JPH06315059A - 画像形成装置の遠隔管理システム - Google Patents

画像形成装置の遠隔管理システム

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JPH06315059A
JPH06315059A JP5102228A JP10222893A JPH06315059A JP H06315059 A JPH06315059 A JP H06315059A JP 5102228 A JP5102228 A JP 5102228A JP 10222893 A JP10222893 A JP 10222893A JP H06315059 A JPH06315059 A JP H06315059A
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哲雄 木本
Koutarou Minamoto
功大郎 皆本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はホストコンピュータと複数の画像形
成装置とが通信回線を介して接続されたシステムにおけ
る画像形成装置の遠隔管理システムに関し、複写機の負
荷を軽減すると共に、内線発信でき、しかも新規登録時
の自動セットアップを行なうことができる画像形成装置
の遠隔管理システムを提供することを目的としている。 【構成】 少なくとも1以上の画像形成装置に関するデ
ータを管理するホストコンピュータと、前記ホストコン
ピュータと画像形成装置とを通信させるためのインタフ
ェースと、前記インタフェースを介して前記ホストコン
ピュータと画像形成装置とを接続する通信回線とを備
え、前記ホストコンピュータへ通信を開始要求するため
の開始要求信号を送信し、前記開始要求信号を受信した
前記ホストコンピュータからのデータ送信を要求するデ
ータ要求信号を受信し、前記データ要求信号に基づくデ
ータを前記ホストコンピュータへ送信する、少なくとも
1以上の画像形成装置に設けられているデータ送受信手
段とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホストコンピュータと複
数の画像形成装置とが通信回線を介して接続されたシス
テムにおける画像形成装置の遠隔管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータと複数の画像形成装
置(例えば複写機)とが通信回線を介して接続され、デ
ータ収集を行なうシステムがある。図16は従来システ
ムの構成概念図である。図において、1はホストコンピ
ュータ、2は電話網等の通信回線、3は複数の複写機で
ある。ホストコンピュータ1と複数の複写機3が通信回
線2を介して接続されている。この種のシステムは、市
場にある複写機と販社,ディーラとを結び、情報をオン
ラインで集中管理することにより、機械の信頼性,サー
ビス性の向上,販社の省力化を図ることを目的として用
いられる。
【0003】従来のこの種のシステムでは、ホストコン
ピュータ(以下単にホストと略す)1から複写機のデー
タを収集する場合、ホスト1から複写機3をポーリン
グして順次呼び出し、データを収集する方法と、複写
機3からホスト1を自動呼び出ししてデータを送信する
方法とがある。
【0004】また、新規に複写機を設置する場合の、ホ
スト側1への登録は、ホスト管理者がマニュアルで入力
していた。複写機特有のデータとしては、以下のような
ものがある。 ○カウントデータ 各サイズ別,特定ユーザ別等のカウントデータ ○故障データ 各部位別等 ○ジャムデータ ○使用モードデータ ○消耗品管理データ ○機械調整データ メモリ書替,定着温度変更,バイアス電圧変更等 ○ROMバージョンデータ バグ発見時等 ○オプション機器別データ
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のシステ
ムで、複写機3のデータを収集する場合、前記の方法
では、外線着信できない構内交換機(PBX)設置場所
では通信できず、また複写機3の都合のよい時間に送信
できないという問題があった。また、前記の方法で
は、予め複写機側で送信データを設定しておく必要があ
った。
【0006】更に、従来のシステムで新規に複写機3を
設置する場合、その都度ホスト管理者がマニュアルで登
録する必要があり、不便であった。本発明はこのような
課題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の負
荷を軽減すると共に、新規登録時の自動セットアップを
行なうことができる画像形成装置の遠隔管理システムを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】少なくとも1以上の画像
形成装置に関するデータを管理するホストコンピュータ
と、前記ホストコンピュータと画像形成装置とを通信さ
せるためのインタフェースと、前記インタフェースを介
して前記ホストコンピュータと画像形成装置とを接続す
る通信回線とを備え、前記ホストコンピュータへ通信を
開始要求するための開始要求信号を送信し、前記開始要
求信号を受信した前記ホストコンピュータからのデータ
送信を要求するデータ要求信号を受信し、前記データ要
求信号に基づくデータを前記ホストコンピュータへ送信
する、少なくとも1以上の画像形成装置に設けられてい
るデータ送受信手段とで構成したことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】画像形成装置からホストを呼び出し、送信権を
ホストに譲渡し、ホスト側からの問い合わせに対して画
像形成装置が応答するようにした。この結果、画像形成
装置からはホストを呼び出すのみにし、送信データはホ
ストからのデータ問い合わせに画像形成装置が応答する
形で行なうことになり、画像形成装置の負荷を軽減する
ことができる。また、本発明によれば新規登録時の自動
セットアップを行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の原理ブロック図である。図
1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図におい
て、1はホストコンピュータ(ホスト)、2は通信回
線、3は複数の画像形成装置としての複写機である。1
Aはホスト1内に設けられた、複写機3側とデータ通信
を行なうインタフェース手段である。複写機3は、複写
機本体10と外部とのデータ通信を行なう通信インタフ
ェース11より構成される。20は通信インタフェース
11と接続されるモデム(変復調器)、30はホスト1
側に設けられたモデムである。このように構成されたシ
ステムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0010】先ず、本発明で用いる電文の種類について
説明する。ここでは、転送ブロックの最初と最後の電文
区切り記号を除いた部分を電文と定義する。本発明で用
いる電文には、業務の開始と終了を制御する始業電文,
始業要求電文,終業電文,終業要求電文(制御電文)
と、業務の中でホストと複写機端末間でデータ送受信と
送信権の切り替えを行なうために使用する応答電文(処
理電文)がある。以下に、各電文の説明を行なう。 (1)始業要求電文(ホスト←複写機) 複写機端末3から発呼時、複写機3からホスト1に始業
を依頼する。この電文は、ホストにホストパスワード,
複写機ID等を通知する。 (2)始業電文(ホスト→複写機) ホスト1から発呼時、複写機3に始業を指示する。また
複写機3に複写機パスワードを通知する。また、複写機
3から発呼時、始業要求電文に対してホスト1が始業し
たことの応答である。 (3)要求電文1(ホスト→複写機) ホスト1から複写機3に要求がある場合に送信される電
文。 (4)応答電文1(ホスト←複写機) 要求電文1に対応して複写機3からホスト1に送信され
る電文。 (5)要求電文2(ホスト←複写機) 複写機3からホスト1に要求がある場合に送信される電
文。 (6)応答電文2(ホスト→複写機) 要求電文2に対応してホスト1から複写機3に送信され
る電文。 (7)終業要求電文(ホスト←複写機) 複写機3から発呼時、ホスト1に終業を依頼する電文。 (8)終業電文(ホスト→複写機) ホスト1から発呼時、複写機3に終業を指示する電文。
また、複写機3から発呼時、終業要求電文に対してホス
ト1が終業したことの応答を返す電文。
【0011】次に、始業/終業について説明する。始業
は、ホスト1が始業電文を送信することにより行われ
る。ホスト1から複写機3に発呼した場合、接続終了
後、ホスト1が複写機3に対して始業電文を送信する。
複写機3からホスト1に発呼した場合、接続終了後、ホ
スト1は複写機3から始業要求電文を受信することによ
り、始業電文を送信する。
【0012】終業は、ホスト1が終業電文を送信するこ
とにより行われる。ホスト1から複写機3に発呼した場
合、ホスト1は要求処理終了時に終業電文を送信する。
複写機3からホスト1に発呼した場合、ホスト1は要求
電文1送信後、複写機3から終業要求電文を受信するこ
とにより、終業電文を送信する。
【0013】ホスト1が着呼した場合でも、終業電文又
は要求電文1を送信直後に受信した要求電文2がターミ
ネート(Terminate)の時は終業電文を送信す
る。複写機3が着呼した場合でも、要求電文2送信直後
に受信した電文が要求電文1の時は、終業要求電文を送
信する。
【0014】次に、データの送受信について説明する。
データの送受信は、ホスト1と複写機3が要求電文と応
答電文を使用して行なう。 (送信権制御)複写機3とホスト1の間で、同時に(任
意のタイミングで)要求電文を送信することはできな
い。つまり、ホスト1と複写機3は、ホスト主導の処理
と複写機主導の処理を同時に行なうことはできない。こ
のため、本発明では、ホスト1と複写機3の間で要求電
文を送信する権利(送信権)を受け渡すことで同期をと
るようにしている。このような送信権制御は、ホスト1
のインタフェース手段1Aと複写機3の通信インタフェ
ース11との間で行なう。
【0015】今、送信権のある側を主局、送信権のない
側を従局とする。主局と従局は、送信権の譲渡により逆
転する。送信権制御は、以下に示すような方式で行な
う。先ず、始業時(ホスト1が始業電文送信後)は、複
写機3が主局となる。複写機3は、始業時にホスト1へ
の送信データがある場合、要求電文2によりデータ送信
処理を行なう。複写機3にホスト1への送信データがな
い場合、又はホスト1へデータを全て送信し終わった場
合、要求電文2を送信し、ホスト1へ送信権を渡す。
【0016】ホスト1は、送信権獲得時に複写機3への
送信データがある場合、要求電文1によりデータ送信処
理を行なう。ホスト1に複写機3への送信データがない
場合、又は複写機3へデータを全て送信し終わった場
合、要求電文1を送信し、送信権を複写機3に渡す。 (応答権制御)従局は主局からの要求電文を受信しなけ
れば、応答電文を送信することができない。但し、送信
権の譲渡時は、応答電文の送信は行わない。主局が従局
に要求電文により応答電文を送信する契機(応答権)を
制御することで、半二重制御を行なう。
【0017】応答権制御は、以下のような方法で行な
う。応答権は、従局が要求電文受信時に発生し、応答電
文送信時に終結する。従局に応答権がある場合、主局は
要求電文を送信することはできない。このような制御
も、ホスト1のインタフェース手段1Aと複写機3の通
信インタフェース11との間で行なう。 (連送処理)応答電文2でユーザデータを1電文で送信
できない場合、送信権又は応答権を移行せずに連続して
同種(コマンドコードが同じ)の電文を送信することが
できる。応答電文2を連送する場合、センスコードをモ
ア(More)にして送信する。この時、ホスト1と複
写機3は、状態移行を行わず、送信処理又は受信処理を
続行する。そして、最後に必ずセンスコードがノーマル
エンドの電文を送信する。コマンドモードがターミネー
ト(Terminate)の要求電文又は応答電文はセ
ンスコードをモアにすることはできない。
【0018】図2は定期データ送信のシーケンスを示す
図である。このシーケンスは、ホスト1のインタフェー
ス手段1Aと複写機3の通信インタフェース11との間
で行われるものである。実際には、それぞれのモデム2
0,30を介して行われるが、その動作は省略してあ
る。
【0019】先ず、複写機からホストの呼び出しを行な
う(S1)。次に、複写機からホストに対して始業要求
電文を送出する(S2)。この始業要求電文中に、複写
機のパスワード等を入れ込んでおく。ホストは、この始
業要求電文を受けてパスワードの確認を行なう。パスワ
ードの確認がとれたら、ホストは複写機に対して始業電
文を送出する(S3)。
【0020】複写機はこの始業電文を受けると、ホスト
へ要求電文2を送出し、定期送信要求を行なう(S
4)。ホストは、この定期送信要求に対してOKする
と、複写機に対して応答電文2を送出する(S5)。複
写機はこの応答電文2を受けると、送信権を譲渡するた
めの要求電文2をホストに送信する(S6)。この場
合、複写機は送信権譲渡前に、最低限必要なデータをホ
スト側に転送するようにしている。
【0021】ホストはこの要求電文2を受けると、送信
権を獲得する。そして、ホストから複写機に問い合わせ
や設定変更等の要求がある場合、複写機に対して要求電
文1を送出する(S7)。複写機はこの要求電文1を受
けて、データを回答する場合、応答電文1を送出する
(S8,S9)。この応答電文1の送出は、データが終
了するまで連送処理となる。
【0022】ホストは、複写機からの応答データを受け
取ると、送信権を複写機側に譲渡するための要求電文1
を送出する(S10)。これにより、複写機側に送信権
が移行する。複写機は、送信権を獲得すると、ホストに
対して終業要求電文を送出する(S11)。ホストは、
終業要求電文を受け取ると、終業電文を複写機に送出す
る(S12)。複写機は、この終業電文を受けると、ホ
ストに対して呼切断処理を行なう(S13)。なお、複
写機はS10で送信権を獲得した場合、終業処理に入ら
ないで、S1に戻りデータ送信処理を続行することもで
きる。
【0023】次に、システムに新たに複写機が追加設置
される場合のセットアップ(SETUP)動作について
説明する。図3は自動セットアップ時の動作シーケンス
を示す図である。このシーケンスも、ホスト1のインタ
フェース手段1Aと複写機3の通信インタフェース11
との間で行われる。
【0024】先ず、複写機がホストに対して呼び出しを
行なう(S1)。次に、複写機はホストに対して始業要
求電文が送出する(S2)。ホストは、この始業要求電
文を受け取ると、ID未登録を確認し、パスワードを確
認できない旨の始業電文を複写機に送信する(S3)。
【0025】複写機は、この始業電文を受け取ると、セ
ットアップ要求のための要求電文2をホストに送信する
(S4)。ホストでは、この要求電文2を受け取ると、
ID等の登録を行い、応答電文2を複写機に送出する
(S5)。これにより、セットアップが終了する。
【0026】次に、複写機は送信権を譲渡するための要
求電文2をホストに送信する(S6)。ホストでは、こ
の要求電文2を受けると、送信権を獲得する。次に、ホ
ストは複写機に対して送信権を譲渡するための要求電文
1を送信する(S7)。複写機側では、送信権を獲得す
ると、終業処理に移行する。つまり、ホストに対して終
業要求電文を送出する(S8)。ホストはこの始業要求
電文を受けると、複写機に対して終業電文を送出する
(S9)。複写機は、これに対して呼切断を行なう(S
10)。このように、このシーケンスでは、送信権が複
写機側に譲渡されて処理が終了する。
【0027】なお、複写機がステップS7で送信権を獲
得してから、終業処理に移行するのではなく、図2に示
したようなデータ転送シーケンスに移行することもでき
る(複合処理)。
【0028】次に、データ転送中にエラーが発生した時
の処理について説明する。 (1)受信エラー 電文チェックエラーと、伝送エラーがある。 (電文チェックエラー)電文長エラー,ヘッダエラー,
状態エラー及びユーザデータエラーがある。電文長エラ
ーは、電文長(電文区切り記号を含まない)が規定長以
下の場合と、規定長以上の場合がある。規定長以下の場
合には、システムの電文として認識できないため、廃棄
する。規定長以上の場合には、電文長が最大電文長を超
過した時に、回線を切断する。
【0029】ヘッダエラーは電文フォーマットに従わな
い電文を受信した場合の処理である。 電文種別不正 電文種別が規定種類以外の時、システムの電文として認
識できないため、廃棄する。 コマンドコード不正 コマンドコードが規定外の場合、文法エラーとする。 センスコード不正 センスコードが規定外の要求電文を受信した時、文法エ
ラーとする。 パラメータエラー1 パラメータがつかない電文にパラメータが付いていた場
合、電文は正常扱いとし、パラメータ部分を無視する。 パラメータエラー2 パラメータが付く電文にパラメータが付いていない場
合、文法エラーとする。
【0030】状態エラーは、電文フォーマットは正常で
あるが、状態遷移表で規定していないタイミングで電文
を受信した場合である。この場合には、受信した電文は
廃棄する。
【0031】次に、ユーザデータエラーについて説明す
る。 ユーザデータエラー1 ユーザデータがつかない電文にユーザデータが付いてい
る場合、電文は正常扱いとし、ユーザデータの部分を無
視する。 ユーザデータエラー2 ユーザデータが付く電文にユーザデータが付いていない
場合、文法エラーとする。 転送フォーマットエラー 転送フォーマットが規定外の場合、文法エラーとする。 (伝送エラー)伝送コードエラー(伝送文字以外の文字
を受信した場合の場合、エラー文字(伝送文字以外の文
字)のみ無視する。そして、電文の受信は続行する。
【0032】次に、エラーの回復動作について説明す
る。 (2)各種電文受信時のエラー回復動作 始業電文受信時のエラー 複写機が始業電文受信時にエラーを検出した場合、セン
スコードにエラーコードをセットして終業電文を送信す
る。 始業要求電文受信時のエラー ホストが始業要求電文受信時にエラーを検出した場合、
センスコードにエラーコードをセットして終業電文を送
信する。 終業電文受信時のエラー 複写機が終業電文受信時にエラーを検出した場合、正常
時と同じ処理となる。即ち、終業電文を受信後、回線を
切断する。 終業要求電文受信時のエラー ホストが終業要求電文受信時にエラーを検出した場合、
正常時と同じ処理となる。即ち、終業電文を受信後、回
線を切断する。 要求電文1受信時のエラー 複写機が要求電文1受信時にエラーを検出した場合、セ
ンスコードにエラーコードをセットして応答電文1を送
信する。ホストは、応答電文1にエラーコードが設定さ
れている場合、要求電文1を再送する。リトライアウト
時は、終業電文を送信する。 応答電文1受信時のエラー ホストは応答電文1受信時にエラーを検出した場合、応
答電文1受信後に要求電文1を再送する。リトライアウ
ト時はセンスコードにエラーコードをセットして終業電
文を送信する。 要求電文2受信時のエラー ホストが要求電文2受信時にエラーを検出した場合、セ
ンスコードにエラーコードをセットして応答電文2を送
信する。複写機は、応答電文2にエラーコードが設定さ
れている場合、要求電文2を再送する。リトライアウト
時は、終業要求電文を送信する。 応答電文2受信時のエラー 複写機は応答電文2受信時にエラーを検出した場合、応
答電文2受信後に要求電文2を再送する。リトライアウ
トの場合には、センスコードにエラーコードをセットし
て終業要求電文を送信する。 (3)要求電文の再送とリトライアウト ○ホストの再送処理 処理により以下の手順で再送する。 手動送信…オペレータの再送指示。 自動送信…再送回数 リトライアウト時には終業する。 ○複写機の再送処理 再送回数に従い再送する。リトライアウト時には終業す
る。
【0033】図4,図5は移動時の動作シーケンスを示
す図である。図4に示すシーケンスは、既に登録されい
る時には登録は受け付けない様子を示している。ステッ
プS1〜S4までの動作は図3と同じである。ステップ
S4で複写機がホストに対して誤ってセットアップ要求
を送出すると、ホスト側では登録済みエラーと判断す
る。そして、終業処理に移行する。
【0034】図5に示すシーケンスは、未登録の複写機
からの定期データ送信は受け付けない様子を示してい
る。ステップS1からS3までの動作は図2と同じであ
る。ステップS4で複写機が定期データ送信要求を出し
ても(S4)、ホスト側では未登録エラーと判断する。
この結果、終業処理に移行する。
【0035】図6は複写機側の通信インタフェース11
のメイン動作ルーチンを示すフローチャートである。通
信インタフェース11は、時刻管理サブルーチンS10
→モデム制御線監視サブルーチンS20→着信監視サブ
ルーチンS30→イベント監視サブルーチンS40→モ
デム初期化サブルーチンS50→データ送信サブルーチ
ンS60→データ書換サブルーチンS70→ホスト1と
の通信サブルーチンS80の順に繰り返し実行してい
る。従って、通信サブルーチンS80を終了すると、時
刻管理サブルーチンS10に戻るようになっている。つ
まり、通信インタフェース11は、図に示すような各種
処理をマルチタスクで行っている。以下、それぞのサブ
ルーチンの動作について説明する。
【0036】図7はタイマ割込処理を示すフローチャー
トである。このタイマ割込は、図6のどの状態でも起こ
るものである。この処理は、データを受信して(S
1)、タイマカウンタを更新(インクリメント)する
(S2)ものである。
【0037】図8は時刻管理サブルーチンの動作を示す
フローチャートである。この処理では、カレンダICの
データをNOVRAMに書き込む処理(S11)からな
っている。
【0038】図9はモデム制御線監視サブルーチンの動
作を示すフローチャートである。通信インタフェース1
1がモデム20の制御線を監視する処理を示している。
先ず、制御線を監視して異常があるかどうかチェックす
る(S21)。異常がない場合にはそのまま終了する。
異常がある場合には、その異常が復帰したかどうかチェ
ックする(S22)。復帰した場合には、ホスト1に復
帰を連絡する(S23)。復帰しない場合には、ホスト
1に異常通知する(S24)。
【0039】図10は着信監視サブルーチンの動作を示
すフローチャートである。先ず、データ線上にデータが
あるかどうかチェックする(S31)。データがある場
合には、呼が接続されているかどうかチェックする(S
32)。呼が接続されている場合には、通信開始イベン
トを発行する(S33)。また、通信中であるかどうも
チェックしており(S34)、そうでない場合には着信
監視処理に入る。
【0040】図11はイベント監視サブルーチンの動作
を示すフローチャートである。先ず、呼び出しイベント
があるかどうかチェックする(S41)。ある場合に
は、通信中でないかどうかチェックする(S42)。通
信中でない場合には、通信開始イベントを発行する。な
お、NOVRAMに呼び出しイベントが記憶されている
場合も、ステップS42に進んで、通信中でないかどう
かチェックする。
【0041】図12はモデム初期化サブルーチンの動作
を示すフローチャートである。先ず、モデム初期化が必
要であるかどうかチェックする(S51)。必要な場合
には、モデム20の初期化を行なう(S52)。
【0042】図13はデータ送信サブルーチンの動作を
示すフローチャートである。このサブルーチンは、複写
機3からホスト1へデータを送信する場合に用いられ
る。先ず、送信データがあるかどうかチェックする(S
61)。送信データがある場合には、データ送信を行な
う(S62)。
【0043】図14はデータ書換サブルーチンの動作を
示すフローチャートである。先ず、データ書換があるか
どうかチェックする(S71)。ある場合には、通信イ
ンタフェース11内のデータを書き換え(S72)、次
にホスト1側のデータを書き換える(S73)。
【0044】図15はホスト1との通信を行なう通信サ
ブルーチンの動作を示すフローチャートである。先ず、
受信待ちかどうかチェックする(S81)。受信待ちの
場合には、受信が完了したかどうかチェックする(S8
2)。受信完了の場合には、データ処理を行い(S8
3)、送信イベントを発行する(S84)。
【0045】ステップS81において、受信待ちでない
場合には、送信完了であるかどうかチェックする(S8
5)。送信完了である場合には、受信イベントを発行す
る(S86)。ステップS82において、受信完了でな
い場合には、タイムアウトになったかどうかチェックし
(S87)、タイムアウトした場合には、回線を切断す
る(S88)。
【0046】上述の実施例では、モデム20,30をそ
れぞれ通信インタフェース11,インタフェース手段1
Aとは分離したものとして説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、それぞれのインタフェース11,1
A中に包含することもできる。また、前述の実施例で
は、画像形成装置として複写機を用いた場合を例にとっ
たが、本発明はこれに限るものではなく、その他の種類
の画像形成装置を用いることができる。
【0047】以上、詳細に説明したように、本発明によ
れば複写機からホストへのデータ送信の場合に、複写機
側からホストを呼び出し、送信権を複写機側からホスト
側に譲渡することにより、以後のシーケンスをホスト主
導で行なうことにより、複写機側の負荷を軽減すること
ができる。また、複写機を追加設置した場合等に、複写
機側の設定完了時に自動セットアップを行ない、ホスト
側に自動的に登録することにより、オペレータの登録処
理を不要とすることができる。更に、通信時間のタイム
アウト監視を行なうことにより、システムの通信効率を
アップし、システムの暴走,デッドロックを防止し、サ
ービス性の向上を図ることができる。また、各複写機毎
にコピーカウント数を遠隔集計して、請求書発行を自動
化することができ、不具合発生をホストに自動表示する
ことによりサービス履歴管理を行なうことができ、販社
の省力化が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば画像形成装置の負荷を軽減すると共に、しかも新
規登録時の自動セットアップを行なうことができる画像
形成装置の遠隔管理システムを提供することができ、実
用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明による定期データ送信のシーケンスを示
す図である。
【図3】本発明による自動セットアップ時の動作を示す
シーケンス図である。
【図4】異常時の動作シーケンスを示す図である。
【図5】異常時の動作シーケンスを示す図である。
【図6】複写機側のメイン動作ルーチンを示す図であ
る。
【図7】タイマ割込サブルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】時刻管理サブルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】モデム制御線監視サブルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】着信監視サブルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】イベント監視サブルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】モデム初期化サブルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】データ送信サブルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図14】データ書換サブルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図15】通信サブルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図16】従来システムの構成概念図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 1A インタフェース手段 2 通信回線 3 複写機 11 通信インタフェース 12 複写機本体 20 モデム 30 モデム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1以上の画像形成装置に関す
    るデータを管理するホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータと画像形成装置とを通信させる
    ためのインタフェースと、 前記インタフェースを介して前記ホストコンピュータと
    画像形成装置とを接続する通信回線とを備え、 前記ホストコンピュータへ通信を開始要求するための開
    始要求信号を送信し、前記開始要求信号を受信した前記
    ホストコンピュータからのデータ送信を要求するデータ
    要求信号を受信し、前記データ要求信号に基づくデータ
    を前記ホストコンピュータへ送信する、少なくとも1以
    上の画像形成装置に設けられているデータ送受信手段と
    で構成したことを特徴とする画像形成装置の遠隔管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記開始要求信号を送信してから前記デ
    ータ要求信号を受信するまでの間に、前記データ送受信
    手段が、予め決められた所定のデータを前記ホストコン
    ピュータへ送信することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置の遠隔管理システム。
  3. 【請求項3】 前記データ送受信手段が、前記ホストコ
    ンピュータへ通信を終了要求するための終了要求信号を
    送信することによって、前記データ送受信手段と前記ホ
    ストコンピュータとの通信を終了させることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の画像形成装置の遠隔管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記開始要求信号を送信する際に、前記
    データ送受信手段が、画像形成装置毎に予め設けられて
    いる識別コード番号を、前記ホストコンピュータへ送信
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の画像形成装置の遠隔管理システム。
  5. 【請求項5】 前記識別コード信号が前記ホストコンピ
    ュータに登録されていない場合に、前記データ送受信手
    段が、前記ホストコンピュータからの未登録信号を受信
    してから、前記ホストコンピュータへ登録要求信号を送
    信して、前記ホストコンピュータに識別コード信号を記
    憶させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置
    の遠隔管理システム。
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