JP3578016B2 - レーザ出力制御装置および光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ出力制御装置および光ディスク装置に関わり、特に光学式ピックアップのレーザ出力を制御するレーザ出力制御装置および当該レーザ出力制御装置を備えた光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来のレーザ出力制御装置の第1例のブロック構成図を示す。図5において、31はレーザダイオード、32はモニタフォトダイオード、33はモニタ抵抗、34は差動増幅器、35は電圧電流変換器、36は定電流源、37は抵抗である。以下、図5を用いてその動作を説明する。
【0003】
レーザダイオード31から出力された光はモニタフォトダイオード32に入射してレーザ出力に応じた光電流を発生させる。この光電流はモニタ抵抗33によって電流電圧変換されてモニタ電圧Vmとなり差動増幅器34の一方の入力34aに入る。差動増幅器34の他方の入力34bには定電流源36と抵抗37によって発生される電圧である制御基準値Vrefが入力されている。差動増幅器34は入力34bの制御基準値Vrefと入力34aのモニタ電圧Vmの電圧差に応じた出力電圧を発生し、さらにこの出力電圧は電圧電流変換器35によってレーザダイオード31の駆動電流を発生させる。レーザダイオード31のレーザ出力が大きい時には、モニタフォトダイオード32に発生する光電流が多くなってモニタ電圧Vmが上がり、差動増幅器34は入力34aが大きくなって出力電圧が小さくなるので、レーザ駆動電流が減少してレーザ出力が小さくなる。同様にレーザダイオード31のレーザ出力が小さい時には、レーザ駆動電流が増加してレーザ出力が大きくなる。このようにして、制御基準値Vrefとレーザ出力のモニタ電圧Vmがほぼ等しくなるようにレーザ出力が制御される。レーザ出力の調整は、光ピックアップから光ディスクに照射される出射光を光パワーメータで測定したり、光ディスクを再生、記録しているときの光ピックからの出力信号のレベルを測定したりして、それらの測定値が所望の値になるように、可変抵抗を使ったモニタ抵抗33の抵抗値を調整して行うことができる。
【0004】
図6に従来のレーザ出力制御装置の第2例のブロック構成図を示す。図6において、38は可変電圧源である。以下、図6を用いてその動作を説明する。
【0005】
差動増幅器34の入力34bに入力される基準電圧は、可変電圧源38によって発生される。レーザ出力の調整は、可変電圧源38の出力電圧を調整して行うことができる。しかしこの場合においても、レーザダイオード31のレーザ出力をモニタするモニタフォトダイオード32の光電流出力が個々の素子や光学系のばらつきで大きく影響を受けるために、モニタ抵抗33には可変抵抗を用いて、レーザ出力が所望の値である時にモニタ電圧Vmがおおよそ所定の値になるように、モニタ抵抗33を可変抵抗にしてあらかじめ粗調整をしておくことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のレーザ出力制御装置の第1例においては、レーザ出力を調整する際にモニタ抵抗33の可変抵抗を調整する調整ドライバーを機械的に挿入する必要があり、その空間が機器の小型化の障害になるという課題があった。また、調整ドライバーを機械的に挿入するために、サービス時などに再調整する時には機器を解体しなければならないという課題があった。さらに、この調整が前述の粗調整と微調整を兼ねているために、特に微調整に多くの時間を必要とするという課題もあった。
【0007】
従来のレーザ出力制御装置の第2例においては、可変電圧源38の出力電圧で、前述の粗調整と微調整を兼ねるために、可変電圧源38の電圧可変範囲と分解能を同時に要求されるため、可変電圧源38に高い精度が求められるという課題を有していた。ここでモニタ抵抗33を可変抵抗にして粗調整を行い、可変電圧源38で微調整を行うことで調整制度を向上することができるが、この場合においても、微調整範囲の設定の自由度がなく、いわゆる普及価格帯のマイコンに内蔵されたビット数の小さいD/Aコンバータや、クロックの遅いPWM出力器で可変電圧源38を構成した場合には所望の微調整精度を得るのが困難であるという課題があった。
【0008】
本発明は、これらの課題を鑑みて、レーザ出力の制御基準値を設定する際に、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業を不要とし、高精度かつ容易に制御基準値を設定することができる光学式ピックアップのレーザ出力制御装置を供給することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のレーザ出力制御装置および光ディスク装置は、レーザ出力を制御すべきレーザダイオードと、入力電圧に応じて前記レーザダイオードに駆動電流を流す電圧電流変換器と、前記電圧電流変換器に電圧を入力する差動増幅器と、前記レーザダイオードのレーザ出力をモニタするモニタフォトダイオードと、前記モニタフォトダイオードの出力電流を電圧に変換する可変抵抗で構成されたモニタ抵抗と、所定の出力抵抗値を持った基準電圧源と、可変電圧源と、前記可変電圧源の出力電圧を分割し、前記可変電圧源の出力電圧可変範囲の中間値において、分割電圧が前記基準電圧源の開放電圧と略同一となる分割抵抗と、前記可変電圧源を制御する可変電圧源制御手段とを備え、前記差動増幅器の一方の入力には前記モニタ抵抗の出力電圧に応じた信号を入力し、他方の入力には前記分割抵抗の分割電圧出力部と前記基準電圧源の電圧出力部とを接続して設定した制御基準値を入力して、前記モニタ抵抗の値を可変してレーザ出力を粗調整するとともに、前記可変電圧源制御手段によりレーザ出力を微調整するよう構成したものである。
【0010】
これにより、可変電圧源により制御基準値を調整するため、レーザ出力の制御基準値を設定する際に、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業が不要であり、分割抵抗により可変電圧源による調整範囲を定めることができるため、制御基準値を高精度かつ容易に設定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、レーザ出力を制御すべきレーザダイオードと、入力電圧に応じて前記レーザダイオードに駆動電流を流す電圧電流変換器と、前記電圧電流変換器に電圧を入力する差動増幅器と、前記レーザダイオードのレーザ出力をモニタするモニタフォトダイオードと、前記モニタフォトダイオードの出力電流を電圧に変換する可変抵抗で構成されたモニタ抵抗と、所定の出力抵抗値を持った基準電圧源と、可変電圧源と、前記可変電圧源の出力電圧を分割し、前記可変電圧源の出力電圧可変範囲の中間値において、分割電圧が前記基準電圧源の開放電圧と略同一となる分割抵抗と、前記可変電圧源を制御する可変電圧源制御手段とを備え、前記差動増幅器の一方の入力には前記モニタ抵抗の出力電圧に応じた信号を入力し、他方の入力には前記分割抵抗の分割電圧出力部と前記基準電圧源の電圧出力部とを接続して設定した制御基準値を入力して、前記モニタ抵抗の値を可変してレーザ出力を粗調整するとともに、前記可変電圧源制御手段によりレーザ出力を微調整するよう構成したことを特徴とするレーザ出力制御装置としたものであり、前記モニタ抵抗を可変してあらかじめレーザ出力を粗調整することにより、分割抵抗により定める可変電圧源によるレーザ出力の調整範囲を小さくすることができるため、前述の、いわゆる普及価格帯のマイコンに内蔵されたビット数の小さいD/Aコンバータや、クロックの遅いPWM出力器で可変電圧源を構成した場合には所望の微調整精度を得ることが困難であるという課題は解消できる。さらに、可変電圧源により制御基準値を調整するため、レーザ出力の制御基準値を設定する際に、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業が不要であり、分割抵抗により可変電圧源による調整範囲を定めることができるため、制御基準値を高精度かつ容易に設定することができる。
【0012】
また、差動増幅器の一方の入力には、モニタ抵抗の出力電圧に応じた信号を入力し、他方の入力に制御基準値を入力するよう構成したものであり、制御基準値と、モニタフォトダイオードの出力とに基づき、レーザダイオードのレーザ出力を制御するフィードバックループを構成することができる。
【0013】
さらに、本発明のレーザ出力制御手段は可変電圧源を制御する可変電圧源制御手段を備え、可変電圧源の出力電圧を制御することにより制御基準値を設定可能に構成したものであり、可変電圧源制御手段により可変電圧源の出力電圧を制御することができるため、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業を必要とすることなく、制御基準値を高精度かつ容易に設定することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーザ出力制御装置において、基準電圧源は、定電流源と、定電流源に直列に接続した抵抗からなり、抵抗に発生した電圧を基準電圧として出力するよう構成したものであり、定電流源と抵抗から基準電圧源を構成することにより、単純な構成で制御基準値を安定させることができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のレーザ出力制御装置において、基準電圧源は、電圧源と、電圧源に直列に接続した抵抗からなる構成したものであり、電圧源と抵抗から基準電圧源を構成することにより、単純な構成で制御基準値を安定させることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載のレーザ出力制御装置を用いた光ディスク装置であって、ディスクに記録された情報の再生を制御するシステムコントローラと、システムコントローラを操作する操作手段とを備え可変電圧源の出力電圧はシステムコントローラによって制御され、操作手段により制御基準値を設定可能に構成したことを特徴とする光ディスク装置としたものであり、可変電圧源の出力電圧の制御とその操作を、ディスクの再生を制御するシステムコントローラとその操作手段によることにより、構造が単純化され装置全体の小型軽量化が可能となるとともに、制御基準値を高精度かつ容易に設定することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の光ディスク装置において、システムコントローラによりデータの書き込みと読み出しがなされる記憶手段を備え、制御基準値を記憶可能に構成したものであり、一度設定した制御基準値を記憶手段にデータとして記憶するため、制御基準値を高精度に安定させることができる。
【0019】
以下本発明の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
【0020】
(実施の形態1)
本発明のレーザ出力制御装置の実施形態を図1〜図3に示す。
【0021】
図1は本発明の一実施の形態によるレーザ出力制御装置のブロック構成図である。図1において、1はレーザダイオード、2はモニタフォトダイオード、3はモニタ抵抗である。
【0022】
レーザダイオード1は光学式ピックアップのレーザを出力するものであり、本実施形態のレーザ出力制御装置によってレーザ出力が制御される。このレーザダイオード1のレーザ出力はモニタフォトダイオード2によってモニタされ、その出力電流はモニタフォトダイオード2に直列に接続されるモニタ抵抗3によってモニタ電圧Vmに変換される。このモニタ抵抗3は可変抵抗で構成され後述する制御基準値を粗調整することができる。これらレーザダイオード1、モニタフォトダイオード2およびモニタ抵抗3はレーザ出力部Aを構成している。
【0023】
4は差動増幅器、5は電圧電流変換器である。差動増幅器4の反転入力4aにはモニタ抵抗3にかかるモニタ電圧Vmが入力され、非反転入力4bには後述する電圧制御手段Cの出力電圧Vrが入力されている。差動増幅器4の出力は電圧電流変換器5に入力され、電圧電流変換器5は入力電圧に応じてレーザダイオード1に駆動電流を流す。これら差動増幅器4と電圧電流変換器5はレーザ駆動手段Bを構成している。
【0024】
6は出力電流Iの定電流源、7は出力電圧を制御することができる可変電圧源、R1〜R3は抵抗である。
【0025】
R1は定電流源6に直列に接続されこのR1に発生した電圧を基準電圧として出力することにより所定の出力抵抗値R1を持った基準電圧源Dを構成している。
【0026】
R2とR3は可変電圧源7の出力電圧を分割する分割抵抗であり、可変電圧源7の出力に分割抵抗R2,R3のみが接続されていると仮定した場合、可変電圧源7の出力電圧Vcの可変範囲の中間値Vctにおける分割電圧が、基準電圧源Dの開放電圧と略同一となるように構成している。この分割抵抗R2およびR3の分割電圧出力部となるR2とR3の接続点と、基準電圧源Dの電圧出力部となる定電流源6とR1の接続点とを接続して電圧制御手段Cを構成し、出力電圧Vrを出力している。
【0027】
8は可変電圧源7を制御する可変電圧源制御部、9は可変電圧源制御部8によりデータの書き込みと読み出しがなされるメモリ部、10は可変電圧源制御部8を操作する操作部である。
【0028】
つぎに、抵抗R1〜R3の抵抗値の設定について説明する。
【0029】
光ピックアップ1のレーザ出力の所望値におけるモニタ電圧の設計値をVmsとする。基準電圧源Dの開放電圧をモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定するため、定電流源6の出力電流IからR1は、
【0030】
【数1】
【0031】
と定まる。
【0032】
可変電圧源7の出力に分割抵抗R2,R3のみが接続されていると仮定した場合に、可変電圧源7の出力電圧中間値Vctにおける分割電圧が、基準電圧源Dの開放電圧と同一、すなわちモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定するので、
【0033】
【数2】
【0034】
となる。よって、R2とR3の比は、
【0035】
【数3】
【0036】
と定まる。
【0037】
この分割抵抗R2およびR3の分割電圧出力部となるR2とR3の接続点と、基準電圧源Dの電圧出力部となる定電流源6とR1の接続点とを接続して電圧制御手段Cを構成しているので、電圧制御手段Cの出力電圧Vrは、R4を、
【0038】
【数4】
【0039】
とおいて、
【0040】
【数5】
【0041】
と表される。可変電圧源7の出力電圧Vcの可変による電圧制御手段Cの出力電圧Vrの中間値をVrt、可変範囲をVrt±α%とすると、R3の抵抗値が定まる。式(1)および式(2)により出力電圧中間値Vrtをモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定しているので、
Vrt=Vms
となり、R3は、0<α<100、Vct>Vmsの条件において、
【0042】
【数6】
【0043】
と定まる。これにより電圧制御手段Cの出力電圧Vrの可変範囲が、分割抵抗R2とR3の抵抗値の設定により、Vcの可変範囲を上限として任意に設定することができる。
【0044】
これらを図2を用いてさらに具体的に説明する。図2は式(3)を表すグラフであり、横軸は可変電圧源7の出力電圧Vc、縦軸は電圧制御手段Cの出力電圧Vrである。式(3)は実線Eで表され、その傾き、すなわち電圧制御手段Cの出力可変範囲をVrt±α%は式(2)および式(4)に表したとおり分割抵抗R2、R3の各抵抗値により設定できる。しかも、出力電圧中間値Vrtは式(2)を逸脱しない限り基本的に移動しない。実線Fは、図1において、基準電圧源Dを取り外したと仮定した場合の電圧制御手段Cの出力電圧Vrを示し、
【0045】
【数7】
【0046】
として表され、実線Fからわかるように電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整範囲はVrt±100%の範囲となると表される。
【0047】
例えば可変電圧源7に6ビットのD/Aコンバータを用いたとすれば、式(5)の実線Fの場合は調整範囲はVrt±100%、調整分解能は3.1(%/LSB)となるが、式(3)の実線Eの場合は、前述したように電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整感度は分割抵抗R2、R3の各抵抗値により設定できるので、調整範囲はVrt±25%で調整分解能を1(%/LSB)以下に設定することが可能である。
【0048】
図3は、図1の基準電圧源Dを等価回路にとしたブロック構成図である。図3においてDbは、図1の基準電圧源Dの等価回路である等価基準電圧源である。11は出力電圧Vの電圧源であり、等価基準電圧源Dbの出力抵抗値はR1で定まっている。
この等価基準電圧源Dbの開放電圧をモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定するためには、図1の基準電圧源Dの場合は式(1)でR1を定めたのに対して、電圧源11の出力電圧Vをモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定することとなる。よって、電圧源11の出力電圧Vは、
V=Vms
として定められる。式(2)および式(4)よりR2とR3の値が定まり、電圧制御手段Cの出力電圧Vrが式(3)と表されることは図1の回路と同様である。
【0049】
このように基準電圧源Dは、その出力開放電圧が光ピックアップ1のレーザ出力の所望値におけるモニタ電圧の設計値をVmsと同一に設定可能で、一定の出力抵抗値を持つものであれば、図1および図3の例に限るものではなく、その構成はいかなるものであってもよい。また、基準電圧源Dの出力抵抗値は、電圧制御手段Cの出力電圧Vrに求められる精度を満たすに必要な程度において一定であればよい。
【0050】
以上のように構成されたレーザ出力制御装置について、以下、図1および図3を用いてその動作を説明する。
【0051】
レーザダイオード1から出力された光はモニタフォトダイオード2に入射してレーザ出力に応じた光電流を発生させる。この光電流はモニタ抵抗3によって電流電圧変換されてモニタ電圧Vmとなるが、このモニタ抵抗3はレーザ出力が所望の値であるときに、モニタ電圧の設計値Vmsとなるように粗調整されレーザ出力部Aが構成されている。レーザ出力部Aのモニタ電圧Vm出力はレーザ駆動手段Bの差動増幅器4の反転入力4aに入力される。
【0052】
レーザ駆動手段Bの差動増幅器4の非反転入力4bには、前述の電圧制御手段Cの出力電圧Vrが入力されている。レーザ駆動手段Bの差動増幅器4は非反転入力4bの電圧制御手段Cの出力電圧Vrと、反転入力4aのレーザ出力部Aのモニタ電圧Vmの電圧差に応じた出力電圧を発生し、さらにこの出力電圧は電圧電流変換器5によって電流出力に変換され、レーザ駆動手段Bはレーザダイオード1の駆動電流を発生させる。
【0053】
レーザダイオード1のレーザ出力が所望の値を超えた時には、レーザ出力に応じてモニタフォトダイオード2に発生する光電流が多くなる。モニタ抵抗3によって電流電圧変換されたモニタ電圧Vmが上がり、レーザ出力部Aのモニタ電圧Vm出力は電圧制御手段Cの出力電圧Vrを超えることとなる。レーザ駆動手段Bの差動増幅器4の反転入力4aが非反転入力4bより大きくなるため差動増幅器4の出力電圧が小さくなる。これにより、レーザ駆動手段Bの出力するレーザ駆動電流が減少してレーザ出力が小さくなるよう制御される。
【0054】
レーザダイオード1のレーザ出力が所望の値に達しない時には、レーザ出力に応じてモニタフォトダイオード2に発生する光電流が少なくなる。モニタ抵抗3によって電流電圧変換されたモニタ電圧Vmが下がり、レーザ出力部Aのモニタ電圧Vm出力は電圧制御手段Cの出力電圧Vrを下回ることとなる。レーザ駆動手段Bの差動増幅器4の反転入力4aが非反転入力4bより小さくなるため差動増幅器4の出力電圧が大きくなる。これにより、レーザ駆動手段Bの出力するレーザ駆動電流が増加してレーザ出力が大きくなるよう制御される。
【0055】
このようにして、電圧制御手段Cの出力電圧Vrとレーザ出力のモニタ電圧Vmがほぼ等しくなるようにレーザ出力が制御される。
【0056】
ここで、レーザ出力部Aが所望のレーザ出力値においてモニタ電圧Vmが正確にその設計値Vmsであることが理想であるが、モニタ抵抗3のみによってモニタ電圧Vmを高精度に調整することが困難なことは、従来技術の問題点として前述の通りである。このためモニタ電圧Vmの誤差に対して、電圧制御手段Cが出力電圧Vrを調整可能に構成している。
【0057】
つづいて、本実施の形態のレーザ出力制御装置の調整方法について述べる。
【0058】
まず、レーザ出力部Aは、所望のレーザ出力値においてモニタ電圧Vmが設計値Vmsとなるよう粗調整する。この粗調整は、レーザダイオード1の規格上でレーザ出力が所望の値となる電流値を、図示しないレーザ出力調整用電源によって出力してレーザダイオード1を駆動し、このときのレーザ出力部Aのモニタ電圧Vmの出力値が、モニタ電圧の設計値をVmsとなるようにモニタ抵抗3によって粗調整するものである。このときに要求される調整精度は、電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整範囲Vrt±α%によって定まり、これを十分に満たす程度であればよい。
【0059】
電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整によるレーザ出力を微調整は、レーザダイオード1のレーザ出力を、図示しない調整用レーザ出力測定器を用いて測定しながら行う。可変電圧源7の出力電圧が中間値Vctであるとき、レーザ出力部Aのモニタ電圧Vmの出力値に誤差があれば、レーザ駆動手段Bはモニタ電圧Vmに基づきレーザ出力部Aを制御しているため、レーザダイオード1のレーザ出力が所望値から外れることとなる。操作部10により、可変電圧源制御部8を操作し、可変電圧源7を制御して出力電圧Vcを変化させると式(3)のごとく電圧制御手段Cの出力電圧Vrが変化する。レーザ駆動手段Bは変化した出力電圧Vrに対して、モニタ電圧Vmが追従するようレーザ出力部Aを制御するため、レーザダイオード1のレーザ出力も変化する。前記調整用レーザ出力測定器の指示値がレーザ出力の所望値に合致するよう、操作部10により調整を行う。前記調整用レーザ出力測定器の指示値がレーザ出力の所望値に合致したときの、電圧制御手段Cのの出力電圧Vrが制御基準値Vrefであり、操作部10により可変電圧源制御部8を操作し、この制御基準値Vrefを出力するときの可変電圧源7に対する制御値をメモリ部9に記憶させる。メモリ部9に前記制御値を記憶させたのち、前記調整用レーザ出力測定器を取り外しレーザ出力を微調整が完了する。
【0060】
この微調整により、前記調整用レーザ出力測定器により確認さレーザ出力の所望値において、レーザ出力部A、レーザ駆動手段B、電圧制御手段Cの各々が設計値ではなく動作状態によって調整され、このときの可変電圧源7に対する制御値をメモリ部9に記憶されたこととなる。
【0061】
このメモリ部9に記憶された制御値により設定された電圧制御手段Cの出力電圧Vrがレーザ出力の制御基準値Vrefであり、前記制御基準値Vrefに基づきレーザダイオード1のレーザ出力を制御することができる。
【0062】
以上のように、本実施の形態のレーザ出力制御装置によれば、分割抵抗R2、R3により可変電圧源7による調整範囲Vrt±α%を定めることができ、モニタ抵抗3によりあらかじめ制御基準値Vrefを粗調整することにより、可変電圧源7の調整範囲Vrt±α%を小さくすることができるため、制御基準値Vrefをより高精度かつ容易に設定することができる。このため、モニタ抵抗3による粗調整の残留誤差の範囲に応じて、分割抵抗R2とR3の抵抗値を決定して出力電圧Vrの調整範囲Vrt±α%を設定することにより、いわゆる普及価格帯のマイコンに内蔵されたビット数の小さいD/Aコンバータや、クロックの遅いPWM出力器で可変電圧源7を構成した場合でも所望の微調整精度を得ることが可能となる。逆に、可変電圧源7に高性能なものを使えばモニタ抵抗3による粗調整の残留誤差の許容値を大きくすることができる。
【0063】
また、この制御基準値Vrefと、モニタフォトダイオード2の出力とに基づき、レーザダイオード1のレーザ出力を制御するフィードバックループを構成することができ、可変電圧源7により制御基準値Vrefを調整し、可変電圧源制御部8により、可変電圧源7の出力電圧を制御することができるため、制御基準値Vrefを高精度かつ容易に設定することができるとともに、レーザ出力の制御基準値Vrefを設定する際に、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業が不要である。
【0064】
図1に示した構成によれば、定電流源6と抵抗R1から基準電圧源Dを構成することにより、図3に示した構成によれば、電圧源11と抵抗R1から等価基準電圧源Dbを構成することにより、ともに単純な構成で制御基準値Vrefを安定させることができる。
【0065】
(実施の形態2)
本発明の光ディスク装置の実施形態を図4に示す。図4において、12は光ディスク、13はスピンドルモータ、14は光ピックアップ、15はヘッドアンプ、16は信号処理部である。光ディスク12はスピンドルモータ13により回転され、光ピックアップ14によって読み取られる。光ピックアップ14の出力はヘッドアンプ15で増幅され、信号処理部16によって音声データ信号が取り出される。
【0066】
17はオーディオD/A、18は出力端子であり、音声データ信号はオーディオD/A17によってアナログ信号である音声信号に変換され、出力端子18に出力される。
【0067】
19はシステムコントローラ、20はスピンドルドライバである。信号処理部16は前述の音声データ信号を出力する他、ヘッドアンプ15の出力あるいはシステムコントローラ19の出力からスピンドル制御信号をを生成する。このスピンドル制御信号によりスピンドルドライバ20がスピンドルモータ13を駆動して回転を制御している。システムコントローラ19は、光ディスク12に記録された情報の再生、停止、再生トラックの移動などを制御するとともに、電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整によるレーザ出力を微調整を制御する。
【0068】
21はサーボ回路、22はアクチュエータドライバ、23は光ピックアップ14に備えられた対物レンズ、24はアクチュエータである。
【0069】
ヘッドアンプ15はまた、光ピックアップ14の出力からサーボ誤差信号を生成しており、サーボ回路21は、このサーボ誤差信号、あるいはシステムコントローラ19の出力からアクチュエータ制御信号を生成する。このアクチュエータ制御信号によりアクチュエータドライバ22がアクチュエータ24を駆動して対物レンズ23の位置を制御している。
【0070】
25はシステムコントローラ19を操作する操作部、26はシステムコントローラ19によりデータの書き込みと読み出しがなされるメモリ部である。操作部25はシステムコントローラ19を操作し、光ディスク12に記録された情報の再生、停止、再生トラックの移動などを操作することができるとともに、電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整によるレーザ出力を微調整の操作をすることができる。メモリ部26はシステムコントローラ19が光ディスク12に記録された情報の再生、停止、再生トラックの移動などを制御行うために必要なデータの書き込みと読み出しがなされるとともに、電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整によるレーザ出力を微調整およびレーザダイオード1のレーザ出力を制御するために必要なデータの書き込みと読み出しがなされる。
【0071】
光ピックアップ14に備わるレーザダイオード1の出力は、実施の形態1で先に述べた構成と同じくモニタフォトダイオード2によりモニタされるレーザ出力部A、レーザ駆動手段B、電圧制御手段Cにより制御されるが、電圧制御手段Cの可変電圧源7の制御をシステムコントローラ19が行っている点が実施の形態1とは異なっている。
【0072】
レーザ出力部A、レーザ駆動手段B、電圧制御手段Cの詳細な構成と動作、およびレーザ出力部Aの粗調整方法は実施の形態1と同一である。
【0073】
電圧制御手段Cの出力電圧Vrの調整によるレーザ出力を微調整は、光ディスク12に代え、図示しないディスク型レーザ出力測定器を用いて行う。前記ディスク型レーザ出力測定器は本実施の形態の光ディスク装置にセットすることができ、光ディスク12の再生時と同様の状態で照射されるレーザ光を測定するものである。このディスク型レーザ出力測定器を本実施の形態の光ディスク装置にセットし、光ピックアップ14に備わるレーザダイオード1のレーザ光を光ディスク12の再生時と同様に前記ディスク型レーザ出力測定器に照射する。
【0074】
前記ディスク型レーザ出力測定器の指示値がレーザ出力の所望値に合致するよう、操作部25によりシステムコントローラ19を操作し、電圧制御手段Cの可変電圧源7を制御し出力電圧Vrの調整を行う。前記ディスク型レーザ出力測定器の指示値がレーザ出力の所望値に合致したときの、電圧制御手段Cの出力電圧Vrが制御基準値Vrefであり、操作部25によりシステムコントローラ19を操作し、この制御基準値Vrefを出力するときの電圧制御手段Cの可変電圧源7に対する制御値をメモリ部26に記憶させる。メモリ部26に前記制御値を記憶させたのち、前記ディスク型レーザ出力測定器を取り外しレーザ出力を微調整が完了する。
【0075】
以上のように、本実施の形態の光ディスク装置によれば、システムコントローラ19により、可変電圧源7の出力電圧を制御することができるため、制御基準値Vrefを高精度かつ容易に設定することができ、一度設定した制御基準値Vrefをメモリ部26にデータとして記憶するため、制御基準値Vrefを高精度に安定させることができる。
【0076】
また、可変電圧源7の出力電圧の制御とその操作を、光ディスク12に記録された情報の再生、停止、再生トラックの移動などを制御するシステムコントローラ19とその操作部25によることにより、可変電圧源7の出力電圧の制御とその操作に専用の制御部と操作部を設ける必要がなく、構造が単純化され装置全体の小型軽量化が可能となるとともに、制御基準値Vrefを高精度かつ容易に設定することができる。
【0077】
なお、実施の形態による光ディスク装置は再生専用の装置としたが、記録機能を有する光ディスク装置にも応用可能であり、再生と記録においてレーザ出力の所望値が異なる場合は、各々個別に制御基準値を設定する必要があり、再生と記録の2つの制御値を記憶し各々の動作時によって個別の制御基準値に基づきレーザー出力を制御する構成となる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記モニタ抵抗を可変してあらかじめレーザ出力を粗調整することにより、分割抵抗により定める可変電圧源によるレーザ出力の調整範囲を小さくすることができるため、いわゆる普及価格帯のマイコンに内蔵されたビット数の小さいD/Aコンバータや、クロックの遅いPWM出力器で可変電圧源を構成した場合にも所望の微調整精度を得ることが可能となり、レーザ出力の制御基準値を設定する際に、調整用ドライバなどの挿入をするための構造や作業を不要とし、高精度かつ容易に制御基準値を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるレーザ出力制御装置のブロック構成図
【図2】式(3)を表すグラフ
【図3】図1の基準電圧源Dを等価回路にとしたブロック構成図
【図4】本発明の一実施の形態による光ディスク装置のブロック構成図
【図5】従来のレーザ出力制御装置の第1例のブロック構成図
【図6】従来のレーザ出力制御装置の第2例のブロック構成図
【符号の説明】
1 レーザダイオード
2 モニタフォトダイオード
3 モニタ抵抗
4 差動増幅器
5 電圧電流変換器
6 定電流源
7 可変電圧源
8 可変電圧源制御部
11 電圧源
R1 抵抗
R2、R3 分割抵抗
C 電圧制御手段
D 基準電圧源
Db 等価基準電圧源
12 光ディスク
14 光ピックアップ
19 システムコントローラ
25 操作部
26 メモリ部
Claims (5)
- レーザ出力を制御すべきレーザダイオードと、入力電圧に応じて前記レーザダイオードに駆動電流を流す電圧電流変換器と、前記電圧電流変換器に電圧を入力する差動増幅器と、前記レーザダイオードのレーザ出力をモニタするモニタフォトダイオードと、前記モニタフォトダイオードの出力電流を電圧に変換する可変抵抗で構成されたモニタ抵抗と、所定の出力抵抗値を持った基準電圧源と、可変電圧源と、前記可変電圧源の出力電圧を分割し、前記可変電圧源の出力電圧可変範囲の中間値において、分割電圧が前記基準電圧源の開放電圧と略同一となる分割抵抗と、前記可変電圧源を制御する可変電圧源制御手段とを備え、
前記差動増幅器の一方の入力には前記モニタ抵抗の出力電圧に応じた信号を入力し、他方の入力には前記分割抵抗の分割電圧出力部と前記基準電圧源の電圧出力部とを接続して設定した制御基準値を入力して、前記モニタ抵抗の値を可変してレーザ出力を粗調整するとともに、前記可変電圧源制御手段によりレーザ出力を微調整するよう構成したことを特徴とするレーザ出力制御装置。 - 前記基準電圧源は、定電流源と、前記定電流源に直列に接続した抵抗からなり、前記抵抗に発生した電圧を基準電圧として出力することを特徴とする請求項1に記載のレーザ出力制御装置。
- 前記基準電圧源は、電圧源と、前記電圧源に直列に接続した抵抗からなることを特徴とする請求項1に記載のレーザ出力制御装置。
- 請求項1〜3に記載のレーザ出力制御装置を用いた光ディスク装置であって、ディスクに記録された情報の再生を制御するシステムコントローラと、前記システムコントローラを操作する操作手段とを備え、前記可変電圧源の出力電圧は前記システムコントローラによって制御され、前記操作手段により前記制御基準値を設定可能に構成したことを特徴とする光ディスク装置。
- 前記システムコントローラによりデータの書き込みと読み出しがなされる記憶手段を備え、前記制御基準値を記憶可能に構成したことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
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