JPH0630995U - ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構 - Google Patents

ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構

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Publication number
JPH0630995U
JPH0630995U JP073569U JP7356992U JPH0630995U JP H0630995 U JPH0630995 U JP H0630995U JP 073569 U JP073569 U JP 073569U JP 7356992 U JP7356992 U JP 7356992U JP H0630995 U JPH0630995 U JP H0630995U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
headphone stereo
lock
torsion spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP073569U
Other languages
English (en)
Inventor
克彦 野崎
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP073569U priority Critical patent/JPH0630995U/ja
Publication of JPH0630995U publication Critical patent/JPH0630995U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を増やすことなく簡単な構成によっ
て、例えばヘッドフォンステレオ等の蓋のロックを確実
にする。 【構成】本体2に設けられ、開閉自在な蓋1に設けられ
た軸4を係入するための軸孔を横長形状としているの
で、本体2と蓋1との間に配されたトーションバネ3の
矢印A方向の付勢力によって、蓋1に設けられたロック
部7が本体2に設けられたロック片8に押圧されて蓋1
が本体2に確実にロックされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ヘッドフォンステレオ等に用いて好適な蓋の取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトで軽量であることが要求されるヘッドフォンステレオ等においては 、蓋の開閉機構にも簡略な構成が用いられている。
【0003】 図4はこのようなヘッドフォンステレオ等の蓋の取付機構の一例を示している 。同図において蓋1の後端部にはこの蓋の長手方向と平行な支軸4が一体的に設 けられ、この支軸4が本体側面に設けられた軸孔5に係入されて、蓋1が所定の 角度だけ開閉自在に取り付けられている。
【0004】 蓋1と本体2との間には、トーションバネ3が配されており、このバネの付勢 力によって蓋の開状態及び閉状態が維持される。
【0005】 このバネ3は、掛止片6に設けられた掛止部aが、支軸4と本体側面に設けら れた掛止部bとを結ぶ線Lより上側に位置するときにはトーションバネ3の付勢 力は蓋1を開く方向に作用して、この線Lより下側に位置するときには蓋を閉じ る方向に作用する。
【0006】 またトーションバネ3は構造を簡略化するために蓋1の片側だけに取り付けら れている。
【0007】
【考案が解決しようとしている課題】
上述の蓋の取付機構においては、蓋1のねじれや寸法のばらつき等によって、 蓋1と本体との間に隙間が出来てしまうことがあった。さらに、トーションバネ の付勢力は蓋を閉じる方向に作用するとともに、この蓋1を後ろ方向(矢印A方 向)に押し下げる方向にも作用しているが、支軸4が軸孔5内でほぼ固定された 状態となっているのでこの後ろ方向への力が活かされておらず、この力が無駄に なっていた。
【0008】 また、トーションバネ3の付勢力はそれほど強いものではないため、携帯時や 使用時等に蓋が開いてしまうことがあった。
【0009】 この解決策としては例えばトーションバネ3の付勢力を強化するといったこと が考えられるが、それにともない係止片6や掛止部a、bも強化せねばならず、 重量の増加や、コストアップを招く原因となる。
【0010】 そこで、この考案は、上述の課題を解決したものであり、簡単な構成によって 蓋と本体との間に隙間が出来ないようにするとともに蓋の閉状態を確実にロック するようにしたヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、この考案においては、ヘッドフォンステレオ等 の蓋を開閉自在に装着する蓋取付機構であって、上記ヘッドフォンステレオ本体 の側面部後端寄りに設けられた横長形状の軸孔と、上記蓋と一体的に設けられこ の蓋を回動自在にするとともに上記本体の長手方向に前記蓋をスライド自在にす るため前記軸孔に係入する支軸と、上記ヘッドフォンステレオ本体の前方側に設 けられたロック部と、上記蓋に設けられ前記ロック部と係合するロック片と、上 記ヘッドフォンステレオ本体と上記蓋との間に配されたバネによって構成するよ うにしたので、上蓋と本体の間に隙間を生じることなく蓋を閉じることが出来る ものである。
【0012】
【作用】
本体に設けられた軸孔を横長にしているので、蓋を閉じたときに軸を後ろに押 圧する方向に作用するトーションバネの付勢力が利用でき、蓋をさらに閉じる方 向に押圧し、本体のロック片に蓋のロック部が押し付けられて、蓋の閉状態を隙 間を生じずに確実にロックすることが出来る。
【0013】
【実施例】
以下、図を用いてこの考案の実施例をヘッドフォンステレオに適用した場合に ついて説明する。
【0014】 尚、図面において従来と対応するものには、同一の番号を付してある。
【0015】 図1は、本考案の一実施例を示す蓋の取付機構の開状態を示す図である。
【0016】 1は蓋であり、右側面の図でみて下側には蓋1を本体2に開閉自在に取り付け るための支軸4が一体的に設けられている。支軸4の近傍には、トーションバネ 3を係止するための掛止部aが設けられた掛止片6が上蓋1に一体的に設けられ ている。
【0017】 本体2の後端には上蓋1の支軸4が挿入する軸孔5が設けられており、この軸 孔5は本体2の側面に対して横長形状になされている。
【0018】 軸孔5の近傍にはトーションバネ3を係止するための掛止部bが設けられ、掛 止部aとこの掛止部bにトーションバネ3が掛止されている。
【0019】 トーションバネ3の付勢力については、前述したものと同様であるのでここで は省略する。
【0020】 尚、図示しないが上蓋1の左側面には、右側面に設けられた支軸の位置と対応 する位置で、本体2に蓋1が開閉自在になるようにねじ止めされている。
【0021】 蓋1と本体2にはの図3に示す様に、正面から見て中央よりも左側寄りにロッ ク機構9が設けられている。このロック機構は、蓋1に設けられた略半球形状の ロック部7と、これと対応して本体2に設けられたロック部7と係合可能なロッ ク片8とからなっており、蓋1の閉蓋時にはロック部7とロック片8が係合して 、蓋1の本体2に対する閉蓋状態がロックされる。
【0022】 次に蓋1の開閉について説明する。
【0023】 図1に示すように開状態ではトーションバネ3の付勢力が蓋を開ける方向に作 用するので、支軸4は軸孔5の図でみて後端に位置してその開状態が保持される 。
【0024】 開状態から閉状態にするときには、蓋1を反時計回り方向に回動させると、軸 孔5が横長形状となっているので、蓋1のロック部7は本体2のロック片8のテ ーパ部の作用により蓋1ごと矢印Aと逆方向に移動されて、ロック部7がテーパ 部に乗り上げてこれを乗り越すと、再びトーションバネ3付勢力により蓋1が矢 印A方向に付勢されて図3の実線のようにロック部7とロック片8が係合されて 図2に示すようにロック部7がロック片8にロックされて蓋1の本体2に対する 閉状態が保持される。
【0025】 このとき蓋1はトーションバネ3の付勢力により矢印A方向に押圧され続ける ため、ロック部7はロック片8に押圧されて、蓋1は本体2に確実にロックされ る。
【0026】 閉状態から開状態にするには、図3の2点鎖線に示す様に、上述した蓋1と本 体2とのねじ止め部を軸として、トーションバネ3の付勢力に抗して蓋1を矢印 Aと逆の方向に押圧して支軸4を図で見て前方に移動させながら蓋1を開方向に 開ければよい。
【0027】 尚、本実施例においては蓋2のロック機構9は、略半球形のロック部7とこの ロック部7と係合可能なロック片8とから構成されているが、ロック機構は上蓋 1を本体2にロック可能な構成であればよく、これに限定されない。
【0028】 また、本実施例のロック機構は正面からみて中央よりも左側寄りに設けられて いるが、この位置はロックとロック解除が可能な位置ならばどこでもよく、実施 例に限定されない。
【0029】 さらに、本実施例においては蓋取付機構をヘッドフォンステレオに適用した例 を示したが、軸を中心として開閉される蓋を有するようなものであればどのよう な機器にも適用でき、本実施例に限定されない。
【0030】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、本体2に設けられた軸孔5を横長にしている ので、蓋1を閉じたときに軸4を後ろに押圧する方向に作用するトーションバネ 3の付勢力が利用でき、蓋1をさらに閉じる方向に押圧し、本体2のロック片8 に蓋のロック部7が押し付けられて、蓋2の閉状態を確実にロックすることが出 来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例を示す蓋の取付機構の開状態を示
す側面図
【図2】本考案の一例を示す蓋の取付機構の閉状態を示
す側面図
【図3】本考案の開蓋動作を示す斜視図
【図4】従来の蓋取付機構の閉状態を示す側面図
【符号の説明】
1 蓋 2 本体 3 トーションバネ 4 支軸 5 軸孔 9 ロック機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドフォンステレオ等の蓋を開閉自在
    に装着する蓋取付機構であって、上記ヘッドフォンステ
    レオ本体の側面部後端寄りに設けられた横長形状の軸孔
    と、上記蓋と一体的に設けられこの蓋を回動自在にする
    とともに上記本体の横手方向に前記蓋をスライド自在に
    するため前記軸孔に係入する支軸と、上記ヘッドフォン
    ステレオ本体の前方側に設けられたロック部と、上記蓋
    に設けられ前記ロック部と係合するロック片と、上記ヘ
    ッドフォンステレオ本体と上記蓋との間に配されたバネ
    とによって構成するようにしたことを特徴とするヘッド
    フォンステレオ等の蓋取付機構。
JP073569U 1992-09-29 1992-09-29 ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構 Pending JPH0630995U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP073569U JPH0630995U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP073569U JPH0630995U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630995U true JPH0630995U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13522043

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP073569U Pending JPH0630995U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 ヘッドフォンステレオ等の蓋取付機構

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JP (1) JPH0630995U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10655952B2 (en) 2016-06-14 2020-05-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Visualizer, measurement system, and measurement method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139289A (ja) * 1984-07-27 1986-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd カセツト蓋開閉装置

Patent Citations (1)

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