判断する。図2の波形
図において、t時に被測定信号の波形が立上り状態
で、トリガレベルを越えたとすると、トリガ条件判断回
路12からカウンタ15にロード信号とイネーブル信号
とが出力され、これによりカウンタ15が計数動作を開
始する。
【0023】そのカウント期間T中のt時点で再び波
形が立上り状態で、トリガレベルを越えると、トリガ条
件判断回路12から再びカウンタ15にロード信号が与
えられ、これによりカウンタ15は初期値に戻されると
ともに、同t時点からカウント動作を開始する。
【0024】ここで、このt時点からのカウント期間
Tの終了時点をtとし、次に波形が上記と同じ条件で
トリガレベルを越える時点tがt時よりも遅い場合
には、トリガ条件判断回路12からロード信号が出力さ
れないため、カウンタ15はt時にカウント動作を終
了し、同カウンタ15からトリガ条件判断回路12にキ
ャリー信号が与えられ、これによりトリガ条件判断回路
12からトリガ信号が出力される。
【0025】このようにして、被測定信号の周期がカウ
ント期間Tよりも長い場合にトリガ信号が出力される
が、CPU4からトリガ条件判断回路12に設定する時
間条件を「上記カウント期間Tよりも短い場合」とすれ
ば、次のように動作する。なお、レベル条件およびスロ
ープ条件は上記実施例と同じとする。
【0026】図2において、t時に被測定信号の波形
が立上り状態で、トリガレベルを越えたとすると、トリ
ガ条件判断回路12からカウンタ15にロード信号とイ
ネーブル信号とが出力され、これによりカウンタ15が
計数動作を開始する。
【0027】そのカウント期間T中のt時点で再び波
形が立上り状態で、トリガレベルを越えると、トリガ条
件判断回路12からトリガ信号が出力され、それと同時
に再びカウンタ15にロード信号が与えられ、これによ
りカウンタ15は初期値に戻されるとともに、同t
点からカウント動作を開始する。
【0028】ここで、このt時点からのカウント期間
Tの終了時点をtとし、次に波形が上記と同じ条件で
トリガレベルを越える時点tがt時よりも遅い場合
には、カウンタ15はt時にカウント動作を終了し、
同カウンタ15からトリガ条件判断回路12にキャリー
信号が与えられ、トリガ信号の出力が禁止される。
【0029】これにより、t時点で波形がトリガレベ
ルを越えてもトリガ条件判断回路12からトリガ信号は
出力されない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、カウンタに設定されるカウント期間を基準時間とし
て被測定信号の周期を比較し、その比較結果に基づいて
トリガ信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るブロック線図。
【図2】同実施例の動作を説明するための波形図。
【図3】従来例を示したブロック線図。
【符号の説明】
4 CPU 6 A/D変換回路 7 ホールド回路 8 タイミングコントローラ 10 トリガ回路 11 比較回路 12 トリガ条件判断回路 14,16 ラッチ回路 15 カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル変換された被測定信号と中央処理
    装置(CPU)により設定された基準値とを比較する比
    較手段と、同比較手段からの出力が上記CPUにより設
    定された所定のトリガ条件に一致している場合にトリガ
    信号を出力するトリガ条件判断回路とを備えているトリ
    ガ回路において、上記CPUにより所定のカウント期間
    が設定されるカウンタを備え、同カウンタは、上記比較
    手段からの出力が所定のトリガ条件に一致した際に上記
    トリガ条件判断回路から出力されるロード信号によりカ
    ウント動作を開始し、そのカウント期間中に上記トリガ
    条件判断回路からロード信号が出力された場合には初期
    値に戻され、その時点から上記カウント期間のカウント
    動作を再開するとともに、上記カウント期間と上記ロー
    ド信号の出力タイミングとの関係によって上記トリガ条
    件判断回路にトリガ出力制御信号を出力することを特徴
    とするトリガ回路。
JP3267055A 1991-09-18 1991-09-18 トリガ回路 Pending JPH0580079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267055A JPH0580079A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 トリガ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267055A JPH0580079A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 トリガ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0580079A true JPH0580079A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17439414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267055A Pending JPH0580079A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 トリガ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0580079A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915265A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Advantest Corp 信号波形観測装置
JP2010185873A (ja) * 2009-02-11 2010-08-26 Tektronix Inc 測定機器及びデータ取り込み方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115066A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Yokogawa Hewlett Packard Ltd トリガ信号発生回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115066A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Yokogawa Hewlett Packard Ltd トリガ信号発生回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915265A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Advantest Corp 信号波形観測装置
JP2010185873A (ja) * 2009-02-11 2010-08-26 Tektronix Inc 測定機器及びデータ取り込み方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5886660A (en) Time-to-digital converter using time stamp extrapolation
US6008672A (en) Input signal reading circuit having a small delay and a high fidelity
US4734677A (en) Coarse/fine A-D converter using ramp waveform to generate fine digital signal
JPH0580079A (ja) トリガ回路
US4737723A (en) Drop-out detection circuit
KR19990069339A (ko) 자동 트랙킹 조정 기능을 갖는 평판 디스플레이장치
US5734273A (en) Phase lock detector
US4804939A (en) Coarse/fine A-D converter using ramp waveform to generate fine digital signal
US5003193A (en) Scan control circuit for hand-held type printer
US6914471B2 (en) Method and apparatus for controlling a dual-slope integrator circuit to eliminate settling time effect
JPH07501405A (ja) ジッタを伴う信号のサンプリング方法
JP2862297B2 (ja) 論理レベル比較回路
JP2888264B2 (ja) ピークサンプル出力回路
JP2643247B2 (ja) デジタル同期検出装置
JP3099312B2 (ja) 位相検出回路
US20020188883A1 (en) Timer/timeout evaluation system
JPH10197578A (ja) パルス検出方法およびその方法を用いた装置
JPH0534390A (ja) パルス検出回路
JPH07162309A (ja) データ同期回路
JP2000138588A (ja) パルス幅信号変換回路
JPH0745786Y2 (ja) フルレベル検出回路
JPS5858032B2 (ja) パルス幅測定方法
JPH0635580Y2 (ja) 水平周波数検出回路
JPH06252750A (ja) リセット制御信号生成回路
JPH0772737B2 (ja) 周期検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010425