JP3005823B2 - 画像読取処理装置 - Google Patents

画像読取処理装置

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JP3005823B2 JP3161888A JP16188891A JP3005823B2 JP 3005823 B2 JP3005823 B2 JP 3005823B2 JP 3161888 A JP3161888 A JP 3161888A JP 16188891 A JP16188891 A JP 16188891A JP 3005823 B2 JP3005823 B2 JP 3005823B2
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俊彦 南日
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像をラスタ走査して
読み取る画像読取手段を備えた画像読取処理装置に関
し、特に、画像読取手段の出力を処理して原画像に対し
て副走査方向に拡大された画像を得るのに適した画像読
取処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、1次元の読取センサを用いて2
次元画像を読み取る場合、通常この1次元読取センサと
画像との相対位置を、1次元読取センサと原稿に対して
直角方向(副走査方向)に移動しながらラスタ走査を行
う方法がとられている。
【0003】また、原稿静止型の画像読取装置(フラッ
トベッドスキャナまたはブック読取スキャナなどと呼ば
れる)では、送りむらが生じないようにする等の為、1
次元読取センサが原稿に対して直角方向に一定速度で移
動しながら、ラスタ走査を行う方法がとられている。
【0004】従来、この種の画像読取処理装置におい
て、一定速度でラスタ走査を行って読み取った画像の寸
法を副走査方向に拡大する場合は、読取画像データを一
旦頁メモリ等に蓄積してから、所定の画像データをライ
ン単位で挿入補間して画像の寸法の拡大を行っている。
【0005】図3は、このように構成された従来の画像
読取処理装置の一例をブロック図で示したものである。
図3の構成において、原画像をライン走査して読み取っ
たCCD(チャージカップルドデバイス)11から出力
される画像信号は、A/Dコンバータ(アナログディジ
タルコンバータ)12を介してA/D(アナログ・デジ
タル)変換され、nビットのデジタル画像データに変換
される。通常、画像データは1ライン単位で読み出さ
れ、1ラインの読み込みが終了するとスキャナ制御部1
4の制御によって原稿読取モータ15の制御を行い、1
次元読取センサが原稿に対して直角方向に1ライン分移
動する。ここで、この原稿読取モータ15は一定速度で
動作するため、このnビットの画像データも一定速度で
出力される。そこで、画像の寸法を副走査方向に拡大す
るためにライン単位で所定の画像データを補間挿入する
場合は、速度変換を行う必要があり、そのためにA/D
コンバータ12から出力されるnビットの画像データを
一旦頁メモリ17に入力し、その後、スキャナ制御部1
4からの制御によって頁メモリ17から画像データを読
み出し、補間処理回路16に取込み、所定の画像データ
をライン単位で補間挿入する。このとき、挿入される画
像データは周囲の画像データ等を参照して決定され、例
えば前ラインのデータがそのまま用いられる。
【0006】例えば、第4図に示すようにライン,ラ
イン,ライン,ライン,…と連続する画像データ
をラインの位置で2倍にする場合、例えばラインと
同じ画像データからなるライン´を挿入すると、後に
続くライン,ライン,…は読み取った画像データよ
りも遅らせる必要がある。
【0007】ここで、1次元読取センサを原稿に対して
直角方向に一定速度で移動しながらラスタ走査を行う
と、後に続くライン,ライン,…は読み取った画像
データよりも遅らせることはできないので、読み取った
画像データを少なくとも1頁分記憶する頁メモリ17を
用意して、この頁メモリ17に読み取った画像データを
一旦蓄積しながら速度変換を行う構成上必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記従来
の装置では、拡大処理に伴う画像データの挿入補間処理
のために、少なくとも1頁分の画像データを一旦記憶す
る頁メモリやそのための制御が必要となる。
【0009】そこで、この発明は、この問題点を除去
し、頁メモリ等を設けなくとも拡大処理ができ、構成お
よび制御が簡単で、かつ安価な画像読取処理装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、画像をラスタ走査してライン単位で読み取
る画像読取手段を前記画像に対して一定速度で相対的に
移動し、該画像読取手段から出力される読取出力を処理
して副走査方向に所望の拡大率で拡大した画像に対応す
る画像信号を得る画像読取処理装置において、前記画像
読取手段を前記画像に対する通常の相対速度よりも低速
に移動制御して、該画像読取手段から同一ラインに対し
て複数のライン読取出力をそれぞれ発生させる読取制御
手段と、前記読取制御手段で制御された前記画像読取手
段の読取出力から前記拡大率に対応する所定数のライン
を均等に間引くことにより副走査方向に該拡大率で拡大
した画像に対応する画像信号を得る画像処理手段とを具
備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】画像とその画像読取手段との相対移動速度を通
常の相対移動速度よりも低速に設定して画像を通常の相
対移動速度で読み取られる同一ラインに対して副走査方
向に高い密度で複数回読み取る。その後で得たい倍率に
なるように画像信号をライン単位で間引いて縮小処理す
る。これにより、頁メモリ等を設けなくとも、縮小処理
のみで画像の拡大処理を実行することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
き説明する。
【0013】図1は、この発明に係る画像読取処理装置
の一実施例をブロック図で示したものである。なお、図
1において、図3に示した従来装置と同様の機能を果た
す部分には説明の便宜上同一の符号を付する。
【0014】図1において、この実施例の画像読取処理
装置は、画像をラスタ走査して読み取る1次元読取セン
サであるCCD11、このCCD11で読取った画像信
号を入力し、この画信号をA/D(アナログ・デジタ
ル)変換してnビットのデジタル画像データを出力する
A/Dコンバータ12、CCD11を画像に対して相対
的に移動させる原稿読取モータ15、原稿読取モータ1
5の移動を制御するスキャナ制御部14、A/Dコンバ
ータ12から出力されるnビットのデジタル画像データ
をライン単位で間引く処理を行うライン間引き回路13
を備えて構成される。
【0015】なお、この実施例において、A/Dコンバ
ータ12のあとには画像補正用の回路、例えばシェーデ
ィング補正回路や自動利得補正回路等を必要に応じて設
けても構わない。
【0016】この実施例の画像読取処理装置において、
例えばP/Q倍に拡大された画像データを得る場合は、
スキャナ制御部14より原稿読取モータ15の制御を行
い、CCD11によりラスタ走査して、同一ラインをP
回繰返し読み出す。なお、この時、原稿読取モータ15
は通常の速度の1/P倍で原稿を移動させているため、
通常の速度で認識される1ラインの範囲内の副走査方向
に異なるP本のラインの画像データが読み取られる。こ
のようにしてCCD11で読取った画像信号は、A/D
コンバータ12を介してA/D(アナログ・デジタル)
変換され、同一ラインをP回含むnビットのデジタル画
像データが形成される。次に、この画像データはライン
間引き回路13で倍率1/Qにライン単位で間引かれ、
縮小される。
【0017】こうして、結果としてライン間引き回路1
3からP/Q倍に拡大されたnビットのデジタル画像デ
ータが出力される。そして、これらのデジタル画像デー
タは2n 階調の画像データとして所定の装置(図示せ
ず)に供給され、任意の処理がなされる。
【0018】この実施例の動作を、図2を参照してさら
に説明する。
【0019】図2は、原画像をラスタ走査して、最終的
に1.5倍の拡大率の画像データを得る場合を示してい
る。
【0020】ところで、最終的に1.5倍の拡大率の画
像データを得る場合、値Pは、得ようとする拡大倍率
1.5を切り上げた自然数、すなわちこの場合P=2に
設定し、値Qは、得ようとする拡大倍率P/Q=1.5
を満足する正の実数、すなわちこの場合は1/Q=3/
4に設定される。
【0021】そこで、図2(a)は、原稿読取モータ1
5を通常の速度で移動させた場合のA/Dコンバータ1
2から出力される画像データを示し、図2(b)は、P
=2、すなわち、原稿読取モータ15を通常の速度の1
/2倍で移動させ、CCD11により同一ラインを2回
繰返し読み出した場合のA/Dコンバータ12から出力
される画像データを示し、図2(c)は、ライン間引き
回路13から出力される画像データを示している。な
お、この時、原稿読取モータ15は通常の速度の1/2
倍で原稿を移動させているため、副走査方向に2倍の密
度で原稿の読取りが行われており、通常の速度で認識さ
れる1ラインの範囲内の副走査方向に異なる位置で2本
のラインの画像データが読み取られる。
【0022】今、CCD11で読み取った画像信号を、
A/Dコンバータ12により、A/D変換した画像デー
タがライン毎にライン,ライン,ライン,ライン
,ライン,ライン,…とすると、通常の読取速度
においては、A/Dコンバータ12の出力は、図2
(a)に示すように配列される。
【0023】次に、画像とその読取センサとの相対移動
速度を通常の相対移動速度よりも低速に設定して一定速
度でゆっくりと画像を読み取って通常の速度で読取られ
る同一ラインを副走査方向に異なる位置で2回繰返し読
み出した場合、A/Dコンバータ12の出力は、第2図
(b)に示すように画像データの配列はライン,ライ
ン,ライン,ライン,ライン,ライン,ライ
ン,ライン,ライン,ライン,ライン,ライ
ン,…のようになり、2倍に拡大された画像データが
得られる。
【0024】そして第2図(b)に示すようにして出力
されるA/Dコンバータ12の出力をライン間引き回路
13により、1/Q=3/4で、ライン単位で間引く
と、図2(c)に示すように、画像データの配列は、ラ
イン,ライン,ライン,ライン,ライン,ラ
イン,ライン,ライン,ライン,…のようにな
って最終的に1.5倍の拡大率を得た画像データが出力
される。
【0025】また、例えば、3.6倍の画像を得たい場
合はPを4とし、Qを10/9として上記と同様の処理
を行えばよい。また、拡大処理の場合を説明してきた
が、Pを1としたり、P<Qの条件で処理を行えば結果
として、縮小画像が得られるのは言うまでもない。さら
に、この拡大結果に対し、適当な画像の平滑化を行うこ
とも無論良い。
【0026】さらに、1次元読取センサが原稿に対して
直角方向に一定速度で移動しながら画像を読み取る例を
説明してきたが、読み取る原稿が1次元読取センサに対
して直角方向に一定速度で移動する構成でも全く問題な
い。
【0027】なお、上記実施例においては、副走査方
向、ラスタ方向と直交する方向の拡大処理についてのみ
示したが、主走査方向、すなわちラスタ方向の拡大処理
は画素間の補間挿入処理などの周知の方法によって行う
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本装置は画像寸法
を拡大するために、画像とその読取センサとの相対移動
速度を通常の相対移動速度よりも低速に設定して一定速
度でゆっくりと画像を移動しながら読み取って通常の相
対移動速度で読取られる同一ラインに対して副走査方向
に高い密度でP回サンプリングしてPライン分の画像信
号とし、その後で得たい倍率になるように画像信号をラ
イン単位で1/Qの間引き処理を行い縮小するように構
成したので、従来必要であった頁メモリ等や、その制御
が不要となり間引き処理のみで拡大(縮小)処理ができ
る。
【0029】これは画像を読み取って拡大/縮小を行う
際に、縮小回路および制御のみで装置が構成できるの
で、小形化および低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取処理装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】図1に示した実施例の動作を説明するタイミン
グチャート。
【図3】画像読取処理装置の従来例を示すブロック図。
【図4】図3に示した従来装置の動作を説明するタイミ
ングチャート。 11 CCD 12 A/Dコンバータ 13 ライン間引き回路 14 スキャナ制御部 15 原稿読取モータ 16 補間処理回路 17 頁メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−176873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 - 1/393 G06T 3/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をラスタ走査してライン単位で読み
    取る画像読取手段を前記画像に対して一定速度で相対的
    に移動し、該画像読取手段から出力される読取出力を処
    理して副走査方向に所望の拡大率で拡大した画像に対応
    する画像信号を得る画像読取処理装置において、 前記画像読取手段を前記画像に対する通常の相対速度よ
    りも低速に移動制御して、該画像読取手段から同一ライ
    ンに対して複数のライン読取出力をそれぞれ発生させる
    読取制御手段と、 前記読取制御手段で制御された前記画像読取手段の読取
    出力から前記拡大率に対応する所定数のラインを均等に
    間引くことにより副走査方向に該拡大率で拡大した画像
    に対応する画像信号を得る画像処理手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像読取処理装置。
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