JPH0630969U - 記録媒体用カートリッジ及びカートリッジホルダ - Google Patents
記録媒体用カートリッジ及びカートリッジホルダInfo
- Publication number
- JPH0630969U JPH0630969U JP7253392U JP7253392U JPH0630969U JP H0630969 U JPH0630969 U JP H0630969U JP 7253392 U JP7253392 U JP 7253392U JP 7253392 U JP7253392 U JP 7253392U JP H0630969 U JPH0630969 U JP H0630969U
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- shutter
- cartridge holder
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- hole
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- Pending
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 カートリッジの挿入方向に沿って、カートリ
ッジの凹部を抑える第1のばね凸部23、シャッタロッ
ク爪を開放するロック爪開放片30及びシャッタの側面
の通孔に進入してシャッタを抑える第2のばね凸部24
を一体曲げ成形してなるカートリッジホルダ20。 【効果】 カートリッジホルダは、部品数を増すことな
くカートリッジを抑えることができる。
ッジの凹部を抑える第1のばね凸部23、シャッタロッ
ク爪を開放するロック爪開放片30及びシャッタの側面
の通孔に進入してシャッタを抑える第2のばね凸部24
を一体曲げ成形してなるカートリッジホルダ20。 【効果】 カートリッジホルダは、部品数を増すことな
くカートリッジを抑えることができる。
Description
【0001】
本考案は光磁気記録再生装置に好適な記録媒体用カートリッジ及びカートリッ ジホルダに関する。
【0002】
近年、光磁気記録再生装置が注目されている。コンパクトディスクに代表され る再生専用装置に対して、ユーザサイドでの記録を可能にしたからである。
【0003】 図7は光磁気記録再生装置の要部の原理図であり、スピンドルモータ100で 回転されるディスク101の上方に磁気ヘッド102を配置し、ディスク101 の下方に光ピックアップ103を配置し、磁気ヘッド102に光ピックアップ1 03を対向させつつそれらをディスク101の面に沿って移動する。ヘッド駆動 装置104や送りモータ105はその為の移動手段である。
【0004】 ディスク101に記録する場合は、ディスク101の下面に光ピックアップ1 03で強めのレーザビームを照射してディスクを局部的にキューリ温度まで上げ て、前の古い磁気記録を消失させる。磁気記録を消した上に磁気ヘッド102で 新しく信号を記録する。 ディスク101を再生するには、光ピックアップ103からディスク101に 弱いレーザビームを当てる。その反射光は磁気記録のN極もしくはS極に対応し て発生する戻り光の偏光面の回転作用(カー効果と呼ばれている。)で「0」と 「1」に識別される。よって、ディスク101の再生が可能となる。
【0005】 図8は光磁気ディスクの分解斜視図であり、ディスク101はプラスチックの 上ハーフ110と下ハーフ111とからなるカートリッジに回転自在に収納され る。上ハーフ110には磁気ヘッド102を臨ませるための窓部110aがあけ られ、下ハーフ111には光ピックアップ103を臨ませるための窓部111a が各々開けられている。これら窓部110a,111aはシャッタ113で必要 なとき以外は閉じられている。 ただし、図8から明らかなようにシャッタ113にはスプリング等の手段が付 されていないので、シャッタ113は比較的容易に移動し、例えば開放中に振動 を受けると閉方向に移動する等の恐れがある。
【0006】 図9は従来の光磁気記録再生装置の側面図であり、本体シャシ120に揺動自 在に係止されたカートリッジホルダ121に、矢印の如くカートリッジ122 を挿入し、カバー123を押し下げることでカートリッジ122を本体シャシ側 のスピンドルモータ124に臨ませ、且つ磁気ヘッド125を所定位置にセット する。 カートリッジホルダ121はカートリッジ122を保持するために、板ばね1 26にてカートリッジ122を上から抑える構造のものが多い。
【0007】
上記したとおり、従来のカートリッジにおいてはシャッタが簡単に開閉するの で、未使用中に外力を受けてシャッタが開いてしまい内部にゴミが入るまたは使 用中に振動を受けてシャッタが閉じる恐れがあり、何らかのロック手段を講じる 必要がある。
【0008】 また、カートリッジホルダにカートリッジを抑えるための板ばねをビス止めす ると部品点数が増し、重量増加にもなる。
【0009】 そこで、本考案の目的はカートリッジにおいてはシャッタの開放位置及び閉止 位置でのロックが可能な構造とし、また、カートリッジホルダにおいては部品数 を増すことなくカートリッジを抑え得る構造とすることにある。
【0010】
上記目的を達成するために本考案は、カートリッジの筺体の側面前部にカート リッジホルダで抑えられる凹部を形成し、筺体内部にシャッタに向って出没する シャッタロック爪を配置し、またシャッタは筺体の上面、側面、下面に倣ったコ 字断面とし、シャッタ側面にシャッタロック爪が係合する第1の通孔とカートリ ッジホルダで抑えられる第2の通孔とを開けたことを特徴とする。
【0011】 また、カートリッジホルダには、カートリッジの挿入方向に沿って、カートリ ッジの凹部を抑える第1のばね凸部、シャッタロック爪を開放するロック爪開放 片及びシャッタの側面の通孔に進入してシャッタを抑える第2のばね凸部を一体 曲げ成形する。
【0012】
閉止位置でシャッタはシャッタロック爪でロックされ、振動等によるシャッタ 開放を防止できる。 カートリッジホルダにカートリッジを挿入すると、ロック爪開放片がシャッタ ロック爪を開放し、ばね凸部がシャッタの第2の通孔に係合してシャッタを開放 するとともに、開放位置でシャッタをロックする。ディスクの記録再生中にシャ ッタが閉方向に移動する恐れはない。
【0013】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。 図1は本考案に係るカートリッジの下半部平面図であり、カートリッジ1を構 成する筺体2の半体3Bには窓部4が開けられ、想像線で示したディスク5に干 渉しない位置にシャッタロック爪6が配置されている。 シャッタロック爪6は先端に爪部7を有し、その爪部7は後述するシャッタの 第1の通孔(12)に進入する。さらに、シャッタロック爪6はピン8で揺動自 在に止められ、且つばね9で常に引かれて図時計方向に回転力が作用している。 窓部4を閉じているシャッタ10については次に説明する。
【0014】 図2は本考案に係るカートリッジの斜視図であり、図1の半体3Bに上から別 の半体3Aを被せて、筺体2を完成したものである。 前記シャッタ10は筺体2の上面、側面、下面に倣ったコ字断面を呈し、シャ ッタ側面11に、前記シャッタロック爪6の爪部7が係合する第1の通孔12と カートリッジホルダで抑えられる第2の通孔13とが開けられていることを特徴 とする。 さらに、筺体2の一側面前部にカートリッジホルダで抑えられる凹部15が形 成されている。
【0015】 図3は本考案に係るカートリッジホルダの平面図であり、カートリッジホルダ 20はステンレス等の鋼板またはアルミニウム板等の金属板薄板をプレスにて剪 断及び曲げ加工、即ち縁切り、開口21,22の打ち抜き形成及び第1のばね凸 部23,第2のばね凸部24,第3のばね凸部25の曲げ形成をなす。次に左右 縁をベース面26に対して90°上に折り曲げて左・右の側壁27,28を形成 し、さらに内方へ90°折り曲げて左の側壁27側に前から後に小片29、ロッ ク爪開放片30、ガイド片31を形成し、また右の側壁側に小片32,33、ガ イド片34を形成する。 なお、上記第1のばね凸部23,第2のばね凸部24,第3のばね凸部25は 薄い板を湾曲成形したところの弾性変形に富む「ばね」である。
【0016】 ただし、ガイド片31,34は当該カートリッジ1の厚さに相当する距離だけ ベース面26から離れているが、他の小片29,32,33、ロック爪開放片3 0はカートリッジ1の厚さの1/2に相当する距離だけベース面26から離れた 位置で各々折り曲げられている。カートリッジ1の厚さの1/2の位置で折り曲 げられた小片29等は図2に示す溝16に嵌合する。
【0017】 以上の構成からなるカートリッジ及びカートリッジホルダの作用を次に述べる 。 図4〜図6は本考案のカートリッジ及びカートリッジホルダの作用説明図であ り、図4はカートリッジ1の約50%を矢印の通りにカートリッジホルダ20 に挿入した状態を示す。この段階では、シャッタ10は閉止位置にあり、このシ ャッタ10はシャッタロック爪6でロックされている(図1も参照)。
【0018】 図5はカートリッジ1の約75%が挿入された状態を示し、シャッタロック爪 6はロック爪開放片30で押されて、反時計方向に回転し、結果、爪部7がシャ ッタ10の第1の通孔12から外れる。その後にシャッタ10の第2の通孔13 にカートリッジホルダ20の第2のばね凸部24が係合する。
【0019】 図6はカートリッジ1の約100%が挿入された状態を示し、シャッタ10は 第2のばね凸部24で引続き抑えられ開放位置に至る。即ち、この第2のばね凸 部24でシャッタ10はロックされている。 更に、カートリッジ1の前部は左の第1のばね凸部23と右の第3のばね凸部 25とで挟持され、特に左の第1のばね凸部23はカートリッジ側部に設けられ た凹部15に進入することでカートリッジ1をロックする。従ってカートリッジ 1の記録及び再生は良好な状態でなされる。
【0020】 尚、本実施例のカートリッジホルダ20は図3のものを裏返して使用してもよ く、また縦向きとすることもでき、要はカートリッジホルダ20の取付け姿勢は 任意である。
【0021】
以上に述べたとおり本考案のカートリッジは、シャッタロック爪を備え、シャ ッタにシャッタロック爪に対応する第1の通孔を開けたので、閉止位置でシャッ タはシャッタロック爪でロックされ、振動等によるシャッタ開放を防止できる。
【0022】 また、本考案のカートリッジホルダは、カートリッジの凹部を抑える第1のば ね凸部、シャッタロック爪を開放するロック爪開放片及びシャッタの側面の通孔 に進入してシャッタを抑える第2のばね凸部が形成されているので、カートリッ ジホルダにカートリッジを挿入すると、ロック爪開放片がシャッタロック爪を開 放し、第2のばね凸部がシャッタの第2の通孔に係合してシャッタを開放すると ともに、開放位置でシャッタをロックする。ディスクの記録再生中にシャッタが 閉方向に移動する恐れはない。 上記第1・2のばね凸部およびロック爪開放片はカートリッジホルダに一体曲 げ成形されているので部品数は最少となる。
【0023】 従って本考案によれば、カートリッジにおいてはシャッタの開放位置及び閉止 位置でのロックが可能となり、また、カートリッジホルダにおいては部品数を増 すことなくカートリッジを抑え得る構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカートリッジの下半部平面図
【図2】本考案に係るカートリッジの斜視図
【図3】本考案に係るカートリッジホルダの平面図
【図4】本考案のカートリッジ及びカートリッジホルダ
の作用説明図
の作用説明図
【図5】本考案のカートリッジ及びカートリッジホルダ
の作用説明図
の作用説明図
【図6】本考案のカートリッジ及びカートリッジホルダ
の作用説明図
の作用説明図
【図7】光磁気記録再生装置の要部の原理図
【図8】光磁気ディスクの分解斜視図
【図9】従来の光磁気記録再生装置の側面図
1…カートリッジ、2…筺体、4…窓部、5…ディス
ク、6…シャッタロック爪、10…シャッタ、11…シ
ャッタ側面、12…第1の通孔、13…第2の通孔、1
5…凹部、20…カートリッジホルダ、23…第1のば
ね凸部、24…第2のばね凸部、27…側壁、30…ロ
ック爪開放片。
ク、6…シャッタロック爪、10…シャッタ、11…シ
ャッタ側面、12…第1の通孔、13…第2の通孔、1
5…凹部、20…カートリッジホルダ、23…第1のば
ね凸部、24…第2のばね凸部、27…側壁、30…ロ
ック爪開放片。
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体を保護する筺体に窓部を開け、
この窓部にシャッタを備え、このシャッタには閉方向へ
弾発するばねを付設していないカートリッジにおいて、
前記筺体は側面前部にカートリッジホルダで抑えられる
凹部が形成され、筺体内部にシャッタに向って出没する
シャッタロック爪が配置され、また前記シャッタは筺体
の上面、側面、下面に倣ったコ字断面を呈し、シャッタ
側面に、前記シャッタロック爪が係合する第1の通孔と
カートリッジホルダで抑えられる第2の通孔とが開けら
れていることを特徴とする記録媒体用カートリッジ。 - 【請求項2】 挿入された記録媒体用カートリッジを保
持するカートリッジホルダにおいて、カートリッジホル
ダには、カートリッジの挿入方向に沿って、カートリッ
ジの凹部を抑える第1のばね凸部、シャッタロック爪を
開放するロック爪開放片及びシャッタの側面の通孔に進
入してシャッタを抑える第2のばね凸部が一体曲げ成形
されていることを特徴としたカートリッジホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253392U JPH0630969U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 記録媒体用カートリッジ及びカートリッジホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253392U JPH0630969U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 記録媒体用カートリッジ及びカートリッジホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630969U true JPH0630969U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13492086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7253392U Pending JPH0630969U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 記録媒体用カートリッジ及びカートリッジホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630969U (ja) |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP7253392U patent/JPH0630969U/ja active Pending
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