JP2795796B2 - 光ディスク再生装置のトラッキング制御装置 - Google Patents

光ディスク再生装置のトラッキング制御装置

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JP2795796B2 JP22466393A JP22466393A JP2795796B2 JP 2795796 B2 JP2795796 B2 JP 2795796B2 JP 22466393 A JP22466393 A JP 22466393A JP 22466393 A JP22466393 A JP 22466393A JP 2795796 B2 JP2795796 B2 JP 2795796B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録された
情報信号を光ビームによって再生する光ディスク再生装
置のトラッキング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置においては、ディス
クに記録されている情報信号を正確に読み取るためにフ
ォーカスサーボとトラッキングサーボとが必要である。
上記トラッキングサーボは、光ビームがトラックの中心
からずれないように制御するもので、トラックの中心か
らのずれ、つまりトラッキングエラーを検出し、この検
出信号に基づいてピックアップ全体を動かすことによっ
て、光ビームをディスク半径方向に移動させて、トラッ
キングエラーが零となるように制御する。
【0003】このための従来のトラッキング制御装置
は、本発明の説明図である図5に示すように、ディスク
の情報信号の読み取り用の主ビーム1とトラッキングエ
ラー検出用の第1補助ビーム2と第2補助ビーム3とを
備えており、これら第1補助ビーム2及び第2補助ビー
ム3は、主ビーム1を中心としてピットトラック4に沿
う方向及びこれに直交する方向に関して互いに対称とな
るように光ビームを入射させている。また、これら第1
補助ビーム2及び第2補助ビーム3からの反射光は、図
6に示すように、第1光検出器51と第2光検出器52
とによってそれぞれ検出され、検出された電流信号Ie
及び電流信号If は、各I/V変換器53及びI/V変
換器54により、それぞれ電圧信号Ve 及び電圧信号V
f に変換され、次いで、これら電圧信号Ve 及び電圧信
号Vf は、減算器55によってトラッキングエラー電圧
Ve −Vf となる。
【0004】具体的に説明すると、図5に示す主ビーム
1がピットトラック4の中心に存在するときに、第1光
検出器51の電流信号Ie と第2光検出器52の電流信
号If とが等しくなり、トラッキングエラー電圧Ve −
Vf が零になる。また、主ビーム1がピットトラック4
の中心からずれると、そのずれの大きさに応じて第1光
検出器51の電流信号Ie と第2光検出器52の電流信
号If との間に差を生じてトラッキングエラー電圧Ve
−Vf は零でなくなるようになる。零でなくなったトラ
ッキングエラー電圧Ve −Vf は、スイッチ56を介し
てトラッキング制御回路57に与えられ、これによっ
て、トラッキングエラー電圧Ve −Vf の大きさに応じ
て主ビーム1と第1補助ビーム2及び第2補助ビーム3
とがトラッキングコイル57にてディスクの半径方向に
制御される。
【0005】ところで、上記のトラッキング制御装置に
おいては、ピックアップの主ビーム1と第1補助ビーム
2及び第2補助ビーム3とを分割する回折格子のばらつ
きや第1光検出器51及び第2光検出器52のばらつき
等により主ビーム1がピットトラック4の中央にあって
も、トラッキングエラー電圧Ve −Vf は零でなくなる
場合がある。
【0006】この場合の従来の対処方法としては、信号
Ve 及び信号Vf のバランスをとるために、半固定抵抗
器59を装着し、スイッチ56をOFFの状態でディス
クを回転させ、このときに主ビーム1がピットトラック
4の中央に存在するときは、減算器55の出力である電
圧Ve −Vf が零となるように、製品の検定時等に半固
定抵抗器59を調整している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ディスク再生装置のトラッキング制御装置では、
今日の生産工程の工数増大や各種ディスクの反射光のば
らつき等を考慮すると、主ビーム1がピットトラック4
の中央に位置するときに、トラッキングエラー電圧Ve
−Vf は零とならず、却ってトラッキングサーボの安定
化が困難となるという問題点を有している。すなわち、
一般には、ディスクを起動する度にばらつきが生じるも
のであり、これを半固定抵抗器59によって一律に固定
してしまうと、正規の基準位置、すなわち主ビーム1が
ピットトラック4の中央に存在する位置からの制御がで
きなくなるので、却ってバランス調整が複雑となる。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、回折格子のばらつきや各
ディスク毎の反射光のばらつきを含めて、トラッキング
エラー電圧を常に適正なバランス状態でトラッキングサ
ーボを制御し得る光ディスク再生装置のトラッキング制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
ディスク再生装置のトラッキング制御装置は、上記課題
を解決するために、ディスクに記録されている情報信号
を読み取るための主ビームと、トラッキングエラー検出
に用いる第1補助ビーム及び第2補助ビームと、上記第
1補助ビーム及び第2補助ビームのそれぞれの反射光を
検出する第1光検出器及び第2光検出器と、上記第1光
検出器及び第2光検出器にて発生した各信号を減算する
第1差動増幅器と、第1差動増幅器の出力に基づいてト
ラッキングサーボを駆動させるトラッキング駆動回路と
を備えた光ディスク再生装置のトラッキング制御装置に
おいて、上記第1差動増幅器の出力信号を正側に検波す
る正側検波器と、第1差動増幅器の出力信号を負側に検
波する負側検波器と、これら正側検波器及び負側検波器
の2つの信号を減算する第2差動増幅器と、第2差動増
幅器のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と、上記A/D変換器からのデジタル信号が所定範
囲内か否かを判断する判断手段と、所定の初期データを
記憶する記憶手段と、上記判断手段の判断に基づきA/
D変換器からのデジタル信号が所定範囲内に入るように
記憶手段の初期データを増減して記憶手段に記憶させる
増減制御手段と、記憶手段に記憶された上記増減データ
をアナログ信号に変換するD/A変換器と、上記D/A
変換器でのアナログ変換データに基づき上記第1光検出
器と第2光検出器とのアナログ信号のバランスを調整し
て上記第1差動増幅器に出力するバランス調整手段と、
トラッキングサーボの駆動をON/OFFするスイッチ
と、上記判断手段の判断に基づきA/D変換器からのデ
ジタル信号が所定範囲になったときに上記スイッチをO
NにするON制御手段とが設けられていることを特徴と
している。
【0010】請求項2記載の発明の光ディスク再生装置
のトラッキング制御装置は、上記課題を解決するため
に、請求項1記載の光ディスク再生装置のトラッキング
制御装置において、ディスク回転起動毎に上記記憶手段
への増減データの記憶を実行させる実行制御手段と、上
記初期データを上記所定範囲内の中央値に設定する中央
値設定手段とが設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明の光ディスク再生装置
のトラッキング制御装置は、上記課題を解決するため
に、請求項1記載の光ディスク再生装置のトラッキング
制御装置において、電源投入後の上記初期データを上記
所定範囲内の中央値に設定する投入時中央値設定手段
と、ディスク起動時毎における記憶手段に記憶された上
記増減データを前回のディスク起動時の保持データに設
定する増減データ保持手段とが設けられていることを特
徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、ディスクのトラッキ
ング制御をするときは、まず、スイッチをOFF状態に
してディスクを回転させ、第1補助ビーム及び第2補助
ビームのそれぞれの反射光を検出する第1光検出器及び
第2光検出器にて発生した各信号をバランス調整回路に
入力させる。
【0013】このバランス調整回路には、並行して、記
憶手段に予め設定入力された所定の初期データが、D/
A変換器にてアナログ信号に変換されて入力される。な
お、初期データは、最初はD/A変換器に0Vを与える
ようにしておくことで、第1光検出器及び第2光検出器
にて発生した各信号の大きさに差がないときには、バラ
ンス調整回路は、第1光検出器及び第2光検出器にて発
生した各信号をそのまま第1差動増幅器に出力するの
で、バランスが取れていることになる。
【0014】ここで、例えば、回折格子や各ディスク間
のばらつきにより、第1差動増幅器での出力が0Vでな
い状態が生じる。
【0015】このときには、第1差動増幅器での出力信
号が正側検波器及び負側検波器によって、正側及び負側
の2種類の直流電圧に検波され、その検波された各信号
が第2差動増幅器によって減算され、第1差動増幅器で
のアンバランス分がA/D変換器にてデジタル信号とし
て、判断手段に出力される。
【0016】判断手段は、上記A/D変換器からのデジ
タル信号が所定範囲内か否かを判断する。次いで、増減
制御手段が、上記判断手段の判断に基づきA/D変換器
からのデジタル信号が所定範囲内に入るように記憶手段
の初期データを増減して記憶手段に記憶させる。次い
で、D/A変換器にて、記憶手段に記憶された上記増減
データをアナログ信号に変換し、このD/A変換器での
アナログ変換データに基づき、バランス調整手段が上記
第1光検出器と第2光検出器とのアナログ信号のバラン
スを調整して第1差動増幅器に出力する。
【0017】次いで、再度、第1差動増幅器の出力信号
を正側及び負側の2種類の直流電圧に検波し、第2差動
増幅器、及びA/D変換器を介して判断手段に出力し、
上述の処理にて、A/D変換器からのデジタル信号が所
定範囲内に入るまで繰り返される。
【0018】このような繰り返し処理によって、A/D
変換器からのデジタル信号が所定範囲内に入り、トラッ
キングエラーバランスがとれた状態となる。
【0019】その後、ON制御手段が、上記判断手段の
判断に基づきA/D変換器からのデジタル信号が所定範
囲になったときにスイッチをONにするので、トラッキ
ング駆動回路がONとなり、トラッキングサーボが駆動
制御される。
【0020】この結果、回折格子のばらつきや各ディス
ク毎の反射光のばらつきを含めて、トラッキングエラー
電圧を常に適正なバランス状態にしてトラッキングサー
ボを制御することが可能となる。
【0021】また、請求項2の構成によれば、実行制御
手段が、ディスク回転起動毎に上記記憶手段への増減デ
ータの記憶を実行させるので、環境の変化により、又は
ディスクの種類の変化によっても適正値を得ることが可
能となる。
【0022】また、中央値設定手段は、初期データを上
記所定範囲内の中央値に設定するので、光ピックアップ
のばらつきが零であると想定すると、調整完了時間を最
短にすることが可能となる。
【0023】この結果、トラッキング制御装置の操作性
の向上を図ることが可能となる。
【0024】また、請求項3の構成によれば、投入時中
央値設定手段が、電源投入後の上記初期データを上記所
定範囲内の中央値に設定するので、最初は、光ピックア
ップのばらつきが零であると想定すると、調整完了時間
を最短にすることが可能となる。
【0025】一方、常に初期データを所定範囲内の中央
値に設定すると、光ピックアップのばらつきを吸収する
ための時間が必要となるが、2回目以降は、増減データ
保持手段が、ディスク起動時毎における記憶手段に記憶
された上記増減データを前回のディスク起動時の保持デ
ータに設定するので、環境の変化によるばらつきトラッ
キング補正をする時間が必要となるのみである。したが
って、調整完了までの時間を短縮することができる。
【0026】この結果、トラッキング制御装置の操作性
の向上を図ることが可能となる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0028】本実施例の光ディスク再生装置は、図5に
示すように、図示しないディスクの情報信号の読み取り
用の主ビーム1とトラッキングエラー検出用の第1補助
ビーム2と第2補助ビーム3とを備えており、これら第
1補助ビーム2及び第2補助ビーム3は、主ビーム1を
中心としてピットトラック4に沿う方向及びこれに直交
する方向に関して互いに対称となるように光ビームが入
射されるようになっている。
【0029】また、主ビーム1がピットトラック4の中
心からずれないように制御するためのトラッキング制御
装置は、図1に示すように、第1光検出器5と第2光検
出器6とを有しており、上記第1補助ビーム2及び第2
補助ビーム3からの反射光が第1光検出器5及び第2光
検出器6によってそれぞれ検出されるようになってい
る。
【0030】上記第1光検出器5及び第2光検出器6
は、バランス調整手段としてのバランス調整回路7に接
続されている。このバランス調整回路7は、第1光検出
器5及び第2光検出器6にて検出された電流信号Ie 及
び電流信号If を図示しないそれぞれのI/V変換器に
よって、電圧信号Ve 及び電圧信号Vf に変換すると共
に、この電圧信号Ve に後述するD/A変換器19から
の調整電圧Vc にてバランス調整されるようになってい
る。すなわち、バランス調整回路7は、図2に示すよう
に、2つのFET(Field Effect Transistor )20・
21を有しており、調整電圧Vc が正の電圧であるとき
には、Ve >Vf 、調整電圧Vc が負であればVe <V
f となるようにバランス調整するようになっている。
【0031】上記バランス調整回路7は、第1差動増幅
器8に接続され、また第1差動増幅器8は、図1に示す
ように、スイッチ9を介してトラッキングコイル11を
有するトラッッキング駆動回路10に接続されている。
【0032】上記第1差動増幅器8は、バランス調整回
路7から出力される電圧信号Ve 及び電圧信号Vf の差
を出力するものである。また、トラッッキング駆動回路
10は、トラッキングコイル11に通電することによっ
て、図示しない光ピックアップをトラッキング方向に移
動させることにより主ビーム1、第1補助ビーム2及び
第2補助ビーム3をディスクの半径方向に移動させるも
のである。
【0033】一方、上記の第1差動増幅器8の出力端子
12は、上記第1差動増幅器8の出力信号から正側部分
を検波する正側検波器13及び負側部分を検波する負側
検波器14にそれぞれ接続され、さらに、これら正側検
波器13及び負側検波器14は、第2差動増幅器15、
及びアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器16を介してCPU(Central Processing Unit)17
に接続されている。
【0034】上記CPU17は、A/D変換器16から
のデータ入力に基づき、このデータ入力値が所定範囲内
に存在するか否かの判断をする判断手段としての機能を
有すると共に、上記判断手段の判断に基づきA/D変換
器16のデジタル信号が所定範囲内に入るように後述す
るメモリ18の初期データを増減してメモリ18に記憶
させる増減制御手段としての機能を有している。
【0035】また、CPU17は、判断手段の判断に基
づきA/D変換器16のデジタル信号が所定範囲になっ
たときに上記スイッチ9をONにするON制御手段とし
ての機能を有している。
【0036】さらに、CPU17は、ディスク回転起動
毎にメモリ18への増減データの記憶を実行させる実行
制御手段と、上記初期データを所定範囲内の中央値に設
定する中央値設定手段としての機能を有する一方、電源
投入後の上記初期データを上記所定範囲内の中央値に設
定する投入時中央値設定手段と、ディスク起動時毎にお
けるメモリ18に記憶された上記増減データを前回のデ
ィスク起動時の保持データに設定する増減データ保持手
段としての機能を有している。
【0037】上記のCPU17には、8ビットからなる
データを記憶できる記憶手段としてのメモリ18が接続
されており、このメモリ18には最初に初期データが記
憶されるようになっている。
【0038】さらに、上記CPU17は、D/A変換器
19を介して上記バランス調整回路7に接続されてお
り、CPU17の出力信号はD/A変換器19にてデジ
タル信号がアナログ信号に変換されてバランス調整回路
7に出力されるようになっている。このとき、D/A変
換器19は、CPU17の出力信号が80Hの場合には
調整信号として0Vの調整電圧Vc を出力し、CPU1
7の出力信号が80Hを越える場合には正電圧の調整電
圧Vc を出力し、CPU17の出力信号が80H未満の
場合には負電圧の調整電圧Vc を出力するようになって
いる。
【0039】上記の構成を有する光ディスク再生装置の
トラッキング制御装置のトラッキング制御について、図
3のフローチャートに基づいて説明する。
【0040】まず、図3に示すように、メモリ18にバ
ランスデータとして初期データである80H(Hex表
示値)が書き込まれる(S1)。また、最初はトラッキ
ングサーボを駆動させないので、トラッキング駆動回路
10のスイッチ9をOFFにしておく(S2)。次い
で、ディスクが装着されたか否かを判断した後(S
3)、さらにフォーカスがOKになった後(S4)、ス
ピンドルモータを駆動させることにより、ディスクを回
転させる(S5)。
【0041】これによって、図1及び図2に示すよう
に、第1補助ビーム2及び第2補助ビーム3からの反射
光がそれぞれ第1光検出器5と第2光検出器6とによっ
て検出され、バランス調整回路7にて、以下に述べる電
圧信号Ve と電圧信号Vf とのバランス調整が行われ
る。
【0042】まず最初に、D/A変換器19からの調整
電圧Vc は初期データが0Vとなっているため、第1光
検出器5及び第2光検出器6からの信号がそのまま電圧
信号Ve 及び電圧信号Vf として第1差動増幅器8に出
力される。
【0043】ところで、このとき回折格子のばらつき、
又はディスクでのトラッキングエラーバランスにズレが
あった場合には、電圧信号Ve ≠電圧信号Vf となり、
第1差動増幅器8の出力は、図4(a)(c)に示すよ
うになる。すなわち、電圧信号Ve >電圧信号Vf の場
合は図4(a)に示す出力となり、電圧信号Ve <電圧
信号Vf の場合は図4(c)に示す出力となる。なお、
電圧信号Ve =電圧信号Vf の場合は、図4(b)に示
す出力となる。
【0044】上記第1差動増幅器8のトラッキングエラ
ー電圧Ve −Vf は、正側検波器13及び負側検波器1
4によって、各々正側、負側に検波され、第2差動増幅
器15によって、トラッキングエラーの直流電圧を得
る。例えば、回折格子やディスクのばらつきによる電圧
信号Ve >電圧信号Vf を想定すると、第2差動増幅器
15の出力は正電圧となり、A/D変換器16によるA
/D変換(8ビット)後のデータは80H以上となる。
【0045】ここで、図3のフローチャートに戻ると、
S5の後、CPU17は、A/D変換器16からのデー
タ入力値が70H〜90Hの間にあるか否かを判断する
(S6)。そして、データ入力値が70H〜90Hの間
にある場合には、スイッチ9をONして(S7)、トラ
ッキング駆動回路10によりトラッキングサーボをON
にし、通常再生動作に移行する(S8)。
【0046】一方、データ入力値が70H〜90Hの間
にない場合には、データ入力値が80Hよりも大きいか
否かを判断することにより、電圧信号Ve >電圧信号V
f か電圧信号Ve <電圧信号Vf かを判断する(S
9)。すなわち、データ入力値が80Hよりも大きいと
きには電圧信号Ve >電圧信号Vf となっているので、
CPU17は基準値80Hよりも下降した数値をメモリ
18に書き込み、D/A変換器19に出力する(S1
0)。これによって、D/A変換器19は、負電圧の調
整電圧Vc を出力するので、バランス調整回路7では、
出力電圧Ve が減少し、これによって第1差動増幅器8
のトラッキングエラー電圧Ve −Vf は減少することに
なる。そして、図3のS6に戻ることにより、再度、デ
ータ入力値が70H〜90Hの間にあるか否かの判断が
繰り返される。
【0047】一方、データ入力値が80Hよりも小さい
ときには電圧信号Ve <電圧信号Vf となっているの
で、CPU17はメモリ18のデータ値を上昇させると
共に、D/A変換器19に出力し(S11)、バランス
調整回路7では、出力電圧Veが増加し、これによって
第1差動増幅器8のトラッキングエラー電圧Ve −Vf
は減少することになり、再度S6に戻る。そして、最終
的にCPU17へのデータ入力値が70H〜90H内に
なるまで、すなわちトラッキングエラーバランスが適正
値になるまでチェック動作の繰り返しを行い、これによ
って、常に最適なバランス状態でトラッキングサーボを
行うようにする。
【0048】このように、本実施例の光ディスク再生装
置のトラッキング制御装置は、ディスクのトラッキング
制御をするときは、まず、スイッチ9をOFF状態にし
てディスクを回転させ、第1補助ビーム及び第2補助ビ
ームのそれぞれの反射光を検出する第1光検出器5及び
第2光検出器6にて発生した各信号をバランス調整回路
7に入力させる。
【0049】このバランス調整回路7には、並行して、
メモリ18に予め設定入力された所定の初期データが、
D/A変換器19にてアナログ信号に変換されて入力さ
れる。なお、初期データは、最初はD/A変換器18に
0Vを与えるようにしておくことで、第1光検出器5及
び第2光検出器6にて発生した各信号の大きさに差がな
いときには、バランス調整回路7は、第1光検出器5及
び第2光検出器6にて発生した各信号をそのまま第1差
動増幅器8に出力するので、バランスが取れていること
になる。
【0050】ここで、例えば、回折格子や各ディスク間
のばらつきにより、第1差動増幅器8での出力が0Vで
ないことが生じる。
【0051】このときには、第1差動増幅器8での出力
信号が正側検波器13及び負側検波器14によって、正
側及び負側の2種類の直流電圧に検波され、その検波さ
れた各信号が第2差動増幅器15によって減算され、第
1差動増幅器8でのアンバランス分がA/D変換器16
にてデジタル信号として、判断手段としてのCPU17
に出力される。
【0052】CPU17は、上記A/D変換器16から
のデジタル信号が所定範囲内か否かを判断する。次い
で、増減制御手段としてのCPU17が、上記判断手段
としてのCPU17の判断に基づきA/D変換器16か
らのデジタル信号が所定範囲内に入るようにメモリ18
の初期データを増減してメモリ18に記憶させる。次い
で、D/A変換器19にて、メモリ18に記憶された上
記増減データをアナログ信号に変換し、このD/A変換
器19でのアナログ変換データに基づき、バランス調整
回路7が上記第1光検出器5と第2光検出器6とのアナ
ログ信号のバランスを調整して第1差動増幅器8に出力
する。
【0053】次いで、再度、第1差動増幅器8の出力信
号を正側及び負側の2種類の直流電圧に検波し、第2差
動増幅器15、及びA/D変換器16を介してCPU1
7に出力し、上述の同様の処理にて、A/D変換器16
からのデジタル信号が所定範囲内に入るまで繰り返され
る。
【0054】このような繰り返し処理によって、A/D
変換器16からのデジタル信号が所定範囲内に入り、ト
ラッキングエラーバランスがとれた状態となる。
【0055】その後、ON制御手段としてのCPU17
が、上記判断手段としてのCPU17の判断に基づきA
/D変換器16からのデジタル信号が所定範囲になった
ときにスイッチ9をONにするので、トラッキング駆動
回路10がONとなり、トラッキングサーボが駆動制御
される。
【0056】この結果、回折格子のばらつきや各ディス
ク毎の反射光のばらつきを含めて、トラッキングエラー
電圧を常に適正なバランス状態にしてトラッキングサー
ボを制御することが可能となる。
【0057】また、本実施例の光ディスク再生装置のト
ラッキング制御装置は、実行制御手段としてのCPU1
7が、ディスク回転起動毎にメモリ18への増減データ
の記憶を実行させるので、環境の変化により、又はディ
スクの種類の変化によっても適正値を得ることが可能と
なる。
【0058】さらに、中央値設定手段としてのCPU1
7が、初期データを上記所定範囲内(70H〜90H)
の中央値(80H)に設定するので、光ピックアップの
ばらつきが零であると想定すると、調整完了時間を最短
にすることが可能となる。この結果、トラッキング制御
装置の操作性の向上を図ることが可能となる。
【0059】また、本実施例の光ディスク再生装置のト
ラッキング制御装置は、投入時中央値設定手段としての
CPU17が、電源投入後の上記初期データを上記所定
範囲内の中央値に設定するので、最初は、光ピックアッ
プのばらつきが零であると想定すると、調整完了時間を
最短にすることが可能となる。
【0060】一方、常に初期データを所定範囲内の中央
値に設定すると、光ピックアップのばらつきを吸収する
ための時間が必要となるが、2回目以降は、増減データ
保持手段としてのCPU17が、ディスク起動時毎にお
けるメモリ18に記憶された上記増減データを前回のデ
ィスク起動時の保持データに設定するので、環境の変化
によるばらつきトラッキング補正をする時間が必要とな
るのみである。したがって、調整完了までの時間を短縮
することができる。この結果、トラッキング制御装置の
操作性の向上を図ることが可能となる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明の光ディスク再生装置の
トラッキング制御装置は、以上のように、第1差動増幅
器の出力信号を正側に検波する正側検波器と、第1差動
増幅器の出力信号を負側に検波する負側検波器と、これ
ら正側検波器及び負側検波器の2つの信号を減算する第
2差動増幅器と、第2差動増幅器のアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器と、上記A/D変換器
からのデジタル信号が所定範囲内か否かを判断する判断
手段と、所定の初期データを記憶する記憶手段と、上記
判断手段の判断に基づきA/D変換器からのデジタル信
号が所定範囲内に入るように記憶手段の初期データを増
減して記憶手段に記憶させる増減制御手段と、記憶手段
に記憶された上記増減データをアナログ信号に変換する
D/A変換器と、上記D/A変換器でのアナログ変換デ
ータに基づき上記第1光検出器と第2光検出器とのアナ
ログ信号のバランスを調整して上記第1差動増幅器に出
力するバランス調整手段と、トラッキングサーボの駆動
をON/OFFするスイッチと、上記判断手段の判断に
基づきA/D変換器からのデジタル信号が所定範囲にな
ったときに上記スイッチをONにするON制御手段とが
設けられている構成である。
【0062】これにより、ディスクのトラッキング制御
をするときにおいて、回折格子や各ディスク間のばらつ
きにより、第1差動増幅器での出力が0Vでない状態が
生じた場合には、まず、スイッチをOFF状態にしてデ
ィスクを回転させる。次いで、第1差動増幅器の出力信
号を正側及び負側の2種類の直流電圧に検波し、第2差
動増幅器、及びA/D変換器を介して判断手段に出力
し、D/A変換器を介してバランス調整手段にフィード
バックする。そして、A/D変換器からのデジタル信号
が所定範囲内に入るまでの処理を繰り返す。このような
繰り返し処理によって、A/D変換器からのデジタル信
号が所定範囲内に入り、トラッキングエラーバランスが
とれた状態となる。その後、ON制御手段が、上記判断
手段の判断に基づきA/D変換器からのデジタル信号が
所定範囲になったときにスイッチをONにするので、ト
ラッキング駆動回路がONとなり、トラッキングサーボ
が駆動制御される。
【0063】この結果、回折格子のばらつきや各ディス
ク毎の反射光のばらつきを含めて、トラッキングエラー
電圧を常に適正なバランス状態にしてトラッキングサー
ボを制御することが可能となるという効果を奏する。
【0064】請求項2の発明の光ディスク再生装置のト
ラッキング制御装置は、以上のように、請求項1の発明
の光ディスク再生装置のトラッキング制御装置におい
て、ディスク回転起動毎に上記記憶手段への増減データ
の記憶を実行させる実行制御手段と、上記初期データを
上記所定範囲内の中央値に設定する中央値設定手段とが
設けられている構成である。
【0065】これにより、実行制御手段が、ディスク回
転起動毎に上記記憶手段への増減データの記憶を実行さ
せるので、環境の変化により、又はディスクの種類の変
化によっても適正値を得ることが可能となる。
【0066】また、中央値設定手段は、初期データを上
記所定範囲内の中央値に設定するので、光ピックアップ
のばらつきが零であると想定すると、調整完了時間を最
短にすることが可能となる。
【0067】この結果、トラッキング制御装置の操作性
の向上を図ることが可能となるという効果を奏する。
【0068】請求項3の発明の光ディスク再生装置のト
ラッキング制御装置は、以上のように、請求項1の発明
の光ディスク再生装置のトラッキング制御装置におい
て、電源投入後の上記初期データを上記所定範囲内の中
央値に設定する投入時中央値設定手段と、ディスク起動
時毎における記憶手段に記憶された上記増減データを前
回のディスク起動時の保持データに設定する増減データ
保持手段とが設けられている構成である。
【0069】これにより、投入時中央値設定手段が、電
源投入後の上記初期データを上記所定範囲内の中央値に
設定するので、最初は、光ピックアップのばらつきが零
であると想定すると、調整完了時間を最短にすることが
可能となる。
【0070】一方、常に初期データを所定範囲内の中央
値に設定すると、光ピックアップのばらつきを吸収する
ための時間が必要となるが、2回目以降は、増減データ
保持手段が、ディスク起動時毎における記憶手段に記憶
された上記増減データを前回のディスク起動時の保持デ
ータに設定するので、環境の変化によるばらつきトラッ
キング補正をする時間が必要となるのみである。したが
って、調整完了までの時間を短縮することができる。
【0071】この結果、トラッキング制御装置の操作性
の向上を図ることが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ディスク再生装置
のトラッキング制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記トラッキング制御装置のバランス調整回路
の構成を示す回路図である。
【図3】上記トラッキング制御装置におけるバランス調
整の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】上記トラッキング制御装置における第1差動増
幅器の出力信号を示す波形図であり、(a)はVe >V
f 、(b)はVe =Vf 、(c)はVe <Vf の状態を
示すものである。
【図5】上記光ディスク再生装置における主ビームと補
助ビームとの位置関係を示す平面図である。
【図6】従来例を示すものであり、光ディスク再生装置
のトラッキング制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 主ビーム 2・3 補助ビーム 4 ピットトラック 5 第1光検出器 6 第2光検出器 7 バランス調整回路(バランス調整手段) 8 第1差動増幅器 9 スイッチ 10 トラッキング駆動回路 13 正側検波器 14 負側検波器 15 第2差動増幅器 16 A/D変換器 17 CPU(判断手段、増減制御手段、ON制御手
段、実行制御手段、中央値設定手段、投入時中央値設定
手段、増減データ保持手段) 18 メモリ(記憶手段) 19 D/A変換器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに記録されている情報信号を読み
    取るための主ビームと、トラッキングエラー検出に用い
    る第1補助ビーム及び第2補助ビームと、上記第1補助
    ビーム及び第2補助ビームのそれぞれの反射光を検出す
    る第1光検出器及び第2光検出器と、上記第1光検出器
    及び第2光検出器にて発生した各信号を減算する第1差
    動増幅器と、第1差動増幅器の出力に基づいてトラッキ
    ングサーボを駆動させるトラッキング駆動回路とを備え
    た光ディスク再生装置のトラッキング制御装置におい
    て、 上記第1差動増幅器の出力信号を正側に検波する正側検
    波器と、第1差動増幅器の出力信号を負側に検波する負
    側検波器と、これら正側検波器及び負側検波器の2つの
    信号を減算する第2差動増幅器と、第2差動増幅器のア
    ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    上記A/D変換器からのデジタル信号が所定範囲内か否
    かを判断する判断手段と、所定の初期データを記憶する
    記憶手段と、上記判断手段の判断に基づきA/D変換器
    からのデジタル信号が所定範囲内に入るように記憶手段
    の初期データを増減して記憶手段に記憶させる増減制御
    手段と、記憶手段に記憶された上記増減データをアナロ
    グ信号に変換するD/A変換器と、上記D/A変換器で
    のアナログ変換データに基づき上記第1光検出器と第2
    光検出器とのアナログ信号のバランスを調整して上記第
    1差動増幅器に出力するバランス調整手段と、トラッキ
    ングサーボの駆動をON/OFFするスイッチと、上記
    判断手段の判断に基づきA/D変換器からのデジタル信
    号が所定範囲になったときに上記スイッチをONにする
    ON制御手段とが設けられていることを特徴とする光デ
    ィスク再生装置のトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】ディスク回転起動毎に上記記憶手段への増
    減データの記憶を実行させる実行制御手段と、上記初期
    データを上記所定範囲内の中央値に設定する中央値設定
    手段とが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク再生装置のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】電源投入後の上記初期データを上記所定範
    囲内の中央値に設定する投入時中央値設定手段と、ディ
    スク起動時毎における記憶手段に記憶された上記増減デ
    ータを前回のディスク起動時の保持データに設定する増
    減データ保持手段とが設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク再生装置のトラッキング制御
    装置。
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