JPH0915265A - 信号波形観測装置 - Google Patents
信号波形観測装置Info
- Publication number
- JPH0915265A JPH0915265A JP7165957A JP16595795A JPH0915265A JP H0915265 A JPH0915265 A JP H0915265A JP 7165957 A JP7165957 A JP 7165957A JP 16595795 A JP16595795 A JP 16595795A JP H0915265 A JPH0915265 A JP H0915265A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- cycle
- signal
- period
- trigger signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力信号レベルがトリガレベルＶt 以下に変
化しても引き続き表示できるようにする。 【構成】 表示部２は周期性をもつ入力信号波形Ｓ１の
各サイクルをトリガ信号Ｓ４に同期して一定時間Ｔa の
間表示する。検出器１は入力信号波形がトリガレベルＶ
t に一致したことを検出して検出パルスＳ２を発生す
る。時間測定部４は検出パルスＳ２の周期Ｔを測定し、
クロック周期Δに対する倍数ｎ≒Ｔ／Δを周期データと
して出力し、記憶部６に記憶する。カウンタ７はトリガ
信号Ｓ４でリセットされた直後よりクロックを計数する
動作を繰り返す。比較器８はカウンタの計数値ｐが周期
データｎに一致したことを検出して周期パルスＳ３を発
生する。同期回路９は周期パルスＳ３を検出パルスＳ２
に同期させることによりトリガ信号Ｓ４を生成し、表示
部２及びカウンタ７に供給する。
化しても引き続き表示できるようにする。 【構成】 表示部２は周期性をもつ入力信号波形Ｓ１の
各サイクルをトリガ信号Ｓ４に同期して一定時間Ｔa の
間表示する。検出器１は入力信号波形がトリガレベルＶ
t に一致したことを検出して検出パルスＳ２を発生す
る。時間測定部４は検出パルスＳ２の周期Ｔを測定し、
クロック周期Δに対する倍数ｎ≒Ｔ／Δを周期データと
して出力し、記憶部６に記憶する。カウンタ７はトリガ
信号Ｓ４でリセットされた直後よりクロックを計数する
動作を繰り返す。比較器８はカウンタの計数値ｐが周期
データｎに一致したことを検出して周期パルスＳ３を発
生する。同期回路９は周期パルスＳ３を検出パルスＳ２
に同期させることによりトリガ信号Ｓ４を生成し、表示
部２及びカウンタ７に供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は信号波形観測装置に関
し、特にディジタル移動通信における受信信号のように
周期性を有し、かつレベル変動の激しい波形の観測に関
する。
し、特にディジタル移動通信における受信信号のように
周期性を有し、かつレベル変動の激しい波形の観測に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の信号波形観測装置は図３に示すよ
うに検出器１において入力信号波形Ｓ１の立上り部分
（立下り部分の場合もある）がトリガレベルＶt に一致
したことを検出すると、直ちに検出パルスＳ２が出力さ
れ、トリガ信号Ｓ４として表示部２に供給される。表示
部２ではトリガ信号Ｓ４の立上りに同期して入力波形の
表示を始め、ある一定時間Ｔa 後に表示を終了し、次の
トリガ信号を待つ。トリガレベルＶt はトリガ条件設定
部３に予め設定されている。なお、この発明が対象とす
る入力信号波形は周期性を有するものとする。
うに検出器１において入力信号波形Ｓ１の立上り部分
（立下り部分の場合もある）がトリガレベルＶt に一致
したことを検出すると、直ちに検出パルスＳ２が出力さ
れ、トリガ信号Ｓ４として表示部２に供給される。表示
部２ではトリガ信号Ｓ４の立上りに同期して入力波形の
表示を始め、ある一定時間Ｔa 後に表示を終了し、次の
トリガ信号を待つ。トリガレベルＶt はトリガ条件設定
部３に予め設定されている。なお、この発明が対象とす
る入力信号波形は周期性を有するものとする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル移動通信の
受信信号のように入力信号波形Ｓ１のレベル変動が大き
く、トリガレベルＶt 以下に減少して表示部２に表示さ
れない場合がある。入力信号レベルの変動範囲を測定し
ようとしても、低レベルの波形が表示されないので、レ
ベル変動を測定できないと言う問題がある。
受信信号のように入力信号波形Ｓ１のレベル変動が大き
く、トリガレベルＶt 以下に減少して表示部２に表示さ
れない場合がある。入力信号レベルの変動範囲を測定し
ようとしても、低レベルの波形が表示されないので、レ
ベル変動を測定できないと言う問題がある。
【０００４】この発明の目的は、このような従来の問題
を解決して、入力信号波形がレベル変化を受けてトリガ
レベル以下に減少しても、必ず表示できるようにしよう
とするものである。
を解決して、入力信号波形がレベル変化を受けてトリガ
レベル以下に減少しても、必ず表示できるようにしよう
とするものである。
【０００５】
（１）請求項１の信号波形観測装置では、周期性を持つ
入力信号波形の各サイクルをトリガ信号に同期して表示
部に表示する。クロック信号（その周期をΔとする）を
クロック発生器で発生させる。トリガ条件設定部にトリ
ガレベルを設定する。入力信号波形がトリガレベルに一
致したことを検出器が検出して、直ちに検出パルスを発
生する。時間測定器ではその検出パルスの周期（Ｔ）を
測定し、その測定周期（Ｔ）のクロック周期（Δ）に対
する倍数（ｎ≒Ｔ／Δ）を周期データとして出力する。
その周期データは記憶部に記憶される。カウンタはトリ
ガ信号によりリセットされた直後よりクロック信号を計
数する。そのカウンタの計数値が前記記憶部に記憶され
た周期データ（ｎ≒Ｔ／Δ）に一致したことを比較器が
検出して、直ちに周期パルスを発生する。同期回路によ
ってその周期パルスを検出パルスに同期されることによ
りトリガ信号を生成し、表示部及びカウンタに供給す
る。
入力信号波形の各サイクルをトリガ信号に同期して表示
部に表示する。クロック信号（その周期をΔとする）を
クロック発生器で発生させる。トリガ条件設定部にトリ
ガレベルを設定する。入力信号波形がトリガレベルに一
致したことを検出器が検出して、直ちに検出パルスを発
生する。時間測定器ではその検出パルスの周期（Ｔ）を
測定し、その測定周期（Ｔ）のクロック周期（Δ）に対
する倍数（ｎ≒Ｔ／Δ）を周期データとして出力する。
その周期データは記憶部に記憶される。カウンタはトリ
ガ信号によりリセットされた直後よりクロック信号を計
数する。そのカウンタの計数値が前記記憶部に記憶され
た周期データ（ｎ≒Ｔ／Δ）に一致したことを比較器が
検出して、直ちに周期パルスを発生する。同期回路によ
ってその周期パルスを検出パルスに同期されることによ
りトリガ信号を生成し、表示部及びカウンタに供給す
る。
【０００６】（２）請求項２の発明は、前記（１）項に
おいて、遅延時間ｍΔ（ｍ＜ｎ；Δはクロック周期）に
対応する遅延データｍを設定する遅延設定部と、カウン
タの計数値が遅延データｍに一致したことを検出して、
直ちに第２のトリガ信号（前記トリガ信号よりｍΔ時間
だけ遅れている）を発生し、前記トリガ信号の代りに表
示部に供給する第２の比較器と、を付加している。
おいて、遅延時間ｍΔ（ｍ＜ｎ；Δはクロック周期）に
対応する遅延データｍを設定する遅延設定部と、カウン
タの計数値が遅延データｍに一致したことを検出して、
直ちに第２のトリガ信号（前記トリガ信号よりｍΔ時間
だけ遅れている）を発生し、前記トリガ信号の代りに表
示部に供給する第２の比較器と、を付加している。
【０００７】
【実施例】請求項１の発明の実施例を図１に、図３と対
応する部分に同じ符号を付けて示す。この発明では、入
力信号レベルが変動してトリガレベル以下に減少して
も、その前の期間に測定しておいた入力信号周期と同じ
周期でトリガ信号が生成され、表示部２に供給される。
表示部２は周期性を持つ入力信号波形Ｓ１（図１Ｂ
（ｂ））の各サイクルに対してトリガ信号Ｓ４の立上り
に同期して表示を開始し、一定時間Ｔa 後表示を終了さ
せ、次のトリガ信号を待つ。検出器１では入力信号波形
Ｓ１の立上り（立下りの場合もある）がトリガレベルＶ
t （トリガ条件設定部３に予め設定されている）に一致
したことを検出して直ちに検出パルスＳ２（図１Ｂ
（ｃ））を発生する。
応する部分に同じ符号を付けて示す。この発明では、入
力信号レベルが変動してトリガレベル以下に減少して
も、その前の期間に測定しておいた入力信号周期と同じ
周期でトリガ信号が生成され、表示部２に供給される。
表示部２は周期性を持つ入力信号波形Ｓ１（図１Ｂ
（ｂ））の各サイクルに対してトリガ信号Ｓ４の立上り
に同期して表示を開始し、一定時間Ｔa 後表示を終了さ
せ、次のトリガ信号を待つ。検出器１では入力信号波形
Ｓ１の立上り（立下りの場合もある）がトリガレベルＶ
t （トリガ条件設定部３に予め設定されている）に一致
したことを検出して直ちに検出パルスＳ２（図１Ｂ
（ｃ））を発生する。
【０００８】検出パルスＳ２の周期Ｔが時間測定部４で
測定され、その周期Ｔのクロック周期Δ（クロック発生
器５のクロック信号ＣＬＫの周期）に対する倍数ｎ≒Ｔ
／Δが周期データとして出力され、記憶部６に書込まれ
る。カウンタ７はトリガ信号Ｓ４の立上りでリセットさ
れた直後よりクロック信号ＣＬＫをカウントする動作を
繰返す。比較器８はカウンタの計数値ｐが記憶部６に記
憶された周期データｎに一致したことを検出すると直ち
に周期パルスＳ３（図１Ｂ（ｄ））を同期回路９に入力
する。
測定され、その周期Ｔのクロック周期Δ（クロック発生
器５のクロック信号ＣＬＫの周期）に対する倍数ｎ≒Ｔ
／Δが周期データとして出力され、記憶部６に書込まれ
る。カウンタ７はトリガ信号Ｓ４の立上りでリセットさ
れた直後よりクロック信号ＣＬＫをカウントする動作を
繰返す。比較器８はカウンタの計数値ｐが記憶部６に記
憶された周期データｎに一致したことを検出すると直ち
に周期パルスＳ３（図１Ｂ（ｄ））を同期回路９に入力
する。
【０００９】同期回路９は周期パルスＳ３を検出パルス
に同期させることによりトリガ信号Ｓ４（図１Ｂ
（ｅ））を生成し、表示部２及びカウンタ７に供給す
る。図１Ｂの波形図からも分るように、入力信号Ｓ１が
トリガレベルＶt 以下に変化し、検出パルスＳ２の発生
が一時停止しても、その前の期間に測定し、記憶させて
おいた入力信号周期Ｔと同じ周期をもって周期パルスＳ
３及びトリガ信号Ｓ４が引き続き発生される。その結果
表示部２にはトリガレベル以下に変化した波形であって
も必ず表示される。 （変形実施例）請求項２の発明の実施例を図２を参照し
て説明する。図２の装置では、図１の装置に遅延設定部
１０及び第２の比較器１１を追加し、表示部２に入力す
るトリガ信号Ｓ４を検出パルスＳ２よりｍΔ（ｍ＜ｎ；
Δはクロック周期）だけ任意に遅らせ、その遅れた時点
より一定時間Ｔa の間入力波形を表示させるようにした
ものである。遅延データｍは予め遅延設定部１０に設定
される。第２の比較器１１はカウンタ７の計数値ｐ（図
２Ｂ（ｂ））が遅延データｍに一致したことを検出する
と直ちにトリガ信号Ｓ４（図２Ｂ（ｄ））を発生し、表
示部２に供給する。
に同期させることによりトリガ信号Ｓ４（図１Ｂ
（ｅ））を生成し、表示部２及びカウンタ７に供給す
る。図１Ｂの波形図からも分るように、入力信号Ｓ１が
トリガレベルＶt 以下に変化し、検出パルスＳ２の発生
が一時停止しても、その前の期間に測定し、記憶させて
おいた入力信号周期Ｔと同じ周期をもって周期パルスＳ
３及びトリガ信号Ｓ４が引き続き発生される。その結果
表示部２にはトリガレベル以下に変化した波形であって
も必ず表示される。 （変形実施例）請求項２の発明の実施例を図２を参照し
て説明する。図２の装置では、図１の装置に遅延設定部
１０及び第２の比較器１１を追加し、表示部２に入力す
るトリガ信号Ｓ４を検出パルスＳ２よりｍΔ（ｍ＜ｎ；
Δはクロック周期）だけ任意に遅らせ、その遅れた時点
より一定時間Ｔa の間入力波形を表示させるようにした
ものである。遅延データｍは予め遅延設定部１０に設定
される。第２の比較器１１はカウンタ７の計数値ｐ（図
２Ｂ（ｂ））が遅延データｍに一致したことを検出する
と直ちにトリガ信号Ｓ４（図２Ｂ（ｄ））を発生し、表
示部２に供給する。
【００１０】このようにすると図１の場合では観測でき
なかった矩形波の山の前後の波形を観測することができ
る。入力信号波形が矩形波でない場合例えば正弦波等で
も同様である。
なかった矩形波の山の前後の波形を観測することができ
る。入力信号波形が矩形波でない場合例えば正弦波等で
も同様である。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明では、入力信
号レベルが変動しトリガレベルＶt 以下に減少しても、
その前の期間に測定しておいた入力信号周期と同じ周期
でトリガ信号Ｓ４を生成し、表示部２に供給する。従っ
て、トリガレベルＶt 以下に減少した入力波形（従来技
術では表示できなかったもの）も必ず表示できる。
号レベルが変動しトリガレベルＶt 以下に減少しても、
その前の期間に測定しておいた入力信号周期と同じ周期
でトリガ信号Ｓ４を生成し、表示部２に供給する。従っ
て、トリガレベルＶt 以下に減少した入力波形（従来技
術では表示できなかったもの）も必ず表示できる。
【図１】Ａは請求項１の発明の実施例を示すブロック
図、ＢはＡの要部の波形図。
図、ＢはＡの要部の波形図。
【図２】Ａは請求項２の発明の実施例を示すブロック
図、ＢはＡの要部の波形図。
図、ＢはＡの要部の波形図。
【図３】Ａは従来の信号波形観測装置のブロック図、Ｂ
はＡの要部の波形図。
はＡの要部の波形図。
Claims (2)
- 【請求項１】 周期性を持つ入力信号波形の各サイクル
をトリガ信号に同期して表示する表示部と、 クロック信号（その周期をΔとする）を発生させるクロ
ック発生器と、 トリガレベルを設定するトリガ条件設定部と、 入力信号波形が前記トリガレベルに一致したことを検出
して、直ちに検出パルスを発生する検出器と、 その検出パルスの周期（Ｔ）を測定し、その測定周期
（Ｔ）の前記クロック周期（Δ）に対する倍数（ｎ≒Ｔ
／Δ）を周期データとして出力する時間測定部と、 その周期データを記憶する記憶部と、 前記トリガ信号によりリセットされた直後より、前記ク
ロック信号を計数するカウンタと、 そのカウンタの計数値が前記記憶部に記憶された周期デ
ータ（ｎ≒Ｔ／Δ）に一致したことを検出して、直ちに
周期パルスを発生する比較器と、 その周期パルスを前記検出パルスに同期されることによ
り前記トリガ信号を生成し、前記表示部及びカウンタに
供給する同期回路と、を具備することを特徴とする信号
波形観測装置。 - 【請求項２】 請求項１において、 遅延時間ｍΔ（ｍ＜ｎ；Δはクロック周期）に対応する
遅延データｍを設定する遅延設定部と、 前記カウンタの計数値が前記遅延データｍに一致したこ
とを検出して、直ちに第２のトリガ信号（前記トリガ信
号よりｍΔ時間だけ遅れている）を発生し、前記トリガ
信号の代りに前記表示部に供給する第２の比較器と、を
付加したことを特徴とする信号波形観測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595795A JP3379076B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 信号波形観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16595795A JP3379076B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 信号波形観測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0915265A true JPH0915265A (ja) | 1997-01-17 |
| JP3379076B2 JP3379076B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=15822237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16595795A Expired - Fee Related JP3379076B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 信号波形観測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3379076B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013257235A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Hioki Ee Corp | 抵抗測定装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194362A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-29 | Iwatsu Electric Co Ltd | Observing device for signal |
| JPS58109855A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-30 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | トリガ回路 |
| JPH0580079A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Hioki Ee Corp | トリガ回路 |
| JPH05119065A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-05-14 | Yokogawa Electric Corp | 波形観測装置 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16595795A patent/JP3379076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194362A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-29 | Iwatsu Electric Co Ltd | Observing device for signal |
| JPS58109855A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-30 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | トリガ回路 |
| JPH0580079A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Hioki Ee Corp | トリガ回路 |
| JPH05119065A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-05-14 | Yokogawa Electric Corp | 波形観測装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013257235A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Hioki Ee Corp | 抵抗測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3379076B2 (ja) | 2003-02-17 |
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Legal Events
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