JPH0631108U - 電磁アクチュエータ - Google Patents

電磁アクチュエータ

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JPH0631108U
JPH0631108U JP7225792U JP7225792U JPH0631108U JP H0631108 U JPH0631108 U JP H0631108U JP 7225792 U JP7225792 U JP 7225792U JP 7225792 U JP7225792 U JP 7225792U JP H0631108 U JPH0631108 U JP H0631108U
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yoke
coil
electromagnetic actuator
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fixed yoke
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JP7225792U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラシャッタ駆動用、携帯装置用の小型モ
ータの接続切替え駆動用等の小形電磁アクチュエータで
あって、形状、及び駆動力は変わらずに、周囲に対して
の電磁干渉が少なく、又コイル断線のない電磁アクチュ
エータとする。 【構成】 固定ヨーク1を略W字型、又は略T字型と
し、固定ヨークに組合う可動ヨーク2の形状を略T字
型、又は略W字型として、コイル3を巻回したボビン9
を固定ヨーク及び可動ヨークの中足1a、2aに組み込
み形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カメラのシャッタ駆動用、携帯用家電製品の小型モータの接点切換 駆動用等に用いる、小型で精密な機器類の内部に組み込まれる電磁アクチュエー タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の電磁アクチュエータは図3に示すように、図3の(a)に示す永 久磁石4が組み込まれた自己保持型の電磁アクチュエータと、図3の(b)に示 す電流駆動保持型の電磁アクチュエータがあり、之等の電磁アクチュエータは2 本足の略U字型の固定ヨーク21と固定ヨーク21の先端に配置した可動ヨーク 22と、固定ヨーク21の両脚に巻回したコイルと、自己保持型の電磁アクチュ エータでは、固定ヨークの両脚に可動ヨークを磁気的に保持するための永久磁石 4が配置されて構成されており、構造上コイル23が電磁アクチュエータの外側 に面しているため電磁アクチュエータの近傍の電磁干渉をきらう装置に悪影響を 与えたり、他の可動パーツが何らかの衝撃により電磁アクチュエータに接触した りするとコイルが断線したりするという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこれらの欠点を除去するため磁気回路を3本足を持つヨークとし、中 足に駆動電流を供給するコイルを挿入し配置した構造とすることにより、大きさ も同じで駆動力も従来品と変わらず、しかもコイル外側部が従来品に比べて内側 になり、従ってコイルは電磁アクチュエータの外側面に露出していない故、コイ ルクラッシュの可能性が少なく電磁アクチュエータの近傍の電磁干渉をきらう装 置に悪影響を及ぼしにくい電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はコイルが巻回される中足と中足の両側に配置した2つの足からなる磁 気回路の形状が略W字型またはT字型の固定ヨークと略T字型または略W字型の 可動ヨークと、可動ヨークを駆動するコイル、及びコイルと永久磁石により構成 された電磁アクチュエータであり、大きさ、及び駆動力も従来と変わりのないし かもコイルクラッシュの危険性が少なく、近傍の電磁干渉をきらう装置に悪影響 を及ぼしにくい構造とした電磁アクチュエータとする。
【0005】 即ち本考案は、1.中足方向に着磁した永久磁石を装着した軟磁性高飽和磁束 密度を有する軟磁性材からなる3本の足を有する略W字型の固定ヨークと、前記 3本の足に吸着、離反する様に配置された略T字型の可動ヨークと、前記固定ヨ ークと可動コイルの中足にコイルを巻回し形成した事を特徴とする自己保持型の 電磁アクチュエータである。
【0006】 2.略T字型の中足方向に着磁した永久磁石を装着した固定ヨークと、略W字 型の可動ヨークと、前記固定ヨークと可動コイルの中足にコイルを巻回し形成し たことを特徴とする自己保持型電磁アクチュエータである。
【0007】 3.永久磁石が装着されない略T字型の固定ヨークと、3本の足及び足元部に 吸着離反できる様に配置された略W字型の可動ヨーク、又は略W字型の固定ヨー クと略T字型の可動ヨークと、前記固定ヨークと可動コイルの中足にコイルを巻 回してなる電流駆動保持型の電磁アクチュエータである。
【0008】
【作用】
電磁回路を形成するのに、略W字型の固定ヨークと略T字型の可動ヨークを組 合わせ、又は略T字型の固定ヨークと略W字型の可動ヨークを形成して、夫々の ヨークの中足に1個のコイルを組み込む構造とした電磁アクチュエータであり、 コイルの両側の足の断面は従来のヨークの1/2の断面積となるのでコイルに近 接する電磁装置に対する電磁干渉を1/2以下にすることが出来、形状も同じ大 きさで、従来とほぼ同一の駆動力を持つ電磁アクチュエータとすることが出来る 。
【0009】
【実施例】
図1は本考案による自己保持型の電磁アクチュエータの一実施例であり、図1 の(a)は平面図、図1の(b)は側面図である。高飽和磁束密度を有する軟磁 性材からなる固定ヨーク1の中足1aの根元付近に、中足方向に着磁された永久 磁石4を配置してあり、更にボビン9に巻線されたコイル3を前記固定ヨーク1 及び可動ヨーク2の中足1a、2aに取り付ける。前記ボビン9内を摺動し移動 する中足2aをもつ可動ヨーク2を前記固定ヨーク1に取り付けることにより本 考案の電磁アクチュエータを形成する。図1において、固定ヨーク1の係止凹部 10にはコイル3を巻回したボビン9と一体で成形された互いに横方向内側を向 く係止凸部11が係止され固定ヨーク1にコイル3を係止固定する。
【0010】 図2は固定ヨーク1側の磁気回路が略T字型で可動ヨーク2側の磁気回路が略 W字型をした自己保持型の電磁アクチュエータの例を示し、又固定ヨーク1にコ イル3を巻回したボビン9はボビンと一体で成形された下方向を向く係止凸部1 3が固定ヨーク1の下面に設けた係止凹部12に係止嵌合する構造としてある。 又、図1、図2の例は固定ヨーク1に永久磁石4を組み込んだ、コイル3に常時 電流を流さなくても固定ヨーク1に可動ヨーク2を吸着する自己保持型の電磁ア クチュエータであるが、永久磁石を固定ヨーク1から取り外すことにより、従来 の電流駆動保持型の電流アクチュエータを構成し得ることは当然である。固定ヨ ーク1の2つの穴は固定ヨーク取付穴であり固定台に固定され、可動ヨーク取付 穴6には可動ヨーク取付穴を支点にし、一方を固定点、他方を可動片とするアー ムが支持される。一方一端を固定したばね7の他端は可動ヨーク取付穴6に接続 される。
【0011】 本考案による電磁アクチュエータの動作を簡単に説明する。電磁アクチュエー タは固定ヨーク1の固定ヨーク取付穴5を用いて機器に固定される。一方可動ヨ ーク2への可動ヨーク取付穴6には可動ヨーク2の動きを外部に伝えるレバーや 、接点、バネ等が取り付けられる。図1は、ばねが取り付けられた例である。通 常コイルに電流が印可されていない無通電時には、永久磁石4の磁束により可動 ヨーク2はばね7の引張力に打ち勝って固定ヨーク1に吸着している。可動ヨー クを作動する時はコイルの端子8に電流を印可することにより固定ヨーク1に作 用している磁力を打ち消す電磁力をコイル3から発生させて、固定ヨーク1の永 久磁石による保持力をばねの引張力により弱める事により、可動ヨーク2は固定 ヨーク1から離反する。再度電流を遮断状態にすると、永久磁石4からの磁束が ばね7の引張力に打ち勝って可動ヨーク2を固定ヨーク1に吸着する動作を持続 する。
【0012】
【考案の効果】
コイルが装置外側に露出しないため、コイルクラッシュの恐れが従来品より少 なくできる。又磁気回路を3本足型としたことにより、両側2本の足を従来品の 磁気回路の足の2分の1の断面積にできる。即ち外側足を通る磁束・電磁力も従 来の2分の1となるため、電磁アクチュエータの近傍に与える電磁干渉の影響が 少なくできる。更には従来品は2つのコイルを用いていたが、本考案による電磁 アクチュエータは1個のコイルでも従来品と同じ寸法で従来品と同等の駆動特性 が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電磁アクチュエータの構成を示す
図で、図1の(a)は平面図、図1の(b)は側面図。
【図2】本考案による電磁アクチュエータの他の構成を
示す図で、図2の(a)は平面図、図2の(b)は側面
図。
【図3】従来の電磁アクチュエータを示す平面図で、図
3の(a)は自己保持型を示す平面図、図3の(b)は
電磁駆動保持型を示す平面図。
【符号の説明】
1、21 固定ヨーク 1a 中足 2、22 可動ヨーク 2a 中足 3、23 コイル 4 永久磁石 5 固定ヨーク取付穴 6 可動ヨーク取付穴 7 ばね 8 端子 9、29 ボビン 10、12 係止凹部 11、13 係止凸部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中足方向に着磁した永久磁石を装着した
    高飽和磁束密度を有する軟磁性材からなる3本の足を有
    する略W字型の固定ヨークと、前記3本の足に吸着、離
    反する様に配置された略T字型の可動ヨークと、前記固
    定ヨークと可動ヨークの中足にコイルを巻回し形成した
    事を特徴とする自己保持型の電磁アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 略T字型の中足の方向に着磁した永久磁
    石を装着した固定ヨークと、略W字型の可動ヨークと、
    前記固定ヨークと可動コイルの中足にコイルを巻回し形
    成したことを特徴とする自己保持型の電磁アクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 永久磁石が装着されない略T字型の固定
    ヨークと3本の足及び足元部に吸着離反できる様に配置
    された略W字型の可動ヨーク、又は略W字型の固定ヨー
    クと略T字型の可動ヨークと、前記固定ヨークと可動ヨ
    ークの中足にコイルを巻回してなる電流駆動保持型の電
    磁アクチュエータ。
JP7225792U 1992-09-21 1992-09-21 電磁アクチュエータ Expired - Lifetime JP2562345Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009157460A2 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 ニッコーシ株式会社 小型自己保持型ソレノイド
JP4629271B2 (ja) * 2001-06-29 2011-02-09 三菱電機株式会社 電力用開閉装置の操作装置

Cited By (3)

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JP4629271B2 (ja) * 2001-06-29 2011-02-09 三菱電機株式会社 電力用開閉装置の操作装置
WO2009157460A2 (ja) * 2008-06-25 2009-12-30 ニッコーシ株式会社 小型自己保持型ソレノイド
WO2009157460A3 (ja) * 2008-06-25 2010-02-25 ニッコーシ株式会社 小型自己保持型ソレノイド

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JP2562345Y2 (ja) 1998-02-10

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