JPH06310958A - パルス幅制御回路及びこれを使用した電子機器 - Google Patents

パルス幅制御回路及びこれを使用した電子機器

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JPH06310958A
JPH06310958A JP11641293A JP11641293A JPH06310958A JP H06310958 A JPH06310958 A JP H06310958A JP 11641293 A JP11641293 A JP 11641293A JP 11641293 A JP11641293 A JP 11641293A JP H06310958 A JPH06310958 A JP H06310958A
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JP
Japan
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circuit
pulse width
signal
charging
discharging
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JP11641293A
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Kenichi Kabasawa
憲一 樺沢
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、入力矩形波信号のパルス幅を
制御する。 【構成】 入力矩形波信号S21のパルス幅区間で、充放
電用コンデンサ26に対して充電を行う充電回路20
と、入力矩形波信号S21の非パルス幅区間で、充放電用
コンデンサ26より放電を行う放電回路30と、充放電
用コンデンサ26の両端に得られる充放電電圧と所定の
スレッショールド値Eθとを比較する比較回路40とを
備える。比較回路40から入力矩形波信号のパルス幅を
変更した出力信号S40を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルス幅制御回路及
びこれを使用した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置や上記テープ装置などの
電子機器では、ディスク回転駆動系、テープ走行駆動
系、光ピックアップ送り機構、対物レンズ用アクチュエ
ータなどの種々の駆動系を有し、その駆動回路として
は、ドライブ信号形成回路と、このドライブ信号形成回
路からのドライブ信号を受けて駆動系をドライブするド
ライブ回路とからなる構成が一般的である。そして、ド
ライブ信号形成回路3は、一般にはデジタルサーボ回路
とされ、駆動系はPWM(パルス幅変調)信号によりド
ライブされる構成とされる。
【0003】図5は、コンパクトディスクプレーヤの駆
動回路系を示すもので、1はディスクで、これはスピン
ドルモータ2により所定の回転速度で回転せしめられ
る。
【0004】3は光ピックアップで、対物レンズ3L
と、図示しないが、レーザ光源と、対物レンズ3Lをデ
ィスク1の信号面に対して直交する方向及びディスク面
に平行なトラッキング方向に上下移動させるためのアク
チュエータ(2軸デバイス)と、分割フォトディテクタ
とを含んでいる。また、光ピックアップ3は、スレッド
送り機構4により、ディスク1の半径方向に、所定の速
度で移送されるように構成されている。
【0005】そして、光ピックアップ3の分割フォトデ
ィテクタから得られるディスク1からの反射光の受光出
力信号は、RF回路5に供給される。このRF回路5か
らの分割フォトディテクタの出力を加算して得られる再
生RF信号は、デジタルオーディオ信号処理系に供給さ
れて、アナログオーディオ信号にデコードされる。
【0006】RF回路5からの再生RF信号は、また、
サーボ回路6に供給される。このサーボ回路6はドライ
ブ信号形成回路を構成する。この例の場合、駆動方式と
しては、PWM駆動方式とされ、サーボ回路6からは各
種のドライブ信号がPWM信号の状態で出力される。こ
のサーボ回路6からのPWM信号は、PWMドライブ回
路7を介してそれぞれの駆動部に供給される。
【0007】コンパクトディスクの場合、ドライブされ
る駆動部としては、 2軸デバイスとしてのアクチュエータにより対物レン
ズ3Lをディスク面に直交する方向に動かすためのフォ
ーカスコイル 前記アクチュエータにより対物レンズをディスク面に
平行な方向に動かすためのトラッキングコイル 光ピックアップ3をディスク1の半径方向に移動させ
て走査位置の送りをするためのスレッド送りモータ ディスク1をCLV(線速度一定)で回転駆動するた
めのスピンドルモータ2がある。
【0008】そして、サーボ回路6からドライブ回路7
に供給するドライブ信号としてのPWM信号としては、 フォーカスサーボをオンにすることができるレンズ3
Lの位置を検索するために、フォーカスコイルに供給し
てレンズ3Lを上下動させるためのフォーカスサーチ信
号 フォーカスコイルに供給してフォーカスエラーをゼロ
にするように制御するフォーカスサーボ信号 トラッキングコイルに供給してトラッキングエラーを
ゼロにするように制御するためのトラッキングサーボ信
号 トラックジャンプ時にトラッキングコイルに供給する
所定電圧(PWM信号ではなく一定電圧)のトラックジ
ャンプ信号 ノーマル再生時やサーチ再生時、スレッド送りモータ
に供給するスレッド送り信号 スピンドルモータ2に供給してCLVの状態でディス
クを回転駆動させるためのCLVサーボ信号 CLVサーボの引き込み範囲にまで、スピンドルモー
タ2を立ち上げるようにするためのCLVキック信号 がある。
【0009】なお、CLVキック信号は、PWM信号で
はなく、スピンドルモータ2を急激に立ち上げて、CL
Vサーボ可能な所定回転速度にまでディスク回転速度を
上げるために、所定の電圧が一定時間続くものである。
【0010】また、フォーカスコイルに供給される信号
は、フォーカスサーボが、かかるエリアまではフォーカ
スサーチ信号で、フォーカスサーボエラー信号FEが得
られるエリアになると、フォーカスサーボ信号に切り換
えられる。
【0011】また、スピンドルモータ2に供給される信
号は、立ち上げ時からCLVサーボが、かかるエリアま
での所定時間の間はCLVキック信号であり、その後は
CLVサーボ信号に切り換えられる。また、トラッキン
グコイルにはトラックジャンプ信号とトラッキングエラ
ー信号が切り換えられて供給される。
【0012】なお、一般に、サーボ回路6には、DC−
DCコンバータにより安定化された電圧が電源電圧とし
て供給されるが、ドライブ回路7には電池やACアダプ
タからの電圧Vinが、電源電圧として印加される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サーボ回路
6は、一般に、デジタルサーボ回路の構成とされ、デジ
タルフィルタを含んで、それぞれドライブ信号の形成回
路が構成されている。そして、各ドライブ信号のゲイン
は、出力パルス幅を制御することにより可変することが
できるが、デジタルサーボ回路においては、デジタルフ
ィルタの出力段に設けられ、その出力情報がPWM信号
発生部に供給されるようにされている加重回路におい
て、その加重回路に与えられる係数値を変えることによ
り、ドライブ信号のゲインをコントロールすることがで
きるようになっている。
【0014】しかしながら、この加重回路でコントロー
ルすることができるゲインの調整幅は係数のビット数に
より定まっており、フルゲインにしても必要なゲインと
しては不足することがある。特にスピンドルモータのサ
ーボ用信号の可変幅は、一般に、小さいものとなってし
まっている。
【0015】そこで、サーボ回路6と、PWMドライブ
回路7との間に、PWM信号のゲインを大きくすること
ができるように、パルス幅をコントロールすることがで
きる回路を設けることが考えられる。
【0016】図6は、その一例を示すもので、この例
は、サーボ回路6からのスピンドルモータの制御信号S
P(PWM信号である)のパルス幅を制御することによ
り、ゲインをコントロールし、そのコントロールされた
PWM信号SPCを、PWMドライブ回路7を介して、
スピンドルモータ2に供給するものである。
【0017】図6において、10は、この場合のパルス
幅制御回路で、サーボ回路6からのPWM信号SP(図
7A参照)は、抵抗11、コンデンサ12及びアンプ1
3からなるD/Aコンバータにより、直流電圧EAに変
換される(図7A参照)。この電圧EAは、比較回路1
4の一方の入力端に供給される。そして、この比較回路
14の他方の入力端には、ノコギリ波発生回路15から
のSA(図7B参照)が供給される。
【0018】比較回路14からは、ノコギリ波信号SA
と電圧EAとが比較されて、その比較結果として、PW
M信号SPがD/A変換された電圧EAに応じたパルス
幅のPWM信号SPC(図7C参照)が得られる。そし
て、前述したように、この信号SPCがPWMドライブ
回路7を介してモータ2に供給される。
【0019】ところが、図6のようなパルス幅制御回路
10は、D/Aコンバータ、比較回路14、ノコギリ波
発生回路15などを必要とし、構成が複雑であるととも
に、部品点数が増え、大幅なコストアップとなる欠点が
ある。
【0020】この発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成
でパルス幅の制御を行なうことができる回路を提供する
ことを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるパルス幅制御回路は、後述の実施例
の参照符号を対応させると、入力矩形波信号のパルス幅
区間で、充放電用コンデンサ26に対して充電を行う充
電回路20と、前記入力矩形波信号の非パルス幅区間
で、前記充放電用コンデンサ26より放電を行う放電回
路30と、前記充放電用コンデンサ26の両端に得られ
る充放電電圧と所定のスレッショールド値とを比較する
比較回路40とを備え、前記比較回路40から入力矩形
波信号のパルス幅を変更した出力信号を得るようにした
ことを特徴とする。
【0022】
【作用】上記の構成においては、入力矩形波信号が例え
ばPWM信号であれば、充放電コンデンサには、PWM
信号のパルス幅区間で充電が行われ、非パルス幅区間で
放電が行われるので、このコンデンサの充放電電圧とス
レッショールド値とを比較することにより、入力PWM
信号よりパルス幅の広い信号を得ることができる。もち
ろん、スレッショールド値が高ければ、入力PWM信号
よりパルス幅の狭い信号を得ることも可能である。
【0023】
【実施例】以下、この発明による一実施例を、図を参照
しながら説明する。図1は、この発明によるパルス幅制
御回路の一実施例の回路図で、図2は、その動作説明の
ための波形図である。
【0024】図1において、21は入力端子で、この入
力端子21を通じて、図2Aに示すような矩形波信号S
21が入力される。この入力端子21を通じた矩形波信号
S21は、スイッチング用のトランジスタ22のベースに
供給されて、このトランジスタ22が信号S21のパルス
幅Wの区間でオンとされ、非パルス幅区間でオフとされ
る。
【0025】トランジスタ22のコレクタ側には、トラ
ンジスタ23と24からなるカレントミラー回路25が
接続されており、トランジスタ22がオンの時に、トラ
ンジスタ23を介して流れる電流I23と等しい電流I24
が、トランジスタ24を介して充放電用のコンデンサ2
6に流れ込み、このコンデンサ26が充電される。この
ときの充電電流I24(=I23)の大きさは、抵抗器27
により変えることができる。
【0026】以上の構成は、トランジスタ22、カレン
トミラー回路25、コンデンサ26及び抵抗器27によ
り、コンデンサ26への充電回路が形成され、トランジ
スタ27の抵抗値Rcにより、その充電電流の大きさを
変えることができる構成である。
【0027】入力端子21を通じた矩形波信号S21は、
また、位相反転用のトランジスタ31に供給される。こ
のトランジスタ31は、信号S21のパルス幅間Wではオ
フであるが、非パルス幅区間になるとオンになり、この
トランジスタ31のコレクタには、信号S21が反転され
た信号が得られる。
【0028】このトランジスタ31のコレクタ側には、
トランジスタ32と、トランジスタ33からなるカレン
トミラー回路34が接続されており、トランジスタ31
がオンの時に、トランジスタ32を流れる電流I32と等
しい電流値で、コンデンサ26からトランジスタ33を
介して放電電流I33が流れる。
【0029】つまり、トランジスタ31と、カレントミ
ラー回路34とにより、コンデンサ26の放電回路が形
成される。そして、このときの放電電流I33は、トラン
ジスタ31とトランジスタ32との間に接続される抵抗
器35の抵抗値Rdにより調整することが可能である。
【0030】この結果、充電回路20と、放電回路30
とにより、コンデンサ26の両端には、図2Bに示すよ
うに、信号S21のパルス幅区間Wで充電されて電圧が上
昇し、非パルス幅区間で放電により電圧が下がる三角波
信号S26が得られる。この三角波信号S26は、比較回路
40の一方の入力端に供給される。
【0031】この比較回路40には、抵抗器41と42
により電源電圧VDDが分圧されることにより得られるス
レッショールド電圧Eθが供給されており、この比較回
路からは信号S26と、スレッショールド電圧Eθとの比
較出力電圧として、図2Cに示すような信号S40が得ら
れる。この信号S40は、信号S21のパルス幅を広げた状
態の信号であり、これはゲインを上げた状態の信号であ
る。そして、この信号S40が、出力端子43に導出され
る。
【0032】この場合、図2Dに示すように、抵抗器2
7の抵抗値Rcを調整することにより、充電電流を変え
ることができるので、信号S21のパルス幅区間Wでの電
圧の上昇傾斜の角度を変えることができ、また、抵抗器
35の値Rdを変えることにより、放電電流を制御する
ことができるので、コンデンサ26の両端電圧の減衰傾
斜を変えることができる。このため、これらの抵抗値R
c及びRdを調整することにより、図2E及びFに示す
ように、出力信号S40のパルス幅をコントロールするこ
とができ、得たいゲイン幅を制御することができる。
【0033】なお、抵抗器41と42との値を調整し
て、電源電圧を分圧したスレッショールド電圧Eθの値
を変えても、同様にしてパルス幅を制御することができ
る。このスレッショールド電圧Eθを変える場合には、
ゲインを上げる方向のみではなく、ゲインを下げる方向
にも制御することが可能である。
【0034】図3は、この発明によるパルス幅制御回路
を、前述したCDプレーヤのスピンドルサーボ系に用い
た場合の構成を示すブロック図である。
【0035】すなわち、図3に示すように、この例の場
合、サーボ回路6からのスピンドルサーボ用のPWM信
号SCは、パルス幅制御回路50を介してPWMドライ
ブ回路51を通じてスピンドルモータ2に供給される。
この場合には、パルス幅制御回路50で得るゲインは、
1以上の所定の値に設定される。つまり、サーボ回路6
のスピンドルドライブ信号形成用のデジタルフィルタの
出力段の加重回路におけるゲイン調整により、ある程度
の調整を行なうが、ゲインの不足分をパルス幅制御回路
50で補うことができる。
【0036】ところで、前述もしたように、CDプレー
ヤの場合、一般にサーボ回路6には、DC−DCコンバ
ータにより安定化された電圧VDDが電源電圧として供給
されるが、ドライブ回路51には、電池やA/Cアダプ
タからの電圧Vinが電源電圧として印加されている。
この電源電圧Vinは、電池消耗により変化したり、そ
れまで電池を使用していたのをA/Cアダプタに交換し
た場合等には、電源電圧Vinが変動してしまう。
【0037】ところが、このように電源電圧Vinが変
動すると、サーボ回路6から出力される各種ドライブ信
号のPWM信号の振幅は一定であっても、ドライブ回路
51では、振幅が電源電圧変動に応じて変化してしま
い、サーボ回路6で定められたPWM信号としてのデュ
ーティー比が、ドライブ回路51の入出力比で同じであ
っても、振幅が変わることで、ゲインが変動してしまう
ことになる。このため、サーボが不安定になったり、ス
ピンドルモータの場合には、立ち上がり時に、急速に立
ち上げるため、所定の電圧を一定時間供給するようにす
るが、ゲインが変わってしまうため、一定時間供給する
と、スピンドルサーボがかかる電圧に対して、過不足が
生じてしまう欠点が生じる。
【0038】図4は、以上の電源電圧Vinの変動を抑
圧することができるこの発明によるパルス幅制御回路の
例である。すなわち、図3に示したパルス幅制御回路5
0は、例えば、図4のように構成されるものである。図
4の例と、図1の例と異なるところは、放電回路部分で
ある。
【0039】すなわち、カレントミラー回路34の一方
のトランジスタ32のコレクタは、放電時定数を制御す
るための抵抗器35を介して、スイッチ36の可動接点
に接続される。そして、このスイッチ36の一方の接点
aは、安定な電源電圧である電源電圧VDDが得られる
電源端子に接続されるとともに、このスイッチ36の他
方の接点bは、電源電圧Vinが得られる端子52に接
続される。そして、スイッチ36は、電源電圧の変動が
生じるような場合には、端子b側に切り換えられる。
【0040】この例の場合には、放電が常に行なわれる
ことになるが、パルス幅区間Wにおける充電電流が放電
電流より大きければ、前述の例とまったく同様の動作と
なる。このときの充電電流は、電流I24から放電電流I
33を差し引いた値となる。
【0041】このように構成した場合には、電源電圧が
変動すると、放電電流が変わり、電圧Vinが大きくな
ると、それだけ放電電流が大きくなるため、放電電圧の
減衰カーブの傾斜が急になり、パルス幅は、狭い方に推
移する。このためドライブ回路では、ゲインが上がる方
向になるが、パルス幅制御回路50の出力信号は、ゲイ
ンがその分、下がったようになり、全体として影響がな
い。
【0042】同様に、電源電圧Vinが下がったときに
は、放電電流が小さくなり、その分、コンデンサの両端
電圧の減衰直線の傾斜が緩やかになり、出力信号S40の
パルス幅は、拡がる方向になる。そこで、ドライブ回路
51でゲインが下がる分、このパルス幅制御回路50で
ゲインが上がる方向に変わり、全体としては、ゲインの
変動が抑えられることになる。
【0043】以上の説明では、この発明を、CDプレー
ヤのサーボ系のPWM信号のパルス幅制御のゲインコン
トロール用として使用したが、その場合に限らないこと
はいうまでもない。すなわち、矩形波信号のパルス幅を
コントロールする場合の全てに、この発明が適応できる
ことは、もちろんである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、充放電回路と比較回路という簡単な構成により、矩
形波信号のパルス幅をコントロールすることができ、部
品点数やコストアップの大幅な上昇を招くことなく、パ
ルス幅制御回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるパルス幅制御回路の一実施例の
回路図である。
【図2】図1の例の動作の説明のための波形図である。
【図3】この発明によるパルス幅制御回路が適応された
電子機器の一例のブロック図である。
【図4】図3の例に用いられるこの発明によるパルス幅
制御回路の一例を示す回路図である。
【図5】CDプレーヤの一例の構成のブロック図であ
る。
【図6】考えられるパルス幅制御回路の一例を示す図で
ある。
【図7】図6の動作の説明のための図である。
【符号の説明】
20 充電回路 26 充放電用コンデンサ 27 充電電流制御用抵抗器 30 放電回路 35 放電電流制御用抵抗器 40 比較回路 50 パルス幅制御回路 51 ドライブ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力矩形波信号のパルス幅区間で、充放
    電用コンデンサに対して充電(または放電)を行う充電
    (または放電)回路と、 前記入力矩形波信号の非パルス幅区間で、前記充放電用
    コンデンサより放電(または充電)を行う放電(または
    充電)回路と、 前記充放電用コンデンサの両端に得られる充放電電圧と
    所定のスレッショールド値とを比較する比較回路とを備
    え、 前記比較回路から入力矩形波信号のパルス幅を変更した
    出力信号を得るようにしたことを特徴とするパルス幅制
    御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパルス幅制御回路にお
    いて、 前記充電回路の充電時定数、前記放電回路の放電時定
    数、前記スレッショールド値の内のいずれか一つ、また
    は、複数の値を変えて、前記比較回路の出力信号のパル
    ス幅を制御するようにしたパルス幅制御回路。
  3. 【請求項3】 PWM信号によりサーボ制御を行う電子
    機器において、 PWMドライブ信号の形成回路と、PWMドライブ回路
    との間にパルス幅制御回路が挿入され、 このパルス幅制御回路が、 前記PWMドライブ信号の形成回路からのPWMドライ
    ブ信号のパルス幅区間で、充放電用コンデンサに対して
    充電(または放電)を行う充電(または放電)回路と、 前記PWMドライブ信号の非パルス幅区間で、前記充放
    電用コンデンサより放電(または充電)を行う放電(ま
    たは充電)回路と、 前記充放電用コンデンサの両端に得られる充放電電圧と
    所定のスレッショールド値とを比較する比較回路とを備
    え、前記比較回路から入力矩形波信号のパルス幅を変更
    した出力信号を得る回路で構成されてなることを特徴と
    する電子機器。
  4. 【請求項4】 前記PWMドライブ回路の電源と、前記
    パルス幅制御回路の電源とが共通にされてなる請求項3
    に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114062716A (zh) * 2020-07-31 2022-02-18 日立安斯泰莫汽车系统(苏州)有限公司 转速传感器旋转方向识别装置及方法

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