JPH0635580Y2 - 水平周波数検出回路 - Google Patents

水平周波数検出回路

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JPH0635580Y2
JPH0635580Y2 JP1988116240U JP11624088U JPH0635580Y2 JP H0635580 Y2 JPH0635580 Y2 JP H0635580Y2 JP 1988116240 U JP1988116240 U JP 1988116240U JP 11624088 U JP11624088 U JP 11624088U JP H0635580 Y2 JPH0635580 Y2 JP H0635580Y2
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JP
Japan
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circuit
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horizontal
horizontal frequency
signal
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正弘 大沢
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ビデオプリンタなどのビデオ機器に組み込ま
れて用いられ映像信号の水平周波数を検出する水平周波
数検出回路に関する。
従来の技術 第3図は、パーソナルコンピュータなどの監視用テレビ
ジョン受像機に用いられている従来の水平周波数検出回
路の概略の構成を示すブロック図である。
第3図において、クロック発振回路1は映像信号の水平
周波数よりも十分高い周波数の基本クロックを発生する
回路であって、この基本クロックはカウント回路2でカ
ウントされる。また、カウント回路2は、入力されてく
る映像信号から抽出された水平同期信号をクリア入力と
して受ける。比較回路3は、各水平周波数に対応付けて
予め用意された値と、カウント回路2のカウント出力と
を比較して、映像信号の水平周波数を判別する回路であ
る。
このような構成の水平周波数検出回路では、クロック発
振回路1が出力する基本クロックをカウント回路2がカ
ウントし、そのカウント値は水平同期信号がカウント回
路2に入力されるたびにクリアされる。したがって、ク
リアされる直前のカウント値は水平同期信号の同期に対
応する値となる。このカウント値は次段の比較回路3に
よって、予め用意された複数種類の水平周波数に対応す
る基準値と比較される。各水平周波数に対応する基準値
とは、それらの水平周波数を有する水平同期信号がカウ
ント回路2に入力された場合に、カウント2がカウント
するクリア直前のカウント値である。カウント回路2の
カウント出力が予め定める基準値と一致すると、比較回
路3はその基準値に対応する水平周波数がこのときの映
像信号の水平周波数であると判別する。このようにし
て、入力されてくる映像信号の水平周波数が検出され
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記した従来の水平周波数検出回路で
は、クロック発振回路1から出力される基本クロックを
カウント回路2でカウントすることによって、水平同期
信号の同期を検出するようにしているので、回路構成が
複雑になりコストが増大するという問題点があった。
したがって、本考案の目的は、回路構成が簡単でコスト
の安い水平周波数検出回路を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、ビデオ機器に組み込まれる水平周波数検出回
路であって、 ビデオ機器の制御を行い、かつ水平同期信号の周波数と
対応付けて定められるコントロール信号を導出する中央
処理装置9と、 水平同期信号が与えられ、その水平同期信号が入力され
るたびに立上りを繰り返す積分波形を導出し、その積分
波形のレベルが水平同期信号の周期に対応した値である
積分回路4と、 コントロール信号に応答し、そのコントロール信号に対
応した基準電圧を設定して導出する基準電圧発生回路8
と、 積分回路4と基準電圧発生回路8との各出力が与えら
れ、基準電圧が積分波形のレベルよりも低くなったこと
を検出するアナログ・コンパレータ7とを含み、 コントロール信号は、基準電圧が高電位から低電位へと
順次可変設定されるように、中央処理装置9から基準電
圧発生回路8に与えられることを特徴とする水平周波数
検出回路である。
作用 本考案に従えば、ビデオ機器の制御を行う中央処理装置
9から発生されるコントロール信号が基準電圧発生回路
8に与えられ、これによって基準電圧が高電位から低電
位へと順次可変設定され、積分回路4は、水平同期信号
が入力されるたびに立上がりを繰り返す積分波形を導出
するものであり、その積分波形のレベルが水平同期信号
の水平周波数に対応した値であり、アナログ・コンパレ
ータ7によって基準電圧が積分波形のレベルよりも低く
なったことを検出することによって、その基準電圧に対
応するコントロール信号の表す水平周波数を検出するこ
とができる。
実施例 第1図は、熱転写ビデオプリンタなどのビデオ機器に組
み込まれた本考案の一実施例である水平周波数検出回路
の概略の構成を示すブロック図である。
第1図において、積分回路4は入力されてくる映像信号
から抽出された水平同期信号を積分処理するための回路
であり、ここでは水平同期信号が正極性の場合を想定
し、水平同期信号をインバータ5で反転した信号が積分
回路4に入力される。積分回路4の次段には、この積分
回路4の出力レベルから映像信号の水平周波数を判別す
る判別回路6が接続されている。判別回路6は、アナロ
グ・コンパレータ7と、基準電圧発生回路8と、中央処
理装置(Central Processing Unit:以下、CPUと称す
る)9とで構成されている。アナログ・コンパレータ7
の非反転入力端子には積分回路4の出力が入力され、ア
ナログ・コンパレータ7の反転入力端子には基準電圧回
路8から出力される基準電圧が入力される。この基準電
圧のレベルは、上記したビデオ機器全体の制御を行うCP
U9から基準電圧発生回路8に入力するコントロール信号
によって可変設定される。
第2図は、上記した水平周波数検出回路の動作を示すタ
イミング・チャートである。このタイミング・チャート
を参照して、以下に上記水平周波数検出回路の動作を説
明する。
入力されてきた映像信号から抽出された第2図(1)に
示す正極性の水平同期信号がインバータ5で反転されて
積分回路4に入力されると、ここで積分処理されて第2
図(2)に示す積分波形となって出力される。すなわ
ち、水平同期信号が入力されるたびに、積分波形は立上
りを繰り返す。積分回路4の時定数は、水平同期信号の
周期よりも積分波形の立上り時間が大きくなるように設
定されている。したがって積分波形のレベルは、水平同
期信号の周期に対応した値となる。この積分波形はアナ
ログ・コンパレータ7の非反転入力端子に入力される。
一方、基準電圧発生回路8から出力される基準電圧はア
ナログ・コンパレータ7の反転入力端子に入力される。
この基準電圧は、CPU9から基準電圧発生回路8に送られ
るコントロール信号によって、高電位から低電位へと順
次可変設定される。すなわち、コントロール信号は、予
め定める水平周波数の水平同期信号が積分回路4に入力
したときに得られる積分波形のレベルと等しい基準電圧
を基準電圧発生回路8から出力させることができるよう
に、その水平周波数と対応付けて定められている。
基準電圧が積分回路4の出力波形のレベルよりも高く設
定されているときにはアナログ・コンパレータ7の出力
はLレベルを保っているが、基準電圧が徐々に低下して
第2図(2)に破線で示すように積分波形とわずかに重
なる時点に達すると、アナログ・コンパレータ7の出力
として第2図(3)に示すようにHレベルの信号が得ら
れる。このHレベルの信号を入力したCPU9は、このとき
のコントロール信号に対応する水平周波数が映像信号の
水平周波数であると判別する。すなわち、映像信号の水
平周波数が検出される。
この実施例では、ビデオ機器の全体の制御を行うCPU9
を、水平周波数を検出する回路の一部として用いるた
め、CPU9が担う機能の分だけ水平周波数検出回路の構成
が簡単になる。また、CPU9のソフトウエア処理によって
水平周波数の判別を行うので検出結果についての信頼性
が高くなる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ビデオ機器の制御を行う
中央処理装置9からのコントロール信号によって基準電
圧発生回路8は基準電圧を高電位から低電位へと順次可
変設定し、入力される水平同期信号を積分回路4によっ
てその水平同期信号が入力されるたびに立上りを繰り返
す積分波形を導出し、アナログ・コンパレータ7によっ
て基準電圧が積分波形のレベルよりも低くなったことを
検出して水平周波数を検出するようにしたので、前述の
先行技術に関連して述べたクロック発生回路およびカウ
ント回路を用いることはなく、構成を簡略化することが
できる。
しかも本考案では、コントロール信号は、ビデオ機器の
制御を行う働きを兼ねており、このことによってもま
た、全体の構成を簡略化することができる。
さらに本考案によれば、コントロール信号によって基準
電圧発生回路8から発生される基準電圧は、高電位から
低電位へと順次可変設定され、アナログ・コンパレータ
7によって基準電圧と積分波形のレベルとを比較するよ
うにしたので、アナログ・コンパレータ7の出力が得ら
れたときにおけるコントロール信号によって、水平周波
数を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である水平周波数検出回路の
概略の構成を示すブロック図、第2図はその水平周波数
検出回路の動作を示すタイミングチャート、第3図は従
来の水平周波数検出回路の概略の構成を示すブロック図
である。 4……積分回路、6……判別回路、7……アナログ・コ
ンパレータ、8……基準電圧発生回路、9……CPU

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ機器に組み込まれる水平周波数検出
    回路であって、 ビデオ機器の制御を行い、かつ水平同期信号の周波数と
    対応付けて定められるコントロール信号を導出する中央
    処理装置9と、 水平同期信号が与えられ、その水平同期信号が入力され
    るたびに立上りを繰り返す積分波形を導出し、その積分
    波形のレベルが水平同期信号の周期に対応した値である
    積分回路4と、 コントロール信号に応答し、そのコントロール信号に対
    応した基準電圧を設定して導出する基準電圧発生回路8
    と、 積分回路4と基準電圧発生回路8との各出力が与えら
    れ、基準電圧が積分波形のレベルよりも低くなったこと
    を検出するアナログ・コンパレータ7とを含み、 コントロール信号は、基準電圧が高電位から低電位へと
    順次可変設定されるように、中央処理装置9から基準電
    圧発生回路8に与えられることを特徴とする水平周波数
    検出回路。
JP1988116240U 1988-09-02 1988-09-02 水平周波数検出回路 Expired - Lifetime JPH0635580Y2 (ja)

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JP1988116240U JPH0635580Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 水平周波数検出回路

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Publication Number Publication Date
JPH0238884U JPH0238884U (ja) 1990-03-15
JPH0635580Y2 true JPH0635580Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31358599

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JP1988116240U Expired - Lifetime JPH0635580Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 水平周波数検出回路

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JPS57106364U (ja) * 1980-12-22 1982-06-30

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JPH0238884U (ja) 1990-03-15

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