JPH06311341A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH06311341A JPH06311341A JP5101131A JP10113193A JPH06311341A JP H06311341 A JPH06311341 A JP H06311341A JP 5101131 A JP5101131 A JP 5101131A JP 10113193 A JP10113193 A JP 10113193A JP H06311341 A JPH06311341 A JP H06311341A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 21
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract 1
- 210000004899 c-terminal region Anatomy 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformation in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling the whole image or part thereof
- G06T3/4007—Interpolation-based scaling, e.g. bilinear interpolation
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像の拡大又は縮小時に縦線が現れるのを防
止して画像品質を向上する。 【構成】 画像入力を画素単位で行うCCDセンサと、
このCCDセンサから入力した画像を拡大するか又は縮
小するかによってそれぞれ挿入又は間引きする主走査方
向の画素の周期を決定する変換周期カウンタ36と、こ
の変換周期カウンタによって決定された周期の位相を各
主走査ごとに任意に変換するMPU及び初期値レジスタ
37とからなり、変換された位相に基づいて各主走査ご
とに決定された周期で画素の挿入又は間引きを行う。
止して画像品質を向上する。 【構成】 画像入力を画素単位で行うCCDセンサと、
このCCDセンサから入力した画像を拡大するか又は縮
小するかによってそれぞれ挿入又は間引きする主走査方
向の画素の周期を決定する変換周期カウンタ36と、こ
の変換周期カウンタによって決定された周期の位相を各
主走査ごとに任意に変換するMPU及び初期値レジスタ
37とからなり、変換された位相に基づいて各主走査ご
とに決定された周期で画素の挿入又は間引きを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばイメージスキャ
ナ、ファクシミリ、デジタル複写機等の画像入力部等に
設けられる画像入力装置に関する。
ナ、ファクシミリ、デジタル複写機等の画像入力部等に
設けられる画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像入力装置において
は、画像入力を画素単位で行うCCD(電荷結合素子)
を設け、このCCDから入力した画像に対して各主走査
ごとに同一周期でかつ同一位相の位置で画素を挿入又は
間引きすることによって主走査線密度を変換し、入力し
た画像の拡大又は縮小を行っていた。
は、画像入力を画素単位で行うCCD(電荷結合素子)
を設け、このCCDから入力した画像に対して各主走査
ごとに同一周期でかつ同一位相の位置で画素を挿入又は
間引きすることによって主走査線密度を変換し、入力し
た画像の拡大又は縮小を行っていた。
【0003】例えば、斜線が描かれた図4に示す画像を
1/9だけ縮小する場合には、例えば各主走査ごとに9
画素目(図中の実線矢印の部分)を削除していた。これ
により図5に示すように原画像が1/9だけ縮小される
ことになる。
1/9だけ縮小する場合には、例えば各主走査ごとに9
画素目(図中の実線矢印の部分)を削除していた。これ
により図5に示すように原画像が1/9だけ縮小される
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像入力装置においては、各主走査とも同一周期でかつ同
一位相の位置で画素を挿入又は間引きするため、拡大又
は縮小後の画像は挿入された部分又は間引きされた部分
が副走査方向で常に一致するため、挿入又は間引きによ
る画像のずれが副走査方向に連続し、その結果、挿入又
は間引きした画素位置で図5に示すようにあたかも縦線
が引かれたかの如く見え、特に挿入又は間引きする画素
位置間が長い、すなわち拡大/縮小率が小さい場合で、
しかも画像に斜線がある場合には非常に不自然な画像に
なってしまうという問題があった。
像入力装置においては、各主走査とも同一周期でかつ同
一位相の位置で画素を挿入又は間引きするため、拡大又
は縮小後の画像は挿入された部分又は間引きされた部分
が副走査方向で常に一致するため、挿入又は間引きによ
る画像のずれが副走査方向に連続し、その結果、挿入又
は間引きした画素位置で図5に示すようにあたかも縦線
が引かれたかの如く見え、特に挿入又は間引きする画素
位置間が長い、すなわち拡大/縮小率が小さい場合で、
しかも画像に斜線がある場合には非常に不自然な画像に
なってしまうという問題があった。
【0005】そこで本発明は、画像の拡大又は縮小時に
画素の挿入又は間引きを行っても縦線が引かれて見える
ようなことがなく、画像品質を向上できる画像入力装置
を提供しようとするものである。
画素の挿入又は間引きを行っても縦線が引かれて見える
ようなことがなく、画像品質を向上できる画像入力装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像入力を画
素単位で行う画像入力手段と、この画像入力手段から入
力した画像を拡大するか又は縮小するかによってそれぞ
れ挿入又は間引きする主走査方向の画素の周期を決定す
る周期決定手段と、この周期決定手段によって決定され
た周期の位相を各主走査ごとに任意に変換する位相変換
手段とを具備し、位相変換手段によって変換された位相
に基づいて各主走査ごとに決定された周期で画素の挿入
又は間引きを行うものである。
素単位で行う画像入力手段と、この画像入力手段から入
力した画像を拡大するか又は縮小するかによってそれぞ
れ挿入又は間引きする主走査方向の画素の周期を決定す
る周期決定手段と、この周期決定手段によって決定され
た周期の位相を各主走査ごとに任意に変換する位相変換
手段とを具備し、位相変換手段によって変換された位相
に基づいて各主走査ごとに決定された周期で画素の挿入
又は間引きを行うものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明においては、画像入力
手段より入力した画像を拡大又は縮小する場合、周期決
定手段によって挿入又は間引きする主走査方向の画素の
周期が決定される。そしてこの周期の位相が位相決定手
段によって主走査ごとに任意に変換され、これにより挿
入又は間引きする画素位置が各主走査ごとに異なる。
手段より入力した画像を拡大又は縮小する場合、周期決
定手段によって挿入又は間引きする主走査方向の画素の
周期が決定される。そしてこの周期の位相が位相決定手
段によって主走査ごとに任意に変換され、これにより挿
入又は間引きする画素位置が各主走査ごとに異なる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0009】図1は本実施例の制御部の要部構成を示す
ブロック図で、1は制御部本体を構成するMPU(マイ
クロ・プロセッサ・ユニット)、2は各部を制御するた
めのプログラムデータが予め格納されたROM(リ−ド
・オンリ・メモリ)、3は前記MPU1が処理するデー
タを格納するための各種メモリエリアが形成されたRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)、4は画像データの
拡大や縮小、2値化等を行うための画像処理部である。
ブロック図で、1は制御部本体を構成するMPU(マイ
クロ・プロセッサ・ユニット)、2は各部を制御するた
めのプログラムデータが予め格納されたROM(リ−ド
・オンリ・メモリ)、3は前記MPU1が処理するデー
タを格納するための各種メモリエリアが形成されたRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)、4は画像データの
拡大や縮小、2値化等を行うための画像処理部である。
【0010】また5は通信回線を介してホストコンピュ
ータ等のホスト機器15とのデータ通信を制御するため
のI/Fコントローラ、7は画像入力手段であるCCD
センサ6から入力した画像信号のゲイン調整や電圧レベ
ル調整等を行うアナログ回路、8は前記アナログ回路7
でゲイン調整等が行われた画像信号をデジタル信号に変
換して前記画像処理部4に供給するA/Dコンバータ、
11は前記画像処理部4からの画像データを一時的に格
納するイメージRAMである。
ータ等のホスト機器15とのデータ通信を制御するため
のI/Fコントローラ、7は画像入力手段であるCCD
センサ6から入力した画像信号のゲイン調整や電圧レベ
ル調整等を行うアナログ回路、8は前記アナログ回路7
でゲイン調整等が行われた画像信号をデジタル信号に変
換して前記画像処理部4に供給するA/Dコンバータ、
11は前記画像処理部4からの画像データを一時的に格
納するイメージRAMである。
【0011】前記MPU1は、ROM2、RAM3、画
像処理部4、I/Fコントローラ5とシステムバスライ
ン12を介して相互に接続されている。前記画像処理部
4は、前記I/Fコントローラ5及びイメージRAM1
1とイメージバスライン13を介して相互に接続されて
いる。
像処理部4、I/Fコントローラ5とシステムバスライ
ン12を介して相互に接続されている。前記画像処理部
4は、前記I/Fコントローラ5及びイメージRAM1
1とイメージバスライン13を介して相互に接続されて
いる。
【0012】9は画像読取りされる原稿を送るためのス
テップ(ST)モータ、10は原稿の画像読取り面を照
明する蛍光灯である。前記ステップモータ9及び蛍光灯
10は前記MPU1により駆動制御されるようになって
いる。
テップ(ST)モータ、10は原稿の画像読取り面を照
明する蛍光灯である。前記ステップモータ9及び蛍光灯
10は前記MPU1により駆動制御されるようになって
いる。
【0013】前記画像処理部4には画像データの拡大や
縮小を行う拡大縮小部が設けられており、この拡大縮小
部は図2に示すように構成されている。
縮小を行う拡大縮小部が設けられており、この拡大縮小
部は図2に示すように構成されている。
【0014】すなわち、拡大縮小部は、ラッチ31,3
2,33、加算器34、セレクタ35、周期決定手段と
しての変換周期カウンタ36及び位相変換手段としての
初期値レジスタ37から構成されている。
2,33、加算器34、セレクタ35、周期決定手段と
しての変換周期カウンタ36及び位相変換手段としての
初期値レジスタ37から構成されている。
【0015】前記ラッチ31は前記A/Dコンバータ8
からの画像データを前記MPU1からの画像クロック信
号に同期して1画素ごとにラッチするようになってお
り、ラッチ32は前記ラッチ31がラッチした1画素の
データを前記MPU1からの次の画像クロック信号に同
期してラッチするようになっている。
からの画像データを前記MPU1からの画像クロック信
号に同期して1画素ごとにラッチするようになってお
り、ラッチ32は前記ラッチ31がラッチした1画素の
データを前記MPU1からの次の画像クロック信号に同
期してラッチするようになっている。
【0016】前記加算器34は入力した画像の補間処理
を行うもので、前記ラッチ31,32でラッチされた1
画素のデータを加算して1/2に平均化し、その結果を
補間データとして前記セレクタ35に出力するようにな
っている。
を行うもので、前記ラッチ31,32でラッチされた1
画素のデータを加算して1/2に平均化し、その結果を
補間データとして前記セレクタ35に出力するようにな
っている。
【0017】前記セレクタ35は、前記ラッチ31,3
2でラッチされた1画素のデータ及び前記加算器34か
ら出力された1画素のデータをそれぞれA端子、B端
子、C端子から選択的に入力して前記ラッチ33に出力
するようになっている。
2でラッチされた1画素のデータ及び前記加算器34か
ら出力された1画素のデータをそれぞれA端子、B端
子、C端子から選択的に入力して前記ラッチ33に出力
するようになっている。
【0018】前記変換周期カウンタ36は、前記セレク
タ35が1画素のデータを入力する端子を選択するため
の切換信号を供給するようになっている。具体的には、
例えば画像の拡大を行う場合には、前記変換周期カウン
タ36は所定のタイミングでセレクタ35を制御し、こ
れによりセレクタ35はA端子、B端子、C端子の各端
子から順に1画素のデータを入力してA/Dコンバータ
8からの入力2画素を3画素に変換して前記ラッチ33
に出力するようになっている。
タ35が1画素のデータを入力する端子を選択するため
の切換信号を供給するようになっている。具体的には、
例えば画像の拡大を行う場合には、前記変換周期カウン
タ36は所定のタイミングでセレクタ35を制御し、こ
れによりセレクタ35はA端子、B端子、C端子の各端
子から順に1画素のデータを入力してA/Dコンバータ
8からの入力2画素を3画素に変換して前記ラッチ33
に出力するようになっている。
【0019】また、画像の縮小を行う場合には、前記変
換周期カウンタ36は所定のタイミングでセレクタ35
を制御し、これによりセレクタ35はC端子のみから画
像データを入力してA/Dコンバータ8からの入力2画
素を1画素に変換して前記ラッチ33に出力するように
なっている。
換周期カウンタ36は所定のタイミングでセレクタ35
を制御し、これによりセレクタ35はC端子のみから画
像データを入力してA/Dコンバータ8からの入力2画
素を1画素に変換して前記ラッチ33に出力するように
なっている。
【0020】また、前記変換周期カウンタ36は画像を
拡大又は縮小する場合の挿入又は間引きを行う画素の周
期をカウントし、その周期ごとに前記MPU1からの画
像クロックを追加又は削除して変換画像クロックsとし
て前記ラッチ33に供給するようになっている。
拡大又は縮小する場合の挿入又は間引きを行う画素の周
期をカウントし、その周期ごとに前記MPU1からの画
像クロックを追加又は削除して変換画像クロックsとし
て前記ラッチ33に供給するようになっている。
【0021】例えば、画像を3/2倍に拡大するときに
は、MPU1からの画像クロックを2回カウントする
と、これに1回追加した3回のクロックを変換画像クロ
ックsとして前記ラッチ33に供給するとともに、前記
セレクタ35を拡大画素位置でC端子に切り換えるよう
になっている。これにより、画像クロック及び1画素が
2画素毎に追加されるため、3/2倍に拡大される。
は、MPU1からの画像クロックを2回カウントする
と、これに1回追加した3回のクロックを変換画像クロ
ックsとして前記ラッチ33に供給するとともに、前記
セレクタ35を拡大画素位置でC端子に切り換えるよう
になっている。これにより、画像クロック及び1画素が
2画素毎に追加されるため、3/2倍に拡大される。
【0022】前記ラッチ33は前記セレクタ35により
選択された1画素のデータを前記変換周期カウンタ36
からの変換画像クロックSに同期してラッチするように
なっている。
選択された1画素のデータを前記変換周期カウンタ36
からの変換画像クロックSに同期してラッチするように
なっている。
【0023】前記初期値レジスタ37は前記MPU1か
らのシステムデータに基づいて前記変換カウンタ36に
設定するための初期値を格納するようになっている。こ
の初期値は前記MPU1内のランダム関数により1ライ
ンごとに任意に変更されるようになっている。
らのシステムデータに基づいて前記変換カウンタ36に
設定するための初期値を格納するようになっている。こ
の初期値は前記MPU1内のランダム関数により1ライ
ンごとに任意に変更されるようになっている。
【0024】前記変換周期カウンタ36は前記MPU1
からラインスタート信号が入力されると前記初期値レジ
スタ37に格納されている初期値をロードし、その後1
ラインの画素をカウントするようになっている。
からラインスタート信号が入力されると前記初期値レジ
スタ37に格納されている初期値をロードし、その後1
ラインの画素をカウントするようになっている。
【0025】このような構成の本実施例においては、C
CDセンサ6からの画像信号はアナログ回路7でゲイン
調整や電圧レベル調整等が行われた後、A/Dコンバー
タ8によりデジタルな画像データに変換され、1画素ご
とに画像処理部4に供給される。
CDセンサ6からの画像信号はアナログ回路7でゲイン
調整や電圧レベル調整等が行われた後、A/Dコンバー
タ8によりデジタルな画像データに変換され、1画素ご
とに画像処理部4に供給される。
【0026】そして、その画像データは画像処理部4に
おいてラッチ31,32にMPU1からの画像クロック
信号に同期して順次1画素ごとにラッチされる。そして
ラッチ32の画素データはセレクタ35のA端子に入力
され、ラッチ31の画素データはセレクタ35のB端子
に入力される。またラッチ31,32の画素データは加
算器34により平均化され、補間データとしてセレクタ
35のC端子に入力される。
おいてラッチ31,32にMPU1からの画像クロック
信号に同期して順次1画素ごとにラッチされる。そして
ラッチ32の画素データはセレクタ35のA端子に入力
され、ラッチ31の画素データはセレクタ35のB端子
に入力される。またラッチ31,32の画素データは加
算器34により平均化され、補間データとしてセレクタ
35のC端子に入力される。
【0027】一方、MPU1からシステムデータが初期
値レジスタ37に供給され、画像縮小のときには間引き
するための初期値が初期値レジスタ37に設定され、さ
らにMPU1からのラインスタ−ト信号によりその初期
値が変換周期カウンタ36にロードされる。
値レジスタ37に供給され、画像縮小のときには間引き
するための初期値が初期値レジスタ37に設定され、さ
らにMPU1からのラインスタ−ト信号によりその初期
値が変換周期カウンタ36にロードされる。
【0028】そして変換周期カウンタ36は画像クロッ
クに同期して画素をカウントし、まずカウント値が初期
値になるとセレクタ35に対して画素の間引き動作を行
わせる。セレクタ35は通常はA端子からの画素データ
を選択してラッチ33に出力し、変換周期カウンタ36
から画素間引きのための切換信号の入力によりC端子か
らの補間データを選択してラッチ33に出力する。
クに同期して画素をカウントし、まずカウント値が初期
値になるとセレクタ35に対して画素の間引き動作を行
わせる。セレクタ35は通常はA端子からの画素データ
を選択してラッチ33に出力し、変換周期カウンタ36
から画素間引きのための切換信号の入力によりC端子か
らの補間データを選択してラッチ33に出力する。
【0029】以降、変換周期カウンタ36は初期値を基
準にして所定の周期ごとにセレクタ35に対して画素の
間引き動作を行わせ、セレクタ35はこれによりその都
度、C端子からの補間データをラッチ33に出力する。
準にして所定の周期ごとにセレクタ35に対して画素の
間引き動作を行わせ、セレクタ35はこれによりその都
度、C端子からの補間データをラッチ33に出力する。
【0030】こうして、セレクタ35からラッチ33に
出力される画素データは所定の周期で2画素が1画素に
変換され間引きが行われる。
出力される画素データは所定の周期で2画素が1画素に
変換され間引きが行われる。
【0031】そして1ライン目の画素データに対する間
引きが終了すると、続いて2ライン目について同様の間
引き処理が行われる。しかし2ライン目のときには1ラ
イン目と異なる値の初期値が初期値レジスタ37に格納
され、これにより1ライン目とは異なる位置の画素が間
引きされるようになる。
引きが終了すると、続いて2ライン目について同様の間
引き処理が行われる。しかし2ライン目のときには1ラ
イン目と異なる値の初期値が初期値レジスタ37に格納
され、これにより1ライン目とは異なる位置の画素が間
引きされるようになる。
【0032】同様にして各ライン毎に間引きする画素の
位置が変化され、これが全ラインについて行われること
により画像の縮小が行われる。
位置が変化され、これが全ラインについて行われること
により画像の縮小が行われる。
【0033】そして、この間引き処理により縮小された
変換画像データはイメージRAM11に送られる。
変換画像データはイメージRAM11に送られる。
【0034】例えば、300dpiの画像を299dp
iに縮小する場合、変換周期カウンタ36はMPU1か
らの画像クロックを300回カウントするごとに、セレ
クタ35を制御して1画素の間引きを行うが、その間引
き処理は例えば1ライン目は初期値「0」が設定され、
300画素目、600画素目、900画素目、1200
画素目、…という画素の削除が行われ、2ライン目は初
期値「200」が設定され、200画素目、500画素
目、800画素目、1100画素目、…という画素の削
除が行われ、このような画素の間引きが各ライン毎に順
次行われる。
iに縮小する場合、変換周期カウンタ36はMPU1か
らの画像クロックを300回カウントするごとに、セレ
クタ35を制御して1画素の間引きを行うが、その間引
き処理は例えば1ライン目は初期値「0」が設定され、
300画素目、600画素目、900画素目、1200
画素目、…という画素の削除が行われ、2ライン目は初
期値「200」が設定され、200画素目、500画素
目、800画素目、1100画素目、…という画素の削
除が行われ、このような画素の間引きが各ライン毎に順
次行われる。
【0035】このように画像縮小を行う場合に、各ライ
ン毎に間引きする画素の位置が変化するので、このよう
な処理により図4に示す原画像を縮小した場合、図2に
示すような縮小画像が得られ、副走査方向に間引きによ
る縦線は現れなくなる。
ン毎に間引きする画素の位置が変化するので、このよう
な処理により図4に示す原画像を縮小した場合、図2に
示すような縮小画像が得られ、副走査方向に間引きによ
る縦線は現れなくなる。
【0036】また画像拡大を行う場合は、挿入するため
の初期値が初期値レジスタ37に設定され、さらにMP
U1からのラインスタ−ト信号によりその初期値が変換
周期カウンタ36にロードされる。
の初期値が初期値レジスタ37に設定され、さらにMP
U1からのラインスタ−ト信号によりその初期値が変換
周期カウンタ36にロードされる。
【0037】そして変換周期カウンタ36は画像クロッ
クに同期して画素をカウントし、まずカウント値が初期
値になるとセレクタ35に対して画素の挿入動作を行わ
せる。セレクタ35は通常はA端子からの画素データを
選択してラッチ33に出力し、変換周期カウンタ36か
ら画素挿入のための切換信号の入力があるとB端子から
の画素データ及びC端子からの補間データを順次選択し
てラッチ33に出力する。
クに同期して画素をカウントし、まずカウント値が初期
値になるとセレクタ35に対して画素の挿入動作を行わ
せる。セレクタ35は通常はA端子からの画素データを
選択してラッチ33に出力し、変換周期カウンタ36か
ら画素挿入のための切換信号の入力があるとB端子から
の画素データ及びC端子からの補間データを順次選択し
てラッチ33に出力する。
【0038】以降、変換周期カウンタ36は初期値を基
準にして所定の周期ごとにセレクタ35に対して画素の
挿入動作を行わせ、セレクタ35はこれによりその都
度、B端子及びC端子からのデータを順次ラッチ33に
出力する。
準にして所定の周期ごとにセレクタ35に対して画素の
挿入動作を行わせ、セレクタ35はこれによりその都
度、B端子及びC端子からのデータを順次ラッチ33に
出力する。
【0039】こうして、セレクタ35からラッチ33に
出力される画素データは所定の周期で2画素が3画素に
変換され画素の挿入が行われる。
出力される画素データは所定の周期で2画素が3画素に
変換され画素の挿入が行われる。
【0040】そして1ライン目の画素データに対する挿
入が終了すると、続いて2ライン目について同様の挿入
処理が行われる。しかし2ライン目のときには1ライン
目と異なる値の初期値が初期値レジスタ37に格納さ
れ、これにより1ライン目とは異なる位置に画素が挿入
されるようになる。
入が終了すると、続いて2ライン目について同様の挿入
処理が行われる。しかし2ライン目のときには1ライン
目と異なる値の初期値が初期値レジスタ37に格納さ
れ、これにより1ライン目とは異なる位置に画素が挿入
されるようになる。
【0041】同様にして各ライン毎に挿入する画素の位
置が変化され、これが全ラインについて行われることに
より画像の拡大が行われる。
置が変化され、これが全ラインについて行われることに
より画像の拡大が行われる。
【0042】このように、間引き又は挿入を行う画素の
最初の位置を決める初期値がラインごとに異なるため、
各ラインでの画素の間引き又は挿入の位相が異なること
になり、これにより画像を縮小又は拡大したときに副走
査方向に縦線が発生することがなく、縮小又は拡大した
ときの画像の品質を向上できる。
最初の位置を決める初期値がラインごとに異なるため、
各ラインでの画素の間引き又は挿入の位相が異なること
になり、これにより画像を縮小又は拡大したときに副走
査方向に縦線が発生することがなく、縮小又は拡大した
ときの画像の品質を向上できる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像の拡大又は縮小時に画素の挿入又は間引きを行っても
縦線が引かれて見えるようなことがなく、画像品質を向
上できる画像入力装置を提供できるものである。
像の拡大又は縮小時に画素の挿入又は間引きを行っても
縦線が引かれて見えるようなことがなく、画像品質を向
上できる画像入力装置を提供できるものである。
【図1】本発明の実施例の構成の一部を示すブロック
図。
図。
【図2】図1に示す画像処理部の構成の一部を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】本実施例によって縮小された画像の例を示す
図。
図。
【図4】従来の作用を説明するための原画像を示す図。
【図5】図4に示す原画像の縮小後の画像を示す従来の
作用説明図。
作用説明図。
1…MPU 4…画像処理部 6…CCDセンサ 36…変換周期カウンタ 37…初期値レジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 画像入力を画素単位で行う画像入力手段
と、この画像入力手段から入力した画像を拡大するか又
は縮小するかによってそれぞれ挿入又は間引きする主走
査方向の画素の周期を決定する周期決定手段と、この周
期決定手段によって決定された周期の位相を各主走査ご
とに任意に変換する位相変換手段とを具備し、前記位相
変換手段によって変換された位相に基づいて各主走査ご
とに決定された周期で画素の挿入又は間引きを行うこと
を特徴とする画像入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101131A JPH06311341A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101131A JPH06311341A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311341A true JPH06311341A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14292529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5101131A Pending JPH06311341A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010103828A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理プログラム |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP5101131A patent/JPH06311341A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010103828A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理プログラム |
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