JPH10173958A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH10173958A
JPH10173958A JP8333600A JP33360096A JPH10173958A JP H10173958 A JPH10173958 A JP H10173958A JP 8333600 A JP8333600 A JP 8333600A JP 33360096 A JP33360096 A JP 33360096A JP H10173958 A JPH10173958 A JP H10173958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来装置では、ガンマ補正特性の影響は無視
できず、低輝度の映像信号入力に対して輪郭補正し過ぎ
るなどの、映像信号の輝度の高低によって効果が変動す
る。 【解決手段】 ガンマ・ニー処理部8は複数の区分のそ
れぞれに定められた係数を乗じることにより、ガンマ補
正特性を形成し、映像信号を処理する。ガンマ補正処理
後に付加する輪郭補正信号に乗算するゲイン係数KSも
ガンマ補正特性に応じて変化する。乗算器10はガンマ
折れ線(区分)に対応したゲイン係数KSと輪郭補正信
号とを乗算することにより、ガンマ補正処理された信号
のレベルが大きいほど振幅が大きな輪郭補正信号を乗算
結果として出力する。この乗算結果は、加算器11にお
いてガンマ・ニー処理部8の出力信号と加算して映像出
力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号処理装置に
係り、特にカメラにより撮像された映像信号を表示する
装置の特性に合わせて処理する映像信号処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラにおいては、出力
映像信号をブラウン管出力特性に合わせるため、撮像し
て得られた映像信号にガンマ補正を施す。また、撮像し
て得られた映像信号の輝度調節のため、映像信号の入力
を抑制するニー処理を施す。また、映像の輪郭を明確に
するために輪郭補正信号を生成し、赤(R)、緑(G)
及び青(B)の三原色信号や輝度信号に加算する。
【0003】従来の映像信号処理回路では、上記の輪郭
補正信号は、ガンマ補正前の映像信号に加算し、また、
ガンマ補正後は高輝度信号が圧縮され、それに伴い輪郭
補正信号も圧縮されるため、ガンマ補正後にも前述の輪
郭補正信号を加算する処理を行う。ガンマ補正後に加え
る輪郭補正信号に対する処理として、従来は、輪郭補正
信号のレベルや色検出信号に基づいて輪郭補正信号を可
変して、その信号をガンマ補正前後に加算する映像信号
処理回路が知られている(特開平6−141337号、
特開平8−51559号各公報)。
【0004】図11は従来の映像信号処理装置の一例の
構成図を示す。同図において、撮像後ディジタル化され
た映像信号は、加算器1に供給され、ここでディジタル
化されている輪郭補正信号にゲイン係数K0を乗算する
乗算器2の出力信号と加算された後、ガンマ・ニー処理
部3に供給されて、非線形処理であるガンマ補正処理及
びニー補正処理が施される。
【0005】ガンマ・ニー処理部3から取り出された映
像信号は加算器4に供給され、ここでディジタル化され
ている輪郭補正信号にゲイン係数K1を乗算する乗算器
5の出力信号と加算された後、映像出力信号として出力
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の映像信号処理装置は、非線形処理であるガンマ補正処
理及びニー補正処理前の線形映像信号に対して、線形デ
ータである輪郭補正信号を係数K0と乗算した信号を加
算器1において加算するのは問題ないのであるが、ガン
マ補正処理やニー補正処理を施した後にも、加算器4に
おいて線形データである輪郭補正信号を係数K1と乗算
した信号と加算するようにしているため、ガンマ補正処
理では、低輝度ではゲインを持ち上げ、高輝度になるほ
どゲインを抑える処理を行うことにより、低輝度側に基
準を持たせると高輝度側で輪郭補正信号が不足し、高輝
度側に基準を持たせると低輝度側では補正し過ぎるよう
になり、また、中輝度付近で基準を持たせると低輝度側
及び高輝度側で満足な特性が得られない。
【0007】従って、上記の従来の映像信号処理装置で
は、ある処理を施した輪郭補正信号を同じように若しく
は単純にゲインの変更だけでガンマ補正処理した映像信
号に加算しているため、入力映像信号の内容を輪郭補正
信号に反映することはできるが、ガンマ補正特性の影響
は無視できなくなり、低輝度の映像信号入力に対して輪
郭補正し過ぎるなどの、映像信号の輝度の高低によって
効果が変動するという問題がある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ガンマ補正特性などの非線形特性が付与された映像信号
に加算される輪郭補正信号を、入力映像信号レベルに応
じてレベル制御することにより映像信号の輝度の高低に
よる補正効果の変動を低減し得る映像信号処理装置を提
供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、入力映像信号の特性
を所望特性に変化させ得る映像信号処理装置を提供する
ことにある。
【0010】更に、本発明の他の目的は、ガンマ補正処
理の折れ線近似に使用する判別条件を用いることによ
り、回路構成を簡略化し得る映像信号処理装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、入力された映像信号に対して、表示装置
の特性に合わせるための所定の非線形特性を付与して出
力する非線形処理部と、撮像された映像信号の特定の信
号変化を補正するための補正信号に、所定の第1のゲイ
ン係数を乗じて、撮像された映像信号に加算して非線形
処理部に入力する映像信号入力手段と、映像信号入力手
段から出力された映像信号が、予め定めた複数のレベル
区分のどの区分に属するかに応じて、値の異なる第2の
ゲイン係数を出力するゲイン可変手段と、ゲイン可変手
段からの第2のゲイン係数と補正信号とを乗算して得た
乗算結果を、非線形処理部から出力された映像信号に加
算して出力する映像信号出力手段とを有する構成とした
ものである。
【0012】本発明では、ガンマ補正処理やニー補正処
理などのような非線形処理を非線形処理部で行った後の
映像信号に対して、ゲイン係数と乗算した補正信号を加
算する映像処理を行う場合、非線形処理部の入力映像信
号のレベルに応じて値の異なる第2のゲイン係数を出力
して補正信号に乗算するようにしたため、非線形処理部
の出力映像信号に加算される補正信号も非線形特性が付
与できる。
【0013】また、本発明は、非線形処理部は、入力さ
れた映像信号に対して、表示装置の特性に合わせるため
に、複数のレベル区分に応じてそれぞれ予め定めた比率
のレベルの非線形特性を付与して出力すると共に、どの
レベル区分に属しているかを示すレベル判別信号を出力
し、ゲイン可変手段は、互いに値の異なる複数のゲイン
係数とレベル判別信号とがそれぞれ入力され、レベル判
別信号に応じて複数のゲイン係数の中から一つを選択し
て第2のゲイン係数として出力することを特徴とする。
この発明では、非線形処理部の出力映像信号に加算され
る補正信号も非線形処理部の非線形特性に対応した非線
形特性を付与できる。
【0014】更に、本発明は、ゲイン可変手段を、映像
信号入力手段から入力された映像信号が、予め定めた複
数のレベル区分のどのレベル区分に属しているかに応じ
て、互いに値の異なる複数のゲイン係数の中から一つを
選択して第2のゲイン係数として出力する。この発明で
は、非線形処理部の出力映像信号に加算される補正信号
とは関係ない所望の非線形特性を非線形処理部により入
力映像信号に対して付与できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0016】図1は本発明になる映像信号処理装置の第
1の実施の形態の構成図を示す。同図中、図11と同一
構成部分には同一符号を付してある。図1に示す第1の
実施の形態は、加算器1と、予め与えておいたゲイン係
数K0を輪郭補正信号と乗算する乗算器2と、ガンマ補
正処理とニー補正処理を順次に行うガンマ・ニー処理部
8と、レベル判別信号が入力されるゲイン可変部9と、
ゲイン可変部9の出力信号と輪郭補正信号を乗算する乗
算器10と、映像信号を出力する加算器11とから構成
されている。
【0017】ガンマ・ニー処理部8は、予め与えておい
たレベル変化点x1〜xnに基づいて入力信号のレベル
を変換して加算器11へ出力すると同時に、レベル判別
信号をゲイン可変部9へ出力する。ゲイン可変部9は、
ガンマ・ニー処理部8から受け取ったレベル判別信号を
基にしてゲイン係数KSを、係数k1〜kmの中から選
択して出力する。乗算器10は輪郭補正信号とゲイン係
数KSとを乗算する。加算器11はガンマ・ニー処理部
8の出力信号と乗算器10の出力信号を加算して映像出
力とする。
【0018】次に、この実施の形態の動作について説明
する。カメラで撮像され、かつ、ディジタル化された映
像信号は加算器1に供給され、ここで、乗算器2よりの
ゲイン係数K0と輪郭補正信号との乗算結果と加算され
た後、ガンマ・ニー処理部8に供給される。ガンマ・ニ
ー処理部8は、予め与えておいたレベル変化点x1〜x
nに基づいて、加算器1からの入力信号のレベルを変換
するガンマ補正処理及びニー補正処理を施して出力する
と同時に、レベル判別信号をゲイン可変部9へ出力す
る。
【0019】上記のガンマ補正処理は折れ線近似にて行
われる。すなわち、予め折れ線の入力レベルでの変化点
となるn個の変化点x1〜xnが設定されていて、ガン
マ・ニー処理部8は、入力信号がどの変化点と変化点の
間(区分)にあるかを判別し、その判別区分に応じて入
力信号のゲインを予め設定されている比率で変化させ
る。区分はレベル変化点x1〜xnによって決まり、区
分の一例として、入力信号xinを以下のように区別す
る。
【0020】
【数1】 ガンマ・ニー処理部8は上記の区分に対応したアドレス
などを、レベル判別信号として用い、ゲイン可変部9へ
出力する。
【0021】ゲイン可変部9は、例えば図2に示すよう
に、レベル判別信号によりm個のゲイン係数k1〜km
の中からいずれか一つを選択するセレクタ20により構
成されており、レベル判別信号をもとに入力ゲイン係数
k1〜kmの中から一つを選択して乗算器10へ輪郭補
正信号に乗算するゲイン係数KSとして出力する。乗算
器10はゲイン係数KSと輪郭補正信号との乗算を行
い、その乗算結果を加算器11に供給する。加算器11
はガンマ・ニー処理部8から取り出された補正処理され
た映像信号に、乗算器10よりの乗算結果を加算して映
像出力信号として出力する。
【0022】図3〜図9に輪郭補正信号の加算の様子を
示す。各図中、横軸は入力レベル、縦軸は出力レベルを
示す。図3は入力映像信号、図4はゲインを変化させて
いない輪郭補正信号である。ガンマ補正処理前の映像信
号は加算器1で輪郭補正信号と加算されるが、輪郭補正
信号のゲインは映像信号の値に依存しないため、図5に
示すような加算信号が加算器1より得られる。この加算
信号に対してガンマ・ニー処理部8でガンマ補正処理さ
れることにより、図6に示す信号となり、高輝度部分
(レベルが大なる部分)では輪郭補正信号の成分も減少
してしまう。
【0023】図7は折れ線近似によるガンマ補正の様子
を示す。ここでは説明の簡略化のために、入力される映
像信号のレベルが”0〜x1”、”x1〜x2”、”x
2〜x3”、”x3〜x4”、”x4以上”の5折れ線
(区分)に限定して説明する。
【0024】ガンマ・ニー処理部8は上記の5区分に従
って図7に破線IIで示す映像信号が入力されたときに、
各区分にそれぞれ定められた係数を乗じることにより、
同図に実線Iで示す非線形特性のガンマ補正特性を形成
し、映像信号を処理する。また、これと同時に、ガンマ
・ニー処理部8は本区分に従って、ガンマ補正処理後に
付加する輪郭補正信号に乗算するゲイン係数KSも変化
するため、ガンマ補正処理後に付加する係数処理後の輪
郭補正信号のレベルも非線形特性を持つこととなる。
【0025】乗算器10は上記のガンマ折れ線(区分)
に対応したゲイン係数KSと輪郭補正信号とを乗算する
ことにより、ガンマ補正処理された信号のレベルが大き
いほど振幅が大きな図8に示すような輪郭補正信号を乗
算結果として出力する。この乗算結果は、加算器11に
おいて図6に示したガンマ・ニー処理部8の出力信号と
加算されることにより、図9に示すような加算信号が映
像出力として得られる。
【0026】図9と図6を比較すると、本実施の形態の
出力である図9に示す映像信号の方が、映像信号の圧縮
率の高い部分でも圧縮率の低い部分と同じぐらいのレベ
ルで輪郭補正が行われていることが分かる。
【0027】なお、この実施の形態において、与えるゲ
インをガンマ補正特性とは別の特性とすることで、様々
な補正特性を構築することができる。また、レベル判別
信号の一部分だけを用いることで、必要な輝度レベルの
みの補正を行うことも可能であり、その際は回路規模も
削減できる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図10は本発明になる映像信号処理装置の第
2の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1及び図1
1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図10に示す第2の実施の形態では、ガンマ・ニ
ー処理部3は従来と同一構成であるが、ガンマ・ニー処
理部3の出力映像信号と加算器17で加算する輪郭補正
信号を、入力映像信号に応じて可変するようにしたもの
である。
【0029】すなわち、図10に示すように、ゲイン可
変部15は加算器1の出力映像信号のレベルがレベル変
化点x1〜xnによる区分のうち、どの区分に属するか
に応じてゲイン係数k1〜kmのいずれか一つを選択
し、ゲイン係数KSとして乗算器16に供給する。乗算
器16はこのゲイン係数KSと輪郭補正信号とを乗算す
ることにより、ガンマ・ニー補正処理前の映像信号の値
に依存したゲインの輪郭補正信号を生成し、これを加算
器17に供給してガンマ・ニー処理部3よりの映像信号
と加算させて映像信号出力を得る。
【0030】この第2の実施の形態では、ガンマ・ニー
補正処理の折れ線の切り換わり点に相当するレベル変化
点x1〜xnを、直接ゲイン可変部15に入力している
ため、ガンマ・ニー補正処理の処理方法を問わなく、折
れ線の切り換わり点がガンマ・ニー処理部3に送られな
いときなどに有効な構成である。また、この第2の実施
の形態では、ゲイン変更に用いる範囲指定を減らすと、
比較器などの回路規模を縮小することができる。
【0031】なお、以上の実施の形態では、ガンマ補正
処理について説明したが、ニー補正処理もガンマ補正処
理と同様の方法で行えるものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガンマ補正処理やニー補正処理などのような非線形処理
を非線形処理部で行った後の映像信号に対して、ゲイン
係数と乗算した補正信号を加算する映像処理を行う場
合、非線形処理部の出力映像信号に加算される補正信号
も非線形特性が付与するようにしたため、映像信号に付
与された非線形特性により補正信号による補正効果が変
動する影響を軽減することができる。
【0033】また、本発明によれば、ゲイン可変手段
が、非線形処理部からのレベル判別信号に応じて複数の
ゲイン係数の中から一つを選択して第2のゲイン係数と
して出力することにより、線形処理部の出力映像信号に
加算される補正信号も非線形処理部の非線形特性に対応
した非線形特性を付与するようにしたため、非線形特性
付与により映像信号がかなり圧縮されるような場合で
も、低輝度側から高輝度側まで十分な補正がかけられ、
また、非線形処理部と同じ判別条件をゲイン可変手段で
用いることができるため、回路の簡略化ができる。
【0034】更に、本発明によれば、非線形処理部の出
力映像信号に加算される補正信号とは関係ない所望の非
線形特性を非線形処理部により入力映像信号に対して付
与できるため、低輝度側に多くの補正を行いたい場合や
中間の補正を多くしたい場合や高輝度側の補正を多くし
たい場合など、自由に特性を変更でき、よって自由な絵
作りが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】図1中のゲイン可変部の一例の構成図である。
【図3】映像信号の入出力特性図である。
【図4】輪郭補正信号の入出力特性図である。
【図5】図3の映像信号と図4の輪郭補正信号を加算し
た信号の特性図である。
【図6】図5の特性の信号をガンマ・ニー処理部で処理
した信号の入出力特性図である。
【図7】ガンマ特性を折れ線近似した様子を示す図であ
る。
【図8】図1中のゲイン可変部の出力ゲイン係数と乗算
された輪郭補正信号の入出力特性図である。
【図9】図6の信号と図8の信号を加算した信号の特性
図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図11】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
1、11、17 加算器 2、10、16 乗算器 3、8 ガンマ・ニー処理部 9、15 ゲイン可変部 20 セレクタ K0 第1のゲイン係数 KS 第2のゲイン係数 x1〜xn レベル変化点 k1〜km ゲイン係数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号に対して、表示装置
    の特性に合わせるための所定の非線形特性を付与して出
    力する非線形処理部と、 撮像された映像信号の特定の信号変化を補正するための
    補正信号に、所定の第1のゲイン係数を乗じて、前記撮
    像された映像信号に加算して前記非線形処理部に入力す
    る映像信号入力手段と、 前記映像信号入力手段から出力された映像信号が、予め
    定めた複数のレベル区分のどの区分に属するかに応じ
    て、値の異なる第2のゲイン係数を出力するゲイン可変
    手段と、 前記ゲイン可変手段からの前記第2のゲイン係数と前記
    補正信号とを乗算して得た乗算結果を、前記非線形処理
    部から出力された映像信号に加算して出力する映像信号
    出力手段とを有することを特徴とする映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記非線形処理部は、前記入力された映
    像信号に対して、表示装置の特性に合わせるために、複
    数のレベル区分に応じてそれぞれ予め定めた比率のレベ
    ルの非線形特性を付与して出力すると共に、どのレベル
    区分に属しているかを示すレベル判別信号を出力し、 前記ゲイン可変手段は、互いに値の異なる複数のゲイン
    係数と前記レベル判別信号とがそれぞれ入力され、該レ
    ベル判別信号に応じて複数のゲイン係数の中から一つを
    選択して前記第2のゲイン係数として出力することを特
    徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲイン可変手段は、前記映像信号入
    力手段から入力された映像信号が、予め定めた複数のレ
    ベル区分のどのレベル区分に属しているかに応じて、互
    いに値の異なる複数のゲイン係数の中から一つを選択し
    て前記第2のゲイン係数として出力することを特徴とす
    る請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記非線形処理部は、ガンマ補正処理及
    びニー補正処理のうちの少なくとも一方を行う処理部で
    あり、前記補正信号は輪郭補正信号であることを特徴と
    する請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の映像信号
    処理装置。
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Cited By (5)

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