JPH06311394A - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

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JPH06311394A
JPH06311394A JP9416093A JP9416093A JPH06311394A JP H06311394 A JPH06311394 A JP H06311394A JP 9416093 A JP9416093 A JP 9416093A JP 9416093 A JP9416093 A JP 9416093A JP H06311394 A JPH06311394 A JP H06311394A
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JP
Japan
Prior art keywords
gamma correction
characteristic
video signal
pattern
arithmetic operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9416093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Ishii
博文 石井
Yoshihito Haneda
良仁 羽太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主に、PDP(プラズマディスプレイパネ
ル)等に適したガンマ補正であって、ガンマ補正特性を
映像信号の絵柄に応じて任意に可変できるようにする。 【構成】 映像信号の絵柄を判別し、該判別に対応する
複数のパラメータを出力する絵柄判別手段1と、前記複
数のパラメータから所要のガンマ補正特性を計算する演
算部2と、該ガンマ補正特性をRAM5(メモリ部)に
書き込む制御部3と、前記RAM5(メモリ部)とを備
え、映像信号の絵柄に応じてガンマ補正特性を設定し、
該ガンマ補正特性により補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、PDP(プラズ
マディスプレイパネル)およびLCD(液晶表示パネ
ル)に適したガンマ補正であって、ガンマ補正特性を映
像信号の絵柄に応じて任意に可変できるようにしたガン
マ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガンマ補正は、図3に示すよう
に、予め定めたガンマ補正特性を書き込んだROM32を
設け、該ROM32の書き込みデータに基づきA/D変換
器31よりのディジタル信号を変換することによりガンマ
補正を行っていた。この場合のガンマ補正はROMによ
るため固定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のガンマ
補正(図3)では映像信号の絵柄に応じた適正なガンマ
補正は行えなかった。本発明は、映像信号の絵柄に応じ
て適正なガンマ補正を行うために、該絵柄に応じてガン
マ補正特性を可変設定するようにしたガンマ補正回路を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号の絵
柄を判別し、該判別に対応する複数のパラメータを出力
する絵柄判別手段と、前記複数のパラメータから所要の
ガンマ補正特性を計算する演算部と、該ガンマ補正特性
をメモリ部に書き込む制御部と、前記メモリ部とを備
え、映像信号の絵柄に応じてガンマ補正特性を設定し、
ガンマ補正を行うようにしたガンマ補正回路を提供する
ものである。
【0005】
【作用】絵柄判別手段により映像信号から平均階調(A
PL)等の絵柄を判別し、該絵柄に応じた複数のパラメ
ータを出力する。一方、演算部には必要な演算式を予め
入力しておく。演算部は前記パラメータから前記演算式
に基づく演算を行い、必要とするガンマ補正特性を得
る。このガンマ補正特性はパラメータ、即ち絵柄により
相違したものとなる。得られたガンマ補正特性は制御部
を介してメモリ部としてのRAMに書き込まれる。所要
の特性が書き込まれた前記RAMで映像信号の入出力変
換をすることにより絵柄に応じたガンマ補正を行う。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるガンマ補
正回路を説明する。図1は本発明によるガンマ補正回路
の一実施例を示す要部ブロック図、図2はガンマ補正特
性図である。図1において、S1はアナログの入力映像信
号、1は前記映像信号S1の絵柄を判別し、その絵柄に応
じたパラメータを出力する絵柄判別部、2は前記パラメ
ータをもとに所定の演算をして、必要とするガンマ補正
特性を得る演算部、3は前記演算部で得た所要のガンマ
補正特性をメモリ部としてのRAM5に書き込む制御
部、4は前記映像信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器、5は書き込まれたガンマ補正特性に従い映像
信号の入出力変換をすることでガンマ補正を行うメモリ
部としてのRAM(以下、「RAM」と記す)である。
【0007】最初に、図2のガンマ補正特性図について
説明する。一般的にガンマ補正特性の曲線は図2のよう
にしている。この曲線を図示のようにイ、ロ、ハの部分
に分け、それぞれの部分を以下の関数で表す(数1)。
イの部分は映像信号の黒側部分と対応し、ハの部分は同
・白側部分と、ロの部分はイとロの中間にそれぞれ対応
する。
【数1】 ここで、上式の係数Ab、Bb、Cb、Db、Ac、Bc、Aw、Bw、
Cw、Dwを以下、係数A、B、C、Dと記すこととする。
本発明は上記係数A〜Dを以下に述べる8つのパラメー
タから算出することによりガンマ補正特性の曲線を任意
に可変できるようにしたものでる。
【0008】図2のガンマ補正特性はX軸、Y軸とも対
数であり、その範囲(ディジタル的)も0〜1である。
従って、リニアな入力値をグラフに対応させるためにX
およびYを同図Xa〜XcおよびYa〜Ycに示す変換を行う
(但し、入力は8ビット構成とした場合)。この変換の
関係式をX、Xa〜XcおよびY、Ya〜Ycについて示せば以
下のように表せる(数2)。
【数2】
【0009】上記(9)式をYcの式に変換する(数
3)。
【数3】 一方、図2のガンマ補正特性上に以下の8つのパラメー
タを設定する。 直線部分(ロ)の傾き(dy/dx)=Bc Y=0.5 (Y3)となるXの値(X3) 黒側3次曲線イと直線ロとの境界点となるXの値
(X2) X=0における傾き=αとする。 X=0におけるYの値(Y1) 直線部ロと白側3次曲線ハとの境界点となるXの値
(X4) X=1における傾き=βとする。 X=1におけるYの値(Y5)
【0010】前記の係数A〜Dを上記8つのパラメータ
で表すと以下のようになる。 〔1〕(1)式について (1)式をXで微分すると以下の(11)式のようになる
(数4)。
【数4】 上記(11)式でX=0とおいた下記(12)式はX=0に
おける傾きを表す。 dY/dX=Bb=α ……(12) また、(11)式でX=X2とおいた下記(13)式はX2にお
ける傾きを表す(数5)。
【数5】 よって、式(1)および(11)〜(13)から Ab、Bb、
Cb、Dbをまとめると以下となる(数6)。
【数6】
【0011】〔2〕(2)式について (2)式をXで微分した下記Bcは直線部分ロの勾配を表
す。 dY/dX=Bc ……(18) また、(2)式およびX=X3のときのY=Y3=0.5 より Y=Y3=0.5 =Ac+Bc・X3 ……(19) (19)式から、Ac=0.5 −Bc・X3 ……(20)
【0012】〔3〕(3)式について (3)式をXで微分すれば以下のようになる(数7)。
【数7】 (21)式でX=X4とおいた下記(22)式はX4における傾
きを表す(数8)。
【数8】 また、(21)式でX=1とした下記(23)式はX=1に
おける傾きを表す。 dY/dX=Bw+2Cw+3Dw=β ……(23) よって、式(3)および(21)〜(23)から Aw、Bw、
Cw、Dwをまとめると以下となる(数9、数10)。
【数9】
【数10】
【0013】以上のように、係数A、B、C、Dは8つ
のパラメータ(〜)により決まり、任意のガンマ特
性が得られることになる。即ち、前記の式(1)(2)
(3)(6)(10)(14)(15)(16)(17)(18)
(20)(24)(25)(26)(27)を予め演算部2へ入力
しておく。一方、絵柄判別部1は入力される映像信号S1
からその映像の絵柄を判別し、その絵柄に対応する前記
8つのパラメータを演算部2へ出力する。この絵柄判別
は、ライン毎、フィールド毎、またはフレーム毎等、一
つの画素郡毎に行う。また、その判別方法例として、映
像信号S1から輝度信号成分を取り出し、該輝度信号を積
分してDC化すればその画素郡の平均階調(APL )が得
られるのでこれを絵柄とする。従って、上記判別法によ
る場合にはその映像信号の平均階調に応じて8つのパラ
メータを出力することになる。
【0014】絵柄判別部1より8つのパラメータが入力
された演算部2は、このパラメータを用いて予め入力し
てある前記の各式についての計算を行う。この計算によ
りその映像に要するガンマ補正曲線が定まる。このよう
にして定まるガンマ補正曲線は8つのパラメータ、つま
り映像信号の絵柄により異なるものであるが、図2の
イ、ハ部分は3次曲線、ロ部分は直線という基本は変わ
らない。演算部2により求められた所要ガンマ補正特性
は制御部3を介してRAM5へ書き込まれる。このガン
マ補正特性が書き込まれたRAM5は入出力変換器とし
て作用し、A/D変換器4を介して入力した映像信号
(ディジタル)を該ガンマ補正特性に従い変換出力す
る。そして、書き込まれるガンマ補正特性は演算部2に
よる演算結果に従い絵柄の変化に応じて書き込み更新さ
れる。この結果、絵柄に応じた適正なガンマ補正が行わ
れることになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像信号のガンマ補正特性を絵柄に応じた特性に設定する
ことができる。従って、従来のような固定の特性ではな
いので映像信号の内容に適したガンマ補正をすることが
でき、画質の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガンマ補正回路の一実施例を示す
要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するためのガンマ補正特性図であ
る。
【図3】従来のガンマ補正の説明のための要部ブロック
図である。
【符号の説明】
S1 アナログの入力映像信号 1 絵柄判別部 2 演算部 3 制御部 4 A/D変換器 5 メモリ部(RAM)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の絵柄を判別し、該判別に対応
    する複数のパラメータを出力する絵柄判別手段と、前記
    複数のパラメータから所要のガンマ補正特性を計算する
    演算部と、該ガンマ補正特性をメモリ部に書き込む制御
    部と、前記メモリ部とを備え、映像信号の絵柄に応じて
    ガンマ補正特性を設定し、該ガンマ補正特性により補正
    を行うようにしたことを特徴とするガンマ補正回路。
  2. 【請求項2】 前記ガンマ補正特性において、映像信号
    レベル変化範囲の中央部分を直線にし、白側および黒側
    の部分で3次関数曲線とし、且つ前記直線と各3次関数
    曲線との接続部分でのレベルと勾配を一致させ、前記直
    線部分と、前記各3次関数曲線、および該直線部分と各
    3次関数曲線との接続部分それぞれにおけるレベルと勾
    配とを絵柄に応じて所要の特性に変化できるようにし、
    且つ該レベルを対数数値としたことを特徴とする請求項
    1記載のガンマ補正回路。
JP9416093A 1993-04-21 1993-04-21 ガンマ補正回路 Pending JPH06311394A (ja)

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JP9416093A JPH06311394A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 ガンマ補正回路

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JP (1) JPH06311394A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1258859A1 (en) 2001-05-18 2002-11-20 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Method for a segmented inverse gamma correction for a plasma display panel
US7432897B2 (en) 2000-03-27 2008-10-07 Hitachi, Ltd. Liquid crystal display device for displaying video data

Cited By (4)

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US8125427B2 (en) 2000-03-27 2012-02-28 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device for displaying video data
EP1258859A1 (en) 2001-05-18 2002-11-20 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Method for a segmented inverse gamma correction for a plasma display panel
EP1258859B1 (en) * 2001-05-18 2015-07-08 CPT Technology (Group) Co., Ltd. Method for a segmented inverse gamma correction for a plasma display panel

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