JPH0631144A - 酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘導体からなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜およびその製造法 - Google Patents

酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘導体からなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜およびその製造法

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JPH0631144A
JPH0631144A JP5116872A JP11687293A JPH0631144A JP H0631144 A JPH0631144 A JP H0631144A JP 5116872 A JP5116872 A JP 5116872A JP 11687293 A JP11687293 A JP 11687293A JP H0631144 A JPH0631144 A JP H0631144A
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デュンヴェーク グスタフ
Lothar Steinfeld
シュタインフェルト ロタール
Wolfgang Ansorge
アンゾルゲ ヴォルフガング
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Akzo NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 僅かなアルブミン損失を示しかつ限外瀘過速
度の幅広い範囲内で一定のままである、β2−マイクロ
グロブリンに対する高い透過率を有する膜を提供するこ
とである。 【構成】 酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘導体
からなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜
は、68000の分子量を有するアルブミンに対する最
大0.04の篩分け係数を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酢酸セルロースまたは
酢酸セルロース誘導体からなる貫通する内部空隙を有す
る中空糸の形の透析膜、およびこの中空糸の形の透析膜
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】任意の形で存在することができる酢酸セ
ルロース膜は、久しく公知である。即ち、例えば米国特
許第3133132号明細書、同第3133137号明
細書、同第3170867号明細書、同第328304
2号明細書、同第3310488号明細書、同第334
4214号明細書および同第3364288号明細書に
は、半透過性膜の製造法が記載されており、この半透過
性膜は、逆浸透または限外瀘過の適当である。しかし、
前記の全ての方法には、専ら平面状膜が重要である。膜
の高い含水量のため、この膜は、乾燥状態では貯蔵不可
能である。その上、前記のように製造された膜は、長時
間に亘って品質を変えることなく貯蔵することは不可能
である。
【0003】欧州特許第376069号明細書には、平
面状膜、管状膜または中空繊維膜の形の血液透析に適し
た生体適合性の透析膜が記載されており、この透析膜
は、ポリサッカリドエステルおよび相応するカルボン酸
から製造される。
【0004】ソ連特許出願第1435583号には、例
えばアセチルセルロースからなる半透過性膜の製造法が
記載されており、この場合アセチルセルロースは、2工
程でアセトンおよび水で処理されるかまたは酢酸および
水で処理され、その際第1の処理浴は、アセトンもしく
は酢酸の高い濃度を有する。
【0005】特開平89−28123号公報には、セル
ロースエステル、アルコールの混合物を溶融紡糸し、引
続き塩含有溶液に通過させることによって中空繊維を製
造するようなセルロースエステル中空繊維の製造法が記
載されている。この場合、水溶液は酢酸を含有すること
ができる。
【0006】特願昭57−42740号の場合には、セ
ルロース誘導体およびこのセルロース誘導体のための溶
剤を含有する溶液を、60重量%を上廻る有機溶剤を含
有する凝固浴中に入れることにより多孔質膜が製造さ
れ、この場合この有機溶剤は、セルロース誘導体にとっ
て非溶剤である。セルロース誘導体の溶剤は、とくに酢
酸であることができる。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第2835890号
明細書には、例えば酢酸セルロースからなることができ
る逆浸透のための膜が記載されている。この膜は、セル
ロース誘導体、有機溶剤およびテトラカルボン酸を含有
する溶液から製造される。有機溶剤は、例えば酢酸であ
ることができる。
【0008】特開昭52−123983号公報には、膜
壁の厚さを増大させる方法が記載されている。この場
合、膜は、酢酸水溶液45〜55重量%の溶液にさらさ
れる。最後に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第190
8344号明細書には、酢酸、アセトンおよびアミン塩
からなるセルロースエステル膜を気泡形成剤として製造
する方法が記載されている。
【0009】しかし、前記の膜は、生体適合性もしくは
分離性の性質の点で所望のものには程遠い。
【0010】透析に適当な膜は、できるだけ高い生体適
合性を有する。このためには、一連の条件を満たさなけ
ればならない。
【0011】膜の生体適合性に影響を及ぼす物質には、
例えばアルブミンおよびβ2−マイクログロブリンが属
する。β2−マイクログロブリン(分子量約1180
0)は、主要な組織適合性錯体の一部として全ての核含
有細胞の表面に緩く結合されている。この錯体は、特に
異質組織と体に固有の組織との認容性に役立つ。
【0012】β2−マイクログロブリンは、専ら腎臓内
で分解され、健康なヒトの場合の一日の生産速度は、約
150mgである。しかし、透析患者および尿毒症患者
は、健康体のヒトよりも本質的に高いβ2−マイクログ
ロブリン血清濃度を有する。従って、β2−マイクログ
ロブリンを処置の間に効果的に除去することは、重要な
ことである。
【0013】アルブミンは、同様に血清蛋白質の群に所
属し、その中で最大の群である。アルブミンは、コロイ
ド浸透圧を維持し、かつ体に固有の低分子物質および体
に異質の低分子物質を運搬する。更に、アルブミンは、
体の蛋白質の溜めを形成する。
【0014】透析患者の場合には、アルブミンの数は一
般に減少されているので、処置の際には、アルブミン損
失ができるだけ僅かなままであることに注目すべきであ
る。
【0015】使用範囲に応じて、膜は、種々の限外瀘過
速度で同様に良好な効率パラメーター、例えば篩分け係
数を有することができなければならない。
【0016】しかし、高い限外瀘過速度(高い流束範
囲)の場合には、β2−マイクログロブリンおよびアル
ブミンに相応する篩分け係数を有する膜が中位の限外瀘
過速度(中位の流束範囲)または低速ないし著しく低速
の限外瀘過速度(低い流束範囲)で前記データを達成し
なかったことは、これまで通常のことであった。
【0017】しかし、例えば低い流束範囲で良好に仕事
をする膜は、分離作用に関連して高い流束範囲の場合に
は、著しく劣っていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、僅か
なアルブミン損失を示しかつβ2−マイクログロブリン
に対する高い透過性を有する膜を提供することであっ
た。更に、この値は、限外瀘過速度の幅広い範囲内で一
定のままであるはずである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題は、68000
の分子量を有するアルブミンに対する最大0.04の篩
分け係数を有することによって特徴付けられる首記した
種類の膜によって解決される。
【0020】有利には、透析膜を用いて1m2の有効な
透析面積および100ml/minの血液量を有する4
時間の血液洗浄の際に68000の分子量を有するアル
ブミン5グラム未満が除去される。
【0021】更に、透析膜は、11800の分子量を有
するβ2−マイクログロブリンに対する0.5を上廻る
篩分け係数を有することによって特徴付けられる。
【0022】好ましくは、透析膜は、2〜200ml/
2.h.mm Hgの限外瀘過速度を有する。
【0023】透析膜が2.0〜3.0、有利に2.4〜
2.6のアセチル化度を有する酢酸セルロースからなる
ことは、本発明にとって好ましいことであることが判明
した。
【0024】中位のアセチル化度とは、セルロース分子
1個につき置換されたOH基の平均的数のことである。
【0025】この課題は、同様に、有機カルボン酸を含
有する紡糸溶液および空隙を形成する液体を、場合によ
っては変性剤および/または水の添加下に中空糸の製造
に適した紡糸ノズルを通して押出し、その後に沈澱浴中
でこうして形成された透析膜を沈殿させ、さらに常用の
後処理を行なうことにより、貫通する内部空隙を有する
中空糸の形の透析膜を製造する方法によって解決され、
この方法は、有機カルボン酸が酢酸であり、沈澱浴が希
薄な酢酸であることによって特徴付けられる。有利に、
沈澱浴は、0〜16℃の温度に維持される。
【0026】本発明の実施形式の場合には、押し出され
た紡糸溶液は、50cmを上廻る区間に亘って沈澱浴に
導通され、その後に形成された中空糸の第1の転向が行
なわれる。
【0027】本発明の実施形式の場合、紡糸溶液は、ポ
リエチレングリコールを変性剤として含有する。
【0028】有利には、紡糸溶液は、グリセリン、ポリ
プロピレングリコール、酸化エチレンと酸化プロピレン
との共重合体またはポリビニルピロリドンを変性剤とし
て含有する。
【0029】有利には、紡糸溶液は、酢酸セルロース9
〜20重量%、酢酸42〜91重量%、水20〜0重量
%および変性剤18〜0重量%を含有する。
【0030】本発明による方法は、殊に紡糸溶液が酢酸
セルロース10〜15重量%、酢酸52〜75重量%、
水18〜10重量%および変性剤15〜10重量%を含
有する場合に良好な結果を生じる。
【0031】有利には、酢酸は、沈澱浴中で1〜20重
量%の濃度に維持される。
【0032】同様に、紡糸溶液を沈澱浴中に浸漬し、か
つ中空糸を下方から上方へ紡糸することは、本方法にと
って好ましいことであることが判明した。
【0033】本方法のもう1つの好ましい実施形式によ
れば、紡糸ノズルと沈澱浴との間の距離は、0.5〜1
0cmであるが、しかし有利には、2〜5cmである。
【0034】本発明に使用することができる酢酸セルロ
ース誘導体として、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3
901947号明細書に開示されているものを挙げるこ
とができ、これは、式:
【0035】
【化1】
【0036】によって記載された構造を有し、この場合
セルは、それぞれヒドロキシル基のない非変性セルロー
ス分子またはキチン分子の骨格であり、sは、非変性の
セルロース分子の場合に3であり、キチン分子の場合に
は、2であり、R′は、CH3および/またはC25
よび/またはC37であり、Xは、CO−Rおよび/ま
たはCS−Rおよび/またはCO−CR′′2−CO−
CHR′′2および/またはCO−ORおよび/または
CONH−Rおよび/またはCONR′′Rおよび/ま
たはCSNH−Rおよび/またはCSNR′Rおよび/
またはSO2−Rおよび/またはSO2NR′′Rおよび
/またはSO−Rおよび/またはSONR′′Rおよび
/またはPO32(塩)および/またはPO2R′′R
および/またはPOR′′2および/またはPO(O
R′′)2および/またはCR′′2−CR′′(OH)
−Rおよび/またはCR′′2−CR′′(SH)−R
および/またはCR′′2−CR′′2−NHRおよび/
またはR−COOH(塩)および/またはR−SO3
(塩)および/またはRおよび/またはCH2−CH2
NR2および/またはCH2−CH2−SO2−Rであり、
この場合Rは、アルキルおよび/またはアルケニルおよ
び/またはアルキニル(直鎖状および/または分枝鎖状
および場合によっては置換されており、但し、炭素鎖
は、ヘテロ原子、例えばO、S、N、P、Siならびに
CO−またはCOO基によって中断されていてもよい)
および/またはシクロアルキル(場合によってはヘテロ
原子を有しおよび/または置換された)および/または
アリールおよび/またはアリールアルキルおよび/また
はアリールアルケニルおよび/またはアリールアルキニ
ル(場合によってはヘテロ原子を有しおよび/または置
換された)および/またはビスアリール(場合によって
は置換された)および/または縮合された芳香族化合物
の残基(場合によっては置換された)および/または複
素環式化合物の残基(場合によっては置換された)であ
り、但し、Rの範囲内で基に付随する“置換された”の
意味は、次のものを表わすものと考えられる:−N
R′′2および/または−N+R′′3および/またはC
OOHならびに塩および/または−COOR′′および
/またはCONR′′2および/または−CO−R′′
および/または−CSOHならびに塩および/または−
CSOR′′および/または−CSNR′′2および/
または−SO3Hならびに塩および/または−SO
3R′′および/または−SO2NR′′2および/また
は−SR′′および/または−SOR′′および/また
は−SONR′′2および/または−PO32ならびに
塩および/または−PO(OR′′)2および/または
PO2H(NR′′2)および/または−PO(NR′′
22および/またはPO22および/または−POH
(OR′′)および/または−CNおよび/または−N
2および/または−OR′′および/またはハロゲン
および/または−Si(OR′′)3この場合、R′′
は、H原子またはR基であり、mは、0.75〜2.8
5であり、xは、0.005〜2.10である。
【0037】次に、本発明を実施例につき詳説する。
【0038】
【実施例】
例1 濃度99.9重量%の酢酸62.5重量%、アセチル化
度2.42を有するリンタースセルロース(Linterscel
lulose)からなる二酢酸セルロース12.5重量%、水
10.5重量%およびポリエチレングリコール400
14.5重量%からなる紡糸溶液を中空糸紡糸のために
環状スロットダイを通して押し出し、かつ水1リットル
に対して酢酸40gを含有する沈殿浴中に導入する。沈
澱浴温度は、10℃である。紡糸溶液を取り出すと同時
に、ミリスチン酸イソプロピルからなる内部充填液を、
同心配置された内部充填供給管を通して形成する中空糸
の内部空間内に供給した。
【0039】紡糸ノズルは、沈澱浴上に垂直に配置され
ており、この紡糸ノズルの出口開口は、下向きの方向を
指し、沈澱浴表面に対する距離は、4cmであった。紡
糸ノズルから出る、紡糸溶液と内部充填液との組合わさ
れた噴流は、空気間隙の通過後に85cmの高さになる
まで沈澱浴に落下し、次にこの沈澱浴に取り付けられた
上向きに傾斜した転向ロールでさらに導かれる。紡糸速
度は51m/minであった。引続き、中空糸を数回の
洗浄によって溶剤および随伴物質と分離し、最後にグリ
セリンで処理した。湿式段階後に、中空糸をドラム乾燥
機中で50〜65℃で乾燥させた。
【0040】乾燥後、完成した中空糸をクロスコイル上
に巻き取った。中空糸は、220μの内径および30μ
の壁厚を有していた(含水量15%およびグリセリン含
量60%の場合)。中空糸は、次の性質を有していた: 限外瀘過速度:180ml/m2.h.mm Hg ビタミンB12に対する透析透過率:16.5cm/m
in.10~ 3 クレアチニンに対する透析透過率:48cm/min.
10~ 3 尿素に対する透析透過率:65cm/min.10~ 3 牛血清中で測定された、アルブミンに対する篩分け係数
は、0.03であった。牛血清中で測定された、β2−
マイクログロブリンに対する篩分け係数(サイトクロム
−Cとして測定した)は、0.67であった。
【0041】例2 二酢酸セルロース中空糸を例1の記載により製造した
が、しかしドラム乾燥機(温度45〜55℃)からの退
去後に巻縮装置(Ondulierungsapparatur)に供給し
た。この装置中で中空糸を、30mmおよび2.5mm
の距離をもって垂直に噛み合う、横方向に配置されたV
字形異形成形材の2つの層の間に、45℃への加熱下に
搬送した。処理時間は、1秒であった。その後に、中空
糸は波形の刻印を備えており、これは1.5±0.5%
の巻縮の伸びとして検出することができる。こうして製
造された中空糸を透析モジュールを製造するための束に
直接に巻き取った。これから完成されたモジュールは、
1.42m2の有効表面積の場合に187±4ml/m
inの尿素クリアランスを示した。
【0042】例3〜5 中空糸を例1の場合と同様にして製造したが、しかし紡
糸溶液は、第1表に記載の組成を有していた: 紡糸溶液の組成 (重量%)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 酢酸セルロース 酢酸 水 PEG400 例3 12.5 62.5 11.0 14.0 例4 12.5 62.5 15.0 10.0 例5 12.5 62.5 18.0 7.0 こうして得られた中空糸は、例1の場合と同じ寸法を有
していた。
【0043】牛血清に関して測定された、アルブミンに
対する篩分け係数は、 例3 0.02 例4 0.07(比較例) 例5 0.11(比較例) であった。
【0044】従って、変性剤の含量が同時に減少する際
に含水量が上昇することにより、アルブミンに対する透
過性が増大する。
【0045】例6 例4の記載と同様の紡糸溶液を用いて、中空糸を例1の
方法により製造した。内部充填液には、イソプロピルミ
リステートの代わりにパラフィン油を使用した。例1も
しくは3の場合と同じ性質および寸法を有する中空糸が
得られ;牛血清の場合に測定されたアルブミンに対する
篩分け係数は、0.03であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロタール シュタインフェルト ドイツ連邦共和国 シュヴェルム オイゲ ンシュトラーセ 45 (72)発明者 ヴォルフガング アンゾルゲ ドイツ連邦共和国 エッセン 1 ヴァイ スドルンヴェーク 6

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘
    導体からなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透
    析膜において、68000の分子量を有するアルブミン
    に対する最大0.04の篩分け係数を有することを特徴
    とする、酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘導体か
    らなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜。
  2. 【請求項2】 該透析膜を用いて1m2の有効な透析面
    積および100ml/minの血液量を有する4時間の
    血液洗浄の際に68000の分子量を有するアルブミン
    5グラム未満を除去する、請求項1記載の透析膜。
  3. 【請求項3】 11800の分子量を有するβ2−マイ
    クログロブリンに対する0.5を上廻る篩分け係数を有
    する、請求項1または2に記載の透析膜。
  4. 【請求項4】 2〜200ml/m2.h.mm Hg
    の限外瀘過速度を有する、請求項1から3までのいずれ
    か1項に記載の透析膜。
  5. 【請求項5】 2.0〜3.0、有利に2.4〜2.6
    の中位のアセチル化度を有する酢酸セルロースからな
    る、請求項1から4までのいずれか1項に記載の透析
    膜。
  6. 【請求項6】 有機カルボン酸を含有する紡糸溶液およ
    び空隙を形成する液体を、場合によっては変性剤および
    /または水の添加下に中空糸の製造に適した紡糸ノズル
    を通して押出し、その後に沈澱浴中でこうして形成され
    た透析膜を沈殿させ、さらに常用の後処理を行なうこと
    により、請求項1から5までのいずれか1項に記載の貫
    通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜を製造する
    方法において、有機カルボン酸が酢酸であり、沈澱浴が
    希薄な酢酸であることを特徴とする、請求項1から5ま
    でのいずれか1項に記載の貫通する内部空隙を有する中
    空糸の形の透析膜を製造する方法。
  7. 【請求項7】 沈澱浴を0〜16℃の温度に維持する、
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 押し出された紡糸溶液を50cmを上廻
    る区間に亘って沈澱浴に導通させ、その後に形成された
    中空糸の第1の転向を行なう、請求項6または7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 紡糸溶液がグリセリン、ポリプロピレン
    グリコール、酸化エチレンと酸化プロピレンとの共重合
    体またはポリビニルピロリドンを変性剤として含有す
    る、請求項6から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 紡糸溶液がポリエチレングリコールを
    変性剤として含有する、請求項6から8までのいずれか
    1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 紡糸溶液が酢酸セルロース9〜20重
    量%、酢酸42〜91重量%、水20〜0重量%および
    変性剤18〜0重量%を含有する、請求項6から10ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 紡糸溶液が酢酸セルロース10〜15
    重量%、酢酸52〜75重量%、水18〜10重量%お
    よび変性剤15〜5重量%を含有する、請求項11記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 沈澱浴中の酢酸を1〜20重量%の濃
    度に維持する、請求項6から12までのいずれか1項に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 紡糸溶液を沈澱浴中に浸漬し、中空糸
    を下方から上方へ紡糸する、請求項6から13までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 紡糸ノズルと沈澱浴との間に0.5〜
    10cm、特に2〜5cmの距離が存在する、請求項6
    から13までのいずれか1項に記載の方法。
JP5116872A 1992-05-20 1993-05-19 酢酸セルロースまたは酢酸セルロース誘導体からなる貫通する内部空隙を有する中空糸の形の透析膜およびその製造法 Pending JPH0631144A (ja)

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